JP2010532604A - 確定的通信システム - Google Patents

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Abstract

本発明は、複数の端末ユニット(T1〜T3)のそれぞれの間でオーディオ・データを通信する通信システムおよび通信システムを制御する方法に関する。最低限可能なオーバヘッドを伴う確定的通信プロトコルと、それを実行するシステムを提供するために、前記方法は、初期化フェーズ中に前記中央ユニット(10)によって前記端末ユニット(T1〜T3)の識別情報を検査するステップと、構成フェーズ中に、第1同期信号、それぞれの端末ユニットの端末ユニット・アドレス、ペイロード・フィールド、および第2同期信号を含む所定のデータ・フレームを、前記中央ユニット(10)によって前記マスタ・バス(14)を通じて送信するステップと、前記第1同期信号と前記第2同期信号の間の間隔に対応するオーディオ・サンプル時間間隔内で、前記複数の端末ユニット(T1〜T3)のうちの1つにより、前記データ・バス(12)を通じてオーディオ・データを送信するステップとを特徴とする。

Description

本発明は、確定的(deterministic)通信システムに関し、詳細には、それだけには限らないがアビオニクス用途に関する。
本発明によるシステムは、すべての種類の航空機、具体的には飛行機に適用することができる。一般には、本発明をリアル・タイム用途、すなわちタイム・クリティカルな通信用のシステムに適用することができ、本発明は、性能がタイムリー・データ交換に依存するシステム機能を特徴とすることができる。
従来技術のイーサネット(登録商標)ベースのポイント・ツー・ポイント接続では、集中型ではない、分散型バス・アクセス・モジュールが物理層を提供する。バス・アクセスは、例えば周知のCSMA/CD手順(Carrier Sense multiple Access with Collision Detect)によって指示される。しかし、そのようなシステムは、自己ブロッキングである可能性があり、時間の点で確定的ではないので、リアル・タイム用途では失敗する。
DE3424866C2およびDE3426893A1より、接続されたステーションまたは端末ユニットに関する構成可能な順序およびいくつかの時間スロットを伴う、すべての参加者のための単一の共通バスを備えるシステムが知られている。こうしたシステムでは、最初の初期化および要求フェーズが提供され、そのなかでステーションの必要な構成が決定される。このようにして、データ通信のための時間ウィンドウを動的に割り振ることができる。
Hammond,Joseph L.,O’Reilly、Peter,”Performance Analysis of Local Computer Networks;Reading,Massachusetts,USA,Addison−Wesley Publishing Company, Inc.,1986、pages193〜196、ISBN 0−201−11530−1では、チャネルへのアクセスを提供するために、ネットワーク上の各位置およびステーションの所定の順序でのポーリングがそれを介して実施される中央コンピュータを備えるポーリング・ネットワークが説明されている。ポーリング・ネットワークは、ロール・コール・ポーリングまたはハブ・ポーリングで動作する。ロール・コール・ポーリングでは、中央コンピュータが、選ばれたステーションにポーリング・メッセージを送信することによってポーリング・シーケンスを開始する。その最初に選ばれたステーションによる通信の完了時に、中央コンピュータは次に選ばれたステーションに進み、以下同様である。ハブ・ポーリングでは、中央コンピュータが、初期ステーションにポーリング・メッセージを送出し、初期ステーションによる通信の完了時に、中央コンピュータが能動的に関与することなく、ポーリングが自動的に次のステーションに切り替わる。
DE3424866C2 DE3426893A1
Hammond,Joseph L.,O’Reilly、Peter,"Performance Analysis of Local Computer Networks;Reading,Massachusetts,USA,Addison−Wesley Publishing Company, Inc.,1986、pages193〜196、ISBN 0−201−11530−1
しかし、従来技術の欠点は、システム内のデータ伝送のために待機時間枠が不可避であることである。その後でデータ伝送を促すために、各端末ユニットを個々にアドレス指定しなければならないからである。合計待ち時間は、端末ユニットの反応時間、端末アドレス伝送の確認、および線の物理的長さに依存するバス自体の遅延時間を含む。
本発明の目的は、最低限可能なオーバヘッドを伴う確定的通信プロトコルと、それを実行するシステムを提供することである。
この目的は、それぞれ請求項1および9による、複数の端末ユニットのそれぞれの間でオーディオ・データを通信する通信システムと、通信システムを制御する方法とによって達成される。従属請求項は、本発明の好ましい実施形態を対象とする。
