JPS62222980A - エレベ−タの群管理制御装置 - Google Patents

エレベ−タの群管理制御装置

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JPS62222980A
JPS62222980A JP61066288A JP6628886A JPS62222980A JP S62222980 A JPS62222980 A JP S62222980A JP 61066288 A JP61066288 A JP 61066288A JP 6628886 A JP6628886 A JP 6628886A JP S62222980 A JPS62222980 A JP S62222980A
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elevator
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machine
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康博 鈴木
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はエレベータの群管理制御装置に関するものであ
る。
(従来の技術) マイクロコンピュータの出現によって、エレベータ制御
装置は大きく変約してきた。すなわち、従来のエレベー
タ制御装置はIJ V−制御回路を多く用いていたため
、エレベータ制御機能が増大してくるとリレーの数が多
くなり、制御装置の軽量化、低価格化、省電力化などの
見地から好ましくない点が多かった。しかし、小形かつ
高性能であることを特徴とするマイクロコンピュータを
エレベータ制御装置に導入することにより前記問題点を
解消したばかりでなく、制御機能の設計及び開発の容易
さによって設計者を支援し、結果としてエレベータ制御
の多様化及び多彩化をもたらすなど、多大な貢献をして
いる。
マイクロコンピュータはエレベータ制御装置の中でも、
エレベータ号機を専用に制御する号機制御装置と、複数
台のエレベータを総合的に管理する群管理制御機能各々
に用いられている。上記群管理制御装置とは周知のよう
に複数基のエレベータを並設した場合にエレベータの運
転効率向上および工Vベータ利用者へのサービス向上を
図るために、各階床のホールからのホール呼びに対する
応答機をマイクロコンピュータを用いて合理的に且つす
みやかにそのホール呼びに対処するのに最適なエレベー
タを選定し、早期にそのホール呼びに応答させるエレベ
ータを割当てるホール呼びの割当制御および火災や地震
時等の管制運転制御、出動時のサービス向上を促す出動
時制御等を行なうものである。
このような群管理制御装置を用いたエレベータのシステ
ムは、従来第13図に示すような構成となっている。図
中Hにホール呼び信号を登録するホール呼登録装置、G
は上述の如き群管理制御を行なう群管理制御装置、01
〜C8は各単体エレベータを制御する号機制御装置であ
る。
第13図のシステムでは、ある階[ICおいて、ホール
釦が押されることによりホール呼びが発生するとこのポ
ール呼びはホール呼登録装置Hに登録される。そして、
このホール呼登録装置Hより新発生ホール呼びが群管理
制御装置Gに入力され、この群管理制御装置G内のマイ
クロコンピュータにより、例えば各号機のかご位置、か
ご呼び登録状態、運転の状態等を加味してその新発生ホ
ール呼びの発生階床に対して最も短時間に到着可能な最
適工Vベータが選定される。そして、この選定されたエ
レベータの号機制御装置に対して割当て出力を行ない、
該ホール呼びに対する登録を行なう。号機制御装置はこ
の登録により、該ホール呼び発生階に応答してサービス
を行なう。
ところで、上記の如〈従来の群管理制御システムでは、
群管理制御装置Gが故障しその機能が停止した場合、ホ
ール呼びに応答すべき号機に対して割当田方が出ないた
め即時にシステム全体として群管理制御機能を全く行な
