JPH0755856A - 周期測定装置 - Google Patents

周期測定装置

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JPH0755856A
JPH0755856A JP5207791A JP20779193A JPH0755856A JP H0755856 A JPH0755856 A JP H0755856A JP 5207791 A JP5207791 A JP 5207791A JP 20779193 A JP20779193 A JP 20779193A JP H0755856 A JPH0755856 A JP H0755856A
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JP
Japan
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signal
period
cycle
synchronizing signal
counter
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JP5207791A
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Inventor
Makoto Hatanaka
真 畠中
Haruo Sakurai
治夫 櫻井
Hideo Nagano
英生 長野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R23/00Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R23/00Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
    • G01R23/005Circuits for comparing several input signals and for indicating the result of this comparison, e.g. equal, different, greater, smaller (comparing phase or frequency of 2 mutually independent oscillations in demodulators)
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R23/00Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
    • G01R23/02Arrangements for measuring frequency, e.g. pulse repetition rate; Arrangements for measuring period of current or voltage
    • G01R23/10Arrangements for measuring frequency, e.g. pulse repetition rate; Arrangements for measuring period of current or voltage by converting frequency into a train of pulses, which are then counted, i.e. converting the signal into a square wave

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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Measuring Frequencies, Analyzing Spectra (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号における水平同期信号の周期を精度
よく求める。 【構成】 水平同期信号が規定する所定の測定期間にお
ける内部パルスの数を測定する。水平同期信号及び内部
パルスの周期をそれぞれTH ,TS とし、測定期間は水
平同期信号をN分周して得られた分周信号NSの一周期
で規定されるとする。この場合、測定期間の長さはN・
H となる。この測定期間内において内部パルスがK回
活性化した場合の水平同期信号の周期を求める。測定期
間の開始後、内部パルスのK回目の活性化と、(K+
1)回目の活性化の間において、分周信号NSが遷移
し、測定期間が終了する。よって、TS ・K<N・TH
<TS ・(K+1)の関係がある。 【効果】 誤差はε=TS /Nとなって、水平同期信号
の周期TH が長くなっても誤差εは増大しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は周期的に活性化する信
号の周期を測定する装置に関し、特に映像信号、画像信
号における水平同期信号の周期を測定する装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのディスプレイモニタに
は、従来から複数のコンピュータからの映像信号に基づ
いた表示を行う、マルチスキャンタイプのものがあっ
た。ここで映像信号における水平同期信号、垂直同期信
号の周期は、複数のコンピュータ間において同一である
とは限らない。このため、ディスプレイモニタ内部の設
定を各コンピュータの映像信号に対応して変更する必要
があった。具体的には、水平同期信号の周期を測定し
て、この周期に対応した設定を行う必要があった。