本発明によれば、複数の端末ユニットおよび中央ユニットを備えるデジタル通信システムが提供される。前記端末ユニットは、データ交換のためにバスに結合される。端末ユニット間のバス上の通信プロセスが、前記中央ユニットによって制御される。上記の通信システムが、追加のバスを設けることによって改善される。したがって、端末ユニットが、マスタ・バスとデータ・バスの両方を通じて中央ユニットに接続される。マスタ・バス上では、中央ユニットが、端末ユニットに命令を排他的に送信する。したがって、中央ユニットは、マスタ・バス上の唯一の送信機である。しかし、マスタ・バス上で中央ユニットから端末ユニットにデータを送信することもできる。データ・バス上では、各端末ユニットが、中央ユニットにデータを送信することができる。したがって、中央ユニットは、データ・バス上の唯一の受信機である。端末ユニットによるデータ・バスへのアクセスが、中央ユニットによってマスタ・バスを介して制御される。データをある端末ユニットから別の受信側端末ユニットに送信すべきである場合、中央ユニットを介してこのことを実施しなければならない。その要求に応じて、受信したデータをミラーリングおよび中継する交換バッファが中央ユニット内に設けられる。
要約すると、中央ユニットが、各システム・モジュールによるデータ・バス・アクセスを制御するマスタまたはコントローラまたは制御ユニットとして働いている。データ・バス上では、時分割多重化システムがデュアル・ループ通信と共に使用される。好ましくは、この時分割多重化システムは、2つの別々のバスに対する標準イーサネット(登録商標)物理層に基づく。システムは、アビオニクス用途、すなわち航空機用途で使用される専用のものである。
本発明の一態様によれば、複数の端末ユニットのそれぞれの間でオーディオ・データを通信する通信システムを制御する方法が提供される。前記通信システムは、
オーディオ・データをバッファリングする複数の端末ユニットと、
前記端末ユニットに制御信号を送信するマスタ・バスと、
前記端末ユニットからオーディオ・データを送信するデータ・バスと、
前記マスタ・バスを介して前記複数の端末ユニットにオーディオ・データを要求し、前記データ・バスを通じてオーディオ・データを受信する中央ユニットと
を備える。
前記方法は、
初期化フェーズ中に前記中央ユニットによって前記端末ユニットの識別情報を検査するステップと、
構成(configuration)フェーズ中に、第1同期信号、それぞれの端末ユニットの端末ユニット・アドレス、ペイロード・フィールド、および第2同期信号を含む所定のデータ・フレームを、前記中央ユニットによって前記マスタ・バスを通じて送信するステップと、
前記第1同期信号と前記第2同期信号の間の間隔に対応するオーディオ・サンプル時間間隔内で、前記複数の端末ユニットのうちの1つにより、前記データ・バスを通じてオーディオ・データを送信するステップと
によって特徴付けられる。
本発明による方法の好ましい実施形態では、前記端末ユニットが、前記構成フェーズ中に、前記端末ユニット自体のアドレスを認識したときに、前記データ・バスを通じてデータ・フレームを送信する。このようにして、中央ユニットによって個々の端末ユニットにデータを要求する手順が統一され、中央ユニットによる初期要求と、データ配信を求める後続の要求のうちのいずれかとの間に違いが生じないはずである。
本発明による方法の好ましい代替実施形態では、前記複数の端末ユニットのそれぞれが、前記データ・バスを通じて、前記中央ユニットによって決定される所定の時間にデータ・フレームを送信する。これにより、端末ユニットが、中央ユニットによって発行されるデータおよび配信を求めるどんな要求とも無関係となり、その結果、スタンド・アロン・サブシステムが得られる。
好ましくは、前記ペイロード・フェーズ中の前記複数の端末ユニットによる送信の順序が、前記中央ユニットによってあらかじめ決定される。例えば、端末ユニットがデータを配信する順序をルックアップ・テーブル内に格納することができ、したがって、ルックアップ・テーブルを監視することができ、さらにはオフラインのユーザ、すなわち実際の動作環境から離れたユーザがあらかじめ編集することができる。
一般には、前記同期信号を別々のマスタ・クロック・ジェネレータで生成することができる。マスタ・クロック・ジェネレータは、システムに一体化されることがあり、または一体化されないことがあり、安定性要件のために、マスタ・クロック・ジェネレータは特別な環境内に配置されることがある。
好ましくは、前記同期信号は標準信号であり、具体的には、IEEE802.3規格に準拠する信号である。
より好ましくは、前記端末ユニットは、前記同期信号からそれぞれのクロック信号を再生する。クロック再生は、位相ロック・ループを使用することによって達成される。
具体的には、端末ユニット間の前記データ交換は、前記データを中央ユニット内の交換バッファ内にミラーリングすることによって実施される。これにより、旧式の制御ユニットまたは別の端末ユニットにデータを送信することに対する通信プロトコルの複雑な適合が行われる。
本発明の別の態様によれば、複数の端末ユニットのそれぞれの間でオーディオ・データを通信する通信システムが提供される。前記通信システムは、
