JPS63165281A - エレベ−タの群管理制御装置 - Google Patents
エレベ−タの群管理制御装置Info
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- JPS63165281A JPS63165281A JP61315387A JP31538786A JPS63165281A JP S63165281 A JPS63165281 A JP S63165281A JP 61315387 A JP61315387 A JP 61315387A JP 31538786 A JP31538786 A JP 31538786A JP S63165281 A JPS63165281 A JP S63165281A
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Landscapes
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明はエレベータの群管理制御Il装置に関するもの
である。
である。
(従来の技術)
マイクロコンピュータの出現によって、エレベータ制m
+装置は大きく変貌してきた。すなわち、従来のエレベ
ータ制御装置はリレー制御回路を多く用いていたため、
エレベータ制御機能が増大してくるとリレーの数が多く
なり、制御装置の軽量化、低価格化、省電力化などの見
地から好ましくない点が多かった。しかし、小形かつ^
性能であることを特徴とするマイクロコンピュータをエ
レベータ制御装置に導入することにより前記問題点を解
消したばかりでなく、制御機能の設計及び開発の容易さ
によって設計者を支援し、結果としてエレベータ制御の
多様化及び多彩化をもたらすなど、多大な貢献をしてい
る。
+装置は大きく変貌してきた。すなわち、従来のエレベ
ータ制御装置はリレー制御回路を多く用いていたため、
エレベータ制御機能が増大してくるとリレーの数が多く
なり、制御装置の軽量化、低価格化、省電力化などの見
地から好ましくない点が多かった。しかし、小形かつ^
性能であることを特徴とするマイクロコンピュータをエ
レベータ制御装置に導入することにより前記問題点を解
消したばかりでなく、制御機能の設計及び開発の容易さ
によって設計者を支援し、結果としてエレベータ制御の
多様化及び多彩化をもたらすなど、多大な貢献をしてい
る。
マイクロコンピュータはエレベータ制御装置の中でも、
エレベータ号機を専用に制御する号機制御装置と、複数
台のエレベータを総合的に管理する群管理制御装置台々
に用いられている。上記群管理制御装置とは周知のよう
に複数基のエレベータを並設した場合にエレベータの運
転効率向上およびエレベータ利用者へのサービス向上を
図るために、各階床におけるエレベータホールからのホ
ール呼びに対する最適な応答機をマイクロコンピュータ
を用いて合理的に且つ速やかに選定して割当てるホール
呼び割当制御および火災や地震時等の管制運転制御、出
動時のサービス向上を促す例えば一定時間内における各
エレベータかどの昇降回数を増大する等の出動時制御等
を行なうものである。
エレベータ号機を専用に制御する号機制御装置と、複数
台のエレベータを総合的に管理する群管理制御装置台々
に用いられている。上記群管理制御装置とは周知のよう
に複数基のエレベータを並設した場合にエレベータの運
転効率向上およびエレベータ利用者へのサービス向上を
図るために、各階床におけるエレベータホールからのホ
ール呼びに対する最適な応答機をマイクロコンピュータ
を用いて合理的に且つ速やかに選定して割当てるホール
呼び割当制御および火災や地震時等の管制運転制御、出
動時のサービス向上を促す例えば一定時間内における各
エレベータかどの昇降回数を増大する等の出動時制御等
を行なうものである。
このような群管理制御装置を用いたエレベータのシステ
ムは、従来第11図に示すような構成となっている。図
中Hはホール呼び信号を登録するホール呼登録装置、G
は上述の如き群管理制御を行なう群管理制御装置、Ci
=Csは各単体エレベータを制御する号機制御装置で
ある。
ムは、従来第11図に示すような構成となっている。図
中Hはホール呼び信号を登録するホール呼登録装置、G
は上述の如き群管理制御を行なう群管理制御装置、Ci
=Csは各単体エレベータを制御する号機制御装置で
ある。
第11図のシステムでは、ある階床においてホール釦が
押されてホール呼びが発生すると、このホール呼びはホ
ール呼登録装置Hに登録される。
押されてホール呼びが発生すると、このホール呼びはホ
ール呼登録装置Hに登録される。
そして、このホール呼登録装置Hより新発生ホール呼び
が群管理制御装置Gに入力され、この群管理制御11装
置G内のマイクロコンピュータにより、例えば各号機の
かご位置、かご呼び登録状態、運転の状態等を加味して
その新発生ホール呼びの発生階床に対して最も短時間に
到着可能な最適エレベータが選定される。そして、この
選定されたエレベータの号機制御l装置に対して割当て
出力を行ない、該ホール呼びに対する登録を行なう。号
機制御装置はこの登録により、該ホール呼び発生階に応
答してサービスを行なう。
が群管理制御装置Gに入力され、この群管理制御11装
置G内のマイクロコンピュータにより、例えば各号機の
かご位置、かご呼び登録状態、運転の状態等を加味して
その新発生ホール呼びの発生階床に対して最も短時間に
到着可能な最適エレベータが選定される。そして、この
選定されたエレベータの号機制御l装置に対して割当て
出力を行ない、該ホール呼びに対する登録を行なう。号
機制御装置はこの登録により、該ホール呼び発生階に応
答してサービスを行なう。
第12図にこのような群管理制御システムにおける従来
のホール呼び登録部の機能部の構成を示す。本例はエレ
ベータ3台の群管理の場合を示しており、各単体制御装
置!11〜13、群制御装置!14、ホール呼登録装置
15、ホール呼釦16、ホール呼登録灯17により構成
されている。ホール呼釦16は各階のエレベータホール
に設置されていて、乗客が押すことにより、ホール呼び
を発生させる。また、ホール呼登録8置15はこの発生
したホール呼びを登録し、ホール呼びの発生した階床の
該当方向のホール呼釦内にあるホール呼登録灯17を点
灯指令するmaを有する。
のホール呼び登録部の機能部の構成を示す。本例はエレ
ベータ3台の群管理の場合を示しており、各単体制御装
置!11〜13、群制御装置!14、ホール呼登録装置
15、ホール呼釦16、ホール呼登録灯17により構成
されている。ホール呼釦16は各階のエレベータホール
に設置されていて、乗客が押すことにより、ホール呼び
を発生させる。また、ホール呼登録8置15はこの発生
したホール呼びを登録し、ホール呼びの発生した階床の
該当方向のホール呼釦内にあるホール呼登録灯17を点
灯指令するmaを有する。
エレベータが3台の場合、ホール呼釦16は上昇呼び、
下降呼びを対として各階床毎に2組ずつあるが、各階の
ホール呼釦16の信号は上昇及び下降呼び用それぞれ1
本ずつ、各階よりホール呼び登録部W115に入力され
る。一方、各階のホール呼登録装置15は図示しないが
マイクロコンピュータを用いて構成されており、予め記
憶されたプログラムにより、並列伝送路22を通りホー
ル呼釦16の ・信号を入力し、登録処理を実行し
、ホール呼登録灯17を点灯する制御する。この登録さ
れたホール呼びの情報はホール呼登録装置15により伝
送路18を通り群管理装置14に伝送される。群管理装
置f14はこのホール呼びに対し、予め伝送路19〜2
1を通し入力していた各単体制御18置11〜13の情
報により、現在の時点でホール呼びを割当てるのに最適
な号機の単体制御装置を決定し、伝送路19〜21を通
してその単体制御18置に前記ホール呼びを割当でる。
下降呼びを対として各階床毎に2組ずつあるが、各階の
ホール呼釦16の信号は上昇及び下降呼び用それぞれ1
本ずつ、各階よりホール呼び登録部W115に入力され
る。一方、各階のホール呼登録装置15は図示しないが
マイクロコンピュータを用いて構成されており、予め記
憶されたプログラムにより、並列伝送路22を通りホー
ル呼釦16の ・信号を入力し、登録処理を実行し
、ホール呼登録灯17を点灯する制御する。この登録さ
れたホール呼びの情報はホール呼登録装置15により伝
