JPH06146858A - ディーゼル機関の排気微粒子除去装置 - Google Patents

ディーゼル機関の排気微粒子除去装置

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JPH06146858A
JPH06146858A JP4294539A JP29453992A JPH06146858A JP H06146858 A JPH06146858 A JP H06146858A JP 4294539 A JP4294539 A JP 4294539A JP 29453992 A JP29453992 A JP 29453992A JP H06146858 A JPH06146858 A JP H06146858A
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filter
engine
exhaust
particulates
filters
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JP4294539A
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English (en)
Inventor
Kenji Kimura
憲治 木村
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生直前までフィルタがパティキュレートを
捕集した状態で機関が停止された場合の再始動を円滑に
して、バッテリの消耗を防止し、始動性を向上させたデ
ィーゼル機関の排気微粒子除去装置の提供を目的とす
る。 【構成】 機関1の排気管2に設けたフィルタ5A, 5Bで
排気ガス中のパティキュレートを捕集し、所定時期に2
次空気を供給してフィルタの再生を行う排気微粒子除去
装置であって、フィルタ5A, 5Bの上、下流側に2次空気
通路7, 8を備えるものにおいて、機関稼働中にフィルタ
内に捕集されたパティキュレート量を検出し、最新値を
機関停止時にメモリBRAMに記憶しておき、再始動時に記
憶値が基準値よりも高い時には、2次空気通路7又は8
を大気に開放し、始動クランキング時にフィルタ5Aまた
は5Bの目詰まりによって始動性が悪化しないように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼル機関の排気微
粒子除去装置に関し、特に、ディーゼル機関の排気ガス
中に含まれるパティキュレートの捕集時に、フィルタ内
にパティキュレートを多量に捕集した状態で機関が停止
され、再始動される場合の始動性を向上させたディーゼ
ル機関の排気微粒子除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の内燃機関、特に、ディーゼル
機関の排気ガス中には、カーボンを主成分とする排気微
粒子(パティキュレート)が含まれており、排気黒煙の
原因となっている。環境汚染の観点からはこのパティキ
ュレートは除去することが望ましく、近年、ディーゼル
機関の排気通路にセラミック製のフィルタを配置し、デ
ィーゼルパティキュレートをこのフィルタによって除去
することが提案されている。
【0003】図14は排気通路82の途中に分流後合流
する2つの分岐通路83,84を備え、各分岐通路8
3,84の中にそれぞれパティキュレート捕集フィルタ
(以後、単にパティキュレートフィルタ、或いはフィル
タという) A,Bを備えた従来のディーゼル機関の排気
微粒子除去装置80の概略構成を示すものである。この
ような2つのフィルタを備えたディーゼル機関の排気微
粒子除去装置80には、2つのフィルタで同時に排気ガ
ス中のパティキュレートの捕集を行い、パティキュレー
トが所定量捕集された時点でフィルタを交互に再生する
同時捕集、交互再生タイプと、1つのフィルタで排気ガ
ス中のパティキュレートの捕集を行い、パティキュレー
トが所定量捕集された時点でフィルタを切り換え、捕集
したフィルタの再生を行う交互捕集、交互再生タイプが
ある。この再生処理は、一般に、圧力センサSU,SD
を用いて捕集中のフィルタ前後の圧力損失(差圧)を検
出し、検出値が所定値以上になった時に、片方のフィル
タ毎に個別に実行される。
【0004】この再生処理について更に詳しく説明する
と、排気バイパス通路の無いディーゼル機関の排気微粒
子除去装置では、再生時に分岐部に設けられた図示しな
い弁が切り換えられ、パティキュレートが捕集されたフ
ィルタ、例えば、フィルタAが排気経路から切り離され
る。そして、切り離されたフィルタAでは、電気ヒータ
HAに通電が行われて捕集されたパティキュレートが着