オーディオ・データをバッファリングする複数の端末ユニットと、
前記端末ユニットに制御信号を送信するマスタ・バスと、
前記端末ユニットからオーディオ・データを送信するデータ・バスと、
前記マスタ・バスを介して前記複数の端末ユニットにオーディオ・データを要求し、前記データ・バスを通じてオーディオ・データを受信する中央ユニットと
を備える。
その通信システムは、
初期化フェーズ中に、前記中央ユニットが前記端末ユニットの識別情報を検査すること、
構成フェーズ中に、前記中央ユニットが、第1同期信号、それぞれの端末ユニットの端末ユニット・アドレス、ペイロード・フィールド、および第2同期信号を含む所定のデータ・フレームを、前記マスタ・バスを介して送信すること、ならびに
前記第1同期信号と前記第2同期信号の間の間隔に対応するオーディオ・サンプル時間間隔内で、オーディオ・データが、前記複数の端末ユニットのうちの1つにより、前記データ・バスを通じて送信されること
によって特徴付けられる。
本発明による通信システムの好ましい実施形態では、前記中央ユニットが、前記複数の端末ユニットのリストを含む端末構成ユニットを備える。言い換えれば、端末ユニットのすべての識別情報が、システム内にリストされ、システム内の新しいあらゆる端末ユニットのアクセス権限を得るように、システム内の新しいあらゆる端末ユニットを、端末構成ユニットによって登録しなければならない。ここでは、「識別情報」という用語は、恐らくは他の項目の中でもとりわけ、それぞれの端末ユニットの特定の番号(アドレス)、ならびに共通バス(複数可)にアクセスするそれぞれの端末ユニットの権限を含むものと解釈されるべきである。
具体的には、好ましくは、前記端末構成ユニットは、前記データ・フレームを生成する転送ユニットに接続される。端末構成ユニットによって実施される識別情報チェックなどの監視作業からデータ・フレーム生成を分離することにより、システムがより柔軟なものとなり、そのモジュラ設計により、故障をより容易に識別することができ、システム信頼性が向上する。
具体的には、通信システムの前記複数の端末ユニットのそれぞれは、前記同期信号からのクロック再生のための位相ロック・ループを備える。したがって、各端末ユニットは、共通同期パルスが中央ユニットによって発行される場合に普通なら誘発されることのあるどんな遅延も伴わずに、必要なときにはいつでもそのクロックを同期することができる。
さらに、前記中央ユニットの一部として、好ましくは、受信されたデータのミラーリングと、受信されたデータを前記中央ユニットのトランシーバ・ユニットに転送することを可能にする端末ユニット間のデータ交換のために交換バッファが設けられる。
本発明はとりわけ、従来技術に勝る以下の利点を特徴とする。本発明による通信システムは、中央制御ユニットによって制御される確定的バス・アクセスを可能にするので、通信の高い信頼性が達成される。システム信頼性をさらに改善するために、好ましくは、システムは冗長構成で設計される。この場合、2つの中央ユニットのうちの第1中央ユニットが活動状態であり、他方は「ホット・スタンバイ(stand−by)」ステータスにある。現在活動状態のユニットが故障した場合、他方のユニットが引き継ぐ。したがって、システムは、高速制御(スイッチング)データおよびデジタル化アナログ信号を伴うアビオニクス用途、すなわち航空機用途に対して、具体的にはオーディオ信号の高速伝送に対して特に有用である。さらに、本発明によるシステムは、複数の端末ユニットに接続される2つの別々のバス線が使用されるので、データ・バスのより効率的な編成を可能にする。中央ユニットは、マスタ・バスを、中央ユニットから端末ユニットへのデータの伝送のための制御バスのみとして使用する。接続される端末ユニットは、そのデータを共有バス、すなわちデータ・バス上で送信することができる。さらに、本発明は、通信システムの単純なモジュラ構造を提供し、個々の端末ユニットの故障の場合に、全体のデータ転送はもはや危険にさらされない。
以下では、単なる例示として、添付の図面に示される実施形態を参照しながら、本発明をより詳細に説明する。
本発明による通信システムの第1実施形態の概略図である。 図1の通信システム内の、本発明による端末ユニットの一実施形態の機能図である。 図1の通信システム内の、本発明による中央ユニットの一実施形態の機能図である。 本発明による構成フェーズでの中央ユニットから端末ユニットへのデータの伝送のためのデータ・フレームの一実施形態を示す図である。 本発明による構成フェーズでの端末ユニットから中央ユニットへのデータの伝送のためのデータ・フレームの一実施形態を示す図である。 本発明によるペイロード・フェーズでの中央ユニットから端末ユニットへのデータの伝送のためのデータ・フレームの一実施形態を示す図である。 本発明によるペイロード・フェーズでの端末ユニットから中央ユニットへのデータの伝送のためのデータ・フレームの一実施形態を示す図である。 端末ユニット間のデータ交換に関する本発明の一実施形態を示す図である。
