JPH0763038A - ディーゼル機関の排気微粒子除去装置 - Google Patents

ディーゼル機関の排気微粒子除去装置

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JPH0763038A
JPH0763038A JP5207822A JP20782293A JPH0763038A JP H0763038 A JPH0763038 A JP H0763038A JP 5207822 A JP5207822 A JP 5207822A JP 20782293 A JP20782293 A JP 20782293A JP H0763038 A JPH0763038 A JP H0763038A
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filter
exhaust
regeneration
passage
secondary air
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JP5207822A
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Kotaro Hayashi
孝太郎 林
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/02Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
    • F01N3/021Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
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    • F01N3/0233Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles periodically cleaning filter by blowing a gas through the filter in a direction opposite to exhaust flow, e.g. exposing filter to engine air intake
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気通路に2系統のフィルタを備えた排気微
粒子除去装置において、新たなバイパス通路の追加なし
に灰分除去処理を可能とする。 【構成】 機関1の排気通路2A, 2Bに設けた2個のフィ
ルタ5A, 5Bで排気ガス中の排気微粒子を同時捕集し、再
生時期に交互に再生処理を実施するデュアルフィルタタ
イプのディーゼル機関の排気微粒子除去装置において、
合流部bの下流側に排気制御弁V9を設け、所定回数のフ
ィルタの再生の終了直後毎に、2次空気供給手段9の停
止、開閉弁V5又はV6の閉弁、第2の制御弁V2の中立位置
への制御、及び排気制御弁V9の閉弁を所定時間実行し、
再生直後のフィルタに排気微粒子を含まない排気ガスを
逆流させてフィルタを洗浄するように構成する。この結
果、バイパス通路を追加することなく、灰分の除去を実
行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼル機関の排気微
粒子除去装置に関し、特に、ディーゼル機関の排気ガス
中に含まれるパティキュレートを捕集するフィルタの再
生処理後に、フィルタ内に残留する灰分を除去すること
ができるディーゼル機関の排気微粒子除去装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の内燃機関、特に、ディーゼル
機関の排気ガス中には、カーボンを主成分とする排気微
粒子(パティキュレート)が含まれており、排気黒煙の
原因となっている。環境汚染の観点からはこのパティキ
ュレートは除去することが望ましく、近年、ディーゼル
機関の排気通路にセラミック製のフィルタを配置し、デ
ィーゼルパティキュレートをこのフィルタによって除去
することが提案されている。ところが、このセラミック
製のフィルタは、その内部に捕集されるパティキュレー
トの量が増えると、通気性が次第に失われて機関性能が
低下することになるため、パティキュレートがある程度
捕集されたフィルタを定期的に再生させる必要がある。
【0003】この再生時期の判断は一般に、フィルタ内
へのパティキュレートの捕集量を検出して行われる。そ
して、フィルタ内のパティキュレートの捕集量の検出
