JPH0753146A - ローカルエリアネットワーク昇降機通信網 - Google Patents

ローカルエリアネットワーク昇降機通信網

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JPH0753146A
JPH0753146A JP6119800A JP11980094A JPH0753146A JP H0753146 A JPH0753146 A JP H0753146A JP 6119800 A JP6119800 A JP 6119800A JP 11980094 A JP11980094 A JP 11980094A JP H0753146 A JPH0753146 A JP H0753146A
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signal
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car
data signal
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JP6119800A
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David C Brajczewski
シー.ブラツェウスキー デイヴィッド
Bertram F Kupersmith
エフ.クーパースミス ベトラム
James P Towey
ピー.トウェイ ジェイムズ
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B66B1/3446Data transmission or communication within the control system
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    • B66B1/3453Procedure or protocol for the data transmission or communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローカルエリアネットワーク(LAN)昇降
機通信網の通信に必要な平均通信時間を短縮する。 【構成】 LAN昇降機通信網は(a)かご制御システ
ム要素との間で信号のやり取りをするための一対のかご
用冗長バス(65、66)と、(b)かご−群間ブリッ
ジによってかご用冗長バスとの間で信号のやり取りをす
るための一対の群用冗長バス(63、64)と、(c)
群−建物間ブリッジによって建物制御装置との間で信号
のやり取りをするための一対の建物用冗長バス(61、
62)と、を含む。かご用バス、群用バス、建物用バス
上の全ノード間での通信は1つのプロトコルによって行
われる。バス上の各通信要素は、送信機と受信機とを含
む通信コプロセッサによってバスと通信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は昇降機通信網に関する。
【0002】
【従来の技術】特許査定になっている係属中の米国出願
第07/029,495号「Two−Way Ring
Communication System for
Elevator Group Control(昇
降機群制御用二方向リング通信システム)」(1987
年3月23日出願)に開示されている昇降機システムに
類似の昇降機システムでは、昇降機のかご1つにつき1
つのマイクロプロセッサを割り当てるといった形で昇降
機群の制御を別々のマイクロプロセッサに分散してい
る。これらのマイクロプロセッサは作動制御サブシステ
ム(OCSS)と呼ばれ、いずれも双方向環状ネットワ
ークに接続されている。各作動制御サブシステムは後述
するように他の多数のサブシステムや信号発生装置など
に接続されている。このようなサブシステムおよび信号
発生装置の集合を図1に示すが、ここでは分かりやすく
するためにサブシステムおよび信号発生装置の集合を1
つだけ示しておく。
【0003】ホール呼びボタン48および発光源は、ス
イッチオーバーモジュール(SOM)50を介し、遠隔
ステーションおよび遠隔シリアル通信リンクによって作
動制御サブシステムに接続されている。かご呼びボタ
ン、発光源およびスイッチは同様の遠隔ステーションと
シリアルリンクとを介して作動制御サブシステムに接続
されている。かごの運転方向や位置を示すインジケータ
などのかご特定ホール機構は、遠隔ステーションと遠隔
シリアルリンクとを介して作動制御サブシステムに接続
されている。
【0004】かごの負荷についての測定値は扉制御装置
の一部である扉制御サブシステム(DCSS)36によ
って定期的に読み取られる。この負荷測定値は同じ扉制
御装置の一部である運動制御サブシステム(MCSS)
に送られ、さらに作動制御サブシステムにも送られる。
扉制御サブシステム36および運動制御サブシステム
は、作動制御サブシステムの制御下で扉の動作やかごの
運動を制御するマイクロプロセッサである。この時、運
動制御サブシステムは駆動/制動サブシステム(DBS
S)と協働して動作する。
【0005】かご送り機能は高性能かご送りサブシステ
ム(ADSS)の制御下で作動制御サブシステムによっ
て実行される。高性能かご送りサブシステム(ADS
S)は、情報制御サブシステム(ICSS)を介して作
動制御サブシステムとの間で情報のやりとりをする。乗
客の平均体重を使用して運動制御サブシステムでかご負
荷についての測定値を乗降人数に変換し、変換結果を作
動制御サブシステムに送信することもできる。作動制御
サブシステムは情報制御サブシステムを介してこのデー
タを高性能かご送りサブシステムに送信する。
【0006】高性能かご送りサブシステムは、特に信号
処理によって、様々な階における乗降人数やかごの到着
回数、かごの出発回数についてのデータを収集する。従
って、高性能かご送りサブシステムはプログラムに基づ
いて各階における交通状態を解析することができる。ま
た、高性能かご送りサブシステムは必要であれば予測な
どに使用する他のデータを収集することもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような環状システ
ムには問題がある。
【0008】システムの各ノード間での通信は、例えば
駆動制御装置から運動制御装置へ、または運動制御装置
から作動制御装置へといった形の二地点間通信である。
ノードはバス上のいずれかの通信要素である。駆動制御
装置から作動制御装置に何らかのメッセージを送る必要
があるような場合、このメッセージを送るためには通信
を2回行わなければならない。すなわち、駆動制御装置
から運動制御装置への通信で1回、さらに運動制御装置
から作動制御装置への通信で2回である。通信を二地点
間で行うため、通信に必要な時間は長くなる。メッセー
ジは多数の通信ノードを通らなければならず、メッセー
ジの通るルートにある各ノードにおいてこのメッセージ
を復号化し、解釈し、符号化しなければならない。ま
た、これと同じ理由から、通信の際の計算にも複雑で高
価かつ冗長なソフトウェアが不可欠となる。
【0009】第2に、例えば機械の動きやシーブ、ブレ
ーキなどを動作させる駆動/制動サブシステムの場合、
この通信システムではあるノードに関する応用マイクロ
プロセッサはアプリケーション機能の他に通信機能を果
たし、この目的のためにホストマイクロプロセッサを設
計してある。従って、駆動/制動サブシステムなどのマ
イクロプロセッサが自らのアプリケーションを実行する
ことはない。
【0010】第3に、システムにノードを追加しにく
い。システムにノードを追加するためには、送信ノード
と受信ノードとの間の通信パスにある各ノードに送信ノ
ードからのメッセージを送信したり受信したりするため
のハードウェアやソフトウェアを備えなければならな
い。送信途中に通過点となるノードではそのメッセージ
を使わない場合にも、である。例えば、昇降機管理シス
テム(EMS)から高性能かご送りサブシステムにメッ
セージを送りたい場合、通信パス内にある第1の情報制
御サブシステム、各作動制御サブシステム、さらには第
2の情報制御サブシステムをハードウェアとソフトウェ
アとで改装してEMSメッセージを扱えるようにしなけ
ればならない。ある特定のメッセージの送り先が中間の
トランシーバーノード(例えば作動制御サブシステム)
以外である場合の他、中間のノードでは自らの主な機能
を実行する際に送信ノード(例えば昇降機管理システ
ム)からのメッセージをどれ1つとして使用しないよう
