JPH04225646A - 直列制御装置のノ−ドアドレス割付制御装置 - Google Patents

直列制御装置のノ−ドアドレス割付制御装置

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JPH04225646A
JPH04225646A JP2407944A JP40794490A JPH04225646A JP H04225646 A JPH04225646 A JP H04225646A JP 2407944 A JP2407944 A JP 2407944A JP 40794490 A JP40794490 A JP 40794490A JP H04225646 A JPH04225646 A JP H04225646A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプレス、工作機械、建
設機械、船舶、航空機等の各種機械の集中管理システム
および無人搬送装置、無人倉庫等の集中管理システムに
採用して好適な直列制御装置に関し、特にメインコント
ローラおよび複数のノードを閉ループ状に直列接続し、
各ノードにはそれぞれ1乃至複数のセンサ類およびアク
チュエータ類を接続するようにした直列制御装置におい
て、ノードの追加、削除、並び変え等のノ−ド設置順序
の変更を好適になし得る直列制御装置のノードアドレス
割付制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス、工作機械、建設機械、船舶、航
空機、無人搬送装置、無人倉庫等を集中管理する場合、
装置各部の状態を検出する多数のセンサおよび装置各部
の状態を制御する多数のアクチュエータが必要となる。 このセンサおよびアクチュエータの数は例えばプレスを
考えた場合3000以上にも及び、他の装置においては
更に多数となるものもある。従来、この種の装置を集中
管理する集中管理システムとして、複数のノードを直列
に接続するとともに各ノードに1乃至複数のセンサおよ
びアクチュエータを接続し、これらノードをメインコン
トローラを介して環状に接続し、このメインコントロー
ラからの信号によって各ノードを制御するようにした構
成が考えられている。
【0003】このようにノードを直列に接続する構成を
とる場合、各センサの出力の同時性および各アクチュエ
ータの制御の同時性をいかにして確保するかが問題とな
る。例えば、各ノードにアドレスを割当て、このアドレ
スにもとづき各ノードを制御する構成を考えると、この
アドレス処理のための時間遅れが問題となり、各センサ
の出力の収集および各アクチュエータの制御に関して満
足すべき同時性を確保することはできない。
【0004】そこで、発明者等は、ノードを直列に接続
する構成をとりながらも各ノードにアドレスを割当てる
という発想を捨て、各ノードをその接続の順番によって
識別するようにし、これによってアドレス処理を不要に
するとともにアドレス処理に伴う時間遅れを解消し、更
にはノードの構成を大幅に簡略化できるようにした直列
制御装置を提案している。
【0005】この装置は図11に示すように構成されて
いる。この直列制御装置はプレスの集中制御システムに
適用されるものであり、ホストコントローラ200はプ
レス各部を統轄管理するものである。メインコントロー
ラ100は接続された複数のノード10−1〜10−N
とのデータ授受制御を行うものである。センサ群1−1
,1−2,…1−Nはプレスの各部に配設され、プレス
の各部の状態を検出するものである。アクチュエータ群
2−1,2−2,…2−Nはプレスの各部に配設され、
プレスの各部を駆動するものである。これらセンサ群1
−Nおよびアクチュエータ群2−Nはそれぞれノード1
0−N(N=1〜N)に接続されている。これらノード
10−1〜10−Nおよびメインコントローラ100は
ループ状に直列接続されている。
【0006】図12は、ノードの数Nを5とした場合の
当該システムで用いられるデータ信号のフレーム構成を
示すもので、このデータフレーム信号はメインコントロ
ーラ100から送出され、ノード10−1、10−2、
……10−Nを経由した後、メインコントローラ100
に戻される。なお、同図(a)はメインコントローラ1
00から出力された直後のデータフレーム信号を、同図
(b)、(c)、(d)、(e)はノード10−1、1
0−2、10−3、10−4から出力されるデータフレ
ーム信号を、同図(f)はノード10−5から出力され
