JP2793371B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2793371B2
JP2793371B2 JP2952391A JP2952391A JP2793371B2 JP 2793371 B2 JP2793371 B2 JP 2793371B2 JP 2952391 A JP2952391 A JP 2952391A JP 2952391 A JP2952391 A JP 2952391A JP 2793371 B2 JP2793371 B2 JP 2793371B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は天麩羅やフライなどの揚
げ物調理の実行を可能とした加熱調理器に関する。
【0003】
【従来の技術】この種の加熱調理器として、本出願人の
先の出願に係る特願平1−111409号等に開示され
たものがある。このものは、上面にトッププレートを設
けた本体内に、複数本のランプヒータからなる加熱ユニ
ットを配設して構成されており、この本体に温度センサ
が着脱可能に接続されるようになっている。そして、ト
ッププレートに載置された揚げ鍋内に本体に接続された
温度センサが浸された状態で、操作パネルにて「天ぷら
モード」を選択実行させると、マイコンからなる制御装
置が、温度センサの検出に基づいて揚げ鍋内の油の温度
が設定温度(例えば180℃)となるように前記ランプ
ヒータを通断電制御し、もって揚げ物調理を行い得るよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる加熱
調理器おいては、調理の終了時に使用者が電源を切り忘
れたときなどに電力を無駄に消費してしまうことを防止
するために、いわゆるオートパワーオフ機能を設けるよ
うにしている。この機能は、操作パネルのキー操作が一
定時間以上行われないときには、自動的に電源がオフさ
れるというものであり、これにより、万一電源の切り忘
れがあっても電力消費が抑えられ、安全性も向上するも
のである。
【0005】ところが、このようなオートパワーオフ機
能における電源オフまでの時間は、通常に調理が継続さ
れていると考えられる時間よりも十分に長く設定される
ものであるから、上述の加熱調理器にあっては天麩羅な
どの揚げ物調理を行う場合を考慮して例えば1時間とい
った長い時間に設定されている。このため、高温の油を
使用する揚げ物調理を行った場合には、電源の切り忘れ
があると、油(揚げ鍋)がいつまでも高温で放置された
ままとなり、安全性の面で十分とはいえなかった。ま
た、せっかくオートパワーオフ機能があっても、無駄な
電力消費を防止する点でさほど有効ではなかった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、使用者の電源の切り忘れに伴う無駄な
電力消費を極力抑えることができると共に、安全性をよ
り向上させることができる加熱調理器を提供するにあ
る。
【0007】[発明の構成]
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理器は、
揚げ鍋内の油の温度を検出する温度センサの検出温度に
基づいてヒータを通断電制御することにより、油を設定
温度前後の温度に保持しつつ揚げ物調理を行うことがで
きるようにしたものであって、温度センサが設定温度を
検出した後に該温度センサの検出温度の変化が予め設定
された所定の温度変化パターンとなったか否かを検出す
る検出手段と、この検出手段によって所定の温度変化パ
ターンが検出された時からその温度変化パターンが所定
時間検出されなかったときにはヒータへの通電を停止す
る通電停止手段とを設けたところに特徴を有するもので
ある。ここで、所定の温度変化パターンとは、調理物投
入時の油の温度低下に対応した温度変化パターンであ
り、具体的には、温度低下度合いが所定値以上となるこ
と、あるいは、絶対的な温度低下が所定値以上となるこ
とが考えられる。
【0009】
【作用】揚げ鍋内の高温の油中に、常温もしくは冷凍物
といった低温の調理物が投入されると、その調理物に熱
を奪われるため、油の温度は一時的に低下する。本発明