わなくなる。これを防ぐための一手段としては特開昭5
5−48173号に提案された技術のように、群管理制
御装置を無くシ、代って号機制御装置名々にマイクロコ
ンピュータを設けて、各号機制御装置間をデータ伝送路
でつなぎ、ある一つの号機制御装置のマイクロコンピュ
ータによりこのエレベータ号機制御処理だけでなく群管
理制御処理も実行させ、この号機制御装置から他の号機
制御装置へ群管理制御処理の結果を伝送する方法が考え
られる。
この方法は第13図に示した従来の群管理に比べ群管理
制御用のマイクロコンピュータ及び群管理装置を設ける
必要がないこと、群投入台数分の多重系で群管理制御が
出来るので群管理システムの信頼性が向上するなどの点
で優れている。しかしながら、通常は群制御機能より、
号機制御機能の方が優先度が高いので、群制御機能が低
下すること、(例えば近年はエレベータ設備に対する投
資額が以前に比べ少くなり、設置台数等の削減でエレベ
ータにおける交通需要がきつくなるのが普通で、そのよ
うな時に1台のコンピュータで解機能を上げることは困
難となる。更に上記のように群マイクロコンピュータレ
スの場合1発生ホール呼びに対する割当て号機をホール
待客に予報表示するシステムとした場合には号機制御機
能の優先のため応答号機を決定し、表示する迄の時間が
遅くなる)。現在、群制御機能が稼動している号機制御
装置(以後群マスター号機と呼ぶ)のマイクロコンピュ
ータの正常動作状態を別の号機制御装置のマイクロコン
ピュータで常時監視する必要があり、群制御機能が稼動
しているマイクロコンピュータの故障時は、監視マイク
ロコンピュータから該群マスター号機の切り離し指令及
び別の号機に群マスター号機として稼動させる指令を伝
送する必要があるが、新たに群マスターに選ばれた号機
がたまたま伝送を受けない状態(伝送ラインのトラブル
でなく、1台だけの伝送トラブルを指す)の時は群マス
ター号機が選ばれる迄に余計な時間を費して群管理制御
に支障を来たす欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) このように号機制御装置にそれぞれ群制御用、号機制御
用のマイコンを持たせ、号機制御装置の一つに群マスタ
ーとしての権利を与え、群制御を実施させるようにした
システムでは群マスター号機の故障により群制御が行な
えなくなるのを防止するため、監視用マイコンによりそ
の異常チェックを行なわせるようにするが、異常を知っ
て他の号機制御装置に群マスターとしての権利を与える
べく指令を出しても、状況によってはその指令を即座に
受付けず、受付けるまでに時間がかかることがある。筐
た、群制御は号機制御より優先順位が低位であり、号機
制御の合い間に群制御を行なうことから一つの号機制御
装置に群マスターとして制御を実行させることは群制御
効率を上げるための大きな障害となる。
そこでこの発明の目的とするところは、号機制御装置に
マイクロコンピュータを使用し、群制御機能と号機制御
機能を持たせ、選択した一つに群管理制御のマスターと
して群管理制御を実施させる群管理制御システムにおい
て、各々の号機制御装置での群制御用マイクロコンピュ
ータの異常を自身で監視できて早期に異常検出でき、異
常時には群制御より切離すことができ、また、発生ホー
ル呼びに対する群制御は手の空いた号機制御装置のW%
tj制御マイクロコンピュータに実施させることができ
て、群制御効率を向上させることのできる高信頼性の群
管理制御エレベータ装置を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は次のように構成する。
すなわち、複数の階床に対して複数のエレベータを就役
させ、各々のエレベータには各々単体のエレベータの制
御を行なう号機制御装置を設けて制御するとともに、発
生したホール呼びに対して各々のエレベータにおいてそ
の応答に要する待ち時間に関連した所定の評価計算を行
ない最適なエレベータを選択してそのエレベータ対応の
前記号機制御装置に割当て応答させる群管理制御手段を
