JPS61295979A - エレベ−タの群管理制御方法 - Google Patents

エレベ−タの群管理制御方法

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JPS61295979A
JPS61295979A JP60135456A JP13545685A JPS61295979A JP S61295979 A JPS61295979 A JP S61295979A JP 60135456 A JP60135456 A JP 60135456A JP 13545685 A JP13545685 A JP 13545685A JP S61295979 A JPS61295979 A JP S61295979A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は制御のための処理時間の短縮を意図したエレベ
ータの群管理制御方法に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
複数階床間で複数台のエレベータを有磯的に連係運転し
、全体として高能率運転を実現するためにエレベータの
群管理制御が行なわれている。
第24図はそのような群管理制御を行なう従来の装置の
概略構成を示ずものである。図示のごと〈従来は個々の
エレベータごとにカーコントロールユニツhcc1.C
C2,CC3・・・が設けられ、これらの上位に共通に
群管理を行なうグループコントロールユニットGCおよ
びホール呼び登録を行なうホールコントロールユニット
HCが設けられている。各コントロールユニットはマイ
クロコンピュータを用いて構成されている。マイクロコ
ンピュータの中央処理装置(CPU)の高性能化、並び
にユニットの小型化に伴って、第25図に示すように、
グループコントロールユニットGOを特定のカーコント
ロールユニツl−CC1と1ユニツト化する方式も行な
われている。その場合、同ユニットは単−CPtJまた
はマルチCPIJ構成のいずれの方式もあり得る。この
場合、第2のカーコントロールユニットCC2にバック
アップ用グループコントロールユニットGCBを設けて
おくこともある。
このような群管理制御装置においては、エレベータ台数
と階床数が増加するにつれてグループコン1−ロールユ
ニットGCの処理量が増大し、それに要する処理時間も
長くなって来る。エレベータ台数および階床数が多いと
いうのは一般に利用乗客数が多いということでもあり、
サービスの迅速性が損われると混乱の度合も大きくなる
ことを意味する。さらに、多台数、高階床になるに従っ
て、故障発生時にその影響の及ぶ範囲も大きくなって来
るため、その対策も必要となって来た。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、システム
全体として群管理制御の処理時間を短縮し、同時に故障
に強い管理制御方法を提供することを目的とするもので
ある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために本発明は、複数の1ナ一ビス
階床間で運転される複数台のエレベータを群管理制御す
るエレベータの群管理制御方法において、個々のエレベ
ータを制御する各制御ユニットにそれぞれホール呼び登
録制御機能および群管理制御機能を持たせると共に、前
記各制御ユニット間を高速伝送ラインを介して結合し、
いずれかの制御ユニットを各エレベータへの分担処理お
よび各制御ユニット間の同期をとるためのメイン局とし
、他の制御ユニットを前記メイン局に従うサブ局として
群管理制御を行なうことを特徴とするものである。
さらに本発明は、上記に加えて、各制御機能をリアルタ
イム処理の必要なものとサイクリック処理の必要なもの
とに分離し、リアルタイム処理の必要なものに対しては
全号機を同期的に制御処理し、サイクリック処理の必要
なものに対しては各号機に分担させて制御処理すること
を特徴とするものである。
〔発明の実施例〕 本発明を実施する制御装置のシステム構成を第1図に示
す。この実施例においては例示的に3台のエレベータを
制御する3相の制御ユニット1a。
1b、1cが設けられているが、もちろんもっと多数の
