JP2001032409A - プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁の接合方法及び接合構造 - Google Patents
プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁の接合方法及び接合構造Info
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Abstract
及び省力化を達成することができ、さらには建築廃材の
量を少なくすることを可能とし、品質向上を図ることが
可能なプレキャスト鉄筋コンクリート壁の接合方法及び
接合部を提供する。 【解決手段】 水平方向に突出するさし筋16aが設け
られたプレキャスト鉄筋コンクリート柱部材1aと、鉛
直方向端部3aに溝部14aが形成されたプレキャスト
鉄筋コンクリート耐震壁2と、コンクリート又はグラウ
ト11とを用い、さし筋16aを上記溝部14aに収容
させ、プレキャスト鉄筋コンクリート柱1aとプレキャ
スト鉄筋コンクリート耐震壁2とが隣接して形成される
空間を上記コンクリート又はグラウト11で埋設する。
Description
コンクリート耐震壁の接合方法及び接合構造に関し、よ
り詳細には、プレキャスト鉄筋コンクリート柱から水平
方向に突出した接合部材をプレキャスト鉄筋コンクリー
ト耐震壁の鉛直方向端部に形成された溝部に収容させ、
プレキャスト鉄筋コンクリート柱及びプレキャスト鉄筋
コンクリート耐震壁の一部を直接型枠として用い現場に
おいて別途構成される接合部型枠を用いることなくコン
クリート等の充填剤又は充填材の打設を可能とすること
により、プレキャスト鉄筋コンクリート柱とプレキャス
ト鉄筋コンクリート耐震壁とを接合するプレキャスト鉄
筋コンクリート耐震壁の接合方法及び該接合方法により
形成される接合構造に関する。
スト鉄筋コンクリート構造が多用されており、耐震設計
のされた柱、梁、耐震壁といった耐震性の支持構造要素
が用いられている。これらのプレキャスト鉄筋コンクリ
ート構造を構築する際には、プレキャスト鉄筋コンクリ
ート柱とプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁といった
構造部材の間を鉛直方向に沿って接合する必要が生じ
る。
1とプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の間の従来
の接合方法により得られる接合部を示した断面図であ
る。図7に示した従来の接合方法では、プレキャスト鉄
筋コンクリート耐震壁2の鉛直方向に延びた鉛直方向端
部3は、プレキャスト鉄筋コンクリート柱1の外面にま
では延ばされておらず、プレキャスト鉄筋コンクリート
柱1とプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の鉛直方
向端部の間には空間が形成されるような配置でプレキャ
スト鉄筋コンクリート耐震壁2の建て込みが行われる。
図7では、この空間部分には、縦横に複数の鉄筋が配置
されさらにコンクリート等が打設されているのが示され
ている。
柱1には、プレキャスト鉄筋コンクリート柱1から上方
向へと別のプレキャスト鉄筋コンクリート柱を接合させ
るように鉛直方向に延びた軸方向鉄筋4と、プレキャス
ト鉄筋コンクリート柱1に埋設され、このプレキャスト
鉄筋コンクリート柱1から水平方向へとプレキャスト鉄
筋コンクリート耐震壁2に向かって延びた複数の鉄筋5
とが埋設されているのが示されている。
リート耐震壁2の鉛直方向端部3から、鉄筋5に隣接し
て重なり合うようにプレキャスト鉄筋コンクリート耐震
壁2に埋設された壁横筋6が水平方向に突出しているの
が示されている。従来では、鉄筋5の数は、通常柱横筋
6の数と同数とされている。図7に示されたこの空間部
分には、さらに鉛直方向上側に向かって縦筋7が延ばさ
れているのが示されている。また、プレキャスト鉄筋コ
ンクリート柱1の間には床スラブ8が架け渡されてい
て、プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2が床スラブ
8上に建て込まれているのが示されている。また、図7
においては、プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の
天端9から鉛直方向に継ぎ鉄筋10が延ばされているの
が示されている。このように従来の接合方法において
は、複数の鉄筋が配置された上述の空間部分内にコンク
リートやグラウト11が場所打ちされて、プレキャスト
鉄筋コンクリート柱1とプレキャスト鉄筋コンクリート
耐震壁2の間の接合部が形成されている。
ンクリート柱1とプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁
2の間を接合する際に用いる接合方法を図7の切断線A
−Aに沿って切断して示した図である。プレキャスト鉄
筋コンクリート柱1は、内部に複数の軸方向鉄筋4が埋
設されており、これらの軸方向鉄筋4には、帯筋12が
接合されていて所定のかぶり厚tが確保されている。プ
レキャスト鉄筋コンクリート柱1の紙面向かって右側に
は、このプレキャスト鉄筋コンクリート柱1に一部が埋
設され、さらに軸方向鉄筋4の間に接合された鉄筋5が
プレキャスト鉄筋コンクリート壁2の鉛直方向端部3に
向かって延ばされているのが示されている。
リート耐震壁2からプレキャスト鉄筋コンクリート柱1
に向かって延ばされた壁横筋6が突出していて、鉄筋5
の突出部分と一部が互いに隣接しているのが示されてい
る。
と、プレキャスト鉄筋コンクリート柱1から突出した鉄
筋5と、壁横筋6とが図8に示す位置となるようにプレ
キャスト鉄筋コンクリート耐震壁2を建て込んだ後、場
所打ちコンクリートを打設するためのせき板13a,1
3bを設置して型枠を形成する。次いでこのようにして
形成された型枠内にコンクリートやグラウト11を場所
打ちして硬化させ、プレキャスト鉄筋コンクリート壁1
とプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2とを一体化さ
せる。この後、せき板13a,13bを除去することに
よりプレキャスト鉄筋コンクリート柱1とプレキャスト
鉄筋コンクリート耐震壁2との接合が行われる。
コンクリート等を打設する際の型枠を設置し、また場所
打ちコンクリート打設後に型枠を撤去しなければならな
いため労力を要する等、コストの点で満足されるもので
はないこと、さらには撤去した型枠が建築廃材を生じさ
せることにより環境的にも不都合が生じていること、接
合部におけるプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁の仕
上がりが綺麗でなくなる場合があること、等の不都合が
生じていた。
プレキャスト鉄筋コンクリート柱とプレキャスト鉄筋コ
ンクリート耐震壁の間に現場で構成される接合部型枠を
別途設けることなく、プレキャスト鉄筋コンクリート柱
とプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁とをコンクリー
ト打設の際の型枠として直接用いることで、施工の合理
化及び省力化を達成することができ、さらには建築廃材
の量を少なくすることを可能とすることに加え、プレキ
ャスト鉄筋コンクリート壁接合部を従来にまして綺麗に
仕上げることによりプレキャスト鉄筋コンクリート壁全
体の品質向上を図ることが可能なプレキャスト鉄筋コン
クリート壁の接合方法及び該接合方法により形成される
接合構造を提供することを目的とする。
本発明のプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁の接合方
法及び接合構造を提供することによって解決される。
ば、水平方向に突出する接合部材が設けられたプレキャ
スト鉄筋コンクリート柱と、鉛直方向端部に沿って延び
る溝部が形成され略上記プレキャスト鉄筋コンクリート
柱間の幅を有するプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁
と、硬化性の充填剤又は充填材とを用い、上記接合部材
を上記溝部に収容させて上記プレキャスト鉄筋コンクリ
ート柱の間に上記プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁
を建て込み、上記プレキャスト鉄筋コンクリート柱及び
上記プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁の一部を型枠
として用いて、上記プレキャスト鉄筋コンクリート柱と
上記プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁とが対向して
画成される空間に上記充填剤又は充填材を打設すること
を特徴とするプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁の接
合方法が提供される。
レキャスト鉄筋コンクリート柱には、上記プレキャスト
鉄筋コンクリート耐震壁を収容するための収容溝が形成
されていることを特徴とするプレキャスト鉄筋コンクリ
ート耐震壁の接合方法が提供される。
合部材は、一端が上記プレキャスト鉄筋コンクリート柱
に埋設され、他端が上記収容溝を通して突出した鉄筋と
されていることを特徴とするプレキャスト鉄筋コンクリ
ート耐震壁の接合方法が提供される。
合部材は、上記プレキャスト鉄筋コンクリート柱に埋設
されるアンカー部と、このアンカー部に隣接しプレキャ