設けて群管理制御を行なうようにし念エレベータの群管
理制御装置において、前記各号機制御装置にはそれぞれ
号機制御用及び群制御用コンピュータを設け、号機制御
用コンピュータには号機制御を司ると共にその合い間に
ホール呼び検出する機能及びホール呼びを検知したとき
は自己の群制御用コンピュータの異常チェックの後、異
常ないときに該群制御用コンピュータの起動指令を出し
、異常あるときは群制御から切離す機能を持たせ、また
、群制御用コンピュータには指令を受けると前記発生し
たホール呼びに対して自己のエレベータにおける前記評
価計算を行なう評価計算機能と、前記起動指令により動
作して他の号機制御装置に群制御実施権の禁止信号を出
力し、また、全号機制御装置に前記評価計算機能の起動
を指令するとともに各号機制御装置で求めた前記評価計
算値を受けてその値より最適なエレベータを選択しその
エレベータ対応の前記号機制御装置に割当てる群制御メ
イン機能をそれぞれ付加して構成する。
(作用) このような構成において、各々の号機制御装置ではそれ
ぞれ号機制御を実行させ、その合い間に新発生ホール呼
びチェックと自己の群制御用コンピータの異常の有無を
チェックする。そして、該異常チェックの結果、異常が
あると判定したときは自己の号機を群制御から切離すよ
うにし、また、異常なしのときは新発生ホール呼びを検
知した場合に自己の群制御コンピュータを稼動させ、群
マスターとなって、他の号機制御装置に群制御実施権の
禁止信号を出力し、次に各々の号機制御装置に新発生ホ
ール呼びに対する評価計算を実施させる。そして、その
結果を受けて上記新発生ホール呼びに対する最適な応答
号機の選択を行ない、その号機制御装置に割当指令を与
える。そして、その号機に該新発生ホール呼び階にサー
ビスさせる。
このように手の空いた号機制御装置に自己の群制御用コ
ンピュータのチェックの後、群マスターとして新発生ホ
ール呼びに対する群制御を行がわせ、他の号機制御装置
には該新発生ホール呼びに対する必要な評価計算を冥行
させて群マスター側に与えて群制御を実施させるようし
念ことで、群制御用コンピータの異常のないしかも手の
空いたものに群マスター機能を、そして、各号機側で各
々の評価計算を行なわせる等の群制御サブ機能を分担さ
せるかたちとなり、これによって特定の群制御用コンピ
ュータに集中的に負担がかかることを防止でき、群制御
を迅速に行なって一層のサービス向上を図るとともに信
頼性の飛躍的向上を図ることができるようになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本装置のシステム構成を示すブロックであり、
図中I A、〜IHは単体エレベータA、〜H号機各々
に対応して設けられ、垂体エレベータの制御を司る号機
制御装置であって、各号機制御装置I A、〜IH内に
は各々エレベータを制御する号機制御用マイクロコンピ
ュータ(以下、マイクロコンピュータを単にマイコンと
称する)6A〜6H,群制御を司る群制御用マイコン4
 A、〜4H各々のマイコン間のデータの仲介をするR
AM 5 A。
〜5H(コモンRAM :共用メモリ使用)、群制御に
必要な時間情報を与える時計(曜日9時9分。
秒が読取り可能)7A、〜7H,各号機制御装置IA〜
IH内の群制御マイコン4 A、〜4H間のデータ伝送
制御を司る直列伝送用インターフェイス回路3 A、〜
3H,及び低速直列伝送用インターフェイス回路FI 
A、〜&H,9A、〜9Hが設げられており、これらよ
り構成される。
又、各号機制御装置J A、〜IH間は高速直列伝送バ
ス2(以後E L −NF:、Tと呼ぶ)により接続さ
れ、データ伝送される。10は発生ホール呼びを登録す
るホール呼び登録装置であり、このホール呼び登録装置
10の登録データは低速直列伝送バス(以後LSバスと
称する)12、同インターフェイス回路8I、各号機制
御装置I A、〜IH内のLSSバスインターフェイス
回路8 A、〜8Hを介して各号機制御装置I A、〜
IHに読み込まれる。
11人、〜IIHはエレベータA、〜H号機に各々対応