な場合に、各中間ノードをハードウェアとソフトウェア
とで改装しなければならないということは大きな弊害と
なる。
【0011】本発明の目的はローカルエリアネットワー
ク(LAN)昇降機通信網の通信に必要な平均通信時間
を短縮することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、LAN
昇降機通信網は(a)かご制御システム要素との間で信
号のやり取りをするための一対のかご用冗長バスと、
(b)かご−群間ブリッジによってかご用冗長バスとの
間で信号のやり取りをするための一対の群用冗長バス
と、(c)群−建物間ブリッジによって建物制御装置と
の間で信号のやり取りをするための一対の建物用冗長バ
スと、を含む。
【0013】また、本発明によれば、かご用バス、群用
バス、建物用バス上にある全ノード間での通信を1つの
プロトコルに沿って行う。
【0014】さらに、本発明によれば、バス上の各通信
要素は送信機と受信機とを含む通信コプロセッサによっ
てそのバスと通信する。通信コプロセッサは、バスに接
続されたホストマイクロプロセッサが通信機能に対する
処理時間を指定していない場合に限って通信機能を実行
する。
【0015】
【実施例】図2は、2本の建物用冗長バス(建物用バス
61、62)、2本の群用冗長バス(群用バス63、6
4)および2本のかご用冗長バス(かご用バス65、6
6)を示す。
【0016】理想的には、対になった2本の冗長バスの
各々に同一の情報を送る。例えば、建物用バス62上の
信号は建物用バス61上の信号と同一である。
【0017】通信用コプロセッサ(CC)102を介し
て建物用バス61および62に接続されているのは建物
制御装置2である。建物制御装置2は、(ある群内の各
昇降機のかご送りを統制するのではなく)複数の昇降機
群のかご送りを統制し、さらに昇降機を診断する目的で
使われる。ブリッジ4は群用(G)バスと建物用(B)
バスとを接続する(すなわち、G/B)。通信用コプロ
セッサを介して群用バス63、64に接続されているの
は、第1の昇降機群のかご送りを管理する群制御装置
6、建物制御装置2およびかご−群間ブリッジ9であ
る。通信用コプロセッサ102を介してかご用バス6
5、66に接続されているのは、多数のかご制御システ
ム、作動制御サブシステム(OCSS)7、運動制御サ
ブシステム(MCSS)5、駆動/制動サブシステム
(DBSS)3、扉制御サブシステム(DCSS)8お
よび電気照明表示装置(ELD)10である。作動制御
サブシステム7は、ここでは参考に挙げておくMend
elsohn他の米国特許第4,497,391号「M
odular Operational Elevat
orControl System(モジュラー作動昇
降機制御システム)」に記載されている信号のやり取り
と同じような方法で遠隔シリアルリンクと信号をやり取
りする。
【0018】昇降機かご呼びボタン、発光源、スイッチ
(図示せず)は遠隔シリアルリンク(RSL)を介して
作動制御サブシステム7に接続されている。かごの運転
方向や位置を示すインジケータ(図示せず)などの昇降
機のかご特定ホール機構は、遠隔シリアルリンクを介し
て作動制御サブシステム7と接続されている。これらの
かご機構は、英数字表示装置および乗り場のホールラン
タン(HL)(図示せず)からなる電気照明表示装置1
0を含む。
【0019】作動制御サブシステム7に接続された各昇
降機のかご(図示せず)は、上述したものと同じような
指示銅、スイッチ、通信リンクなどの構成を有する。
【0020】かご負荷測定値は扉制御サブシステム8に
よって周期的に読み込まれる。負荷測定値は運動制御サ
ブシステム5に送られる。負荷測定値はさらに作動制御
サブシステム7に送られる。扉制御サブシステム8およ
び運動制御サブシステム5は好ましくは作動制御サブシ
ステム7の制御下でかご扉の動作やかご運動を制御する
マイクロプロセッサ内に備えておく。運動制御サブシス
テム5は駆動/制動サブシステム(DBSS)3と協働
して動作する。
【0021】かご送り機能は、各作動制御サブシステム
7と通信する高性能かご送りサブシステム(ADSS)
12と協働して作動制御サブシステム7によって実行さ
れる。一例として、かご負荷についての測定値を運動制
御サブシステム5によって乗降人数に変換し、変換結果
を作動制御サブシステム7に送信する。作動制御サブシ
ステム7は通信バスを介してこのデータを送出する。ま
た、他の例として、かご枠に取り付けられたハードウェ
アセンサからのデータに基づいて乗り込んだ人数を求
め、この情報をかごの作動制御サブシステム7に供給す
る。
【0022】高性能かご送りサブシステム12は、1日
を通して各かごや群の需要に関するデータを収集し、週
の曜日毎に時間別の交通需要の履歴記録とすることもで
きる。高性能かご送りサブシステム12は、予測した需
要と実際の需要とを比較し、昇降機のかご送りシーケン
スを調節して群およびかごの性能を最適なものとするこ
ともできる。このような機能の様々な態様については、
KandasamyThangaveluに付与された
1991年6月19日登録の米国特許第5,024,2
95号「Relative System Respo
nse Elevator dispatcher S
ystem using Artificial In
telligence to Vary Bonuse
s and Penalties(人工知能を利用して
ボーナスとペナルティとを変化させる相対システム応答
式昇降機かご送りシステム)」に記載されており、その
開示内容については同明細書を参考にされたい。
【0023】ブリッジ4および9の各々はメッセージを
受信し、このメッセージに含まれる制御バイト信号、ロ
ーカルアドレス信号、メッセージ識別子信号、バスアド
レス信号に基づいて受信したメッセージを次のバスに送
信する。
【0024】図3は、かご用バス、群用バス、建物用バ
スなどの冗長バス61(63、65)および62(6
4、66)に接続されたバスブリッジ4(9)を示す。
ブリッジ4(9)は、2つの通信コプロセッサと、2つ
のトランシーバー(バス対1つにつき1つ)と、メモリ
との間でインターフェースを取るためのブリッジマイク
ロプロセッサμPと、例えば作動制御サブシステムとの
間でインターフェースを取るためのRS422ポートと
を備える。
【0025】図4は休止中ではないという意味で「使用
中」のノード間でやり取りされるプロトコルを示す。休
止中のバスをアクセスしようとしたノードがあった場合
には、このノードはまずバスをジャム状態にする。これ
については、係属中の米国出願第07/992,877
号「衝突検出を使用しない暗黙トークンメディアアクセ
スプロトコル(Implicit Token Med
ia AccessProtocol without
Collision Detection)」に記載
されている。このプロトコルは、プロトコルの開始を示
す4ビットのプリアンブルから始まる。プリアンブルの
後ろには、受信側でメッセージの発信元を識別できるよ
うにし、特に受信側のノードに対して現在送信ノードで
使用されている回転スロットを示すための8ビットの送
信側識別子(ID)がある。送信側IDフィールドは5
ビットの識別(ID)コードと誤差検査/修正用の3ビ
ットからなる。各通信コプロセッサの送信側IDはプロ
グラム可能かつ予め割り当て可能である。送信側IDは
バスセグメント毎に異なるものでなければならない。す
なわち、LAN内で同一の送信側IDを使用してもよい
が、1つのバス上で同一の送信側IDは使用できない。
【0026】送信側IDの後ろには8ビットの制御バイ
ト(CB)がある。後半4ビットはデータフィールドの
長さ(1〜16バイト)を示し、これがメッセージその
ものである。制御バイトの形式を図5に示しておく。第
0ビットは、メッセージパケット内のデータが群用バス
から建物用バスにコピーされるものであるか否かを示す
ためのビットである。制御バイトの第1ビットはメッセ
ージ内のデータがかご用バスから群用バスにコピーされ
るものであるか否かを示すためのビットである。これら
の2ビットはブリッジにおいて通信コプロセッサによっ
て使用される。第2ビットはバスアドレス(BA)フィ
ールドが存在するか否かを示すためのビットである。バ
スアドレスはノードからバスにアドレスするために使用
される。第3ビットはローカルアドレス(LA)フィー
ルドが存在するか否かを示すビットである。ローカルア
ドレスはノードからノードにアドレスするために使用さ
れ、ノード間でのメッセージのやり取りに必要な平均時