スト鉄筋コンクリート柱の周方向に沿って埋設された基
部と、該基部に隣接し該プレキャスト鉄筋コンクリート
柱から突出すると共に上記溝部に収容されるプレート部
とを備えていることを特徴とするプレキャスト鉄筋コン
クリート耐震壁の接合方法が提供される。
レート部には、鉄筋が溶接されているか又は上記プレー
ト部の厚さ方向に貫通する開口が設けられていることを
特徴とするプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁の接合
方法が提供される。
ャスト鉄筋コンクリート柱に設けられた水平方向に突出
する接合部材が、略上記プレキャスト鉄筋コンクリート
柱間の幅を有するプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁
の鉛直方向端部に形成された溝部に突出し、上記プレキ
ャスト鉄筋コンクリート柱と上記プレキャスト鉄筋コン
クリート耐震壁とが対向して画成される空間に充填剤又
は充填材が打設されて形成されたプレキャスト鉄筋コン
クリート耐震壁の接合構造が提供される。
詳細に説明する。図1は、プレキャスト鉄筋コンクリー
ト柱1a,1bの間に本発明の接合方法により接合され
るプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2が建て込まれ
たところを示した図である。図7と同様にプレキャスト
鉄筋コンクリート柱1a,1bには、軸方向鉄筋4が埋
設され、この軸方向鉄筋4は、プレキャスト鉄筋コンク
リート柱1a,1bの天端からさらに上方向に向かって
延ばされている。プレキャスト鉄筋コンクリート柱1
a,1bの間には、床スラブ8が架け渡されており、床
スラブ8の上側にプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁
2が建て込まれている。このプレキャスト鉄筋コンクリ
ート耐震壁2の天端9からは、継ぎ鉄筋10が延ばされ
ていて、さらに上階に接合可能とされている。
ト耐震壁2は、その鉛直方向端部3a,3bの間の幅が
プレキャスト鉄筋コンクリート柱1a,1bの間の間隔
に略等しくされているか、又はプレキャスト鉄筋コンク
リート柱1a,1bの間の間隔に双方のプレキャスト鉄
筋コンクリート柱1a,1bのかぶり厚を加えた長さ以
下の幅とされている。また、このプレキャスト鉄筋コン
クリート耐震壁2の上述した幅は、必ずしもプレキャス
ト鉄筋コンクリート柱1a,1bの間の幅よりも長くさ
れている必要はなく、後述するように本発明において別
途型枠を用いずにコンクリートやグラウト11を打設で
きる程度にプレキャスト鉄筋コンクリート柱1a,1b
の間の幅よりも短くされていても良い。さらに、プレキ
ャスト鉄筋コンクリート耐震壁2には、その鉛直方向端
部3a,3bから水平方向内側に向かって溝部14a,
14bが設けられており、この溝部14a,14bのプ
レキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の水平方向内側端
部の位置が図1の破線15a,15bで示されている。
このようにプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の鉛
直方向端部3a,3bを略プレキャスト鉄筋コンクリー
ト柱1a,1bまで延長させ、さらに溝部14a,14
bを設けることにより、プレキャスト鉄筋コンクリート
柱1a,1bとプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2
の溝部14a,14bを取り囲む壁との部分を図8に示
したせき板13a,13bの代わりに直接型枠として用
いることを可能とすることで、現場で構成されるせき板
13a,13bを用いずに、接合部の施工を行うことが
可能となる。
さし筋16a,16bがプレキャスト鉄筋コンクリート
柱1a,1bからプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁
2の溝部14a,14b内部に向かって延ばされてい
て、さし筋16a,16bと溝部14a,14bの水平
方向内側端部15a,15bの間に離間17a,17b
が形成されているのが示されている。このさし筋16
a,16bの鉛直方向の間隔は、プレキャスト鉄筋コン
クリート耐震壁2に埋設された壁横筋6と同一の間隔と
することもできるし、また作業効率、耐力等を考慮して
別の間隔に適宜設定することができる。
ート柱1a,1bのプレキャスト鉄筋コンクリート耐震
壁2に向いた側に、プレキャスト鉄筋コンクリート耐震
壁の鉛直方向端部3a,3bを収容するための収容溝1
8aが形成されているのが破線で示されている。プレキ
ャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の幅が、建て込まれる
プレキャスト鉄筋コンクリート柱1a,1bの間の間隔
よりも大きい場合にはこの収容溝18a,18bがプレ
キャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の一部を収容して柱
と耐震壁の間の接合構造を形成するようにされている。
1aとプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2との接合
部を示した図1の切断線B−Bに沿った断面図である。
プレキャスト鉄筋コンクリート柱1aには、軸方向鉄筋
4と帯筋12とが埋設されており、プレキャスト鉄筋コ
ンクリート柱1aのプレキャスト鉄筋コンクリート耐震
壁2に向いた側の外面からは、柱中心方向に向かって帯
筋12の内側にまで達するようにプレキャスト鉄筋コン
クリート耐震壁2を収容する収容溝18aが形成されて
いるのが示されている。この収容溝18aは、図2では
帯筋12を超えた深さとされているのが示されている
が、かぶり厚が接合部強度を充分に確保できる程度に大
きな場合には、収容溝18aの深さをかぶり厚以内に止
めることも可能である。上述した軸方向鉄筋4は、主筋
とされていても良く、又プレキャスト鉄筋コンクリート
柱1aの接続のためにスリーブを用いる場合には、主筋
とは別に形成される補助筋とされていても良い。このプ
レキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の収容溝18aの
略中央部からは、本発明において接合部材として用いる
さし筋16aの一端が突出しており、このさし筋16a
の突出端部19がプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁
2の溝部14aに挿入されているのが示されている。ま
た、さし筋16aの他端20は、プレキャスト鉄筋コン
クリート柱1a内に埋設されており、プレキャスト鉄筋
コンクリート柱1aの対向する面に向けてその中心を超
えるまで延ばされているのが示されている。このさし筋
16aの他端20のコンクリート柱1aへの埋設深さ
は、プレキャスト鉄筋コンクリート柱1aとプレキャス
ト鉄筋コンクリート耐震壁2との間の定着が充分に行え
る限り、鉄筋の径、鉄筋の形状等に応じて適宜設定する
ことが可能である。
ンクリート柱1aに埋設されているだけでも良いし、隣
接する軸方向鉄筋4に溶接等により接合された後に埋設
されていても良い。また、さし筋16aの埋設長さ及び
形状についてもいかなる形状とすることも可能である。
また、図2ではさし筋16aは、プレキャスト鉄筋コン
クリート耐震壁2の厚さ方向に沿って2本設けられてい
るのが示されているが、プレキャスト鉄筋コンクリート
耐震壁2に形成される溝部14aに挿入できれば必ずし
も2本でなくとも良く、また、さし筋16aの突出端部
19を曲げてフック状として接合強度を向上させること
もできる。
壁2の鉛直方向端部3aからは壁横筋6は突出されてお
らず、プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の収容溝
18aにおける収容を妨げないようにされているのが示
されている。さらに図2を参照すると、プレキャスト鉄
筋コンクリート耐震壁2の鉛直方向端部3aから水平方
向内側に向かって形成された溝部14aが詳細に示され
ている。溝部14aは、プレキャスト鉄筋コンクリート
耐震壁2の内側面21a,21bと、水平方向内側端部
15aとから形成され、内側面21a,21bは、プレ
キャスト鉄筋コンクリート耐震壁2に埋設される壁縦筋
22の内側端に隣接するように溝部14aの水平方向内
側端部15aまで延びているのが示されている。また、
水平方向内側端部15aは、プレキャスト鉄筋コンクリ
ート耐震壁2の厚さ方向にプレキャスト鉄筋コンクリー
ト耐震壁2に直交する平面とされており、溝部14aが
略矩形として形成されているのが示されている。この水
平方向内側端部15aと、さし筋16aの突出端部19
の間には、離間17aが設けられており、互いに先端が
接触しないようにされている。この溝部14aを形成す
るプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の内側面21
a,21bの位置決め、水平方向内側端部15aの位置
決め及び溝部14aの形状は、適切な作業性を得ること
ができ、かつ適切な接合部強度を得ることができればい
かなる位置決め及び形状であっても用いることができ
る。
リート柱1aと、プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁
2とが隣接して画成される空間内にコンクリート又はグ