る信号(N=5の場合はメインコントローラ100へ帰
還入力される信号)をそれぞれ示している。  図12
のフレーム構成における各信号の内容は以下のとおりで
ある。
【0007】STI;入力データ(センサデータ)DI
の先頭位置を示す第1のスタートコードDI  ;入力
データ(センサデータ)DIq ;第q番目のノードに
接続されたセンサからの入力データ STO;出力データ(アクチュエータ駆動データ)の先
頭位置を示す第2のスタートコード DO  ;出力データ(アクチュエータ駆動データ)D
Oq ;第q番目のノードに接続されたアクチュエータ
への出力データ SP  ;データ列の終端位置を示すストップコードE
RR;エラー内容およびエラー位置を示すコード、通信
エラーをチェックするためのCRCなどのエラーチェッ
クコード、断線および段線位置を示すコードを含む図1
1に示した各ノード10−1〜10−Nでは、図12(
b)〜(f)に示すように、スタートコードSTIとス
タートコードSTOの間に当該ノードに接続されたセン
サ1の検出データDIq を付加するとともに、スター
トコードSTOの後から当該ノードに接続されたアクチ
ュエータ2への出力データDOq を抜き取るよう動作
する。したがって、このシステムでは、メインコントロ
ーラ100からノード10−1に対して図12(a)に
示すようなアクチュエータ制御データDOを含むデータ
フレ−ム信号を送出すれば、このデータフレーム信号が
ノード10−1→ノード10−2→ノード10−3→ノ
ード10−4→10−5へと順次伝播されることにより
上記データフレ−ム信号中のアクチュエータ制御データ
DOが該当するノードへ割り振られるとともに、各ノー
ドで得たセンサ群の検出データが同データフレ−ム信号
中へ取り込まれる。この結果、上記データフレ−ム信号
がメインコントローラ100へ帰還されたときには、図
12(f)に示すように、アクチュエータ制御データD
Oは全てなくなり、センサ群の検出データが同フレーム
信号中に含まれることになる。
【0008】このようにこの装置によれば、各ノードは
メインコントローラ100からデータフレーム信号が伝
播される順番にノード識別番号が割り付けられることに
なる。このためこの装置によれば、ノードが新たに追加
あるいは削除された場合には、各ノードに付されていた
ノード番号が最初に付されていた番号と変わってしまう
という問題がある。
【0009】すなわち、図13は3台のノード1、2、
3(以下、10−は省略する)を接続したシステムにア
クチュエータの出力A1 〜A24を8ビットずつ接続
した場合を示し、ノード番号は左から順に1、2、3と
なる。このシステムにアクチュエータの出力A25〜A
32、8ビットを追加することになり、取り付け位置の
都合上、図14に示すように、ノード4をノード1とノ
ード2の間に設置するとする。この際、ユーザはホスト
コントローラ200のデ−タ割り付けテーブルに追加デ
ータA25〜A32を下記第1表のように入力設定する
【0010】
【0011】 上記ホストコントローラ200のデータ割り付けテーブ
ルの設定内容はメインコントローラ100に送られ、メ
インコントローラ100の送信デ−タ用テーブルに、下
記第2表に示すようにセットされる。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明が解決しようとする課題】メインコントローラ1
00はこの送信デ−タ用テーブルを参照してデータフレ
ーム信号中のデータDO1〜DO4を小さいアドレスの
ものから順に並べて生成するようにしており、このため
この従来技術によれば、メインコントローラ100から
は図15(a)に示すようなデータフレーム信号S0 
が送出され、ノード1、4、2、3において、DO1、
DO2、DO3、DO4が順次抜き取られることになる
。 したがって、この場合にはノード1には正しいデータが
入力されるが、ノード4、2、3には他のノードに入力
されるべきデータが入力されることになってしまう。つ
まりこの場合は、ノード4を追加することによりノード
2はノード3に、ノード3はノード4に、ノード4はノ
ード2に実質的に変化してしまう。こうなると、メイン
コントローラ側からみた端末アドレスが変わることにな
るので、ユーザはノードの追加、削除、つまり設置順序
の変更の度にユーザプログラムの端末アドレスに関する
記述を書き替えるなどの非常に厄介な手順を踏まなけれ
ばならなくなる。