【0003】この水平同期信号は、垂直帰線消去時間に
おいて、特に垂直同期期間中に欠落する様に構成されて
いる場合がある。このような場合においても水平同期信
号の周期が測定される必要がある。
【0004】図22は、従来の周期測定装置200の構
成を示すブロック図であり、図23はその動作を示すタ
イミングチャートである。周期測定装置200は垂直同
期期間中に欠落する様に構成される水平同期信号の周期
を測定することができる。
【0005】水平同期信号HS及び垂直同期信号VSが
マイクロコンピュータ1に与えられる。そして、マイク
ロコンピュータ1は、内部パルスIPを発生する内部パ
ルス発振器2、及び内部カウンタ3を備えている。この
内部パルスIPは、マイクロコンピュータ1の動作の基
準となるシステムクロックに依存している。
【0006】水平同期信号HSは、隣接する活性化した
垂直同期信号VSの間において何度か活性化する。周期
測定装置200は一定の測定期間tm において水平同期
信号HSが何回活性化するかを計測するものである。
【0007】具体的には、測定期間tm は、垂直同期信
号VSが活性化した後、一定の待機時間tw が経過して
から開始する。測定期間tm 、待機時間tw はいずれも
内部パルスIPに基づいて設定され、それぞれ例えば1
ms,5msに設定される。そして内部カウンタ3によ
り、測定期間tm 内に活性化した水平同期信号HSのパ
ルス数が計測される。
【0008】今、測定期間tm 内に計測された水平同期
信号HSのパルス数のカウント値がCであった場合に
は、実際の水平同期信号HSの周期をTH として、式
(1)が成立する。
【0009】 tm /(C+1)<TH <tm /C…(1) よって、周期測定装置200の水平同期信号HSの周期
の測定における誤差は、 ε=tm /C−tm /(C+1)…(2) となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術においては、水平同期信号HSの周期TH が長くなる
程カウント値Cは小さくなり、誤差εは増大してしまう
という問題点があった。特に測定期間tm が短くなる場
合にはこれが顕著に生じてしまう。
【0011】例えば、測定期間tm が5ms、水平同期
信号HSの周期TH が1/(60kHz)であった場合
には、誤差εは55nsである。しかし、水平同期信号
HSの周期TH が1/(30kHz)であると誤差εは
4倍の220nsとなる。
【0012】しかも、測定期間tm を1msとすると、
水平同期信号HSの周期TH が1/(60kHz)であ
った場合でも、誤差εは4.9倍の270nsとなる。
【0013】この発明は上記の問題点を解決するために
なされたもので、水平同期信号HSの周期TH が長くて
も誤差が小さく、精度良くこれを測定できる周期測定装
置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる周期測
定装置は周期的に活性化する第1信号の周期を測定する
周期測定装置であって、(a)前記第1信号よりも周期
の大きく、前記第1信号と所定の関係を有する第2信号
を入力する入力端子と、(b)前記第1信号よりも周期
の小さい第3信号を発生する発振器と、(c)前記第2
信号が決定する測定期間において前記第3信号の活性化
する回数の計測を行う第1カウンタと、(d)前記第1
カウンタの出力、前記第3信号の周期、及び前記所定の
関係から、前記第1信号の周期を求める演算手段と、を
備える。
【0015】ここで前記所定の関係とは、例えば前記第
2信号の周期が前記第1信号の周期の整数N倍であるこ
とをいう。
【0016】望ましくは(e)前記第1信号をN分周し
て前記第2信号を生成し、前記入力端子に与える分周器
を更に備える。
【0017】例えば前記第1信号は少なくとも、周期的
に活性化する第4信号が非活性の時には活性化してお
り、前記分周器は活性化した前記第4信号によって初期
値が与えられる第2カウンタを有する。そして前記第2
信号は前記第2カウンタの出力として得られる。
【0018】前記測定期間は、前記第2信号の一周期の
半分の整数倍であることが望ましく、例えば前記第2信
号の一周期あるいは半周期に対応することが望ましい。
【0019】また、(f)前記第1カウンタの出力の保
持を行うラッチ手段と、(g)前記ラッチ手段の出力を
入力する読み取り手段と、を更に備え、前記第4信号の
非活性から活性への第1の遷移が、前記第1カウンタの
リセット及び前記ラッチ手段の前記保持の契機となり、
前記第1カウンタは、隣接し、互いに方向の異なる前記
第2信号の遷移の間においてのみ前記計測を行うことも
できる。
【0020】望ましくは、前記第4信号が連続して非活
性にある期間において、前記第2信号は互いに異なる方
向の2つの遷移のみ行う。
【0021】
【作用】この発明における第1カウンタは、第2信号が
決定する測定期間において第3信号が活性化する回数の
計測を行う。この第2信号は第1信号と所定の関係を有
する。例えばその周期が第1信号の周期の整数N倍であ
る。
【0022】測定期間を第2信号の一周期に等しくし、
第3信号の周期をTS とし、測定期間において第3信号
がK回活性化したとすると、TS ・K/Nとして第2信
号の周期を測定する。
【0023】
【実施例】
A.基本的な考え方:この発明の具体的な説明に入る前
に、この発明の基本的な考え方について説明する。
【0024】従来の技術においては内部パルスIPが規
定する一定の測定期間tm における水平同期信号HSの
パルス数を計測していたのに対し、この発明では水平同
期信号HSが規定する所定の測定期間tM における内部
パルスIPの数を測定する。ここで測定期間tM は水平