するかご呼び登録装置であり、かご呼び登録を行なうも
のであって、これらかご呼び登録装置11人、〜IIH
は対応する各エレベータ号機の各かご内に設置されてお
り、内蔵される低速直列伝送用(LSパス用)インター
フェイス回路8 J、〜8Qと前記号機制御装置I A
、〜IH内に設げられた低速直列伝送用(LSパス用)
インターフェイス回路9 A、〜9Hとの間をLSパス
14にて接続されていて、これらを介してかご呼び登録
装置11人、〜11Hそれぞれ対応の各号機制御装置1
 A、〜IHに、発生かご呼び登録情報が読み込まれる
矢に第2図を参照して号機制御装置内の群制御用マイコ
ン4 At及び号機制御用マイコン6A、高速直列伝送
用(F: L −NET用)インターフェイス回路(S
8IO)3A及び低速直列伝送用インターフェイス回路
(LSIOz)8*をより詳細に説明する。
ここではA号機用を例に説明するがB−H号機用も同様
である。
第2図のブロック図に示すように号機制御用マイコン6
Aはプログラムに従って各種演算制御を司るCPU(S
)(中央処理装置;プロセッサ)17、プログラムの作
業領域やデータ等の格納等に用いられるランダムアクセ
スメモリ(以後RAMと呼ぶ)及びプログラム等を格納
したリードオンリーメモリ(ROM )よりなるメモリ
群20より構成され、これらはローカルバス22に接続
されている。
又、群制御用マイコン4AはCPU(G) 16 A、
及びメモリ群21とより構成されこれらはローカルバス
23を介して接続されている。また、高速直列インター
フェイス回路(SSIO)、9A内において、高速デー
タリンクを行なうHDLCコントローラ(ハイスピード
・データリンク・コントローラで市販のもの)18、高
速伝送制御を行なうトラフィックコントローラ(高速直
列伝送パス制御用)19ハ前記群制御用マイコン4Aの
ローカルパス23に接続されると同時に、群制御用CP
U (G) 7 yとHDLCコントローラ18間及び
HDLCコントローラ18とトラフィックコントローラ
19間も数本のコントロール信号(主としてコマンド指
令と割込信号及びステータスで通常の直列伝送で良く使
われる方法なのでここでは特に説明はしない)で接続さ
れ、パスドライバ及びパスレジパーを介して高速伝送パ
ス(E L −NET ) 2に接続されている。
また、低速直列インターフェイス回路(LSIOI)8
A内は低速直列伝送用CPU 24、シリアルデータを
送受信制御するシリアルコミュニケーションユニッ) 
(SCU ) z s 、低速直列伝送パスからの入力
データを一時格納する入力バッファ28、出力データを
一時格納して出力する出力バッファ29、群制御用プロ
グラムを格納したROM及び群制御用マイコンのプログ
ラム作業領域やデータの格納等に用いるRAMとによる
メモリ群3oより成シ、これらはローカルパス31(前
記号機制御用マイコン内のローカルパス23とは異なる
〕に接続されると同時に前記シリアルコミュニケーショ
ンユニットz5&15イントライバ26、ラインレシー
バ27を介してLSパス14に接続されている。
更に低速直列インターフェイス(LSI0J ) 8 
A(D CPU z 4は前述のコモンRAM 5 A
とは異なるコモンRAM 35を介してローカルパス2
3に接続され、このコモンRAM 35をアクセスでき
るようになっている。そして、このコモンRAM 35
を利用することに群制御用マイコン4AのDMA (ダ
イレクトメモリアクセス)機能でLSパス14のデータ
が群制御用マイコン4Aのメモリ群21に読込むことが
できる。このメモリ群21は群制御用マイ:y ン(C
PU (G))4 Aの群制御用プログラム格納用RO
M及びデータ格納用や作業用のRAMより構成されたも
のである。
尚、ローカルパス22.23はマルチパスインターフェ
イス32.33を介してマルチパス34に接続され、更
にコモンRAM 5 Aに接続されていて、このコモン
RAM 5 Aの内容を群制御マイコン4A、号機制御
用マイコン6A、5SI0.9Aにてアクセスできる構
