JPH075752B2 - ゴムと繊維の接着剤組成物 - Google Patents

ゴムと繊維の接着剤組成物

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JPH075752B2
JPH075752B2 JP25950586A JP25950586A JPH075752B2 JP H075752 B2 JPH075752 B2 JP H075752B2 JP 25950586 A JP25950586 A JP 25950586A JP 25950586 A JP25950586 A JP 25950586A JP H075752 B2 JPH075752 B2 JP H075752B2
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  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はレゾルシノール−ホルムアルデヒド樹脂と、エ
チレン系不飽和酸とビニルピリジンとを共重合させた共
重合体ラテックスより成る接着力の改良されたゴムと繊
維の接着剤組成物に関するものである。
(従来の技術) 従来からポリアミド,ポリエステル等の補強用繊維とゴ
ムを接着するためにレゾルシノール−ホルムアルデヒド
樹脂とラテックスを主成分とする水性分散液に繊維を浸
漬処理して使用している。ラテックスとしてはブタジエ
ン−ビニルピリジン−スチレン共重合体ラテックスもし
くは該ラテックスとスチレン−ブタジエン共重合体ラテ
ックスあるいは天然ゴムラテックス等との混合ラテック
スが一般に使用されている。
自動車用タイヤ、ベルト、ホース等におけるゴム補強用
繊維としてポリエステル繊維は低伸度であることが特徴
であり広く使用されているが、使用条件によっては繊維
が著るしく劣化するためその用途に制約を受けている。
すなわち成形品のゴム中にチウラム系、スルフェンアミ
ド系、あるいはグアニジン系等の加硫促進剤やアミン系
老化防止剤あるいは天然ゴム等が配合されている場合に
は例えば自動車タイヤ製造時の長時間にわたる加硫工程
において、あるいは自動車タイヤの高速走行中において
ポリエステル繊維が劣化し補強用繊維としての性能が著
しく低下するという欠点を有しているためである。この
欠点を改善するために、好ましい加硫促進剤、老化防
止剤などの選定によるゴム配合方法による改良、ポリ
エステル繊維に含まれる末端カルボキシル基量の低減等
によるポリエステル繊維自身の改良、あるいはポリエ
ステル繊維をあらかじめカルボキシル基を含有する化合
物で処理する方法(例えば、特開昭55−166235号公報)
などが工夫されてきたが、の方法ではゴムの配合が制
約され目的とする加硫ゴム物性が得られないと同時に、
長時間加硫後のゴムと繊維の接着力(以下耐熱接着力と
いう)の改良が十分でなく、やの方法では繊維自身
の熱劣化は改良されるが耐熱接着力は改善されない。
本発明者等はの知見に基づき繊維とゴムの接着に用い
られる改良された重合体ラテックスを開発すべく鋭意研
究を重ねた結果、共重合体中にピリジル基とカルボキシ
ル基を有し、ラテックス粒子表面にカルボキシル基が存
在する共重合体ラテックスを使用すると驚くべきことに
は、の方法と従来の接着剤の併用では得られない、と
りわけポリエステル繊維の耐熱接着力を改良しうること
を見い出し先に特許出願した(方法、特願昭60−1789
50号(特開昭62−39679号))。しかしながら、方法
の共重合体ラテックスを使用する接着剤組成物でポリエ
ステル繊維を浸漬処理した場合には、従来から使用され
ている共重合体ラテックスを含む接着剤で処理した場合
よりも、該繊維の強力低下が大きく、改善が必要であ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的はタイヤ、ベルト、ホース等のゴム製品
に、特にポリエステル繊維が補強用に使用される場合に
その耐熱接着力が改良されるばかりでなく、浸漬処理に
よる繊維の強力低下を防止すると共にポリエステル以外
の繊維に対しても従来のビニルピリジエン系重合体ラテ
ックスと同様に使用することができる繊維とゴムとの接
着剤として特に適したゴムと繊維の接着剤組成物を提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) かくして、本発明によれば、(1)レゾルシノール−ホ
ルムアルデヒド樹脂と、(2)共役ジエン系単量体45〜
85重量%、エチレン系不飽和酸単量体0.1〜25重量%、
ビニルピリジン10〜45重量%及びこれらと共重合可能な
単量体0〜30重量%を乳化重合して得られる共重合体ラ
テックスであって、該ラテックス粒子表面のカルボキシ