は、通常、パティキュレートフィルタの上流側の排気ガ
スの圧力と下流側の差圧(圧力損失)によって検出さ
れ、差圧値が所定値以上に大きくなった時を以て再生時
期と判断している。フィルタが再生時期になると、パテ
ィキュレートを捕集したフィルタを排気ガスの流路から
分離し、フィルタに再生用ガス、例えば2次空気を供給
すると共に、電気ヒータに通電して加熱することによっ
てフィルタ内のパティキュレートに着火してこれを燃焼
させ、燃焼ガスを一般に大気中に放出する再生処理が行
われる。
【0004】ところが、フィルタに捕集されたパティキ
ュレートを燃焼再生させても、パティキュレートの中に
は可燃成分の他に燃えずに残ってしまう灰分と言われる
無機物も含まれている。そして、長期間フィルタを使用
していると、その灰分がフィルタ内に多く堆積してしま
い、これを放置しておくとフィルタに目詰まりが生じ、
その捕集機能が損なわれたり、排気圧が増大したり、フ
ィルタの熱容量が上昇して再生性能を悪化させる問題が
あった。
【0005】そこで、再生燃焼後にフィルタ内に残留す
る灰分を排気ガスを利用して除去することが提案されて
いる。例えば、実開平1−130012号公報に記載の
装置では、パティキュレート捕集用のフィルタに第1と
第2のバイパス通路を設けておき、灰分除去時には第1
のバイパス通路から排気ガスをフィルタに逆流させ、フ
ィルタの排気ガス上流側に残留する灰分を逆流する排気
ガスで除去し、これを第2のバイパス通路から排気管に
戻し、大気中に放出するようにしている。また、実開平
5−52522号公報の装置では、実開平1−1300
12号公報に記載の装置の第1のバイパス通路にサージ
タンクとを設けて排気ガスを蓄圧し、高い圧力の排気ガ
スをフィルタに逆流させて残留配分を確実に吹き飛ばす
ようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
1−130012号公報および実開平5−52522号
公報に記載の装置は、排気通路にパティキュレート捕集
用のフィルタが1個だけ設けられたシングルフィルタタ
イプの排気微粒子浄化装置に対しては新たにバイパス通
路を1つ設けるだけで済むが、排気通路にフィルタが2
個備えられたデュアルフィルタタイプの排気微粒子浄化
装置においては、バイパス通路を2つ設ける必要があ
り、装置コストが上昇すると共に、排気経路が複雑にな
って装置が大型化するという課題があった。
【0007】また、実開平1−130012号公報およ
び実開平5−52522号公報に記載の装置では、灰分
の除去時に排気ガスをそのままフィルタに逆流させてい
るので、排気ガス中に含まれるパティキュレートがフィ
ルタの排気下流側に開口を備えるセル内にも捕集され、
通常の捕集時にこのパティキュレートが大気中に放出さ
れてしまう恐れがあった。
【0008】そこで、本発明は、排気通路に2系統のフ
ィルタを備えたディーゼル機関の排気微粒子除去装置に
おいて、新たなバイパス通路を追加することなく、ま
た、灰分除去処理時もパティキュレートの除去された排
気ガスを使用することによって、パティキュレートを外
部に放出しないようにすることができるディーゼル機関
の排気微粒子除去装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明のディーゼル機関の排気微粒子除去装置は、ディーゼ
ル機関の排気通路を途中で2系統に分岐させた後に合流
させ、各分岐通路内には排気ガス中の排気微粒子を捕集
するフィルタをそれぞれ設けた排気微粒子浄化装置であ
って、各分岐通路を遮断、連通するように、前記分岐通
路の分岐部および合流部に設けられた第1および第2の
排気制御弁と、前記合流部の下流側に設けられた排気制
御弁と、前記フィルタの下流側の前記分岐通路にそれぞ
れ連通する2次空気供給通路と、この2次空気供給通路
の前記分岐通路への接続部に設けられた開閉弁と、前記
2次空気供給通路に接続された2次空気供給手段と、前
記フィルタの上流側の前記分岐通路にそれぞれ連通する
再生燃焼ガス排出通路と、この再生燃焼ガス排出通路の
前記分岐通路への接続部に設けられた開閉弁と、前記フ
ィルタの下流側に設けられた加熱手段とを備え、前記フ
ィルタが再生時期と判断された時には、前記各弁を開閉
制御し、前記加熱手段と前記2次空気供給手段とを用い
て各フィルタを交互に逆流再生するものにおいて、前記
フィルタの再生の終了直後毎に、或いは、前記フィルタ
の再生が所定回数終了した直後に、前記2次空気供給手
段の停止、前記2次空気供給通路の前記分岐通路への接
続部に設けられた開閉弁の閉弁、前記第2の排気制御弁
の中立位置への制御、および、前記排気制御弁の閉弁を