火され、同時に図示しない電気エアポンプから2次空気
のような再生用ガスが供給されてパティキュレートを燃
焼させる再生処理が行われる。そして、フィルタAの再
生処理が終了すると、同時捕集、交互再生タイプでは前
述の弁が切り換えられて排気ガスが再生処理の終了した
フィルタA側に流れ、フィルタBが排気経路から切り離
されて電気ヒータHBが通電され、捕集されたパティキ
ュレートが着火されると共に再生用ガスが供給されてパ
ティキュレートを燃焼させる再生処理が行われる。ま
た、交互捕集、交互再生タイプではフィルタBが所定量
パティキュレートを捕集するまで、フィルタAは待機状
態となる。
【0005】ところが、図14に示したディーゼル機関
の排気微粒子除去装置80においては、パティキュレー
トの捕集量が再生直前まで多量に捕集された状態で機関
が停止され、その後に再始動された場合、パティキュレ
ートフィルタ内にはかなりの量のパティキュレートが捕
集されているために、背圧が高くなって始動性が悪くな
り、バッテリの性能が劣化する恐れがある。この恐れは
寒冷地であればバッテリの電圧降下もあり更に強まるこ
とになる。
【0006】この対策として、実開平3−19419号
公報には、パティキュレートフィルタの上流に設けられ
た2次空気供給用通路を、背圧の異常時に開放して、背
圧を低下させることが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
3−19419号公報に記載の技術では、背圧異常上昇
を検出し、検出した後に2次空気供給用通路を開放する
ので、機関の始動クランキング時には、背圧の異常上昇
の検出が遅れ、2次空気供給用通路が閉じられたまま始
動クランキングが実行されるので、始動性を確保するこ
とが難しいという恐れがあった。
【0008】そこで、本発明は、前記従来のディーゼル
機関の排気微粒子除去装置の有する課題を解消し、機関
の停止時におけるパティキュレートフィルタ内のパティ
キュレートの捕集量が多い時には、その後の始動クラン
キング開始時に背圧が上昇しないように排気ガスの流路
を同時に切り換え、始動クランキングを背圧の低い状態
でスムーズに行わせて始動性の確保を可能にしたディー
ゼル機関の排気微粒子除去装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の形態のディーゼル機関の排気微粒子除去装置
は、内燃機関の排気通路に設けたフィルタによって排気
ガス中のパティキュレートを捕集し、所定時期に前記フ
ィルタに2次空気を供給してフィルタの再生を行うディ
ーゼル機関の排気微粒子除去装置であって、前記フィル
タの上流側および下流側に2次空気通路を備えるものに
おいて、前記フィルタ内に捕集されたパティキュレート
の量を検出する捕集量検出手段と、前記フィルタ内のパ
ティキュレートの捕集量を機関の運転停止後も記憶する
捕集量記憶手段と、機関の始動開始を検出する始動検出
手段と、機関の始動開始時に前記記憶手段に記憶された
捕集量を所定値と比較し、捕集量がこの所定値を越える
場合は前記2次空気通路を大気に開放する2次空気通路
制御手段とを設けたことを特徴としている。
【0010】なお、前記2次空気通路のいずれか一方に
エアポンプを備え、前記フィルタの再生時にこのエアポ
ンプを作動させるものにおいては、エアポンプ作動手段
により前記2次空気通路開放手段の動作時に、前記エア
ポンプに吸引動作をさせても良い。また、前記目的を達
成する本発明の第2の形態のディーゼル機関の排気微粒
子除去装置は、内燃機関の排気通路に並列に設けたフィ
ルタの一方によって排気ガス中のパティキュレートを捕
集し、所定時期に捕集フィルタを切り換えると共に、捕
集を終えたフィルタに再生ガスを供給して再生を行うデ
ィーゼル機関の排気微粒子除去装置において、前記捕集
中のフィルタ内に捕集されたパティキュレートの量を検
出する捕集量検出手段と、前記フィルタ内のパティキュ
レートの捕集量を機関の運転停止後も記憶する捕集量記
憶手段と、機関の始動開始を検出する始動検出手段と、
機関の始動開始時に前記記憶手段に記憶された捕集量を
所定値と比較し、捕集量がこの所定値を越える場合は、
前記並列のフィルタの両方に排気ガスが流入するように
排気ガス流路を切り換える排気流路切換手段とを設けた
ことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明の第1の形態のディーゼル機関の排気微
粒子除去装置によれば、パティキュレートが多量に捕集
れた状態で停止された機関の再始動時には、パティキュ
レートフィルタ上流側の2次空気通路が大気に開放され
るので、始動クランキング時の背圧が低く抑えられ、始
