JP2798923B2 - エレベーター制御システム - Google Patents

エレベーター制御システム

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JP2798923B2
JP2798923B2 JP62301526A JP30152687A JP2798923B2 JP 2798923 B2 JP2798923 B2 JP 2798923B2 JP 62301526 A JP62301526 A JP 62301526A JP 30152687 A JP30152687 A JP 30152687A JP 2798923 B2 JP2798923 B2 JP 2798923B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンピュータ制御方式のエレベーター制御
システムに係り、多重データ伝送線を用いて制御を行な
うようにしたエレベーターに好適な制御システムに関す
る。 〔従来の技術〕 エレベーターのサービス内容の豊富化に伴い、名乗り
場に設置されるかご位置表示器やホール呼び寄せ装置、
かご内又は乗り場に設置される行先階呼び登録装置など
とエレベーター制御装置との間での配線本数は増加する
ばかりである。 そこで、この配線本数の低減を図るため、種々の提案
がなされており、その例を特開昭47−41499号、特開昭5
2−152050号それに特開昭52−53354号の各公報に見るこ
とができる。 また、これとは別に、各階床にマイクロコンピュータ
を設け、これにより直列データ伝送を行なうことにより
配線本数を低減させるという提案も、特開昭61−69677
号や特開昭61−194943号の公報などに見ることができ
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術は、制御装置の汎用性について配慮がさ
れておらず、以下に示す問題点があつた。 階床数が増加したり、乗り場でサービス階表示や待
ち時間表示を行なうためのパネル表示器や行先呼び登録
装置を設置するなど(ポート式エレベーター)により入
出力信号が多くなるのに比例して伝送速度を高くするか
(同軸ケーブルやツイストペア線を使用する必要が生
じ、コストアツプとなる。)、I/O処理する周期を長く
する必要が生じる。 上記した様に、エレベーターは納入先毎に階床数や
案内表示器などが異なる。 例えば乗り場呼び寄せ呼び登録装置にしても、上昇用
1個のものから車イス利用(上昇・下降),地下階行き
エレベーター利用,屋上階行きエレベーター利用などを
含めて8組の釦入力と応答灯を有するものもあるなど、
多種多様であり、従つて、その集、仕様に応じて異なつ
た直列伝送手順と、異なつた入出力回路を有する入出力
端末装置を設計し、製造していたのでは、量産化が困難
な上、特に近年、ローコスト化が著しいワイチツプマイ
コンやマスクROMが利用できず、ローコスト化が極めて
困難である。 本発明の目的は、汎用性が充分で、どのような仕様の
エレベーターにも容易に適用でき、大きなローコスト化
が簡単に得られるようにしたエレベーター制御システム
を提供することにある。 さらに付言すれば、本発明によれば、エレベーターの
サービス階床や各種案内装置、あるいは操作釦等が多少
増減しても、エレベーター制御装置のハードウエアは同
一とすると共に、各階床または階層や、かご内またはか
ご上ならびにエレベーター機械室,エレベーター昇降路
内のピツト(最下部),エレベーター遠隔操作所(監視
室や受付)などに分散して設置される入出力端末装置の
種類を充分に少なく抑え、容易に標準化が図れると共
に、上記したエレベーター制御装置間での配線を単純に
して安価な線路とすることができる。 すなわち、本発明によれば、ハードウエア的にもソフ
トウエア的にもフレキシブルに対応可能なエレベーター
制御システムを構築することにある。 また、近年、多機能表示が可能なフラツトデイスプレ
イをかご内や乗り場へ設置したり、乗り場に行先階登録
装置とかご位置表示を一体にしたポート式インジケータ
を設置する場合が多くなつているが、このときも本発明
によれば、多様化,複雑化する操作,案内機器の制御を
できる限り少ない種類の入出力端末装置で容易に対応す
ることができる。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、エレベーターの制御系を、機械室に設置
したホスト制御装置と、階床出入口及び乗りかごのいず
れかに設置されている操作、制御、表示又は案内の各機
器を制御する入出力端末制御装置とに分離する方式のエ
レベーター制御システムにおいて、以下の手段を設ける
ことにより達成される。 (a)上記ホスト制御装置側に設置され、上記入出力端
末制御装置に必要な端末仕様データを保持するホスト側
記憶手段。 (b)上記ホスト制御装置側に設置され、上記端末仕様
データを上記入出力端末制御装置側に伝送するデータ送
信手段。 (c)上記入出力端末制御装置側に設定され、上記デー
タ伝送手段により送信されてくる端末仕様データを受信
し、端末側記憶手段に格納するデータ受信手段。 (d)上記入出力端末制御装置側に設置され、上記端末
側記憶手段に格納された端末仕様データに基づいて、上
記操作、制御、表示又は案内の各機器の制御を実行する
制御手段。 〔作用〕 入出力端末装置は、各端末装置での入出力端子の仕様
や、入力と出力の関係などを定義する端末仕様データを
ホスト制御装置から受信し、それにより制御動作を遂行
する。 従つて、入出力端末装置のハード的な構成を変えずに
多種多様なエレベーターシステムに対応することができ
る。 〔実施例〕 以下、本発明によるエレベーター制御システムについ
て、図示の実施例により詳細に説明する。 ここで、本発明の特徴を実施例に則して簡単に説明す
ると、以下のようになる。 まず、本発明では、 入出力端末装置に通信回路付ワンチツププマイコン
またはゲートアレイLsiを組み込み、各端末の入出力ピ
ンの仕様と入力と出力との関係などを定義する端末仕様
データをエレベーター制御装置またはエレベーター群管
理制御装置(以下ホストと略称する)より受信する。 全子局(各入出力端末装置に接線する直列伝送路の
バスとインタフエースする直列伝送回路の略称)を一順
する周期を比較的低速(33.3ms)とし、安価なバス配線
路とする。 各入出力端末装置はホストより、当該端末用に受け
取つた端末仕様データに従つてホール呼び応答灯の点灯
制御などを行ない、上記した伝送周期による応答灯の遅
れを生じさせない様にする。また、ホストは保守時や不
停止指令有時や急行運転などの運行形態に適応して各端
末の各入力出力信号に対応した端末仕様データを作成
し、適時各端末へ送信する様に構成する。そして、上記
のように構成することにより、 a.電源投入時などは、ホストからの端末仕様データが未
だ伝送されてきていないので、過渡現象等により偽のホ
ール呼び信号が入力されたとしても動作せず誤つて応答
灯が点灯したり、呼び登録がされてしまつたりする虞れ
がない。 b.エレベーターがサービス状態にされているときには、
ホストから予め入力信号に反応して適切な制御を行なう
のに必要な端末仕様データが当該端末に伝送されてお
り、これにより呼び釦が押されたとき直ちに(例えば50
m秒以内)に応答灯点灯制御やタツチ音発生制御などの
反応制御を行なうことができる(なお、一般の人は反応
遅れが0.1秒を越えると知覚でき、違和感を抱き、クレ
ームの要因となる)。 c.一方、各種の操作釦や検出器からの入力信号はホスト
に伝送され、ホストは呼び登録処理制御など必要な処理
を行ない、その結果、エレベーターの運転制御を行なう
と共に、登録した呼び信号などの運転制御データを案内
信号などと共に当該端末内の各子局へ次々と送信する。 これにより端末側では、これら制御データを受信した
ことにより、それまでの、例えば上記した呼び入力信号
と端末仕様データによる応急的な応答灯点灯制御に代わ
つて、呼び登録信号によるサービスを実行し、呼び登録
キヤンセルまで応答灯を点灯し続けるようにすることが
できる。 さて、第1図は本発明の一実施例の全体構成を示した
もので、B1Fから3Fまでのサービス階床を有するエレベ
ーターシステム(ただし、3Fは省略してある)に本発明
を適用した場合について示したもので、エレエーター制
御装置(ホスト)1は、I/O伝送制御装置2と接続さ
れ、さらに各階または各階層ならびにかご内運転盤内な
どに設置された入出力端末装置(以下、端末と略称)4a
〜4c,6,13とバス(直列データ伝送路)3a,3bによつて接
続されている。 I/O伝送制御装置2は、各端末4a〜4c,6,13を次々とポ
ーリングし、呼び釦とその応答灯などの各階固有の情報
の授受を行う。 各フロア・ステーションの役割を持つ端末4a〜4cは、
ホール操作盤5a〜5cに接続される。そして、各端末4a〜
4cは呼び釦が押されたかどうかを検知し、その結果をポ
ーリングされたときに、バス3aと3bを通つてデータをI/
O伝送制御装置2へ直列伝送し、さらに第2図に詳細回
路を示す様にデユアルポートラムによりホストであるエ
レベーター制御装置1またはエレベーター群管理制御装
置(図示していない)へ情報を伝達する。 次にホスト1は、カゴ呼びやホール呼びの登録処理を
行ない、前述と逆の経路により、各端末4a〜4cへ情報を
伝送し、ホール操作盤5a〜5cの応答灯点灯制御を行な
う。 ただし、上記した応答灯の点灯制御方法だけでは、第
15図を用いて後述する様に、応答灯の点灯遅れが0.1秒
位にもなり、利用者に違和感を与えるため、上記したよ
うに、この実施例では、上記した態様でサービスする呼
び釦に対応して、各入出力端末装置に対して端末仕様デ
ータをホストから伝送し、各端末側で、呼び釦入力に対
応した応答灯点灯用出力を所定期間駆動するローカル制
御を行つて上記した点灯遅れの問題点を解決するように
なつている。 なお、上記したように、この第1図の実施例では、一
例として地下1階(B1F)から地上3階(3F)までの計
4階へサービスするエレベーターの場合を示している。 また、この実施例では、B1階にはパーキングスイツチ
(PAK)16と、満員表示等が可能な情報表示器D7a付きの
LEDを発光源とするインジケーター7aがエレベーター乗
場上部に設置されており、これらの機器はB1F用、入出
力端末装置4aに接続され、入出力制御されるようになつ
ている。 ところで、1階はロビーで利用者が多い。そこで、乗
り場に直接行先階を登録すると共にエレベーターの先導
かご位置を示す操作盤(以後ポート式インジケータと略
称する)5bと、ランプ式の少し大きめのインジケータ7b
と音声案内用スピーカ15を設けてある。なお、音声再生
回路14は、詳細を第3図に示す小形端末装置4の中に組
み込まれていれば不要とできる。 他方、2階と3階は一般の階床なので、情報表示器8a
を用い、通常はかご位置とサービス方向だけを表示する
ようになつており、そのため、B1Fでは第5図(a)に,
1Fでは同図(b)にそれぞれ示されているように、各階
床当り1組の入出力端末を使用しているが、2階床当り
1組とすることもできる。特にエレベーター群管理制御
装置と接続される一般のホール呼び登録器では、信号線
が少ないので6階床当り1組を標準とすることができ
る。 親局2からかご内の端末6と、13に対する伝送路はテ
ールコードを含むバス3bにより接続される。尚ここで、
乗り場へのバス3aと分離しているのは、反射等により誤
動作するのを防止するためである。 かご内の端末6は、第4図に示す様に、中形の入出力
点数の多い端末装置6を使用し、かご呼びや閉釦(CLOS
E)の他にも、自動(AOUT),手動,平常(NOMAL)の各
信号,それにかご重量検出や着床レベルなどの信号を取
り込み、時刻表示も可能な情報表器D10を含むかご内上
部に設備するかご内インジケータ10を駆動するようにな
つている。 一方、かご上の端末13は、中形端末6程は外部とのイ
ンタフエースは多くないが、ドア駆動装置11への開・閉
制御指令L4とブレーキ信号L2を出力するための制御パラ
メータなどを多数、ホスト1から受信できるようにして
おく必要がある。 尚、この端末13は、開指令はラインL1で、光電装置や
超音波センサーによる乗降客検出装置12信号はラインL5
で、そしてドア開閉速度と位置はラインL3で、それぞれ
取り込み、これにより、単なる入出力回路制御だけでな
く、ドア開閉制御をも行なうようにして、多機能端末化
した。そして、この結果、データ伝送を安価に行なえ、
ドア開閉制御装置として独立させた場合に比較し、速度
や電流などを決定する使用をDip−SWやトリーマ等で別
に調節する必要がなくなつて端末仕様データ化でき、 ホスト1で現地調整データを一元管理できる(端末
を交換しても再調整不要)。 ホストでの高度な判断により、状況に応じたドア開
閉制御指令をドア駆動装置12へ与えることができる。 などの利点が得られる。 ホスト(エレベーター制御装置)1は、群管理制御装
置,保守装置、監視盤,遠方監視システム用端末装置,
それに情報入力・登録制御システム用受信端末などと、
ネツトワーク伝送制御装置17を介して伝送路18によりバ
ス接続される。これにより容易に群管理システムを組め
る。 以上の説明により、バス形伝送路付入出力端末装置4,
6,13を用いることによりエレベーター制御システムの構
成、特に乗り場の操作機器や案内装置が変化しても、ま
た、階床数が増減しても、新たなハードウエアを開発す
ることなく、標準化された、信頼性の高い、安価なハー
ドを組合わせてシステムを作ることができることを当該
業者は理解できよう。 第2図はエレベーター制御装置(ホスト)1の制御論
理を決定するマイクロコンピュータ100と、I/O伝送制御
装置2のハード構成図である。 本実施例では、デユアルポートラム(以下、DPRAMと
略称する)301を用いて、上記した2つの装置内のCPU10
1とCPU205をそれぞれバス107と210により比較的密な結
合に保つている。 エレベーター制御装置1内のCPU101は、DPRAM301へ、
第14図に示す様な、次の2種のデータを動作フロー第6
図と第7図によりDPRAMへ格納する。 I/D伝送制御装置2内CPU205が使用する伝送制御用
基本仕様と管理仕様を格納する。 これにより、ROM207にてモジユー化により標準化さ
れ、マスクROM化された、各種実行プログラムがこの仕
様データに基いて、多様な伝送制御形態を作り出す。例
えば、先に概説した様に、2台並設等により、他号機制
御装置と結ぶためのネツトワーク伝送制御装置17はハー
ド・ソフト(ROM内のプログラム・データ)共に完全に
同一とすることが可能となる。すなわち種類KiNDに格納
するコード,処理上の子局数MAXSNO,現状稼動子局指定
レジスタ,情報・保守局への一時的なバス制御権の移動
許可指令などの種類KiNDに従属するオプシヨン指示レジ
スタMODE,親局伝送周期TMや,エラー発生時の処理など
を決定する親局仕様データDATAなどの値によつて、様々
な態様の伝送をホストより指令できる。また、保守時で
あるか否かなどエレベーター制御装置1側の判断によ
り、伝送周期TMを長くしたり、情報制御局や保守局への
バス制御権の所定期間順次移動許可指令などをエレベー
ターがサービス中であつても新たに、任意のタイミング
で指令することができる。 親局から各子局へ送信する当該子局の入出力端末の
ハードの使い方や制御仕様を決定する端末仕様データSC
TXS〜S18TXSと各子局に必要な制御データSCTXD〜S18TXD
を作成する。 ここでSCTXSは全子局共通の端末仕様データであり、S
1TXS〜S18TXSは第1子局(ここではかご内入出力端末装
置6)から第18子局用の端末仕様データである。親局側
のCPU205はDPRAM301のデータをシリアルインタフエース
(以下SIと略す)から第12図(a)に示す通りの順番に
対応してさまざまな量のデータを送信回路202,パルスト
ランス201により伝送路3を経て全子局へ、第9図で詳
述する動作フローにて送信する。 ここで、SCTXDは全子局共通の制御データであり、第1
3図(b)に示す様に、さまざまな仕様に対応できる様
に基本的なデータは全て送信している。 また、S1TXD〜S18TXDは第1子局から第18子局用の制
御データであり、第13図(a)に示す様に順次送信され
る。 いずれの場合も、かご内入出力端末装置6の第1子局
やポート式インジケータを備えた1Fの端末装置4b用の第
4子去などは送信データ(S1TXS、S1TXD、S4TXS、S4TX
D)も、受信データ(S1RX、S4RX)も、データ量が他局
より多い。そこで第14図(b)に示すように、これら送
受信データテーブルを管理するのが、伝送管理仕様テー
ブル(MS1TXS、MS4TXS、MS1TXD、MS4TXD、MS1RXD、MS4R
XD)の役割である。 尚、第2図には色々な工夫をほどこしているが、一部
のみ補足説明する。 まず、CPU205からの書き込み範囲を第14図(a)に示
す様に制限する書き込みアドレス制限回路302を備え、
万一異常が発生した場合の原因究明と、自然復帰の確率
向上を図つている。 次にホスト用マイクロコンピユータ100のバスにコネ
クタCN2を設け、外付けとして、アナライザ保守・デバ
ツグツールを接続したり、16階床を越えた際の第2I/O伝
送制御装置の接続に対応できるようになつている。 従つて、もし、特定階の表示器の種類を変えたとき
や、1階床増設となつた時、端末仕様データを作成する
ホスト側の仕様データまたはプログラムの入つているEE
PROM103を、保守・デバツグツールにて容易に修正する
ことができる。 しかして、従来例であれば、ROM207や第3図に示す特
定階の子局用ROM407へのプログラム追加設計と、再製造
が必要であつた。なお、マスクROM化するためには1ケ
月位の期間と、かなりの経費を必要とするため、この事
は極めて重要な改善と言える。 さらに、ホール子局を第3図または後述する第4図に
示す回路に統一できる効果は大きく、直列伝送する方式
を特に2階床〜60階床までを広く実用化するためには重
要なポイントとなる。 また、この実施例では、エレベーター制御マイコン10
0と伝送制御装置2と17を一枚のプリント板PBとして統
括実装し、耐ノイズ性を向上させている。 第3図は小形の入出力端末のハード構成図であり、こ
れらのB1Fでの結線例を第5図(a)に、そして1Fでの
結線例を第5図(b)にそれぞれ示す。そして、この中
に含まれているCPU405により、第10図と第11図に示す様
に、パラレルインタフエース(以下PIと略す)による入
出力制御などの端末処理を周期Ts(10ms程度)で繰り返
し実行させると共に、データの送受制御はSI(シリアル
インターフエイス)406によるウエイクアツプパルス後
のデータ受信完了により発生する割込信号の発生により
起動される割込処理により実行させるようになつてい
る。 尚、この第3図の実施例では以下の工夫をほどこし、
汎用性と信頼性を高めている。 PI413と入力回路418による入力専用端子T401〜T408
と、PI411と出力回路419による出力専用端子T417〜T428
の他にPI412,408,それに入力回路417と出力回路416によ
り制御される入出力切換用端子T409〜T416を備え、入出
力点数を有効活用している。 これは、端末装置4の発熱するパワートランジスタTr
400を含む一般IC回路のほとんどをカスタムLSi化または
ハイブリツドIC化する際は、内部論理の多少の大小より
も端子数が絶対条件となつて、寸法とコストを決定する
ので、重要な工夫である。 本発明による端末仕様データ伝送方式により、第5図
にその一例を示す様に、入出力端子T409〜T416の使い方
が出力の場合にはPIの出力Q4とQ5は共に“0"を出力し、
入力回路417は8点共に禁止となり、代つて出力回路416
は8点共にPI412からの信号により第5図に示す如き負
荷を駆動することが出来る。第5図(b)には8階まで
のポート式インジケータ7の接続点を点線で図示してい
るが、例えば12階床の場合には、入出力端子T409〜T412
は入力側に端末仕様を切り換え(PI408のQ4は“1")、
出力端子T417〜420,入出力端子T413〜T416は出力側のま
まにして使用し、行先呼び応答灯(連続点灯)とかご位
置表示灯(点滅点灯)を兼ねるLED表示器を駆動制御す
るようにしてもよい。 従つて、この実施例によれば、これらの端末仕様の変
更をROM607ではなく、ホストのEPROM103で行なうことが
でき、この結果、設計,製造,保守の点で優れた効果が
得られることになる。 その他の工夫としては、 CPU405の動きを確認するために、第10図のステツプ
600にて周期TSごとに出力するパルスが異常により出力
されなくなつた事を検出する機能を備えた電源回路415
を備え、一旦動作するとCPU405にリセツトを掛けると共
にこれを記憶回路414にて記憶し、出力回路と送信回路4
02をサプレスし、不用意な動作を阻止し、これにより安
全性を疑わせるような動作や不審な案内が実行されるの
を防止し、利用者に思わぬ誤解を与えないようにできる
と共に、他階の正常な端末装置の伝送制御はそのまま継
続させるために役立つ。尚、瞬停や一時的な電圧降下が
あると、電源P22の給電路の末端に近い装置ほど一時的
な誤動作を起こす可能性が高いが、この実施例では、ホ
スト1は、子局の異常を第8図に示すステツプC305にて
診断し、エレベーターが停止し、ドア開放している時
に、当該子局に対してのみINITのヘツダを送り、第11図
のステツプS920,S930,S935,S940を経て記憶回路414をリ
セツトするパルスをPIのQ6端子から出力させ、上述のサ
プレスを解除して正常復帰させるので、誤動作を抑える
ことができる。 子局NOを第10図のステツプS250でPI413のI0またはI
1による暗号入力により作成し、ステツプ260でEEPROM41
4へ書き込むことができる。 尚、この時は、伝送回路3への配線をカツトしておく
か、ホストの保守調整機能によりI/O伝送カツトモード
を入力しておく必要がある。 第4図はかご内に使用した中形入出力端末装置6のハ
ード構成図である。CPU605には第3図と同一個数のROM6
07,RAM609,EEPROM614,PI608,611,612,613とSI606を備え
ており、この結果、マイコン部600は第3図の端末にお
ける、マイコン部400と、ソフト(ROM407のデータ),
ハード共に完全に同一のものとすることができ、これも
ホストから端末仕様データを伝送するようにした、本発
明の制御方式を採用したことによる大きな実用的効果で
ある。たとえば、先に事例として説明した12階のポート
式インジケータを備えた階に、第1図の1階と同様にラ
ンプ式インジケータ7bや音声案内システム14,15を備え
る仕様とした場合、小形のものでは入出力点数の絶対数
が不足してしまう。 しかして、この実施例によれば、この様な階床につい
ては任意に中形のものを使う様に、エレベーター制御シ
ステムを新規計画や改造計画することができる。そし
て、中形のものを用いれば、入出力回路をPI611でブロ
ツク選択し、入出力をPI608の出力Q4にて選択できる様
に構成(“1"で入力回路が生きる)することにより容易
に仕様変更に対応できる。そして、この中形のものによ
れば、全ての階床にポート式インジケータだけを設置す
る仕様なら64階床分もの行先入力と、その応答灯の点灯
制御ができる。なお、これを越えるときでも、そのため
にわざわざ大形の入出力端末を開発するよりは同一階に
て2組の中形入出力端末を設置し、機能分散する方式と
した方が拡張性が優れており、開発費の回収の点からも
良いと推定される。 しかして、万が一にも64階全てにポート式インジケー
タの仕様があつた時は、コネクタCN2を介してI/O伝送バ
スを8〜9階床におきに、16〜18子局ずつ担当させるべ
くI/O伝送制御装置(親局と略す)2を7組増設する必
要がある。 これらのアプリケーシヨンを考慮し第12図(e)と
(f)にその一部の例を示してある。なお、このI/Oの
作り方を設定する端末仕様は、これらI/O1,2の他にも用
意しておく必要があるが、図示は省略する。 第5図は入出力端末装置4の乗り場における使用例を
示す結線図であり、(a)はB1Fでのものを、そして
(b)は1Fでのものをそれぞれ示している。 ここでは特に理解が困難と思われる部分についてだけ
説明する。 情報表示器D7aはコード別に文字や図形が表示され
る方式のものとなつている。そして、コード0は無表
示、S1は「満員」表示、S2は「自動」表示、S2は「休
止」表示、S4は「点検中あと10分位お待ち下さい」表
示、S5は「故障中あと60分位お待ち下さい」表示、S6は
「故障中」表示、S7は「地震発生につきエレベーターは
点検終了まで使用できません」を表示する。 1階のインジケータ7bは他の表示灯とは異なり、ラ
ンプ式となつており、従つてデコード回路付ランプドラ
イバO7bを介して駆動している。尚、ここでランプドラ
イバO7bはインジケータ7bの内部へ組み込む等により、
端末装置4bとの配線本数の低減と標準化を図る方が望ま
しい。また、出力回路419のいくつか、特にT421とT422
はランプドライブ可としておく方が使い勝手上、望まし
い。 第6図はエレベーター制御装置1のマイコン100の全
体動作を示す動作フローで、CPU101のリスタートにより
起動され、イニシヤル処理後、第7図に詳細を示す、伝
送制御の処理を行なう。 この時点で、万一異常子局があればこれを検出し、制
御機器故障検出処理(C120)にて故障ランクや故障部位
判定をし、制御状態判定処理(C140)にて最大レベルの
故障判定を実施し、運転方式選択処理(C150)によりそ
の状況を総合的に判定し、運転方式コードを決定し許可
指令処理(C160)により、状況に適応した処理を指令す
ることができるソフト的なシステム構成を実現してい
る。 例えば、ネツトワーク伝送制御系の故障であれば、こ
の部分の機能を削除し、呼び制御処理C520を単独運転に
切替えたり、情報系の制御を禁止したり、異常の部位を
図形的手段等により時々(例えばドア閉待機時や保守に
切り替えた時や管理人室の階でドア開した時など)かご
内等に設置の表示器等により報知する制御を報知器制御
処理C560により実行する動作許可指令を出力する。 また逆に、B1Fの入出力端末装置4aに異常がある場合
は、この子局を切り外してサービスを開始すると共に、
ネツトワーク伝送路18を通して保守センターと電話回線
を介して結合されている保守用端末へ異常の発生と異常
子局の階床とEEPROM103に記憶管理されている部品NOを
制御出力処理C180とネツトワーク伝送データ入出力処理
C400にて送信し、センタにおける適切にして迅速な対応
を可能とする。 初期処理が完了するとステツプC300からC190までの一
順の処理を周期THで繰り返し実行する。一般にはこれら
のタスクやモジュールの起動制御はOSにて行なわれる
が、ここでは説明の便宜上アイドル処理(C185)にて代
用する。 第7図はホストにおける伝送制御の初期処理の詳細動
作フロー例であり、I/O伝送制御関係を例に挙げて説明
している。 C200で処理に入ると、まずDPRAM301と関連回路の異常
を検出するために、テストデータ(モード1)を全領域
にセットする。例えば$00〜$FFまでを順次アドレス順
にセツトし、最終アドレスCHKD(第14図(a)参照)に
01をセットする(C205)。なお、この際、書き込みエラ
ーがないかを診断する。 次に、親局2側で、ステップC205により下位アドレス
に相当する数値の内容を1ビットづつ右にローテイトし
ながら上位アドレスへコピーする(第9図−M105)。 その結果をチエツク(C210)する。 異常があつて位置しないか、又は、親局2に異常があ
つて応答しない場合は、タイムアウト(約1秒)をステ
ツプC220とC240で判定し、エラーコードIOCER1をセツト
し、以後、高速走行を一切禁止することを、前述のソフ
トシステムへ要求する。また、所定条件満足時、再試行
を決定(C190)する。 同様のチエツク処理をデータを変えて、例えばSFF〜S
01で行ない、CHKDにはS02をセツトする(C215)。 正常であればSTATUS(第14図(a))の0ビツトに
“1"をセツトする。 次に、ステツプC245で(b)に示した通りの基本仕様
と伝送管理仕様をEEPROM103の内部に設けた、同類のテ
ーブルを基に作成する。 次に、全子局で受信させる共通性の高い端末仕様デー
タを作成し、テーブルSCTXSへ格納(C250)し、各子局
別の端末仕様テーブルS1TXS〜S18TXSもEEPROM103の内容
を基に作成し(C255)、サムを求め、それをSUM1へ格納
し、STATUSの2ビットに、端末使用データの作成が完了
したことを表わす“1"をセツトする(C260)。 以上によりI/O伝送制御系(2,3,4,6,13)は初期伝送
が可能になり、親局からの応答完了をSDNO(第14図
(a))が更新したことにより判定し、SDNOが更新され
ていたときには、STATUSの4ビットに、親局の応答が完
了したことを表わす“1"をセットする(C285)。また、
所定時間(約0.3秒)経過しても完了しない時は異常と
判定し、エラーフラグIOCER2をセツトする(C280)。 第8図はホストにおけるI/O制御伝送データ入力処理C
300の具体的実施例を示す動作フローである。 まずステツプC310〜C370にて正常な伝送が実行されて
いるかを判断し、HIOICENをセツトし、STATUSの6ビッ
トに、正常な伝送が実行されていることを表わす“1"を
セットする。 尚、ここでテーブル名の先頭にHと付いているもの
は、RAM106内のテーブルであることを示す。 また、ステツプC320において、2回まで正常としてい
るのは、ホストの周期THより親局の周期TMの方が多少長
い時に必要な処置であり、ステツプC330の回数も4回に
限定されるものではない。 次のステツプC382〜C394から成る処理は、親局2が各
子局から受信して作成したデーターテーブルS1RX〜S18R
Xのデータを第17図に示すRAM106の一部を成す制御入力
テーブルへ展開するための入力テーブル作成処理(C38
0)である。動作フローと第16図に示す仕様スペツクを
参考までに記載する。 第9図は親局におけるデータ送受信処理の具体的実施
例を示す動作フローである。 まず、イニシヤライズ(M100)し、前述のDPRAMチエ
ツクの処理(M105,M110)を行ない、ステップM500のア
イドル処理時間でほぼ決まる周期THで、ステップM200〜
M500までの循環処理を実行する。 この実施例では特筆すべき点は、次の,にある。 第14図(c)に示すエラーテーブルS1ERW(o)〜S
18RX(o)の7ビツト(これはホストにより、未使用端
末や故障中の端末であると判定されたとき“1"にセツ
ト)を判定(M300)し、その子局との伝送は実行させな
いようにし、このためアイドル処理(M370)を設け、プ
ロトコルアナライザ等で伝送路3により故障原因究明す
る際に判断しやすくなる様に工夫した。 共通データ送信(M200)と各端末別データ送信(M3
20)部において、それぞれSTATUSの4ビツトが“0"の場
合は、端末仕様テーブルSCTXS〜S18TXSを送信し、“1"
の場合は制御テーブルSCTXD〜S18TXDの内容を送信す
る。 また、ステツプM410にてSDNOを更新する(例、カウン
トアツプ)だけでなく、STATUSの4ビツトが“0"のとき
は3ビツトを“1"にセツトし、“1"のときはSTATUSの5
ビツトを“1"にセツトする。 第10図,第11図は、入出力端末4a〜4d,6,まで全て完
全に同一仕様され、13においてもドア制御に関する以外
はほぼ同様に使用できる、子局側のデータ伝送と入出力
処理の具体的実施例を示す動作フローである。 まず、イニシヤライズ処理(S100)にて、マイコン40
5または605は小形端末か中形端末かを、PI406とPI608の
0〜3ピンを入力ポートにイニシヤライズして読み取
り、読み取つたコードがSF(小形),SE(中形),SD(図
示してないが、ドア制御兼用かご上入出力端末装置13)
のいずれかであるかにより判定する。 そして、万一受信した端末仕様データによる指示が誤
つていても入力回路とPIを絶対に破損しない様に、PIの
データデイレクシヨンセツト部で合理性チエツクを行な
い、不審時は安全サイドとなる入力側にPIをセツトする
ようにする。 次に、ステツプS200〜S805で示す、周期TS(親局の周
期TMの最小より短い周期を確保するために、必要な周期
より短いものとする。)で循環する処理を行なう。ここ
で、S300はSIへの伝送コードセツト,PIのデータデイレ
クシヨンのセツト等を行なう端末仕様出データによる入
出力ハードの定義処理、S400はかご位置や満員灯などの
点滅制御処理、S420は応答灯の点灯処理(第15図に詳細
動作を示す)、S430はインジケータ7bをコード信号で出
力するか否かを判定する処理、S540,S550は点灯用デー
タを当該小局用I/O仕様(第12図(e)(f)に示す)
に従つたPI、例えば,PI411へ出力する処理である。 次に診断用パルスを出力(S600)し、受信したデータ
が不合理なものであつたり、全呼びが常時“1"を継続し
ている等の故障診断を行ない(S700)、送信バツフアの
チエツクコード(サムデータ等)を作成(S800)し、ア
イドル処理(S850)にて周期TSをキープさせる。なお、
このアイドル処理は、例えば、10msごとに変化するハー
ドタイマや、受信iRQの回数チエツク等によることがで
きる。 尚、納入したとき、または子局のハードを交換した際
は、ステツプS250〜S260にて端末NOを暗号入力し、EEPR
O414または614へ書く必要がある。この時、何を入力し
たかをINDへ2進化して表示するために、子局NOをかご
位置として受信するテーブルへ格納(S270)し、表示す
る(S550)。 一方、子局をセツトする他の方法としては、空き入力
端子を4点用意し、ホール子局を区別する配線を施すこ
とにより行なうこともできる。 第11図はウエイクアツプパルス(1バイト送信時間、
ここでは176μS以上“1"を持続させるパルス)を受信
した後に親局よりデータを受信すると起動される,割り
込み処理プログラムの動作フローの具体的実施例を示し
たもので、その役割は前述したので説明は省略する。 なお、本発明の実施例についての説明は以上のとおり
であるが、ここで、特許請求の範囲に記載の本発明の各
手段と特に関連する記載部分は以下の通りである。 <(a)……ホスト側記憶手段> (a)−1 17頁、11行〜15行 (a)−2 30頁、18行〜31頁、4行 (a)−3 図面の第7図(C250)〜(C260) <(b)……データ送信手段> (b)−1 33頁、9行〜14行 (b)−2 図面の第9図(M200)、(M320) <(c)……データ受信手段> (c)−1 23頁、17行〜18行 (c)−2 36頁、9行〜12行 (c)−3 図面の第11図(S930)、(S950)、
(S965) <(d)……制御手段> (d)−1 8頁、1行〜9頁、19行 (d)−2 11頁、7行〜16行 (d)−3 34頁、17行〜36頁、5行 (d)−4 図面の第10図(S300)〜(S420) しかしながら、これらは一部に過ぎず、本発明につい
ての説明は、これに限定される訳ではない。 〔発明の効果〕 本発明によれば、入出力回路装置についての充分な標
準化とフレキシビリテイの向上とを図ることができ、計
画性,操作性,保守性それに改造時での拡張性などに優
れ、かつ、万一に備えての保守部品の種類が少なくて済
むことにより大きな経済性向上が得られるという効果が
ある。 特に、本発明によれば、ハード面,ソフト面での標準
化が充分に得られるため、保守性,信頼性それに経済性
に優れたエレベーターシステムを容易に構成できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明によるエレベーター制御システムをバス
方式により具体化した一実施例を示す全体構成図、第2
図はホストマイコンと直列伝送制御回路の一実施例を示
す構成図、第3図及び第4図はそれぞれ入出力端末装置
の一実施例の構成図、第5図はホール側での入出力回路
の使用例を示す結線図、第6図,第7図,第8図,第9
図,第10図それに第11図はそれぞれ動作説明用のフロー
チヤート、第12図及び第13図は伝送路上でのデータ説明
図、第14図はデユアルポートラムの使用例におけるラム
マツプの説明図、第15図は呼び登録動作を示すタイムチ
ヤート、第16図及び第17図は制御入力テーブル作成方法
の説明図である。 1……エレベーター制御装置(ホスト)、2……I/O伝
送制御装置、3a,3b……バス、4a〜4c……階床入出力端
末装置、6……かご内入出力端末制御装置、13……かご
上入出力端末制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 優人 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (72)発明者 佐野 勤 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (72)発明者 梶山 俊貴 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (56)参考文献 特開 昭61−69677(JP,A) 特開 昭60−93068(JP,A) 特開 昭62−4179(JP,A) 特開 昭61−194943(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66B 3/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.エレベーターの制御系を、機械室に設置したホスト
    制御装置と、階床出入口及び乗りかごのいずれかに設置
    されている操作、制御、表示又は案内の各機器を制御す
    る入出力端末制御装置とに分離する方式のエレベーター
    制御システムにおいて、 上記ホスト制御装置側に設置され、上記入出力端末制御
    装置に必要な端末仕様データを保持するホスト側記憶手
    段と、 上記ホスト制御装置側に設置され、上記端末仕様データ
    を上記入出力端末制御装置側に伝送するデータ送信手段
    と、 上記入出力端末制御装置側に設置され、上記データ伝送
    手段により送信されてくる端末仕様データを受信し、端
    末側記憶手段に格納するデータ受信手段と、 上記入出力端末制御装置側に設置され、上記端末側記憶
    手段に格納された端末仕様データに基づいて、上記操
    作、制御、表示又は案内の各機器の制御を実行する制御
    手段とで構成されていることを特徴とするエレベーター
    制御システム。 2.特許請求の範囲第1項において、 上記端末仕様データが、上記入出力端末制御装置の出力
    回路における乗りかご位置データ出力ポートを含むよう
    に構成されていることを特徴とするエレベーター制御シ
    ステム。
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