JPS6233394Y2 - - Google Patents

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JPS6233394Y2
JPS6233394Y2 JP1978062922U JP6292278U JPS6233394Y2 JP S6233394 Y2 JPS6233394 Y2 JP S6233394Y2 JP 1978062922 U JP1978062922 U JP 1978062922U JP 6292278 U JP6292278 U JP 6292278U JP S6233394 Y2 JPS6233394 Y2 JP S6233394Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は分周回路の改良に係り、特に高精度の
クロツクを用いて必要なパルス巾およびパルス周
期の出力を得るようにした分周回路に関する。 電子計算機の周辺回路等の各種デジタル回路で
はパルス巾およびパルス周期の定まつた信号を必
要とすることが多い。このような場合には、従
来、第1図に示すように2個の単安定マルチバイ
ブレータを利用した回路が使用されていた。同図
において単安定マルチバイブレータMM1,MM2
は市販のIC(例えばテキサス・インスツルメン
ツ社のSN74221)で構成されており、A1,A2
立上りがトリガとなる入力端子、B1,B2は立上
りがトリガとなる入力端子、Q1,Q2は出力端子
を夫々示している。また、これらの単安定マルチ
バイブレータではA1,A2でトリガをかける時は
B1,B2を高レベルに、B1,B2でトリガをかける
時はA1,A2を低レベルにしないとトリガが無効
となる機能を備えている。C1,R1は単安定マル
チバイブレータMM1の出力パルス巾T1を決定す
るための時定数回路であり、C2,R2は単安定マ
ルチバイブレータMM2の出力パルス巾T2を決定
するための時定数回路である。単安定マルチバイ
ブレータMM1の入力端子A1には単安定マルチバ
イブレータMM2の出力Q2が接続され、またMM1
の入力端子B1には電源投入時の動作を確実にす
るための時定数回路C3,R3が接続される。MM1
の出力Q1はMM2の入力端子A2にインプツトされ
ると共に回路出力としてアウトプツトされる。 このように構成した従来のパルス回路の作動は
第2図のタイムチヤートに示す通りである。即
ち、電源投入時、出力Q2が低レベルの状態で、
入力B1が次第に増加して一定の高レベルに達す
ると単安定マルチバイブレータMM1にトリガが
かかり、Q1,A1は高レベルになる。また、もし
Q2が高レベルのうちにB1が高レベルになつた場
合にはQ2の立下りによつてMM1にトリガがかか
るので、回路は電源投入時に必ず起動する。
MM1の出力Q1はC1,R1の時定数で定まる時間T1
だけ高レベルであり、立下りでMM2をトリガす
る。このMM2ではC2,R2の時定数で定まる時間
T2だけ出力Q2が高レベルであり、立下りで再び
MM1をトリガする。この繰返しによつてQ1には
パルス巾T1、周期(T1+T2)の出力パルスが得ら
れる。 上述のような従来回路では、C1,R1,C2,R2
の値によりかなりの範囲で自由にパルス巾や周期
を設定できる利点があるが、反面、部品点数が多
く、またC,Rの偏差やIC固有の特性のばらつ
き等のため、正確なパルスを必要とする場合には
R1,R2を可変抵抗としてこれらを正確に調整す
る必要がある。また、温度変化や電源電圧の変動
あるいは経年変化等により次第に狂いが生ずる欠
点がある上、回路自体でパルスを発生するもので
あるため、他の論理回路との同期がとりにくいと
いう不都合がある。 本考案は従来回路における上述の如き不都合を
除去すべくなされたものである。即ち、本考案は
電子計算機等で一般的に使用されている水晶発振
回路等を用いた高精度のクロツク信号を利用し
て、必要なパルス巾および周期のパルスを無調整
で得ることのできる分周回路を提供することを目
的とする。 以下、図示の実施例につき本考案の詳細を説明
する。 第3図は本考案回路の原理を示すもので、ロー
ド機能付の同期式2進カウンタ1、デコーダ2、
2個のアンドゲート3a,3b、ノアゲート4お
よびインバータ5より成る。図中、6は出力端
子、7はロードデータ端子、8はロードコントロ
ール端子、9はクロツク入力端子である。そし
て、この回路の動作は第3A図のタイムチヤート
により示されている。 カウンタ1は目的とする出力パルス巾の1レベ
ルおよび0レベルをカウントするのに必要なフリ
ツプフロツプ(以下単にF/Fという)の数より
も少くとも1F/F以上大きい。説明の便宜上、
このF/Fを2n+1とし、対応するロードデータ
入力端子および出力端子も2n+1とする。その端
子8にロードコントロール信号として“0”が入
力されている時にはクロツクに同期してロードデ
ータ端子7(2n+1…2)のデータ“1”また
は“0”をカウンタ1内に取込む。これによりカ
ウント数の初期値として出力端子2n+1…2
対応するF/Fがセツトされる。ロードコントロ
ール信号が端子8に入力されていない時はクロツ
クに同期して出力2n+1…2がカウントアツプ
される。このようなカウンタは市販のIC(例え
