JP2619558B2 - エレベータの信号伝送装置 - Google Patents

エレベータの信号伝送装置

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JP2619558B2
JP2619558B2 JP20501690A JP20501690A JP2619558B2 JP 2619558 B2 JP2619558 B2 JP 2619558B2 JP 20501690 A JP20501690 A JP 20501690A JP 20501690 A JP20501690 A JP 20501690A JP 2619558 B2 JP2619558 B2 JP 2619558B2
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力 小松
健治 米田
三男 宗形
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンピユータ制御方式のエレベータ制御シ
ステムの信号伝送装置に係り、特にその動作を点検でき
る信号伝送装置に関する。
〔従来の技術〕
エレベータのサービス内容の多様化に伴い、各乗り場
に設置されるかご位置表示器やホール呼び寄せ装置、か
ご内、又は、乗り場に設置される行先階呼び登録装置、
あるいは、案内表示装置などとエレベータ制御装置との
間で配線本数が増加し配線スペース、及び、据付工事性
が問題となつている。
そこで、この配線本数の低減を図るため、各階床、及
び、乗りかごにマイクロコンピユータを設けこれにより
データの直列伝送を行う方式の提案が特開昭61−194943
号公報でなされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、エレベータの機械室に設置した制御
装置内のマイクロコンピユータにより構成した制御局
と、各階床,乗りかご及びエレベータの運転状態監視用
制御盤に設けたマイクロコンピユータにより構成した従
属局とを、それぞれ一対の信号線で接続したバス方式に
より、直列信号伝送制御を行う構成としている。このよ
うに、伝送制御方式に関する発明のみで装置自身の点検
方法に関しての考慮がされておらず、マイクロコンピユ
ータを搭載した装置としての利点を有効に利用した点検
方法を提供するということに関して、問題があつた。
本発明の目的は、各階床,乗りかご、及び、エレベー
タの運転状態監視用制御盤に設けたマイクロコンピユー
タを搭載した端末装置自身で外部装置から点検用の制御
信号を与えることなく、内部回路の動作チエツクを行な
うことにある。さらに、エレベータの搭内に据付けた状
態でも、装置の単体で、簡略的に動作チエツクを行なう
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は前記マイクロコ
ンピユータを搭載した端末に対して、通常機能である端
末の信号伝送制御用、及び、入出力信号制御用プログラ
ムの他に、端末点検用プログラムをROMに格納した。
さらに、点検プログラムを起動させるために、端末と
しての局ナンバを識別するためのIDコード(デイブスイ
ツチ等により任意にコードを設定できるようにしてあ
る。)を使用した。
〔作用〕
マイクロコンピユータを搭載した各階床,乗りかご及
びエレベータの運転状態監視盤に設ける端末に対して、
各端末の局ナンバーを識別するためのIDコードを点検プ
ログラムモードに設定すると、各端末の伝送制御モード
が点検プログラムモードに切替わる。
それによつて、各端末の信号伝送制御回路,送信回
路,受信回路,表示灯点灯等の出力回路,押釦等の入力
回路のチエツクを端末単体で行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第
1図は、マイクロコンピユータを搭載した各階床,乗り
かご及びエレベータの運転状態監視盤に設ける端末のハ
ードウエアの構成図を示したものであり、第2図は、端
末を用いたエレベータ信号伝送システムの構成図であ
る。
まず、第2図を用いてエレベータ装置間の信号伝送シ
ステムについて説明する。本図は、1Fから8Fまでのサー
ビス階床をもつエレベータシステムに本発明の伝送制御
端末を適用した場合について示したものである。エレベ
ータ制御装置(MPU)1は、制御局(I/O系信号伝送制御
局2)と接続され、さらに、バスライン3aを通して、各
階床に設置された従属局(ホール信号伝送制御局)4a〜
4cに接続されている。また同時に、バスライン3bを通し
て、乗りかごに設置した従属局(かご上信号伝送制御
局)へも接続されている。さらに、エレベータ制御装置
(MPU)1は、制御局(ネツトワーク信号伝送制御局)
6からバスライン7により、従属局(監視盤信号伝送制
御局)8へ接続されている。
制御局2は、各従属局4a〜4cを次々とポーリングし、
エレベータ呼び釦の入力信号や、応答灯点灯信号等への
各種情報の授受を行う。同様に従属局(かご上信号伝送
制御局)5に対してはバスライン3bを通して、従属局