成としである。
以上の構成で1台の号機制御装置が構成されている。
第3図に低速直列インターフェイス(LSIOI)のメ
インステーション側(群制御権を得た号機で本システム
では号機制御機能を実行後に実行する新発生(ホール)
呼び検出タスクにて最初に該呼びを検出した号機)の伝
送フローチャートを示す。
その作用を説明する。
第3図においてメインステーションはプログラムが起動
されると、リモートステーションに割り付けられた先頭
のアドレスをLSパス14に接続されているカウンタに
セットしく5TI)、アドレスを伝送線に出力する(8
T2)。
次に信号が出力か入力かを調べ(Sr3)、出力であれ
ばデータを伝送線に出力しく STM )、入力であれ
ば伝送線からデータを入力しく 5T5)、次に5T6
VC入ってLSパス14に接続されている各リモートス
テーションの(メインステーション以外のステーション
)最後のアドレスまで完了したか否かを調べる。
その結果、最終アドレスでなげればSr1に移り、ここ
で、アドレス用カウンタを1つインクリメントし、シン
プルX2に戻り以後サイクリックに同様の処理を繰返す
。最終アドレスであったときはシンプルX1に戻る。
第4図はリモートステーションのフローチャートである
。図に従ってその動作を説明すると、リモートステーシ
ョンは、まず、5T21においてアドレスを信号線から
入力する。ついで5T22に入り、自身に送られてきた
データか否かをこのアドレスデータでチェックし自身以
外のアドレスならばシンプルY1にもと一す、自身のア
ドレスの場合は5T2Bに入る。ここで出力か否かをチ
ェックし、そして、出力であれば5T24に入り、デー
タを伝送線に出力する。また、5T23において入力と
判定した場合はデータを伝送線から入力し、シンボルY
1に戻る。以後、この処理をサイクリックに繰返す。
次に、高速直列伝送ラインのフローチャートを第5図、
第6図に示す。
第5図)’I 5SIO3A、〜3Hの出力時の伝送フ
ローチャートである。これを実行させると、まずはじめ
に5TJIに入り、ここで、5SIO3A、〜3Hの各
ステーションは一斉同報通信のモード設定を行なう。こ
こで、−斉回報通信とは1つのステーションから他の全
部のステーションに対しデータを伝送する方式で、本実
施例ではエレベータA号機からデータが出された場合(
例えばかご状態情報、かご呼び情報、ホール呼び情報9
割付情報、その他)EL−NET2に接続された他の全
ステーション(エレベータB〜エレベータH号機の各号
機制御装置)に各々割込みがかかり、他の全ステージ、
ンはエレベータA号機のデータをすべて自ステーシヨン
内に取込む。
次に5T32に入り、自身がデータを出す番か否かを判
定し、その判定の結果、自身の番でなければシンボルz
1にもどり、自身がデータを出す番の時はシンボルz2
に進む。そして、5T33に入り、ここで送信データを
出力し、次に5T34に入ってデータ出力が正常終了し
たか否かを調べる。
その結果、正常終了であればシンボルz1にもどり、何
らかの原因で異常終了した時はシンボル2?に戻り再度
データを伝送し直す。(本フローチャートにおいて異常
終了の時のデータ伝送回数をどの程度にするかは、本発
明と直接関係ないので特に図示及び説明はしない)。
第6図は5SIO3A、〜3Hの各ステージ、ンのデー
タ入力時のフローチャートである。即ち、各ステーショ
ンは今、EL−NET2に出力されているデータが自身
がとるべきデータか否かを調べ(これは第2図のトラフ
ィックコントローラ19にて、自動的に検出される)自
身のとるべきデータであればRAM内にデータを格納し
、否であれば何もせずにシンボルz3にもどり、以後同
様の処理を繰返す。
第7図は号機制御用マイコン内のソフト処理のジェネラ
ルフローチャートである。
即ち、プログラムがスタートすると、データ入出力処理
、かご位置制御処理、走行制御処理、ドア制御処理を行
なった後(ここでは号機制御用マイコンで群制御用マイ
コンの異常全監視する部分が本発明の重要な部分なので