動性が向上する。この2次空気通路の大気開放は、始動
完了後に始動前の状態に戻される。なお、2次空気通路
のいずれか一方にエアポンプを備えるものでは、始動ク
ランキング時にこのエアポンプに吸引動作をさせること
により、始動クランキング時の背圧が低くなって始動性
が更に向上する。また、本発明の第2の形態の交互捕
集、交互再生を行うデュアルタイプのフィルタを備えた
ディーゼル機関の排気微粒子除去装置によれば、パティ
キュレートが多量に捕集れた状態で停止された機関の再
始動時には、排気ガスが両方のフィルタに流れるので、
始動クランキング時の背圧の上昇が抑えられ、始動性が
向上する。
【0012】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明における同時捕集、逆流交互
再生デュアルフィルタタイプのディーゼル機関の排気微
粒子除去装置20の一実施例の概略的構成を示すもので
ある。この実施例のディーゼル機関の排気微粒子除去装
置20では、機関1からの排気ガスを導く排気管2は、
分岐部aにおいて分岐管2A,2Bに分岐され、その後
に合流部bにおいて合流されてマフラー6に接続され
る。分岐管2A,2Bの途中に設けられたケーシング3
A,3Bの中には、排気ガス中のパティキュレートを捕
集するためにそれぞれ第1フィルタ5A及び第2フィル
タ5Bが設けられている。
【0013】このフィルタ5A, 5Bは、セラミック等
の多孔性物質からなる隔壁を備えたハニカム状フィルタ
であり、一般に円筒状をしていて内部に隔壁で囲まれた
多数の直方体状の通路(フィルタセル)がある。そし
て、この通路の隣接するものは、排気ガスの流入側と排
気ガスの流出側で交互にセラミック製の閉塞材(プラ
グ)によって栓詰めされて閉通路となっている。従っ
て、このフィルタ5A, 5Bに流れ込んだ排気ガス中の
パティキュレートは、排気ガスがフィルタセルの壁面を
通過する際にフィルタセルに捕集される。
【0014】また、分岐管2A及び2Bの分岐部aの上
流側および合流部bの下流側には、それぞれ圧力導入管
SPU,SPDが設けられており、差圧センサ10に分
岐部aの上流側の圧力および合流部bの下流側の圧力を
導くようになっている。そして、フィルタ5A,5Bの
上下流の圧力差(圧力損失)は差圧センサ10によって
求められ、検出値がECU(制御回路)100に入力さ
れる。制御回路100はこの圧力差(差圧)によってフ
ィルタ5A,5Bの再生時期を決定する。
【0015】一方、フィルタ5A,5Bの下流側端面近
傍、或は下流側端部の栓部材(図示せず)にはフィルタ
再生時、フィルタを加熱してパティキュレートに着火す
る電気ヒータHA及びHBが設けられており、これら電
気ヒータHA,HBの一端は接地され、他端は制御回路
100によって制御されるスイッチSWA,SWBを介
してバッテリ11に接続されている。更に、フィルタ5
A,5Bの上流側には排気ガス温度を検出する温度セン
サSTが設けられており、この温度センサSTの出力も
制御回路100に入力されている。なお、図示はしない
が、機関1には吸入空気温度を検出する吸入空気温度セ
ンサと機関1の温度を水温によって検出する水温センサ
が設けられており、これらセンサからの吸入空気温度T
hAと水温ThWも制御回路100に入力されるように
なっている。
【0016】そして、分岐部aには、分岐部aの上流側
の排気管2からの排気ガスの流れを分岐管2A,2Bに
振り分ける第1制御弁V1が設けられ、合流部bには分
岐管2A,2Bの合流部bの下流側の排気管2Dへの接
続を切り換える第2制御弁V2が設けられている。これ
ら制御弁V1,V2は共に制御回路(ECU)100に
よって駆動されるようになっており、制御回路100か
らの制御信号により制御弁V1,V2は分岐管2A,2
Bのいずれも閉塞しない中立位置、または分岐管2A,
2Bのいずれか一方を閉じる位置に位置決めされる。
【0017】前述のフィルタ5A,5Bの再生時には、
電気ヒータHAあるいはHBに通電すると共に、通電が
行われた側のフィルタ5Aあるいはフィルタ5Bの下流
側から再生用ガスを流し、燃焼ガスをその上流側から排
出する必要がある。従って、この実施例では、分岐管2
A,2Bの合流部bとフィルタ5A,5Bとの間に再生
用ガス供給管7が設けられており、この再生用ガス供給
管7の一端に2次空気供給用の電動エアポンプ9が設け
られている。そして、電動エアポンプ9の2次空気吐出
側の再生用ガス供給管7内にはチェック弁V3が設けら
れ、再生用ガス供給管7の分岐管2A,2Bへの接続部
にはそれぞれ開閉弁V5,V6が設けられている。ま
た、分岐管2A,2Bの分岐部aとフィルタ5A,5B
との間に燃焼ガス排出管8が設けられており、この燃焼
