JPH0762779A - 床開口部の構法 - Google Patents
床開口部の構法Info
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- JPH0762779A JPH0762779A JP22779393A JP22779393A JPH0762779A JP H0762779 A JPH0762779 A JP H0762779A JP 22779393 A JP22779393 A JP 22779393A JP 22779393 A JP22779393 A JP 22779393A JP H0762779 A JPH0762779 A JP H0762779A
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- pca concrete
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 PCaコンクリート開口枠による開口の形
成、PCaコンクリート底板とメッシユ筋又はPCaコ
ンクリート板及びコツター接合による閉塞により、施工
性とともに開口性能及びその閉塞性能、信頼性を向上し
た床開口部の構法を提供するにある。 【構成】 外周に間隔を置き接合用鉄筋3を突設し内周
に周辺コツター4及び段差部1aを形成したPCaコン
クリート開口枠1を床スラブ21に組み込み床開口Sを
形成した後、PCaコンクリート開口枠1内に周辺コツ
ター7付きPCaコンクリート底板5を設置して、PC
aコンクリート底板5上にメッシユ筋8を配設しコンク
リートCを打設して閉塞することに特徴を有し、又は、
前記のPCaコンクリート開口枠1内に周辺コツター1
7付きPCaコンクリート板15を設置して、PCaコ
ンクリート開口枠1とPCaコンクリート板15の両周
辺コツター4,17間にモルタルGを充填して閉塞する
ことに特徴を有する。
成、PCaコンクリート底板とメッシユ筋又はPCaコ
ンクリート板及びコツター接合による閉塞により、施工
性とともに開口性能及びその閉塞性能、信頼性を向上し
た床開口部の構法を提供するにある。 【構成】 外周に間隔を置き接合用鉄筋3を突設し内周
に周辺コツター4及び段差部1aを形成したPCaコン
クリート開口枠1を床スラブ21に組み込み床開口Sを
形成した後、PCaコンクリート開口枠1内に周辺コツ
ター7付きPCaコンクリート底板5を設置して、PC
aコンクリート底板5上にメッシユ筋8を配設しコンク
リートCを打設して閉塞することに特徴を有し、又は、
前記のPCaコンクリート開口枠1内に周辺コツター1
7付きPCaコンクリート板15を設置して、PCaコ
ンクリート開口枠1とPCaコンクリート板15の両周
辺コツター4,17間にモルタルGを充填して閉塞する
ことに特徴を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種建物の構築に際し
その床スラブに配設して各種機器等の搬出入等に使用す
る床開口部の構法に関するものである。
その床スラブに配設して各種機器等の搬出入等に使用す
る床開口部の構法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の建物の構築に際し、その床
スラブには各種機材の搬出入等に使用する床開口が配設
されている。例えば、図6(A)に示すように床スラブ
aの施工に際し、その開口形成部の周囲に補強筋fを配
設して、スラブコンクリートを打設して開口部を形成す
るとともに、開口部のスラブ筋bをカツトして折り曲げ
養生用覆いeを施して床開口Sを形成し、その床開口S
を各種機材の搬出入等に使用した後、図6(B)に示す
ように床開口Sのスラブ筋bを曲げ戻し、その床開口S
内にメッシユ筋dを配設してコンクリートcを打設し閉
塞する床開口部の構法が一般的になつている。
スラブには各種機材の搬出入等に使用する床開口が配設
されている。例えば、図6(A)に示すように床スラブ
aの施工に際し、その開口形成部の周囲に補強筋fを配
設して、スラブコンクリートを打設して開口部を形成す
るとともに、開口部のスラブ筋bをカツトして折り曲げ
養生用覆いeを施して床開口Sを形成し、その床開口S
を各種機材の搬出入等に使用した後、図6(B)に示す
ように床開口Sのスラブ筋bを曲げ戻し、その床開口S
内にメッシユ筋dを配設してコンクリートcを打設し閉
塞する床開口部の構法が一般的になつている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の床開口部の構法
は、前記のように開口形成部の周囲に補強筋を配設する
とともに、開口部のスラブ筋をカツトして折り曲げ、さ
らに曲げ戻してメッシユ筋を配設するなど多くの手数、
手間を要し、また、折り曲げたスラブ筋が床開口部に突
出して搬出入等の妨げになるなど、施工性とともに開口
及びその閉塞の精度、信頼性などに問題点がある。
は、前記のように開口形成部の周囲に補強筋を配設する
とともに、開口部のスラブ筋をカツトして折り曲げ、さ