、通常の号機制御処理についての詳細な説明は省く)、
群制御用マイコンの異常監視処理に入る。
本装置では号機制御用マイコンCPU (S)と群制御
用マイコンCPU (G)のコモンRAM (共有メモ
リ)5A〜5Hを設けてここに自号機制御装置IA〜I
Hの群制御用マイコンCPU (G)の異常監視ビット
を設定し、号機制御用マイコンCPU (S)には異常
監視処理実行時にこの異常監視ビットが“1″であるか
否かを見て1”なら異常と判定し、更に該異常監視ビッ
トの内容を“0#にクリアするように処理させる。この
異常判定と異常監視ビットの10#クリアがCPU (
S)における上記異常監視処理である。
また、群制御用マイコンCPU(G)は所定の割込み処
理により上記異常監視ビットを1’に書換えるようにし
ている。これにより群制御用マイコンCPU (G)が
異常とならない限り、CPU (c)により異常監視ビ
ットは1”にセットされ、ついでCPU (S)により
該ビットのチェックの後に′0”にクリアされると云う
操作が交互に成されることになり、これによって群制御
マイコンCPU (G)の異常監視が可能になる。
そして、異常監視の結果、群管理制御が可能であれば群
制御関連処理を行ない、シンボルP1に戻って再び上記
作業を繰返し、また、群制御不可であればその捷まりビ
ートスタートチインドP1に戻って再び上記作業を繰返
す。つまり、群制御が不可のときは例えば群制御切離し
処理等を行なってから号機制御のみ実行することになる
第8図は号機制御用マイコンによる群制御用マイコンの
異常監視処理の詳細について示すフローチャートである
即ち、第1図の群制御用マイコン(CPU (G) )
4A(〜4H)と号機制御用マイ:lンCPU (S)
 6 A(〜6H)との共有メモリ5A(〜5H)に自
号機制御装置IA(〜I H)における群制御用マイコ
ンCPU (G)の異常時にフラグを立てる群制御用マ
イコン異常監視ビットを設け、号機制御用マイコンCP
U (S)により、該共有メモリ5A(〜5H)の群制
御用マイコン異常監視ビットが「1」か否かをチェック
し、「1」ならば群制御用マイコンCPU (G)が正
常に動作しているので群管理への復帰処理をし、シンプ
ルBOへ進む。又、群制御用マイコン異常監視ビットが
「0」ならば通常一定時間毎に群管理用マイコンCPU
(G)内でコールされ、上記監視ビットに「1」を書く
処理が何らかの原因でなされていないので群制御用マイ
コンCPU (G)が異常と判断し、群制御切り離し処
理を実行し、シンプルBOに進み、群制御マイコン異常
監視ビットを「0」クリアし次の処理に進む。
次に前述の方法で判定された群制御可否により、群制御
可能であれば、群制御関連処理を実行し、第7図のリピ
ートスタート?インドP1へもどり以後サイクリックに
処理を繰返す。
本例では、群制御用マイコンと号機制御用マイコンとの
間の共有メモリを介して群制御用マイコンの異常監視を
行なったが、群制御用マイコンのウォッチドッグタイマ
ー出力を号機制御用マイコンに直接入力し、異常監視す
ることも可能である。
即ち、第11図のシステム構成で各号機制御装置毎に群
制御用マイコンの異常を監視するWDT(ウォッチドッ
グタイマ) 40 A、〜40Hf設け、その出力を号
機制御用マイコンに入力するように回路を構成し、第1
2図のフローチャートで示す内容を号機制御用マイコン
で処理すればよい。
次に本発明において各号機制御装置J A、〜3H内の
群制御用マイコン4A〜4H及び号機制御用マイコン6
A〜6Hは群マスター決定、サービス号機決定及び新発
生ホール呼び検出プログラムが全号機分入っており、す
べての七機のプロダラムはいつでも稼動可の状態となっ
ている。尚、群マスター決定及びサービス号機決定は群
制御用マイコン内に、新発生ホール呼び検出は号機制御
用マイコン内に入っている。
そこで次に新たにホール呼びが発生する毎に群マスター
を決定しサービス号機を決める迄を第9図、第10図の
フローチャートで説明する。
第9図は号機制御マイコン内に入っている新発生呼検出
タスクのジェネラルフローチャートである。
