JP4657993B2 - 柱梁接合部構造およびその施工方法 - Google Patents
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Description
2 柱梁接合部梁主筋
3 スターラップ筋
4 フープ筋
5 柱梁接合部鉄筋籠
6 フルプレキャスト梁部
9 梁端堰部
10 X方向梁主筋
11 Y方向梁主筋
14 連結部鉄筋組
15 仕口部
20 フルプレキャスト梁部
21 梁主筋
23 梁端堰部
30 底型枠
31 仕切り部材
32 支持部
33 スラブ接続筋
34 スラブ接続筋
40 柱主筋
41 仕口部
A〜E 中空外殻PCa製柱部材
X、Y PCa製二連梁部材
W PCa製二連梁部材
S 梁主筋接合用空間
Claims (13)
- 中空外殻PCa製柱部材を設置し、
既設の柱主筋と接合される柱主筋および上記柱部材上方の仕口部に横方向に配筋される柱梁接合部梁主筋を含む柱梁接合部鉄筋籠の該柱主筋を該柱部材内へ挿入し、
梁主筋が長さ方向両端から突出されるフルプレキャスト梁部および該フルプレキャスト梁部の少なくとも一端から一体的に上記仕口部へ向かって左右一対で突出形成され、該梁主筋を挟む配置で梁主筋接合用空間を形成する梁端堰部を備えたPCa製梁部材を上記仕口部に設置し、
上記梁主筋接合用空間で上記梁主筋と上記柱梁接合部梁主筋を接合し、
上記梁主筋接合用空間を下方から底型枠で封鎖し、
上記柱部材から上記仕口部を介して上記梁主筋接合用空間にわたって現場打ちコンクリートを打設して構成することを特徴とする柱梁接合部構造。 - 設置した3つの中空外殻PCa製柱部材のうち、中央の第一柱部材上方の第一仕口部には既設の柱主筋が突出され、両側の第二柱部材上方の第二仕口部にはそれぞれ、他の既設の柱主筋と接合される柱主筋および該第二仕口部に横方向に配筋される柱梁接合部梁主筋を含む柱梁接合部鉄筋籠が、該柱主筋を当該第二柱部材内へ挿入して、設けられ、
上記第一柱部材を挟む配置で、該第一柱部材の上記既設の柱主筋に対して配筋されるX方向梁主筋で連結した2つのフルプレキャスト梁部、少なくともいずれか一方の該フルプレキャスト梁部の一端から一体的にいずれかの上記第二仕口部へ向かって左右一対で突出形成され、当該フルプレキャスト梁部から突出される該X方向梁主筋を挟む配置で梁主筋接合用空間を形成する梁端堰部、並びに上記第一仕口部で該X方向梁主筋と交差するY方向に配筋されたY方向梁主筋を備えたPCa製二連梁部材をこれら柱部材の第一および第二仕口部に架設し、
上記梁主筋接合用空間で上記X方向梁主筋と上記柱梁接合部梁主筋を接合し、
上記梁主筋接合用空間を下方から底型枠で封鎖し、
上記第一柱部材から上記第一仕口部にわたって現場打ちコンクリートを打設するとともに、いずれかの上記第二柱部材から上記第二仕口部を介して上記梁主筋接合用空間にわたって現場打ちコンクリートを打設して構成することを特徴とする柱梁接合部構造。 - 設置した少なくとも3つの中空外殻PCa製柱部材のうち、中央の第一柱部材上方の第一仕口部には既設の柱主筋が突出され、中央以外の第二柱部材上方の第二仕口部にはそれぞれ、他の既設の柱主筋と接合される柱主筋および該第二仕口部に横方向に配筋される柱梁接合部梁主筋を含む柱梁接合部鉄筋籠が、該柱主筋を当該第二柱部材内へ挿入して、設けられ、