ラウト11が打設されているのが示されている。この空
間は、収容溝18aと、溝部14aと、鉛直方向端部3
aと、プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の外側面
と、必要に応じて後述するシール部材又はシール材とに
より画成されている。この空間を画成する収容溝18a
及び溝部14aには、図2に示すようにコンクリート又
は収容溝18a及び溝部14aの寸法によりコンクリー
トが充分に充填されないおそれがある場合にはグラウト
等、充填剤又は充填材として用いられるコンクリートや
グラウト11が打設されている。本発明においては、充
填剤又は充填材とは、各種の接着剤をも含むものをい
い、具体的にはコンクリート、モルタル、セメント、グ
ラウト等、主として無機系材料をいう。このように、本
発明においては、プレキャスト鉄筋コンクリート柱1a
とプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2とをそのまま
コンクリート等の打設の際の型枠として用いることを可
能とするので、プレキャスト鉄筋コンクリート柱1aと
プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2とが現場で別途
構成される型枠を用いることなく一体化できることにな
る。
ト鉄筋コンクリート耐震壁2の鉛直方向端部3aは、プ
レキャスト鉄筋コンクリート柱1aに設けられた収容溝
18aに挿入された状態で一体化されるので、コンクリ
ート又はグラウト11が収容溝18a及び溝部14aに
充填されて硬化すると、プレキャスト鉄筋コンクリート
柱1aとプレキャスト鉄筋コンクリート壁2の一体性が
より向上されるようにされている。収容溝18aとプレ
キャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の外面の間には、間
隙23a,23bがプレキャスト鉄筋コンクリート耐震
壁2の建て込みの施工性を考慮して設けられているのが
示されているが、この間隙23a,23bには、適宜シ
ール部材やシール材等を配置して打設されるコンクリー
ト又はグラウト11が漏れ出さないようにすることが可
能である。また、上述した隙間23a,23bは、建て
込みの施工性を損なわない限りできるだけ小さくするこ
とが好ましい。
れる深さは、プレキャスト鉄筋コンクリート柱1aのか
ぶり厚までの範囲で適宜変化させることが可能である。
本発明ではさらに、プレキャスト鉄筋コンクリート耐震
壁2がプレキャスト鉄筋コンクリート柱1aの少なくと
も外面にまで延ばされているので、コンクリートやグラ
ウト11の打設に際して型枠を使用せずに接合部を含め
た壁全体を綺麗に仕上げることができ、プレキャスト鉄
筋コンクリート建物の品質をより向上させることが可能
となる。
の第2の実施例を示す。図3に示した本発明の第2の実
施例のプレキャスト鉄筋コンクリート接合方法及び接合
構造では、接合部材としてさし筋16aではなく、接合
プレート24を用いている。この接合プレート24は、
プレキャスト鉄筋コンクリート柱1aに埋設されるアン
カー部25と、このアンカー部25に隣接しプレキャス
ト鉄筋コンクリート柱1aの周方向に沿って延在する基
部26と、この基部26に隣接し該プレキャスト鉄筋コ
ンクリート柱1aから突出するプレート部27とを備え
ている。この接合プレート24の上述した各部は、互い
に別々に形成して溶接して形成することもできるし、一
体構造として製造されるものを用いることもできる。そ
の材質は、種々の材質とすることができるが、プレキャ
ストコンクリート部材に通常用いられる鉄筋と同様の材
質の鉄を用いることができる。
25の先端部に、接合プレート24の耐力を向上させる
ためアンカー部25に直交して突出した突出部25aが
設けられているのが示されている。この突出部25a
は、接合プレート24の接合強度が充分であれば必ずし
も用いる必要はなく、耐力等を考慮して適宜別の形状と
することができる。このアンカー部25は、プレキャス
ト鉄筋コンクリート柱1aに単に埋設されているだけで
も良いが、アンカー部25の側部25bがその隣接する
軸方向鉄筋4の側部に溶接されていても良い。
とプレキャスト鉄筋コンクリート柱1aとの接合性をさ
らに高めるために基部26が設けられており、この基部
26は、図2ではプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁
2とプレキャスト鉄筋コンクリート柱1aとの密着性を
向上させることができるようにプレキャスト鉄筋コンク
リート柱1aの表面と略面一となるように埋設されてい
るのが示されている。この基部26の埋設深さは、必ず
しも面一となるようにする必要はなく、かぶり厚の範囲