即ち、号機制御装置内に組み込まれたオイレーティング
システム(以後O8と呼ぶ)下で一定時間毎に本タスク
がコールされ、新発生呼び検出タスクが起動される。そ
して、これによりLSパス14から入力された新たなホ
ール呼び情報と以前のホール呼び情報を比較し、新発生
呼びがあればコモンRAM 5 A (〜5H)内の新
呼び発生フラグ及び新呼び発生階フラグをセットし、シ
ンプルAにもどりウェイト状態となる。
本タスクはB号機〜H号機も同様の条件でコールされる
が、号機制御用マイコン内には、大別すると新発生ホー
ル呼び検出タスク走行パターン制2Fr− 御タスク、運行制御タスクが入っており、優先度は一般
に走行パターン制御タスク、新発生ボール呼び検出タス
ク運行制御タスクの順になっている為、各エレベータの
状態によりホール呼びの検知開始が異なる。
従って、群効率の向上から、一番最初に新発生呼検出タ
スクが起動された号機を群マスターに選ぶのが望ましい
次に第10図において、群制御マイコン内に組み込まれ
ているO8で一定時間毎に起動される群マスター及びサ
ービス号機決定タスク実行時(通常は10m/sec間
隔)内で、コモンRAM内の新呼び発生フラグが立って
いれば、他の全号機に対し、E L −NET 2を通
して自己が群マスターとなることを宣言する群マスター
信号GMを出力し、これを受けた他号機からの群マスタ
ー放棄を示す群マスタ放棄信号GMNOT信号が全号機
分入力されたのを確認後、自身を含めた全号機に到着時
間計算指令を出力し、群制御補助機能タスクにて計算さ
せ、全号機からその到着時間計算結果を受取った後、予
じめ定めた評価式を計算し、評価値が最小である号機を
サービス号機として決定し、E L −NET2を通し
て出力する。
以後サイクリックに繰返す。
このように本装置は手の空いた号機制御用装置に自己の
群制御用マイコンのチェックを行なわせた後、異常が無
ければ新発生ホール呼びの有無の検知を行なわせ、呼び
があれば群制御マスターとして機能させて各号機制御装
置に上記呼びに対する自己の評価計算を行なわせ、それ
らの結果を群制御マスター側で受けてこれらより最適号
機の割当てを行なうようにし、また、群制御用マイコン
のチェック時に異常を検知すれは自号機を群制御より外
すようにしたものである。
従って、群制御を常に支障な〈実施できると共に群制御
は最も早く手の空いたものが群制御マスターとなって、
他は群制御に必要な自己の情報を自己側で処理して、そ
の結果を群制御マスターに与えるようにして群制御を行
なうので、特定のものに負担が集中せずに分散されるな
ど、迅速なサービスが可能で、故障時の群制御の混乱も
ない、従って、信頼性が飛躍的に向上するなどの利点が
得られる。
尚、本発明は上記し、且つ図面に示す実施例に限定する
ことなくその要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施
し得る。
[発明の効果コ 以上、詳述したように本発明によれば特定の号機制御装
置に過大な負担をかけることなく、はぼ均等に分担させ
て群制御を実施でき、しかも、新発生ホール呼びに対し
て迅速に最適号機の割当てを行なうことができると共に
故障発生時においても群制御を混乱させることがないな
ど、群制御を常に高い信頼性を以って実施できるエレベ
ータの群管理制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す群管理システム構成図
、第2図は本発明の号機制御装置内の構成例を示すブロ
ック図、第3図〜第1O図は本装置の作用を説明するた
めのフローチャート、第11図は本発明の他の実施例を
示すブロック図、第12図はその群制御用マイコンの異
常監視処理ルーチンを示すフローチャート、第13図は
従来例を説明するための群管理システム構成図テアル。 I A、〜IH・・・号機制御装置、2・・・高速直列
伝送パス、3A、〜3H・・・高速直列伝送用インター
フェイス回路、4 Am−4H・・・群制御用マイコン
、5 A。 〜5H・・・コモンRAM、 6 A、〜6H−・・号