同期信号HSをN分周することによって設定することが
できる。
【0025】図1は、この発明の基本的な考え方を示す
概念図である。また、図2は図1の一部Zを拡大した概
念図である。水平同期信号HS及び内部パルスIPの周
期をそれぞれTH ,TS とし、測定期間tM は水平同期
信号HSをN分周して得られた分周信号NSの一周期で
設定されるとする。図1に示されるようにしてこの測定
期間tM 内において内部パルスIPがK回活性化した場
合から水平同期信号HSの周期TH を求める場合には、
ある誤差εが生じる。
【0026】図2に示されるように、測定期間tM の開
始後、内部パルスIPのK回目の活性化と、(K+1)
回目の活性化の間において、分周信号NSが遷移し、測
定期間tM が終了する。よって、式(3)が成立する。
【0027】 TS ・K<tM <TS ・(K+1)…(3) ところが、tM =TH ・Nであるので、誤差εは、 ε=TS ・(K+1)/N−TS ・K/N=TS /N…(4) となる。ここで、誤差εは測定期間tM において内部パ
ルスIPの活性化する回数Kに依存しない。
【0028】従って、式(2)で示された従来の技術に
おける誤差εとは異なり、水平同期信号HSの周期TH
が長くなってKの値が小さくなっても誤差εが増大する
ことはない。例えば、分周の値をN=256とし、内部
パルスIPの周期をTS =1μsに設定した場合には、
誤差εは3.9nsとなり、高い精度で水平同期信号H
Sの周期TH を測定することができることがわかる。
【0029】上記の基本的な考え方に基づいた実施例の
具体的構成について以下、個々に詳述する。
【0030】B.実施例の具体的構成: (B−1)第1実施例:図3は、この発明の第1実施例
にかかる周期測定装置101の構成を示すブロック図で
ある。周期測定装置101は分周器4を備えている。分
周器4には水平同期信号HS及び垂直同期信号VSが入
力され、水平同期信号HSをN分周して分周信号NSを
出力する。分周器4は垂直同期信号VSによってリセッ
トされる。
【0031】周期測定装置101はマイクロコンピュー
タ1をも備えている。マイクロコンピュータ1は、内部
パルスIPを発生する内部パルス発振器2、及び内部カ
ウンタ3を有している。この内部カウンタ3は、分周信
号NSの一周期に相当する測定期間tM において内部パ
ルスIPが活性化する回数Kを計測する。
【0032】図4は周期測定装置101の動作を説明す
るタイミングチャートである。垂直同期信号VSの
“H”レベルによってリセットされた分周器4は、水平
同期信号HSをN分周して分周信号NSを生成する。図
5は分周器4に用いることができる分周回路4aの構成
例を示す回路図である。Tフリップフロップ41
2 ,43 ,…,4n が直列に接続された構成を有して
おり、Tフリップフロップ42,43 ,…,4n のクロ
ック入力端子Tには、それぞれの前段の反転Q出力が与
えられる。そしてTフリップフロップ41 のクロック入
力端子Tには水平同期信号HSが与えられる。そして全
てのTフリップフロップ42 ,43 ,…,4n のリセッ
ト端子Rには垂直同期信号VSが与えられる。
【0033】この様に構成された分周回路4aを分周器
4に用いることにより、垂直同期信号VSの“H”レベ
ルによってリセットされ、水平同期信号HSを2n 分周
した分周信号NSをTフリップフロップ4n のQ出力か
ら得ることができる。なお、反転Q出力が次段のクロッ
ク入力端子Tに与えられるので、水平同期信号HSの立
ち上がりを2(n-1) 回カウントして分周信号NSが立ち
上がり、2n カウントして立ち下がることになる。
【0034】図3,4に戻り、カウンタ3は、分周信号
NSが垂直同期信号VSの非活性後に最初に立ち上がっ
てから、次に立ち上がるまでの間を測定期間tM とし、
この期間における内部パルスIPの活性化の回数を計測
する。分周信号NSが、周期TH の水平同期信号HSを
N分周した場合には、測定期間tM はN・TH に等し
い。また、分周信号は水平同期信号HSの立ち上がりを
(n-1) 回カウントしてから立ち上がるので、垂直同期
信号VSが非活性化してから最初に水平同期信号HSが
立ち上がるまでの時間をwとすると、測定期間tM は、
垂直同期信号VSが非活性化してから待機時間F=(t
M /2−TH +w)だけ経過して開始することになる。
【0035】図6は周期測定装置101の動作を示すフ
ローチャートである。このフローチャートで示される手
順はマイクロコンピュータ1によって制御される。
【0036】まず、ステップS1において、垂直同期信
号VSがマイクロコンピュータ1に入力しているか否か
が判断される。まだ入力されていない場合にはこのステ
ップS1の判断が繰り返される。そして垂直同期信号V
Sが入力されたと判断された場合には、ステップS2に
よって内部カウンタ3をリセットする。
【0037】そしてステップS3によって分周信号NS
の立ち上がりを検出したか否かが判断される。まだ検出
していない場合にはこのステップS3の判断が繰り返さ
れる。そして分周信号NSの立ち上がりが検出されたと
判断された場合には、ステップS4によって内部カウン
タ3による内部パルスIPのカウントが開始される。
【0038】その後、ステップS5によって再び分周信
号NSの立ち上がりを検出したか否かが判断される。ま
だ検出していない場合にはこのステップS5の判断が繰
り返される。この間中、内部カウンタ3による内部パル
スIPのカウントが継続している。
【0039】ステップS5によって、分周信号NSの立
ち上がりを検出したと判断された場合には、ステップS
6によって内部カウンタ3による内部パルスIPのカウ