間を短縮するのに役立つ。制御バイトは、ローカルアド
レスおよび/またはバスアドレスが存在するか否かを示
すことによってメッセージ形式を示すものである。上位
4ビット分でメッセージの送り先が分かるため、制御バ
イトは通信モードを示すものでもある。
【0027】図6は制御バイトのビット設定によって示
される通信モードである。上位4ビットが「1000」
になっている場合には、メッセージにローカルアドレス
フィールドが使用されているため、メッセージに関する
通信モードはローカルバスでのノードからノードへの通
信に限られる。あるノードとリモートバス上の他のノー
ドとの間で通信を行うのであれば、メッセージのパケッ
ト形式中にローカルアドレスフィールドとバスアドレス
フィールドの両方が存在するため、制御バイトのビット
は「1100」に設定される。ノードとローカルバスと
の間での通信状態は制御バイトのビット「0000」で
表される。ノードとローカルバスとの間での通信にはロ
ーカルアドレスフィールドもバスアドレスフィールドも
必要ないためである。通信モードがノードとリモートバ
スとの間でのモードである場合には、制御バイトビット
は「0100」に設定される。このようなビット設定に
なるにはノードとリモートバスとの間の通信用のバスア
ドレスフィールドが必要である。ノードとそのノードに
対するかご用ローカルバス集合との間の通信の際には、
制御バイトビットは「0100」に設定される。バスア
ドレスフィールドはこのビット設定値によって示される
が、通信対象となる特定のバスは常にバスアドレスによ
って与えられる。ノードとかご用リモートバス集合との
間の通信であるということは、制御バイトビットが「0
100」になることで分かる。ノードと群用バス集合と
の間の通信は制御バイトビット「0101」で示され
る。制御バイトビットが「0100」に設定されている
時には、通信はあるノードと全てのノードとの間で行わ
れることになる。制御バイトビットが「0101」に設
定されている時には、通信はノードと建物用バス集合と
の間で行われる。
【0028】各通信コプロセッサは、自分が受信する可
能性のあるメッセージ識別子(MID)のメッセージ識
別(ID)テーブルを含む。MIDフィールドは、メッ
セージ内容とそのメッセージがアプリケーション層によ
って受信されるものであるか否かを判定するために通信
コプロセッサだけでなく扉駆動装置などのホストによっ
ても使用される。図7は、MID、メッセージの発信
元、制御バイト(CB)値に関連したメッセージ機能と
共に作動制御サブシステム用(OCSS)についてMI
Dテーブルを部分的に示した図である。一般に、CBお
よびMIDは互いに独立であり、バスアドレスを介して
バスへ、またはローカルアドレスおよびバスアドレスを
介して特定の1つのノードへ、などの形で同一のMID
を別の送信先に送ることも可能である。制御バイトは使
用されるアドレスのタイプを示すものでもある。
【0029】MIDが2の場合、制御バイトは「6」で
あり、メッセージ発信元は作動制御サブシステムであ
る。考えられるメッセージの送り先として、かご用ロー
カルバス、群用バス、建物用バスがある。ノードの送り
先としては、作動制御サブシステムおよびその発信元作
動制御サブシステムの群用の高性能かご送りサブシステ
ムが考えられる。このメッセージを使用し、作動制御サ
ブシステムを初期設定することでホール呼び(ホール呼
びに対する初期かご送りと、その後の再かご送りの両
方)に対してかごを送る。このメッセージはイベント/
定時間(ホール呼びボタン動作/再かご送り期間)に発
信元作動制御サブシステムによって生成される。このメ
ッセージは8ビットのかご用アドレスと、7ビットのホ
ール呼び到着回数と、3ビットのホール呼びタイプと、
14ビットのRSR信号と、2ビットのかご呼びフラグ
とからなる。ホール呼びタイプは以下の8つの値のうち
のいずれかをとる。
【0030】(a) 「00」 前部上昇ホール呼び (b) 「01」 前部下降ホール呼び (c) 「02」 後部上昇ホール呼び (d) 「03」 後部下降ホール呼び (e) 「04」 前部緊急ホール呼び (f) 「05」 後部緊急ホール呼び (g) 「06」 前部かご呼び (h) 「07」 後部かご呼び MIDが3の場合、制御バイトの値は「3」になり、送
信先はかご用バス、群用バス、建物用バスのいずれかに
なる。ノードの送り先として考えられるのは作動制御サ
ブシステムと高性能かご送りサブシステムである。この
メッセージは、初期設定された作動制御サブシステムに
よって送出されるかご送り(および続く再かご送り)メ
ッセージに応答して送出される。このメッセージはイベ
ントすなわち初期設定された作動制御サブシステムによ
って送出されたかご送りメッセージの受信時に、発信元
作動制御サブシステムで生成される。このメッセージは
4ビットのかご用ローカルアドレスと、7ビットのホー
ル呼び到着回数と、3ビットのホール呼びタイプと、1
4ビットのRSR信号と、2ビットのかご呼びフラグと
からなる。RSRは米国特許第4,363,391号
「RelativeSystem Response
Elevator Call Assignment
(相対システム応答式昇降機呼び割り当て)」に開示さ
れている。
【0031】上述したように、あるメッセージに対して
通信コプロセッサで受け入れるか否かを通信コプロセッ
サ自体が判断できるようにするために通信システム上の
各ノードはMIDテーブルを有する。特定のメッセージ
は特定のノードでしか受け入れることができない。上述
した作動制御サブシステムに関するMIDでは、例えば
運動制御サブシステムは考えられる送信先ではない場合
に運動制御サブシステムの通信コプロセッサはMID1
〜3を有するメッセージは受け入れない。
【0032】(a)自分のローカルアドレスに宛てられ
たものである場合や(b)メッセージのMIDと自分の
MIDテーブル内のMIDの1つとが一致した場合に、
MIDおよびローカルアドレスは全てのノードにおいて
メッセージを受信・処理するために使用される。
【0033】これらの2つの規則には、速度/加速度メ
ッセージおよび駆動状態メッセージに関して2つの例外
がある。これらのメッセージは帯域幅の50%以上を使
うことができるため、プリアンブル、制御バイト、メッ
セージ長、検査合計のみからなるように最適化されるた
めである。バスアドレスおよびローカルアドレスは含ま
れない。結果として、全受信ノードはこれらの2つのメ
ッセージを受け入れるか拒否するかを決めるために制御
バイトを調べなければならなくなる。ノードは、メッセ
ージを受け入れるか拒否するかを決める際にMIDを調
べなくてもよく、これらのメッセージを受け入れるか拒
否するかを決めるためにバスアドレスやローカルアドレ
スを調べることもない。これらのフィールドには速度/
加速度や駆動状態についてのメッセージを含むものは1
つもないからである。
【0034】バスアドレスフィールドおよびローカルア
ドレスフィールドは、特定のノードとバスとの間で通信
が必要な場合にのみ使用される。バスアドレスフィール
ドとローカルアドレスフィールドは、メッセージパケッ
トを適切な送信先に送るために使用される。
【0035】ローカルアドレスフィールドは幅8ビット
であり、ノードからノードをアドレスする際に使用され
る。3本のバス上のノード用のローカルアドレスを図8
に示す。
【0036】8ビットのバスアドレスフィールドを使用
してノードからバスにアドレスすることができる。この
バスアドレスフィールドは特定のバスまたはバス集合に
メッセージを送るために使用される。また、バスアドレ
スフィールドは次のレベルにあるバスにメッセージを送
るべきであるか否かを判断するためにブリッジでも使用
される。バスアドレスフィールドは2つの4ビットニブ
ルに分けられる。上位のニブルはかご用バスアドレス
(CBA)として規定され、下位のニブルは群用バスア
ドレス(GBA)として規定される。図9は、バスアド
レスフィールドに対するアドレスの割り当て状態を示
す。上位のニブルの値がゼロである場合にはメッセージ
は建物用バスに送られる。上位のニブルの値が1〜14
のいずれかである場合には、メッセージは特定の群用バ
スに送られるかどこにも送られないかのいずれかであ
る。上位のニブルの値が15である場合にはメッセージ
は全てのバスに送られる。下位のニブルの値がゼロであ
る場合にはメッセージはかご用バスアドレスには送られ
ない。下位のニブルの値が1〜14のいずれかである場
合には、メッセージは複数の群用バスのうちの1つに送
られるかまたはどこにも送られないかのいずれかであ
る。下位のニブルの値が15である場合にはメッセージ