機制御用マイコン、y A、〜7H・・・時計、8 A
、〜8Q・・・低速直列伝送用インターフェイス回路、
9 A、〜9H・・・低速直列伝送用インターフェイス
回路、10・・・ytt −ル呼び登録装置、11人、
〜IIH・・・かご呼び登録装置、12.14・・・低
速直列伝送パス、17・・・メインコントロール用CP
U、18・・・HDLCコントローラ、19・・・トラ
フィックコントローラ、20゜21・・・メモI)群、
:zz、zs、sx・・・ローカルパス、24・・・低
速直列伝送用CPU、25・・・シリアルコミュニケー
ションユニット(ECU)、26・・・ライントライバ
、27・・・ラインレシーバ−128・・・入カパッフ
ァ、29・・・出力パッファ、30・・・メモリ群、4
0に、〜40H・・・ウォッチドッグタイマ、32.3
3・・・マルチパスインターフェース、34…マルチパ
ス。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第 3 図。 第4図 第5図 第6図 第7図 群マスター及びサービス号じ失意タスク新発生呼検出タ
スク 第9図 第10― 第11 第12図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の階床に対して複数のエレベータを就役させ、各々
    のエレベータには各々単体のエレベータの制御を行なう
    号機制御装置を設けて制御するとともに、発生したホー
    ル呼びに対して各々のエレベータにおいてその応答に要
    する待ち時間に関連した所定の評価計算を行ない最適な
    エレベータを選択してそのエレベータ対応の前記号機制
    御装置に割当て応答させる群管理制御手段を設けて群管
    理制御を行なうようにしたエレベータの群管理制御装置
    において、前記各号機制御装置にはそれぞれ号機制御用
    及び群制御用コンピュータを設け、号機制御用コンピュ
    ータには号機制御を司ると共にその合い間にホール呼び
    検出する機能及びホール呼びを検知したときは自己の群
    制御用コンピュータの異常チェックの後、異常ないとき
    に該群制御用コンピュータの起動指令を出し、異常ある
    ときは群制御から切離す機能を持たせ、また群制御用コ
    ンピュータには指令を受けると前記発生したホール呼び
    に対して自己のエレベータにおける前記評価計算を行な
    う評価計算機能と、前記起動指令により動作して他の号
    機制御装置に群制御実施権の禁止信号を出力し、また、
    全号機制御装置に前記評価計算機能の起動を指令すると
    ともに各号機制御装置で求めた前記評価計算値を受けて
    その値より最適なエレベータを選択しそのエレベータ対
    応の前記号機制御装置に割当てる群制御メイン機能をそ
    れぞれ付加して構成したことを特徴とするエレベータの
    群管理制御装置。
JP61066288A 1986-03-25 1986-03-25 エレベ−タの群管理制御装置 Pending JPS62222980A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09194153A (ja) * 1995-12-28 1997-07-29 Lg Ind Syst Co Ltd エレベータの群管理制御装置及び方法
CN105645204A (zh) * 2016-03-02 2016-06-08 深圳市海浦蒙特科技有限公司 电梯群控系统及其群控参数的设置方法

Cited By (3)

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JPH09194153A (ja) * 1995-12-28 1997-07-29 Lg Ind Syst Co Ltd エレベータの群管理制御装置及び方法
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