所定時間実行し、再生直後のフィルタに排気ガスを逆流
させてフィルタを洗浄することを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明のディーゼル機関の排気微粒子除去装置
によれば、再生処理の終了したフィルタが毎回、或いは
所定回数毎に、弁のみの切り換えによって灰分除去され
る。すなわち、フィルタの再生直後に、2次空気供給手
段の動作が停止され、2次空気供給通路の分岐通路への
接続部に設けられた開閉弁が閉弁されると、合流部にあ
る第2の排気制御弁が中立位置に制御されると共に、合
流部下流側にある排気制御弁が閉弁される。この結果、
フィルタの再生を実行しなかった側のフィルタを通った
浄化された排気ガスが、合流部を経由して再生直後のフ
ィルタを逆流して流れ、フィルタに残留する配分を除去
する。そして、この灰分を含んだ排気ガスは、燃焼ガス
排出通路から外部に放出される。
【0011】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明における同時捕集、逆流交互
再生デュアルフィルタタイプのディーゼル機関の排気微
粒子除去装置20の一実施例の概略的構成を示すもので
ある。この実施例のディーゼル機関の排気微粒子除去装
置20では、機関1からの排気ガスを導く排気管2は、
分岐部aにおいて分岐管2A,2Bに分岐され、その後
に合流部bにおいて合流されてマフラー6に接続され
る。分岐管2A,2Bの途中に設けられたケーシング3
A,3Bの中には、排気ガス中のパティキュレートを捕
集するためにそれぞれ第1フィルタ5A及び第2フィル
タ5Bが設けられている。
【0012】このフィルタ5A, 5Bは、セラミック等
の多孔性物質からなる隔壁を備えたハニカム状フィルタ
で一般に円筒状をしており、内部に隔壁で囲まれた多数
の直方体状の通路(フィルタセル)がある。そして、こ
の通路の隣接するものは、排気ガスの流入側と排気ガス
の流出側で交互にセラミック製の閉塞材(プラグ)によ
って栓詰めされて閉通路となっている。従って、このフ
ィルタ5A, 5Bに流れ込んだ排気ガス中のパティキュ
レートは、排気ガスがフィルタセルの壁面を通過する際
にフィルタセルに捕集される。
【0013】また、分岐管2A及び2Bの分岐部aの上
流側および合流部bの下流側には、それぞれ圧力導入管
SPU,SPDが設けられており、差圧センサ10に分
岐部aの上流側の圧力および合流部bの下流側の圧力を
導くようになっている。そして、フィルタ5A,5Bの
上下流の差圧は差圧センサ10によって検出され、検出
値がECU(制御回路)100に入力される。制御回路
100はこの差圧によってフィルタ5A,5Bの再生時
期を決定する。
【0014】一方、フィルタ5A,5Bの下流側端面近
傍、或は下流側端部の栓部材(図示せず)にはフィルタ
再生時にフィルタに捕集されたパティキュレートに着火
する電気ヒータHA及びHBが設けられており、これら
電気ヒータHA,HBの一端は接地され、他端は制御回
路100によって制御されるスイッチSWA,SWBを
介してバッテリ11に接続されている。更に、分岐部a
の上流側には排気ガス温度を検出する温度センサSTが
設けられており、この温度センサSTの排気温の検出値
ThGも制御回路100に入力されている。なお、図示
はしないが、機関1には吸入空気温度ThAを検出する
吸入空気温度センサ、吸気量Gaを検出する吸気量セン
サ、および機関1の温度を水温ThWによって検出する
水温センサが設けられており、これらセンサからの吸入
空気温度ThA、吸気量Ga、および水温ThWも制御
回路100に入力されるようになっている。
【0015】そして、分岐部aには排気ガスの流れを分
岐管2A,2Bに振り分ける第1制御弁V1が設けら
れ、合流部bには分岐管2A,2Bの排気管2Dへの接
続を切り換える第2制御弁V2が設けられている。これ
ら制御弁V1,V2は共に制御回路100によって駆動
されるようになっており、制御回路100からの制御信
号により第1、第2制御弁V1,V2は分岐管2A,2
Bのいずれも閉塞しない中立位置、または分岐管2A,
2Bのいずれか一方を閉じる位置に位置決めされる。
【0016】前述のフィルタ5A,5Bの再生時には、
電気ヒータHAあるいはHBに通電すると共に、通電が
行われた側のフィルタ5Aあるいはフィルタ5Bの下流
側から再生用ガスを流し、燃焼ガスをその上流側から排
出する必要がある。従って、この実施例では、分岐管2
A,2Bの合流部bとフィルタ5A,5Bとの間に再生
用ガス供給管7が設けられており、この再生用ガス供給