上記第一柱部材を挟む配置で、該第一柱部材の上記既設の柱主筋に対して配筋されるX方向梁主筋で連結した2つのフルプレキャスト梁部、少なくともいずれか一方の該フルプレキャスト梁部の一端から一体的にいずれかの上記第二仕口部へ向かって左右一対で突出形成され、当該フルプレキャスト梁部から突出される該X方向梁主筋を挟む配置で梁主筋接合用空間を形成する梁端堰部、並びに上記第一仕口部で該X方向梁主筋と交差するY方向に配筋されたY方向梁主筋を備えたPCa製二連梁部材をこれら柱部材の第一および第二仕口部に架設し、
梁主筋が長さ方向両端から突出されるフルプレキャスト梁部および該フルプレキャスト梁部の少なくとも一端から一体的にいずれかの上記第二仕口部へ向かって左右一対で突出形成され、該梁主筋を挟む配置で梁主筋接合用空間を形成する梁端堰部を備えたPCa製梁部材を該第二仕口部に設置し、
上記梁主筋接合用空間で、上記二連梁部材の上記X方向梁主筋と上記柱梁接合部梁主筋、該二連梁部材の上記Y方向梁主筋と上記PCa製梁部材の梁主筋、並びに該PCa製梁部材の梁主筋と該柱梁接合部梁主筋をそれぞれ接合し、
上記梁主筋接合用空間を下方から底型枠で封鎖し、
上記第一柱部材から上記第一仕口部を介して上記梁主筋接合用空間にわたって現場打ちコンクリートを打設するとともに、いずれかの上記第二柱部材から上記第二仕口部を介して上記梁主筋接合用空間にわたって現場打ちコンクリートを打設して構成することを特徴とする柱梁接合部構造。 - 前記PCa製二連梁部材の2つの前記フルプレキャスト梁部間にフープ筋を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の柱梁接合部構造。
- 前記柱梁接合部鉄筋籠にフープ筋を備えることを特徴とする請求項1〜4いずれかの項に記載の柱梁接合部構造。
- 前記梁端堰部上には、網状可撓性面材からなり、前記梁主筋接合用空間を外部から仕切る仕切り部材が一体的に連設されることを特徴とする請求項1〜5いずれかの項に記載の柱梁接合部構造。
- 前記フルプレキャスト梁部には、スラブ接続筋が配筋されることを特徴とする請求項1〜6いずれかの項に記載の柱梁接合部構造。
- 前記仕切り部材には、スラブ接続筋が配筋されることを特徴とする請求項6に記載の柱梁接合部構造。
- 前記PCa製梁部材は、その側面にスラブ型枠を支持するための支持部を有することを特徴とする請求項1,3〜8いずれかの項に記載の柱梁接合部構造。
- 前記PCa製二連梁部材は、その側面にスラブ型枠を支持するための支持部を有することを特徴とする請求項2〜8いずれかの項に記載の柱梁接合部構造。
- 請求項1に記載の柱梁接合部構造を施工する方法であって、
中空外殻PCa製柱部材に、既設の柱主筋と接合される柱主筋および該柱部材上方の仕口部に横方向に配筋される柱梁接合部梁主筋を含む柱梁接合部鉄筋籠の該柱主筋を挿入し、該柱主筋を該既設の柱主筋に接合した後、当該柱部材を設置する第1工程と、
梁主筋が長さ方向両端から突出されるフルプレキャスト梁部および該フルプレキャスト梁部の少なくとも一端から一体的に上記仕口部へ向かって左右一対で突出形成され、該梁主筋を挟む配置で梁主筋接合用空間を形成する梁端堰部を備えたPCa製梁部材を上記仕口部に設置する第2工程と、
上記梁主筋接合用空間で上記梁主筋と上記柱梁接合部梁主筋を接合する第3工程と、
上記梁主筋接合用空間を下方から底型枠で封鎖する第4工程と、
上記柱部材から上記仕口部を介して上記梁主筋接合用空間にわたって現場打ちコンクリートを打設する第5工程とを含むことを特徴とする柱梁接合部の施工方法。 - 請求項2に記載の柱梁接合部構造を施工する方法であって、