はすべての群用バスに送られる。「なし」というかご用
バスアドレスはブリッジにおけるブロックアドレスとし
て使用される。すなわち、バスアドレスフィールドを有
するかご用バス以外のバスに対するパケットでは、かご
用バスフィールドを「なし」に設定しなければならな
い。建物用バスおよび群用バス上のノードはいずれも
「なし」というかご用バスアドレスを有する。メッセー
ジにおける次の部分は16バイトのデータフィールドで
あり、このデータフィールドの後ろには16ビットの検
査合計がある。さらに、検査合計の後ろにポストアンブ
ルが続いている。ポストアンブルの後ろにはフレームギ
ャップがあり、他のメッセージを送信する前にバスを電
気的に処理することができるようにしている。固定の優
先スロットは次のノードに対するバスアクセスを割り当
てる。
【0037】「層」という用語は、ここではTanen
baum著「Computer Network(コン
ピュータネットワーク)」第2版(1989)第208
〜212頁に記載されているISO通信規格の層に適合
する。
【0038】図10はメッセージを送受信するための通
信コプロセッサ(CC)102を示す。通信コプロセッ
サ102は、(a)通信コプロセッサ102とアプリケ
ーション層(AL;応用層とも言う)106との間をイ
ンタフェースするアプリケーション層インタフェース
(ALI)104と、(b)アプリケーション層104
からのメッセージを受信し、このメッセージをバス61
(63、65)またはバス62(64、66)に送信す
る送信機(TM)108と、(c)送信機108に対し
て メッセージを送信するためのバス61(63、6
5)またはバス62(64、66)上の現在のタイムス
ロットはその送信機に割り当てられたものであるという
ことと、バスは使用中であるということを示すスロット
タイマ(ST)110と、(d)エラーをトラッキング
し、エラーを報告するエラー制御装置(EC)112
と、(e)メッセージを受信し、このメッセージをアプ
リケーション層インタフェース104を介してアプリケ
ーション層106に送る受信機(RM)114とを備え
ている。例えば、アプリケーション層106は昇降機運
動や駆動制御用の信号ホストプロセッサを含む。なお、
以下の説明において、便宜上バス61(63、65)を
第1のバスと呼び、バス62(64、66)を第2のバ
スと呼ぶことにする。
【0039】メッセージ送信は主に以下の手順に沿って
行われる。第1に、アプリケーション層インタフェース
104はアプリケーション層割り込み信号AL_INT
をアプリケーション層106に送信し、アプリケーショ
ン層インタフェース104を書き込み用に利用できるこ
とを示す。次に、アプリケーション層106は、アドレ
スSYS_A、データSYS_Dおよび書込信号SYS
_Wによってアプリケーション層インタフェース104
にメッセージを書き込む。第3に、16ビットのSYS
_D(15:0)信号内の送信バッファロード信号によ
って、アプリケーション層106はアプリケーション層
インタフェース104の送信バッファ(TB)116に
メッセージをロードしたということをアプリケーション
層インタフェース104に伝える。第4に、アプリケー
ション層インタフェース104は送信機108に送信要
求信号AL_TMREQを送信し、送信バッファ116
はメッセージを格納しているということを送信機108
に伝える。第5に、送信機108からのTM_BUSY
信号が設定されておらず、送信機108が使用中でなけ
れば、送信バッファ116は、メッセージと、制御バイ
トと、データと、MIDデータ信号と、LAフィールド
とBAフィールドとを含むデータ信号AL_TMDAT
を送信機108にロードする。送信機108はインクリ
メント信号TM_INCをアプリケーション層インタフ
ェース104に送信し、送信バッファ116内のメッセ
ージの新たなバイトを獲得する。送信バッファ116か
ら読み出されたメッセージは送信機108内のパラレル
/シリアル変換器124によってシリアル形式に変換さ
れる。第6に、信号TXD1およびTXD2によってメ
ッセージを2本のバス(第1のバスおよび第2のバス)
に冗長的に送信する。ここで、TXは「送信中」、「送
信する」、「送信」などを示す一般的な略語である。第
7に、送信が完了すると、送信機108は送信完了信号
TM_CPTをアプリケーション層インタフェース10
4とエラー制御装置112とに送る。
【0040】以下、本発明をより詳細に説明する。
【0041】アプリケーション層106は、送信が行わ
れている間すなわちTM_BUSY信号が送信機108
から供給されている間は送信バッファ116内のデータ
を削除しない。
【0042】アプリケーション層106は、アプリケー
ション層インタフェース104に対するSYS_D(1
5:0)信号内で、(a)メッセージの優先度を示す優
先レベル信号と、(b)そのメッセージが優先メッセー
ジを含むということを示す優先信号とを送信する。アプ
リケーション層インタフェース104が割り込み信号A
LI_INTを長時間受信せず、かつアプリケーション
層106に優先メッセージがある場合には、アプリケー
ション層106はSYS_D信号内のフラッシュビット
によって送信バッファ116内のデータをフラッシュ
し、このデータと優先メッセージとを入れ替える。優先
レベル信号は、信号AL_TMPVALに乗ってスロッ
トタイマ110に送られる。
【0043】メッセージを送信するか否かは、送信機1
08がスロットタイマ110から受信する2つの信号す
なわちST_TMJAMおよびST_TMGOによって
決まる。ST_TMJAMは、バスは休止中であるこ
と、そのバスへの送信前にジャム信号を出さなければな
らないということを送信機108に伝えるための信号で
ある。ST_TMGO信号は、現在のスロットは送信機
に割り当てられたスロットであるため、送信機はバスを
利用できるということを送信機108に伝えるための信
号である。送信機108でST_TMGO信号を受信
し、アプリケーション層インタフェース104にメッセ
ージが格納されている場合には、送信機108はメッセ
ージ信号TXD1およびTXD2をバス上に送信する。
送信動作中、送信機108は高TM_BUSYを設定
し、アプリケーション層インタフェース104、スロッ
トタイマ110、エラー制御装置112、受信機114
に対して送信機108は動作状態にあるということを通
知する。
【0044】スロットタイマ110からバスは休止中で
あると通知されると、送信機108はTXD1およびT
XD2用のヘッダーとしてバスジャム信号を送信してか
らメッセージを送信する。バスジャム信号は、最短の2
ビットの間バスを高インピーダンス状態から低インピー
ダンス状態にした後、高インピーダンス状態に戻す。バ
スジャム信号は、スロットタイマ110において受信信
号のエッジを示す受信機114からのRM_EDGE信
号、受信機114からのポストアンブル信号RM_PO
STAM、ネットワークがジャム状態にある場合にはバ
スが休止中であることを示す受信機114からのRM_
JAM信号を一定時間の受信しなかった場合に出力され
る。
【0045】図11乃至図13はバスジャム状態を示す
図である。図11は、ジャム信号がバス上に送られてい
る時の2本の送信/受信ペアTX1/RX1 118と
TX2/RX2 120を示す。ここで、RXは「受信
中」「受信」などを示す一般的な略語である。TX(1
または2)は送信機108に対応し、RX(1または
2)は受信機114に対応する。各送信機TXは、周知
の電子工業会(EIA)規格に基づくRS485ライン
ドライバである。同様に、各受信機114はEIA規格
に基づくRS485受信機である。バスが休止(IDL
E)中であることを第1の受信機RX1によって検出す
ると、第1の送信機TX1はメッセージを送信する前に
バスをジャム状態にする。第2のジャム信号(JAM)
をバスに送信する第2の送信機TX2よりも前に第2の
受信機RX2がジャム状態を検出すると、受信機RX2
は送信機TX2がバスをジャム状態にしないようにす
る。しかしながら、バスをジャム状態にする第2の送信
機TX2よりも先に第2の受信機RX2がジャムを検出
できなかった場合には、第2の送信機TX2はバスをジ
ャム状態にする。第1の受信機RX1、第1の送信機T
X1、第2の受信機RX2、第2の送信機TX2は、い
ずれも変圧器を介してバスに接続されている。変圧器
(XFRMR)122はバスからRS485NI供給さ
れる直流電流共通モード電圧を最小限に抑える。
【0046】図12は、すでに休止したバスをジャム状