ントを終了する。ステップS3において“YES”と判
断されてからステップS6において“YES”と判断さ
れるまでの期間が測定期間tM に相当する。ここまでの
内部カウンタ3によるカウントで、内部パルスの活性化
する回数Kが求められている。
【0040】この後、ステップS7において水平同期信
号HSの周期を求める。具体的には、T=TS ・K/N
として求められる。式(4)で示したように、本当の水
平同期信号HSの周期TH との誤差εはTS /N未満に
抑えられる。
【0041】以上のようにして周期測定装置101は構
成され、また動作するので、「A.基本的な考え方」で
説明したように、水平同期信号HSの周期が長くても、
これを精度良く測定することができる。
【0042】なお、第1実施例では垂直同期信号VSが
正極性(活性、非活性がそれぞれ“H”、“L”に対応
する)である場合を例にとり、分周器4のリセットは垂
直同期信号VSの“H”レベルで行う場合を示した。し
かし、垂直同期信号VSが負極性(活性、非活性がそれ
ぞれ“L”、“H”に対応する)である場合には、その
“L”レベルで分周器4のリセットを行うことができ
る。
【0043】この場合には、図7に示すようにリセット
が“L”レベルの信号で行われるTフリップフロップ4
1’,42’,43’,…,4n’の直列接続で構成される
分周回路4bを用いることができる。図8はこのような
場合の周期測定装置101の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【0044】図4に示された動作と同様にして測定期間
M が定まるので、水平同期信号HSの周期が長くて
も、これを精度良く測定することができる。
【0045】(B−2)第2実施例:第1実施例では、
図6に示されたステップS3,S5において、分周信号
NSの立ち上がりを検出したか否かの判断が行われた
が、ステップS3,S5において分周信号NSの立ち下
がりを検出したか否かの判断を行ってもよい。この場合
にも測定期間tM の長さは等しくなるためである。
【0046】分周信号NSの立ち下がりによって測定期
間tM を決定する場合には、垂直同期信号VSが非活性
化した直後における分周信号NSの値が“H”レベルと
なるように分周器4を構成することが望ましい。もし分
周器4に分周回路4a,4bを用い、垂直同期信号VS
が非活性化した直後における分周信号NSの値が“L”
レベルとなるのであれば、垂直同期信号VSが非活性化
した後で分周信号NSが最初に立ち下がるまでの待機時
間Fは、分周信号NSの一周期分以上としなければなら
ない。即ち、測定期間tM を確保するためには垂直同期
信号VSの周期が、分周信号NSの2倍以上必要とな
る。
【0047】このため、モニタに接続されるコンピュー
タが発生する映像信号において、その垂直同期信号VS
の周期が短い場合には、分周の値Nの値を小さくしなけ
ればならない。一方、式(4)で示されたように、測定
の誤差εはNに反比例するため、分周の値Nの値を小さ
くすると測定の誤差εは大きくなる。
【0048】図9は分周信号NSの立ち下がりによって
測定期間tM を決定する場合に用いることが好適な分周
回路4cの構成を示す回路図である。ここでは図5と類
似して、垂直同期信号VSが“H”レベルとなることに
よってリセットされる場合の構成を示しているが、図7
に示されるような、信号が“L”レベルとなることによ
ってリセットされるリセット端子を有するTフリップフ
ロップ41’,42’,43’,…,4n’を用いても同様
に構成することができる。
【0049】分周回路4cは分周回路4aと唯一の点を
除いて同一である。異なるのは、分周信号NSをTフリ
ップフロップ4n の反転Q出力から得ている点のみであ
る。
【0050】図10は第2実施例における水平同期信号
HSの周期の測定の様子を示すタイミングチャートであ
る。図4に示された第1実施例の場合と同様、待機時間
Fは(tM /2−TH +w)で足りる。このため、分周
信号NSの立ち下がりによって測定期間tM を決定する
場合においても、そして垂直同期信号VSの周期が短く
ても、分周の値Nを小さくすることなく、精度よく水平
同期信号HSの周期を測定することができる。
【0051】(B−3)第3実施例:第2実施例におい
て説明されたとおり、垂直同期信号VSの周期が短い場
合には、分周の値Nの値を小さくしなければならない。
これは、水平同期信号HSが垂直同期信号VSの活性化
する時刻の近傍において欠落する場合があるためであ
る。第3実施例は、測定期間tM の開始時刻を早めるこ
とにより、垂直同期信号VSの周期が短くても、分周の
値Nを小さくすることなく、精度よく水平同期信号HS
の周期を測定する。
【0052】第3実施例にかかる周期測定装置の構成は
第1乃至第2実施例と同様に図3で示される。但し、第
3実施例では、分周器4の構成がこれらと異なってい
る。
【0053】図11は第3実施例において分周器4に用
いるのが好適な分周回路4dの構成を示す回路図であ
る。分周回路4dは分周回路4aと唯一の点を除いて同
一である。異なるのは、k段目のTフリップフロップ4
k に対して、垂直同期信号VSがリセット端子に入力せ
ず、セット端子Sに入力している点のみである。
【0054】垂直同期信号VSの“H”レベルによっ
て、Tフリップフロップ4k を除く全てのTフリップフ
ロップ42 ,43 ,…,4n がリセットされる。そして
Tフリップフロップ4k のみがセット(プリセット)さ
れる。このため、分周回路4dのプリセットの値は2
(k-1) となり、水平同期信号HSの立ち上がりを2
(n-1)回カウントするよりも早く、2(n-k) 回カウント
するだけで分周信号NSは立ち上がる。