【0015】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、ノードの追加、削除等の設置順序の変更を行
う際、簡単な処理を行うだけで、正しいデータ伝送をな
し得る直列制御装置のノードアドレス割付制御装置を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明では、1乃至複
数のセンサ及び1乃至複数のアクチュエータを接続した
ノードを直列接続し、該複数のノードをコントローラを
含んで閉ループ状に接続するとともに、前記コントロー
ラは前記アクチュエータへの出力データを含むデータフ
レーム信号を送出し、前記各ノードは当該ノードに接続
されるセンサからのデータを前記データフレーム信号に
付加しかつ当該ノードに接続されるアクチュエータへの
出力データを前記データフレーム信号から抜き取るよう
にした直列制御装置において、前記各ノードのアクチュ
エータへの出力データを各ノード毎に入力設定する第1
の設定手段と、前記コントローラから各ノードへのデー
タ伝送順序を示す番号を前記各ノード毎に入力設定する
第2の設定手段と、前記第1の設定手段で設定された出
力デ−タと前記第2の設定手段で設定された番号とを各
ノ−ドごとに対応付けて前記番号順に記憶する記憶手段
と、前記記憶手段で記憶された出力デ−タが前記番号順
に前記各ノ−ドのアクチュエ−タに付与されるよう前記
データフレーム信号中の出力データ列を形成するデ−タ
形成手段とを前記コントローラに具えるようにしている
【0017】
【作用】オペレータはノードに対するデータを新設定し
たり、ノードの追加あるいは削除等を行う場合は、前記
第1の設定手段にアクチュエータへの出力データを各ノ
ード毎に入力設定するとともに、第2の設定手段にコン
トローラから各ノードへのデータ伝送順序を示す番号を
各ノード毎に入力設定する。記憶手段によりこれら番号
と出力デ−タは対応づけられて記憶され、デ−タ形成手
段は、記憶手段に基づき記憶出力デ−タが前記番号順に
前記各ノ−ドに付与されるよう前記データフレーム信号
中のアクチュエータへの出力データ列の順序が決定され
る。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明の一実施
例を詳細に説明する。
【0019】第8図は実施例の直列制御装置の構成を示
すものであり、同図に示すようにメインコントロ−ラ1
00には512個のノ−ド1、2、3、4…512が直
列接続されていて、これら各ノ−ド1、2、3、4…5
12はそれぞれアクチュエ−タの出力A1〜A8、A9
〜A16、A17〜A24、A25〜A32、…A40
89〜A4096を8ビットづつ接続している。ノ−ド
番号、つまり各ノ−ドを特定、識別する番号は左から順
に1、2、3、4…512となっている。かかる構成に
おいて図9に示すようにノ−ド1、2、3、4を並び変
えノ−ド番号を左から順に3、1、2、4とする場合に
ついて説明する。図8、図9において200は上記ホス
トコンピュ−タとしてのPLC(プログラマブル  ロ
ジック  コントロ−ラ)である。
【0020】実施例装置のノ−ドアドレス割付制御装置
は図1に示すごとく構成されていて、大きくは、ノ−ド
アドレス割付部120と送信デ−タ形成部130とから
構成されている。ノ−ドアドレス割付部120は同図に
破線で示すメインコントロ−ラ100の外部端末として
設けられた汎用のパ−ソナルコンピュ−タ(以下、単に
パソコンという)300とメインコントロ−ラ100の
一部とから成っている。また、送信デ−タ形成部130
はメインコントロ−ラ100の一部とPLC200とか
ら成っている。
【0021】ここで、PLC200は、先に第1表に示
したようなデータ割り付けテーブルを入力、設定する手
段を有しており、各ノードに対する送信データ(アクチ
ュエータ用データ)を各ノード別にオペレータが入力設
定する。すなわち図7に示すようにデータ割り付けテー
ブル200Mにはノ−ド番号1、2、…に対応して該ノ
−ド番号1、2、…のノ−ドで抜き取られるべき送信デ
−タDO1、DO2…が下位アドレス1から2、3と順
に入力、設定される。PLC200とメインコントロ−
ラ100とはアドレスバス115およびデ−タバス11
6によって接続されている。
【0022】パソコン300は後述するようにノ−ド設
置順序変換操作を行い、ノ−ドの設置順序を示すデ−タ
を作成するとともに、例えばXモデム準拠のプロトコル