らに曲げ戻してメッシユ筋を配設するなど多くの手数、
手間を要し、また、折り曲げたスラブ筋が床開口部に突
出して搬出入等の妨げになるなど、施工性とともに開口
及びその閉塞の精度、信頼性などに問題点がある。
【0004】本発明は、上記のような課題に対処するた
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、P
Caコンクリート開口枠による開口の形成、PCaコン
クリート底板とメッシユ筋又はPCaコンクリート板及
びコツター接合による閉塞によつて、施工性とともに開
口性能及びその閉塞性能、信頼性を向上した床開口部の
構法を提供するにある。
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、P
Caコンクリート開口枠による開口の形成、PCaコン
クリート底板とメッシユ筋又はPCaコンクリート板及
びコツター接合による閉塞によつて、施工性とともに開
口性能及びその閉塞性能、信頼性を向上した床開口部の
構法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、外周に間隔を
置き接合用鉄筋を突設し内周に周辺コツター及び段差部
を形成したPCaコンクリート開口枠を床スラブに組み
込み床開口を形成した後、そのPCaコンクリート開口
枠内に周辺コツター付きPCaコンクリート底板を設置
して、PCaコンクリート底板上にメッシユ筋を配設し
コンクリートを打設して閉塞し、又は、前記のPCaコ
ンクリート開口枠内に周辺コツター付きPCaコンクリ
ート板を設置して、PCaコンクリート開口枠とPCa
コンクリート板の両周辺コツター間にモルタルを充填し
て閉塞することにより、PCaコンクリート開口枠の組
み込みによつて床開口の形成を容易としその施工精度及
び耐力を高めるとともに、PCaコンクリート底板とメ
ッシユ筋又はPCaコンクリート板の組み込み及びコツ
ター接合によつて、床開口の閉塞を容易としその施工精
度及びスラブの面内剛性を高めている。
置き接合用鉄筋を突設し内周に周辺コツター及び段差部
を形成したPCaコンクリート開口枠を床スラブに組み
込み床開口を形成した後、そのPCaコンクリート開口
枠内に周辺コツター付きPCaコンクリート底板を設置
して、PCaコンクリート底板上にメッシユ筋を配設し
コンクリートを打設して閉塞し、又は、前記のPCaコ
ンクリート開口枠内に周辺コツター付きPCaコンクリ
ート板を設置して、PCaコンクリート開口枠とPCa
コンクリート板の両周辺コツター間にモルタルを充填し
て閉塞することにより、PCaコンクリート開口枠の組
み込みによつて床開口の形成を容易としその施工精度及
び耐力を高めるとともに、PCaコンクリート底板とメ
ッシユ筋又はPCaコンクリート板の組み込み及びコツ
ター接合によつて、床開口の閉塞を容易としその施工精
度及びスラブの面内剛性を高めている。
【0006】
【作用】床スラブの施工に際し、外周に間隔を置き接合
用鉄筋を突設し内周に周辺コツター及び段差部を形成し
たPCaコンクリート開口枠を床スラブに組み込みスラ
ブコンクリートを打設することにより、床スラブの所望
位置に優れた耐力を有する床開口を容易に精度よく形成
し、その床開口を各種機器の搬出入等に使用した後、P
Caコンクリート開口枠内に周辺コツター付きPCaコ
ンクリート底板を設置して、PCaコンクリート底板上
にメッシユ筋を配設しコンクリートを打設して閉塞し、
又は、前記のPCaコンクリート開口枠内に周辺コツタ
ー付きPCaコンクリート板を設置して、PCaコンク
リート開口枠とPCaコンクリート板の両周辺コツター
間にモルタルを充填して閉塞することにより、その床開
口は容易に精度良く閉塞されるとともにその優れたスラ
ブの面内剛性が得られる。
用鉄筋を突設し内周に周辺コツター及び段差部を形成し
たPCaコンクリート開口枠を床スラブに組み込みスラ
ブコンクリートを打設することにより、床スラブの所望
位置に優れた耐力を有する床開口を容易に精度よく形成
し、その床開口を各種機器の搬出入等に使用した後、P
Caコンクリート開口枠内に周辺コツター付きPCaコ
ンクリート底板を設置して、PCaコンクリート底板上
にメッシユ筋を配設しコンクリートを打設して閉塞し、
又は、前記のPCaコンクリート開口枠内に周辺コツタ
ー付きPCaコンクリート板を設置して、PCaコンク
リート開口枠とPCaコンクリート板の両周辺コツター
間にモルタルを充填して閉塞することにより、その床開
口は容易に精度良く閉塞されるとともにその優れたスラ
ブの面内剛性が得られる。
【0007】
【実施例】図1ないし図4に本発明の第1実施例、図5
に第2実施例を示す。図1ないし図4において1はPC
a(プレキヤスト)コンクリート開口枠、5はPCaコ
ンクリート底板、8はメッシユ筋、Sは床開口、Cは床
開口S内に打設したコンクリート、20は建物の柱、2
0a,20bは大梁,小梁、21は床スラブであつて、
PCaコンクリート開口枠1は、工場等で予め製造され
て図1,図2(A)に示すような埋設鉄筋2を有する方