【0055】従って、垂直同期信号VSの非活性化から
測定期間tM の開始までの待機時間Fを、第1及び第2
実施例において必要であった(tM /2−TH +w)よ
りも短縮することができる。
【0056】プリセットのためにセット端子Sに垂直同
期信号VSが与えられるフリップフロップは1つに限定
される必要はない。Tフリップフロップ42 ,43
…,4n の内の複数が垂直同期信号VSが与えられるセ
ット端子Sを備えていてもよい。この場合、そのプリセ
ット値をPとすると、(2(n-1) −P)回カウントする
ことで分周信号NSは立ち上がる。
【0057】図12は第3実施例の動作を示すタイミン
グチャートである。垂直同期信号VSの“H”レベルに
よってプリセットが掛けられるので、分周信号NSは早
期に立ち上がることができる。
【0058】第3実施例は以上のように構成され、動作
するので、垂直同期信号VSの周期が短くても、分周の
値Nを小さくすることなく、精度よく水平同期信号HS
の周期を測定することができる。
【0059】(B−4)第4実施例:第1乃至第3実施
例では、測定期間tM を分周信号NSの一周期として設
定していた。換言すれば測定期間tM は水平同期信号H
Sの周期TH の、分周の値N倍に等しい場合を説明して
いた。しかし、測定期間tM は周期TH の半分の値の整
数倍に等しく設定することができる。これは分周信号N
Sの任意の2つの遷移を選択し、それらの間を測定期間
M として設定すればよい。
【0060】第4実施例はそのようにして測定期間tM
を設定するものであり、図13は第4実施例にかかる周
期測定装置102の構成を示すブロック図である。図3
に示された第1実施例にかかる周期測定装置101に新
たにカウンタ32を備えた構成が採られている。図14
は周期測定装置102の動作を示すタイミングチャート
であり、測定期間tM はN・TH /2に設定されてい
る。
【0061】このような測定期間tM の設定は、具体的
には垂直同期信号VSが非活性化してから最初の分周信
号NSの遷移を起点とし、2回目の分周信号NSの遷移
を終点とする設定となる。
【0062】図15は周期測定装置102の動作の一部
を示すフローチャートである。図6に示されたステップ
S3,S4,S5を、ここに示されたステップS31,
S41,S42,S51,S52,S53で置換するこ
とにより、周期測定装置102の動作の全体が与えられ
る。
【0063】図6に示されたステップS2によって内部
カウンタ3のリセットが行われた後、図15に示された
ステップS32が実行される。ステップS32では分周
信号NSの立ち上がり若しくは立ち下がりである遷移が
検出されたか否かを判断する。そして検出されていない
場合には、ステップS32が繰り返して実行される。
【0064】ステップ32において、分周信号NSの立
ち上がり若しくは立ち下がりが検出されたと判断された
場合には、ステップS41によって変数Jに値1が与え
られる。そして第1実施例のステップS4と同様の処理
が、ステップS42において実行される。この後、ステ
ップS51で分周信号NSの遷移を検出する度にステッ
プS52において変数Jの値を1増加させる。このよう
な変数Jの値は図13に示されたカウンタ32によって
更新がなされる。
【0065】そしてステップS53において、変数Jの
値が所定の値JJに達したか否かが判断される。まだ変
数Jの値が所定の値JJに達していない場合にはステッ
プ51に戻り、ステップ51からステップ53の処理が
繰り返し実行される。
【0066】図14に示されたタイミングチャートで
は、測定期間tM の値はN・TH /2に等しい。このよ
うな場合の所定の値JJは2に選択される。もちろん、
JJの値を3,4,…と他の値に設定することもでき
る。
【0067】なお、測定期間tM の起点を設定する分周
信号NSの遷移は、垂直同期信号VSの非活性後の最初
に生じたものである必要はなく、2番目に分周信号NS
が遷移した時点を測定期間tM の起点に設定することも
可能である。しかし、第2及び第3実施例において説明
したように待機時間Fは短い方が望ましいので、この第
4実施例の様に、垂直同期信号VSの非活性後の最初に
生じた遷移を起点として測定期間tM を設定することが
望ましい。
【0068】(B−5)第5実施例:図16はこの発明
の第5実施例にかかる周期測定装置103の構成を示す
ブロック図である。周期測定装置103は、第1実施例
にかかる周期測定装置101のマイクロコンピュータ1
を計測手段12に置換した構成を有している。
【0069】計測手段12は、内部パルスIPを発生す
る内部パルス発振器2、カウンタ31、ラッチ6、及び
マイクロプロセッサ(MPU)7を備えている。計測手
段12は必ずしもマイクロコンピュータである必要はな
いが、マイクロコンピュータであってもよい。また、内
部パルス発振器2、カウンタ31、分周器4、ラッチ6
を同一半導体チップ上に形成することもできる。
【0070】図17は周期測定装置103の動作を示す
タイミングチャートである。但し、説明を容易にするた
め、内部パルスIPの間隔を広く描いている。カウンタ
31は垂直同期信号VSの立ち上がりによってリセット
される。あるいは立ち下がりによってリセットする構成
としてもよい。また、第3実施例を適用するなどして、
垂直同期信号VSから分周信号NSの立ち上がりまでの
待機時間Fは適当に短くできる。
【0071】カウンタ31のイネーブル端子ENBに
は、分周器4によって水平同期信号HSをN分周されて
得られた分周信号NSが入力され、その値が“H”にな
るとカウンタ31は計測可能な状態(カウントイネーブ
ル)となる。カウントイネーブルとなったカウンタ31