態にしている時の送信機TX1およびTX2の出力TX
D1およびTXD2と、バスをジャム状態にしている時
の入力RXD1およびRXD2を示す。図12から、バ
ス上に負の電圧をドライブすることによってTX1は上
述したようにバスをジャムしていることが分かる。休止
中、この負の電圧は高インピーダンス状態にある。受信
機RX2が送信機TX1からバスジャム信号を受信(T
X1ジャムの1バス遅延後)する前に送信機TX2がバ
スをジャム状態にした場合、本発明ではRS485ドラ
イバはバスを逆方向ではなく同一方向に駆動するためR
S485ドライバが傷むことはない。このようにするこ
とで、熱保護回路を備えなくてよくなる。仮にTX1お
よびTX2がバスを逆方向に駆動したとすると、例えば
TX1は低レベルでジャムされてTX2は高レベルでジ
ャムされ、熱保護回路がなければTX1とTX2に悪影
響が及ぶこともある。
【0047】各通信コプロセッサ102は、最初のジャ
ム信号の受信の際の全受信機RXでの最初のジャム信号
に応答しての高レベル状態(ハイ)から低レベル状態
(ロー)に遷移し、第2のジャム信号を受信しても低レ
ベル状態のままである時に伝搬遅延時間内で同期してい
る。
【0048】図13は、TX1およびRX1と、これら
に関連した回路とを示す図である。RS485のTX1
で送信イネーブル信号ST_TMJAMを受信すると、
バスジャム信号が出力される。故障隔離回路によって、
このバスジャム信号は、バスの休止中には通常高レベル
にあるバス信号線の電圧を低くする。このような低い電
圧はRS485のRX1の入力側において検出される。
この結果、バスの休止中には高レベルにある受信機11
4からの出力は低レベルになる。
【0049】図10を参照すると、パラレル/シリアル
変換器124からメッセージが出力されると、プリアン
ブルは(もしあればバスジャム後に)そのメッセージに
プリペンドされる。このプリアンブルは、ノードに割り
当てられているスロットが現在のスロットであるという
ことを示すスロットタイマ110からのST_TMGO
信号を送信機108において受信した場合に供給され
る。プリアンブルは長さ4ビットであり、第1ビットの
前半は信号ロー、第2ビットの後半はハイ、第3ビット
の前半はロー、第3ビットの後半と第4ビットの間はハ
イになる。プリアンブルはメッセージの開始点を区切
り、メッセージ内でビット同期を確立するために受信機
によって使用される。
【0050】メッセージをパラレル形式からシリアル形
式に変換する際、このメッセージはプリアンブルとフレ
ームポストアンブルを除いて巡回冗長検査発生器126
に送られ、ここでメッセージに検査合計を付ける。CR
C−16巡回冗長コード(X16+X15+X2+1)を使
用する。ここで、XはTanenbaum著「コンピュ
ータネットワーク(Computer Networ
k)」第2版(1989)第208〜212頁に記載さ
れているような発生器多項式である。
【0051】図10において、メッセージは送信される
際にマンチェスター符号化される。この符号化方法で
は、ビットセルの前半に補足データ、後半に真のデータ
を含む。各ビットセルの真ん中で必ず遷移が起こるよう
にし、自己クロックとして利用する。各ビットセルは5
0%がハイで50%はローであり、複数のビット時間の
平均を取った場合にDC成分となり、マンチェスター符
号化と変圧器のカップリングとが両立できるようにす
る。
【0052】フレームポストアンブルのメッセージの検
査合計部分には128が付いている。
【0053】ポストアンブルは、メッセージの終端を区
切るために受信機114によって使用される2ビット分
の論理的な1つの同報通信である。
【0054】図10において、マルチプレクサ(MU
X)130は、バスジャムとプリアンブルとメッセージ
(送信側ID、制御バイト、MID、LA、BA、CR
Cバイトを含む)とポストアンブルとを組み合わせて第
1のバスおよび第2のバスに送信する。
【0055】メッセージの送信中、ジャバ(jabbe
r)検出回路132はメッセージの長さを測定する。ジ
ャバ検出回路132は、TM_BUSYを受信すると計
数を開始するタイマである。ジャバ検出回路132はC
G_JAB計数信号すなわち考えられる最長のメッセー
ジ長よりも長いタイムアウト期間に応答する。送信機1
08がジャバ検出タイムアウト期間よりも長い時間にわ
たって媒体の制御を維持しようとしてもジャバ検出回路
132によって阻止され、送信状態機(TSM)に断ち
切り信号TM_ABORTを供給して送信のアボートを
指示する。
【0056】最後に、メッセージTXD1およびTXD
2を通信コプロセッサ102からトランシーバー(例え
ば図13のTX1/RX1など)に供給する。送信に続
いて送信機108は低レベルのTM_BUSYを設定
し、TM_CPT(送信が完了したことを示すメッセー
ジ)、TM_RTREQ(送信バッファ116に送信が
要求されていることを通知するメッセージ)、TM_A
BORT、AL_RTACK(送信機108から再送信
要求を受信したというアプリケーション層106からの
確認信号)、ER_TMABORT(再送信要求数が許
容数を越えたために送信をアボートしたことを送信機1
08に通子するエラー制御装置からの信号)、ER_T
MERR(送信においてエラーが発生したことを示す信
号)をクリアする。
【0057】送信後、送信機108は、送信良好信号E
R_TMGOOD、送信エラー信号ER_TMERR、
アボート信号ER_TMABORTの3つの信号のうち
の1つをエラー制御装置112から受信する。再送信エ
ラー数が限界値を越えた場合には、送信機108はTM
_ABORTおよびTM_CPTをセットし、送信バッ
ファ12から送信機108への要求信号AL_TMRE
Qをクリアする。しかしながら、送信が良好である場合
には、アボート信号TM_ABORTはセットされず、
エラービットER_TMERRもセットされない。従っ
て、送信は完了し送信機108はTM_CPTをセット
してAL_TMREQをクリアする。エラービットER
_TMERRがセットされている場合には、(a)送信
機108がTM_RTREQをセットしてメッセージの
再送信を要求(b)AL_RTACKをセットすること
でアプリケーション層インタフェース104が送信要求
に対する確認に応答(c)アプリケーション層インタフ
ェース104がAL_TMREQをセットし、送信機1
08に送信バッファ116からのメッセージを受信する
よう要求し、上述したような送信を行う。しかしなが
ら、例えば現在のメッセージの再送信よりも優先メッセ
ージの送信の方が重要であるような場合には再送信時に
セットされたAL_TMREQをクリアすることもでき
る。
【0058】図10において、送信機114は、図3の
トランシーバーに接続された第1のバスおよび第2のバ
スから送られてくるメッセージRXD1、RXD2に応
答する。通信コプロセッサ102によって受信される同
期信号は3つある。バスジャム信号は全通信コプロセッ
サを同期させる。バスジャムの後ろにはプリアンブル1
40がある。このプリアンブルは、受信機114におい
てデジタル位相同期ループ(DPLL)140を開始さ
せ、データと通信コプロセッサ102内のクロック(C
LK;図示せず)とを同期させる。第3に、マンチェス
ター符号化を使用することによって、データ信号内の各
ビットはクロック(CLK)と同期した状態に保持され
る1/2ビットマークの部分にクロック信号RMRXC
LKを含む形となる。
【0059】受信機114内では、第1のバスおよび第
2のバスから送られてくるメッセージRXD1およびR
XD2を各々ブロック140においてデジタル的にフィ
ルタリングする。第2に、ブロック140内のプリアン
ブル検出回路にメッセージを供給する。
【0060】メッセージは、ブロック140のプリアン
ブル検出回路からデジタル位相同期ループ140に供給
され、マンチェスター符号化したメッセージの各1/2
ビットの中心でサンプリングを行う。このメッセージは
受信されるとマンチェスター(MANC)デコーダ14
2において復号化され、CRC検査回路144に送られ
る。CRC検査回路144はプリアンブルの後にイネー
ブルになり、ポストアンブルの前にデセーブルになる。
送信エラーを示すためにエラー制御装置112にCRC
エラー信号RM_CRCを供給する。
【0061】マルチプレクサ146は、検出されたプリ
アンブルに基づいて第1のバスおよび第2のバスから2
つのメッセージを受信し、2本のバスのうちの一方を選
択する。
【0062】プリアンブルから始まって、図14に示す
受信機のマルチプレクサ146は第1のバスおよび第2