によりコントロ−ラ100にかかるノ−ド設置順序デ−
タを送信する。送信デ−タはたとえばRS232C規格
のケ−ブル301、ドライバ302を介してCPU10
4に入力される。CPU104はROM105に格納さ
れたプログラムにより動作して、パソコン300との間
の上記デ−タ通信のタスクおよび送信されたデ−タをR
AM106に書き込み/読みだしするタスクを行う。
【0023】アドレス書き込み部101はRAM106
に記憶されたノ−ド設置順序デ−タをアドレス変換テ−
ブルメモリ110に書き込みをするものであり、ゲ−ト
回路107、108、インバ−タ111から成っている
。112はオフ操作に応じてテ−ブルメモリ110にノ
−ド設置順序デ−タを書き込ませるとともに、オン操作
に応じてテ−ブルメモリ110に記憶されたノ−ド設置
順序デ−タを読み出すスイッチである。アドレス変換テ
−ブルメモリ110に記憶されたノ−ド設置順序デ−タ
は送信デ−タメモリ113のアドレス端子に加えられて
、アドレス指定を行うとともに、PLC200で設定さ
れた上記デ−タ割付テ−ブルに記憶された送信デ−タは
送信デ−タメモリ113の上記指定されたアドレスに記
憶される。デ−タフレ−ム形成部114では送信データ
メモリ113に記憶された送信デ−タに基づきデータフ
レーム信号S0を形成して、図示せぬ送信部を介して後
段のノ−ドに該信号を送信する。
【0024】以下、図1で行われる処理について図2か
ら図7を併せ参照して説明する。
【0025】・ノ−ド設置順序変換操作ノ−ド設置順序
変換操作とは、ノードが設置されている順序をオペレー
タが入力設定する操作であり、パソコン300で行われ
る。パソコン300が起動されると、パソコン300の
表示画面300aには図3(a)に示す画面が初期画面
として現れる。なお、この時点でスイッチ112はオフ
側、つまりアドレス変換テ−ブルメモリ110の書き込
み側に投入されているものとする。図3(a)にはノ−
ドの設置順序の変更前の図8の状態が表示されている。 表示画面3aにおいてPLCI/O番号1、2…とはア
クチュエ−タの出力A1、A2…のことであり、また出
力ボ−ドシリアル番号は各ノ−ドの設置順序を意味して
いる。すなわち、ノ−ド1のPLCI/O番号1−8(
A1〜A8)に対応して設置順序1が、ノ−ド2のPL
CI/O番号9−16(A9〜A16)に対応して設置
順序2が…という具合にノ−ド番号1、2、3、4…5
12に各対応して設置順序1、2、3、4…512が設
定されている。つぎにオペレ−タとしては図9のような
ノ−ド設置順序の変更に適合するように出力ボ−ドシリ
アル番号の変換処理を行う。すなわち、図3(b)に示
すようにキ−ボ−ド等による入力操作によりノ−ド番号
1、2、3、4…512に各対応して設置順序2、3、
1、4…512が設定される。
【0026】・送信操作 以上のような「デ−タ入力、設定」操作が終了すると、
キ−ボ−ド等による「送信」操作が行われ、上記設定さ
れたノ−ド設置順序デ−タがコントロ−ラ100に送信
される。
【0027】・受信処理 CPU104は送信されたノ−ド設置順序デ−タを受信
する処理を行い、該デ−タをRAM106に記憶、格納
する。ここで図4はRAM106に記憶されるノ−ド設
置順序テ−ブル106Mの内容を示している。すなわち
、同図に示すようにRAM106の各アドレスは2バイ
トのデ−タ領域を有しており、各アドレスには最下位ア
ドレス1から順に上位アドレスに向けて上記ノ−ド設置
順序デ−タの内容が2、3、1、4…512と順に記憶
、格納される。ここで、テ−ブル106Mのアドレス1
、2、3…はノ−ド番号1、2、3…に対応している。 テ−ブル106Mの上部はアクチュエ−タ用のデ−タ領
域を示し、下位はセンサ用のデ−タ領域を示している。 実施例では下位の領域についてはその説明は省略する。
【0028】・アドレス変換テ−ブルメモリ110への
書込処理 CPU104はRAM106のノ−ド設置順序テ−ブル
106Mの内容をアドレス変換テ−ブルメモリ110に
書き込む処理を行う。ここで上記するようにスイッチ1
12がオフ側に投入されているので、インバ−タ111
からゲ−ト回路107に対して矢印Aに示すごとくゲ−
ト回路107を付勢するオン信号が出力され、これに応
じてゲ−ト回路107は開かれ矢印Bに示すごとくRA
M106内のデ−タをアドレス変換テ−ブルメモリ11
0に書き込むことが可能となる。図2はこうした機能を
有するアドレス書込部101の構成例を示す。ところで