内で適宜変化させることができるし、また図2に示した
ように基部26のプレート部27側においてプレキャス
ト鉄筋コンクリート柱1aに収容溝18aを形成させる
ことも可能である。
さらに上述した基部26に隣接してプレート部27が設
けられている。図3に示した実施例では、このプレート
部27がプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の溝部
14aに収容されてプレキャスト鉄筋コンクリート耐震
壁2との間の接合部を形成しているのが示されている。
このプレート部27の壁厚方向の幅、水平方向の長さ
は、上述したさし筋16aと同様に、溝部14aに良好
に収容され、適切な耐力を与えることができれば適宜設
定することができる。また、プレキャスト鉄筋コンクリ
ート柱1a,1bとプレキャスト鉄筋コンクリート耐震
壁2の間の幅は、図3では略同一の幅として示している
が、図2で示すように施工性を考慮して間隙23a,2
3bと同程度の間隙ができるように幅手方向に短くされ
ていても良い。
を示す。図4(a)に示す接合プレート24には、接合
プレート24のプレート部27に鉄筋28が水平方向に
向けて溶接されて、プレキャスト鉄筋コンクリート耐震
壁2と接合された際の特に剪断力に対する耐力を向上さ
せるようにされているのが示されている。図4(a)で
は鉄筋28がプレート部27の水平方向の長さを超えて
延ばされているのが示されている。しかしながら、この
鉄筋28の長さはプレート部27の水平方向の長さ以下
とすることも可能であるし、必ずしもすべてが同一の長
さ・形状とされていなくとも良い。図4(b)には、鉄
筋28がU形状とされているのが示されている。このよ
うにすることによって、接合された際の剪断力と引張り
方向の力といった、双方の力に対する耐力を同時に向上
させることが可能となる。図4(b)に示した鉄筋28
の形状は、図示してあるようにU字型でも良く、この他
V字型等いかなる形状とされていても良い。また、図4
(c)に示す接合プレート24には、同様に耐力を向上
させるためにプレート部27に厚さ方向に貫通した開口
29が設けられているのが示されている。プレート部2
7に形成される開口29は、図4(c)では円形とされ
ているが、必ずしも円形ではなく耐力等を考慮してスリ
ット状とすることもできる。図4では図示しないが、接
合プレート24は、鉛直方向により短くされた複数の接
合プレートセグメントから構成されていても良い。ま
た、図4に図示してはいないものの、鉄筋28を鉛直方
向に沿ってプレート部27に溶接することもできるし、
鉛直に対して水平ではない方向へと傾斜させてプレート
部27に溶接することもできる。
リート耐震壁2の接合方法を各工程順に示した図であ
る。図5では、本発明のプレキャスト鉄筋コンクリート
耐震壁2の接合方法における接合部材としてさし筋16
aを用いる場合について説明するが、接合部材として接
合プレート24を用いる場合でも同様の工程を用いるこ
とができる。本発明のプレキャスト鉄筋コンクリート耐
震壁2の接合方法では、まず図5(a)で示されるよう
にさし筋16a及び収容溝18aが設けられた柱1aを
設置する。次いで図5(b)で示されるようにこのさし
筋16aを収容できるような溝部14aが設けられ、収
容溝18aに適合する厚さのプレキャスト鉄筋コンクリ
ート耐震壁2をクレーン等の手段を用いてプレキャスト
鉄筋コンクリート柱1a及び図示しないプレキャスト鉄
筋コンクリート柱1bの間に建て込む。このプレキャス
ト鉄筋コンクリート耐震壁2の建て込み後、プレキャス
ト鉄筋コンクリート柱1aとプレキャスト鉄筋コンクリ
ート耐震壁2とが隣接して収容溝18a及び溝部14a
により形成される空間に、図5(c)に示すように接合
部上部からコンクリート又はグラウト11を打設して、
収容溝18a及び溝部14aを充填する。
することによりプレキャスト鉄筋コンクリート柱1aと
プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2の間に充分な耐
力を持った接合構造が形成され、本発明の接合方法が完
了する。上述したように、必要に応じて間隙23a,2
3bには、シール部材やシール材を配置してコンクリー
ト又はグラウト11の漏れ出しを防止することが可能で
ある。
たプレキャスト鉄筋コンクリート柱1aとプレキャスト
鉄筋コンクリート耐震壁2の接合構造を一部切り欠いて
示した斜視図である。図6では、接合部材として図3に
示した接合プレート24を用いて形成された接合構造が
示されている。図6に示されるように、プレキャスト鉄
筋コンクリート耐震壁2の鉛直方向端部3aに形成され
た溝部14aには、プレート部27が挿入されており、
この溝部14aとプレート部27の間に形成される隙間
にコンクリート又はグラウト11が打設されて充分な耐