送路18を通り群管理装置14に伝送される。群管理装
置f14はこのホール呼びに対し、予め伝送路19〜2
1を通し入力していた各単体制御18置11〜13の情
報により、現在の時点でホール呼びを割当てるのに最適
な号機の単体制御装置を決定し、伝送路19〜21を通
してその単体制御18置に前記ホール呼びを割当でる。
ところでこのような従来のシステムにおいては、ホール
呼登録部@15に故障が発生し、ホール呼登録装置15
に対する登録や伝送が停止すると、ホール呼釦16の信
号が群管理装置14に伝送されなくなるから、群管理運
転は不可能になる。すなわち、従来システムによるホー
ル呼登録装置15は群管理制御上、重要な役割を持って
いるから、ホール呼登録装置15の故障が直ちに群管理
システムの故障に繋がる。
呼登録部@15に故障が発生し、ホール呼登録装置15
に対する登録や伝送が停止すると、ホール呼釦16の信
号が群管理装置14に伝送されなくなるから、群管理運
転は不可能になる。すなわち、従来システムによるホー
ル呼登録装置15は群管理制御上、重要な役割を持って
いるから、ホール呼登録装置15の故障が直ちに群管理
システムの故障に繋がる。
また、ホールとの伝送が並列であるから、ホール呼登録
装置15とホール呼釦16やホール呼登録灯17との伝
送は信号線が1系統ずつ必要であるから、勢い昇降路配
線が多くなり配線コストと配線の手間がかかる。
装置15とホール呼釦16やホール呼登録灯17との伝
送は信号線が1系統ずつ必要であるから、勢い昇降路配
線が多くなり配線コストと配線の手間がかかる。
この問題を解決する提案の一つに特願昭60−1421
56号がある。その概要を第9図を参照して説明する。
56号がある。その概要を第9図を参照して説明する。
図では3台の群管理@置における各階のホール呼びに対
する入出力部を表わしている。
する入出力部を表わしている。
各単体制御装置に設けられた3台のメインステーション
(MS1〜MS3)23〜25と各階に設けられた複数
のリモートステーション(R8I〜R83,R821)
26〜28を直列伝送路29で結び、前記リモートステ
ーション26〜28に接続されたホール呼釦16とホー
ル呼登録灯17の信号を前記直列伝送路29を介して直
列伝送するものである。以上は、ホール呼びの如く、各
単体の制御装置(各メインステーション)が共通に必要
とする信号系統についてであるが、単体の制御装置には
その他、かご内の操作盤にある行先階指定用のかご呼釦
(階床指定釦)やごのかご呼釦の登録時に点灯するかご
呼び登録灯、単体のエレベータにおける各階床での方向
灯用等の多数の入出力を必要としている。これらの信号
については第10図(特開昭60−34456号参照)
に示す如く、各かごに設けであるかご呼釦(階床指定釦
)36やごのかご呼釦の登録時に点灯するかご呼登録灯
37、各かごに設けである方向灯30にそれぞれリモー
トステーション31〜33、38を設け、メインステー
ション34とかご内の各リモートステーション31〜3
3.38を共通の伝送1i135で結び、あるかごのか
ご呼釦36が押されると、1人モートステーシミン38
より伝送線35を介してメインステーション34に信号
が送られ、これを受付けるとメインステーション34は
そのかごの先に操作したかご呼釦3Gのかご呼登録灯3
7を点灯させるべくリモートステーション38に点灯信
号を出力する。また、各階床の方向灯30を点灯するた
めにはメインステーション34は各リモートステーショ
ン31〜33にそれぞれ該当の方向信号を出力する。こ
のようにして、各かごに必要な信号系統も共通の伝送系
で伝送することが出来るようにして個々の信号系を一つ
にまとめることで、信号系統回線の簡素化を因っている
。
(MS1〜MS3)23〜25と各階に設けられた複数
のリモートステーション(R8I〜R83,R821)
26〜28を直列伝送路29で結び、前記リモートステ
ーション26〜28に接続されたホール呼釦16とホー
ル呼登録灯17の信号を前記直列伝送路29を介して直
列伝送するものである。以上は、ホール呼びの如く、各
単体の制御装置(各メインステーション)が共通に必要
とする信号系統についてであるが、単体の制御装置には
その他、かご内の操作盤にある行先階指定用のかご呼釦
(階床指定釦)やごのかご呼釦の登録時に点灯するかご
呼び登録灯、単体のエレベータにおける各階床での方向
灯用等の多数の入出力を必要としている。これらの信号
については第10図(特開昭60−34456号参照)
に示す如く、各かごに設けであるかご呼釦(階床指定釦
)36やごのかご呼釦の登録時に点灯するかご呼登録灯
37、各かごに設けである方向灯30にそれぞれリモー
トステーション31〜33、38を設け、メインステー
ション34とかご内の各リモートステーション31〜3
3.38を共通の伝送1i135で結び、あるかごのか
ご呼釦36が押されると、1人モートステーシミン38
より伝送線35を介してメインステーション34に信号
が送られ、これを受付けるとメインステーション34は
そのかごの先に操作したかご呼釦3Gのかご呼登録灯3
7を点灯させるべくリモートステーション38に点灯信
号を出力する。また、各階床の方向灯30を点灯するた
めにはメインステーション34は各リモートステーショ
ン31〜33にそれぞれ該当の方向信号を出力する。こ
のようにして、各かごに必要な信号系統も共通の伝送系
で伝送することが出来るようにして個々の信号系を一つ
にまとめることで、信号系統回線の簡素化を因っている
。
(発明が解決しようとする問題点)
このように、従来技術による群管理制御装置は、各単体
の制御装置にホール呼び等の共通信号を処理するための
共通用メインステーションと各号機での必要な信号を処
理するための単体用メインステーションを用いる。同様
に直列伝送路にも共通用直列伝送路と各単体の制御装置
の単体用直列伝送路があり、また、リモートステーショ
ンにも共通用と各単体用がある。
の制御装置にホール呼び等の共通信号を処理するための
共通用メインステーションと各号機での必要な信号を処
理するための単体用メインステーションを用いる。同様
に直列伝送路にも共通用直列伝送路と各単体の制御装置
の単体用直列伝送路があり、また、リモートステーショ
ンにも共通用と各単体用がある。
しかし、前述の例では従来技術の欠点を解決したが、次
のような問題が残る。
のような問題が残る。
その一つは、前記の単体用メインステーションが故障し
た場合、当然単体用の信号として単体用リモートステー
ションと単体用直列伝送路を経由して単体用メインステ
ーションに入力されるかご呼びを処理できないので、そ
の単体の制御装置は運転を停止せざるを得ない。
た場合、当然単体用の信号として単体用リモートステー
ションと単体用直列伝送路を経由して単体用メインステ
ーションに入力されるかご呼びを処理できないので、そ
の単体の制御装置は運転を停止せざるを得ない。
二つ目は例えば、1群3台の構成を考えると、少なくと
も3本の単体用直列伝送路と、1本の共通用直列伝送路
が必要であり、加えてそれに繋がるリモートステーショ
ンとして少なくとも3台の単体用のリモートステーショ
ンと1台の共通用リモートステーションが必要である。
も3本の単体用直列伝送路と、1本の共通用直列伝送路
が必要であり、加えてそれに繋がるリモートステーショ
ンとして少なくとも3台の単体用のリモートステーショ
ンと1台の共通用リモートステーションが必要である。
故に従来の並列伝送より直列伝送の採用によって格段に
信号線の系統数が減少したとは言え、直列伝送路は2芯
シールド付ツイストケーブル等の特殊ケーブルであるた
めに加工及び据付け、配線に手間がかかり、まだ改善が
不十分である。
信号線の系統数が減少したとは言え、直列伝送路は2芯
シールド付ツイストケーブル等の特殊ケーブルであるた
めに加工及び据付け、配線に手間がかかり、まだ改善が
不十分である。
そこでこの本発明の目的とするところは、信号線を更に
削減して構成を簡単化するとともに、マスタとなってい
るメインステーションの故障に際しても群管理制御を継
続して実行させることができるようにし、以て信頼性を
確保することの出来るエレベータの群管理制御装置を提
供することにある。
削減して構成を簡単化するとともに、マスタとなってい
るメインステーションの故障に際しても群管理制御を継