者は、調理物投入時の油の温度変化パターン即ち温度低
下の度合いあるいは絶対的な温度低下は、単なるヒータ
の通断電制御時において断電されたときの油の温度低下
のパターンと比較して大きくなることに着目し、本発明
を完成させたのである。
【0010】即ち、予め実験的に調理物投入時の油の温
度低下のパターンを求めこれを設定しておき、実際の調
理時の油の温度変化パターンと比較することにより、油
中に調理物が投入されたかどうかつまり調理が実行され
ているかどうかを検出することができるのである。従っ
て、上記手段によれば、検出手段により油の温度変化か
ら間接的に調理物の投入を検出することができ、調理物
の投入がされなくなって所定時間が経過したときには通
電停止手段によりヒータが断電されるようになる。この
結果、調理が終了したにもかかわらず電源がオフされな
いときには、所定時間の経過後自動的にヒータが断電さ
れることになり、電源の切り忘れによる弊害を防止する
ことができる。
【0011】
【実施例】以下本発明をハロゲンランプヒータを熱源と
した加熱調理器に適用した第1の実施例について図1乃
至図4を参照して説明する。まず、本実施例に係る加熱
調理器の全体構成について、図3及び図4を参照して述
べる。
【0012】加熱調理器の本体1は、矩形箱状に形成さ
れて例えば調理台2に組込まれている。この本体1の上
面には例えば耐熱ガラスなどからなる透光性あるトップ
プレート3が設けられ、その下部には、この場合2個の
ヒータ4,5が配設されている。このヒータ4,5は、
夫々複数本のハロゲンランプ6を断熱性ある支持体7に
支持させ、この支持体7を本体1の内底面に固定して構
成されている。このヒータ4,5は本体1内に左右に位
置して設けられ、これにてトッププレート3上には、左
右部位に位置して鍋などが載置される2か所の調理部が
構成されている。そして、この場合、そのうち左側に位
置する調理部(ヒータ4)により、後述するように揚げ
物調理の実行が可能とされている。尚、本体1の中央部
にはロースター8が設けられている。
【0013】一方、この本体1の前面には、ロースター
8の左右に位置して操作パネル9,10が設けられてい
る。このうち、右側の操作パネル10には、上部に位置
して前記右側のヒータ5用のオン・オフスイッチ11及
び出力調整スイッチ12が設けられ、下部に位置してロ
ースター8用のオン・オフスイッチ13及び出力調整ス
イッチ14が設けられている。そして、左側の操作パネ
ル9には、左側のヒータ4用のオン・オフスイッチ15
及び出力調整スイッチ16が設けられていると共に、天
ぷらモード選択スイッチ17及び油温度設定スイッチ1
8が設けられている。
【0014】さて、かかる加熱調理器には、揚げ物調理
用の温度センサ19が着脱可能に設けられるようになっ
ている。この温度センサ19は、図3に示すような揚げ
鍋20に対してそのホルダ部21に差込まれることによ
り、揚げ鍋20内の油中に浸されてその温度を検出する
ようになっている。そして、この温度センサ19は、該
温度センサ19から導出されたリード線19aの先端に
設けられたプラグ22を本体1に設けられたジャック2
3に差込むことにより、本体1に接続されるようになっ
ている。
【0015】図4には上記の加熱調理器の電気的構成の
うち、左側のヒータ4に関係する部分が示されている。
ここで、ヒータ4を構成する複数本のハロゲンランプ6
は、電源24に並列に接続されており、マイクロコンピ
ュータ25により通断電制御されるようになっている。
即ち、このマイクロコンピュータ25は、前記オン・オ
フスイッチ15,出力調整スイッチ16,天ぷらモード
選択スイッチ17及び油温度設定スイッチ18、並びに
温度センサ19からの信号を受け、ヒータ4に接続され
たトライアック26を駆動回路27を介してオン・オフ
制御することによりヒータ4を通断電制御するようにな
っている。
【0016】この場合、使用者が天麩羅やフライなどの
揚げ物調理を行うときには、天ぷらモード選択スイッチ
17により「天ぷらモード」を選択すると共に、油温度
設定スイッチ18により2つの設定温度(160℃及び
180℃)のうちいずれかを選択するようになってい
る。このときには、マイクロコンピュータ25は、前記
温度センサ19の検出温度に基づいて、油の温度がその
設定温度となるようにヒータ4を通断電制御するように
なっている。なお、詳しく説明はしないが、マイクロコ
ンピュータ25は、A−Dコンバータ部25aの2つの
入力端子25b,25c間の抵抗値により、温度センサ
19が接続されているかどうかを判断するようになって
おり、「天ぷらモード」の実行時に温度センサ19が接
続されていないときにはブザー28により報知するよう
になっている。
【0017】一方、揚げ物調理でない一般の調理の実行
時すなわち「天ぷらモード」が選択されていないときに
は、マイクロコンピュータ25は、出力調整スイッチ1
6の信号に基づいて、位相制御によりヒータ4の出力
(発熱量)の制御を行うようになっている。また、この
マイクロコンピュータ25は、前記各スイッチ15,1
6,17,18からの信号に応じて前記操作パネル9に
設けられたいくつかのLED29を点灯させるようにな
っている。
【0018】そして、詳しくは後述するように、天ぷら
モード選択スイッチ17により「天ぷらモード」が選択
されたときには、マイクロコンピュータ25は、そのソ
フトウエア構成により、温度センサ19が設定温度を検
出した後に該温度センサ19の検出温度の変化が予め設
定された所定の温度変化パターンとなったか否かを検出
し、所定の温度変化パターンが検出された時からその温
度変化パターンが所定時間検出されなかったときにはヒ
ータ4への通電を停止するようになっている。これに
て、マイクロコンピュータ25が、本発明にいう検出手
段及び通電停止手段として機能するようになっている。
【0019】次に上記構成の作用について、図1及び図
2も参照して説明する。揚げ物調理を行うには、使用者
は、ヒータ4に対応した左側の加熱部に、油を収容した
揚げ鍋20を載置し、温度センサ19をホルダ部21に
差込んでセットすると共にそのプラグ22をジャック2
3に接続する。そして、操作パネル9の天ぷらモード選
択スイッチ17により「天ぷらモード」を選択すると共
に、油温度設定スイッチ18により設定温度を例えば1
80℃に設定した上で、オン・オフスイッチ15をオン
操作する。すると、マイクロコンピュータ25は、温度
センサ19の検出温度に基づいて、油の温度が設定温度
(180℃)となるようにヒータ4を制御するものであ
るが、このとき、所定の温度変化パターンが検出された
時からその温度変化パターンが所定時間検出されなかっ
ときには、ヒータ4への通電を停止する構成となって
いる。
【0020】図1のフローチャートは、この「天ぷらモ
ード」実行時の制御の概略を示すもので、また、図2に
はこのときの温度センサ19の検出温度の変化の様子を
示している。本実施例では、温度変化のパターンとし
て、単位時間当りの温度低下の度合いを検出するように
している。この場合、温度センサ19による温度の検出
が5秒間隔で行われ、その5秒間における温度低下度合
いをΔT(単位は℃/min )として検出するようにして
いる。ここで、5秒間隔としたのは、調理物が油中に投
入されるとその油の温度が一時的に低下するものである
が、温度が下がり始めてから下がりきるまでに最低10
秒程度かかることが実験により判明し、5秒間隔とすれ
ば十分に調理物が投入されたかどうかを検出できるから
である。
【0021】オン・オフスイッチ15がオン操作される
と(時刻t0)、まず、温度センサ19の検出温度が1
80℃になる(時刻t1)までヒータ4に連続通電がな
される(ステップS1及びS2)。そして、その後にお
いては、温度センサ19の検出温度が180℃を越える
と、ヒータ4を断電し、180℃以下となるとヒータ4
に通電するといった制御により、油の温度が180℃前
後に保持されるのである(ステップS5〜S7)。
【0022】而して、マイクロコンピュータ25は、上
述のように、設定温度が検出された後(時刻t1以降)
においては、温度低下度ΔTを常時監視し、予め設定さ
れた所定の温度低下度この場合6℃/min 以上であるか
どうかを検出するようにしている(ステップS4)。こ
こで、本発明者の実験によれば、温度制御時に単にヒー
タ4が断電されたときの油の温度低下度(図2にIで示
す)は、ほぼ3.5〜4.5℃/min となった。そし
て、これに対し、揚げ鍋20内の高温の油中に、常温も
しくは冷凍物といった低温の調理物が投入されると、そ
の調理物に熱を奪われるために油の温度は一時的に低下
するものであるが、このときの油の温度低下度は少なく
とも6℃/min 以上となり(図2にIIで示す)、単にヒ
ータ4が断電されたときに比べ十分大きくなることが判
明した。また、この温度低下度合いは、揚げ鍋20内の
油の量の多いときと少いときとでさほど大きな差は生じ
なかった。従って、温度低下度ΔTが6℃/min 以上で
あるかを検出することにより油中に調理物が投入された
かどうかを検出でき、温度低下度ΔTが6℃/min 以上
となったことを検出したときには(ステップS4にて
「Yes」)、油中に被調理物が投入された言換えれば
揚げ物調理が実際に実行されているものと判断できるの
である。
【0023】このように温度低下度ΔTが6℃/min 以
上となったときには、カウンタCを一旦クリアした後
(ステップS8)、ステップS9にてタイムカウントが
開始される(時刻t2)。そして、ステップS3では、
このカウンタCがこの場合10分以上となったか、即ち
温度低下度ΔTが6℃/min 以上とならないことが所定
時間この場合10分間継続したかどうかが判断される。
そして、10分がカウントされると(時刻t3)、ブザ
ー28による報知がなされ(ステップS10)、さらに
1分の経過後に自動的にヒータ4がオフされるのである
(ステップS11)。尚、ブザー28による報知から、
ヒータ4のオフまでに1分間の猶予を設けたのは、ブザ
ー28により使用者が気付いて調理を再開することを考
慮したものである。即ち、フローチャートの煩雑化を避
けるため図1には記載しないが、この1分間のうちに、
ステップS4と同様の判断が行なわれ、「Yes」とな
れば再びステップS8に戻るようになっているのであ
る。
【0024】従って、揚げ物調理が継続して行なわれて
いるとき即ち温度低下度ΔTが6℃/min 以上となった
ことが適度の時間間隔で検出されているときには、その
都度カウンタCはクリアされて最後に調理物が投入され
たときからのタイムカウントが行われる。そして、最後
に調理物が投入された後10分が経過しても次の調理物
が投入されないときには、調理が終了したものと判断し
て自動的にヒータ4がオフされることになるのである。
【0025】このように本実施例によれば、油の温度低
下度ΔTから間接的に調理物の投入を検出することがで
き、調理物の投入がされなくなって10分間が経過した
ときにはヒータ4が断電されるようになる。この場合、
オートパワーオフ機能のようにキー操作が行われないと
きに一律に1時間といった長い時間の経過後電源をオフ
するものと異なり、実際の調理の終了を判断してヒータ
4を断電するものである。この結果、調理が終了したに
もかかわらず電源がオフされないときには、速やかにヒ
ータ4が断電されることになり、電源の切り忘れに伴う
無駄な電力消費を極力抑えることができると共に、安全
性をより向上させることができるものである。
【0026】図5及び図6は本発明の第2の実施例を示
すものである。これらは夫々上記第1の実施例の図1及
び図2に対応するもので、本実施例は上記第1の実施例
とはマイクロコンピュータ25のソフトウエア構成が異
なるだけで、外観及び電気的構成は同一となっている。
従って、それらについての詳しい説明及び新たな図示を
省略し、符号も共通させることとする。
【0027】本実施例では、温度変化のパターンとし
て、上記第1の実施例の温度低下度合いΔTに代えて、
絶対的な温度を検出することにより調理物が投入された
かどうかを検出するようにしている。即ち、本発明者の
実験によれば、設定温度180℃の場合には、温度制御
時に単にヒータ4が断電されたときには、油の温度は1
80℃から最高2〜3度低下するだけであるのに対し、
揚げ鍋20内の高温の油中に、常温もしくは冷凍物とい
った低温の調理物が投入されたときには、油の温度は1
80℃から少なくとも5℃以上低下することが判明した
のである。
【0028】従って、油の温度が設定温度(180℃)
となり(ステップS21及びS22)、180℃に温度
制御されている間(ステップS25〜S27)に、検出
温度が175℃以下になったことを検出したときには