形枠に形成され、その外周に間隔を置き多数の接合用鉄
筋3を突設するとともに、内周に周辺コツター4及び段
差部1aを形成して、床スラブ21に組み込み方形の床
開口Sを形成する構造になつている。また、PCaコン
クリート底板5は、工場等で予め製造されて図1,図2
(B)に示すようにPCaコンクリート開口枠1の開口
に対応させて埋設鉄筋6を有する方形板に形成され、そ
の外周に周辺コツター7及び段差部5aを形成した構造
になつている。
に第2実施例を示す。図1ないし図4において1はPC
a(プレキヤスト)コンクリート開口枠、5はPCaコ
ンクリート底板、8はメッシユ筋、Sは床開口、Cは床
開口S内に打設したコンクリート、20は建物の柱、2
0a,20bは大梁,小梁、21は床スラブであつて、
PCaコンクリート開口枠1は、工場等で予め製造され
て図1,図2(A)に示すような埋設鉄筋2を有する方
形枠に形成され、その外周に間隔を置き多数の接合用鉄
筋3を突設するとともに、内周に周辺コツター4及び段
差部1aを形成して、床スラブ21に組み込み方形の床
開口Sを形成する構造になつている。また、PCaコン
クリート底板5は、工場等で予め製造されて図1,図2
(B)に示すようにPCaコンクリート開口枠1の開口
に対応させて埋設鉄筋6を有する方形板に形成され、そ
の外周に周辺コツター7及び段差部5aを形成した構造
になつている。
【0008】図1ないし図4に示す第1実施例は、外周
に間隔を置き接合用鉄筋3を突設し内周に周辺コツター
4及び段差部1aを形成したPCaコンクリート開口枠
(図2A参照)1を、図2(A)に示すように床スラブ
21に組み込み床開口Sを形成した後(図3参照)、図
1(B)に示すようにPCaコンクリート開口枠1内に
周辺コツター7付きPCaコンクリート底板5(図2B
参照)を設置して、PCaコンクリート底板5上にメッ
シユ筋8を配設しコンクリートCを打設して閉塞(図4
参照)する床開口部の構法になつている。
に間隔を置き接合用鉄筋3を突設し内周に周辺コツター
4及び段差部1aを形成したPCaコンクリート開口枠
(図2A参照)1を、図2(A)に示すように床スラブ
21に組み込み床開口Sを形成した後(図3参照)、図
1(B)に示すようにPCaコンクリート開口枠1内に
周辺コツター7付きPCaコンクリート底板5(図2B
参照)を設置して、PCaコンクリート底板5上にメッ
シユ筋8を配設しコンクリートCを打設して閉塞(図4
参照)する床開口部の構法になつている。
【0009】上記の床開口部の構法において、床スラブ
21の施工に際し、その床スラブの開口形成部にPCa
コンクリート開口枠1を配置してスラブコンクリートC
を打設することにより、PCaコンクリート開口枠1が
開口部の型枠となつて床スラブ21の所望位置に床開口
Sが容易に精度良く形成される。即ち、その外周に間隔
を置き突設した接合用鉄筋3群による接合及び埋設鉄筋
2を有する方形枠により優れた施工精度及び耐力が得ら
れる。また、その床開口Sにより各種機材の搬出入等の
作業が行われ建物の構築が進行すると、そのPCaコン
クリート開口枠1内に周辺コツター7付きPCaコンク
リート底板5を設置し、PCaコンクリート底板5上に
メッシユ筋8を配設しコンクリートCを打設して、その
床開口Sは容易に精度良く閉塞される。即ち、PCaコ
ンクリート開口枠1内の段差部1aに周辺コツター7付
きPCaコンクリート底板5が係止されて開口部閉塞用
の型枠となり、その上部にメッシユ筋8を配設しコンク
リートCを打設して容易に閉塞でき、PCaコンクリー
ト開口枠1の優れた耐力とともに、埋設鉄筋6及びメッ
シユ筋8による補強、さらに周辺コツター4と7による
コツター接合等によつて、開口閉塞部のスラブの面内剪
断、剛性が効果的に高められている。
21の施工に際し、その床スラブの開口形成部にPCa
コンクリート開口枠1を配置してスラブコンクリートC
を打設することにより、PCaコンクリート開口枠1が
開口部の型枠となつて床スラブ21の所望位置に床開口
Sが容易に精度良く形成される。即ち、その外周に間隔
を置き突設した接合用鉄筋3群による接合及び埋設鉄筋
2を有する方形枠により優れた施工精度及び耐力が得ら
れる。また、その床開口Sにより各種機材の搬出入等の
作業が行われ建物の構築が進行すると、そのPCaコン
クリート開口枠1内に周辺コツター7付きPCaコンク
リート底板5を設置し、PCaコンクリート底板5上に
メッシユ筋8を配設しコンクリートCを打設して、その
床開口Sは容易に精度良く閉塞される。即ち、PCaコ
ンクリート開口枠1内の段差部1aに周辺コツター7付
きPCaコンクリート底板5が係止されて開口部閉塞用
の型枠となり、その上部にメッシユ筋8を配設しコンク
リートCを打設して容易に閉塞でき、PCaコンクリー
ト開口枠1の優れた耐力とともに、埋設鉄筋6及びメッ
シユ筋8による補強、さらに周辺コツター4と7による
コツター接合等によつて、開口閉塞部のスラブの面内剪
断、剛性が効果的に高められている。
【0010】図5に示す第2実施例において、PCaコ