続して実行させることができるようにし、以て信頼性を
確保することの出来るエレベータの群管理制御装置を提
供することにある。
(発明の構成〕
(問題点を解決するための手段)
すなわち、上記目的を達成するため本発明は、複数の階
床に対して複数のエレベータを就役させ、各々のエレベ
ータには各々単体のエレベータの制御を行なう号機制御
装置を設けて制御するとともに、発生したホール呼びに
対して各々のエレベータの現在の状況に基づき最適なエ
レベータを選択してそのエレベータ対応の前記号機制御
装置に割当て応答させる群管理制御手段を設けて群管理
制御を行なうようにしたエレベータの群管理Ill w
a装置において、各階に設けるホール呼釦、ホール呼登
録灯等の操作・表示設備に対する情報入出力用及び各号
機のかごに設ける各号機のかご呼釦、かご呼登録灯等の
操作・表示設備に対する情報入出力用にそれぞれリモー
トステーションを設け、また、上記各号機の運転制御を
する単体制tlv装置は各々群管理制御のメインステー
ションとしての機能を持たせるとともに、また、これら
の各メインステーション及びリモートステーションを共
通バスで接続して構成し、前記メインステーションには
所定の優先度に従い一つをマスタとして実行権を与えて
このメインステーションより直接、各リモートステーシ
ョンに指示して情報の伝送させ、この情報を各メインス
テーションに取込ませて各メインステーションにマスタ
と同様の情報を把握させ、また、マスタとなったメイン
ステーションにて他のメインステーション及び各リモー
トステーションと必要情報の授受をすることを特徴とす
る。
床に対して複数のエレベータを就役させ、各々のエレベ
ータには各々単体のエレベータの制御を行なう号機制御
装置を設けて制御するとともに、発生したホール呼びに
対して各々のエレベータの現在の状況に基づき最適なエ
レベータを選択してそのエレベータ対応の前記号機制御
装置に割当て応答させる群管理制御手段を設けて群管理
制御を行なうようにしたエレベータの群管理Ill w
a装置において、各階に設けるホール呼釦、ホール呼登
録灯等の操作・表示設備に対する情報入出力用及び各号
機のかごに設ける各号機のかご呼釦、かご呼登録灯等の
操作・表示設備に対する情報入出力用にそれぞれリモー
トステーションを設け、また、上記各号機の運転制御を
する単体制tlv装置は各々群管理制御のメインステー
ションとしての機能を持たせるとともに、また、これら
の各メインステーション及びリモートステーションを共
通バスで接続して構成し、前記メインステーションには
所定の優先度に従い一つをマスタとして実行権を与えて
このメインステーションより直接、各リモートステーシ
ョンに指示して情報の伝送させ、この情報を各メインス
テーションに取込ませて各メインステーションにマスタ
と同様の情報を把握させ、また、マスタとなったメイン
ステーションにて他のメインステーション及び各リモー
トステーションと必要情報の授受をすることを特徴とす
る。
(作 用)
このような構成において、各階に設けるホール呼釦、ホ
ール呼登録灯等の操作・表示設備に対する情報入出力用
及び各号機のかごに設ける各号機のかご呼釦、かご呼登
録灯等の操作・表示設備に対する情報入出力用にそれぞ
れリモートステーションを設けてあり、また、エレベー
タ各号機の運転制御をする単体制御装置は各々群管理制
御のメインステーションとしての機能を持たせるととも
に、また、これらの各メインステーション及びリモート
ステーションを共通バスで接続して構成しである。そし
て、前記メインステーションには一つをマスタとして実
行権を与えてこのメインステーションより直接、各リモ
ートステーションに指示して情報の伝送させ、この情報
をそのまま各メインステーションに取込ませるようにす
る。これにより各メインステーションは常にホール呼び
の状態や各号機のかご呼び状態を把握できるようになる
。更に、マスタとなったメインステーションによりその
他のメインステーション及び各階床、各号機別のリモー
トステーションに必要な情報の授受をする。これによっ
てホール呼びやかご呼びの発生の検知とその登録・処理
のホール呼びの割当て等を行う。
ール呼登録灯等の操作・表示設備に対する情報入出力用
及び各号機のかごに設ける各号機のかご呼釦、かご呼登
録灯等の操作・表示設備に対する情報入出力用にそれぞ
れリモートステーションを設けてあり、また、エレベー
タ各号機の運転制御をする単体制御装置は各々群管理制
御のメインステーションとしての機能を持たせるととも
に、また、これらの各メインステーション及びリモート
ステーションを共通バスで接続して構成しである。そし
て、前記メインステーションには一つをマスタとして実
行権を与えてこのメインステーションより直接、各リモ
ートステーションに指示して情報の伝送させ、この情報
をそのまま各メインステーションに取込ませるようにす
る。これにより各メインステーションは常にホール呼び
の状態や各号機のかご呼び状態を把握できるようになる
。更に、マスタとなったメインステーションによりその
他のメインステーション及び各階床、各号機別のリモー
トステーションに必要な情報の授受をする。これによっ
てホール呼びやかご呼びの発生の検知とその登録・処理
のホール呼びの割当て等を行う。
従って、バスを制御しているマスタとなったメインステ
ーションの突然の故障が発生しても、それまでのホール
呼びの状態や各号機のかご呼びの状態を継続したままで
、即座に他のメインステーションにバスの制御を移して
群管理制御を継続することができ、従って、乗客に迷惑
をかけることなく、速やかに故障に対するバックアップ
が行え、非常に信頼性の高いシステムとなる他、各ステ
ーション間のデータ伝送は直列伝送方式であり、しかも
、全てのリモートステーションは共通のバスに接続され
ているので、配線数は非常に少なくなり、配線のコスト
と布設時間を大巾に低減できるなどの利点が得られる。
ーションの突然の故障が発生しても、それまでのホール
呼びの状態や各号機のかご呼びの状態を継続したままで
、即座に他のメインステーションにバスの制御を移して
群管理制御を継続することができ、従って、乗客に迷惑
をかけることなく、速やかに故障に対するバックアップ
が行え、非常に信頼性の高いシステムとなる他、各ステ
ーション間のデータ伝送は直列伝送方式であり、しかも
、全てのリモートステーションは共通のバスに接続され
ているので、配線数は非常に少なくなり、配線のコスト
と布設時間を大巾に低減できるなどの利点が得られる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について第1〜第8図を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すシステム構成図である
。ここでは説明を簡単にするため、群構成台数3台で、
且つ、サービス階床を3階床とした例を想定する。また
、この例ではホールに設置する共通用の機器としては、
ホール呼釦とホール呼登録灯を、そして、かごに設置す
る単体用の機器としてばかご呼登録灯をあげるが、実際
にはこれに以外にも必要な機器が多々あり、これらを追
加して実施できることは言うまでもない。
。ここでは説明を簡単にするため、群構成台数3台で、
且つ、サービス階床を3階床とした例を想定する。また
、この例ではホールに設置する共通用の機器としては、
ホール呼釦とホール呼登録灯を、そして、かごに設置す
る単体用の機器としてばかご呼登録灯をあげるが、実際
にはこれに以外にも必要な機器が多々あり、これらを追
加して実施できることは言うまでもない。
第1図において23〜25は各単体エレベータ号礪各々
に対応して設けられ、単体エレベータ制御を司る号機制
御装置であって、各々メインステーションを構成してい
る。41〜43は各号機のかご内に設けられたリモート
ステーションであり、51はこれらのリモートステーシ
ョン38をバス方式で接続する単一の直列伝送路である
。16はホール呼釦、17はホール呼登録灯、30A〜
30Cは各号機の方向灯である。これらは前記ホールの
リモートステーション41〜43に接続されている。
に対応して設けられ、単体エレベータ制御を司る号機制
御装置であって、各々メインステーションを構成してい
る。41〜43は各号機のかご内に設けられたリモート