のバスの各々からメッセージを受信する。受信機のマル
チプレクサ146は、各バスから受信したデータに同期
したクロック信号RXCLK(マンチェスター符号化し
たデータ信号のビット時間の2倍)を受信する。RXC
LK1とRXCLK2との間に位相誤差を生じる危険の
全くない状態で送信機の使用中に受信機のマルチプレク
サ146を一方のバスから他方のバスに切り換えること
はできないため、受信機のマルチプレクサ146は送信
機使用中信号(TM_BUSY)に応答する。
【0063】マルチプレクサ146内において、第1の
バスおよび第2のバスから供給されるプリアンブルIお
よびIIは、ブロック148においてマルチプレクサ1
46内に格納されている同一の理想プリアンブルと比較
される。両プリアンブルと格納されているプリアンブル
とが一致した場合には、マルチプレクサはメッセージを
供給するために現在選択されているバスを切り換えずに
おく。どちらのプリアンブルも格納されている値と一致
しない場合には送信エラーとなる。マルチプレクサ14
6からの出力用にスイッチ150において現在選択され
ているバスからのプリアンブルは格納されている値と一
致しないが、他方のバスからのプリアンブルは理想プリ
アンブルと一致した場合には、この他方のバスが受信機
114のパラレル/シリアル変換器152にメッセージ
を供給するために選択される。
【0064】図15は、第1のバスのクロックから第2
のバスのクロックへのスイッチすなわち切り換え時のR
XCLK2に対するタイミングRXCLK1を示す。第
2のバスから第1のバスへの切り換えも同様である。マ
ンチェスター符号化したメッセージの各ビットの中間点
においてサンプリングを行うため、第1のバスから第2
のバスへの切り換えはビット時間の1/4以内に行われ
る。このように、データ流の次のビット(ここでは送信
側IDのビット)の前に切り換えを行う。要するに、パ
ラレル/シリアル変換器に送られるメッセージのエラー
無し尤度を大きくできるように、マルチプレクサ146
はプリアンブルに基づいて一方のバスから他方のバスへ
の切り換えを行う。マルチプレクサ146のRXCLK
の出力はスイッチ決定前にはRXCLK1に追従し、こ
の点で第1のバス上の無効プリアンブルを検出する。こ
の点で切り換えを行ってしまうと、マルチプレクサの出
力RXCLKに欠陥(glitch)が生じる可能性も
ある。従って、両クロック信号RXCLK1およびRX
CLK2のクロックパルスの中心付近で切り換えが行わ
れるようにするため、実際には入力であるRXCLK1
とRXCLK2とが同じ状態になり、少なくとも最短時
間であるが最長時間ではない時間にわたって維持された
後に実際の切り換えを行う。この目的のため、マルチプ
レクサ146は最短時間、最長時間、クロック信号RX
CLK1、RXCLK2に応答する。両クロック信号R
XCLK1およびRXCLK2からのパルスの中心付近
で切り換えを行うことで、欠陥を回避することができ
る。
【0065】図16は、図14および図15に示したバ
ス切り換え方式を状態遷移図の形で示したものである。
状態1において、受信機114は第1のバスを起動中
(アクティブ)バスとして有し、このバスからメッセー
ジを受信する。状態2において、第2のバスからプリア
ンブルを受信したため、このバスが起動される(アクテ
ィブになる)。状態2において第1のバスからのプリア
ンブルの受信はない。状態3では第2のバスの受信クロ
ック信号を少なくとも2つのサンプルについてデアサー
ト状態でサンプリングし、第1のバスについての受信ク
ロックを少なくとも2つのサンプルについて(デアサー
ト状態またはアサート状態で)サンプリングする。次
に、状態4では第2のバスを起動してこのバスからメッ
セージを受けとる。状態5および状態6は状態2および
状態3と同様である。
【0066】再び図10を参照すると、受信機114は
(図8の回路によってどちらが選択されたかによって)
RXD1またはRXD2内でメッセージ識別子(MI
D)バイトを受信し、メッセージを受信したいのか否か
を判断する。受信機114は、アプリケーション層イン
タフェース104内のMIDルックアップテーブルにM
ID要求信号(RM_MIDREQ)を送り、受信した
メッセージのMIDバイトを受信側通信コプロセッサ1
02に格納されているMIDバイトと比較するよう要求
する。アプリケーション層インタフェース104は、R
M_MIDREQ信号に応答してAL_MIDACK信
号を供給し、MID要求に対する確認の返事を返す。こ
の後、受信機114はRM_MIDREQをクリアす
る。続いて受信機114はアプリケーション層インタフ
ェース104にRM_MIDADR信号を供給し、受信
ノード用に格納されているMIDバイトの位置をつきと
める。メッセージのMIDと受信側通信コプロセッサ1
02でのMIDとの間で整合がとれた場合には、アプリ
ケーション層インタフェース104は受信機114にR
M_MID信号を供給する。
【0067】受信機114をバス制御装置(図示せず)
の一部として構成する場合には、この受信機114はア
プリケーション層インタフェース114にメッセージ状
態バイト(RM_MGSTAT)を供給する。メッセー
ジ状態バイトは、受信したメッセージは自分の所に宛て
られたものか、あるいは群制御バスからかご制御バスへ
というように次のバス層に送らなければならないものな
のかを群用制御装置とかご用制御装置とを接続するブリ
ッジ(図示せず)で判断できるようにするために、通信
コプロセッサ102内の状態群と整合するのはどのプロ
トコルバイト(MID、LA、BA)であるかをアプリ
ケーション層106に通知するために使用される。ロー
カルアドレス(LA)はバス上にあるホストプロセッサ
用のアドレスである。バスアドレス(BA)はメッセー
ジを送信または受信しているトランシーバーから離れた
遠隔位置にあるバスのアドレスである。メッセージ状態
バイトRM_MSGSTATは図8に示されている。ビ
ットを適宜論理1に設定することで整合状態を示すこと
ができる。
【0068】フル受信機バッファ割り込みAL_INT
は、受信バッファ160が一杯である時にアプリケーシ
ョン層106に対して生成される。
【0069】整合を示すAL_RMMID信号によって
アプリケーション層インタフェース104が受信機11
4に応答した後、受信機114はアプリケーション層イ
ンタフェース104に対してRM_BYTCNT信号を
供給してメッセージのバイト数を通知し、さらにメッセ
ージ自体であるRM_ALDAT信号を供給する。
【0070】データ信号RM_ALDATの制御バイト
の値によって、パケット内に存在するプロトコルバイト
の種類や、ノードにおいて受信されるパケットについて
どのような条件を満たす必要があるかを受信機114に
知らせる。受信条件はシステム内でのノードの位置や機
能によってノード毎に異なる。これらの条件を図18に
まとめておく。図17はメッセージ状態バイトを示す。
【0071】図18は、受信機114によるパケットの
受信条件をリストアップしたテーブルである。条件が満
たされると、受信機114はアプリケーション層106
に有効メッセージ信号RM_VALDMSGを供給す
る。条件が満たされなければ、メッセージは放棄され
る。図9はバス制御装置のノードについてのノードタイ
プを示す。バス制御装置(図示せず)におけるノード
は、(a)かご用バスから群用バスにメッセージを送信
(b)群用バスからかご用バスにメッセージを送信
(c)群用バスから建物用バスにメッセージを送信
(d)建物用バスから群用バスにメッセージを送信する
という4種類のうちのいずれかである。受信機114に
送られた各メッセージは第2列目に示す制御バイトを有
する。
【0072】ノードの種類と制御バイト内での特定のビ
ットの存在に応じ、そのノードで受信するメッセージに
ついての受信条件を満たさなければならない。
【0073】例Aにおいて、バスアドレスおよびローカ
ルアドレスのどちらも存在しない場合、パケットのMI
Dバイトは通信コプロセッサ102に格納されているM
IDバイトと整合しなければならない。例Bにおいて、
ローカルアドレスビットは制御バイト内にあるが、バス
アドレスビットはない場合には、ローカルアドレスビッ
トの値およびMIDバイトはそれぞれ通信コプロセッサ
102に格納されているローカルアドレスビットの値お
よびMIDバイトと整合しなければならない。例Cにお
いて、ローカルアドレスビットではなくバスアドレスビ
ットが通信コプロセッサ102内にある場合には、群用
バスアドレス(GBA)およびかご用バスアドレス(C