ガス排出管8の一端は大気に開放されている。そして、
燃焼ガス排出管8の大気開放端近傍にはチェック弁V4
が設けられ、燃焼ガス排出管8の分岐管2A,2Bへの
接続部にはそれぞれ開閉弁V7,V8が設けられてい
る。これらの弁V3〜V8および電動エアポンプ9は全
て制御回路100によって駆動制御される。
【0018】弁V1〜V8の駆動は、実際には、ダイア
フラム式アクチュエータや負圧切換弁、或いは電気式の
アクチュエータによって行われるが、その駆動機構は特
に限定されるものではないので、ここでは図示およびそ
の説明を省略する。但し、本発明では、機関始動時に直
ちに弁V1〜V8のうちのいくつかを切り換える必要が
あるので、ダイアフラム式アクチュエータや負圧切換弁
を使用する場合には、車両に負圧タンク等の制御駆動源
が備えられている必要がある。
【0019】制御回路100は、例えば、アナログ信号
入力用のインタフェースINa、ディジタル信号入力用
のインタフェースINd、アナログ信号をディジタル信
号に変換するコンバータA/D、各種演算処理を行う中
央処理装置CPU、ランダムアクセスメモリRAM、読
み出し専用メモリROM、機関のキースイッチがオフさ
れてもデータを保持するバックアップメモリB−RA
M、出力回路OUT、およびこれらを接続するバスライ
ン111等を含むマイクロコンピュータによって構成さ
れるが、その構成の詳細な動作説明については省略す
る。
【0020】制御回路100のアナログ信号入力用のイ
ンタフェースINaには、パティキュレートフィルタ5
A,5Bの上流側と下流側の排気ガスの差圧信号PD、
機関1の吸気温度信号ThA、水温信号ThWや図示し
ない回転数センサからの機関回転数信号Ne等が入力さ
れ、ディジタル信号入力用のインタフェースINdに
は、キースイッチからの信号等が入力される。
【0021】次に、以上のように構成された実施例のデ
ィーゼル機関の排気微粒子除去装置20の動作について
説明する。 〔排気ガス中のパティキュレート捕集時〕制御弁V1,
V2は中立の位置に制御されており、チェック弁V3,
V4、および開閉弁V5〜V8は閉弁している。図1が
この状態を示しており、ディーゼル機関1から排出され
た排気ガスは分岐管2A,2Bの両方に流れてフィルタ
5A,5Bによってパティキュレートが除去され、マフ
ラー6を介して大気中に放出される。 〔フィルタの再生時〕フィルタ5A,5B内のパティキ
ュレートの捕集量が所定値を越え、差圧センサ10のフ
ィルタ5A,5Bの上流側と下流側の差圧検出値が基準
値を越えるとフィルタの再生処理がフィルタ5Aから実
行される。フィルタ5Aの再生時には制御弁V1,V2
が分岐管2Aの入口側と出口側を塞ぎ、チェック弁V
3,V4および開閉弁V5,V7が開弁する。エアポン
プ9からの2次空気が再生用ガス供給管7を通じてフィ
ルタ5Aに供給され、ヒータHAに通電が行われてフィ
ルタ5A内のパティキュレートが燃焼し、燃焼ガスは燃
焼ガス排出管8を通って大気中に排出される。フィルタ
5Bの再生時には制御弁V1,V2が分岐管2Bの入口
側と出口側を塞ぎ、チェック弁V3,V4は開弁のま
ま、開閉弁V5,V7が閉弁し、開閉弁V6,V8が開
弁する。エアポンプ9からの2次空気は再生用ガス供給
管7を通じてフィルタ5Bに供給され、ヒータHBに通
電が行われてフィルタ5B内のパティキュレートが燃焼
し、燃焼ガスは燃焼ガス排出管8を通って大気中に排出
される。 〔機関始動時〕図2は制御回路100による機関稼働中
の処理を示すものであり、所定時間おきに実行されるも
のである。機関稼働中は、制御回路100は毎回ステッ
プ201において常に差圧センサ10の出力値10を読
み取る。そして、ステップ202において機関が停止さ
れたか否かを常に監視し、機関が停止されない時はステ
ップ203に進んでその他の処理をおこなってこのルー
チンを終了するが、機関が停止された時はステップ20
4に進み、ステップ201で読み取った差圧センサ10
の出力値PDの値をバックアップメモリB−RAMに記
憶し、ステップ205において読出フラグFを“1”に
してこのルーチンを終了する。この読出フラグFの値も
バックアップメモリB−RAMに記憶する。このように
して、本発明では機関停止直前のパティキュレートフィ
ルタ5A,5B内のパティキュレートの捕集量が記憶さ
れる。
【0022】図3は図1に示した実施例における機関始
動時の制御回路100の処理を示すものであり、この処
理も所定時間おきに実行される。ステップ301では読
出フラグFが“1”か否かを判定し、F=“1”の場合
はステップ302に進んでバックアップメモリB−RA
Mから差圧センサ10の出力値PDを読み出し、続くス