ンクリート板15は、工場等において予め製造され、図
5(A)に示すようにPCaコンクリート開口枠1の開
口形状に対応せしめ埋設鉄筋16,18を有する方形状
及び同様な厚さに形成され、外周に周辺コツター17及
び段差部15aを形成した構造になつており、図示の第
2実施例は、図5(A)に示すように床スラブ21に組
み込まれて床開口Sを形成したPCaコンクリート開口
枠1において、このPCaコンクリート開口枠1内に周
辺コツター17付きPCaコンクリート板15を設置し
て、PCaコンクリート開口枠1とPCaコンクリート
板15の両周辺コツター4,17間にモルタルGを充填
して閉塞することを特徴とする床開口部の構法になつて
いる。
ンクリート板15は、工場等において予め製造され、図
5(A)に示すようにPCaコンクリート開口枠1の開
口形状に対応せしめ埋設鉄筋16,18を有する方形状
及び同様な厚さに形成され、外周に周辺コツター17及
び段差部15aを形成した構造になつており、図示の第
2実施例は、図5(A)に示すように床スラブ21に組
み込まれて床開口Sを形成したPCaコンクリート開口
枠1において、このPCaコンクリート開口枠1内に周
辺コツター17付きPCaコンクリート板15を設置し
て、PCaコンクリート開口枠1とPCaコンクリート
板15の両周辺コツター4,17間にモルタルGを充填
して閉塞することを特徴とする床開口部の構法になつて
いる。
【0011】図5に示す第2実施例は、前記のように第
1実施例のPCaコンクリート底板5及びメッシユ筋8
に代えてPCaコンクリート板15を適用した構成に特
徴を有し、床開口Sの閉塞工程がさらに簡素化されて施
工精度が高められ、基本的には第1実施例と同様な作
用、効果を有している。
1実施例のPCaコンクリート底板5及びメッシユ筋8
に代えてPCaコンクリート板15を適用した構成に特
徴を有し、床開口Sの閉塞工程がさらに簡素化されて施
工精度が高められ、基本的には第1実施例と同様な作
用、効果を有している。
【0012】図示の実施例は方形状の床開口になつてい
るが、本発明はこれに限らずさらに矩形状、円形状や楕
円形状など各種形状の床開口にすることが可能である。
るが、本発明はこれに限らずさらに矩形状、円形状や楕
円形状など各種形状の床開口にすることが可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明は、床スラブの施工に際し、外周
に間隔を置き接合用鉄筋を突設し内周に周辺コツター及
び段差部を形成したPCaコンクリート開口枠を床スラ
ブに組み込みスラブコンクリートを打設して、床スラブ
の所望位置に優れた耐力を有する床開口を容易に精度よ
く形成でき、各種機材の搬出入等に使用した後、そのP
Caコンクリート開口枠内に周辺コツター付きPCaコ
ンクリート底板を設置して、PCaコンクリート底板上
にメッシユ筋を配設してコンクリートを打設し、又は、
PCaコンクリート開口枠内に周辺コツター付きPCa
コンクリート板を設置して、PCaコンクリート開口枠
とPCaコンクリート板の両周辺コツター間にモルタル
を充填することにより、その床開口は容易に精度良く閉
塞されるとともに優れたスラブの面内剪断、剛性が得ら
れ、施工性とともに開口性能及びその閉塞性能、信頼性
が著しく向上されている。
に間隔を置き接合用鉄筋を突設し内周に周辺コツター及
び段差部を形成したPCaコンクリート開口枠を床スラ
ブに組み込みスラブコンクリートを打設して、床スラブ
の所望位置に優れた耐力を有する床開口を容易に精度よ
く形成でき、各種機材の搬出入等に使用した後、そのP
Caコンクリート開口枠内に周辺コツター付きPCaコ
ンクリート底板を設置して、PCaコンクリート底板上
にメッシユ筋を配設してコンクリートを打設し、又は、
PCaコンクリート開口枠内に周辺コツター付きPCa
コンクリート板を設置して、PCaコンクリート開口枠
とPCaコンクリート板の両周辺コツター間にモルタル
を充填することにより、その床開口は容易に精度良く閉
塞されるとともに優れたスラブの面内剪断、剛性が得ら
れ、施工性とともに開口性能及びその閉塞性能、信頼性
が著しく向上されている。
【図1】本発明の第1実施例を示す開口工程と閉塞工程
の各縦断面図(A)(B)
の各縦断面図(A)(B)
【図2】PCaコンクリート開口枠の一実施例を示す平
面図(A)とPCaコンクリート底板の一実施例を示す
平面図(B)
面図(A)とPCaコンクリート底板の一実施例を示す
平面図(B)
【図3】床開口の配置を示す平面図(A)とそのX−X
縦断面図(B)
縦断面図(B)
【図4】床開口の閉塞状態を示す平面図
【図5】第2実施例を示す開口工程と閉塞工程の各縦断
面図(A)(B)
面図(A)(B)
【図6】従来例を示す開口工程と閉塞工程の各部分縦断
面図(A)(B)である。
面図(A)(B)である。
1 PCaコンクリート開口枠 1a 段差部 3 接合用鉄筋 4,7,17 周辺コツター 5 PCaコンクリート底板 8 メッシユ筋 15 PCaコンクリート板 21 床スラブ C コンクリート G モルタル S 床開口