ステーションであり、51はこれらのリモートステーシ
ョン38をバス方式で接続する単一の直列伝送路である
。16はホール呼釦、17はホール呼登録灯、30A〜
30Cは各号機の方向灯である。これらは前記ホールの
リモートステーション41〜43に接続されている。
52は各メインステーションを繋ぐ伝送路である。
各号機のメインステーション23〜25およびリモート
ステーション41〜43.38各々はマイクロコンピュ
ータで構成され、その詳細は第2図に示す如くである。
ステーション41〜43.38各々はマイクロコンピュ
ータで構成され、その詳細は第2図に示す如くである。
すなわち、プログラムを実行してエレベータを制御する
セントラル・プロセッシング・ユニット(マイクロプロ
セッサ;以下、CPUと称する)61、データを格納し
、ワーキングエリア等にも使用されるランダム・アクセ
ス・メモリ62(以下、RAMと略称する)およびプロ
グラムを格納するリード・オンリー・メモリ63(以下
、ROMと略称する)、及び外部より信号を取込む入力
バッファ64、外部に信号を出力する出力バッフ765
、外部との間で信号を直列伝送するためのシリアル・コ
ミュニケーション・ユニット(以下、SCUと略称する
)66及びその直列伝送される入出力信号を伝送路51
にインターフェイスする伝送用のライン・ドライバ67
とライン・レシーバ68、そして、CPU等の動作信号
となり、また、伝送速度を決めるクロック信号(以下、
CLKと称する)を作るタイマ69より構成される。
セントラル・プロセッシング・ユニット(マイクロプロ
セッサ;以下、CPUと称する)61、データを格納し
、ワーキングエリア等にも使用されるランダム・アクセ
ス・メモリ62(以下、RAMと略称する)およびプロ
グラムを格納するリード・オンリー・メモリ63(以下
、ROMと略称する)、及び外部より信号を取込む入力
バッファ64、外部に信号を出力する出力バッフ765
、外部との間で信号を直列伝送するためのシリアル・コ
ミュニケーション・ユニット(以下、SCUと略称する
)66及びその直列伝送される入出力信号を伝送路51
にインターフェイスする伝送用のライン・ドライバ67
とライン・レシーバ68、そして、CPU等の動作信号
となり、また、伝送速度を決めるクロック信号(以下、
CLKと称する)を作るタイマ69より構成される。
ここで、本発明に使用する伝送路51はバス方式である
ので、上記パス・ドライバ67及びパストランシーバ6
8は、マルチドロップ用のものを用いる。例えば、標準
的な通信規格のひとつであるrR8485Jに適合する
パス・ドライバ及びパストランシーバを使用すれば、数
100 mの伝送路mヲホ−L/−ト数100KBPS
(ビット/5fIC)の伝送速度で伝送することが可能
である。また、S CU 66とはCP tJ 61か
ら入力された並゛列データを予め決められた方式で直列
データ化し、CPU61に出力するものである。このs
c U 66としては例えば、UARTと呼ばれてい
るインテル社のLS I r i 8251Jが相当す
る。
ので、上記パス・ドライバ67及びパストランシーバ6
8は、マルチドロップ用のものを用いる。例えば、標準
的な通信規格のひとつであるrR8485Jに適合する
パス・ドライバ及びパストランシーバを使用すれば、数
100 mの伝送路mヲホ−L/−ト数100KBPS
(ビット/5fIC)の伝送速度で伝送することが可能
である。また、S CU 66とはCP tJ 61か
ら入力された並゛列データを予め決められた方式で直列
データ化し、CPU61に出力するものである。このs
c U 66としては例えば、UARTと呼ばれてい
るインテル社のLS I r i 8251Jが相当す
る。
次に伝送路51を使用した本発明の伝送方式について説
明する。
明する。
本発明に使用する伝送方式はサイクリックスキャン方式
と呼ばれ、伝送つまり、バスの制御権は第1図に示す3
台のメインステーション23〜25のうちの1台が持っ
ている。
と呼ばれ、伝送つまり、バスの制御権は第1図に示す3
台のメインステーション23〜25のうちの1台が持っ
ている。
以下、伝送方式について第3図〜第8図を参照して説明
する。尚、説明上、3台のメインステーションのうち、
バスの制tillを持つものはメインステーション(M
SI)23とする。
する。尚、説明上、3台のメインステーションのうち、
バスの制tillを持つものはメインステーション(M
SI)23とする。
先ず初めに、各リモートステーションと各メインステー
ションのアドレスとデータの流れを説明する。
ションのアドレスとデータの流れを説明する。
各階に設置されたそれぞれのりモートステーション(R
831〜R833)41〜43にホール呼釦16の信号
を入力するためのアドレスAl0−Al2とデータD1
0〜D12、ホール呼登録灯11の信号を出力するため
のアドレスA16. A20. A24とデータ[)1
6. [)20. D24を共通の信号用として割当て
る。
831〜R833)41〜43にホール呼釦16の信号
を入力するためのアドレスAl0−Al2とデータD1
0〜D12、ホール呼登録灯11の信号を出力するため
のアドレスA16. A20. A24とデータ[)1
6. [)20. D24を共通の信号用として割当て
る。
次にNα1号機用の方向灯30Aに対する指令を出力す
るためのアドレスA17. A21. A25とデータ
D17. D21. D25、Nα2号機用の方向灯3
03に対する指令を出力するためのアドレスA18.
A22゜A26とデータD18. D22. D26、
Nα3号機用の方向灯30Cに対する指令を出力するた
めのアドレスA19. A23. A27とデータDI
9.023. D27を単体制御用として割当てる。更
に各号機のかごに設置されたリモートステーション38
にはかご呼!13Gの信号を入力するためのアドレスA
I3〜A15とデータD13〜[)15及びかご呼登録
灯37に対する指令を出力するためのアドレスA28〜
A30とデータD28〜[)30が割当てられる。
るためのアドレスA17. A21. A25とデータ
D17. D21. D25、Nα2号機用の方向灯3
03に対する指令を出力するためのアドレスA18.
A22゜A26とデータD18. D22. D26、
Nα3号機用の方向灯30Cに対する指令を出力するた
めのアドレスA19. A23. A27とデータDI
9.023. D27を単体制御用として割当てる。更
に各号機のかごに設置されたリモートステーション38
にはかご呼!13Gの信号を入力するためのアドレスA
I3〜A15とデータD13〜[)15及びかご呼登録
灯37に対する指令を出力するためのアドレスA28〜
A30とデータD28〜[)30が割当てられる。
ここで、メインステーション23〜25の7ドレスとデ
ータのマツプを第4図に示す。
ータのマツプを第4図に示す。
今、バスの制御権を持っているメインステーションがメ
インステーション23であるとすると、1号機のメイン
ステーション23はバスを制御する為に順次アドレスを
A10からA30まで出力する。
インステーション23であるとすると、1号機のメイン
ステーション23はバスを制御する為に順次アドレスを
A10からA30まで出力する。
これは第3図に示す各リモートステーションのメモリマ
ツプから、共通用のホール呼釦登録灯用アドレスA16
. A20. A24とNα1号機用の方向灯用アドレ
スA17. A21. A25とかご呼登録灯用アドレ
スA28を順に指定して、バス制御権を得てマスタとな
っているメインステーション(MSI)23より出力し
、これによって共通用リモートステーション(RS 3
1〜R833)41〜43と単体用リモートステーショ
ン(R821〜R823)38各々に対し必要なデータ
を出力する。
ツプから、共通用のホール呼釦登録灯用アドレスA16
. A20. A24とNα1号機用の方向灯用アドレ
スA17. A21. A25とかご呼登録灯用アドレ
スA28を順に指定して、バス制御権を得てマスタとな
っているメインステーション(MSI)23より出力し
、これによって共通用リモートステーション(RS 3
1〜R833)41〜43と単体用リモートステーショ
ン(R821〜R823)38各々に対し必要なデータ
を出力する。
一方、共通用のホール呼釦用アドレスA10゜A11.