テップ303で読出フラグFを“0”にする。この読出
フラグFを“0”にすることにより、次回はステップ3
01でNOとなり、ステップ302,303は省略され
る。
【0023】ステップ304では読み出した出力値PD
が判定値A以上か否かが判定され、PD≧Aの時はステ
ップ305に進み、PD<Aの時はステップ307に進
む。判定値Aは、フィルタ5A,5B内に捕集されたパ
ティキュレート量が多く、再生処理が近い時に差圧セン
サ10が出力する値である。従って、フィルタ5A,5
B内に捕集されたパティキュレート量が多い時に進むス
テップ305では、制御弁V1,V2は中立位置のま
ま、再生用ガス供給管7内の弁V3,V5,V6は閉弁
状態で、燃焼ガス排出管8内の弁V4,V7,V8が開
弁される。この状態を図4に示す。
【0024】図4の状態は、分岐管2A,2Bが燃焼ガ
ス排出管8を通じて大気に開放されている状態である。
この時、始動時に機関1がクランキングされると、機関
1から排出される排気ガスは矢印のように排気管2内を
流れ、分岐管2A,2Bを通って燃焼ガス排出管8に入
り、抵抗なくスムーズに大気中に排出される。従って、
フィルタ5A,5Bがパティキュレートによって目詰ま
りを起こしている状態でも機関1のクランキングがスム
ーズに行われ、機関1の始動が妨げられることはない。
なお、この時、ステップ306において再生用ガス供給
管7内の弁V3,V5,V6も開弁させ、エアポンプ9
を吸引作動させても良く、この状態を図5に示す。図5
の状態では、クランキング中の機関1から排出される排
気ガスの一部がフィルタ5A,5Bを経て強制的にエア
ポンプ9からも排出されるので、排気管2中の排気ガス
の流れが更にスムーズになる。
【0025】機関の始動中はこの後にステップ308に
進み、機関の始動が終了して機関が稼働したか否かが判
定される。機関の始動が完了していない時にはステップ
311に進み、イグニッションキーがオフされたか否か
が判定される。キーがオフされない場合はこのルーチン
を終了し、所定時間後に前述の動作が繰り返される。一
方、キーがオフされた場合は、ステップ302で読み込
んだ差圧検出値PDが消去されてしまう場合があるの
で、ステップ312において読出フラグFの値を“1”
にし、次回の始動時の制御でステップ302に進んでバ
ックアップメモリB−RAMから差圧検出値PDの値を
再度読み込む。
【0026】このようにして、フィルタ5A,5Bにパ
ティキュレートが多量に捕集されている場合は、機関1
が稼働するまで少なくともフィルタ5A,5Bの上流側
の分岐管2A,2Bが大気に開放され、機関1のクラン
キングがスムーズに行われる。そして、ステップ308
で始動が完了して機関1が稼働したと判定された場合
は、エアポンプ9を吸引させている場合はステップ30
9にてこれを停止してステップ310に進み、エアポン
プ9を吸引させていない場合はステップ308から直接
ステップ310に進んで再生用ガス供給管7内の弁V
3,V5,V6、および燃焼ガス排出管8内の弁V4,
V7,V8を閉弁してこのルーチンを終了する。
【0027】以上説明したように、図1の実施例のディ
ーゼル機関の排気微粒子除去装置20では、機関運転中
のフィルタ5A,5B内のパティキュレートの捕集量を
監視し、機関の運転停止時にはその捕集量を記憶してお
き、機関の再始動時にフィルタ5A,5B内のパティキ
ュレートの捕集量が始動クランキングに影響を及ぼす程
度まで多い時には、フィルタ5A,5Bの上流側を大気
に開放することにより、タイムラグなく始動のクランキ
ングをスムーズに行わせることができるので、フィルタ
内のパティキュレートの捕集量が多い時でも機関の始動
性が損なわれない。なお、図5の状態において、燃焼ガ
ス排出管8内の弁V4,V7,V8を閉弁するようにし
ても良い。
【0028】以上説明した実施例は、同時捕集、逆流交
互再生タイプの排気微粒子除去装置20で、フィルタの
再生時にフィルタの下流側に設けたエアポンプ9に吐出
動作をさせて2次空気を供給するものに本発明を適用し
たものであるが、本発明は、(1) 同時捕集、逆流交互再
生タイプの排気微粒子除去装置で、フィルタの再生時に
フィルタの上流側に設けたエアポンプ9に吸引動作をさ
せて2次空気を供給するもの、(2) 同時捕集、順流交互
再生タイプの排気微粒子除去装置で、フィルタの再生時
にフィルタの下流側に設けたエアポンプ9に吸引動作を
させて2次空気を供給するもの、(3) 同時捕集、順流交
互再生タイプの排気微粒子除去装置で、フィルタの再生
時にフィルタの上流側に設けたエアポンプ9に吐出動作
をさせて2次空気を供給するもの、にも適用可能であ
る。(1) の実施例を図6、(2) の実施例を図7、(3) の
