JPH10323291A - 電気式業務用フライヤー - Google Patents

電気式業務用フライヤー

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Publication number
JPH10323291A
JPH10323291A JP13630497A JP13630497A JPH10323291A JP H10323291 A JPH10323291 A JP H10323291A JP 13630497 A JP13630497 A JP 13630497A JP 13630497 A JP13630497 A JP 13630497A JP H10323291 A JPH10323291 A JP H10323291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
temperature sensor
heater
amount
microcomputer
Prior art date
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Pending
Application number
JP13630497A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Oshima
信夫 大島
Yoshio Kaneko
精夫 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性の向上した製品を得る。 【解決手段】 油槽1内の異なる位置に2つの温度セン
サー6、7を設け、2つの温度センサーの検出温度を、
製品全体を制御するマイクロコンピューターに入力し、
その温度差により油量を判断し適正油量以下は通電を停
止させるプログラムとした電気式業務用フライヤー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気式業務用フラ
イヤーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気式業務用フライヤーでは、予
め設定された油温になるよう油槽内に設けた温度センサ
ーにより油温制御を行い、異常時には油温が油発火温度
に至る前に通電を停止させ安全性を確保していた。また
油槽内の適正油量は油槽内の目印等により使用者が目視
により判断し油槽内への油の供給量を決定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では以下の
問題が生じる。
【0004】目視による油量判断では、使用者の不注意
により適正油量以下でも誤ってそのまま通電する可能性
がある。
【0005】油槽内に設けた温度センサーの位置より下
に油がある場合、油温度が正確に検出できず油温が油発
火温度に達しても通電を停止させられず危険な状態に陥
る可能性がある。
【0006】油槽内の加熱ヒーターが完全に油没してい
ない場合、油没していない加熱ヒーター部分が異常加熱
し危険な状態に陥る可能性がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、油槽内に2つ以上の温度センサーを
設け、これをマイクロコンピューターで制御し油槽内の
油量を判断するようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、加熱ヒーターの上部よ
り上の位置と油槽の底の位置に油量検出用温度センサー
を設け、油温制御用温度センサーは前記2つの温度セン
サーの間の位置に油量検出用温度センサーとは別に設
け、前記2つの温度センサーの検出温度の差が大きい時
は加熱ヒーター上部より上に位置する温度センサーが油
面より上にあると判断し油槽内の油量が適正油量以下と
して報知及び通電停止をさせるようにしたものである。
【0009】そして、上記のような構成にしたことによ
り、油槽内の油量が適正油量以下になっても製品が危険
な状態に陥ることはなく安全に使用できる。尚ここで適
正油量以下とは加熱ヒーターが完全に油没していない状
態及び、油温制御用温度センサーが完全に油没していな
い状態の油量を意味する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示す電気式業務
用フライヤーの構造を示す図であり、油槽1内部には加
熱ヒーター2が油没し、適量の油を張り込める構造とな
っている。キャビネット3の前面には操作パネル4が配
置されており、温度設定スイッチや油温表示ランプなど
が設けられている。
【0012】図2はその油槽部断面を示す図であり、油
槽1内部には加熱ヒーター2上面より少し上部に油量判
定用温度センサーA6、油槽1底付近に油量判定用温度
センサーB7、前記2つの温度センサーの間に油温制御
用温度センサー5が油槽壁面より突出された状態で設け
てある。
【0013】図3は電気式業務用フライヤーの制御回路
ブロック図を示す。三相電源から電力制御素子10を介
して加熱ヒーター2に接続されており、製品全体を制御
するマイクロコンピューター8からヒーター駆動回路9
を介して電力制御される。油温制御用温度センサー5、