Al1とNG1号機のかご呼釦用アドレスA13には
前記各リモートステーションよりのデータを入力する。
Al1とNG1号機のかご呼釦用アドレスA13には
前記各リモートステーションよりのデータを入力する。
これ以外に1lk12号機、Nα3号機のメインステー
ションにおいては全て受取ったデータを上述の対応アド
レスへ入力する形となる。
ションにおいては全て受取ったデータを上述の対応アド
レスへ入力する形となる。
次にバスの制御権を持たないNα2号機のメインステー
ション<MS2)24のマツプを説明する。
ション<MS2)24のマツプを説明する。
これは第4図に示すようにバスの制御権を持たないので
、共通用の対応するアドレスは入力アドレスになり、従
って、全アドレスのうち、Nα2号機用のかご呼登録灯
37と方向灯303に対応するアドレスA18. A2
2. A26. A29のみが出力アドレスとして指定
され、メインステーション24よりこれらのアドレスの
データが前記各リモートステーションに出力される。同
様にNG3号機のメインステーション(MS3)25は
NG3号機用の対応するアドレスA19. A23.
A27. A30のみが出力アドレスとして指定され、
メインステーション(MS3)25よりこれらのアドレ
スのデータが前記各リモートステーションに出力される
。これら以外のアドレスは通常、全て入力用となる。
、共通用の対応するアドレスは入力アドレスになり、従
って、全アドレスのうち、Nα2号機用のかご呼登録灯
37と方向灯303に対応するアドレスA18. A2
2. A26. A29のみが出力アドレスとして指定
され、メインステーション24よりこれらのアドレスの
データが前記各リモートステーションに出力される。同
様にNG3号機のメインステーション(MS3)25は
NG3号機用の対応するアドレスA19. A23.
A27. A30のみが出力アドレスとして指定され、
メインステーション(MS3)25よりこれらのアドレ
スのデータが前記各リモートステーションに出力される
。これら以外のアドレスは通常、全て入力用となる。
このようにホール呼釦およびホール呼登録灯の共通デー
タはバス制御権を持つNQI号機のメインステーション
(MSl)23と各リモートステーションとの間で行わ
れ、NQi号機用のデータは同じN01号機のメインス
テーション(MSI)23と各リモートステーションで
行われる。同様にN02号機のデータ授受はNα2号機
のメインステーション(MS2)24と各リモートステ
ーションの間で行われる。また、同様にNα3号機のデ
ータ授受はNα3号機のメインステーション(MS3)
25と各リモートステーションの間で行われる。
タはバス制御権を持つNQI号機のメインステーション
(MSl)23と各リモートステーションとの間で行わ
れ、NQi号機用のデータは同じN01号機のメインス
テーション(MSI)23と各リモートステーションで
行われる。同様にN02号機のデータ授受はNα2号機
のメインステーション(MS2)24と各リモートステ
ーションの間で行われる。また、同様にNα3号機のデ
ータ授受はNα3号機のメインステーション(MS3)
25と各リモートステーションの間で行われる。
すなわち、アドレスA16は出力データ[)16をリモ
ートステーション(R831)41に与えるアドレスで
、このアドレスA16をメインステーション(MSI)
23が出力すると、このアドレスA16よりリモートス
テーション(R833)43が入力する自己に対する入
力指令と認識して次に送られて来るデータ016を取込
む。このような指令の意味あいを含んだアドレスである
。従って、メインステーション(MSI)23よりリモ
ートステーション(R831)41に出力データを与え
る場合はメインステーション(MSl)23はアドレス
A16を出力し、次にデータD16を出力する。リモー
ト41はアドレスA1Bによって自己とaXし、データ
DI6を読込むことで授受を行うことになる。一方、ア
ドレスA10はリモートステーション(R831)41
に対し、データD10を出力させるアドレスであり、メ
インステーション(MSl)23よりよりアドレスA1
0を出力させるとリモートステーション(R831)4
1は自己の出力指令と認識してデータD10を出力し、
メインステーション(MSl)23はこれを受取る意味
あいを持ったアドレスである。
ートステーション(R831)41に与えるアドレスで
、このアドレスA16をメインステーション(MSI)
23が出力すると、このアドレスA16よりリモートス
テーション(R833)43が入力する自己に対する入
力指令と認識して次に送られて来るデータ016を取込
む。このような指令の意味あいを含んだアドレスである
。従って、メインステーション(MSI)23よりリモ
ートステーション(R831)41に出力データを与え
る場合はメインステーション(MSl)23はアドレス
A16を出力し、次にデータD16を出力する。リモー
ト41はアドレスA1Bによって自己とaXし、データ
DI6を読込むことで授受を行うことになる。一方、ア
ドレスA10はリモートステーション(R831)41
に対し、データD10を出力させるアドレスであり、メ
インステーション(MSl)23よりよりアドレスA1
0を出力させるとリモートステーション(R831)4
1は自己の出力指令と認識してデータD10を出力し、
メインステーション(MSl)23はこれを受取る意味
あいを持ったアドレスである。
このように、アドレスA10〜A30について、それぞ
れこのアドレスを用いてデータを授受するステーション
が入、出力の方向を含めて決定される。ここで、メイン
ステーションからリモートステーションへ送るデータは
ホール呼登録灯及び自号機の方向灯とかご呼登録灯の制
御データであり、また、リモートステーションからメイ
ンステーションに送るデータはホール呼釦情報及び各号
機のかご呼釦情報である。
れこのアドレスを用いてデータを授受するステーション
が入、出力の方向を含めて決定される。ここで、メイン
ステーションからリモートステーションへ送るデータは
ホール呼登録灯及び自号機の方向灯とかご呼登録灯の制
御データであり、また、リモートステーションからメイ
ンステーションに送るデータはホール呼釦情報及び各号
機のかご呼釦情報である。
次に実際の伝送手順と各ステーションのデータの入出力
タイミングについて第5図を参照して説明する。この伝
送手順はメインステーション及びリモートステーション
のROM内にプログラムの形で格納され、CPUにより
実行される。
タイミングについて第5図を参照して説明する。この伝
送手順はメインステーション及びリモートステーション
のROM内にプログラムの形で格納され、CPUにより
実行される。
まずはじめは、時間T1にメインステーション(MSl
)23は伝送路51ヘアドレスデータA10を出力する
。リモートステーション(RS 21゜R322,R8
23,R831,R832,R333) 41〜43、
38はそれを入力し、自己の割付けられたアドレスか否
かをチェックし、もし、自己のアドレスならば直ちにそ
のアドレスが出力用か、入力用かを判断し、時間T2に
データを伝送路51に入出力する。つまり、アドレスデ
ータ(A 10)を受けたリモートステーション(R8
31)41はこのアドレスデータ(A 10)が自己の
割付はアドレスであり、出力用なので時間T2の時点で
データ(D 10)を出力する。一方、アドレスデータ
(A 10)を入力したメインステーション(MSl)
23は、その後、直ちにアドレスデータ(A 10)が
自己にとって出力用であるのか、入力用であるのかをチ
ェックする。つまり、メインステーション(MSl)2
3はアドレスデータ(AIO>が入力用でなので、時間
T2の時点でデータ(D 10)を伝送路51から入力
する。
)23は伝送路51ヘアドレスデータA10を出力する
。リモートステーション(RS 21゜R322,R8
23,R831,R832,R333) 41〜43、
38はそれを入力し、自己の割付けられたアドレスか否
かをチェックし、もし、自己のアドレスならば直ちにそ
のアドレスが出力用か、入力用かを判断し、時間T2に
データを伝送路51に入出力する。つまり、アドレスデ
ータ(A 10)を受けたリモートステーション(R8
31)41はこのアドレスデータ(A 10)が自己の
割付はアドレスであり、出力用なので時間T2の時点で
データ(D 10)を出力する。一方、アドレスデータ
(A 10)を入力したメインステーション(MSl)
23は、その後、直ちにアドレスデータ(A 10)が
自己にとって出力用であるのか、入力用であるのかをチ
ェックする。つまり、メインステーション(MSl)2
3はアドレスデータ(AIO>が入力用でなので、時間
T2の時点でデータ(D 10)を伝送路51から入力
する。
このような処理をアドレス(A30)まで連続して行う
と、−通り各リモートステーションR321〜R823
,R831〜R833とのデータの授受は終了する。つ
まり、時間軸で見た伝送路51は第6図のようになる。
と、−通り各リモートステーションR321〜R823
,R831〜R833とのデータの授受は終了する。つ
まり、時間軸で見た伝送路51は第6図のようになる。