ばテキサス・インスツルメンツ社のSN74161)や
その縦列接続によつて簡単に実現できる。 デコーダ2は目的とする値l,m(この場合の
l,mの値は2進数で00を1、01を2,…と
した値であり、更にlまたはmをカウントするの
に必要なF/Fの数は2n……2の範囲内であ
る。)になると夫々の端子に出力“1”を出す。
これらの出力のうちlはカウンタの出力端子2n+
をインバータ5によつて反転したものと共にア
ンドゲートを通り、またmは夫々カウンタの出力
端子2n+1の出力と共にアンドゲートを通り、共
にノアゲート4を経てロードコントロール端子8
に導かれる。またロードデータ端子のうち2n+1
はカウンタ出力2n+1の値をインバータ5によつ
て反転したものが与えられ、2n…2は“0”
に固定されている。 最初カウンタの2n+1〜2が(0,0,…
0)であつたとすると、クロツクに同期して内容
が順次カウントアツプされ、出力端子2n+1
“0”で2n…2のカウント数がl(以下(0,
【式】)と表わす)になつた時にデ コーダ出力1がロジツク“1”となり、このとき
前述のように2n+1が“0”であるからアンドゲ
ート3bの出力が“1”となり、ノアゲート4の
出力が“0”となつてカウンタ1のロードコント
ロール端子LOADの入力が“0”となるから次の
クロツクでカウンタにロードデータとして(1,
0,…0)がロードされる。2n…2がlにな
る以前にmになつた場合は2n+1が“0”である
のでデコーダ出力mが“1”になつてもアンドゲ
ート3aの出力は“1”とならず、このためノア
ゲート4の出力は“1”のままであつてロードコ
ントロール端子も“1”のままであつてロードコ
ントロール端子も“1”のままでありカウンタ1
はロヘドされずカウントアツプを続ける。このよ
うにしてロードされると、それと同時にカウンタ
1の2n…2は0…0となるのでデコーダ出力
lはロジツク“0”になり、再びカウントアツプ
されるが、今度は(1,
【式】)に なつてlが出力されても2n+1出力が“1”であ
るから、ロードコントロール信号は発生せず、
(1,
【式】)になつた時にロード コントロール信号が発生し、2n+1出力が“1”
であるから(0,0,…0)がロードされる。従
つて、出力端子2n+1にはlの間だけ“0”、mの
間だけ“1”の出力、つまりパルス巾がm×クロ
ツク周期で、周期が(m+l)×クロツク周期の
パルスが得られる。電源投入時にカウンタの内容
が(0,0,…0)でない場合でも(1,
【式】)または(0,
【式】)のいずれかになると上記と 同様の動作を開始する。 以上は本考案回路の原理であるが、実際の回路
構成では、デコーダおよびロードコントロール信
号発生用のゲート群は論理の法則に従い、大巾に
簡略化することができる。 即ち、例えば周期Nの基本クロツクを用いてパ
ルス巾mN=4N、周期(m+l)N=9Nの出力を
得る場合、を考えればm=4、m+l=9である
からl=5である。そして4をカウントするのに
必要なF/Fの数は2,2の2個であり、ま
た5をカウントするのに必要なF/Fの数は2
,2,2の3個であるからF/F4個を内
蔵したカウンタの最上位桁2のF/Fを前述の
カウントに使用されないF/F2n+1として使え
る。この場合、カウンタの出力2,2,2
を出力とし、000から数えてl番目の値100のとき
はじめて出力lが“1”になりm番目の値011の
ときはじめてmが“1”になるデコーダは第4A
図の符号2で示す回路となり、このデコーダを用
いた分周回路は第4B図の通りとなる。これを整
理すると第4図の回路となる。その回路構成は第
4図に示すようになる。同図においてロード機能
付同期式カウンタ10としては前述の例と同様の
IC(テキサス・インスツルメンツ社のSN74161)
が使用されており、出力2と2は出力2
共にアンドゲート11aに導かれ、また出力2
は出力2のインバータ12による反転出力と共
にアンドゲート11bに導かれる。これらのアン
ドゲートの出力はノアゲート13を経てカウンタ
10のロード端子にインプツトされる。第5図に
示すようにカウンタ出力(2〜2)が000か
ら数えてl番目の値(0100)になると(1000)が
ロードされ、(1000)、(1001)、(1010)、(1011)
とカウントアツプされ、m番目の値(1011)の時
に2出力“1”は反転される。その結果、2
には“0”がロードされ、また2〜2には
“0”がロードされて(0000)となる。今度は
(0000)から順次カウントアツプされ、(0100)に
なると再び(1000)がロードされる。このよう
に、2出力はクロツクの4周期分だけ“1”、
5周期分だけ“0”となり、従つてパルス巾
4N、周期4N+5N=9Nの出力が得られる。 第6図は本考案は本考案回路においてパルス巾
5N、周期10Nの出力を得る場合の具体例であ
り、l=m=5であるから5番目のカウント数は
“100”となり2が最初に1となる状態を捉える
ように回路構成すればデコーダとなる。第6A図
はこの回路構成を示しており、この第6A図の回
路を用いて第6B図の分周回路が構成でき、さら
に整理すると第6図の回路となる。ロード機能付
同期式カウンタ14の出力2はインバータ15