図1は、本発明による通信システムの一実施形態のブロック図を示す。中央ユニット10が、一方では、データ・バス(共有バス)12を介して、それぞれT1、T2、およびT3と指定されるいくつかの端末ユニットTの送信機ユニットTXに接続される。他方では、中央ユニット10が、マスタ・バス14を介して、前記端末ユニットTの受信機ユニットRXに接続される。中央ユニット10は、マスタ・バス14上の唯一の送信機であり、すなわち端末ユニットTは、受動素子として中央ユニット10からデータを受信するだけである。データ・バス12は、端末ユニットT1、T2、T3から中央ユニット10への多重化データ伝送のために使用される。端末ユニットTがバス12にアクセスする順序が、中央ユニット10によって制御される。
図2は、図1の端末ユニットTのブロック図を示す。各端末ユニットTは、受信機RXおよび送信機TXを備える。さらに、各端末ユニットTは、アドレス認識ユニット21、受信状態コントローラ22、マスタ・クロックを備えるフレームPLL23、ループ・カウンタ24、データ入力バッファ25、I/O装置インタフェース26、データ出力バッファ27、および送信コントローラ28を備える。
受信機RXは、データ信号、時間信号、およびアドレス信号を区別するように適合される。アドレス認識モジュール21では、アドレスがフィルタされ、それぞれの端末ユニットTの反応は、適切なアドレスの受信時にのみ促され、そうでない場合、受信されたデータは無視される。
受信された時間信号から、マスタ・クロックがフレームPLL23で再生され、マスタ・クロックは中央ユニット10から供給される。マスタ・クロック23からの時間信号が、端末ユニットTのすべての構成要素によって共有される。再生されたクロックがループ・カウンタ24内に供給され、ループ・カウンタ24は、それぞれの端末ユニットTの次のバス・アクセスに関する時間を決定する。バス・アクセスの詳細が、受信状態コントローラ22内に格納される。データ入力バッファ25も、ジェネレータ23からのマスタ・クロックおよびループ・カウンタ24からの分割クロック速度と共に供給される。
マスタ・バス14から端末ユニットTの受信機ユニットRXによって受信されるデータ・フレームが、データと共に搬送される内容に応じて処理される。受信機状態コントローラ22は、受信機RXを介して受信されているデータの流れを監視する。受信状態コントローラ22は、送信コントローラ28、入出力インタフェース26、およびループ・カウンタ24に接続される。受信機RXによって各データ・フレームで受信されるデータは、それが他のシステムおよびシステム・モジュールとの通信に関係がある場合、バス・フレームごとに入力データ・バッファ25内にバッファリングされる。データ入力バッファ25は、I/Oインタフェース26によって制御される。入出力インタフェース26は、DA変換器、スピーカ、および他の制御ユニットを備えることができる。
ある端末ユニットTから別のユニットTまたは中央ユニット10にデータを転送すべき場合、そのようなデータがデータ出力バッファ27内にバッファリングされ、次いで、データがデータ出力バッファ27から送信機手段TXにシフトされる。データは、データ・フレームで送信される順序で、バス・フレームごとに出力データ・バッファ27内にバッファリングされる。送信機TXへのそのようなデータの配信は、端末ユニットT自体の中の送信コントローラ28によって適切な処理ステップで処理される。
一般には、端末ユニットTは、特定の機能専用である。しかし、同等の機能を有する複数の端末ユニットTを使用することができる。
バス12、14がイーサネット(登録商標)接続である場合、規格IEEE802.3に従って受信機ユニットRXを設計することができる。
図3は、図1の中央ユニット10のブロック図を示す。中央ユニット10は、端末ユニット構成コントローラ31、送信機データ・メモリ32、送信機33、システム・クロック・ジェネレータ34、受信機35、受信機データ・メモリ36、交換バッファ37、データ・スイッチ制御マトリックス38、受信機データ構成モジュール39、およびメイン・バス・フェーズ・コントローラ40を備える。端末ユニット構成制御ブロック31は、中央ユニット10に接続される端末ユニットTのリストを含む。新しいデータを例えば接続されたホスト・コントローラから入力することにより、このリストを容易に適合させることができ、または修正後動作条件に準拠するように、このリストを適合させることができる。構成制御ブロック31は送信機データ・メモリ32に接続され、メモリ32は送信機ユニット33に接続される。さらに、構成制御ブロック31は、現在、送信機データ・メモリ32からのどのデータを送信機ユニット33にシフトすべきかを決定する。
送信機ユニット33は、すべての端末ユニットTに対して有効である同期信号を含む、マスタ・バス14上の完全なデータ・フレームを生成する。同期信号自体を制御することができ、または送信機ユニット33に接続されるシステム・クロック・ジェネレータ34によって同期信号を求めることができる。
受信機モジュール35は、端末ユニットTから受信されるデータを読み取り、監視する。データは、バッファ・メモリとして働く受信機データ・メモリ36に送信される。受信機構成ユニット39は、受信機データ・メモリ36に割り当てられる。いくつかの端末ユニットTの間の通信リンクが確立される場合、交換バッファ37を介してデータを送信機データ・メモリ32に直接的に転送することができる。交換バッファ37は、データ・スイッチ制御アレイ38によって制御および監視される。