この6つのデータの更新時間Tは
T■T1 +T2 ・・・ ・・・十T42+TαX
T42但し、Tαは上述のような自ステーションに対す
るデータ授受であるのか否か、及び自ステーションに対
するデータ授受であるときには入力なのか出力なのかと
言った判断に要する処理時間である。
T42但し、Tαは上述のような自ステーションに対す
るデータ授受であるのか否か、及び自ステーションに対
するデータ授受であるときには入力なのか出力なのかと
言った判断に要する処理時間である。
この説明では、リモートステーションのデータは、入力
と出力それぞれ1つずつとしたが、かごのリモートステ
ーションの場合はそれぞれ数個以上必要となるものの、
それはメインステーション(MSl)23のメモリ空間
を増やすことで簡単に対応できる。
と出力それぞれ1つずつとしたが、かごのリモートステ
ーションの場合はそれぞれ数個以上必要となるものの、
それはメインステーション(MSl)23のメモリ空間
を増やすことで簡単に対応できる。
上記で説明したメインステーション(MSI)23の処
理手順をフローチャートにまとめると第7図の如くとな
り、また、リモートステーション(RS 31〜R83
3,R821〜R823)の処理手順をフローチャート
にまとめると第8図の如くとなる。
理手順をフローチャートにまとめると第7図の如くとな
り、また、リモートステーション(RS 31〜R83
3,R821〜R823)の処理手順をフローチャート
にまとめると第8図の如くとなる。
すなわち、メインステーション(MSl)23ではST
1において先頭アドレスデータ(A 10)を指定すべ
くカウンタに(A 10>をセットし、次にST2にお
いてこのセットしたアドレスデータ(AIO>を伝送線
51に出力する。そして、ST3に移り、上記アドレス
データが自己にとって出力用であるのか否かを判定し、
出力用ならばST4に移って出力すべきデータを伝送線
51に出力する。
1において先頭アドレスデータ(A 10)を指定すべ
くカウンタに(A 10>をセットし、次にST2にお
いてこのセットしたアドレスデータ(AIO>を伝送線
51に出力する。そして、ST3に移り、上記アドレス
データが自己にとって出力用であるのか否かを判定し、
出力用ならばST4に移って出力すべきデータを伝送線
51に出力する。
出力用でないときはST5に移り、データを伝送1i1
51から取込む。次にST6に入り、最終アドレスのア
ドレスデータか否か、すなわち、上記の実施例では21
のアドレスを用いているので、(A30)まで終了した
か否かをカウンタの値より調べて判定する。そして、こ
の判定の結果、最終アドレスに達していれば、STIに
戻り、最終アドレスに達していなければST7に入って
、上記カウンタの値を1つインクリメントする。そして
、ST2に入って、カウンタの値をアドレスデータとし
て伝送線51に出力する。
51から取込む。次にST6に入り、最終アドレスのア
ドレスデータか否か、すなわち、上記の実施例では21
のアドレスを用いているので、(A30)まで終了した
か否かをカウンタの値より調べて判定する。そして、こ
の判定の結果、最終アドレスに達していれば、STIに
戻り、最終アドレスに達していなければST7に入って
、上記カウンタの値を1つインクリメントする。そして
、ST2に入って、カウンタの値をアドレスデータとし
て伝送線51に出力する。
以後、上述の各ステップを順に実行して最終アドレスま
で達したならば、再びアドレス(A 10)からの指定
に戻って上記手順を繰返す。
で達したならば、再びアドレス(A 10)からの指定
に戻って上記手順を繰返す。
リモートステーション(R821〜RS 23゜R83
1〜R833)側ではそれぞれ第8図の如く、5T11
において送られて来るアドレスデータを伝送線51より
取込み、5T21に移ってこの取込んだアドレスデータ
が自己を指定するものであるのか否かを判定する。自己
の指定であれば、それが出力を意味するのか否かを判定
する。そして、出力ならば5T14に入り、出力すべき
データを伝送線51に出力し、5T11に戻る。また、
出力用でなければデータを伝送線51から取込み、5T
11に戻る。
1〜R833)側ではそれぞれ第8図の如く、5T11
において送られて来るアドレスデータを伝送線51より
取込み、5T21に移ってこの取込んだアドレスデータ
が自己を指定するものであるのか否かを判定する。自己
の指定であれば、それが出力を意味するのか否かを判定
する。そして、出力ならば5T14に入り、出力すべき
データを伝送線51に出力し、5T11に戻る。また、
出力用でなければデータを伝送線51から取込み、5T
11に戻る。
各々のステーションではこのような動作を行っている。
ところで、メインステーション(MSl)のメモリマツ
プにっては、第4図にて既に説明したが、他のメインス
テーション(MS2.MS3)も同じ大きさのメモリ空
間、つまり、21個のアドレスを確保する。但し、メイ
ンステーションMSIが正常にバスを制御しているとき
は、自号機の方向灯とかご呼登録灯用以外のアドレスは
全て入力用となる。これは、現在バスを制御していない
他のメインステーションMS2.MS3が、バス上に現
れる全てのデータを自己のメモリに格納するためである
。故に、現在バスを制御していないメインステーション
MS2.MS3のメモリにも、バスを制御しているメイ
ンステーションMS1のメモリに格納されているデータ
と同じデータが正常に格納されている。
プにっては、第4図にて既に説明したが、他のメインス
テーション(MS2.MS3)も同じ大きさのメモリ空
間、つまり、21個のアドレスを確保する。但し、メイ
ンステーションMSIが正常にバスを制御しているとき
は、自号機の方向灯とかご呼登録灯用以外のアドレスは
全て入力用となる。これは、現在バスを制御していない
他のメインステーションMS2.MS3が、バス上に現
れる全てのデータを自己のメモリに格納するためである
。故に、現在バスを制御していないメインステーション
MS2.MS3のメモリにも、バスを制御しているメイ
ンステーションMS1のメモリに格納されているデータ
と同じデータが正常に格納されている。
これにより、現在バスを制御しているメインステーショ
ンMS1が突然故障しても、他のメインステーションM
S2.MS3の内の1台がそれまでのデータを以てバス
の制御を肩代わりして実行できる。バスの制御権を受け
たメインステーションは、前述の如くそれまで、全て入
力状態であったメモリ空間を、第4図においてバスを制
御するためにそれまでバスを制御していたメインステー
ションMS1と同じく共通用の呼登録灯用アドレス(A
16. A20. A24)を出力用とし、合せて1号
機用のかご呼登録灯のアドレスA28と方向灯用アドレ
スAI7. A21. A25についても出力用として
分担して動作を開始する。
ンMS1が突然故障しても、他のメインステーションM
S2.MS3の内の1台がそれまでのデータを以てバス
の制御を肩代わりして実行できる。バスの制御権を受け
たメインステーションは、前述の如くそれまで、全て入
力状態であったメモリ空間を、第4図においてバスを制
御するためにそれまでバスを制御していたメインステー
ションMS1と同じく共通用の呼登録灯用アドレス(A
16. A20. A24)を出力用とし、合せて1号
機用のかご呼登録灯のアドレスA28と方向灯用アドレ
スAI7. A21. A25についても出力用として
分担して動作を開始する。
次に現在バスを制御しているメインステーションの故障
検出について説明する。
検出について説明する。
通常、バスの状態は第6図に示すように、メインステー
ションのバス制御によって、常にアドレスとデータが切
れ目無く、予め決められた周期でバス上に伝送されてい
る。これが正常なバスの状態を示しているが、もし現在
、バスを制御しているメインステーションが故障すると
、アドレスを出力しなくなり、アドレスが出力されない
とデータも入出力されないので、バスはデータの存在し
ない状態が継続する。一方、他のメインステーションは
現在バスを制御しているメインステーションと同じ大き
ざのメモリ空間を持っているので、全アドレスに対し、
当然定期的にアクセスがある筈である。そこでこれを利
用し、そのアクセスが予め決められた検出時間経過して
も表れない場合にはそのメインステーションは、現在ま
でバスを制御していたメインステーションの故障と判断
してバスの制御を始める。但し、この時に複数のメイン
ステーションが同時に起動しないように、前記の検出時
間は優先度に応じて長さを変えておく必要がある。
ションのバス制御によって、常にアドレスとデータが切
れ目無く、予め決められた周期でバス上に伝送されてい
る。これが正常なバスの状態を示しているが、もし現在
、バスを制御しているメインステーションが故障すると
、アドレスを出力しなくなり、アドレスが出力されない
とデータも入出力されないので、バスはデータの存在し
ない状態が継続する。一方、他のメインステーションは
現在バスを制御しているメインステーションと同じ大き
ざのメモリ空間を持っているので、全アドレスに対し、
当然定期的にアクセスがある筈である。そこでこれを利
用し、そのアクセスが予め決められた検出時間経過して