3つの中空外殻PCa製柱部材のうち、中央の第一柱部材を既設の柱主筋に、該既設の柱主筋が該第一柱部材上方の第一仕口部へ突出するように、挿入して設置するとともに、両側の第二柱部材それぞれに、他の既設の柱主筋と接合される柱主筋および該第二柱部材上方の第二仕口部に横方向に配筋される柱梁接合部梁主筋を含む柱梁接合部鉄筋籠の該柱主筋を挿入し、該柱主筋を該他の柱主筋に接合した後、当該第二柱部材を設置する第1工程と、
上記第一柱部材を挟む配置で、該第一柱部材の上記既設の柱主筋に対して配筋されるX方向梁主筋で連結した2つのフルプレキャスト梁部、少なくともいずれか一方の該フルプレキャスト梁部の一端から一体的にいずれかの上記第二仕口部へ向かって左右一対で突出形成され、当該フルプレキャスト梁部から突出される該X方向梁主筋を挟む配置で梁主筋接合用空間を形成する梁端堰部、並びに上記第一仕口部で該X方向梁主筋と交差するY方向に配筋されたY方向梁主筋を備えたPCa製二連梁部材をこれら柱部材の第一および第二仕口部に架設する第2工程と、
上記梁主筋接合用空間で上記X方向梁主筋と上記柱梁接合部梁主筋を接合する第3工程と、
上記梁主筋接合用空間を下方から底型枠で封鎖する第4工程と、
上記第一柱部材から上記第一仕口部にわたって現場打ちコンクリートを打設するとともに、いずれかの上記第二柱部材から上記第二仕口部を介して上記梁主筋接合用空間にわたって現場打ちコンクリートを打設する第5工程とを含むことを特徴とする柱梁接合部の施工方法。 - 請求項3に記載の柱梁接合部構造を施工する方法であって、
少なくとも3つの中空外殻PCa製柱部材のうち、中央の第一柱部材を既設の柱主筋に、該既設の柱主筋が該第一柱部材上方の第一仕口部へ突出するように、挿入して設置するとともに、中央以外の第二柱部材それぞれに、他の既設の柱主筋と接合される柱主筋および該第二柱部材上方の第二仕口部に横方向に配筋される柱梁接合部梁主筋を含む柱梁接合部鉄筋籠の該柱主筋を挿入し、該柱主筋を該他の柱主筋に接合した後、当該第二柱部材を設置する第1工程と、
上記第一柱部材を挟む配置で、該第一柱部材の上記既設の柱主筋に対して配筋されるX方向梁主筋で連結した2つのフルプレキャスト梁部、少なくともいずれか一方の該フルプレキャスト梁部の一端から一体的にいずれかの上記第二仕口部へ向かって左右一対で突出形成され、当該フルプレキャスト梁部から突出される該X方向梁主筋を挟む配置で梁主筋接合用空間を形成する梁端堰部、並びに上記第一仕口部で該X方向梁主筋と交差するY方向に配筋されたY方向梁主筋を備えたPCa製二連梁部材をこれら柱部材の第一および第二仕口部に架設するとともに、梁主筋が長さ方向両端から突出されるフルプレキャスト梁部および該フルプレキャスト梁部の少なくとも一端から一体的にいずれかの該第二仕口部へ向かって左右一対で突出形成され、該梁主筋を挟む配置で梁主筋接合用空間を形成する梁端堰部を備えたPCa製梁部材を該第二仕口部に設置する第2工程と、
上記梁主筋接合用空間で、上記二連梁部材の上記X方向梁主筋と上記柱梁接合部梁主筋、該二連梁部材の上記Y方向梁主筋と上記PCa製梁部材の梁主筋、並びに該PCa製梁部材の梁主筋と該柱梁接合部梁主筋をそれぞれ接合する第3工程と、
上記梁主筋接合用空間を下方から底型枠で封鎖する第4工程と、
上記第一柱部材から上記第一仕口部を介して上記梁主筋接合用空間にわたって現場打ちコンクリートを打設するとともに、いずれかの上記第二柱部材から上記第二仕口部を介して上記梁主筋接合用空間にわたって現場打ちコンクリートを打設する第5工程とを含むことを特徴とする柱梁接合部の施工方法。
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