バス12および14上の以下の3つの通信フェーズを区別することができる。
1.初期化フェーズ
2.構成フェーズ
3.ペイロード・データ・フェーズ
これらのフェーズは、マスタ・バス制御ユニット40によって制御される。
この構成により、バスにそれぞれ接続される端末ユニットTのデータ容量を適合させ、最適化することができる。初期化フェーズ中、中央ユニット10は、現在または所定の時間に端末ユニットTのうちのどれがバス12へのアクセス権を有するかを監視する。中央ユニット10はさらに、バス12に対してどのデータが要求されるかを監視する。具体的には、接続された端末ユニットTの複数の要求が同時にある場合、こうした要求を中央ユニット10で収集し、優先順位付けすることができる。
図4Aは、マスタ・バス14上での中央ユニット10から端末ユニットTへのデータの伝送のためのデータ・フレームを示すのに対して、図4Bは、構成フェーズでの、データ・バス12上での端末ユニットTから中央ユニット10へのデータの伝送のためのデータ・フレームを示す。以下の図では、期間の長さが2重の矢印で示される。
バス14上の各データ・フレーム50が、同期(Sync)信号51で開始される。好ましくは、この信号は、IEEE802.3規格に従うより高いレベルの同期に関するプロトコルから導出され、またはそのプロトコルに対応する。
Sync信号51および同期シーケンスは、それぞれ、7バイト長の「プリアンブル」および1バイト長の「スタート・フレーム・シーケンス」からなる。長い「スタート・フレーム・シーケンス」の後端ビット(IEEE802.3によれば「11」)は、正確な全体の同期のために使用される。図4Aを参照する以下の説明から明らかとなるように、これは、システムのユーザ・オーディオ・サンプル・レートのフレーム時間を決定する。単純な方式のオーディオ・データ伝送を達成するために、Sync信号間の距離がシステム・オーディオ・サンプル時間に対応する。このことは、例えば端末ユニットに接続されているA/D変換器またはD/A変換器のサンプル周波数が、システム全体に対して有効であることを意味する。言い換えれば、システム内のすべての端末ユニットTが、同じクロックによって指令される。
構成フェーズ中、中央ユニット10は、上述のSyncシーケンス51で始まる固定データ・フレームを送信する。このSync信号51は、システム全体に関するマスタ同期として使用される。余分なクロック線または類似の手段の助けなしに、オーディオ・サンプリング・プロセスを再同期し、すべての端末ユニットに対して正確なタイミング情報を提供するために、追加のPLLが使用される(対照的に、規格IEEE802.3は単一ビット・タイミングのみを提供することに留意されたい)。このようにして、Sync信号51を容易に変更することができ、すなわちシステム全体に関する周波数または時間フレームを、ジッタ的手法で動的に変更することができる。このようにして、完全なバス・システム1のEMI挙動が改善される。
sync信号51の後に、それぞれのフレームが意図される、その特定の端末ユニットTのアドレス52が続く。現実の物理端末ユニットTには割り当てられない特別なアドレスがシステム1で予約される。こうしたアドレス・ワードがブロードキャスト・アドレスとして使用され、後に続く構成(configuration)データ53が、システム1に接続されるすべての端末ユニットTの挙動を決定する。
このようにして、一定量のペイロード・データを例えばオーディオ・データとして予約することができ、次いでオーディオ・データが、中央ユニット10から端末ユニットTに多重チャネル・ブロードキャストとして連続的に送信される。所期のアドレスがシステム内に存在する個々の端末ユニットに属する場合、端末ユニットTの設定が構成データ53によって変更される。後に続くペイロード(payload)データ54は、例えばそれぞれのユニットについてのスイッチング・データを含むことができる。
各データ・フレーム50は、データ検証のためのチェック・シーケンス55で終了することになる。チェック・シーケンスは、例えば単純なCRCチェック・シーケンスでよい。次いで、Syncシーケンス51から再び開始することにより、記載のデータ・フレーム50が反復される。次いで、対応するオーディオ・サンプル時間が、Syncシーケンス51の一端から後続のSyncシーケンス51の端部までの距離によって求められる。本発明によるシステムは、異なる送信機Tから同一の物理線上にトラフィックがあるときに、放出プロセスのためのマスタ・バス14上の時間ギャップがないという利点を有する。フレーム50の全フレーム長を実際のシステム要件に適合させるように、フィールド55とフィールド51の間にギャップ56が設けられる。