管7の一端に2次空気供給用の電動エアポンプ9が設け
られている。そして、電動エアポンプ9の2次空気吐出
側の再生用ガス供給管7内にはチェック弁V3が設けら
れ、再生用ガス供給管7の分岐管2A,2Bへの接続部
にはそれぞれ開閉弁V5,V6が設けられている。
【0017】また、分岐管2A,2Bの分岐部aとフィ
ルタ5A,5Bとの間に燃焼ガス排出管8が設けられて
おり、この燃焼ガス排出管8の一端は、灰分捕集フィル
タ12を介して大気に開放されている。この灰分捕集フ
ィルタ12は捕集面が水平で入口が重力方向になるよう
に配置されているため、フィルタに付着した灰分は、車
両振動によりフィルタ面から離脱するため、灰分捕集フ
ィルタ12が一定以上の目詰まりを起こすことがない。
そして、灰分捕集フィルタ12の下方には、重力で落下
する灰分を収拾する灰分回収箱13を設けておけば、灰
分を回収することができる。そして、燃焼ガス排出管8
の大気開放端近傍にはチェック弁V4が設けられ、燃焼
ガス排出管8の分岐管2A,2Bへの接続部にはそれぞ
れ開閉弁V7,V8が設けられている。
【0018】更に、第2制御弁V2の下流側の排気管2
D内には排気ガスの流れを遮断する排気制御弁V9が設
けられている。これらの弁V3〜V9および電動エアポ
ンプ9は全て制御回路100によって駆動制御される。
弁V1〜V9の駆動は、実際には、ダイアフラム式アク
チュエータや負圧切換弁、或いは電気式のアクチュエー
タによって行われるが、その駆動機構は特に限定される
ものではないので、ここでは図示およびその説明を省略
する。
【0019】制御回路100は、例えば、アナログ信号
入力用のインタフェースINa、ディジタル信号入力用
のインタフェースINd、アナログ信号をディジタル信
号に変換するコンバータA/D、各種演算処理を行う中
央処理装置CPU、ランダムアクセスメモリRAM、読
み出し専用メモリROM、機関のキースイッチがオフさ
れてもデータを保持するバックアップメモリB−RA
M、出力回路OUT、およびこれらを接続するバスライ
ン111等を含むマイクロコンピュータによって構成さ
れるが、その構成の詳細な動作説明については省略す
る。
【0020】制御回路100のアナログ信号入力用のイ
ンタフェースINaには、パティキュレートフィルタ5
A,5Bの上流側と下流側の排気ガスの差圧信号PD、
吸気量信号Ga、排気温信号ThG、機関1の吸気温度
信号ThA、水温信号ThWや図示しない回転数センサ
からの機関回転数信号Ne等が入力され、ディジタル信
号入力用のインタフェースINdには、キースイッチか
らの信号等が入力される。
【0021】図1に示す矢印は、この実施例のディーゼ
ル機関の排気微粒子除去装置20における同時捕集時の
各弁の位置と排気ガスの流れを示すものであり、太線の
矢印がパティキュレートを含む排気ガスの流れ、中抜き
の矢印がパティキュレートが除去された排気ガスの流れ
を示している。図1に示すように、排気ガス中のパティ
キュレート捕集時は、第1、第2制御弁V1,V2は中
立の位置に制御されており、チェック弁V3,V4、お
よび開閉弁V5〜V8は閉弁、排気制御弁V9は開弁し
ている。この状態では、ディーゼル機関1から排出され
た排気ガスは分岐管2A,2Bの両方に流れてフィルタ
5A,5Bによってパティキュレートが除去され、マフ
ラー6を介して大気中に放出される。
【0022】フィルタ5A,5B内のパティキュレート
の捕集量が所定値を越え、差圧センサ10のフィルタ5
A,5Bの上流側と下流側の差圧検出値が基準値を越え
ると、この実施例ではフィルタの再生処理がフィルタ5
Aから実行され、フィルタ5Aの再生処理中は排気ガス
はフィルタ5Bを通って流れる。そして、フィルタ5A
の再生処理が終了すると、次にフィルタ5Bの再生処理
が実行され、フィルタ5Bの再生処理中は排気ガスはフ
ィルタ5Aを通って流れる。
【0023】また、この実施例では、フィルタ5Aまた
はフィルタ5Bの再生処理が終了した直後に、フィルタ
5Aまたはフィルタ5B内に残留する灰分が除去され
る。そこで、このようなパティキュレートの捕集、再生
処理、および灰分除去の動作を次に図2のフローチャー
ト、および図3,図4の動作図を用いて説明する。図2
は図1の排気微粒子浄化装置20の同時捕集、交互再生
における制御回路100の、捕集、再生処理、灰分除去
処理の制御手順を説明するためのフローチャートであ
る。制御回路100による制御は、実際には所定時間お
きに割り込みの形で実行されるが、ここでは、処理の全
体の流れを簡単に示すために、再生処理を開始から終了
まで連続した流れとして示してあり、所定時間おきに実