BA)はそれぞれ受信側通信コプロセッサ102に格納
されているGBAおよびCBAと整合しなければならな
い。例Dにおいて、バスアドレスとローカルアドレスの
両方が制御バイト内にある場合には、GBA、CBA、
ローカルアドレス、MIDの値が受信側通信コプロセッ
サ102内の対応する値と整合しなければならない。例
A乃至Dは、ブリッジ(図示せず)にあるノードではな
くジェネリックノードにおけるメッセージの受信に必要
な条件を示す。
【0074】従って、例Eにおいて、あるノードがかご
から群ノードに上方向にメッセージを送るためのノード
であり、バスアドレスビットは制御バイト内に存在する
がメッセージのGBAニブルは通信コプロセッサ102
内のGBAニブルと一致しない場合には、このメッセー
ジは受信される。例Fにおいて、制御バイトにかごから
群へのコピービットが存在する場合、メッセージをかご
用バスから群用バスに送るためのノードではメッセージ
は受け取られない。例Gにおいて、制御バイトのバスア
ドレスビットがセットされ、かつGBAとCBAが通信
コプロセッサ102内の対応の値と整合している場合に
は、メッセージは群用バスからかご用バスにメッセージ
を送るためのブリッジ(図示せず)において受け取られ
る。メッセージを必要としているかご用バスでメッセー
ジを得るために、GBAはどの群用バスとどのかご用バ
スとが整合値を有するかを示すために通信コプロセッサ
内に格納された値と整合しなければならない。例Hにお
いて、バスアドレスビットは制御バイトに存在するがG
BAは通信コプロセッサ102に格納されている値と整
合しない場合には、メッセージは群用バスから建物用バ
スにメッセージを送るためのブリッジにおいて受け取ら
れる。バスアドレスはセットされているが受信側の通信
コプロセッサ102に格納されている値とは整合しない
ので、メッセージは群用バス(図示せず)から建物用バ
ス(図示せず)に送られる。例Iにおいて、群から建物
へのコピービットがセットされている場合には、メッセ
ージは群用バスから建物用バス(図示せず)にメッセー
ジを送るためのブリッジにおいて受け取られる。例Jに
おいて、制御バイトにおいてバスアドレスビットがセッ
トされ、GBAも通信コプロセッサ102に格納された
値と整合する場合には、メッセージは建物用バス(図示
せず)から群用バス(図示せず)にメッセージを送るた
めのブリッジ(図示せず)において受け取られる。
【0075】メッセージに全くエラーがない場合には、
受信機114はアプリケーション層インタフェース10
4にRM_VALMSG信号を供給し、有効メッセージ
を送信したことを通知する。パケット処理中に何らかの
位相誤差すなわちポストアンブルを受信した場合には、
有効メッセージ信号RN_VALMSGはセットされ
ず、アプリケーション層106はそのメッセージを放棄
する。
【0076】図10において、受信機114は、RM_
RXCLK、RM_POSTAM、RM_PHERR、
RM_EDGE、RM_JAMおよびRM_TXCLK
をエラー制御装置112に供給する。
【0077】スロットタイマ110は、RM_RXCL
K、RM_POSTAM、RM_PHERR、RM_E
DGE、RM_JAMおよびRM_TXCLKを受信し
てバスは起動されているか休止中であるかを判断し、経
過したスロット数を計数する。スロットタイマ110は
送信機108にST_TMGOを供給し、送信機108
はST_IDLE信号を送信可能であるということや、
バスは休止中であり送信機108はメッセージを送信す
る前にバスをジャムしなければならないなどの情報を送
信機108に通知する。スロットタイマ110は、送信
機のスロットが利用できるようになるまでスロット計数
できるようにTM_CPTを受信する。スロットタイマ
110は、ST_TMGOによって(回転スロットに対
して)優先スロット内でアプリケーション層106から
の優先レベル信号を送信するよう送信機108に通知で
きるよう優先信号AL_TMPVALを受信する。メッ
セージが送られる回転スロットはノードSENDER_
IDによって決定される。しかしながら、AL_TMP
VALがセットされている場合には、SENDER_I
Dを無視し、AL_TMPVALの優先値を使用してど
の優先スロットでメッセージを送信するかを判断する。
【0078】スロットタイマ110の機能は図19の有
限状態機械において示されている。スロットタイマ11
0がリセット信号(RST)またはパワーアップ信号ま
たはフェーズアウトPMPHERR(マンチェスター符
号化受信信号に同一優先度の2つの隣接する1/2ビッ
トが含まれる場合に受信機114から供給される)を受
信すると、スロットタイマ110はSTART状態にな
る。START状態において、第1のフレームギャップ
タイマの計数を開始する。受信機114からのジャム信
号RM_JAMおよびポストアンブル信号RM_POS
TAMをスロットタイマ110において受信した場合に
は、スロットタイマ110は「第1フレームギャップ待
ち状態」に入る。第1フレームギャップ時間が経過し、
送信機108にゼロではない優先信号ALTMPVAL
によって示されるように送信対象となる優先メッセージ
がある場合には、スロットタイマ110は「優先スロッ
ト計数状態」に入る。この優先スロット計数状態では、
スロットタイマ110は優先信号ALTMPVALの値
に等しい優先タイムスロット数まで計数を続ける。スロ
ットタイマ110の計数値がこの値に達したら、スロッ
トタイマ110は送信機108に信号ST_TMGOを
供給し、バス上の送信機108のスロットは現在利用で
きることを送信機108に通知する。第1のフレームギ
ャップは経過したがゼロ値ALTMPVALで示される
ように送信機108には送信すべき優先メッセージがな
い場合には、全優先スロットが経過してスロットタイマ
110が受信機114からの送信側ID信号およびRM
_SIDを受信したのであればスロットタイマ110は
「回転スロット計数状態」に入る。回転スロット計数状
態において、スロットタイマ110は経過した回転スロ
ット数とスロットタイマに格納されている回転スロット
値とが等しくなるまでRXCLKによってバス上の回転
スロットを計数する。両者が等しくなった時点で、スロ
ットタイマ110は送信機108に信号ST_TMGO
を供給し、送信機108にそのスロットが利用できるこ
とを通知する。スロットタイマ110は計数したスロッ
トが格納されている回転スロット値に達するまで計数を
続けることもあるため、このスロットタイマ110は最
も頻繁に送信される通信コプロセッサ102の送信側I
Dを必要とする。したがって、送信側IDが7である送
信機108に対して3という送信側IDを有する送信機
108が送信されたことが分かると、送信機108は回
転スロットを3つ計数する。優先メッセージは回転スロ
ットではなく固定スロットに割り当てられるため、スロ
ットタイマ110はバスに優先メッセージを供給してい
る最後のトランシーバーの送信側IDを知る必要はな
い。全回転スロットの経過後、スロットタイマ110は
第2のフレームギャップ状態に入り、フレームギャップ
が経過するのを待つ。第2のフレームギャップ経過後、
スロットタイマは休止(アイドル)状態になる。スロッ
トタイマ110でTM_BUSY信号を受信すると、こ
のスロットタイマ110は送信機108にST_TMJ
AM信号を供給する。スロットタイマ110でRM_J
AM信号を受信した場合には、スロットタイマ110は
第1フレームギャップ待ち状態に戻る。
【0079】START状態においてスロットタイマ1
10でエッジ信号RM_EDGEを受信した場合には、
スロットタイマ110は「エッジ」状態に入り、スロッ
トタイマ110でRM_JAM信号およびRM_POS
TAM信号を受信するまで待つ。この2つの信号を受信
した時点で、スロットタイマ110は第1フレーム待ち
状態に入る。一方、スロットタイマ110においてRM
_JAM信号およびRM_POSTAM信号がいずれも
非動作状態にあることを検出すると、その時点でスロッ
トタイマ110はSTART状態に入る。
【0080】アイドル状態以外の何れかの状態にあると
きにスロットタイマ110でエッジ信号を受信すると、
スロットタイマ110はエッジ状態に入る。アイドル状
態の間にスロットタイマ110で2つ以上のエッジ信号
を受信した場合には、スロットタイマ110はエッジ状
態に入る。
【0081】エラー制御装置112は送信時および受信
時における様々なエラーを検出する。
【0082】エラー制御装置112は、短時間のあいだ
にTM_BUSY信号とRM_EDGE信号とに応答し
てロストキャリアセンスエラー(Lost Carri