実施例を図8に示すが、図1の実施例と同じ構成部材に
は同じ符号を付してその説明を省略する。また、各実施
例における制御回路の動作も同じであるので、そのフロ
ーチャートも省略する。
【0029】各実施例において、機関1の再始動時にフ
ィルタ5A,5B内のパティキュレートの捕集量が始動
クランキングに影響を及ぼす程度まで多い時についての
み、機関1のクランキング動作時の状態を簡単に説明す
る。図6に示す(1) の実施例では、始動クランキング時
に、燃焼ガス排出管8内の弁V4,V7,V8を開弁
し、エアポンプ9が吸引動作をして機関1からの排気ガ
スを大気中に放出する。図7に示す(2) の実施例では、
再生用ガス供給管7と燃焼ガス排出管8の取付位置が図
1の実施例と逆であり、始動クランキング時に、再生用
ガス供給管7内の弁V3,V5,V6を開弁して機関1
からの排気ガスを大気中に放出する。このとき、エアポ
ンプ9が吸引動作をしても良い。図3に示す(3) の実施
例も再生用ガス供給管7と燃焼ガス排出管8の取付位置
が図1の実施例と逆であり、始動クランキング時に、再
生用ガス供給管7内の弁V3,V5,V6を開弁、エア
ポンプ9が吸引動作をして機関1からの排気ガスを大気
中に放出する。
【0030】図9は交互捕集、逆流交互再生タイプの排
気微粒子除去装置20′で、フィルタの再生時にフィル
タの下流側に設けたエアポンプ9に吐出動作をさせて2
次空気を供給するものに本発明を適用した実施例を示す
ものであり、図1の実施例と同じ構成部材には同じ符号
を付してその説明を省略する。図9の実施例が図1の実
施例と異なるのは、交互捕集を行うために、各フィルタ
5A,5Bの上流側と下流側にそれぞれ圧力導入管SP
UA,SPDAと圧力導入管SPUB,SPDBが設け
られており、差圧センサ10A,10Bに各フィルタ5
A,5Bの前後の圧力を導くようになっている。そし
て、各フィルタ5A,5Bの前後の差圧が各差圧センサ
10A,10Bによって求められ、検出値がECU(制
御回路)100に入力される。制御回路100はこの差
圧によってフィルタ5A,5Bの再生時期を決定する。
【0031】図9はフィルタ5Aが再生中であり、フィ
ルタ5Bによって排気ガス中のパティキュレートが捕集
されている状態を示すものである。この状態では制御弁
V1,V2は分岐管2Aを閉じる側になっており、再生
用ガス供給管7内の弁V3,V5が開弁状態、弁V6が
閉弁状態、燃焼ガス排出管8内の弁V4,V7が開弁状
態、弁V8が閉弁状態にあって、エアポンプ9からフィ
ルタ5A側に2次空気が供給されている。
【0032】このような交互捕集、逆流交互再生タイプ
の排気微粒子除去装置では、一方のフィルタが再生時期
間近の時に機関1が停止されると、その後の再始動時に
始動クランキングがフィルタの目詰まりによって影響さ
れる。このような場合、交互捕集、逆流交互再生タイプ
の排気微粒子除去装置では、捕集をしていない側のフィ
ルタが再生処理を終えているので目詰まりをしていな
い。従って、交互捕集、逆流交互再生タイプの排気微粒
子除去装置では、捕集中のフィルタのパティキュレート
による目詰まりが大きい時には、機関1のクランキング
時に制御弁V1,V2を共に中立位置にして、排気ガス
が捕集中でないフィルタ側も流れるようにすれば、機関
のクランキング動作が捕集中のフィルタのパティキュレ
ートによる目詰まりによって影響されなくなる。また、
この場合、図10に示すように、燃焼ガス排出管8内の
弁V4,V7,V8を全て開弁させれば、図1の実施例
で説明した状態と同じになり、排気管2が分岐管2A,
2Bおよび燃焼ガス排出管8を通じて大気に開放される
ので、始動クランキングが更にスムーズに行えるように
なる。
【0033】図11は別の実施例の逆流交互再生タイプ
の排気微粒子除去装置20″の構成を示すものであり、
交互捕集にも同時捕集にも使用できるものである。この
実施例の排気微粒子除去装置は、分岐部a,bに図1
2,図13に示すような構成の制御弁V1,V2が使用
された例を示すものである。この制御弁V1,V2は共
に制御回路100からの制御信号により連動して実線位
置ハ、破線位置ロ、および一点鎖線位置イに位置決めさ
れる。この実施例でも図1の実施例と同じ構成部材には
同じ符号を付してその説明を省略する。なお、この実施
例では差圧センサ10の代わりにフィルタ5A,5Bの
上流側の圧力を検出する圧力センサSPUと、下流側の
圧力を検出する圧力センサSPDが設けられている。そ
して、フィルタ5A,5Bの上下流の差圧は圧力センサ
SPUとSPDの出力が制御回路100に入力されて求
められる。制御回路100はこの差圧によってフィルタ
5A,5Bの再生時期を決定する。また、フィルタ5