行されることを示すために、処理の途中にインタバルを
設けてある。
【0024】ステップ201ではフィルタ5A,5Bの
前後差圧PD、排気温度ThG、および吸気量Gaを検
出し、続くステップ202において排気温度ThG、お
よび吸気量Gaとから補正差圧PDcを演算する。そし
て、続くステップ203においてフィルタが再生時期か
否かを判定する。この再生時期の判定は、差圧センサ1
0の出力値PDの機関の運転状態に応じた補正値PDc
が判定値以上か否かで行う。再生時期でない時には□で
示す所定のインタバルの後に、再度ステップ201から
ステップ203の処理を繰り返す。一方、ステップ20
3でフィルタが再生時期と判定した時にはステップ20
4に進み、フィルタ5Aの再生処理を開始する。
【0025】図3(a) がフィルタ5Aの再生処理時の状
態を示している。フィルタ5Aの再生開始時には制御弁
V1,V2が分岐管2Aの入口側と出口側を塞ぎ、チェ
ック弁V3,V4および開閉弁V5,V7が開弁する。
エアポンプ9からの2次空気(点線で示す矢印)が再生
用ガス供給管7を通じてフィルタ5Aに供給され、ヒー
タHAに通電が行われる。ヒータHAへの通電により、
この後にフィルタ5A内のパティキュレートが着火して
燃焼し、燃焼ガスは燃焼ガス排出管8を通って大気中に
排出される。このとき、排気ガスはフィルタ5Bに流
れ、フィルタ5Bはパティキュレートの捕集を継続して
いる。
【0026】以上がフィルタ5Aの再生処理であり、こ
の状態はステップ205でフィルタ5Aの再生処理が終
了したと判定するまで継続し、ステップ205でフィル
タ5Aの再生が終了したと判定した場合はステップ20
6に進み、再生燃焼後にフィルタ5Aに残留する灰分の
除去処理を所定時間実行する。図3(b) がフィルタ5A
の灰分除去処理時の状態を示している。フィルタ5Aの
再生が終了したので、チェック弁V3および開閉弁V5
が閉弁し、エアポンプ9の稼働が停止する。次いで、第
2制御弁V2のみが中立位置に制御され、同時に第2制
御弁V2の下流側の排気制御弁V9が閉弁する。この結
果、分岐管2Aと分岐管2Bとが分岐部bにおいて連通
し、フィルタ5Bにてパティキュレートが除去された排
気ガスが分岐部bを通ってフィルタ5Aを逆流する。こ
の逆流する排気ガスによってフィルタ5Aに残留する灰
分が除去され、灰分を含んだ排気ガスは燃焼ガス排出管
8を通り、灰分のみが灰分捕集フィルタ12で捕集され
て大気中に排出される。灰分捕集フィルタ12に捕集さ
れた灰分は、重力によって落下し、灰分回収箱13に回
収される。
【0027】以上の灰分除去処理を所定時間実行する
と、ステップ207に進んでフィルタ5Bの再生処理を
開始する。図4(a) がフィルタ5Bの再生処理時の状態
を示している。フィルタ5Bの再生開始時には制御弁V
1,V2が分岐管2Bの入口側と出口側を塞ぎ、チェッ
ク弁V3,V4および開閉弁V6,V8が開弁状態にさ
れる。そして、エアポンプ9からの2次空気が再生用ガ
ス供給管7を通じてフィルタ5Bに供給され、ヒータH
Bに通電が行われる。ヒータHBへの通電により、この
後にフィルタ5B内のパティキュレートが着火して燃焼
し、燃焼ガスは燃焼ガス排出管8を通って大気中に排出
される。このとき、排気ガスはフィルタ5Aに流れ、フ
ィルタ5Aはパティキュレートの捕集を実施している。
【0028】以上がフィルタ5Bの再生処理であり、こ
の状態はステップ208でフィルタ5Bの再生処理が終
了したと判定するまで継続し、ステップ208でフィル
タ5Bの再生が終了したと判定した場合はステップ20
9に進み、再生燃焼後にフィルタ5Aに残留する灰分の
除去処理を所定時間実行する。図4(b) がフィルタ5B
の灰分除去処理時の状態を示している。フィルタ5Bの
再生が終了したので、チェック弁V3および開閉弁V6
が閉弁し、エアポンプ9の稼働が停止する。次いで、第
2制御弁V2のみが中立位置に制御され、同時に第2制
御弁V2の下流側の排気制御弁V9が閉弁する。この結
果、分岐管2Aと分岐管2Bとが分岐部bにおいて連通
し、フィルタ5Aにてパティキュレートが除去された排
気ガスが分岐部bを通ってフィルタ5Bを逆流する。こ
の逆流する排気ガスによってフィルタ5Bに残留する灰
分が除去され、灰分を含んだ排気ガスは燃焼ガス排出管
8を通り、灰分のみが灰分捕集フィルタ12で捕集され
て大気中に排出される。灰分捕集フィルタ12に捕集さ
れた灰分は、重力によって落下し、灰分回収箱13に回
収される。
【0029】以上の灰分除去処理を所定時間実行する
と、ステップ210に進み、第1制御弁V1を中立状