エレベータを対象とし、もっと多数の制御ユニットが設
けられてもよい。各制御1ニツト1a、1b、Icは、
第4図にも示しているようにそれぞれ固有のエレベータ
を制御するカーコントロールユニットCCa、CCb、
CCcを持っているほかに、分散処理用にコンパクト化
された群管理制御処理用グループコン1−ロールユニッ
トGCa、GCb、GCcと、;i−ル呼ヒ1ilJ 
till 処理用ボールコントロールユニット1−IC
a、HCb。
l−I Ccとを一体化して備えている。各制御ユニッ
ト1a、Ib、ICはさらに伝送用LSI(大規模集積
回路)Sa、Sb、Scを有し、ここから出力された情
報はバス状の^速伝送ライン2を介して伝送される。ホ
ール側には、この実施例の場合基2ライザ化されている
のに対応して、各ホールに各ライザごとに1チツプマイ
クロコンピユータ(1チツプマイコン)からなるホール
コントローラ8が設けられている。個々のホールコント
ローラは、符号Sに続けてライザ種別を表わす数字(1
または2)と、ホール種別を表わす数字(1〜m)を連
ねて表現され、たとえばライザ1側のm階のホールコン
トローラはS1mどして特定される。これらのホールコ
ントローラ8は、ホール呼び登録ボタン6からのホール
呼び登録信号の入力処理をしたり、ホール呼び登録ラン
プ7への点灯信号の出力処理をしたりする。そして、こ
れらのホールコントローラ8は、各ライザごとに伝送ラ
イン301,302を介して各制御ユニット1a、1b
、1cのマスタノード用CPUMa、Mb、MCと並列
的に接続されている。
第2図は第1図における制御ユニット1a〜1Cの内部
の信号伝送系を示したものである。制御ユニット18〜
1C間のバス状伝送を司る伝送用LSI5a−8cはこ
こでは符号30で表わされており、内部にバッファを持
ち、伝送異常のチェックも自動的に行なう。実際の主制
御を行なっている制御用CPjJ33から見れば、伝送
用LSI30はマルチパス31を通して密に結合された
共有RAM32と協働してリード/ライトの原理で利用
することができる。近年このようなインテリジェント化
したLSIが低価格で供給されるようになり、容易に利
用できるようになった。伝送用LSI30はインタフェ
ース35を介してバス状伝送ライン2に結合されている
。第1図に符号Ma−Mcで示されているマスタノード
用CPU171.172はそれぞれ伝送機能および入出
力機能を有するワンチップマイコンとして構成され、一
方でマルチパス31に接続されると共に、他方でインタ
フェース341.342を介して伝送ライン301.3
02に接続されている。これらのCPIJ171.17
2も近年低価格になり、多くの分野で手軽に利用できる
ようになったものである。本発朗においては制御ユニッ
ト1a、Ib。
1c間でバス状伝送ライン2を介して多聞のデータを交
換するので伝送用LSI30を用いており、通常の伝送
で十分なホールコントa−ラ8には、すてに述ぺたよう
にワンチップマイコンが用いられている。なお、ホール
コントローラ8はサブノード用として構成され、第3図
に示すように、インタフェース36を介して制御ユニッ
ト側伝送ライン30(第1図における伝送ライン301
゜302に相当)に接続され、インタフェース37を介
してホール呼び登録ボタン6およびホール呼び登録ラン
プ7に接続されている。このホールコントローラ8はC
PtJl 71.172と同様に伝送機能および入出力
機能を有するワンチップマイコンからなっている。
伝送ライン2としては、光バスによるシリアル伝送ライ
ンや同軸ケーブル、ツイストペア線などが用いられる。
この伝送ライン2は制御ユニツ]−間伝送すなわち制御
盤間伝送を行なうものであるので12(lなプラスチッ
ク光ケーブルでよく、また、そこに用いられる送・受信
ユニットも5■程度のTTLレベルの電圧で動作し、ボ
ーレートも2Mbpsで十分対応できるため、汎用のシ
リアル伝送用LSIやワンチップマーイクロコンピュー
タが使用可能であり、これも安価に構成することができ
る。いずれにしても高速動作型の方が2il算処理時間
が短く、制御指示までの時間を早く覆゛ることができ、
高性能となる。データリンク方式もメイン局(主局)と
サブ局(従局)を持つ一般のボーリング/セレクティン
グ方式や、通常のハイレベルデータリンク制御手順(+
−IDLc)、C8M八/へD方式などを利用すること
ができる。これらの汎用ソフトウェアにより、各制御ユ
ニット1a〜1Cのソフトウェアから見ると入出力部へ
の入出力と同様の方法でデータの送受信が可能になり、
また、メイン局およびサブ局に一定のルールを持たせる
ことにより、安価であっても強化されたシステムを構成
することができる。
次に、第1〜4図の装置の動作を第5図以下のフローチ
ャートを参照しながら説明でる。
第5図において、スタートによりイニシャライズルーチ
ン3aに来る。ここでは各CPUのポインタやレジスタ
のセット、RAMテーブルのイニシャライズ、各LSI
のイニシャライズ、ワンチップマイコンのイニシャライ
ズが行なわれ、システムタイマや伝送用の割込みが許可
される。その侵メインルーチン3bへ来てスケジューラ
へのジャンプ処理3Cが行なわれる。
本発明においてはオペレーティングシステム(O8)を
利用し、各機能をタスクに分解し、それらを必要に応じ
て起動する方式とする。スケジューラはオペレーティン
グシステムのひとつで、起動要求の起きているり、スフ
の中から優先レベルの高いタスクの順に起動して行く。
タスク間はメールポルスというバッファを利用してデー
タの授受が行なわれる。
第6図を参照してタイマの割込みについて説明する。こ
のルーチンは10m5ecごとに起動される。インタラ
ブド処理4aを行ない、システムモニタ処理4bに進む
。ここではシステムの正常/異常のチェックが行なわれ
る。次に単体制御処理4Cが行なわれる。ここでエレベ
ータ単体の制御に必要なタスクの起動が行なわれる。次
に群管理ザイクリック処理4dが行なわれる。ここでは
群管理制御に必要なタスクが起動され、スケジューラへ
のジャンプ処理4eが行なわれる。
以上で起動されたタスクはすべていったんバッフ?に蓄
えられ、優先レベルの高いものから順に処理される。タ
スクがウェート状態になると、その下位レベルのタスク
が処理され、cPUの空時間は処理のために有効に利用
される。
8T管理サイクリツク処理4dについて、第7図を参照
してより詳細に説明する。
このルーチンへエントリーすると、群管理モニタ処理5
aへ来る。ここでは群管理の正常/異常をチェックする
。次にサイクリックデータ伝送ルーチン5bに来る。こ
こでは伝送によって全号機の状態をチェックし、その結
果を、ホール呼びのデータと共にテーブルにセットする
このテーブルの一例を第8図に示す。このテーブルはエ
レベータの号機A−H別に、POS (ボジシフン)お
よびOCT (カーコンディションテーブル)をセット
する場合を示している。OCTの内容としては、図示の
ごとく、UP/DN/FREEすなわち上昇/下降/フ
リーの別、出発、走行中、減速、停止、ドア間中、ドア
開中などについてのデータ、ドア状態や荷重についての
データなどがあり得る。
第9図に各階床別、方向別のホール呼び登録に関するR
AMテーブルを、32階の場合について例示した。この
テーブルでは、ポジション欄に階床数を表わす数字と下
降方向(D)の登録か上昇方向(U)のσ録かを表わす
符号(DまたはU)を併記して示しているが、これはそ
の右のl−I S欄に図示のごとくO〜61の番号でセ
ットされ、以下HRCT1でホール呼び発生からの時間
、トIRCT2で割当てからの時間、HCTでボール呼
びの有無、KCTでかご呼びの有無(8ビツトの左折か
ら順にA〜1−1号機に対応)、HCARで割当ての有
無(同様に左折ビットから順にA〜14号機に対応)、
YRESPで予測到着時間がそれぞれセットされる。こ
のテーブルの中でボール呼びに関するI−(CTのもと
のデータと、かご呼びに関するKCTのデータが伝送バ
ッファから移動されセットされる。
次に第7図においてメイン局のチェックルーチン5Cに
来る。メイン局となるのは先に制御を取った方である。
複数同時の場合は優先順位の高い号機がメイン局となる
。もし自分がメイン局でない場合、他の局でメイン局が
あるかどうかをチェックしくルーチン処理5c、5d)
、そこで無かった場合はルーチン処理5fへ移る。また
メイン局が故障の場合もルーチン処理5fへ移る(ルー
チン処理5e参照)。メイン局が故障でない場合はルー
チン処理5mすなわち要求のあるものについて群管理サ
イクリック処理起動が行なわれる。
ルーチン処理5丁ではメイン局指令を出力し、他の号機
からのアンサ−(応答)があった場合は自分をメイン局
とする。メイン局指令のコードはroOJとし、そのア
ンサ−は「20」とする。
ここで、このような制御に関連した伝送コードの説明を
してお(。
第10図にメイン局から各号II(自号機を含む)への
同期用命令コードが、また、第11図に各号機からメイ
ン局への要求コードとメイン局の一命令コードに対する
各号機のアンサ−コードとがそれぞれ示されている。命
令コード(第10図)は「00」ホール呼び登録分担リ
セットがプライオリティ(優先順位)1のイニシャル処
理(メイン局指令)として設定され、モード欄のRはリ
アルタイム処理を、SGよりイクリック処理をそれぞれ
起動する意味を持っている。ここではコード「OF」ま
での16種類のほかにrloJ rllJの2種がオプ
ションとして用意されている。要求コードおよびアンサ
−コード(第11図)は命令コード「00」〜「11」
に対応する「20」〜「31」の計18種が設定されて
いる。ここでモード(タスク)lにおいて、Rはリアル
タイム性のあるタスク、Sはサイクリック処理のタスク
を意味し、カッコ内はメイン局へ出力するタスク名であ
る。
第10図に示すメイン局指令はメイン局からいっせいに
全号機へ送られ、全体の同期をとるのに利用される。た
とえばメイン局からコード「00」が各号機に発信され
、各号機がそれを確認するとアンサ−コード「20」を
出力する。このアンサ−コードは内容欄(第11図)に
示しているようにホール分担リセットの意味をも持って
いる。後に詳細するが、ホール呼び登録制御も各号機が
分担して行なう。このためイニシャル時、メイン局が分
担をクリアする。各号機はメイン局から命令コード「0
0」を受信すると直ちにリアルタイムでタスクTR0O
(高レベルタスク)が起動される。
第12図にタスクTR0Oが示されている。各号機はメ
イン局指令の出力中はプライオリティが自分以上の場合
のみアンサ−コード「20」を出力し、その号機(指令
発信号機)をメイン局とする(ルーチン6a、5b、6
G)、そして、ホール呼び登録サイクリック処理タスク
の起動フラグT21Fをクリア(=0)する(ルーチン
6d)。
ここで第7図のルーチン5o、5hによるアンサ−チェ
ックとの関連がある。メイン局はコード「20」のアン
サ−を受けた場合、第13図に示すタスクTR20が起
動され、受信号機のフラグがセットされる(ルーチン6
e)。このフラグが異常号機を除いてすべてそろったと
ころで自分をメイン局とみなすことになる(ルーチン5
i)。
自分がメイン局である場合、第7図のサイクリック処理
でルーチン5cからルーチン5jへ来ることになる。こ
こで、正常な各号機にホール呼び登録の部分を分担させ
る。この場合、一定時間以内にメイン局にコード「21
」のアンサ−のあるもののみを正常とみなし、サイクリ
ックに分担出力「01」を送出する(ルーチン5k>。
ここで分担の例について説明する。
第14図はホール呼び関連のRAMテーブルを示すもの
である。ここでHCA L L:はホール呼び登録デー
タ、I−I G A Tはグーミル入力データ、IHC
ALLはイレーズ(消去)入力データ、HCALL$T
Rは伝送による入力データである。これらをへ〜C号機
に分担させる。その場合、Aは0〜28YT1Bは3〜
5BYT、Cは6〜7BY丁として分担さける。これら
をルーチン5k(第7図)で「01」のコードで出力す
る。各号機は命令コード「01」を受けてTR01のタ
スク(第15図)を起動する。そこではホール呼びの分
担をチェックしくルーチン7a)、変化があった場合は
分担再セットの処理(ルーチン7c)を行なってから、
また変化が無い場合はルーチン7Cを飛ばして(ルーチ
ン7b)コード「21」のアンサ−出力処理くルーチン
7d)を行ない、ホール呼び登録号イクリック処理タス
ク起動フラグをオンすなわちT21F=01とする(ル
ーチン7e)。コード「21」のアンサ−を受けたメイ
ン局はTR21のタスク(第16図)を起動し、受信号
機のフラグをセットしくルーチン7f)、ルーチン5j
(第7図)のチェックに利用する。
以上の過程を経て第7図のルーチン5mすなわち群管理
サイクリック処理起動ルーチンへ来る。
このときT21F=01であるから、ホール呼びσ録す
イクリック処理タスクは起動される。他も起動要求のあ
るタスクは起動される。これらのタスクについては後述
する。
第17図にホール呼び登録サイクリック処理タスクをタ
スクT21とし、そのフローチ1!−1〜を示す。ここ
では分担されたN1〜N2について行ない、最終的にH
CALL、HCT (第9図)にセットし、フラグT 
24 Fをオンすなわち724F=01とする。なお、
T24は新発生ホール呼びチェックルーチンである。
以上のメイン局となるためのアルゴリズムと分担された
ホール呼び登録サイクリック処理の部分をA−C@la
を通して改めて図解したものが第18図である。
第18図において、仮にA号機がメイン局指令「OO」
を先に出力したとする。A−C号機はそれぞれアンサ−
処理によりアンサ−「20」を帰す。これによりA@機
はメイン局となる。なお、異常時にも同様のアルゴリズ
ムで正常で早くメイン局指令を出した号機1台をメイン
局とする。A号機はメイン局であることから、ホール呼
び登録の分担指令「01」を出力する。そのためA−C
号機はアンサ−「21」を帰し、ホール呼び登録フラグ
121 Fをオンとする。A〜C号機からアンサ−「2
1」があることによりA号機は全号機が正常であるもの
とみなす。ここでフラグT21Fがオンになっているた
め、A−C号機は分担されたホールに対して各自ホール
呼び登録(タスクT21)を行ない、そのデータから各
自の分担弁について新発生ホール呼びのチェック(タス
クT24)を行なう。以上のようにしてメイン局のセッ
トと処理の分担を行なってゆく訳である。
以上の説明において王に数字を続けて表わされているタ
スクは第11図の同数字のコードを出力するタスクであ
り、TRに数字を続けて表わされているタスクは第10
図または第11図のコードによって起動されるタスクで
ある。
第10図のメイン局からの指令はすべて各号機間の同期
をとるのに使用されているだけである。
第10図および第11図においてリアルタイム処理を行
なうコードは、roOJ  roIJ  r20J「2
1」のほかに、メイン指令「04」に対するアンサ−r
25J (TRO4ルーチン)、メイン指令106」に
対するアンサ−r27J  (TRO6ルーチン)、メ
イン指令「08」に対するアンサ−r29J  (TR
O8ルーチン)、メイン指令「OA」に対するアンサ−
r2BJ  (TROAルーチン)などがあり、これら
は各号機のサイクリック処理タスクT24.T26.T
28.T2Δによりトリがされ、メインルーチンの起動
が行なわれる構成となっている。これらのリアルタイム
処理の基本動作を第19図に示す。
第19図ではA@機をメイン局であると仮定する。サイ
クリック処理によりなんらかの事象が発生した場合、そ
れをメイン局へ出力する。メイン局はそれに関する評価
データを全号機へ要求する。
その要求に対し、各号機は各自の演算処理を優先的に行
ない、メイン局へアンサ−を帰づ−。メイン局は全デー
タを全号機に送り、それに基づいて各号機の処理が行な
われる。これに伴ってサイクリック処理の発生やクリア
が行なわれる。
第20図にはリアルタイム処理に属する割当処理の例が
示されている。これは新発生ボール呼びチェックタスク
T24のサイクリック処理であって、新発生ホール呼び
が検出され、アンサ−出力「24」がメイン局へ送られ
て来る。これによってメイン局は「04」出力を行ない
、各号機に対して新発生ホール呼びに対する評価要求を
行なう。
各号機はそれによりタスクTPO4で新発生ホール呼び
の各自の評価演算を行ない、アンサ−「25」をメイン
局へ送る。メイン局IまタスクTR25で収集した全評
価データを全号機へコード「05」で送り、各号機はタ
スクTRO5によりその処理を行なう。このときのデー
タの具体例を第21図に示す。
第21図のデータ形式においては、第1ノへイトのホー
ル呼び登録階(上昇/下降すなわちUP/DNの別とポ
ジション)、第2バイトの未応答時間(HRCTl )
 、第3バイトのA@機の評価、・・・第10バイトの
H@機の評価につり八での各データから成っている。
第20図に戻って、C@機が最適であるとして割当を受
けるとC号機は長持チェックT2Cおよび満貫通過チェ
ック72Eのタスクのフラグをオンとし、サイクリック
処理を行なう。これらの処理は自分の分担に対してのみ
行なう。このときA号機およびB号機はこの割当をセッ
トし、先着チェックT28のタスクのフラグをオンとし
、サイクリック処理を行なう。この処理も自分の分担の
みについて行なう。
以上のようにメイン局は全体の同期をとる役割を待ち、
実際の処理は各号機に分散させて行なわれる。
次にサイクリック処理起動について説明する。
これには、第10図および第11図から分かるように、
メイン局指令「03」に対するアンサ−r23J  (
タスクT23による)、メイン局指令「OD」に対する
アンサ−r2DJ  (タスクT2Dによる)、メイン
局指令「OF」に対するアンサ−r2FJ  (タスク
T2Fによる)などがある。
これらの基本動作を第22図に示す。
第22図に示すようにサイクリック処理起動においては
、まずサイクリック処理により事象発生のサーチが行な
われる。事象が発生した場合はその]−ドをメイン局へ
出力する。メイン局はその事象に対するサイクリック処
理出力を各号機に対しThなう。各号機はサイクリック
処理においてその対応策を自分についてのみサーチする
。自分に対応策があった場合、それをメイン局へ出力す
る。メイン局はその受信対策を全号機に出力し、各号機
はその対応策をセットし、先の対応策サーチをクリアす
る。また、それに関連したサイク1ノックタスクのオン
/オフを行なう。
サイクリック処理出力の例として艮待ち処理の場合を第
23図を参照して説明する。サイクリック処理で長持ら
チェックT2Cにより自号機の長持ちの発生をチェック
する。長持ちホール呼びが検出されたらアンサ−「2C
」をメイン局へ送出する。メイン局は長待ちホール呼び
救済号機ナーチ指令rOcjを全号機へ出力する。各号
vi(よそれにより長持ちホール呼び救済チェックタス
クT2Dを起動する。このタスクはサイクリック処理時
に行なわれ、自号機が条件に適合する場合、コード「2
D」をメイン局へ出力する。メイン局しよそれをコード
rODJで全号機へ出力する。上記の適合号機は再割当
処理を行ない、他の号機はそのホールに対するタスクT
2Dをクリアする。再割当号機は、この階に対し、長持
ちチェックT2Cや満貫通過チェックT2Eを行ない、
他号機はその階に対し先着チェック728を行なう。
以上の処理はずべてバッファリングされ、複数の事象が
異なる箇所で同時に発生してもすべての処理が行なわれ
る。異常号機は常に最悪の評価を与えることにより自動
的に除外される。
以上述べた実施例においては、ホール呼び登録と群管理
制御の処理のすべてを分担して各単体の制御ユニットに
組込んだが、必ずしもすべてを各単体の制御ユニットが
分担する必要はない。各単体の制御cpuの余裕度に応
じて少なくとも一部を分担させるようにメイン局がコン
トロールづ゛ればよく、各号機がメイン局となれれば十
分である。
また群管理制御される全号機がメイン局となり得る構成
とする必要はなく、全号はではなくても複数号機がメイ
ン局となり得る構成とすればほぼ同様の作用効果を達成
することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように群管理制御処理やホール呼び登録処理
を各号機に分担させ、メイン局の同期機能により各号機
で各処理を良好に行なわせることができる。このように
処理■を各号機に分散させることによりシステム全体と
して処理の高速化を達成することができる。また、異常
号機が生じた場合でもその号機を除外し、他の号機が分
担して群管理制御を行なうため、システム的に強化され
る結果となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する装置の機器配置構成を示す配
置図、第2図は第1図の装置における単体制御ユニット
の内部構成図、第3図は第1図の装置におけるホールコ
ントローラ部分の構成図、第4図は第1図の装置におけ
る機能分担の概念を説明するための説明図、第5図、第
6図、第7図、第12図、第13図、第15図、第16
図、第17図は本発明を説明するためのフローチャート
、第8図、第9図、第14図、第21図は本発明に・ 
おいて使用するメモリのテーブルないしデータの説明図
、第10図、第11図は本発明におけるメ。 イン局と各号機との間で用いるコードの説明図、第18
図、第19図、第20図、第22図、第23図は本発明
の制+11!71作を説明するための説明図、第24図
、第25図は従来の群管理制御装置の機能分担の概念を
説明するための説明図である。 1 a、 1 b、 1 C,、、lIj御ユニット、
2・・・高速伝送ライン、301.302・・・伝送ラ
イン、8・・・ホールコントローラ。 出願人代理人  猪  股    清 第4図 第8図 鬼11図 絶15図 (A5槻)    (8号棧υ    (CWl)  
    (説 aJ’l)第18区

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のサービス階床間で運転される複数台のエレベ
    ータを群管理制御するエレベータの群管理制御方法にお
    いて、 個々のエレベータを制御する各制御ユニットにそれぞれ
    ホール呼び登録制御機能および群管理制御機能を持たせ
    ると共に、前記各制御ユニット間を高速伝送ラインを介
    して結合し、いずれかの制御ユニットを各エレベータへ
    の分担処理および各制御ユニット間の同期をとるための
    メイン局とし、他の制御ユニットを前記メイン局に従う
    サブ局として群管理制御を行なうことを特徴とするエレ
    ベータの群管理制御方法。 2、最も早く制御動作を行なった制御ユニットがメイン
    局となり、他の制御ユニットはサブ局となることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のエレベータの群管理
    制御方法。 3、メイン局が一定時間以上ダウンしたとき、残りの局
    の中で最も早く制御動作を行なった局が新しいメイン局
    となることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のエ
    レベータの群管理制御方法。 4、複数のサービス階床間で運転される複数台のエレベ
    ータを群管理制御するエレベータの群管理制御方法にお
    いて、 個々のエレベータを制御する各制御ユニットにそれぞれ
    ホール呼び登録制御機能および群管理制御機能を持たせ
    ると共に、前記各制御ユニット間を高速伝送ラインを介
    して結合し、いずれかの制御ユニットを各エレベータへ
    の分担処理および各制御ユニット間の同期をとるための
    メイン局とし、他の制御ユニットを前記メイン局に従う
    サブ局とし、さらに前記各制御機能をリアルタイム処理
    の必要なものとサイクリック処理の必要なものとに分離
    し、リアルタイム処理の必要なものに対しては全号機を
    同期的に制御処理し、サイクリック処理の必要なものに
    対しては各号機に分担させて制御処理することを特徴と
    するエレベータの群管理制御方法。 5、最も早く制御動作を行なった制御ユニットがメイン
    局となり、他の制御ユニットはサブ局となることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載のエレベータの群管理
    制御方法。 6、メイン局が一定時間以上ダウンしたとき、残りの局
    の中で最も早く制御動作を行なった局が新しいメイン局
    となることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のエ
    レベータの群管理制御方法。
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US6467583B1 (en) 2000-04-12 2002-10-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Communications control system for elevators
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