も表れない場合にはそのメインステーションは、現在ま
でバスを制御していたメインステーションの故障と判断
してバスの制御を始める。但し、この時に複数のメイン
ステーションが同時に起動しないように、前記の検出時
間は優先度に応じて長さを変えておく必要がある。
これによって、バスを制御していたメインステーション
が故障となったとき、これを最初に検出した他のメイン
ステーションがバス制御の実行権を得てバス制御を実行
するので、これにより各リモートステーションとのデー
タの授受を引き続き行うことができるようになる。
が故障となったとき、これを最初に検出した他のメイン
ステーションがバス制御の実行権を得てバス制御を実行
するので、これにより各リモートステーションとのデー
タの授受を引き続き行うことができるようになる。
本装置においては、各エレベータ単体の制御を行う単体
制御にメインステーションとしての機能を設け、また、
リモートステーションR831〜R833は各階床のエ
レベータホールに設けられており、リモートステーショ
ンはホール呼釦16の出力をデータとしてメインステー
ションに送るとともに、メインステーションからのホー
ル呼登録灯指令と各号機の方向灯指令をデータとして、
受けるために用いる。そして、メインステーションのう
ちバス制御実行権を得ているメインステーションは各リ
モートステーションからのホール呼釦情報をバス(伝送
線51)を介して順に受け、これを登録すると該当のリ
モートステーションにホール呼登録灯点灯指令を送って
ホール呼登録灯を点灯させる。他のメインステーション
ではこれらの情報を全て保持するので、バス制御実行権
のあるメインステーションが故障した場合でも他の優先
度の高いメインステーションステーションが直ちに肩代
わりしてリモートステーションとのデータの授受を行わ
せることができる。従って、ホール呼登録制御は支障な
く継続することができることになる。
制御にメインステーションとしての機能を設け、また、
リモートステーションR831〜R833は各階床のエ
レベータホールに設けられており、リモートステーショ
ンはホール呼釦16の出力をデータとしてメインステー
ションに送るとともに、メインステーションからのホー
ル呼登録灯指令と各号機の方向灯指令をデータとして、
受けるために用いる。そして、メインステーションのう
ちバス制御実行権を得ているメインステーションは各リ
モートステーションからのホール呼釦情報をバス(伝送
線51)を介して順に受け、これを登録すると該当のリ
モートステーションにホール呼登録灯点灯指令を送って
ホール呼登録灯を点灯させる。他のメインステーション
ではこれらの情報を全て保持するので、バス制御実行権
のあるメインステーションが故障した場合でも他の優先
度の高いメインステーションステーションが直ちに肩代
わりしてリモートステーションとのデータの授受を行わ
せることができる。従って、ホール呼登録制御は支障な
く継続することができることになる。
一方、かご呼び及び方向灯についてもホール呼ひと同様
に他のメインステーションに制御権が移される。つまり
、メインステーションMSIが故障した場合、Nα1号
機の各階の方向灯とかご呼釦及びかご呼登録灯の制御が
他のメインステーションに移される。
に他のメインステーションに制御権が移される。つまり
、メインステーションMSIが故障した場合、Nα1号
機の各階の方向灯とかご呼釦及びかご呼登録灯の制御が
他のメインステーションに移される。
メインステーションの故障が伝送部つまり、5CU66
、タイマ69、ライントライバ61、ラインレシーバ6
8にとどまるものであれば、制御装置のマイクロコンピ
ュータとしては十分に機能できるものである。そこで、
各メインステーション間を入力バッファ64と出力バッ
フ165を介して伝送路52で繋ぐことにより、例えば
、メインステーションMS1に前述のような故障が発生
し、バスのi制御権がメインステーションMS2に移行
した時、MS2はNα1号機のかご呼釦のデータ[)1
3とホール呼釦のデータ[)10.011を伝送路52
を介して懇1号機に出力し、一方、かご呼登録灯のデー
タD28と方向灯のデータD17. D21. D25
とホール呼登録灯のデータ016.020. D24を
前記伝送路52を介してNQI号機より入力する。
、タイマ69、ライントライバ61、ラインレシーバ6
8にとどまるものであれば、制御装置のマイクロコンピ
ュータとしては十分に機能できるものである。そこで、
各メインステーション間を入力バッファ64と出力バッ
フ165を介して伝送路52で繋ぐことにより、例えば
、メインステーションMS1に前述のような故障が発生
し、バスのi制御権がメインステーションMS2に移行
した時、MS2はNα1号機のかご呼釦のデータ[)1
3とホール呼釦のデータ[)10.011を伝送路52
を介して懇1号機に出力し、一方、かご呼登録灯のデー
タD28と方向灯のデータD17. D21. D25
とホール呼登録灯のデータ016.020. D24を
前記伝送路52を介してNQI号機より入力する。
故にNα1号機のメインステーション(MSI)の伝送
部に故障が発生しても、それまで通りに、ホール呼び情
報の入出力及び自号機のかご呼び情報の入出力、方向灯
指令情報の出力が可能になるので、通常の運転を継続で
きる。尚、伝送路52は入力バッファ64、出力バッフ
765を使用せず、直列伝送路を用いるようにしても良
い。
部に故障が発生しても、それまで通りに、ホール呼び情
報の入出力及び自号機のかご呼び情報の入出力、方向灯
指令情報の出力が可能になるので、通常の運転を継続で
きる。尚、伝送路52は入力バッファ64、出力バッフ
765を使用せず、直列伝送路を用いるようにしても良
い。
勿論、バス制御権を持つメインステーション(マスタ)
はこれらの制御の他に新発生ホール呼びに対しての最適
サービスかごを各号機の現在における状況情報に従って
選定して割当てる群管理tiljlllをも実行する。
はこれらの制御の他に新発生ホール呼びに対しての最適
サービスかごを各号機の現在における状況情報に従って
選定して割当てる群管理tiljlllをも実行する。
従って、本装置によればマスタとなるメインステーショ
ンの突然の故障に際しても群管JI III ’mは継
続させることができ、信頼性が飛躍的に向上する。また
、伝送線として共通のバスを用いるバス方式を採用して
いるため、従来のような個別の信号線を用いた方式に比
べ、信号線の布設の手間や、コストの低減を図ることが
できるようになる。
ンの突然の故障に際しても群管JI III ’mは継
続させることができ、信頼性が飛躍的に向上する。また
、伝送線として共通のバスを用いるバス方式を採用して
いるため、従来のような個別の信号線を用いた方式に比
べ、信号線の布設の手間や、コストの低減を図ることが
できるようになる。
以上詳述したように、本発明は各階に設けるホール呼釦
、ホール呼登録灯のデータ入出力用および各号機の方向
灯のデータ入出力用のリモートステーションをマイクロ
コンピュータ化し、且つ、各号機のかごに設ける各号機
のかご呼釦、かご呼登録灯のデータ入出力用のリモート
ステーションもマイクロコンピュータ化するとともに、
各号機の運転制御をする単体制御l装置もマイクロコン
ピュータ化して各々nfR理II tallのメインス
テーションとしての機能を持たせ、また、これらの各メ
インステーション及びリモートステーションを共通バス
で接続して構成し、また、前記メインステーションのう
ちの一つにマスタとしての実行権を与えてこのメインス
テーションより直接、各リモートステーションに指示し
てホール呼びゃかご呼びの情報を伝送させ、この情報を
そのまま各メインステーションに取込ませて各メインス
テーションが常にホール呼びの状態や各号機のかご呼び
状態を把握できるようにし、更に、マスタとなったメイ
ンステーションによりその他のメインステーション及び
各階床、各号機別の゛リモートステーションに必要な情
報の授受をすることによってホール呼びやかご呼びの発
生の検知とその登録・処理のホール呼びの割当て等を行
うようにしたので、バスを制御しているマスタとなった
メインステーションの突然の故障が発生しても、それま
でのホール呼びの状態や各号機のかご呼びの状態を継続
したままで、即座に他のメインステーションにバスの制
御を移して群管理制御を継続することができ、従って、
乗客に迷惑をかけることなく、速やかに故障に対するバ
ックアップが行え、非常に信頼性の高いシステムとなる
他、各ステーション間のデータ伝送は直列伝送方式であ
り、しかも、全てのリモートステーションは共通のバス
に接続されているので、配線数は非常に少なくなり、配
線のコストと布設時間を大巾に低減できるなどの利点が
得られる。
、ホール呼登録灯のデータ入出力用および各号機の方向
灯のデータ入出力用のリモートステーションをマイクロ
コンピュータ化し、且つ、各号機のかごに設ける各号機
のかご呼釦、かご呼登録灯のデータ入出力用のリモート
ステーションもマイクロコンピュータ化するとともに、
各号機の運転制御をする単体制御l装置もマイクロコン
ピュータ化して各々nfR理II tallのメインス
テーションとしての機能を持たせ、また、これらの各メ
インステーション及びリモートステーションを共通バス
