JP3388822B2 - ローカル動作ネットワーク用バスシステム - Google Patents

ローカル動作ネットワーク用バスシステム

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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/03Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for
    • B60R16/0315Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for using multiplexing techniques

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央スターカプラへバ
スラインによってそれぞれ接続される多数の局を有し、
局から送り出されるメッセージが中央スターカプラを介
してローカル動作ネットワークの全局に伝送されるロー
カル動作ネットワーク用のバスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の応用に対するローカル動作ネッ
トワーク用のこのようなバスシステムは、ドイツ特許DE
-OS 35 06 118 号明細書に開示されている。ここで使用
される非同期バスアクセス方法は衝突検出(CSMA/
CD)を有する搬送波感知多重アクセスであり、2人以
上の加入者の間の競合はビットレベルの仲裁機構によっ
て解決される。
【0003】従来のバスシステムは、自動車の分野にお
いて増加した要求を満たすのに十分に柔軟ではない。自
動車の分野に対する最新のローカル動作ネットワークに
おいて、自動車の機能性を保証し、機能的グループを監
視および制御するために各自動車に蓄積する標準的なデ
ータは伝送される。顧客の要望を満たすため、全ての主
な自動車製造業者は多数の付属物を提供する。それ故、
標準的なデータに加えて、さらに多数のデータがこの付
加的な装置の操作中の付属物を制御する必要があるロー
カル動作ネットワークを通って伝送されなければならな
い。このような付属物を有する自動車を装備するとき、
異なる型においてこれらの付属物が異なる位置に取付け
られなければならないという問題が生じる。結果とし
て、これらの局と中央スターカプラの間の伝播遅延は自
動車の型によって変化する。自動車ローカル動作ネット
ワーク用の従来のバスシステムは、これらの異なる型式
に依存する伝播遅延が考慮されることを許容しない。そ
れ故、その使用分野は非常に限定されるので、広く適用
されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、単一の動作ネッ
トワークにおける異なる付属物の集積中、自動車におい
て典型的に生じる信号と付属装置(例えば、電子搭載オ
フィス)の信号の共同の伝送に関して、同期および非同
期データが数ボーから数メガボーに変化するデータ率で
共同して切換えられなければならないという問題が生じ
る。ネットワークにおいて同期を達成するため、伝播遅
延の差を補償する必要がある。
【0005】さらに、光ファイバローカル動作ネットワ
ークにおいて、伝送時間が使用されたガラスファイバの
自然のエージングの結果として変化するという問題が生
じる。従来のローカル動作ネットワーク用の従来のバス
システムは、そのどちらも考慮していない。この欠点を
避けるため、本発明はさらに広く適用されるような方法
で上記のローカル動作ネットワーク用のバスシステムを
改良することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、1つの局の
レームクロック発生器が定められたビット長のデータフ
レームのシーケンスによって決定されるフレームクロッ
クを送信し、前記フレームクロックが中央スターカプラ
に送られ、中央スターカプラにおいてフレームクロック
のデータフレームの時間シーケンスがローカル動作ネッ
トワークの局の信号処理を制御する基準フレームクロッ
クを決定し、送信局から中央スターカプラまでの遅延を
考慮して特定の局によって送信されるそれぞれのメッセ
ージが基準フレームクロックに関して定められた時点に
中央スターカプラに到着し、そこで前記メッセージが中
央スターカプラに存在するデータフレームに組み込まれ
るようにローカル動作ネットワークの各局が個々のフレ
ーム送信クロックを決定し、各局のメッセージを含んで
いるデータフレームが全局に送られることを特徴とす
る。
【0007】このように、本発明によれば、ローカル動
作ネットワークの個々の局は送信局から中央スターカプ
ラまでの伝播遅延を考慮することによって中央スターカ
プラまでのメッセージの伝送時間を決定する。この方法
は、特に有効な方法で送信局からのメッセージが複雑さ
を回避して容易にデータフレームに挿入される時点と同
時に正確に中央スターカプラに到着することを保証す
る。その他の利点は、送信局と中央スターカプラの間の
伝播遅延の決定が各局に関してそれぞれ行われるので、
送信路の任意の変化が動的に可能であることである。こ
の個々の動的な伝播遅延の補償は、本発明によるバスシ
ステムはローカル動作ネットワークにおける局の配置に
関連して柔軟性を有し、広く適用可能である利点を有す
る。個々のおよび動的な伝播遅延補償の別の利点は、伝
送リンクのエージング現象が容易に補償されることであ
る。
【0008】さらに利点は、個々の局のフレーム送信ク
ロックが「主局」として動作する局によって発生される
ことが好ましい中央基準フレームクロックに関連するこ
とである。本発明によるこの方法は、特に簡単な方法で
ローカル動作ネットワーク全体に対する基準クロックを
決定することを可能にする。
【0009】本発明のさらに有効な観点によれば、フレ
ームクロック発生器の機能はバスシステムの1つの局に
よって実行される。別の利点は、この「主局」に加えて
ローカル動作ネットワークの少なくとも1つの別の局が
フレームクロック発生器の機能を補足的に実行すること
ができるようにハードウェアが備えられることである。
このため、この補足的な「主局」は、バスシステムの付
勢から所定の時間間隔内に1次「主局」からフレームク
ロックを受信しない場合に、フレームクロック識別信号
を送信する。また、ローカル動作ネットワークの全局が
そのような1次「主局」の機能を実行できることは好ま
しい。本発明によるこの方法によって、システムの信頼
性は特に有効な方法で向上される。
【0010】伝播遅延を補償し、フレーム受信クロック
に関連するフレーム送信クロックを決定する本発明の別
の有効な観点によれば、各局は試験シーケンスを送り出
し、受信までに経過する時間を決定する。これは、伝播
遅延の特に簡単な決定を可能にし、それによってフレー
ム送信クロックは容易に決定される。
【0011】本発明のさらに有効な観点によれば、デー
タフレームは、同期サービスを伝送する同期フレームモ
ジュールおよび非同期サービスを伝送する非同期フレー
ムモジュールを含む。このハイブリッドデータフレーム
構造は特定の有効な方法でバスシステムの単一フレーム
内に同期および非同期作用を伝送することを可能にし、
それによってバスシステムの適用の広い範囲はさらに広
げられる。
【0012】本発明のさらに有効な観点によれば、ロー
カル動作ネットワークの局は第2のスターカプラを介し
て中央スターカプラに接続される。本発明によるこの方
法は、必要とされる伝送ラインの数を著しく減少させる
利点を有する。
【0013】本発明のさらに効果的な観点によれば、ロ
ーカル動作ネットワークの少なくとも1つの局はマルチ
プレクサ/デマルチプレクサとして構成される。これ
は、複数の情報源および、またはこの局に接続されるシ
ンクが単一のモジュラー装置に結合することを可能にす
る。本発明の詳細は、添付図面と共に本発明の実施例の
以下の説明を参照して明らかとなるであろう。
【0014】
【実施例】図1に示されたローカル動作ネットワークの
実施例は、バスラインとして動作するガラスファイバ10
a,10b,20a,20bおよび30a,30bを介して3つの
局10,20および30に接続される中央光学スターカプラ1
を含む。さらに第2の光学スターカプラ2は付加的なガ
ラスファイバ2a,2bを介して中央光学スターカプラ
1に接続され、またガラスファイバ40a,40b,50a,
50bおよび60a,60bを介してローカル動作ネットワー
クの3つの局40、50および60に接続される。
【0015】中央スターカプラ1は、入力1a、1b、
1c、1d’の1つに現れる光信号を全出力1a’、1
b’、1c’、1dに分配するように設計される。例え
ば、ガラスファイバ10a上を第1の局10から入力1
aへ送信された光信号は入力1aと関連している出力1
a’および他の出力1b’、1c’、1dの両方に送ら
れる。同様に、第2および第3の局20および30と第
2のスターカプラ2に供給される。
【0016】中央スターカプラ1と異なり第2のスター
カプラ2は出力2a’’、すなわち中央スターカプラ1
に接続される出力に入力2b’’乃至2d’’のいずれ
かに現れる信号を送るために設計される。同様に、中央
スターカプラ1の出力1dに現れ、第2のスターカプラ
2の入力2a’ヘガラスファイバ2aを通って伝送され
る信号は出力2b’乃至2d’に送られ、ローカル動作
ネットワークの局40乃至60に結合される。
【0017】能動的あるいは受動的な光学スターとして
構成される中央スターカプラ1の設計、および第2のス
ターカプラ2の設計は上記機能的な説明から当業者に明
らかであるので、さらに説明は必要でない。
【0018】中央スターカプラ1および第2のスターカ
プラ2に接続された局10乃至60は、情報源の任意の電気
および、または論理状態および、または光ファイバロー
カル動作ネットワークへのこれらの局に接続されるシン
ク(図1には図示されていない)を適応するように作用
する。ローカル動作ネットワークのこれらの局の使用に
依存して、局の異なる設計は可能である。個々の局10乃
至60の以下説明された設計は単なる例示であり、特定の
局に割当てられた機能が大半の概念を限定するものでは
ないことは理解される。
【0019】第1の局10は、任意のデジタルあるいはア
ナログセンサ/付勢装置(図示されていない)と任意の
他の情報源あるいは論理操作ネットワークのシンクの間
に接続するように作用する普遍的なインターフェイスと
して設計される。それはセンサによって発生されるセン
サ特定信号を光データ信号に変換し、それはローカル動
作ネットワークに伝播できる。一方、第1の局10はさら
に、ローカル動作ネットワークを通って送信される光デ
ータ信号を特定の付勢装置信号に変換するように作用す
る。したがって、普遍的なインターフェイスとして設計
された第1の局10に関して、これらのモジュールの特定
の適応のないローカル動作ネットワークに既存のセンサ
/付勢装置モジュールを結合することは容易に可能であ
る。
【0020】他の局20乃至60は特定のインターフェイス
として設計され、特定の応用のために最適に適用され
る。第2の局20はCANインターフェイスとして設計さ
れ、外部のCANバスを集積するように作用する。この
外部のCANバス内で第2の局20は等しいアクセス能力
を有するCAN局のように動作し、CANバスシステム
によって形成されるこのCANアイランド内で受信局と
して動作し、CANバス信号の到着後にCANバス信号
はCANバスプロトコル中に承認フィールドを入れる。
光バスシステム内でそれは送信機として動作する。すな
わち、第2の局20はCANアイランドの局にバスシステ
ムを介して受信される信号を送る。
【0021】CANインターフェイスとして動作する第
2の局20は、CANアイランドあるいは光ファイバロー
カル動作ネットワークによって有効とされる全信号を処
理するために設計される。第2の局20は、特定の簡単な
方法でローカル動作ネットワークにISO標準CANに
基づいた既存のセンサ/付勢装置を組込むことができ
る。
【0022】第3の局30は、FIFOインターフェイス
として設計され、外部から入った情報を受信し、バッフ
ァし、光ファイバネットワークを通って連続的にこの情
報を伝送するデータ収集装置として作用する。
【0023】第4の局40はアンテナ入力(図示されてい
ない)を介して音響/ビデオ信号を受信し、光データ信
号にそれらを変換し、光ファイバローカル動作ネットワ
ーク中において伝播できる。加えて、局は、ローカル動
作ネットワークのガラスファイバから局によって受信さ
れる光データ信号をこの第4の局に接続される音響/ビ
デオ端末(図示されていない)によって処理可能である
形態に変換するように作用する。ローカル動作ネットワ
ークに局によって供給された光ファイバデータ信号は他
のすべての局に送信されるので、第4の局40は他の局か
ら供給され、音響/ビデオ用に重要なデータ信号を処理
することを可能にし、音量レベルを上昇あるいは低下す
る制御量として自動車の移動速度を考慮するカーラジオ
の速度依存性音量制御のような音響/ビデオ端末の向上
特性機能を制御するこれらのデータ信号を使用すること
を可能にする装置を含む。
【0024】第5の局50は通信インターフェイスとして
動作し、アンテナ入力(図1には図示されていない)を
介して受信される自動車無線信号(GSM,DCS18
00,DECT)をローカル動作ネットワークの信号形
式に変換し、このネットワークによって送信された光デ
ータ信号をそれに接続される端末に対して顕著な信号に
再変換される。
【0025】第6の局60は、装置インターフェイスとし
て設計される。それは中央表示装置(図示されていな
い)の接続を可能にし、表示のために全ての必要なセン
サ信号を有効にさせる。
【0026】しかしながら、それはさらに単一の機能的
装置において上記局10乃至60の機能の結合および、また
は組合わせを可能にする。応用の特定なフィールドに調
整された上記局の設計は、ローカル動作ネットワークの
局の特に低コストの構成を可能にする。
【0027】ローカル動作ネットワークの局10乃至60の
設計は、単一の端末だけがローカル動作ネットワークに
組込まれるか、または複数の端末が特定の装置10乃至60
を介してローカル動作ネットワークに結合されるかに依
存する。前者の場合、それは局10乃至60を設計するには
十分であるので、ローカル動作ネットワークのデータ形
式と端末特定信号との間の変換を可能にする。
【0028】2つ以上の端末がローカル動作ネットワー
クに結合される場合、それは通常のマルチプレクサ技術
を使用するマルチプレクサ/デマルチプレクサとして加
入者10乃至60を設計するのに有効であり、ローカル動作
ネットワークに供給される端末信号を適当に調節し、ロ
ーカル動作ネットワークから端末特定信号に受信される
光データ信号をデマルチプレクスする。好ましい実施例
において、ローカル動作ネットワークの局10乃至60はそ
れに接続される端末間の内部通信を可能にするので、モ
ジュラー構造が達成される。
【0029】ローカル動作ネットワークのバスシステム
の基本動作は、図1を参照して説明される。動作の詳細
は、他の図面の補助によって説明される。バスシステム
の本質的な基本概念は、ローカル動作ネットワークの1
つの局、ここでは第1の局10がフレームクロック発生器
として動作し、このフレームクロックを決定する固定さ
れたビット長のデータフレーム3のシーケンスを発生す
ることである。これらのデータフレーム3は、中央スタ
ーカプラ1の入力1aにガラスファイバ10aによって伝
送される。中央スターカプラ1において、ローカル動作
ネットワークの全局10乃至60からのメッセージはデータ
フレーム3において結合される。これは、局10乃至60そ
れぞれからのデータが遅れずに、すなわち、データフレ
ーム3に挿入される時に正確に中央スターカプラに到着
することを要求する。このフレーム基準クロックに関し
て、選択される時間スロットパターンは、第1の局10に
よって発生されるデータフレームの中央スターカプラ1
への到着によって決定される。その他の全ての局20乃至
60は、各局20乃至60から中央スターカプラへの伝播遅延
を考慮し、それらのメッセージが遅れずに中央スターカ
プラに到着することを保証するために基準フレームクロ
ックにそれらの信号処理を適合する。これは、以下のよ
うに行われる。
【0030】フレームクロック発生器として動作する第
1の局10は、フレームマークビットSOFおよびEOF
(図3参照)によって識別され、範囲を定められる限定
されたビット長のデータフレーム3を生成する。時間T
0−v10で生成されたデータフレーム3は、時間T0に
中央スターカプラに到着する。変数v10は第1の局10と
中央スターカプラ1の間の伝播遅延を示す。同時に、こ
の局10がデータフレーム3の第4のセグメント3dを割
当てられていると仮定すると、第1の局10はメッセージ
Dをデータフレーム3に挿入し、6つのセグメント3a
乃至3fに分割される。6つのセグメント3a乃至3f
へのデータフレームの分割は、必ずしも本質的に必要な
ことではない。この種の分割は、データフレーム3に挿
入されるメッセージDの関連位置をさらに容易に識別す
るように説明の単純化および簡潔さのためにのみ選択さ
れた。明白なフレーム構造が第1の局10から中央スター
カプラ1へ伝送されることは、図1に第1の局10から中
央スターカプラ1へ伝送されたデータフレーム3が実線
によって表されることによって示されている。
【0031】データフレーム3の開始を示すフレームマ
ークビットSOFは、v10の伝播遅延の後に中央スター
カプラ1に達する。第1の局10によって生成されたデー
タフレームのフレームマークビットSOFの到着の瞬間
T0は、ローカル動作ネットワークにおける信号処理の
基準時間として定められる。同様のことは、データフレ
ーム3に続くデータフレームにも適用されるので、第1
の局10によって生成され、データフレーム3のシーケン
スによって決定されるフレームクロックはローカル動作
ネットワークのバスシステムの基準フレームクロックを
決定する。
【0032】各局から中央スターカプラヘの伝播遅延を
考慮して、ローカル動作ネットワークの他の局20乃至
60によって送信されたメッセージが適当な時間に中央
スターカプラ1に到着することを保証するため、個々の
局20乃至60の送信側信号処理を制御するフレーム送
信クロックは基準フレームクロックと同期されなければ
ならない。この同期の以下の説明において、データフレ
ーム3の第5のセグメント3eが第2の局20に割当て
られ、第3の局30へ第6のセグメント3fが、第4の
局40へ第1のセグメント3aが、第5の局50へ第2
のセグメント3dが、および第6の局60ヘデ一夕フレ
ーム3の第3のセグメント3cがそれぞれ割当てられる
ことが説明を簡単にするために仮定される。
【0033】第2の局20によって送信されるメッセージ
Eが第1の局10によって生成されるデータフレーム3の
第5のセグメント3eに挿入される時に中央スターカプ
ラ1に到着することを保証するため、第2の局は時間T
0−v20+eでデータ情報を送信しなければならない。
ここで、変数v20は第2の局20と中央スターカプラ1の
間の伝播遅延であり、eはデータフレームにおける第5
のセグメント3eの関連位置である。同様に、第3の局
30はメッセージFがデータフレーム3の関連した第5の
セグメント3fに挿入されることを保証する場合、それ
は時間T0−v30+fでメッセージを送信しなければな
らない。ここで、変数v30は第3の局30と中央スターカ
プラ1の間の伝播遅延であり、fはデータフレーム3に
おける第5のセグメント3fの関連位置である。
【0034】上記の説明から、各メッセージA,Bおよ
びCがデータフレーム3の第1,第2および第3のセグ
メント3a,3bおよび3cに書き込まれることを保証
する場合に、第4、第5および第6の局40,50および60
が時間T0−v0−v40,T0−v0−v50+bおよび
T0−v0−v60+cでデータ送信を開始しなければな
らないことは当業者に明らかである。変数v40,v50お
よびv60は、第4,第5および第6の局40,50および60
から第2のスターカプラ2への伝播遅延を示す。変数v
0は第2のスターカプラ2と第1のスターカプラ1との
間の伝播遅延を示す。bおよびcは、データフレーム3
のセグメント3b,3cの関連位置である。
【0035】ローカル動作ネットワークの局20乃至60か
ら中央スターカプラ1までのデータが明白なフレーム構
造を有さずに伝送されることに注目すべきである。これ
は、データフレーム3を示し、メッセージA,B,C,
EおよびFの関連位置を示すために破線で図1に示され
ている。
【0036】上記方法は、ローカル動作ネットワークの
個々の局10乃至60が、これらのデータが各送信局10乃至
60と中央スターカプラ1の間の伝播遅延を考慮して挿入
時に中央スターカプラ1に存在する正確な時間に送信す
ることを保証する。このように、データフレーム3は、
衝突を生じないで特に簡単な方法で個々の局10乃至60の
メッセージA乃至Fで満たされることができる。
【0037】個々の局10乃至60のメッセージA乃至Fで
満たされたデータフレーム3' は、中央スターカプラ1
からローカル動作ネットワークの全局10乃至60に伝送さ
れる。第1の局10によって予め定められたフレーム構造
は、フレームマークビットSOFおよびEOFを利用し
て局によって識別される。受信されたデータフレーム
3' の時間シーケンスによって決定される時間スロット
パターンは、受信局10乃至60のフレーム受信クロックと
して定められる。
【0038】図1に見られるように、データフレーム
3' はそれぞれ時間T0+v0+v40,T0+v0+v
50およびT0+v0+v60でローカル動作ネットワーク
の第4,第5および第6の局40乃至60に到着し、またそ
れぞれ時間T0+v10,T0+v20およびT0+v30で
第1,第2および第3の局10乃至30に到着する。データ
フレーム3' は明白なフレーム構造を有するので、実線
によって図1に表されている。
【0039】上記バスシステムは、以下図2乃至4を参
照して詳細に説明される。図2はローカル動作ネットワ
ークの2つの局10および20に対する同期手順を概略的に
示す。
【0040】ローカル動作ネットワークの個々の局10乃
至60の同期手順が実行される前に、各局10乃至60は自己
試験を行う。この試験は、局の全電気部品および光学部
品が適切に機能していることを保証しなければならな
い。このような自己試験の実行およびハードウェアの構
成は当業者に良く知られているので、この点における説
明は省略する。この自己試験は、十分な動作局のみがロ
ーカル動作ネットワークのバスシステム内の通信に関係
することを保証する。したがって、ローカル動作ネット
ワークのバスシステムは、有効な方法で再開始する。
【0041】個々の局の自己試験は局10および20の個々
の同期ステップの時間シーケンスを示す垂直時間軸t1
0,t20上の持続時間STによって図2に示されてい
る。各局10乃至60の自己試験は時間管理される。すなわ
ち、予め定められた時間周期ST内の自己試験の明確な
決定をしない各局10乃至60は、バスシステムの次の形成
から除去される。
【0042】同期手順だけの第1のステップにおいて、
フレームクロック発生器として動作する固定された局は
フレームクロックを送信し、基準フレームクロックを絶
対的に発生する。この作業は、ローカル動作ネットワー
クの単一の局のハードウェアに指定される。この可能性
は、特に低コストのハードウェア構造が得られる特徴が
ある。
【0043】しかしながら、ローカル動作ネットワーク
のバスシステムは自己組織するように設計されると特に
効果的である。すなわち、複数または好ましくは全ての
局10乃至60はフレームクロック発生器の機能を実行する
ことができるように設計される。この2重の目的の設計
は、1つ以上の局の故障の場合にローカル動作ネットワ
ークの残りの局がローカル動作ネットワークの依然とし
て動作している部分に対して自己構成および自己組織を
達成する位置にあるので、非常にシステムの信頼性を増
加する。
【0044】このため、フレームクロック発生器が定め
られた時間の間隔内に高い階級レベルの局からフレーム
クロックマークビットを受信しない場合に低い階級レベ
ルの局がその機能を引き受けるように、個々の局10乃至
60の階級的順序がネットワーク内で定められる。
【0045】この実施例において、最初に第1の局10が
フレームクロック発生器として動作する。第1の局10が
故障した場合には、第2の局20がこの機能を実行する。
バスシステムの同期処理のこの第1のステップにおい
て、第1の局10は、データフレーム3およびフレームク
ロック決定フレームマークビットSOFおよびEOFを
中央スターカプラ1を介してローカル動作ネットワーク
の他の局20乃至60に送る。これは図2に、第1の局10の
時間軸t10からローカル動作ネットワークのバスを示す
図面の右側のラインBUSまで破線の矢印RTESで示
されいる。第2の局20によるフレームマークビットの受
信は、ラインBUSから第2の局20の時間軸t20まで矢
印RTEで図2に示されている。第2の局20および他の
局30乃至60によるフレームマークビットSOFおよびE
OFの受信は、これらの局がフレームクロック発生器の
機能を引受けることを停止させる。
【0046】第1の局10は、実線の矢印「H」で図2に
示されている「hello」信号を送信する。第2の局
20は「hello」信号を受信する。これは、ラインB
USから第2の局20の時間軸t20まで実線の矢印「H
E」で図2に示されている。これは第2の局20を同期さ
せる。すなわち、第2の局20は中央スターカプラ1との
間の伝播遅延を決定する。この伝播遅延決定は、以下図
2および特に図3を参照して説明されている。
【0047】第2の局20はデータフレーム3' の範囲を
定めるフレームマークビットSOFおよびEOFからフ
レーム受信クロックRET(図3)を決定し、中央スタ
ーカプラ1にこのフレーム受信クロックRETに関連す
る試験シーケンスTSを送る。この試験シーケンスTS
はこの時点に存在するデータフレーム3中に挿入され、
データフレーム3' で第2の局20に送り戻される。これ
は、破線の矢印TSEによって図2に示されている。第
2の局20は試験シーケンスTSの送信と受信の間の時間
差から伝播遅延v20を決定し、それに応じてフレーム送
信クロックRST(図3)をシフトするので、基準フレ
ームクロックと同期されるフレーム送信クロックRST
20は固定される。
【0048】これらのステップに続いて、すなわち、同
期手順の終了後、第2の局20はバス上に「hello
2」信号を送る。これは、実線の矢印H2で図2に示さ
れている。この信号H2は、中央スターカプラ1を通っ
て第1の局10に送られる。これは矢印HE2で図2に示
されている。第1の局10による「hello2」信号の
受信によって、第2の局20はバスシステム中にログ・オ
ンされ、このように構成される。
【0049】さらに、第2の局20に対して第2の試験シ
ーケンスTS1(図2)を送信し、伝播遅延v20の第1
の決定を証明することができるように再びそれを受信
し、また何等かの間違った第1の決定を繰返す手段が設
けられる。伝播遅延v20の第1の決定は、フレームマー
クビットSOFあるいはEOFが試験信号TS上に重畳
される場合に特に失敗する可能性がある。その場合、第
2の局20に関する明白な決定は不可能である。上述のよ
うに、第2の局20は時間的にシフトされる第2の試験シ
ーケンスを送信するので、それはその到着によってフレ
ームマークビットSOFおよびEOFの間に確かに位置
する。このようなネットワークにおいて、伝播遅延の正
確な決定およびそれに基づいた遅延補償はローカル動作
ネットワークの正しい操作にとって非常に重要であるの
で、このような手順は高速データネットワークにおいて
特に効果的である。
【0050】ローカル動作ネットワークの全体のバスシ
ステムの同期化のためのさらに別のステップは、図4を
参照に説明されている。各局において実行されたステッ
プはこの局および中央スターカプラ1にのみ関係し、第
2の局20の同期と関連して説明されたこれらのステップ
に対応するので、説明はシステム全体にわたる関連する
同期ステップの説明のみに限定される。図4において、
垂直なラインt10,t20,t30およびt60は、第1,第
2,第3および第6の局10,20,30および60におけるシス
テムの同期化の時間シーケンスを表す。水平の矢印は、
個々の局10乃至60の間のこの目的のために交換される信
号を示す。
【0051】すでに説明されたような局10乃至60に関連
した図4の時間軸t10乃至t60は、同期手順の第1の時
間周期ST中に局10乃至60がそれらの自己試験を実行す
るので、図4の説明において、10乃至60として示される
全局が完全に動作中であり、したがってローカル動作ネ
ットワークの構造の一部である。また、上記説明のよう
なこの時間周期STにおいて、第1の局10はフレームク
ロック発生器として動作する「主局」と定められ、フレ
ームマークビットを他の局20乃至60に送る。さらに、
「hello」信号の上記説明された送信は矢印Hで図
4に示されている。
【0052】局30乃至60における「hello」信号H
の到着は、タイマーを始動させる。タイマーによって定
められた時間間隔Tの経過後、各局は同期手順を開始す
る。多数のタイマーは局10によって送信される「hel
lo」信号Hの間の時間に開始し、特定の局の同期手順
の開始は局によって変化する。個々の同期手順のこの時
間グレーディングの結果として、同期手順の完全な決定
を示している局メッセージは重複しない。図4に見られ
るように、第2の局は第1の局から「hello」信号
Hの受信の直後に時間間隔Tにおいて同期手順を実行
し、この間隔の終りに第1の局にその局識別信号H2を
送信する。第3の局30は、第1の時間間隔Tの終了後に
のみ図4において破線の円形矢印で示される同期手順を
開始し、それに応じて次の第2の時間間隔Tの間にこの
同期手順を実行する。したがって、ローカル動作ネット
ワークの最後の局60は各持続時間Tで5つのタイマーの
開始を待ち、第6の時間間隔Tにおける同期手順を開始
する。この手順の終了後、それは「hello6」信号
(矢印H6で図4に示される)を第1の局10に送る。
【0053】ローカル動作ネットワークのバスシステム
およびネットワーク同期の上記説明は、データフレーム
3の特定の内部構造に無関係である。しかしながら、切
換えられる同期サービスに対する同期フレームモジュー
ルおよび切換えられる非同期サービスに対する非同期フ
レームモジュールを有するデータフレーム3を使用する
ことは特に有効であり、第1の局10によって発生される
分割モジュールによって生じるデータフレームの分割は
ダイナミックに変動できる。このデータフレーム構造に
よって、単一データフレームにおける同期および非同期
作用を伝送することは特に有効な方法で可能であり、そ
れによってバスシステムは広く適用可能となる。データ
フレームのこのようなモジュラー構造は、参考文献とし
てここに引用される本出願人の別出願「フレーム構造バ
スシステム」に開示されている。
【0054】図5は、ローカル動作ネットワーク用の上
記説明されたバスシステムによる使用に特に適切な局の
送受信部分100 を示す。送受信部分は、ガラスファイバ
102を介して受信される光データ信号を電気信号に変換
する光/電気変換器101 を含む。光/電気変換器101 に
後続する同期回路110 は、発振器109 によってクロック
され、フレーム受信クロックを決定し、動作中このクロ
ックをチェックする。
【0055】同期回路110 は機能的ブロック120 に接続
され、それは伝播遅延および基準フレームクロックに関
連するフレーム送信クロックの必要な遅延を決定する。
上記詳細に説明された方法において、機能的ブロック12
0 は試験信号TS(図2および3)の送信と受信との間
の時間差を決定することによって中央スターカプラ1に
対する信号遅延を決定し、それに応じて発振器109 によ
ってクロックされる遅延素子121 を制御する。遅延素子
121 は発振器109 によってクロックされるフレーム構造
発生器/モニタ130 と協同し、フレームマークビットS
OFおよびEOFを発生する。
【0056】さらに、同期および非同期フレームモジュ
ールへの受信されたデータフレーム3' の分割を実行す
るモジュール選択装置140 は同期回路110 に接続されて
いる。モジュール選択装置140 は情報源へのインターフ
ェイスとして、あるいは局に接続されるシンクとして動
作するデマルチプレクサ151 に接続される。
【0057】モジュール選択装置140 は、モジュール選
択装置140 に関連する非同期フレームモジュールの受信
および別のモジュール選択装置140aに関連する非同期フ
レームモジュールの送信を制御するマイクロプロセッサ
で制御されたアクセス制御装置150 に接続される。マイ
クロプロセッサ160 はまたフレーム構造を発生するため
にフレーム構造発生器/モニタ130 を制御する。
【0058】マルチプレクサ170 は、局の情報源/シン
クへのインターフェイスとして作用する。電気/光変換
器171 は送受信部分の電気信号を光信号に変換し、ロー
カル動作ネットワークに伝播することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローカル動作ネットワークの1実施例の概略
図。
【図2】ローカル動作ネットワークの局の同期処理の概
略図。
【図3】伝播遅延の決定の概略図。
【図4】ローカル動作ネットワーク全体の同期手順の概
略図。
【図5】局の送信/受信部分のブロック図。
【符号の説明】
1,2…中央スターカプラ、3…データフレーム、20乃
至60…局。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハインツ・シュレジンガー ドイツ連邦共和国、74395 ムンデルス ハイム、ハルトベーク 11 (72)発明者 アンケ・シュミータインスキー ドイツ連邦共和国、71282 ヘミンゲン、 ヒルシュシュトラーセ 29 (56)参考文献 特開 平2−272848(JP,A) 特開 平3−131141(JP,A) 特開 平4−90233(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/44 - 12/46

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスラインによってそれぞれ接続されて
    た複数の局を有し、局から送り出されるメッセージが中
    央スターカプラを介してローカル動作ネットワークの全
    局に伝送されるローカル動作ネットワーク用バスシステ
    ムにおいて、1つの局の フレームクロック発生器が定められたビット
    長のデータフレームのシーケンスによって決定されるフ
    レームクロックを送信し、前記フレームクロックが中央