態、チェック弁V4の閉弁、開閉弁V8の閉弁、および
排気制御弁V9の開弁を実行し、フィルタ5A,5Bを
共に捕集状態にしてこのルーチンを終了する。以後この
ステップ201からステップ210の動作を繰り返す。
以上のように、この実施例の排気微粒子浄化装置20で
は、灰分を除去するために使用する排気ガスが必ずどち
らかのフィルタを通過するので、パティキュレートを含
まない浄化された排気ガスをフィルタに逆に流すことが
でき、フィルタの出口側にパティキュレートを堆積させ
ることがない。
【0030】なお、以上の実施例では、フィルタ5A,
5Bの灰分除去処理がフィルタ5A,5Bの再生処理終
了毎に実行されたが、パティキュレート中に含まれる灰
分は少ないので、フィルタ5A,5Bの灰分除去処理
は、フィルタ5A,5Bの再生処理を所定回数行う毎に
実行するようにしても良いものである。また、排気ブレ
ーキが分岐部aの上流側に設けられている場合は、灰分
除去処理時に排気ブレーキを一旦閉じて排気圧を上昇さ
せてから瞬時に開いて圧力波を発生させると、更に効率
良く灰分を除去することができる。
【0031】図5は図1に示したディーゼル機関の排気
微粒子除去装置20の変形実施例を示すものであり、再
生用の電気ヒータHA,HBのアース側を接続し、その
アースラインの途中にシャント抵抗14を挿入した点の
みが異なる。この変形実施例では、ヒータ通電時、例え
ば、図5に示すヒータHAの通電時に、シャント抵抗1
4を流れる電流値を検出し、この電流値が通常値と異な
る場合には、ヒータの劣化や断線等が発生したとして速
やかに制御回路100の出力回路OUTに接続された警
告灯15を点灯してドライバーに異常を通知することが
できる。これにより、ヒータのトラブルによるフィルタ
5A,5Bの破損を防止することができる。
【0032】図6は、本発明の第2の実施例のディーゼ
ル機関の排気微粒子除去装置30の構成の一部を示すも
のである。図1,図5に示した実施例では、2次空気の
供給手段として電動エアポンプ9を使用していたが、デ
ィーゼル機関で、負圧タンク16を備えているもので
は、機関1に駆動される負圧発生用の負圧ポンプ17が
設けられているので、図6の第2の実施例では、この負
圧ポンプ17を電動エアポンプ9の代わりに使用してい
る。
【0033】このため、負圧タンク16と負圧ポンプ1
7とを結ぶ吸引パイプ18と、負圧ポンプ17から空気
を排出する排出パイプ19の途中に、それぞれ三方弁2
1、22とが設けられており、三方弁21の空気取り入
れパイプ23には流量設定用のオリフィス24とエアク
リーナ25が設けられており、三方弁22に2次空気供
給用の再生用ガス供給管7が設けられている。
【0034】三方弁21,22は制御回路100によっ
て電気的に流路が切り換えられるようになっており、負
圧タンク16に負圧を蓄積する時には制御回路100に
よって三方弁21,22の“白”−“白”が連通された
状態で負圧ポンプ17が駆動される。一方、2次空気が
供給される時には、制御回路100によって三方弁2
1,22の“黒”−“黒”が連通された状態で負圧ポン
プ17が駆動され、エアクリーナ25を通り、オリフィ
ス24で流量が制限された空気が再生用ガス供給管7か
ら供給される。
【0035】図7は本発明の第3の実施例のディーゼル
機関の排気微粒子除去装置40の構成の一部を示すもの
である。この実施例では、電動エアポンプ9の空気取り
入れパイプ26のエアクリーナ31との間の部分に、所
定流量に対して所定圧力損失を発生させる部材、例え
ば、ラミナフロー(或いはオリフィス)27が設けられ
ており、このラミナフロー27をバイパスするバイパス
パイプ28に、ラミナフロー27の前後の差圧を検出す
る差圧センサ29が設けられている。Trは電動エアポ
ンプ9を駆動するためのトランジスタである。
【0036】この実施例では、2次空気の供給時にラミ
ナフロー27の前後の差圧を制御回路100が検出する
ことによって実際の2次空気の流量が検出され、その検
出値が制御回路100にフィードバックされて目標2次
空気流量になるように、電動エアポンプ9の駆動電圧が
デューティ制御される。この結果、フィルタ5Aまたは
5Bに捕集されたパティキュレートの量に関わらず、2
次空気の流量が一定に制御される。
【0037】なお、所定流量に対して所定圧力損失を発
生させる部材のうち、ラミナフロー27は流量と圧力損
失とがリニアな関係になるようにした部品であり、オリ
フィスはほぼ流量の二乗に圧力損失が比例する関係にあ
る部品である。また、この所定流量に対して所定圧力損
失を発生させる部材とその両端部の圧力を検出する差圧
センサの代わりに、流量検出センサを設けても良い。こ