で接続して構成し、また、前記メインステーションのう
ちの一つにマスタとしての実行権を与えてこのメインス
テーションより直接、各リモートステーションに指示し
てホール呼びゃかご呼びの情報を伝送させ、この情報を
そのまま各メインステーションに取込ませて各メインス
テーションが常にホール呼びの状態や各号機のかご呼び
状態を把握できるようにし、更に、マスタとなったメイ
ンステーションによりその他のメインステーション及び
各階床、各号機別の゛リモートステーションに必要な情
報の授受をすることによってホール呼びやかご呼びの発
生の検知とその登録・処理のホール呼びの割当て等を行
うようにしたので、バスを制御しているマスタとなった
メインステーションの突然の故障が発生しても、それま
でのホール呼びの状態や各号機のかご呼びの状態を継続
したままで、即座に他のメインステーションにバスの制
御を移して群管理制御を継続することができ、従って、
乗客に迷惑をかけることなく、速やかに故障に対するバ
ックアップが行え、非常に信頼性の高いシステムとなる
他、各ステーション間のデータ伝送は直列伝送方式であ
り、しかも、全てのリモートステーションは共通のバス
に接続されているので、配線数は非常に少なくなり、配
線のコストと布設時間を大巾に低減できるなどの利点が
得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す概略的なブロック構成
図、第2図はそのメインステーションおよびリモートス
テーションを構成するマイクロコンビュータのブロック
図、第3図〜第8図は本発明に用いる伝送方式を説明す
るための図、第9図〜第12図は従来例を説明するため
のブロック図である。 16・・・ホール呼釦、17・・・ホール呼登録灯、3
0A〜30C・・・方向灯、23〜25・・・号機制御
装置(メインステーション) 、38.41〜43・・
・リモートステーション、51・・・直列伝送路、52
・・・各メインステーションを繋ぐ伝送路、61・・・
CPLJ、62・・・RAM163・・・ROM、64
・・・入力バッファ、65・・・出力バッファ、66・
・・シリアル・コミュニケーションΦユニット(SCU
)、67・・・ライン・ドライバ、68・・・ライン・
レシーバ、69・・・タイマ69゜ 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 パスライン 第2図 第3図 TI T2 T3 T4 T5
T42MSI MS2 MS3
R321R522人力 人力 入力 入力 入力 All 入力 入力 入力 T4 Dll Dll 011 人力 出力 入力 入力 入力 出力 入力 入力 T16 017 017 017 人力 人力 人力 第5 R523R531R932R533 人力 入力 入力 入力 AIOAIOAIOAIO 出力 IG 入力 入力 入力 入力 All All All All出力 All 入力 入力 入力 入力 A16 A16 Alfl A16出力 人力 入力 入力 入力 AI? AI? A17 A17出
力 D17 人力 入力 入力 入力 A28 A28 A28 A28人力 入力
入力 入力 A29 A29 A29 A29図
図、第2図はそのメインステーションおよびリモートス
テーションを構成するマイクロコンビュータのブロック
図、第3図〜第8図は本発明に用いる伝送方式を説明す
るための図、第9図〜第12図は従来例を説明するため
のブロック図である。 16・・・ホール呼釦、17・・・ホール呼登録灯、3
0A〜30C・・・方向灯、23〜25・・・号機制御
装置(メインステーション) 、38.41〜43・・
・リモートステーション、51・・・直列伝送路、52
・・・各メインステーションを繋ぐ伝送路、61・・・
CPLJ、62・・・RAM163・・・ROM、64
・・・入力バッファ、65・・・出力バッファ、66・
・・シリアル・コミュニケーションΦユニット(SCU
)、67・・・ライン・ドライバ、68・・・ライン・
レシーバ、69・・・タイマ69゜ 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 パスライン 第2図 第3図 TI T2 T3 T4 T5
T42MSI MS2 MS3
R321R522人力 人力 入力 入力 入力 All 入力 入力 入力 T4 Dll Dll 011 人力 出力 入力 入力 入力 出力 入力 入力 T16 017 017 017 人力 人力 人力 第5 R523R531R932R533 人力 入力 入力 入力 AIOAIOAIOAIO 出力 IG 入力 入力 入力 入力 All All All All出力 All 入力 入力 入力 入力 A16 A16 Alfl A16出力 人力 入力 入力 入力 AI? AI? A17 A17出
力 D17 人力 入力 入力 入力 A28 A28 A28 A28人力 入力
入力 入力 A29 A29 A29 A29図
Claims (1)
- 複数の階床に対して複数のエレベータを就役させ、各々
のエレベータには各々単体のエレベータの制御を行なう
号機制御装置を設けて制御するとともに、発生したホー
ル呼びに対して各々のエレベータの現在の状況に基づき
最適なエレベータを選択してそのエレベータ対応の前記
号機制御装置に割当て応答させる群管理制御手段を設け
て群管理制御を行なうようにしたエレベータの群管理制
御装置において、各階に設けるホール呼釦、ホール呼登
録灯等の操作・表示設備に対する情報入出力用及び各号
機のかごに設ける各号機のかご呼釦、かご呼登録灯等の
操作・表示設備に対する情報入出力用にそれぞれリモー
トステーションを設け、また、上記各号機の運転制御を
する単体制御装置は各々群管理制御のメインステーショ
ンとしての機能を持たせるとともに、また、これらの各
メインステーション及びリモートステーションを共通バ
スで接続して構成し、前記メインステーションには所定
の優先度に従い一つをマスタとして実行権を与えてこの
メインステーションより直接、各リモートステーション
に指示して情報の伝送させ、この情報を各メインステー
ションに取込ませて各メインステーションにマスタと同
様の情報を把握させ、また、マスタとなつたメインステ
ーションにて他のメインステーション及び各リモートス
テーションと必要情報の授受をすることを特徴とするエ
レベータの群管理制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61315387A JPH0755771B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | エレベ−タの群管理制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61315387A JPH0755771B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | エレベ−タの群管理制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63165281A true JPS63165281A (ja) | 1988-07-08 |
JPH0755771B2 JPH0755771B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=18064786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61315387A Expired - Lifetime JPH0755771B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | エレベ−タの群管理制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755771B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008179341A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-08-07 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021140641A1 (ja) * | 2020-01-10 | 2021-07-15 | 三菱電機株式会社 | エレベーターシステム |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP61315387A patent/JPH0755771B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008179341A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-08-07 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0755771B2 (ja) | 1995-06-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |