JPH03272985A - エレベータ制御システム及びその情報伝送方法 - Google Patents

エレベータ制御システム及びその情報伝送方法

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JPH03272985A
JPH03272985A JP6826290A JP6826290A JPH03272985A JP H03272985 A JPH03272985 A JP H03272985A JP 6826290 A JP6826290 A JP 6826290A JP 6826290 A JP6826290 A JP 6826290A JP H03272985 A JPH03272985 A JP H03272985A
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elevator
control device
elevator control
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JP6826290A
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Kenji Yoneda
健治 米田
Takafumi Nakada
仲田 尚文
Mitsuo Munakata
宗形 三男
Katsuhiko Seki
克彦 関
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エレベータ−伝送システムに係り、特に、プ
ログラムの開発期間の短縮、保守改造設計がしやすく、
さらに、多様な制御装置との組み合わせ使用に適応可能
なエレベータ−制御システム及びその情報伝送方法に関
する。
[従来の技術] エレベータ−制御に関する従来技術として、例えば、特
開昭62−140988号公報に記載された、群管理制
御装置と各エレベーター制御装置との間を共通な伝送路
により接続し、複数の論理的通路によって、多重化伝送
を行う技術、特開昭63−282075号公報に記載さ
れた、通常のデータ伝送機能に加え、アドレスデータを
自動的に設定可能な機能を持たせ、多数のリモートステ
ーションのアドレス設定を簡単に行うことができるよう
にした技術、特開昭64−75379号公報に記載され
た、複数の共通伝送路を設け、信頼性と伝送能力を高め
る構成を採用したシステムに関する技術等が知られてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] 前記従来技術は、多層にわたる伝送路を介する通信につ
いての考慮がされておらず、このため、機能追加時、保
守改造時等に、新たな伝送を必要とする制御装置間に、
個別の伝送路、伝送制御装置(以後伝送局と略称する)
を新たに設ける必要があるという問題点を有していた。
また、前記従来技術は、多層にわたる伝送路を介する論
理通信の追加を行うために、個々の制御装置内部に、専
用のアプリケーションプログラムを追加作成する必要が
あり、それぞれの伝送局に新たな論理通信機能プログラ
ムをアプリケーションに応じて作り直して備えなければ
ならないという問題点を有していた。
さらに、前記従来技術は、トラブル原因の究明時やエレ
ベータ−の点検・調整時に下層の伝送路に接続した各制
御装置内のテーブルを点検するために、保守者がコンソ
ールを持って動き回る必要があるという問題点を有して
いた。
発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、システ
ム全体の診断機能を向上させ、かつエレベータ−伝送シ
ステムのプログラムの開発期間の短縮、保守、改造設計
のための時間の短縮を図ることができるエレベータ−制
御システム及びその情報伝送方法を提供することにある
[課題を解決するための手段] 本発明によれば前記目的は、エレベータ−システムに、
次の様な構成を備えることにより達成される。
■各階層の下位に位置する制#装置には、上位の伝送路
から受信した伝送コマンドを判定して自局当ての任意情
報伝送を受信する機能と、このデータに従い任意情報を
読み出しまたは格納する機能と、その結果を上位の伝送
路へ送信する機能とを備える。
■上位層の伝送路と下位層の伝送路の両方が接続される
中位層の制御装置には、向述した■の機能の他に、上位
層からの情報を選択的に受信し、下位層の伝送路へ送信
するための出力処理を行うデータ転送機能と、下位層の
伝送路からの返信情報を取り込み、該返信情報を上位層
の伝送路を経て戻すためのデータ逆転送機能とを備える
■最上位を含む任意の階層の伝送路に接続された任意の
情報を必要とする制御装置には、データの交信先の制御
装置が接続されている階層に応じて、階層化した伝送コ
マンドと任意情報処理コマンドとを作成し伝送路に送出
する機能と、このコマンドによる返信をコマンドを送出
した伝送路から受信する機能とを備える。
[作 用] 前記■、■に述べたように、本発明は、各階層における
任意情報伝送のためのフォーマットを統一し、多層の伝
送路をハード的に2回路以上接続した中間レベルの制御
装置を介し、階層化したコマンドに依る複数の伝送路を
使用して、任意局間の伝送を行うことを可能にしている
ので、通信に汎用性を持たせることができ、種々の伝送
要求に対応することができるので機能拡張時、保守・改
造時等における、伝送路の新設、個別の伝送制御プログ
ラムの追加を不要とすることができる。
また、本発明は、この階層間に任意にまたがる装置間の
伝送手段により、新たな伝送要求に対して前記■に述べ
たように、階層化伝送コマンドの設計のみで対応するこ
とができるので、数計時間の短縮を図ることが可能とな
るだけでなく、信頼性の格段の向上を図ることができる
[実施例コ 以下、本発明によるエレベータ−制御システム及びその
情報伝送方法の実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明が適用されたエレベータ−制御システム
の構成を示すブロック図、第2図、第3図、第4図は情
報伝送フォーマットを説明する図である。
第1図に示す本発明の実施例は、8台のエレベータ−を
制御する群管理制御システムに本発明を適用した場合の
例を示している。
第1図に示す本発明の実施例において、各エレベータ−
制御装置4〜11は、それぞれ制御処理装置(以下、ホ
ストという)61〜68、伝送局741〜748を備え
、これらがデュアルポートラム(以下、DPRAMとい
う)51〜58により接続されて構成されている。
DPRAMは、伝送局とホストとの間のインタフェース
として働き、2つの入出力端を有するRAMにより構成
されている。
また、ホール呼びのサービスエレベータ−を選択し指定
する群管理制御装置3は、2つの伝送局T31、T32
、ホスト33を備え、これらがDPRAM34.35に
より接続されて構成されている。
前述の伝送局T4]〜748と1群管理制御装置3内の
伝送局33とは、共通伝送路93により物理的に接続さ
れ、それぞれのホスト61〜68と33との間の相互通
信を、DPRAM35及び51〜58を介して行わせる
通常、この共通伝送路93は、群管理制御装置3から、
各エレベータ−制御装置に対して出力されるサービス階
指令、割当ホール呼び、出発許可等の信号を伝送し、か
ご呼び等の情報を返信する運転制御用情報の伝送に使用
されており、極めて高い信頼性が要求されている。
また、群管理制御装置3内の伝送局T31は、その上位
のバンク間制御装置2に組み込まれている伝送局T22
と、共通伝送路92により接続され、DPRAM34と
25を介して、各伝送局T31、T22に接続されてい
るホスト33と23との間の通信制御を行っている。
共通伝送路92には、通常4〜8台を越える他バンクの
エレベータ−を制御する第2の群管理制御装置3A、図
示しないが待機系や学習系、知能系などの各制御装置が
接続されている。
通常、バンク間制御装置2は、各バンクの群管理制御装
置3.3A等から出力される乗り継ぎ呼び信号、VIP
呼び寄せ信号、各エレベータ−のサービス状況、さらに
は、平均待時間等の各種群管理評価指標を受信する。ま
た逆に、バンク間制御lI装f2は、バンク間制御装置
2が判断した乗継ぎエレベータ−号機、VIPサービス
エレベータ−の選択指令、ならびに、分割急行運転の実
行指令、ビル全体の混雑情報などの情報を群管理制御装
置3に送信する。伝送路92は、これらの情報伝送のた
めに使用される。
エレベータ一端末装置1は、表示器14と、キーボード
15と、処理装置】3と、伝送局Tllと、処理装置1
3及び伝送局Tllとを接続するDPR,A、M12と