の場合、流量検出センサとしては、熱線式流量計等、ど
んなタイプの流量計でも良い。
【0038】図8(a) は図7に示した構成の2次空気供
給装置において、2次空気の供給装置の異常を判定する
制御を示すフローチャートである。ステップ801では
フィルタの再生時期か否かを判定し、再生時期の時はス
テップ802に進んで2次空気量の供給量をフィードバ
ック制御する。そして、続くステップ803において2
次空気のセット流量Qsとエアポンプのセット電圧Vs
を検出し、ステップ804においてセット流量Qs時の
エアポンプ9の基準駆動電圧VBを演算する。図8(b)
に2次空気のセット流量Qsとエアポンプのセット電圧
Vsとの関係を示す。
【0039】そして、ステップ805において、セット
電圧Vsが基準駆動電圧VBから所定の範囲(±α)に
入っているか否かを検出し、入っている場合はこのルー
チンを終了するが、入っていない場合はステップ806
に進んで2次空気供給系の異常をドライバーに知らせ
る。すなわち、前述の制御弁からの排気ガスの漏れ込み
量の増加によるエアポンプ9の吐出圧力の増加、或いは
エアクリーナ31の目詰まりによるポンプ9の負荷の増
加等により、所定電圧以上の駆動電圧が必要になった場
合には、ステップ805においてNOとなるので、この
以上をステップ806においてドライバーに通知する。
【0040】図9は図7の変形実施例を示すものであ
る。図7では電動エアポンプ9の吐出流量を電動エアポ
ンプ9の空気取り入れパイプ26のエアクリーナ31と
の間の部分に設けられたラミナフロー27の前後の差圧
によって検出していた。一方、この実施例では電動エア
ポンプ9の吐出流量を、電動エアポンプ9の空気取り入
れパイプ26に設けた圧力センサ32の出力Pinと、再
生用ガス供給管7に設けた圧力センサ33の出力Pout
との差によって求めている。
【0041】図9に示した実施例における電動エアポン
プ9の設定吐出流量Qset は次式、 Qset = Qo × k1 × k2 で表される。ここで、Qo は基本吐出流量であり、k1
は吐出圧補正係数、k2は吸入負圧補正係数であって、
これらの値は図10(a) , (b) に示す特性図から求めら
れる。
【0042】ここで、図10(a) に示す特性について説
明する。一般に、パティキュレートの捕集や排気管の詰
まり等によってフィルタの圧力損失が増大したりした時
には、それに応じてポンプ9の吐出圧が増大するので、
一定電圧制御では実際のポンプ9の吐出量が減少する。
そこで、これを防止するため、予め検量しておいた図1
0(a) に示すような吐出圧の低下割合に基づいて補正係
数k1 を設定するのである。図10(b) の特性も同様
に、エアフィルタの詰まり等によるポンプ9の実吐出流
量の低下を補正するために、補正係数k2 を設定するた
めのものである。
【0043】図11は本発明の第4の実施例を示すもの
である。この実施例では、ディーゼル機関の排気微粒子
除去装置の排気管2に、排気管内の圧力を引き出す圧力
ポート50を設ける場合の圧力ポート50の構成を示す
ものである。圧力ポート50は、排気管2に設けられた
ねじ穴2aにねじ込んで取り付けられるようになってお
り、その本体51の先端部には排気管2内に突出する中
空ヒータ52と、この中空ヒータ51を保護するヒータ
プロテクタ53が設けられている。ヒータプロテクタ5
3は底のない円筒状をしており、このヒータプロテクタ
53の中にある中空ヒータ52が直接排気ガスに当たる
のを防止すると共に、中空ヒータ52が排気ガス流によ
って冷却されるのを防止する。また、中空ヒータ52の
中には圧力導入通路54があり、この圧力導入通路54
が図示しない圧力センサに通じている。更に、中空ヒー
タ52の先端部の圧力導入通路54の回りにはコイル5
2aが設けられており、このコイル52aが図示しない
ヒータ電源から通電されることによって中空ヒータ52
が発熱する。
【0044】このように、圧力ポート50を中空ヒータ
52で構成したことにより、圧力ポート50にパティキ
ュレートが付着して圧力導入通路54が目詰まりするよ
うな場合には、中空ヒータ52のコイル52aに通電が
行われ、中空ヒータ52が発熱して付着したパティキュ
レートが燃焼除去される。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディーゼル
機関の排気微粒子除去装置によれば、排気通路に2系統
のフィルタを備えたディーゼル機関の排気微粒子除去装
置において、燃焼ガス排出管を利用することにより、新
たなバイパス通路を追加することなく灰分の除去ができ