A,5Bの上流側には温度センサSTA,STBがそれ
ぞれ設けられており、その出力も制御回路100に入力
されている。更に、この実施例では、途中にチェック弁
V3の設けられた再生用ガス供給管7は分岐管2A,2
Bの合流部bに設けられた再生用ガス供給口17に接続
し、途中にチェック弁V4の設けられた燃焼ガス排出管
8は、分岐管2A,2Bの分岐部aに設けられた再生用
ガス排出口18に接続している。
【0034】図12および図13を用いて制御弁V1,
V2の実際の構成を詳細に説明する。制御弁V1,V2
には例えばバタフライ弁が使用され、再生用ガス排出口
18および再生用ガス供給口17の開口部の近傍に設け
られた回転軸10a,11aを中心に弁体10b,11
bが回動することにより、再生用ガス排出口18および
再生用ガス供給口17を分岐管2A,2Bの何れか一方
側に開口させることができるようになっている。実線位
置ハでは再生用ガス排出口18および再生用ガス供給口
17がフィルタ5A,5Bのどちら側にも開口し、破線
位置ロでは再生用ガス排出口18および再生用ガス供給
口17がフィルタ5B側のみに開口し、一点鎖線位置イ
では再生用ガス排出口18および再生用ガス供給口17
がフィルタ5A側のみに開口する。
【0035】従って、この排気微粒子除去装置が交互捕
集に使用される時には、捕集中のフィルタのパティキュ
レートによる目詰まりが大きい時には、機関1のクラン
キング時に制御弁V1,V2を共に中立位置(実線位置
イ)にして、排気ガスが捕集中でないフィルタ側も流れ
るようにすれば、機関のクランキング動作が捕集中のフ
ィルタのパティキュレートによる目詰まりによって影響
されなくなる。また、この場合、燃焼ガス排出管8内の
弁V4を開弁させれば、図1の実施例で説明した状態と
同じになり、排気管2が分岐管2A,2Bおよび燃焼ガ
ス排出管8を通じて大気に開放されるので、始動クラン
キングが更にスムーズに行えるようになる。この時、エ
アポンプ9を用いて吸引動作させても良い。
【0036】また、この排気微粒子除去装置が同時捕集
に使用される時で、フィルタのパティキュレートによる
目詰まりが大きい時には、機関1のクランキング時に制
御弁V1,V2を共に中立位置(実線位置イ)にすると
共に、燃焼ガス排出管8内の弁V4を開弁させれば、図
1の実施例で説明した状態と同じになり、排気管2が分
岐管2A,2Bおよび燃焼ガス排出管8を通じて大気に
開放されるので、始動クランキングが更にスムーズに行
えるようになる。この時もエアポンプ9を用いて吸引動
作させても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の形態
のディーゼル機関の排気微粒子除去装置によれば、パテ
ィキュレートが多量に捕集れた状態で停止された機関の
再始動時には、パティキュレートフィルタ上流側の2次
空気通路が大気に開放されるので、始動クランキング時
の背圧が低く抑えられ、始動性が向上する効果がある。
なお、2次空気通路のいずれか一方にエアポンプを備え
るものでは、始動クランキング時にこのエアポンプに吸
引動作をさせることにより、始動クランキング時の背圧
が低くなって始動性が更に向上する。また、本発明の第
2の形態の交互捕集、交互再生を行うデュアルタイプの
フィルタを備えたディーゼル機関の排気微粒子除去装置
によれば、パティキュレートが多量に捕集れた状態で停
止された機関の再始動時には、排気ガスが両方のフィル
タに流れるので、始動クランキング時の背圧の上昇が抑
えられ、始動性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同時捕集、逆流交互再生デュアルフィ
ルタタイプの排気微粒子除去装置の一実施例の概略的構
成を示す図である。
【図2】図1の制御回路の機関稼働中の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】図1の制御回路の機関始動時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図1の排気微粒子除去装置の機関始動時の動作
を示す流路説明図である。
【図5】図1の排気微粒子除去装置の機関始動時の別の
動作を示す流路説明図である。
【図6】本発明の同時捕集、逆流交互再生デュアルフィ
ルタタイプの排気微粒子除去装置の別の実施例の機関始
動時の動作を示す流路説明図である。
【図7】本発明の同時捕集、順流交互再生デュアルフィ
ルタタイプの排気微粒子除去装置の一実施例の機関始動
時の動作を示す流路説明図である。
【図8】本発明の同時捕集、順流交互再生デュアルフィ
ルタタイプの排気微粒子除去装置の別の実施例の機関始
動時の動作を示す流路説明図である。