により構成され、通常、出動時間帯の設定、VIP運転
予約、VIP運転呼びの遠方登録等についての登録、確
認、変更、取り消し、重複等の不合理管理を行うと共に
、実行指令出力並びに操作者とのインターフェースを行
うものであり、一般に市販されているパーソナルコンピ
ュータにより構成することもできる。
このエレベータ一端末装置1により作成された、予約情
報、設定情報等は、伝送路91を介してバンク間制御装
置2に送られ、エレベータ−制御に利用されるにれらの
情報を、バンク間制御装置2内に登録し、以後、このバ
ンク間制御装置2で、スケジューリング制御等の実行を
行う機能分担を行った構成とすることもできる。
また、この伝送路91には、第2の情報端末IA1遠方
監視センター用ビル内端末IM、図示しないビル管理装
置、エレベータ−監視盤、保守用の実態調査等の装置が
接続されている。
エレベータ一端末装置1を含むこれらの端末装置は、伝
送路91及びバンク間制御装置2を経て各群管理制御装
置3.3Aより伝送されてきた、各エレベータ−のかご
位置、かご白人数、ホール呼び登録状況、各種評価指標
等を受信して、必要に応じて記憶する。また、これらの
端末装置は、全台のエレベータ−のサービス状況を一括
して表示し、あるいは、情報の一括伝送を行い、管理人
、遠隔監視センタのA1診断システム、エキスパートの
技術保守員に対し、故障、システムの不具合、改善点の
発見などを早期に行わせるようにすることができる。
第2図は、前述した共通伝送路91,92.93上に伝
送されるデータのフォーマットを説明する図であり、第
2図(a)に、基本フォーマットの一つであり、本発明
において使用される任意情報伝送のフォーマットFMを
示す。
このフォーマツl−FMは、伝送コマンドTCMD、処
理コマンドHCMD、データDAT及びサムチエツクデ
ータSUMにより構成されている。
そして、伝送コマンドTCMD内に備えられる、伝送フ
ォーマットを区分するヘッダTXHD、特定の伝送であ
ることを示す伝送格別に重複しないように定められた伝
送番号SN○は、前述したエレベータ−制御用の情報伝
送に限らず、いがなる伝送のためにも必須の信号である
ヘッダTXHDは1例えば、全台への共通制御伝送の場
合$COとされ、各エレベータ−制御装置4〜11への
伝送の場合$91とされ、送受信データーのアドレス、
データーサイズは固定とされる。そして、伝送の周期を
ほぼ一定として、この時間を監視することにより、各装
置間の故障診断を可能としている。
制御用伝送の場合と、第2図(a)に示すフォーマット
に依る任意情報伝送の場合とは、第一ヘッダを$9Fと
定めて区別される。
任意情報伝送の場合、送信局も受信局も一定しておらず
、情報伝送の都度これらを指定する必要がある。従って
、伝送コマンドTCMDは、前述のヘッダTXHDと伝
送番号SN○に加えて、受信局をbit信号で指定する
局ビット指定信号RXBftと、受信局種別を示す局種
信号RXKN○とを備えている。そして、この任意情報
伝送のための伝送フォーマットを用いることにより、伝
送路に接続されている多数の局の中から任意の単数の伝
送局または複数の伝送局に対しデータの受信を指令する
ことができる。
前述した4種からなる伝送コマンドTCMDは、主とし
て伝送局相互間の情報の送受に使用されるが、ホスト側
における処理プログラムで、データの確認用として使用
しさらに信頼性の向上を図ることもできる。
これに対して、前述した制御用伝送の場合、伝送番号S
NOにより送受信伝送局の管理を行うことができるので
、局指定の2つのデータ伝送は不要であり、伝送フォー
マットが異なる。
処理コマンドHCMDは、ホスト側の処理コマンドであ
り、任意局へデータをセットする(WITE)のか、任
意局が持つ信号を返信(Read)してもらうのかを指
定するコマンドCMDと、データサイズを指定するサイ
ズSIZと、ReadまたはWITE(以後R/Wと略
称する)の任意局側の先頭アドレスADHとにより構成
される。
また、データDATは、前記コマンドがWITEの場合
のセットデータDATである。最後に伝送されるサムチ
エツクSUMは、伝送フレームの正しさをチエツクする
ための水平サムデータである。
前述のように構成される伝送フレームが、第1図に示す
制御装置あるいは端末装置内のどこかのホストから送出