ル基の量が該共重合体1g当り少なくとも0.01ミリ当量で
あり、かつ共重合体のムーニー粘度(ML1+4,100℃)が6
0以上である共重合体ラテックスを含むことを特徴とす
るゴムと繊維の接着剤組成物が提供される。
本発明の共重合体ラテックスは同一ラテックス粒子にカ
ルボキシル基とピリジル基が存在し、かつムーニー粘度
(ML1+4,100℃)が60以上である点に特徴を有するもの
である。
本発明の共重合体ラテックスの製造に使用される単量体
のうち共役ジエン系単量体としては例えば、1,3−ブタ
ジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン、2,3−ジメチル
−1,3−ブタジエン、クロロプレンのようなハロゲン置
換ブタジエンなどの脂肪族共役ジエン系単量体の1種も
しくは2種以上が使用される。全単量体中の共役ジエン
系単量体の使用量は通常45〜85重量%であり、この範囲
をはずれると接着力が低下する。望ましくは60〜75重量
%である。
エチレン系不飽和酸単量体としては、アクリル酸、メタ
クリル酸、クロトン酸、ケイ良酸、イタコン酸、フマル
酸、マレイン酸、ブテントリカルボン酸などの不飽和カ
ルボン酸;イタコン酸モノエチルエステル、フマル酸モ
ノブチルエステル、マレイン酸モノブチルエステルなど
の不飽和ジカルボン酸のモノアルキルエステル;アクリ
ル酸スルホエチルNa塩、メタクリル酸スルホプロピルNa
塩、アクリルアミドプロパンスルホン酸などの不飽和ス
ルホン酸又はそのアルカリ塩などの1種もしくは2種以
上が使用される。
全単量体中のエチレン系不飽和酸単量体の使用量は0.1
〜25重量%であり、0.1重量%未満ではポリエステルタ
イヤコードの耐熱接着力改良効果が小さく、また25重量
%を超えても耐熱接着力はそれ以上に向上することなく
初期接着力が低下するため好ましくない。
望ましくは0.2〜12重量%であり、さらに望ましくは0.5
〜8重量%である。
ビニルピリジンとしては、2−ビニルピリジンが望まし
いが3−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、2−メ
チル−5−ビニルピリジン、5−エチル−2−ビニルピ
リジンなどの1種または2種以上で代替することができ
る。
ビニルピリジン単量体の使用量は全単量体中通常10〜45
重量%であり、この範囲をはずれると接着力は低下す
る。望ましくは15〜40重量%である。
さらに所望により上記各単量体と共重合可能な他の単量
体を共重合させることができる。このような単量体とし
ては、例えばスチレン、α−メチルスチレン、2−メチ
ルスチレン、3−メチルスチレン、4−メチルスチレ
ン、2,4−ジイソプロピルスチレン、2,4−ジメチルスチ
レン、4−t−ブチルスチレン、5−t−ブチル−2−
メチルスチレン、モノクロロスチレン、ジクロロスチレ
ン、モノフルオロスチレン、ヒドロキシメチルスチレン
などの芳香族ビニル化合物およびエチレン、プロピレ
ン、アクリロニトリル、塩化ビニルなどの脂肪族ビニル
化合物などが例示され、これらの1種または2種以上を
共重合することができる。全単量体中の使用量は30重量
%以下である。
本発明の共重合体ラテックスは以上の単量体を乳化重合
することによって得られるが、共重合体ラテックス粒子
表面のカルボキシル基の量が重合体1g当り少なくとも0.
01ミリ当量存在することが必要である。0.01ミリ当量未
満ではポリエステル繊維の耐熱接着力は改良されない。
望ましくは0.02ミリ当量以上、さらに望ましくは0.05ミ
リ当量以上である。2.5ミリ当量以上になると耐熱接着
力の改良効果は変わらなくなるが、ラテックスが増粘す
るため使いにくくなる。ラテックス粒子表面のカルボキ
シル基の定量は実施例記載の方法によるものである。
さらに、本発明で使用する共重合体ラテックスは、該ラ
テックスを構成する共重合体のムーニー粘度(ML1+4,10
0℃)が60以上であることが必要である。60未満では本
発明の接着剤組成物で浸漬処理後のポリエステル繊維の
強力低下を防止することが難しい。好ましくは70以上で
ある。しかしながら、ムーニー粘度が100を越えるとそ
れ以上の繊維強力低下防止効果は得られず、接着力も低
下する。
本発明の共重合体ラテックスの製造方法としては以下に
記載する二段重合方法が特に適している。
二段重合を行うには、先ず、第一段階の重合において、
使用する全単量体の内少なくともエチレン系不飽和酸の
80重量%以上及び共役ジエン系単量体の一部を含む全単
量体の2.5〜60重量%に当る単量体を乳化重合する。エ
チレン系不飽和酸はその全使用量の80重量%未満の量で
は重合中の凝固物の発生を抑制するのが困難となり好ま
しくない。望ましくは90重量%以上、さらに望ましくは