(ステップS24にて「Yes」)、油中に調理物が投
入された言換えれば揚げ物調理が実際に実行されている
ものと判断できるのである。このように175℃を検出
したときには、上記実施例と同様に、カウンタCを一旦
クリアした後(ステップS28)、タイムカウントが開
始され(ステップS29)、そして、このカウンタCが
10分以上となったときに(ステップS23にて「Ye
s」)、ブザー28による報知がなされ(ステップS3
0)、さらに1分の経過後に自動的にヒータ4がオフさ
れるのである(ステップS31)。この結果、検出温度
が最後に175℃以下となったときつまり最後に調理物
が投入されたときから10分が経過しても次の調理物が
投入されないときには、調理が終了したものと判断して
自動的にヒータ4がオフされることになり、電源の切り
忘れに伴う無駄な電力消費を極力抑えることができると
共に、安全性をより向上させることができるという上記
第1の実施例と同様の効果を得ることができるのであ
る。
【0029】なお、上記各実施例では、ブザー28によ
る報知の1分後にヒータ4への通電を停止するようにし
ているが、ブザー28による報知と同時に通電を停止す
るようにしても良く、また、ブザー28による報知は必
ずしも行う必要はない。また、設定温度に関するヒータ
の制御の形態としては、設定温度前後に幅を持たせてそ
の上限を越えればヒータをオフし下限以下となるとオン
するといった通断電制御を行うようにしても良い。
【0030】その他、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、例えばハロゲンランプヒータに限らず電
気ヒータを用いたもの全般に適用できるなど、要旨を逸
脱しない範囲内で適宜変更して実施することが可能であ
る。
【0031】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の加熱調理器によれば、油を設定温度前後の温度に保持
しつつ揚げ物調理を行うことができるようにしたもので
あって、温度センサが設定温度を検出した後に該温度セ
ンサの検出温度の変化が調理物投入時の温度低下に対応
して予め設定された所定の温度変化パターンとなったか
否かを検出する検出手段と、この検出手段によって所定
の温度変化パターンが検出された時からその温度変化パ
ターンが所定時間検出されなかったときにはヒータへの
通電を停止する通電停止手段とを設けたので、使用者の
電源の切り忘れに伴う無駄な電力消費を極力抑えること
ができると共に、安全性をより向上させることができる
という優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すフローチャート
【図2】時間経過に関する検出温度の変化の様子を示す
【図3】トッププレートの一部を破断して示す全体の斜
視図
【図4】電気的構成を示す図
【図5】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図6】図2相当図
【符号の説明】
1は加熱調理器本体、4はヒータ、15はオン・オフス
イッチ、17は天ぷらモード選択スイッチ、18は油温
度設定スイッチ、19は温度センサ、20は揚げ鍋、2
5はマイクロコンピュータ(検出手段,通電停止手
段)、28はブザーを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揚げ鍋内の油の温度を検出する温度セン
    サの検出温度に基づいてヒータを通断電制御することに
    より、前記油を設定温度前後の温度に保持しつつ揚げ物
    調理を行うことができるようにしたものにおいて、前記
    温度センサが設定温度を検出した後に該温度センサの検
    出温度の変化が予め設定された所定の温度変化パターン
    となったか否かを検出する検出手段と、この検出手段に
    よって前記所定の温度変化パターンが検出された時から
    その温度変化パターンが所定時間検出されなかったとき
    には前記ヒータへの通電を停止する通電停止手段とを設
    けたことを特徴とする加熱調理器。
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