る。また、灰分除去処理時にフィルタを逆に流れる排気
ガスには、パティキュレートの除去された排気ガスが使
用されるので、パティキュレートを外部に放出しないよ
うにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の逆流交互再生デュアルフィルタタイプ
の排気微粒子除去装置の一実施例の概略的構成を示す構
成図である。
【図2】図1の同時捕集、逆流交互再生を行う排気微粒
子除去装置における通常の捕集、再生処理、灰分除去処
理の手順を示すフローチャートである。
【図3】(a) は一方のフィルタの再生処理時の各部の動
作を示す動作説明図、(b) はフィルタの再生処理直後の
灰分除去動作時の各部の動作を示す説明図である。
【図4】(a) は他方のフィルタの再生処理時の各部の動
作を示す動作説明図、(b) はフィルタの再生処理直後の
灰分除去動作時の各部の動作を示す説明図である。
【図5】図1に示したディーゼル機関の排気微粒子除去
装置の変形実施例の概略的構成を示す構成図である。
【図6】本発明の第2の実施例の構成を示す2次空気供
給系の構成を示す構成図である。
【図7】本発明の第3の実施例の構成を示す2次空気供
給系の構成を示す構成図である。
【図8】(a) は図7の実施例における2次空気供給系の
異常を判定する手順を示すフローチャート、(b) は電動
エアポンプのセット流量と駆動電圧との関係を示す線図
である。
【図9】図8の2次空気供給系の実施例の変形実施例の
構成を示す構成図である。
【図10】(a) は図9の実施例の2次空気供給系におけ
る吐出圧補正係数の特性を示す線図、(b) は図9の実施
例の2次空気供給系における吸入負圧補正係数の特性を
示す線図である。
【図11】本発明の第4の実施例の構成を示す排気管に
設けた圧力ポートの構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1…ディーゼル機関 2…排気管 2A,2B…分岐管 5A,5B…フィルタ 7…再生用ガス供給管 8…燃焼ガス排出管 9…エアポンプ 10,29…差圧センサ 12…灰分除去フィルタ 13…灰分回収箱 14…シャント抵抗 16…負圧ポンプ 21,22…三方弁 24…オリフィス 25,31…エアクリーナ 27…ラミナフロー 32,33…圧力センサ 52…中空ヒータ 53…ヒータプロテクタ 100…制御回路 a…分岐部 b…合流部 HA,HB…電気ヒータ V1…第1の制御弁 V2…第2の制御弁 V3,V4…チェック弁 V5〜V8…開閉弁 V9…排気制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01N 3/02 R

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼル機関の排気通路を途中で2系
    統に分岐させた後に合流させ、各分岐通路内には排気ガ
    ス中の排気微粒子を捕集するフィルタをそれぞれ設けた
    排気微粒子浄化装置であって、 各分岐通路を遮断、連通するように、前記分岐通路の分
    岐部および合流部に設けられた第1および第2の排気制
    御弁と、前記合流部の下流側に設けられた排気制御弁
    と、前記フィルタの下流側の前記分岐通路にそれぞれ連
    通する2次空気供給通路と、この2次空気供給通路の前
    記分岐通路への接続部に設けられた開閉弁と、前記2次
    空気供給通路に接続された2次空気供給手段と、前記フ
    ィルタの上流側の前記分岐通路にそれぞれ連通する再生
    燃焼ガス排出通路と、この再生燃焼ガス排出通路の前記
    分岐通路への接続部に設けられた開閉弁と、前記フィル
    タの下流側に設けられた加熱手段とを備え、前記フィル
    タが再生時期と判断された時には、前記各弁を開閉制御
    し、前記加熱手段と前記2次空気供給手段とを用いて各
    フィルタを交互に逆流再生するものにおいて、 前記フィルタの再生の終了直後毎に、或いは、前記フィ
    ルタの再生が所定回数終了した直後に、前記2次空気供
    給手段の停止、前記2次空気供給通路の前記分岐通路へ
    の接続部に設けられた開閉弁の閉弁、前記第2の排気制
    御弁の中立位置への制御、および、前記排気制御弁の閉
    弁を所定時間実行し、 再生直後のフィルタに排気ガスを逆流させてフィルタを
    洗浄することを特徴とするディーゼル機関の排気微粒子
    除去装置。
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