全量を第一段の重合で使用する。ビニルピリジンは第一
段の重合では重合中の凝固物の発生を抑制するうえで使
用しないことが望ましいが、その全使用量の50重量%以
下であれば使用しても構わない。
第一段階の重合で使用する単量体の量が全単量体の2.5
重量%未満では重合反応時間が長くなり過ぎ、60重量%
を超えると接着力が低下する。望ましくは5〜50重量%
である。
また第一段階の重合では単量体の重合体転化率は60%以
上になっているのが望ましく、60%未満では60%以上の
ものに比べて接着力が劣る。望ましくは80%以上であ
る。第二段階の重合では、引き続き残りの単量体を添加
し乳化重合を継続する。
共重合体のムーニー粘度を調節するために、通常分子量
調整剤を使用するが、分子量調整剤は第一段階,第二段
階ともに添加することが望ましいが、どちらか一方への
添加またはどちらにも添加しないで製造することもでき
る。
本発明においては第一段階および第二段階とも乳化重合
の様式自体は特に制限はなく、回分式乳化重合、半回分
式乳化重合、連続式乳化重合のいずれでもよく、重合温
度も低温、高温のいずれでもよい。又、重合に使用する
乳化剤、重合開始剤、分子量調整剤等も通常の乳化重合
に使用されるものでよく、特に制限されない。
乳化剤としては例えばポリエチレングリコールのアルキ
ルエステル型,アルキルフェニルエーテル型,アルキル
エーテル型等のノニオン性界面活性剤,高級アルコール
の硫酸エステル;アルキルベンゼンスルフォン酸塩,脂
肪族スルフォン酸塩等のアニオン性界面活性剤およびベ
タイン型等の両性界面活性剤の1種または2種以上が用
いられる。
重合開始剤としては例えば過硫酸カリウム,過硫酸アン
モニウム等の水溶性開始剤、あるいはレドックス系開始
剤、あるいは過酸化ベンゾイル等の油溶性開始剤が使用
できる。
分子量調整剤としてはt−ドデシルメルカプタン、n−
ドデシルメルカプタンなどのC12〜16のメルカプタン
類、キサントゲンジスルフィド類、四塩化炭化などのハ
ロゲン化炭化水素類などの1種または2種以上が使用さ
れる。
本発明の接着剤組成物で使用されるレゾルシノール−ホ
ルムアルデヒド樹脂は、従来使用の該樹脂(例えば特開
昭55−142635号開示のものなど)が使用でき、特に制限
されない。又接着力を高めるために従来から使用されて
いる2,6−ビス(2,4−ジヒドロキシフェニルメチル)−
4−クロロフェノール組成物等の化合物、ポリエポキシ
ド化合物及び/又はブロックドポリイソシアネート化合
物等との併用も差しつかえない。
本発明の接着剤組成物は通常、本発明の共重合体ラテッ
クス固形分100重量部に対してレゾルシノール−ホルム
アルデヒド樹脂を10〜40重量部(乾燥重量)混合したも
のが使用される。
また本発明の接着剤組成物中の本発明の共重合体ラテッ
クスの一部をスチレン−ブタジエン共重合体ゴムラテッ
クスおよびその変性ラテックス,アクリロニトリル−ブ
タジエン共重合体ゴムラテックスおよびその変性ラテッ
クス,天然ゴムラテックス等のうちの1種または2種以
上で代替することができる。
本発明の接着剤組成物の使用方法については特に制限は
無く、既知のレゾルシノール−ホルムアルデヒド樹脂−
重合体ラテックス系接着剤と同様にして適用することが
できる。通常本発明の接着剤組成物を10〜30重量%濃度
の水性分散液として、ゴム製品の製造時に、所望の形態
の繊維を浸漬処理し、乾燥,熱処理した後、未加硫ゴム
配合物と共に成形し、加硫することによって繊維とゴム
を接着することができる。また予め本発明の接着剤組成
物を塗布した所望形態の繊維を用いることもできる。
本発明の接着剤組成物が適用できる繊維も特に制限は無
く、レーヨン繊維,ポリエステル繊維,ポリアミド繊
維,アラミド繊維等に使用することができる。これらの
繊維は織物,コード,糸等いずれの形態であってもよ
い。
(発明の効果) 本発明のゴムと繊維の接着剤は特にポリエステル繊維に
使用した場合に、従来の接着処方に比べて耐熱接着力が
大きく改善されると共に、接着剤処理による該繊維の強
力低下が防止される。またポリエステル以外の繊維に対
しても従来のビニルピリジン系重合体ラテックスと同様
に使用することができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明す
る。なお、製造例,実施例中の部及び%はとくに断りの
ないかぎり乾燥重量基準である。
実施例1 撹拌機付きオートクレーブに水150部、エチレンジアミ
ンテトラ酢酸の4ナトリウム塩0.1部、ラウリル硫酸ソ
ーダ5部、重炭酸ソーダ0.5部、過硫酸カリウム0.3部と
共に第1表に示す(I)の単量体及び分子量調整剤を同
表に記載の重量比率で合計100部仕込み、回転混合しな