Claims (2)
- 【請求項1】 外周に間隔を置き接合用鉄筋を突設し内
周に周辺コツター及び段差部を形成したPCaコンクリ
ート開口枠を床スラブに組み込み床開口を形成した後、
同PCaコンクリート開口枠内に周辺コツター付きPC
aコンクリート底板を設置して、PCaコンクリート底
板上にメッシユ筋を配設しコンクリートを打設して閉塞
することを特徴とする床開口部の構法。 - 【請求項2】 請求項1記載の床開口部の構法におい
て、前記のPCaコンクリート開口枠内に周辺コツター
付きPCaコンクリート板を設置して、PCaコンクリ
ート開口枠とPCaコンクリート板の両周辺コツター間
にモルタルを充填して閉塞することを特徴とする床開口
部の構法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22779393A JPH0762779A (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 床開口部の構法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22779393A JPH0762779A (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 床開口部の構法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0762779A true JPH0762779A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16866481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22779393A Pending JPH0762779A (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 床開口部の構法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0762779A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6954604B2 (en) | 2003-01-31 | 2005-10-11 | Ricoh Printing Systems, Ltd. | Electronic photographing apparatus |
US7574164B2 (en) | 2004-09-24 | 2009-08-11 | Ricoh Company Ltd. | Developing device and electrophotographic apparatus using the same |
JP2011117230A (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Hideto Watanabe | 基礎構造物及びその製造方法 |
KR101231779B1 (ko) * | 2011-02-15 | 2013-02-08 | 동국대학교 산학협력단 | 돌출형 프리캐스트 콘크리트 패널과 그 시공방법 |
JP2016211339A (ja) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | 鹿島建設株式会社 | シールドトンネルの内部構造 |
-
1993
- 1993-08-23 JP JP22779393A patent/JPH0762779A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6954604B2 (en) | 2003-01-31 | 2005-10-11 | Ricoh Printing Systems, Ltd. | Electronic photographing apparatus |
US7574164B2 (en) | 2004-09-24 | 2009-08-11 | Ricoh Company Ltd. | Developing device and electrophotographic apparatus using the same |
JP2011117230A (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Hideto Watanabe | 基礎構造物及びその製造方法 |
KR101231779B1 (ko) * | 2011-02-15 | 2013-02-08 | 동국대학교 산학협력단 | 돌출형 프리캐스트 콘크리트 패널과 그 시공방법 |
JP2016211339A (ja) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | 鹿島建設株式会社 | シールドトンネルの内部構造 |
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