(監視盤信号伝送制御局)8に対してはバスライン7を
通して同様にボーリング方式による信号の授受が行なわ
れる。
ここで一階床には、乗り場に、直接、行先階を登録可
能な操作盤43と、インジケータ42及び、パーキングスイ
ツチ41を設けてあり、第1図に示す多入出力点数の制御
が可能なハードウエア構成の端末を設ける。また、二階
床から八階床は呼び釦44,46、インジケータ45,47が設け
てあり、図示しないが第1図と同様の構成ではあるが入
出力点数の少ない端末を適用する。乗りかごには、ドア
駆動装置5a,運転操作盤5b、インジケータ5cが設けてあ
り、第2図に示す多入出力点数の制御が可能な局を適用
する。
第1図は、上記で説明した従属局のハードウエアの構
成図の一例である。
シングルチツプマイクロコンピユータ200bは、出力回
路240,241、入力回路242,243の入出力制御、及び、送信
回路202,受信回路203の信号伝送制御を行なつている。
また、シングルチツプマイクロコンピユータ200bの内部
は、プログラムを実行するセントラルプロセツシングユ
ニツト(CPU)207、データを格納するランダムアクセス
メモリ(RAM)211、プログラムを格納しているリードオ
ンリーメモリ(ROM)209、直列信号伝送制御用ポート
(SI)208,入出力信号制御用のポート(P1)213,214、
アドレス出力用ポート(ABL,ABH)220,221データ入出力
用ポート(DB)222及び、内部アドレス、及び、データ
バス212から構成されている。
この端末を点検モードに移行させるために、IDコード
設定用デイプスイツチ205aに予め設定されているコード
にセツトする。デイプスイツチ205aは抵抗206により5V
にプルアツプされているので入力信号用ポート217に所
定の電圧が各ビツトに加わる。この状態をCPU207が読み
込み、ROM209に格納されている点検モード用プログラム
部分が起動される。この状態でも、WOT(ウオツチドツ
グタイマ)回路232は、通常の伝送制御モードと同一の
動作を行ない、送信回路202、出力回路240,241をイネー
ブル状態にする。この点検モードで、入力条件設定回路
252,253によつて設定された任意の“H"レベル又は“L"
レベルの信号パターンが、入力回路242,243を通して、
シングルチツプマイクロコンピユータ200bが読み込む。
そしてこの読み込まれたパラレルデータはシングルチツ
プマイクロコンピユータ200bの直列信号伝送制御用ポー
ト(SI)208からシリアルデータに変換されて出力され
る。この時、CPU207は、入出力信号伝送用ポート(PI)
213から、直列信号伝送許可信号が出るように指示をす
る。これによつて、送信回路202は、送られてきた信号
に基づいてパルストランス201を駆動して、送信信号を
送出する。点検モードは、端末単体で行うことができる
ことを目的としているため、通常のパルストランス201
の負荷となるバスラインが接続されないので、擬似的負
荷として抵抗204をデイプスイツチ205aによつて接続す
る。ここで、送信回路202から送出された信号は、パル
ストランス201を駆動するとともに、同時に受信回路203
にも印加されているので、受信回路203は、この信号を
受信信号として入力することができる。この入力された
信号は、シングルチツプマイクロコンピユータ200bの直
列信号伝送用ポート(SI)208を通して読み込まれる。
さらにこの読み込まれたデータは、CPU207によつて、デ
ータ出力用ポート(DI)222から、予め設定されたアド
レス信号により、出力回路240,241にパラレル信号に変
換されて、出力される。この出力信号は、出力状態検出
回路250,251回路に入力される。この一連の動作によつ
て、入力条件設定回路252,253によつて設定された任意
のビツトパーンが、端末内の各回路を通つてふたたび、
出力状態検出回路250,251に加えられることになる。従
つて、入力条件設定回路252,253に加えられたビツトパ
ーンと、出力状態検出回路250,251のビツトパターンが
同一パターンであれば、端末内の各回路が正常に動作し
ていることを確認することができる。しかし、それぞれ
のビツトパーンが不一致であれば端末内の回路が故障し
ていることになる。
このように、端末を自動検査モードに移行させること
により、端末装置自身で外部装置から検査用の制御信号
を与えることなく、自動的に内部回路の動作チエツクを
行なうことができる。
また、以上の機能は、端末をエレベータ搭内に据付け
た状態でも、以下に述べるように、有効に動作して、故
障箇所を容易に発見することができる。
すなわち、エレベータを据付けた状態では、各端末
は、第2図に示すようにバスラインを通して、制御局
(I/O信号伝送制御局)2,制御局(ネツトワーク信号伝
送制御局)6に接続されている。この状態で点検プログ
ラムモードに移行するには、バスラインから端末を切り
放なして、端末として独立的に動作するよう、エレベー
タ制御装置(MPU)1から指示を与える必要がある。こ
の信号は図示はしていないがエレベータ保守用のツール
から入力することができるように構成されている。この
信号を端末が受けとると点検モードの待機状態となり、
この時、端末内のデイプスイツチ205aによつて予め決め
られたデータが設定されると、点検モードに移行するこ
とができる。エレベータ据付状態では第1図に示す入力
条件設定回路252,253、及び、出力状態検出回路250,251
を接続することができないので、以下のようにして簡略
的に端末の点検を行う。第2図に示すように、入力条件
設定回路は、キースイツチ41や押し釦43,44,46等の入力
回路が接続されているのでこれを用いる。また、出力条
件設定回路としては、インジケータ42,45,47が接続され
ているので、この表示状態により確認することができ
る。従つて、ホール端末に接続されている信号入力装置
から入力された信号パターンを信号出力用装置から出力
することにより、端末の動作チエツクを行うことができ
る。
また、エレベータ据付状態において、端末をバスライ
ンから切り放して、デイプスイツチの設定のみで点検モ
ードに移行させることも可能である。
このようにエレベータ信号伝送システムの複雑なシス
テム構成において、エレベータを据付けた状態で故障部
位を短時間の内に容易に発見することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、各階床,乗りかご及びエレベータの
運転状態監視用制御盤に設けたマイクロコンピユータを
搭載した端末装置自身で外部装置から検査用の制御信号
を与えることなく内部回路の動作チエツクを行なうこと
ができるので、端末の点検装置の簡略化と点検の効率化
を図ることができる。また、端末装置は第2図に示すよ
うに多種類のものがあるため、本機能は、点検装置の、
各端末に対応した装置を必要としないので点検装置の種
類の増大も防ぐことができる。
さらに、エレベータを据付けた状態で点検モードを起
動することにより、複雑化しているエレベータ信号伝送
システムにおける故障箇所を容易に発見することができ
るので、現地における保守・点検作業の効率向上をも図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のマイクロコンピユータを
搭載した各階床,乗りかご及び、エレベータの運転状態
監視盤に設けるブロツク図、第2図は、エレベータの信
号伝送システムのブロツク図である。 200b…シングルチツプマイクロコンピユータ、 205a…IOコード設定用デイツプスイツチ、 250,251…出力状態検出回路、252,253…入力条件設定回
路。
フロントページの続き (72)発明者 宗形 三男 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (72)発明者 入江 俊二 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (56)参考文献 特開 平1−233663(JP,A) 特開 平1−265742(JP,A) 特開 平1−247382(JP,A) 特開 昭63−258382(JP,A) 特開 昭63−242879(JP,A) 特開 昭63−235277(JP,A) 実開 昭59−56885(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械室に設置されたエレベータ制御装置に
    設けられ送受信装置を備えた制御局と、各階床又は乗り
    かごに設けられ送受信装置を備えた従属局と、これら制
    御局と従属局との間を前記送受信装置を介して信号伝送
    する伝送線と、前記従属局が受信した乗りかごの位置又
    はホール呼び信号等のエレベータの制御情報に基づいて
    その従属局が配置された乗りかご又は階床乗り場に前記
    制御情報を表示する手段とを備えたエレベータの信号伝
    送装置において、 前記従属局に設けられこの従属局を人為的に点検モード
    に移行させるための第1の操作手段と、前記従属局に設
    けられた入力回路から前記制御情報を人為的に任意に設
    定入力する第2の操作手段と、従属局に設けられ前記第
    1の操作手段が操作されているとき前記第2の操作手段
    によって設定された信号を当該従属局の前記受信装置に
    印加する手段とを備え、しかして前記第2の操作手段に
    よる設定入力情報を、従属局が配置された乗りかご又は
    階床乗り場に表示するように構成したことを特徴とする
    エレベータの信号伝送装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記第1
    の操作手段は、その従属局を識別するIDコード設定手段
    に設けたことを特徴とするエレベータの信号伝送装置。
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