は、そのクロック端子CLKに入力される内部パルスI
Pを0,1,2,…とカウントする。そして、分周信号
NSの値が“L”になるとカウンタ31は計測不能(カ
ウントディスエーブル)となり、カウンタ31は、内部
パルスIPのカウントを回数Kで停止する。
【0072】従って、その測定期間tM は第1乃至第3
実施例における測定期間tM の半分、即ちN・TH /2
となり、垂直同期信号VSの周期が分周信号NSの一周
期分なくても、その半分あれば足りる。
【0073】値Kを採るカウンタ31の出力は、ラッチ
6に与えられる。このラッチ6にはラッチ信号として垂
直同期信号VSが与えられ、これの立ち上がりによって
ラッチ6の値が保持される。即ち垂直同期信号VSはカ
ウンタ31をリセットするとともに、ラッチ6の値を保
持する役目を果たす。
【0074】垂直同期信号VSの周期が分周信号NSの
半周期分さえあれば、少なくとも垂直同期信号VSが立
ち上がる直前にはカウンタ31はカウントディスエーブ
ルとなっており、その出力Lが垂直同期信号VSの周期
に依存することはない。そしてある時刻におけるラッチ
6の出力Aは、その時刻以前に立ち上がった垂直同期信
号VSと、更にそれ以前に立ち上がった垂直同期信号V
Sとの間において、カウンタ31が計測した値を保持し
ていることになる。図12において示された垂直同期信
号VSの立ち上がりのうち左側に位置する方によって、
カウンタ31がリセットされ、ラッチ6の出力Aはその
直前までに決定しているカウンタ31の出力Lの値L0
を保持する。また、右側に位置する方によって、カウン
タ31がリセットされ、ラッチ6の出力Aはその直前ま
でに決定しているカウンタ31の出力Lの値Kを保持す
る。
【0075】MPU7はリード信号RDをラッチ6に与
え、出力Aを入力して、値Kを得る。このようにして得
られた値Kを用いて、水平同期信号HSの周期はT=2
S・K/Nとして求められる。かかる処理はMPU7
において行われる。第5実施例においては測定期間tM
が半分となったので、その誤差εは第1実施例の2倍、
2TS /Nとなる。しかし第1実施例と同様に、水平同
期信号HSの周期が長くなることによって、その精度が
悪化することはない。
【0076】しかも第5実施例においてはラッチ6の書
き込み時以外はいつでもその出力Aを得ることができ
る。よって例えば、垂直同期信号VSの立ち下がりに同
期してこれを読みだすことにより、MPU7は安定して
カウンタ31の出力Lを得ることができる。
【0077】図18は垂直同期信号VSの立ち下がりに
同期してラッチ6の出力AをMPU7に与える場合に用
いるのに好適なバッファ9の構成、及びラッチ6、MP
U7との接続関係を示す構成図である。
【0078】ここではカウンタ31の出力Lの態様はパ
ラレルであり、これに対応してラッチ6はDフリップフ
ロップ6aを複数個並列に備えている。バッファ9は、
複数個並列に配置されたトライステートバッファ9a
と、MPUデータバス9bとを備えている。
【0079】Dフリップフロップ6aのクロック端子C
LKには垂直同期信号VSが与えられ、その立ち上がり
によってD入力の値がQ出力へとラッチされる。
【0080】トライステートバッファ9aにはリード信
号RDが与えられ、これが活性化した場合にはトライス
テートバッファ9aの入力端に与えられた値をその出力
端に与える。また非活性化した場合には、トライステー
トバッファ9aの出力端はハイインピダンス状態とな
る。
【0081】MPU7には、割り込み処理を受け付ける
割り込み端子INTが備えられ、ここに垂直同期信号V
Sが入力する。そして垂直同期信号VSが立ち下がると
リード信号RDが一定期間活性化し、MPUデータバス
9bを介してラッチ6の出力AがMPU7に与えられ
る。
【0082】(B−6)第6実施例:第5実施例におい
て、垂直同期信号VSの周期が分周信号NSの半周期分
さえあればその効果が得られることを示したが、垂直同
期信号VSの周期が分周信号NSの1周期分以上あると
問題が生じる。
【0083】図19はこのような第5実施例の問題点を
説明するタイミングチャートである。図19に示される
ように、垂直同期信号VSが連続して非活性である期間
に分周信号NSのレベルが複数回“H”になると、カウ
ンタ31は更にその出力Lの値を増加させて行く。この
ため、得られた値に2TS /Nを乗じても水平同期信号
HSの周期を求めたことにはならず、第5実施例の効果
が期待できなくなる。
【0084】第6実施例ではこのような問題が生じない
よう、垂直同期信号VSが連続して非活性である期間に
分周信号NSのレベルが複数回“H”になることが無い
ように分周信号NSを生成する。
【0085】図20は、第6実施例に用いるのに好適な
分周回路4eの構成を示す回路図である。分周回路4e
を図16に示された周期測定装置103の有する分周器
4に用いることにより、第6実施例は実現される。分周
回路4eは、図5に示された分周回路4aのTフリップ
フロップ41 をトグルディスエーブル端子TE(負論
理)付きのTフリップフロップ41”に置換し、分周回
路4aの最終段のTフリップフロップ4n の後にTフリ
ップフロップ4S を増設した構成を有している。
【0086】具体的には、Tフリップフロップ41”の
クロック入力端子Tには水平同期信号HSが与えられ
る。そしてその反転Q出力がTフリップフロップ42
クロック入力端子Tに与えられ、その反転Q出力がTフ
リップフロップ43 のクロック入力端子Tに与えられ
る。このようにして順次Tフリップフロップ41”,
2,…,4n ,4s が接続され、Tフリップフロップ
s のQ出力がTフリップフロップ41”のトグルディ
スエーブル端子TEに与えられる。また全てのTフリッ