    スターカプラに送られ、中央スターカプラにおいてフレ
    ームクロックのデータフレームの時間シーケンスがロー
    カル動作ネットワークの局の信号処理を制御する基準フ
    レームクロックを決定し、送信局から中央スターカプラ
    までの遅延を考慮して特定の局によって送信されるそれ
    ぞれのメッセージが基準フレームクロックに関して定め
    られた時点に中央スターカプラに到着し、そこで前記メ
    ッセージが中央スターカプラに存在するデータフレーム
    に組み込まれるようにローカル動作ネットワークの各局
    が個々のフレーム送信クロックを決定し、各局のメッセ
    ージを含んでいるデータフレームが全ての局に送られる
    バスシステムであって、 始動あるいは故障後の再構成において、ネットワーク内
    で固定されている個々の局の階級レベルの順序にしたが
    ってフレームクロック発生器として機能する局が定めら
    れ、低い階級レベルの局が定められた時間間隔内に高い
    階級レベルの局からフレームクロックマークビットを受
    信しない場合にその局がフレームクロック発生器の機能
    を行うようにフレームクロック発生器の機能が1つ以上
    の他の局によって行われ、 フレームクロック発生器の機能を行う局は他の局がフレ
    ームクロック発生器の機能を行うことを禁止する信号を
    ローカル動作ネットワークの他の局に送ることを特徴と
    する バスシステム。
  2. 【請求項2】 各局と中央スターカプラの間の伝播遅延
    の決定がバスシステムの各動作開始時に動的に行われ、
    局のフレーム送信クロックがフレーム受信クロックに関
    して決定された伝播遅延によってシフトされることを特
    徴とする請求項1記載のバスシステム。
  3. 【請求項3】 伝播遅延を決定するために、各局が試験
    信号を中央スターカプラに送り、前記試験信号が送信さ
    れたデータフレームにおいて送信局に送り返され、送信
    局が試験信号の送信と到着の間の時間差から伝播遅延を
    決定することを特徴とする請求項2記載のバスシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 個々の局のメッセージが連続してデータ
    フレームに挿入されることを特徴とする請求項1記載の
    バスシステム。
  5. 【請求項5】 フレームクロック発生器として動作する
    局がデータフレームの開始および終了を示すフレームマ
    ークビットを発生することを特徴とする請求項1記載の
    バスシステム。
  6. 【請求項6】 データフレームの開始を示すフレームマ
    ークビットの中央スターカプラにおける到着によって、
    基準時間が固定されることを特徴とする請求項5記載の
    バスシステム。
  7. 【請求項7】 データフレームが切換えられる同期サー
    ビスに関する同期フレームモジュールおよび切換えられ
    る非同期サービスに関する非同期フレームモジュールを
    含み、前記2つのフレームモジュールにおけるデータフ
    レームの分割はダイナミックに変化されることを特徴と
    する請求項1記載のバスシステム。
  8. 【請求項8】 データフレームの分割がフレームクロッ
    ク発生器において発生されるダイナミックにシフト可能
    な分割モジュールによって行われ、またはデータフレー
    ムの分割がデータフレームの始めに与えられるポインタ
    によって示されることを特徴とする請求項7記載のバス
    システム。
  9. 【請求項9】 フレームクロック発生器として動作する
    局が信号を他の局に送り、その局においてタイマーを始
    動させ、タイマーによって固定される局の特有の時間間
    隔の経過後に前記他の局がそれらのフレーム送信クロッ
    クの決定を実行することを特徴とする請求項1記載のバ
    スシステム。
  10. 【請求項10】 それらの同期手順の終了後に他の局が
    局識別をフレームクロック発生器として動作する局に送
    ることを特徴とする請求項記載のバスシステム。
  11. 【請求項11】 ローカル動作ネットワークの1つ以上
    の局が1つ以上の第2のスターカプラを介して中央スタ
    ーカプラに接続されていることを特徴とする請求項1記
    載のローカル動作ネットワーク。
  12. 【請求項12】 ローカル動作ネットワークの1つ以上
    の局がマルチプレクサ/デマルチプレクサとして構成さ
    れている請求項11記載のローカル動作ネットワーク。
  13. 【請求項13】 各局が伝播遅延を決定する機能的ブロ
    ックを含む送信/受信部分を具備することを特徴とする
    請求項11または12のいずれか1項記載のローカル動
    作ネットワーク。
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