されると、このフレームを受信した、局ビット指定信号
RXBitで指定された単一の局は、第2図(d)に示
すように構成されるコマンドCMDを解析し、このコマ
ンドにより指示される処理を実行する。例えば、このコ
マンドの4bitに“1″が立っている場合、読み出し
指示であるので、指定のアドレスADRから指定のデー
タ長STZのデータを読み出し、その情報を返信をする
このとき、前述したどこかのホストから送出される伝送
フレーム内の局ビット指定信号RXB itが、第2図
(e)に示すように、単数の局を指定している場合には
、その局が前述したような応答を行う。また、この局ビ
ット指定信号RXBitが、第2図(f)に示すように
複数局、例えば、第1図に示すエレベータ−制御装置4
〜11の複数を指定しており、かつ、コマンドCMDが
第2図(d)のように、WITEとReadの両方の指
令をしている場合には指定局種RXKNOと一致する局
であり、かつ、局指定ビットRXB I T 2により
指示された2〜4の3局がデータWI TE(データ受
信セット)を行い、一番若いbit局だけがWI置だデ
ータの確認のために、そのデータの返信を行う。
この場合の返信のための伝送フレームのフォーマットは
、第2図(a)と同一でも良いが、ホスト側の処理コマ
ンドHCMD、伝送コマンドTCMDの一部を省略する
ことが可能である。
第1図における各装置内のホストと伝送局とを接続する
DPRAMのマツプは、第2図(b)に示すように受信
テーブルRXTBと送信テーブルTXTBとに分けて構
成してもよく、また、第2図(C)に示すように、受信
及び送信テーブルを兼用のものとして、1個の受送信テ
ーブルTRXTBのみを設け、DPRAMの記憶容量を
節約できる構成としてもよい。
このように、DPRAMを送信及び受信で兼用する場合
、伝送フレーム内の伝送番号を、送信時の伝送番号に対
し、返信の受信時には所定値(後述する第8図に示すス
テップ5810では$8゜としている)を加算すること
により区分することができる。
第1図に示す本発明の実施例は、前述のような伝送方法
を採用することにより、各伝送路91〜93に接続され
ている制御装置間で、各装置内のDPRAMの第2図(
b)または(c)に示すテーブルに対して、データセッ
トまたはデータリードを行うことにより、任意の装置間
における情報伝送(任意の情報に関するデータをセット
またはリード)を行うことができる。
次に、第3図により本発明の第1の実施例による多層の
伝送路により結合された制御装置間のデータ伝送方法を
説明する。
ここでは、伝送路91と92を利用し、エレベータ一端
末装置1から群管理制御装置3へ時刻情報をセットする
任意情報伝送を例として、伝送データフォーマットFM
よ を用いて2段間にわたる情報伝送を行う方法を具体
的に説明する。
エレベータ一端末装置1内のホスト13は、第2図によ
り説明した基本伝送フォーマットに従って、伝送路91
を経て指定のバンク間制御装置2へ伝送する第1伝送コ
マンF″TCMDlを送信し、そのホスト23の処理コ
マンドHCMD Iを送信する。引き継いて、ホスト1
3は、伝送路92を経て、群管理制御装置3へ伝送する
ための第2の伝送コマンドTCMD2と、そのホスト3
3の処理コマンドHCMD2を送信し、それに続いて、
時刻データセットのためのセットデータDAT2を送信
する。
この場合、前述の第2の伝送コマンドTCMD2と、処
理コマンドHCMD2.セットデータDAT2は、ホス
ト13において、第1伝送コマンドTCMD1及び処理
コマンド)IcMDIに対するデータDATIとして扱
われる。
前述のように構成され、ホスト13から伝送されるフォ
ーマットFM2とじてに示す伝送フレームは、−旦、D
PRAM12を経て伝送局Tllに与えられ、伝送路9
1に送出される。この伝送フレームを受信した伝送局T
21は、バンク間制御装置2内ののDPRAM24の受
信エリアRXTBにこの情報を受信する。
次に、バンク間制#装置2のホスト23は、第1の処理
コマンドHCMDIをDPRAM24より読み出し、伝
送路92に対する伝送に必要な情報を、DPRAM25
のアドレス$2100の送信テーブルTXTB2ヘセッ
トする。
この処理は、伝送局T21が、所定のアドレスヘッダT
XHDをセットする等の処理により受信テーブルRXT