油量判定用温度センサーA6、油量判定用温度センサー
B7はそれぞれの温度センサー回路11、12、13を
介してマイクロコンピューター8に入力される。電源回
路14は三相電源から制御回路へ直流安定化電源を供給
し、キー入力回路15は操作パネル4に配置されてマイ
クロコンピューター8への操作入力を行い、表示回路1
6も同様に操作パネル4に配置されてマイクロコンピュ
ーター8からの信号により設定油温、現在油温、異常状
態等を表示する。ブザー回路17はマイクロコンピュー
ター8からの信号により報知用ブザーを出力する。
【0014】図4は通電時間と油量判定用温度センサー
A6及びB7の検出温度の関係を示したものであり、油
槽1内の油量が適正油量以上の場合は2つの温度センサ
ー検出温度は同じレベルで上昇していく。一方油槽1内
の油量が適正油量以下の場合は加熱ヒーター2の上に位
置する油量判定用温度センサーA6は油没していないた
め油温ではなく油槽上部の雰囲気温度を検出するため油
槽底付近に位置する完全に油没した油量判定用温度セン
サーB7の上昇と差が大きくなり、通電開始30秒後で
は油量判定用温度センサーA6が30℃以下なのに対し
油量判定用温度センサーB7は60℃を超えている。
【0015】図5はマイクロコンピューター8の油量判
定部分のプログラムを示す。通電中かどうかを(10
1)で判断し、通電中であれば通電開始から30秒待機
する(102)。通電開始から30秒以上経過した時点
で加熱ヒーター2の上に位置する油量判定用温度センサ
ーA6検出温度が60℃以下で(103)、油槽底に位
置する油量判定用温度センサーB7検出温度より低(く
104)かつその差が30℃以上ある場合(105)は
適正油量以下と判断して油量異常モードを実行して(1
06)通電を停止(107)させるとともにブザー17
及び表示16で報知する。以上の条件が未成立の場合は
適正油量と判断して正常に通電する(108)。
【0016】
【発明の効果】以上、本発明によれば油槽内の油量が適
正油量以下になると異常状態として通電を停止するの
で、安全性の向上した電気式業務用フライヤーを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す電気式業務用フライヤー
の外観斜視図である。
【図2】同油槽部の断面図である。
【図3】同制御回路ブロック図である。
【図4】同通電時間と検出温度との関係を示す図であ
る。
【図5】同油量判定のフローチャートである。
【符号の説明】
1 油槽 2 加熱ヒーター 5 油温制御用温度センサー 6 油量判定用温度センサーA 7 油量判定用温度センサーB 8 マイクロコンピューター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油槽内に加熱ヒーターを油没させるとと
    もに、油槽内に異なる2つ以上の温度センサーを設け、
    これらの温度センサーと加熱ヒーターを制御する電力制
    御素子を有し、前記電力制御素子の制御と前記温度セン
    サーによる油温制御をマイクロコンピューターで行う、
    マイクロコンピューターを含めた電子回路を有し、さら
    に前記マイクロコンピューターにより異なる2つ以上の
    温度センサーの検出温度を判断し、それぞれの温度セン
    サーの検出温度の差により油槽内の油量を判断するプロ
    グラムをマイクロコンピューターに有することを特徴と
    する電気式業務用フライヤー。
  2. 【請求項2】 油槽内の油量が適正油量以下と判断され
    た場合には電力制御素子により加熱ヒーターの通電を停
    止させるとともに、ブザー、表示等で報知するプログラ
    ムをマイクロコンピューターに有する請求項1記載の電
    気式業務用フライヤー。
JP13630497A 1997-05-27 1997-05-27 電気式業務用フライヤー Pending JPH10323291A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007515221A (ja) * 2003-12-22 2007-06-14 コバーチ,ラーズロー 油が満たされていない深いフライヤ装置の偶発的なスイッチオンを終了させるための方法および制御構成
KR100749841B1 (ko) * 2000-06-21 2007-08-16 파로마 고교 가부시키 가이샤 후라이어
JP2009018168A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Frymaster Llc 小さな低温領域を備えた低い油容積のフライヤー
KR20190072917A (ko) * 2017-12-18 2019-06-26 주식회사 케이티앤이 화재방지가 가능한 튀김기
KR20210000296U (ko) * 2019-03-28 2021-02-05 조원봉 유증발생억제 기능을 구비한 튀김 장치
JP2023117891A (ja) * 2022-02-14 2023-08-24 マッハ機器株式会社 フライヤー及びフライヤーの調理油検知センサ

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