【図9】本発明の交互捕集、逆流交互再生デュアルフィ
ルタタイプの排気微粒子除去装置の一実施例の概略的構
成を示す図である。
【図10】図9の排気微粒子除去装置の機関始動時の動
作を示す流路説明図である。
【図11】本発明の逆流交互再生デュアルフィルタタイ
プの排気微粒子除去装置の更に別の実施例の概略的構成
を示す図である。
【図12】図11の第1制御弁の具体的構成例を示す拡
大図である。
【図13】図11の第2制御弁の具体的構成例を示す拡
大図である。
【図14】従来のデュアルフィルタタイプのディーゼル
機関の排気微粒子除去装置の概略構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…ディーゼル機関 2…排気管 2A,2B…分岐管 5A,5B…フィルタ 7…再生用ガス供給管 8…燃焼ガス排出管 9…エアポンプ 10…差圧センサ 17…再生用ガス供給口 18…再生用ガス排出口 100…制御回路 a…分岐部 b…合流部 HA,HB…電気ヒータ V1…第1の制御弁 V2…第2の制御弁 V3,V4…チェック弁 V5〜V8…開閉弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けたフィルタに
    よって排気ガス中のパティキュレートを捕集し、所定時
    期に前記フィルタに2次空気を供給してフィルタの再生
    を行うディーゼル機関の排気微粒子除去装置であって、
    前記フィルタの上流側および下流側に2次空気通路を備
    えるものにおいて、 前記フィルタ内に捕集されたパティキュレートの量を検
    出する捕集量検出手段と、 前記フィルタ内のパティキュレートの捕集量を機関の運
    転停止後も記憶する捕集量記憶手段と、 機関の始動開始を検出する始動検出手段と、 機関の始動開始時に前記記憶手段に記憶された捕集量を
    所定値と比較し、捕集量がこの所定値を越える場合は前
    記2次空気通路を大気に開放する2次空気通路制御手段
    と、 を設けたことを特徴とするディーゼル機関の排気微粒子
    除去装置。
  2. 【請求項2】 前記2次空気通路のいずれか一方にエア
    ポンプを備え、前記フィルタの再生時にこのエアポンプ
    を作動させるものにおいて、 前記2次空気通路開放手段の動作時に、前記エアポンプ
    に吸引動作をさせるエアポンプ作動手段を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載のディーゼル機関の排気微粒
    子除去装置。
  3. 【請求項3】 内燃機関の排気通路に並列に設けたフィ
    ルタの一方によって排気ガス中のパティキュレートを捕
    集し、所定時期に捕集フィルタを切り換えると共に、捕
    集を終えたフィルタに再生ガスを供給して再生を行うデ
    ィーゼル機関の排気微粒子除去装置において、 前記捕集中のフィルタ内に捕集されたパティキュレート
    の量を検出する捕集量検出手段と、 前記フィルタ内のパティキュレートの捕集量を機関の運
    転停止後も記憶する捕集量記憶手段と、 機関の始動開始を検出する始動検出手段と、 機関の始動開始時に前記記憶手段に記憶された捕集量を
    所定値と比較し、捕集量がこの所定値を越える場合は、
    前記並列のフィルタの両方に排気ガスが流入するように
    排気ガス流路を切り換える排気流路切換手段と、 を設けたことを特徴とするディーゼル機関の排気微粒子
    除去装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005028824A1 (ja) * 2003-09-19 2005-03-31 Hino Motors, Ltd. 排気浄化装置
US9468877B2 (en) 2012-05-22 2016-10-18 Horiba, Ltd. Exhaust gas analyzing apparatus

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WO2005028824A1 (ja) * 2003-09-19 2005-03-31 Hino Motors, Ltd. 排気浄化装置
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US9468877B2 (en) 2012-05-22 2016-10-18 Horiba, Ltd. Exhaust gas analyzing apparatus

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