力を有する接合構造が形成されているのが示されてい
る。
ンクリート耐震壁2との間の接合については特に説明は
行わなかったが、プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁
2下側にコッターを設け、床スラブ8のコンクリート打
設の際にスラブコンクリートにのみ込ませる等すること
もできるし、敷モルタル等を用いて接合を行うこともで
きる。また、本発明では、床スラブ8上にプレキャスト
鉄筋コンクリート耐震壁2を建て込むものとして説明を
行ってきたが、床スラブ8ではなく、下階壁の上側にプ
レキャスト鉄筋コンクリート耐震壁2を建て込む際にも
本発明を適用することができる。
耐震壁の接合方法によれば、プレキャスト鉄筋コンクリ
ート柱とプレキャスト鉄筋コンクリート壁の間に現場で
構成される接合部型枠を別途設けることが必要でなくな
るため、施工の合理化及び省力化を達成することがで
き、さらには建築廃材の量を少なくすることが可能とな
る。さらに、本発明のプレキャスト鉄筋コンクリート耐
震壁の接合構造によれば、プレキャスト鉄筋コンクリー
ト壁接合部を従来にまして綺麗に仕上げることができる
ので、プレキャスト鉄筋コンクリート壁全体の品質向上
を可能とする接合構造が提供できる。
ト鉄筋コンクリート耐震壁とプレキャスト鉄筋コンクリ
ート柱を示した側面図。
断面図。
造の断面図。
た図。
示した一部切り欠き斜視図。
鉄筋コンクリート耐震壁とプレキャスト鉄筋コンクリー
ト柱を示した図。
を示した図。
Claims (6)
- 【請求項1】 水平方向に突出する接合部材が設けられ
たプレキャスト鉄筋コンクリート柱と、 鉛直方向端部に沿って延びる溝部が形成され略前記プレ
キャスト鉄筋コンクリート柱間の幅を有するプレキャス
ト鉄筋コンクリート耐震壁と、 硬化性の充填剤又は充填材とを用い、 前記接合部材を前記溝部に収容させて前記プレキャスト
鉄筋コンクリート柱の間に前記プレキャスト鉄筋コンク
リート耐震壁を建て込み、 前記プレキャスト鉄筋コンクリート柱及び前記プレキャ
スト鉄筋コンクリート耐震壁の一部を型枠として用い
て、前記プレキャスト鉄筋コンクリート柱と前記プレキ
ャスト鉄筋コンクリート耐震壁とが対向して画成される
空間に前記充填剤又は充填材を打設することを特徴とす
るプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁の接合方法。 - 【請求項2】 前記プレキャスト鉄筋コンクリート柱に
は、前記プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁を収容す
るための収容溝が形成されていることを特徴とする請求
項1に記載のプレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁の接
合方法。 - 【請求項3】 前記接合部材は、一端が前記プレキャス
ト鉄筋コンクリート柱に埋設され、他端が前記収容溝を
通して突出した鉄筋とされていることを特徴とする請求
項1又は2に記載のプレキャスト鉄筋コンクリート耐震
壁の接合方法。 - 【請求項4】 前記接合部材は、前記プレキャスト鉄筋
コンクリート柱に埋設されるアンカー部と、このアンカ
ー部に隣接しプレキャスト鉄筋コンクリート柱の周方向
に沿って埋設された基部と、該基部に隣接し該プレキャ
スト鉄筋コンクリート柱から突出すると共に前記溝部に
収容されるプレート部とを備えていることを特徴とする
請求項1又は2に記載のプレキャスト鉄筋コンクリート
耐震壁の接合方法。 - 【請求項5】 前記プレート部には、鉄筋が溶接されて
いるか又は前記プレート部の厚さ方向に貫通する開口が
設けられていることを特徴とする請求項4に記載のプレ
キャスト鉄筋コンクリート耐震壁の接合方法。 - 【請求項6】 プレキャスト鉄筋コンクリート柱に設け
られた水平方向に突出する接合部材が、略前記プレキャ
スト鉄筋コンクリート柱間の幅を有するプレキャスト鉄
筋コンクリート耐震壁の鉛直方向端部に形成された溝部
に突出し、前記プレキャスト鉄筋コンクリート柱と前記
プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁とが対向して画成
される空間に充填剤又は充填材が打設されて形成された
プレキャスト鉄筋コンクリート耐震壁の接合構造。
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- 1999-07-19 JP JP20533399A patent/JP3336295B2/ja not_active Expired - Fee Related
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