アドレス変換テ−ブルメモリ110には図4に示すよう
に最大512を示す9ビットのアドレスを指定したり、
9ビットのデ−タを書き込む必要がある。しかし汎用メ
モリは8ビットしかないのでそのままではアドレスバス
により512を示すアドレスを指定したり、512を示
すデ−タを書き込むことができない。図2はこうした8
ビットの汎用メモリを使用する場合に9ビットの書き込
みに対応できる回路構成を示している。以下、図6に示
すフロ−チャ−トを参照して図2の動作について説明す
る。
【0029】CPU104はまずアドレス変換テ−ブル
メモリ110の書込アドレスを初期設定する処理を行う
。なお、メモリ110は2つのメモリ110a、110
bに分割されており、各メモリ110a、110bはそ
れぞれ8ビットであるものとする。すなわち、最初にC
PU104からアドレスバスを介して図4のテ−ブル1
06Mの最下位アドレス1がデコ−ドされる。セレクタ
120では最初にSEL1が出力され、対応するラッチ
回路121にCPU104からデ−タバスを介して最下
位アドレス1を示す下位8ビット(00000001)
を示すデ−タがラッチされる。つぎにセレクタ120か
らSEL2が出力され、対応するラッチ回路122に最
下位アドレス1を示す残りの1ビット(0000000
01の頭の0)を示すデ−タがラッチされる。ラッチ回
路121、122にラッチされたデ−タはメモリ110
a、110bのアドレス端子に加えられ、メモリ110
a、110bの対応する最下位アドレス1を指定する(
ステップ401)。
【0030】ここで、図4に示すように最下位アドレス
1のデコ−ドに応じてテ−ブル106MのポインタPO
は最下位アドレス1を指示している。そこで、ポインタ
POで指示されたアドレス1に対応するノ−ド設置順序
デ−タ2の下位4ビット0010が変数xに格納すると
ともに、ノ−ド設置順序デ−タ2の下位5〜9ビット0
0000を変数yに格納する(図5参照;ステップ40
2)。
【0031】つぎにセレクタ120のSEL3出力に応
じて対応するゲ−ト回路123が開かれ、デ−タバスに
よりゲ−ト回路123を介して変数xに格納されたデ−
タ(0010)がメモリ110aの上記指定されたアド
レス1に記憶される(ステップ403)。同様にしてセ
レクタ120のSEL4出力に応じて対応するゲ−ト回
路124が開かれ、デ−タバスによりゲ−ト回路124
を介して変数yに格納されたデ−タ(00000)がメ
モリ110bのアドレス1に記憶される(ステップ40
4)。
【0032】つぎにテ−ブルメモリ110a、110b
の書込アドレスを+1インクリメントする処理が行われ
る(図2F、G参照;ステップ405)。そしてテ−ブ
ル106MのポインタPOを+1インクリメントする処
理が行われ(ステップ406)、ポインタPOがテ−ブ
ル106Mの終りまできたか否かが判断される(ステッ
プ407)。ここでポインタPOがアドレス512まで
を指示している場合には以下上記ステップ401〜40
7の処理が繰り返し実行されるが、ポインタPOがアド
レス512のつぎを指示した時点で図6の処理は終了す
る。
【0033】以上のようにしてメモリ110aのアドレ
ス1、2、3、4…512には図4の設置順序デ−タ2
、3、1、4…512の下位4ビットのデ−タxが記憶
されるとともに、メモリ110bのアドレス1、2、3
、4…512には図4の設置順序デ−タ2、3、1、4
…512の下位5〜9ビットのデ−タyが記憶されるこ
とになる。結局、アドレス変換テ−ブルメモリ110に
は図7の110Mに示すようにアドレス1、2、3、4
…512(これはノ−ド番号を示す)に各対応して設置
順序デ−タ2、3、1、4…512が記憶されることに
なる。
【0034】・アドレス変換テ−ブルメモリ110から
の読みだし処理アドレス変換テ−ブルメモリ110に記
憶された図7のアドレス変換テ−ブル110Mの内容を
読み出す場合には、スイッチ112はオン側に投入され
る。これによりゲ−ト回路108は付勢されて開かれ、
矢印Cに示すごとくPLC200からアドレスバス11
5を介してアドレス変換テ−ブルメモリ110のアドレ
スを指定することが可能となる。これと同時に、ゲ−ト
回路109が付勢されて開かれ、指定されたアドレスの
デ−タがアドレス変換テ−ブルメモリ110から矢印D
に示すごとく読み出される。アドレス変換テ−ブルメモ
リ110から読み出されたデ−タは送信デ−タメモリ1