B 1を作成後に、DPRAM24を介して発生された
割込により起動される、後述の第8図に示すフローチャ
ートに従って実行される。また、この処理は、伝送局T
]、1と721の返信待ちタイムアウト値より短い周期
で定期起動されることにより、タイムリーに実行するこ
とができる。この場合、第8図フローチャートにおける
ステップ520と340は不要である。
次に、伝送局T22は、DPRAM25内の送信テーブ
ルTXTBにセットされた送信コマンド群の有無を、ヘ
ッダーTXHDまたは伝送番号SNOが所定値であるこ
とにより確認し、この情報を伝送路92へ送信する。こ
の情報は、第2図(b)に示すフォーマットFM2Bの
ように構成されている。
受信局に指定された第1の群管理制御装置3の伝送局T
31は、このD P RA M 25内の送信テーブル
TXTBに格納されていたフォーマットFM2Bと同一
の情報を受信することになり、この受信情報をDPRA
M34の受信テーブルRXTBへ格納する。この情報は
、群管理制御装置3内のホスト33の任意情報伝送処理
プログラムにより解読される。すなわち、ホスト33は
、ホスト用コマンドHCMD、 を解読して、データを
指定のアドレス$1280の、第3図(C)に示すよう
な時計セットテーブルCLKSETへ格納する。
時計時刻セットの場合、直接時計の第3図(d)に示す
ようなLSIエリアWCLKに対してデータセットを行
ってもよいが、一般には、まず、時計セット要求テーブ
ルにセットし、別途設けられている時計時刻セットプロ
グラムにより、セット時刻データに13月等という不合
理が無いか否かをチエツクした後に、時計制御回路に対
する時刻設定手順制御処理を行うことにより時計時刻の
セットを行う。なお、−旦セットが完了すれば、このセ
ットプログラムで年度をクリアすることにより、次の時
刻セット要求に備える事ができる。
これより先、ホスト33内の任意情報伝送処理プログラ
ムは、コマンドCMDの第4bitにリードコマンドが
立っている場合、いまセットしたアドレスADRで指定
されるアドレスのデータを読み出し、返信用(この場合
は確認用)の伝送フォーマットを作成して、DPRAM
34の送信テーブルTXTBへセットする。
この情報は、直ちに伝送路92を介して伝送局T22/
\戻され、任意情報伝送処理プログラムによりDPRA
M24の送信テーブルTXTBにセットされで、エレベ
ータ一端末装置】の伝送局T11へ戻される、これによ
り、エレベータ一端末装置]は、時計のセット伝送が成
功したことを知ることができる。
なお、第2図(C)に示すように送信テーブルTXTB
と受信テーブルRXTBを同一アドレスとして兼用して
いる場合には、返信データを返送するときに、その伝送
フレームの伝送番号に$80を加算(第8図のステップ
P800)することにより、区別できるようにすること
ができるが、第2図(b)に示すように、これらが別々
に設けられている場合には、伝送局T34とT21また
は任意情報伝送処理プログラムにより、コマンドHCM
D2やHCMD1部並びに伝送ヘッダ部のTXN○とS
N○を、それぞれのDPRAMの送信テーブルTXTB
にセットする必要がある。
次に、データリードのを行う場合の、情報伝送の方法を
、エレベータ一端末装置】から、1号機のエレベータ−
制御装置4内の時計情報を読み出す場合を例として説明
する。
第4図はこの場合の伝送データ例を示す、第4図(a)
は、エレベータ一端末装置lのホスト13から送出され
る送信時の伝送フレームのフォーマットF M 、を示
し、第4図(b)は、エレベータ−制御装置4のホスト
61から送出される受信時の伝送フレームのフォーマッ
トFM、を示している。
第4図(a)に於いて、伝送路91〜93に対する伝送
コマンドが、それぞれTRXCMD l〜丁RXCMD
3であり、各ホストが中継のためや、データリードのた
めに使用する任意情報伝送処理プログラムの処理コマン
ドが、HCMDl〜HCMD3である。
ここで、1号機のエレベータ−の情報をリードする場合
であっても処理コマンドHCMDIとHCMD2のコマ
ンドCMDはWITEの指定である7bi tを′1′
とする必要があり、返信のためのリード(4ビツト)を
含めて16進数で$90である。
これに対し処理コマンドHCMD3のコマンドのみがリ
ードを示す4bit=”1′のみの$10となる。
前述のように構成される第4図(a、)の伝送フォーマ
ットF M 、は、前述と同様にして、エレベータ一端
末装置lから、バンク間制御装置2、群管理制御装置3
を介して順次伝送され、エレベータ−制御装置4に受は
取られる。
伝送コマンドTCMDで指定された3階層下に位置する
エレベータ−制御装置4のホスト61は、第8図に示し
たフローチャートにより任意情報処理コマンドHCMD
3に従って、第3図に示した時計CLKの時刻データR
CLKの先頭アドレス$8808から指定の8バイトの
データを読み出し、このデータを、伝送局T41が返信
用として使用するDPRAM51の送信テーブルヘセッ
トする。伝送局T41は、返送コマンドHCMDの作成
を行い、第4図(b)に示すフォーマットによる返信用
の伝送情報を伝送路93へ出・力する。
この伝送情報は、前述と同様にして、エレベータ一端末
装置lまで伝送され、エレベータ−制御装置1t4内の
時計情報が、エレベータ一端末装置lに送られたことに
なる。
第5図は本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。第5図において、IAはエレベータ一端末装置
、IMは遠隔監視用端末装置、4A、4Bはエレベータ
−制御装置、5A、5Bは情報制御装置、T41Aは伝
送局、51A、71はDPRAM、61A、81はホス
ト、93Aは伝送路である。
この本発明の第2の実施例は、伝送路93Aを1本だけ
備え、エレベータ−2台の小規模システムに本発明を適
用したものである。この本発明の実施例において、エレ
ベータ一端末装置IAと遠隔監視用端末装置IMとは、
第1図に示した第1の実施例における最上位の伝送路9
1に接続されているものと同一の装置である。但し、伝
送フォーマットと処理コマンドの上位2段分は不要とす
ることができ、また、情報制御装置5A、5Bは、エレ
ベータ−のホール情報案内表示器(図示しない)等を制
御する装置であり、第1図の場合にはどの伝送路にも接
続することができる。
第6図は、各号機に対応するエレベータ−制御装置4A
と4B内の第一のホスト61AがDPRAM71を介し
て、もう一つのホスト81と接続されている場合の任意
情報伝送制御方法を示すテーブル関連図である。
第1図に示した実施例の場合、エレベータ一端末装置l
より、第4図で説明した伝送フォーマットを用いて、3
階層からなる制御用ネットワーク伝送路を経て、任意実
施例伝送を行うことができたが、第5図に示す本発明の
第2の実施例では、エレベータ一端末装置IAは、第7
図(a)に示す送信フォーマットと、第7図(b)に示
す受信フォーマットとを使用することにより、指定号機
のエレベータ−制御装置内の第一のホスト61Aとの間
で任意情報伝送を行うことができる。
この場合、伝送の処理は、第6図に示す■〜■の順に行
われる。第7図(a)、(b)は、この場合に、アドレ
ス$8808のクロックデータRCLKを読み出すため
の伝送情報のフォーマット例を示している。この場合は
、読み書きともに一回の送受信伝送を行うだけでよい。
これに対し、エレベータ−制御装置4A内の第2のホス
ト81は、DPRAM71.51Aを介して伝送路93
Aとの間で任意情報伝送を行うことができる。この場合
、第7図(C)、(d)に示す伝送情報を用いて2回の
伝送を行う必要がある。
まず、1回目の伝送は、第2のホスト81側のDPRA
M71内の、任意情報伝送制御データ取り込みテーブル
QRX71へのコマンドHCMD32BとデータDAT
3Bとをセットし、その確認を行う(第6図の■〜■)
尚、確認の返信が不要の場合には、処理コマンドHCM
D31 Bのコマンドを$80とする。これにより不要
な処理を減らすことができる。
次に、制御ホスト81は、第8図に示す処理フローチャ
ートにより処理コマンドHCMD32Bの実行を行い、
取り出しテーブルQTX71へ読み出した(■から■の
手順)情報を読み取る。さらに、第7図(d)に示す第
2の伝送と第6図(b)に示す読み出し処理(■〜■の
手順)を行なう。
これにより、第2のホスト81と伝送路93Bとの間で
、任意情報伝送を行うことができる。
第8図は本発明に使用したエレベータ−制御処理装置(
ホスト)側の任意情報伝送処理の動作を説明するフロー
チャートの一例である。
この処理プログラムは、比較的早いピッチの周期で起動
されてもよいが、ここでは割込み起動を例として説明す
る。
まず、ステップS20で、DPRAMの割り込みアドレ
スのデータをリードし、割り込み要因の判定を行ない、
ステップS40で、割り込みフラグをクリアするために
DPRAMの割り込みアドレスのデータをクリアする。
次に、ステップ5100と8200で、ホスト側の処理
コマンドHCMDの判定を行い、ステップ5250で、
再度同じ処理を行わないようにするためのコマンドクリ
ア処理を行う。
さらに、ステップ5300からステップ5800までで
、すでに説明した任意情報の格納(S400.5500
)と読み出しく5600,5700〕と、返信処理(3
800)を実行する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、エレベータ−運転
、制御専用の伝送手段の他に任意情報伝送手段を、伝送
端末とホスト側に設けたので、多種多様な制御機能を追
加する毎に、伝送仕様(伝送No、データサイズ、伝送
局と受信局の指定をする)を伝送局に追加する必要がな
い、個々の制御装置に保守点検用コンソールを設けずと
も、システムの最上位伝送路に点検用エレベータ一端末
装置を必要なときに接続することにより、時計の確認、
セット、荷重検出、速度検出、かごの正確な位置信号、
故障診断データの読み出し等と、プリセット、クリア等
の処理を行うことができるという効果を得ることができ
る。
また、伝送局の指定にbitによる局指定機能を設けた
ので、全台の情報制御装置へ同一メツセージを一度に送
出し、あるいは、時計を同時に時刻合わせする等を行う
ことができる。
また、各エレベー・ターの制御装置のプログラム変更、
エレベータ−仕様データの変更等を指定号機分について
1回で同時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されたエレベータ−制御システム
の構成を示すブロック図、第2図、第3図、第4図は情
報伝送フォーマットを説明する図、第5図は本発明の第
2の実施例の構成を示すブロック図、第6図は第5図に
おける任意情報伝送方法を説明するテーブル関連図、第
7図は任意情報伝送フォーマット例の説明図、第8図は
本発明における処理装置(ホスト)側の任意情報伝送処
理を説明するフローチャートである。 1・・・・・・エレベータ一端末装置、2・・・・・・
バンク間制御装置、3・・・・・・群管理制御装置、4
〜11・・・・・・エレベータ−制御装置、91〜93
・・・・・・共通伝送路、T2+−T48・・・・・・
伝送制御装置(伝送局)。 13.23,33.61〜68・・目・・制御処理装置
(ホスト)、12,24,25,34,35.5i〜5
8・・・・・・デュアルポートラム(DPRAM)。 第1図 第5図 工しベーター〜]仲袈1 14工しベーター瑞未慈1 2 :ハ゛ングM〜」卸装置 3.3A:詳f理辛J舒装置 4〜11°工しヘーターや」p純1 T11〜T48゛位正局 ←− く 7 壮 町田gぢ傘

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数組のエレベーター制御装置と、これら制御装置
    間で、複数の共通伝送路を介して相互にエレベーター制
    御情報を伝送するエレベーター制御システムにおいて、
    前記複数の制御装置が複数の階層の制御装置であり、各
    階層の制御装置相互間が前記共通伝送路により接続され
    ており、異なる階層の制御装置相互間で、前記エレベー
    ター制御に関する情報信号の授受を行うことを特徴とす
    るエレベーター制御システム。 2、複数組のエレベーター制御装置と、これら制御装置
    間で、複数の共通伝送路を介して相互にエレベーター制
    御情報を伝送するエレベーター制御システムにおいて、
    前記複数の制御装置の中の任意の第1の制御装置が前記
    複数の共通伝送路の中の第1の伝送路と接続され、前記
    第1の伝送路が第2の制御装置を介して、前記第1の伝
    送路とは別の第2の伝送路に接続され、該第2の伝送路
    がさらに他の制御装置に接続され、前記第1の制御装置
    及び前記他の制御装置相互間で、前記第1及び第2の伝
    送路と前記第2の制御装置とを介して、前記エレベータ
    ー制御に関する情報信号の授受を行うことを特徴とする
    エレベーター制御システム。 3、複数組のエレベーター制御装置と、これら制御装置
    間で、複数の共通伝送路を介して相互にエレベーター制
    御情報を伝送するエレベーター制御システムにおいて、
    制御装置相互間でのエレベーター制御情報の伝送に加え
    、任意の制御装置相互間で任意の情報を伝送するため、
    少なくとも1つの伝送路と、必要に応じて他の制御装置
    を経由する汎用伝送機能を備え、汎用伝送のための伝送
    情報中に、中継する伝送路に対応する伝送コマンドと、
    中継を行うまたは指定された制御装置内でデータ伝送処
    理を指令する処理コマンドを含ませたことを特徴とする
    エレベーター制御システム。 4、前記制御装置は、伝送局と、制御処理装置と、これ
    らの装置相互間を接続するデュアルポートRAMとによ
    り構成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項、
    第2項または第3項記載のエレベーター制御システム。 5、前記制御装置は、伝送路から取り込んだ伝送情報を
    分析して、自装置関する情報を取り込み、その伝送コマ
    ンドと、処理コマンドに応じて、伝送情報内のデータを
    解読して、データの格納、データの照合、データの読み
    出し、データの中継、伝送情報に対する応答の少なくと
    も1つの処理を行うことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第4項のうち1項記載のエレベーター制御シ
    ステム。 6、前記伝送コマンドに、指定局種と局番号とを指定す
    るデータを含むことを特徴とする特許請求の範囲第3項
    、第4項または第5項記載のエレベーター制御システム
    。 7、前記局番号の指定を、ビット指定として複数の局を
    同時に指定可能とたことを特徴とする特許請求の範囲第
    6項記載のエレベーター制御システム。 8、複数組のエレベーター制御装置と、これら制御装置
    間で、複数の共通伝送路を介して相互にエレベーター制
    御情報を伝送するエレベーター制御システムにおいて、
    前記制御装置の1つが、第1の共通伝送路を経て、第2
    の制御装置と選択的に情報伝送するための第1の伝送コ
    マンドを送信し、次に、第2の制御装置内部で、第2の
    共通伝送路を使用して情報伝送を行うための伝送処理を
    指示する第1の処理コマンドを送信し、次に、第2の共
    通伝送路を経て第3の制御装置と情報伝送を行うための
    第2の伝送コマンドを送信し、次に、第3の処理装置内
    での受信処理又は送信処理を指示する第2の処理コマン
    ドを送信することにより、任意の処理装置相互間の情報
    伝送を1種類の論理伝送チャンネルで行うことを特徴と
    するエレベーターシステムの情報伝送方法。 9、前記第1または第2の伝送コマンドに、情報伝送の
    相手局を指定するビットデータを含め、このビットデー
    タにより複数局に対し共通伝送を行うことを特徴とする
    特許請求の範囲第9項記載のエレベーターシステムの情
    報伝送方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0753144A (ja) * 1993-06-01 1995-02-28 Otis Elevator Co ローカルエリアネットワーク昇降機通信網
JPH0753146A (ja) * 1993-06-01 1995-02-28 Otis Elevator Co ローカルエリアネットワーク昇降機通信網
JPH09237103A (ja) * 1996-03-04 1997-09-09 Hitachi Ltd 保守支援システム
WO2003097504A1 (fr) * 2002-05-16 2003-11-27 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha Systeme de transmission de commande d'ascenseur

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