オーディオ・サンプル時間が図4Aのフレームによって決定された後、図4Bを参照しながら、端末ユニットTのうちの1つから中央ユニット10へのデータ・フレームを以下で説明する。構成フェーズ中、端末ユニットTは、共有バス上で単一のデータ・フレーム60を送信することにより、端末ユニットT自体のアドレスの受信に反応する。この回答は、アドレス認識回路によってリリースされる。データ・フレーム60も、好ましくはIEEE802.3に従う、Syncシーケンス61から開始するが、Syncシーケンス61は、システム同期のためには使用されない。IEEE802.3規格による同期シーケンス61の構成は、標準イーサネット(登録商標)モジュールおよびトランシーバを使用できることから恩恵を受ける。Syncシーケンス61の後に、端末ユニットTからの識別子フィールド62が続く。識別子フィールド62は、端末ユニットTの個々のアドレスと、要求された量のペイロード・データとを含む。端末ユニット・データ・フレームのペイロード・データ・フィールド63の後には、データ検証のためのチェック・シーケンス64が続く。中央ユニット10から端末ユニットTへのフレーム50と同様に、端末ユニットTから中央ユニット10へのフレーム60は、第2同期フィールド61で終了し、必要ならば、同期フィールド61とチェック・シーケンス64との間にギャップ65を伴う。フレーム時間は実際のシステム構成に依存する。
端末ユニットTのうちの1つによる送信の終了時に、中央ユニット10は、同一または別の端末ユニットTをアドレス指定することができる。このプロセス間、後続のアドレスがそれぞれ中継され、認識されるまで、データ・バス上で通信は行われない。
構成フェーズ中、中央ユニット10は、端末ユニットTがアドレス指定される順序を決定する。この順序は、必ずしも連続的な順序ではない。したがって、各端末ユニットTは、端末ユニットTによって構成データ・フィールド53から取り出される個々のカウンタ値を格納しなければならない。
その後で、中央ユニット10は、所定の端末ユニット・アドレス(しかし、所定の端末ユニット・アドレスはもはやバスを介して送信されない)および特別な構成データ・フィールドでペイロード・データ・フェーズを開始することができる。このことは、次のSyncシーケンス時に、すべての端末ユニットTの内部ループ・カウンタ24が開始されることを意味する。各端末ユニットT内に格納される個々のカウンタ値のために、各ユニットTは、所定の時間に共有バス12上にそれ自体のデータ・フレームを送信することになる。バスへのアクセスの順序が、各端末ユニットT内に格納される様々なカウンタ値によって中央ユニット10で設定される。
上記の構成フェーズの後に、ペイロード・フェーズが続く。それぞれバス12および14上のペイロード・フェーズ・フレームは、もはやどんなアドレス・オーバヘッドでも変更されないという点で、構成フェーズでの対応するフレームとは異なる。バス12および14上のそれぞれのフレームが、図5Aおよび図5Bに示されている。図5Aの中央ユニット10から端末ユニットTのいずれかへのフレーム70は、syncシーケンスおよびペイロード・シーケンスのみを含む。フレーム70は、チェック・シーケンスおよびsyncビットによって終了し、必要ならば、間にギャップが置かれる。2つの連続するsyncビット・トレイン間の期間は、オーディオ・サンプル時間を決定する。したがって、図5Bの端末ユニットTから中央ユニット10へのデータ・フレーム80も、syncシーケンスおよびペイロード・シーケンスのみを含み、チェック・シーケンスおよびsyncビットで終了し、必要ならば、間にギャップが置かれる。2つの連続するsyncビット・トレイン間の期間は、システム構成に応じてフレーム時間を決定する。
したがって、構成フェーズおよびペイロード・フェーズでの構成が異なるために、データ・フレーム70、80は、マスタ・バス14および共有バス12上の、それぞれ対応するフレーム50および60とは異なる。バス・アクセスの順序が固定されると、中央ユニットからのSync信号のみが、共有バス上のバス・アクセスを決定する。このことは、データ・フレーム内にプロトコル・オーバヘッドがそれ以上存在せず、ほぼ完全なバス・アクセス時間がペイロード・データのために使用されることを意味する。
本発明の実現のために、IEEE802.3(物理層IEEE802.3)に従う構成要素を使用することができる。
セキュリティ関連の用途のために、ただ1つのマスタ・バス14の代わりに、複数のマスタ・バス14を設けることができる。
高速オーディオ・データ伝送のために、sync信号の後端ビットに同期されるオーディオPLLでマスタ・クロック再生を実現することができる。Sync信号のビット・タイミング情報を、IEEE802.3(物理層IEEE802.3)に従う統合標準PLLから導出することができる。
システム1に接続される端末ユニットT間のデータ交換を、データ量をスケーリングすることによって実施することができる。
確定的にトリガされるプロトコルに従って交換バッファ37内のそれぞれのデータをミラーリングすることにより、端末ユニットT間のデータ交換を容易に実施することができる。
要約すると、本発明による通信システム、すなわちアビオニクス・システムは、故障の場合にデータ転送が個々の端末ユニットによってもはやブロックされないモジュラ・アーキテクチャを有する。別々のバス構造により、単一バス・システムに対して必要となる自動コリジョン検出のない、10BASE−T:10Mb/s CSMA/CDローカル・エリア・ネットワークに関するIEEE802.3物理層仕様、IEEE802.3 Clause 14;100BASE−T:100Mb/s CSMA/CDローカル・エリア・ネットワークに関するIEEE802.3物理層仕様、IEEE802.3 Clause 22および28に従う標準イーサネット(登録商標)構成要素を物理層に対して使用することができる。