erSense error)を検出する。エラー制御
装置112は、TM_BUSY信号、RM_CRC信
号、RM_POSTAM信号に応答し、CRCエラー追
従送信(CRC Error Following T
ransmission)を検出する。エラー制御装置
112は、TM_BUSY信号、RM_CRC信号、R
M_POSTAM信号に応答し、CRCエラーを起こさ
ずに送信が完了したことを検出する。エラー制御装置1
12は、ジャムノードにおいてジャムが検出されなかっ
たことを検出し、ST_TMJAMおよびRM_JAM
に応答する。受信機114はメッセージの受信中にCR
Cエラーを検出し、RM_CRC信号とRM_POST
AM信号とに応答する。エラー制御装置112は、受信
中にCRCエラーのある位相誤差を検出し、RM_PH
ERR信号とRM_CRC信号とRM_POSTAM信
号とに応答する。エラー制御装置112は、RM_PH
ERR位相誤差信号に応答して部分メッセージ受信を検
出する。エラー制御装置112は、有効メッセージが受
信されたことを検出し、RM_CRC信号とRM_PO
STAM信号とに応答する。
【0083】図20は、ER_TMABORT、ER_
TMGOOD、ER_TMERRを生成するための状態
図である。エラー制御装置112を起動してTM_BU
SYを受信した後、エラー制御装置112は「送信機起
動状態」に入る。受信機114が短時間のうちにいくつ
かのRM_EDGE信号を受信したことを示すRM_C
ARRIER信号をエラー制御装置112で受信した場
合には、エラー制御装置112は「受信キャリア」状態
に入る。エラー制御装置112でRM_POSTAM信
号とRM_CRC信号とを受信した場合には送信は良好
であるとされ、エラー制御装置112は送信機108に
ER_TMGOOD信号を供給する。エラー制御装置1
12でRM_POSTAMとRM_CRCとを受信し、
再送信カウンタ(メッセージを再送信する回数を計数す
るためのカウンタ)の計数値が限界値を越えている場合
には、エラー制御装置112はアボート信号ER_TM
ABORTを使用して送信をアボートするよう送信機1
08に通知する。エラー制御装置112が受信キャリア
状態にある時にエラー制御装置112でRM_POST
AMおよびRM_CRCを受信し、かつ再送信カウンタ
の計数値は限界値未満であるような場合には、エラー制
御装置112はER_TMERRを使用して送信機10
8にエラーが発生したことを通知する。エラー制御装置
112が送信機起動状態にあり、TM_BUSY信号が
オフになったことをこのエラー制御装置112が検知す
ると、受信機114はどのバスからもキャリア信号(様
々なRM_EDGE)を得ることはできず、送信はアボ
ートされる。エラー制御装置112がある期間RM_C
ARRIERを受信し、その期間TM_BUSYはオフ
であった場合には、エラー制御装置112は受信機11
4にER_RXENBを供給して受信機114にメッセ
ージが第1および第2のバスにおいて受信されたことを
通知する。
【0084】本発明の範囲および趣旨を逸脱することな
く様々な形での変更、削除および追加が可能であること
は当業者によって容易に理解できよう。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、(a)通信システムに
おいて送信される際にメッセージの通るノード数が減る
ためメッセージ通信時間を短縮できる(b)昇降機制御
要素内のホストプロセッサは通信プロセッサとしての機
能を果たす必要がなくなるため、ホストとしての機能に
おいてより一層計算動作を行いやすくなる(c)単にノ
ードとバスとを接続するだけでノードを追加することが
できるため、中間ノードを構築しなおさなくても全ノー
ドで共通のバスを使用することができる(d)通信シス
テムのどのノードでも二地点間通信能を達成できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】昇降機システム用の環状ネットワークの従来例
を示す図である。
【図2】本発明によるローカルエリアネットワーク昇降
機システムのブロック図である。
【図3】バスブリッジのブロック図である。
【図4】メッセージプロトコルのタイミング図である。
【図5】制御バイトのタイミング図である。
【図6】本発明による通信モードのテーブルを示す図で
ある。
【図7】メッセージ送信識別子テーブルの一部を示す図
である。
【図8】ローカルアドレスフィールド用のアドレス割り
当てに関するテーブルを示す図である。
【図9】バスアドレスフィールド用のアドレス割り当て
に関するテーブルを示す図である。
【図10】図4に示すプロトコルを送受信するための通
信コプロセッサ(CC)のブロック図である。
【図11】バス上にジャム信号がある場合のRS485
ドライバおよび受信機のブロック図である。
【図12】図2に示すRS485ドライバおよび受信機
によって送受信される信号のタイミング図である。
【図13】通信小プロセッサに対する接続用にRS48
5ドライバおよびRS485受信機を含むトランシーバ
ーの回路図である。
【図14】マルチプレクサのブロック図である。
【図15】図14のマルチプレクサにおけるバス切り換
え動作のタイミングを示す図である。
【図16】図14のマルチプレクサの状態図に代わるマ
ルチプレクサの状態図を示す図である。
【図17】メッセージ状態バイトのビットマップを示す
図である。
【図18】受信機によるパケットの受信状態をリストア
ップしたテーブルである。
【図19】スロットタイマの動作についての状態図であ
る。
【図20】エラー制御装置の動作を示す状態図である。
【符号の説明】
2…建物内制御装置 3…駆動/制動サブシステム(DBSS) 4、9…ブリッジ 5…運動制御サブシステム(MCSS) 7…作動制御サブシステム(OCSS) 12…高性能かご送りサブシステム(ADSS) 31…機械 32…速度トランジューサ 33…位置トランジューサ 34…巻上げロープ 35…ローラーガイド 36…扉制御サブシステム 37…かご 38…かごの戸 39…かご動作板 40…かご戸安全装置 41…テールコード 42…釣り合い重り 43…ガイドレール 44…補強ロープ 45…かごバッファ 46…釣り合い重りバッファ 48…かご呼びボタン 49…ホールフィクスチャー 50…スイッチオーバーモジュール(SOM) 61、62…建物用バス 63、64…群用バス 65、66…かご用バス 102…通信コプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ ピー.トウェイ アメリカ合衆国,コネチカット,ブリスト ル,ニュー ストリート 102

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物用バス、群用バス、かご用バスに分
    散された複数の昇降機通信ユニットを含む昇降機通信シ
    ステムで使用される前記昇降機通信ユニットにおいて、 アプリケーション層から供給されるパラレル形式のデー
    タ信号に応答して前記データ信号をパラレル形式からシ
    リアル形式に変換し、シリアルデータ信号を前記昇降機
    通信システムのデュアルバス上に供給するトランシーバ
    ーを備え、前記デュアルバス上の前記データ信号の前に
    は、そのデータの通信先はデュアルバスであるか遠隔バ
    ス(群または建物)までなのかを識別するための制御バ
    イト信号と、メッセージ識別子信号と、プリアンブル信
    号とがあり、休止中のデュアルバス上に前記データ信号
    を供給する場合には前記デュアルバス上の前記データ信
    号の前にはさらにバスジャム信号もあり、 前記昇降機通信ユニットはさらに、 前記デュアルバス上の前記シリアルデータ信号に応答し
    て前記データ信号をシリアル形式からパラレル形式に変
    換し、前記プリアンブルに基づいて1つのバスから1つ
    だけデータを選択し、前記制御バイトによって受信機の
    バスに関連した前記データ信号を識別し、受信したデー
    タ信号のメッセージ識別子信号と前記アプリケーション
    層に関連したメッセージ識別信号とが整合する場合に前
    記データ信号を前記アプリケーション層に供給する受信
    機と、 前記通信ユニットによって前記データ信号の送信時間お
    よび受信時間を計数するスロットタイマーと、を備える
    昇降機通信ユニット。
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