プフロップ41”,42 ,…,4n ,4s のリセット端
子Rには垂直同期信号VSが与えられる。
【0087】ここで、Tフリップフロップ4n のQ出力
を分周信号NSとして採用すると、分周信号NSが立ち
下がる時、つまり分周信号NSが“L”レベルへ遷移す
る時点でTフリップフロップ4n の反転Q出力は立ち上
がる。従って、予め垂直同期信号VSによってリセット
されて“L”レベルにあったTフリップフロップ4s
Q出力は、“H”レベルに遷移して分周回路4eの最初
段であるTフリップフロップ41”をディスエーブル状
態にする。よって、一旦分周信号NSが“L”になった
後は、垂直同期信号VSが活性化して全てのTフリップ
フロップ41”,42 ,…,4n ,4s をリセットしな
いかぎり、再び分周信号NSが“H”レベルをとること
はない。
【0088】第6実施例は以上のように構成され、動作
するので、第5実施例において生じる可能性のある不適
正なカウントが生じることがなく、しかも第5実施例と
同様の効果を得ることができる。
【0089】C.その他の変形例:上記の各実施例にお
いては、垂直同期信号VSをそのまま分周器4のリセッ
ト信号として用い、あるいはプリセットのトリガとして
用いていた。しかし、各実施例の動作の説明からわかる
ように、垂直同期信号VSが活性化している期間をこの
発明において特定の長さに規定する必要はない。
【0090】また上記の各実施例においては、水平同期
信号HSから直ちに分周信号NSを生成していたが、分
周信号NSの生成に際しては水平同期信号HSの立ち上
がり等の遷移がカウントされるので、その活性化してい
る期間の長さは重要ではない。
【0091】その一方、モニタ内では水平同期信号H
S、垂直同期信号VSのパルス幅を制御して別途新たな
信号が生成されている。図21は、モニタ内において水
平同期信号HS、垂直同期信号VSのパルス幅を制御し
て生成される信号を用いてこの発明に適用する場合を例
示した概念図である。例えば垂直同期信号VSからはブ
ランキングパルス生成部1001によってブランキング
パルスBP1が生成され、水平同期信号HSからはパル
ス生成部1002によってブランキングパルスBP2、
クランプパルスCP、ドライブパルスDVが生成され
る。
【0092】よって、図21に示されるように、垂直同
期信号VSの代わりにブランキングパルスBP1を用い
て分周器4のリセットを行い、水平同期信号HSの代わ
りにクランプパルスCPを分周して分周信号NSを生成
して第1実施例と同様の効果を得ることができる。また
他の各実施例においても、このような代替を行うことに
よってそれぞれの効果を得ることができる。
【0093】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明にかか
る周期測定装置によれば、第1信号が規定する所定の測
定期間において第3信号が活性化した回数を測定するの
で、第1信号の周期が長くなっても、測定誤差が増大す
ることを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本的な考え方を示す概念図であ
る。
【図2】図1の一部Zを拡大した概念図である。
【図3】この発明の第1実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】この発明の第1実施例の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【図5】この発明の第1実施例の構成例を示す回路図で
ある。
【図6】この発明の第1実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】この発明の第1実施例の構成例を示す回路図で
ある。
【図8】この発明の第1実施例の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【図9】この発明の第2実施例の構成例を示す回路図で
ある。
【図10】この発明の第2実施例の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図11】この発明の第3実施例の構成例を示す回路図
である。
【図12】この発明の第3実施例の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図13】この発明の第4実施例を示すブロック図であ
る。
【図14】この発明の第4実施例の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図15】この発明の第4実施例の動作の一部を示すフ
ローチャートである。
【図16】この発明の第5実施例の構成を示すブロック
図である。
【図17】この発明の第5実施例の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図18】この発明の第5実施例の構成を示す構成図で
ある。
【図19】この発明の第5実施例の問題点を説明するタ
イミングチャートである。
【図20】この発明の第6実施例の構成を示す回路図で
ある。
【図21】この発明の変形例を示す概念図である。
【図22】従来の技術を示すブロック図である。
【図23】従来の技術を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 発振器 3 内部カウンタ 4 分周器 4a〜4e 分周回路 6 ラッチ 7 マイクロプロセッサ(MPU) 101〜103 周期測定装置 HS 水平同期信号 VS 垂直同期信号 NS 分周信号 IP 内部パルス
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】変更