さらに、デュアルバス構造は、中央ユニットから個々の端末ユニットへの連続的データ・ブロードキャストを可能にし、同期通信システムに対して、オーディオ・データ伝送に対して容易に適合させることのできる単純な手段が提供される。
さらに、個々の端末ユニット間のデータ交換が可能である。このことを、多重化デュアル・ループ通信システムを示す図6を参照しながら以下で説明する。その中央構成要素は、スケーラブル交換バッファ37を入力側に備え、スケーラブル交換バッファ37を出力側に備える前述のデータ・スイッチ制御マトリックス38である。前記データ・スイッチ制御マトリックス38は、端末ユニットT間の直接的通信のために設けられる。データ帯域幅はスケーラブルであり、1対の端末ユニットTに割り当てられるデータ・フレームの数に依存する。利用可能なデータ・フレームの量は固定され、通信に参加すると想定されるすべての端末ユニットTの対に適用される。端末ユニットT間で交換されるペイロード・データの量が、中央ユニット10のホストCPU(図示せず)によって設定される。求められたバス・システムの更新レートにより、伝送速度が保証されるデータ・チャネルがオープンされる。次いで、端末ユニットでの実際の出力データが、図6で端末ユニット・インタフェース91として例示される、「CAN」、「RS485」、「RS232」などのより低い更新レートを有する他のデータ・リンクに供給される。好ましくは、データ・スイッチ制御マトリックス38は結線で接続(hardwired)されており、すなわちどんなソフトウェア・コンポーネントも含まない。したがって、高速なデータ転送が実現可能であり、固定フレーム構造を用いるデータ交換は、入力バッファおよび出力バッファを備えるデータ・スイッチ制御マトリックス38のフル・ハードウェア・ベースの設計を可能にする。2つの端末ユニットT間のデータの転送時間を、いくつかのフレームと同じ長さだけ持続するように短縮することができる。
任意選択で、端末ユニットTの既存のネットワークのアクセス・ポイントとして中央ユニット10を使用することが可能である。この場合、ARINC規格No.664とも呼ばれ、航空機ユニット間の通信のためのコンピュータ・ネットワークおよびプロトコルに関係するAFDX(Avionics Full Duplex Switched Ethernet(登録商標))などの航空機用途向けの特定のプロトコルで中央ユニット10のインタフェースを制御することができる。それは、追加の「サービス品質」(QoS)および確定的経路定義を伴うイーサネット(登録商標)に基づいている。このインタフェースが、図6では中央ユニット・インタフェース92として例示されている。
10 中央ユニット
12 データ・バス(共有バス)
14 マスタ・バス
21 アドレス認識モジュール
22 受信機状態制御ユニット
23 マスタ・クロック
24 ループ・カウンタ
25 データ入力バッファ
26 I/Oインタフェース
27 出力データ・バッファ
28 送信制御
31 端末ユニット構成制御ブロック
32 送信機データ・メモリ
33 送信機ユニット
34 システム・クロック・ジェネレータ
35 受信機モジュール
36 受信機データ・メモリ
37 交換バッファ
38 データ・スイッチ制御アレイ
39 受信機構成ユニット
40 マスタ・バス制御ユニット
50 構成フェーズのデータ・フレーム
51 同期(Sync)信号
52 アドレス
53 構成データ
54 ペイロード・データ
55 チェック・シーケンス
56 ギャップ
60 構成フェーズのデータ・フレーム
61 syncフィールド
62 識別子フィールド
63 ペイロード・データ・フィールド
64 チェック・シーケンス
65 ギャップ
70 ペイロード・フェーズのデータ・フレーム
80 ペイロード・フェーズのデータ・フレーム
91 端末ユニット・インタフェース
92 中央ユニット・インタフェース
RX 受信機ユニット
T、T1、T2、およびT3 端末ユニット

Claims (13)

  1. 複数の端末ユニットのそれぞれの間でオーディオ・データを通信する通信システム(1)を制御する方法において、前記通信システム(1)が、
    オーディオ・データをバッファリングする複数の端末ユニット(T;T1、T2、T3)と、
    前記端末ユニット(T;T1、T2、T3)に制御信号を送信するマスタ・バス(14)と、
    前記端末ユニット(T;T1、T2、T3)からオーディオ・データを送信するデータ・バス(12)と、
    前記マスタ・バス(14)を介して前記複数の端末ユニット(T;T1、T2、T3)にオーディオ・データを要求し、前記データ・バス(12)を通じてオーディオ・データを受信する中央ユニット(10)とを備える方法であって、
    初期化フェーズ中に、前記中央ユニット(10)によって前記端末ユニット(T;T1、T2、T3)の識別情報を検査するステップと、