aで反転された後ロード端子にインプツトされ、
また出力2はインバータ15bで反転された
後、ロードデータ端子2にインプツトされてい
る。この回路の動作は第7図のタイムチヤートに
示す通りであり、結局パルス巾m=5N、周期m
+l=10Nのパルスが得られる。 上述のように本考案は周期Nの基本クロツクか
らパルス巾mN、周期(m+l)Nの出力パルス
を得る分周回路において、クロツクに同期したロ
ード機能を有し、かつmまたはlのいずれか大き
い方をカウントするに必要な2進カウンタよりも
1フリツプ・フロツプ以上大きな桁数の同期式2
進カウンタと、この2進カウンタの出力よりmお
よびlを検出するデコーダまたは論理回路とを使
用し、カウント数がmまたはlになる毎にICに
含まれる余分なカウンタ桁としての非カウント側
のフリツプ・フロツプを反転するようにしたこと
を特徴とするものである。従つて、本考案によれ
ば電子計算機に使用される正確なクロツクパルス
を利用してその整数倍のパルス巾と周期を持つ正
確なパルス出力簡単に得ることができ、しかも回
路構成に要する部品数も少ない上、調整個所を必
要としない分周回路が得られる。なお、本考案に
おいては分周の性格上、使用するクロツクは目的
とするパルス巾と周期の整数分の一の周期のもの
でなければならないが、クロツクの選択は自由度
が大きいのでそのこと自体はさほどの不都合をも
たらすものではなく、むしろ周囲の論理回路との
周期を考慮すれば利点であると言える。またIC
に含まれる余分なカウンタ桁としてのF/Fがな
い場合であつてもカウンタの縦列接続という簡単
な方法で余分なカウンタ桁を増やして実施できる
から制御回路を別に設ける必要がないという面で
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパルス発生装置の一例を示す回
路図、第2図はその作動説明図、第3図は本考案
回路の原理図、第3A図は第3図の回路の動作を
示すタイムチヤート、第4図および第6図は夫々
本考案回路の具体例を示す回路図、第4A図、第
4B図は第4図の回路の構成を説明する回路図、
第6A図、第6B図は第6図の回路の構成を説明
する回路図、第5図と第7図は夫々第4図および
第6図の回路における作動説明図である。 MM1,MM2……単安定マルチバイブレータ、
1,10,14……ロード機能付同期式2進カウ
ンタ、2……デコーダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周期Nの基本クロツクからパルス巾mN、周期
    (m+l)Nの出力パルスを得る分周回路におい
    て、クロツクに同期したロード機能を有し、かつ
    mまたはlのうちより数値の大きいものをカウン
    トするのに必要な2進カウンタよりも1フリツ
    プ・フロツプ以上大きな桁数を持つ同期式2進カ
    ウンタと、この2進カウンタの出力より前記mお
    よびlを検出する回路とを備え、カウント数がm
    またはlになる毎に前記同期カウンタにおけるカ
    ウントに使用されないフリツプ・フロツプを反転
    するように構成したことを特徴とする分周回路
    (m,lは夫々任意の整数である。)。
JP1978062922U 1978-05-11 1978-05-11 Expired JPS6233394Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978062922U JPS6233394Y2 (ja) 1978-05-11 1978-05-11

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JP1978062922U JPS6233394Y2 (ja) 1978-05-11 1978-05-11

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Publication Number Publication Date
JPS54165156U JPS54165156U (ja) 1979-11-20
JPS6233394Y2 true JPS6233394Y2 (ja) 1987-08-26

Family

ID=28965627

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4855643A (ja) * 1971-11-12 1973-08-04
JPS5115959A (ja) * 1974-07-31 1976-02-07 Metsupu Kk

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4855643A (ja) * 1971-11-12 1973-08-04
JPS5115959A (ja) * 1974-07-31 1976-02-07 Metsupu Kk

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JPS54165156U (ja) 1979-11-20

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