【補正内容】
【0080】トライステートバッファ9aにはリード信
号RDが与えられ、これが活性化した場合にはトライス
テートバッファ9aの入力端に与えられた値をその出力
端に与える。また非活性化した場合には、トライステー
トバッファ9aの出力端はハイインピーダンス状態とな
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】測定期間を第2信号の一周期に等しくし、
第3信号の周期をTS とし、測定期間において第3信号
がK回活性化したとすると、TS ・K/Nとして第
号の周期を測定する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】図4は周期測定装置101の動作を説明す
るタイミングチャートである。垂直同期信号VSの
“H”レベルによってリセットされた分周器4は、水平
同期信号HSをN分周して分周信号NSを生成する。図
5は分周器4に用いることができる分周回路4aの構成
例を示す回路図である。Tフリップフロップ41
2 ,43 ,…,4n が直列に接続された構成を有して
おり、Tフリップフロップ42,43 ,…,4n のクロ
ック入力端子Tには、それぞれの前段の反転Q出力が与
えられる。そしてTフリップフロップ41 のクロック入
力端子Tには水平同期信号HSが与えられる。そして全
てのTフリップフロップ1 ,42 ,…,4n のリセッ
ト端子Rには垂直同期信号VSが与えられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】垂直同期信号VSの“H”レベルによっ
て、Tフリップフロップ4k を除く全てのTフリップフ
ロップ1 ,42 ,…,4n がリセットされる。そして
Tフリップフロップ4k のみがセット(プリセット)さ
れる。このため、分周回路4dのプリセットの値は2
(k-1) となり、水平同期信号HSの立ち上がりを2
(n-1)回カウントするよりも早く、2(n-k) 回カウント
するだけで分周信号NSは立ち上がる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】図15は周期測定装置102の動作の一部
を示すフローチャートである。図6に示されたステップ
S3,S4,S5を、ここに示されたステップS32
S41,S42,S51,S52,S53で置換するこ
とにより、周期測定装置102の動作の全体が与えられ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】
【0093】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明にかか
る周期測定装置によれば、第信号が規定する所定の測
定期間において第3信号が活性化した回数を測定するの
で、第1信号の周期が長くなっても、測定誤差が増大す
ることを回避できる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的に活性化する第1信号の周期を測
    定する周期測定装置であって、 (a)前記第1信号よりも周期の大きく、前記第1信号
    と所定の関係を有する第2信号を入力する入力端子と、 (b)前記第1信号よりも周期の小さい第3信号を発生
    する発振器と、 (c)前記第2信号が決定する測定期間において前記第
    3信号の活性化する回数の計測を行う第1カウンタと、 (d)前記第1カウンタの出力、前記第3信号の周期、
    及び前記所定の関係から、前記第1信号の周期を求める
    演算手段と、を備える周期測定装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の関係とは、前記第2信号の周
    期が前記第1信号の周期の整数N倍であることをいう請
    求項1記載の周期測定装置。
  3. 【請求項3】 (e)前記第1信号をN分周して前記第
    2信号を生成し、前記入力端子に与える分周器を更に備
    える請求項2記載の周期測定装置。
  4. 【請求項4】 前記第1信号は少なくとも、周期的に活
    性化する第4信号が非活性の時には活性化しており、前
    記分周器は活性化した前記第4信号によって初期値が与
    えられる第2カウンタを有し、前記第2信号は前記第2
    カウンタの出力として得られる請求項2記載の周期測定
    装置。
  5. 【請求項5】 前記測定期間は、前記第2信号の一周期
    の半分の整数倍である請求項4記載の周期測定装置。
  6. 【請求項6】 前記測定期間は、前記第2信号の一周期
    に対応する請求項5記載の周期測定装置。
  7. 【請求項7】 前記測定期間は、前記第2信号の半周期
    に対応する請求項5記載の周期測定装置。
  8. 【請求項8】 (f)前記第1カウンタの出力の保持を
    行うラッチ手段と、 (g)前記ラッチ手段の出力を入力する読み取り手段
    と、を更に備え、 前記第4信号の非活性から活性への第1の遷移が、前記
    第1カウンタのリセット及び前記ラッチ手段の前記保持
    の契機となり、 前記第1カウンタは、隣接し、互いに方向の異なる前記
    第2信号の遷移の間においてのみ前記計測を行う請求項
    7記載の周期測定装置。
  9. 【請求項9】 前記第4信号が連続して非活性にある期
    間において、前記第2信号は互いに異なる方向の2つの
    遷移のみ行う請求項8記載の周期測定装置。
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