    構成フェーズ中に、第1同期信号(51)、それぞれの端末ユニット(T;T1、T2、T3)の端末ユニット・アドレス(52)、ペイロード・フィールド(54)、および第2同期信号(51)を含む所定のデータ・フレームを、前記中央ユニット(10)によって前記マスタ・バス(14)を介して送信するステップと、
    前記第1同期信号と前記第2同期信号の間の間隔に対応するオーディオ・サンプル時間間隔内で、前記複数の端末ユニット(T;T1、T2、T3)のうちの1つにより、前記データ・バス(12)を通じてオーディオ・データを送信するステップと
    を特徴とする方法。
  2. 前記端末ユニット(T;T1、T2、T3)が、前記構成フェーズ中に、前記端末ユニット(T;T1、T2、T3)自体のアドレスを認識したときに、前記データ・バス(12)を通じてデータ・フレーム(60)を送信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の端末ユニット(T;T1、T2、T3)のそれぞれが、前記データ・バス(12)を通じて、前記中央ユニット(10)によって決定される所定の時間にデータ・フレームを送信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記ペイロード・フェーズ中の前記複数の端末ユニット(T;T1、T2、T3)による送信の順序が、前記中央ユニット(10)によってあらかじめ決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記同期信号(51)がマスタ・クロック・ジェネレータ(34)で生成されることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記同期信号(51)が標準IEEE802.3信号であることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記端末ユニット(T;T1、T2、T3)が、位相ロック・ループ(PLL)を使用して、前記同期信号(51)からのクロック再生を実施することを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  8. 端末ユニット(T;T1、T2、T3)間の前記データ交換が、前記データを中央ユニット(10)内の交換バッファ(37)内にミラーリングすることによって実施されることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  9. 複数の端末ユニットのそれぞれの間でオーディオ・データを通信する通信システム(1)において、
    オーディオ・データをバッファリングする複数の端末ユニット(T;T1、T2、T3)と、
    前記端末ユニット(T;T1、T2、T3)に制御信号を送信するマスタ・バス(14)と、
    前記端末ユニット(T;T1、T2、T3)からオーディオ・データを送信するデータ・バス(12)と、
    前記マスタ・バス(14)を介して前記複数の端末ユニット(T;T1、T2、T3)にオーディオ・データを要求し、前記データ・バス(12)を通じてオーディオ・データを受信する中央ユニット(10)とを備える通信システムであって、
    初期化フェーズ中に、前記中央ユニット(10)が前記端末ユニット(T;T1、T2、T3)の識別情報を検査すること、
    構成フェーズ中に、前記中央ユニット(10)が、第1同期信号(51)、それぞれの端末ユニット(T;T1、T2、T3)の端末ユニット・アドレス(52)、ペイロード・フィールド(54)、および第2同期信号(51)を含む所定のデータ・フレームを、前記マスタ・バス(14)を介して送信すること、ならびに
    前記第1同期信号と前記第2同期信号の間の間隔に対応するオーディオ・サンプル時間間隔内で、オーディオ・データが、前記複数の端末ユニット(T;T1、T2、T3)のうちの1つにより、前記データ・バス(12)を通じて送信されること
    を特徴とする通信システム(1)。
  10. 前記中央ユニット(10)が、前記複数の端末ユニット(T;T1、T2、T3)のリストを含む端末構成ユニット(31)を備えることを特徴とする請求項9に記載の通信システム。
  11. 前記端末構成ユニット(31)が、前記データ・フレームを生成する転送ユニット(33)に接続されることを特徴とする請求項10に記載の通信システム。
  12. 前記複数の端末ユニット(T;T1、T2、T3)のそれぞれが、前記同期信号(51)からのクロック再生のための位相ロック・ループを備えることを特徴とする請求項9ないし11のいずれかに記載の通信システム。
  13. 前記中央ユニット(10)内に、受信されたデータのミラーリングと、前記受信されたデータを前記中央ユニット(10)のトランシーバ・ユニットに転送することを可能にする端末ユニット間のデータ交換のために交換バッファ(37)が設けられることを特徴とする請求項9ないし11のいずれか一項に記載の通信システム。
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