がら60℃で15時間反応を行なった。転化率はいずれも60
%以上に達した。これを種ラテックスとする。続けて撹
拌機付きオートクレーブに種ラテックスを40部仕込み、
エチレンジアミンテトラ酢酸の4ナトリウム塩0.1部、
ラウリル硫酸ソーダ2部、過硫酸カリウム0.3部と共に
第1表に記載の(II)の単量体と分子量調整剤、水合計
量150部になるように仕込み、回転混合しながら60℃で
反応させた。重合転化率95%に達した時にハイドロキノ
ン0.05部を添加して反応を停止し、減圧にして未反応単
量体を除去し、共重合ラテックスA,B及びCを得た。
ラテックス粒子表面のカルボキシル基およびピリジル基
の分析はKawaguchiの方法(J.Appl.Poly.Sci.Vol26,201
5〜2022,1981年)を参考にして次のように行なった。
ラテックスをセルロース製チューブに入れ、流水中に1
週間浸漬し、ラテックスセラム中の溶解物質を透析精製
する。次にポリオキシエチレンラウリルエーテルをラテ
ックス固形分の1/10量添加する。この試料を固形分濃度
4%、固形分2g相当量精秤し、0.5N塩酸を3g添加してマ
グネチックスターラーで撹拌する。15分間経過後に、0.
1N水酸化ナトリウム水溶液で滴定し、電気電導度曲線を
画き、屈曲点よりラテックス粒子表面のカルボキシル基
およびピリジル基の量を求めた。共重合体のムーニー粘
度は上記の共重合体ラテックスから凝固、乾燥して回収
した共重合体を用いてJIS K−6300に従って求めた。
ラテックス粒径はレーザー光源散乱法〔英国マルバーン
(Malvern)社製モデル4600〕によって測定した。
各ラテックスの性状を第1表に併記した。
共重合体ラテックスA〜Cのそれぞれを用いてポリエス
テルタイヤコードと天然ゴム配合物との加硫接着を行っ
た。
レゾルシノール16.6部、ホルマリン水溶液(37%濃度)
14.6部、水酸化ナトリウム1.3部を水333.5部に溶解し、
撹拌下に25℃で2時間反応させた。次いでこの中へ共重
合体ラテックスを100部を添加し、撹拌下に25℃で20時
間反応させた。次いでバルカボンドE〔ICI vulnax社製
品Vulcabond E:2,6−ビス(2,4−ジヒドロキシフェニル
メチル)−4−クロロフェノール重合体のアンモニア水
溶液(約20%濃度)〕を30部添加した。この水溶液を固
型分濃度20%に調整した。同様にして共重合体ラテック
スB及びCを使用した接着剤を調製した。後試験用シン
グルコードディッピングマシンを用いてポリエステルタ
イヤコード(1500D/2)をこれらの接着剤で浸漬処理し
た。浸漬処理後240℃で1分間熱処理を行った。この処
理されたポリエステルタイヤコードを第2表の配合処方
により製造した天然ゴム配合物ではさみ、プレス加硫し
た。該タイヤコードとゴムとの接着力をT接着力試験法
により評価した(測定温度20℃、相対湿度65%、24本の
引き抜き試験)。結果を第3表に示す。
また接着剤処理コードの強力をJIS L−1017に従って測
定した。結果を第3表に示す。尚、接着剤処理前のコー
ドの強力は25.5kgである。
第2表 ゴム配合処方 天然ゴム 100部 亜鉛華 5 ステアリン酸 2 硫黄 2.5 FEFカーボンブラック 45 プロセス油 5 N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアジルスルフェン
アミド 1 2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合物 0.2
実施例2 第1段及び第2段の重合で使用する単量体及び分子量調
整剤として第4表記載のものを使用する以外は実施例1
と同じ条件で共重合体ラテックスD〜Mを製造した。
これらのラテックスを用い、実施例1と同じ処方で接着
剤を調製し、実施例1と同じ加硫接着試験を行った。結
果を第5表に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)レゾルシノール−ホルムアルデヒド
    樹脂と、 (2)共役ジエン系単量体45〜85重量%、エチレン系不
    飽和酸単量体0.1〜25重量%、ビニルピリジン10〜45重
    量%及びこれらと共重合可能な他の単量体0〜30重量%
    を乳化重合して得られる共重合体ラテックスであって、
    該ラテックス粒子表面のカルボキシル基の量が該共重合
    体1g当り少なくとも0.01ミリ当量であり、かつ共重合体
    のムーニー粘度(ML1+4,100℃)が60以上である共重合
    体ラテックスを含むことを特徴とするゴムと繊維の接着
    剤組成物。
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