13のアドレス端子に加えられる。このため送信デ−タ
メモリ113ではアドレス変換テ−ブルメモリ110か
ら読み出されたデ−タで示されるアドレスが指定され、
該指定されたアドレスにPLC200からデ−タバス1
16を介して矢印Eに示すごとくデ−タ割付テ−ブル2
00Mの送信デ−タ(図7)が書き込まれる。
【0035】以上の動作を図7を参照して説明するに、
アドレス変換テ−ブルメモリ110からノ−ドの設置順
序を示すデ−タ2、3…が矢印ST1、ST2…に示す
ごとく順次、送信デ−タメモリ113のアドレス端子に
加えられる。このため、ノ−ド設置順序デ−タ2、3…
に対応して送信デ−タメモリ113のアドレスAD2、
AD3…が順次指定される。これと同時にデ−タ割付テ
−ブル200Mの送信デ−タDO1、DO2…が矢印S
T´1、ST´2…に示すごとく順次、指定されたアド
レスに記憶、格納される。 ・デ−タフレ−ム形成処理 以上のように送信デ−タメモリ113に送信デ−タが記
憶されると、デ−タフレ−ム形成部114では送信デ−
タメモリ113の記憶デ−タを読みだしてデ−タフレ−
ム信号を形成する処理を行う。ここで送信デ−タメモリ
113のアドレスAD1、AD2…はデ−タフレ−ム信
号中のデ−タ位置に対応し、AD1、AD2、AD3、
AD4の順序にSTOコ−ドの後から送信デ−タが挿入
される。結局、その他のSTIコ−ド等が付与されて、
図10(a)に示すようなデ−タフレ−ム信号S0が形
成される。
【0036】かかるデ−タフレ−ム信号S0はその後送
信回路を介してデ−タ線上に送出されることで各ノ−ド
3、1、2、4…512において(図9参照)、DO3
、DO1、DO2、DO4…DO512が順次抜き取ら
れることになる(図10参照)。このようにして図9に
示すようなノ−ドの設置順序の並び変えに対応したデ−
タフレ−ム信号が形成される。また、ノ−ドの追加、削
除に対しても同様に対応できることは明らかである。
【0037】このようにこの実施例によれば、ノ−ドの
設置順序が変更されても、パソコン300の設置順序変
換操作を行うだけで正しいデ−タが各ノ−ドに割り振ら
れることになる。
【0038】なお実施例では説明の簡略化のため、各ノ
−ドには、アクチュエ−タのみが接続されるようにした
が、センサも接続されたノ−ドを具えたシステムに対し
ても本発明は適用可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ノ
−ドの設置順序の設定とノ−ド番号の設定とを行うこと
により正しいデ−タを各ノ−ドに割り付けることができ
る。特に、ノ−ド番号は一度設定されれば固定であるの
で、ノ−ドの設置順序の変更があった場合には変更に応
じてノ−ドの設置順序を設定するだけで簡単に正しいデ
−タを各ノ−ドに割り付けることができる。このためノ
−ドの設置順序の変更に対して迅速に対応することがで
き、システムのダウンタイムを大幅に低減することがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る直列制御装置のノ−ドアド
レス割付制御装置の実施例の構成を概念的に示すブロッ
ク図である。
【図2】図2は図1に示すアドレス書込部の回路構成例
を示すブロック図である。
【図3】図3は図1に示す外部端末であるパソコンの表
示画面に表示される内容を示す図である。
【図4】図4は図1の外部端末であるパソコンで設定さ
れ、RAMに記憶されるノ−ド設置順序デ−タテ−ブル
を示す図である。
【図5】図5は図4に示す記憶テ−ブルのメモリ容量を
説明するために用いた図である。
【図6】図6は図2に示すアドレス書込部の処理手順を
示すフロ−チャ−トである。
【図7】図7は図2に示すアドレス変換テ−ブルメモリ
で行われる読み込みおよび送信デ−タメモリで行われる
書き込みの様子を示す図である。
【図8】図8は実施例の直列制御装置の接続態様を示す
図である。
【図9】図9は図8の直列制御装置でノ−ドの設置順序
の変更があったことを説明する図である。
【図10】図10は実施例におけるデ−タフレ−ム信号
の伝播態様を示す図である。
【図11】図11は従来技術を説明するために用いた直
列制御装置の全体構成図である。
【図12】図12は従来技術を説明するために用いた図
で、図11の直列制御装置におけるデ−タフレ−ム信号
の伝播態様を示す図である。
【図13】図13は従来技術を説明するために用いた直
列制御装置の全体構成図である。
【図14】図14は図13の直列制御装置でノ−ドの追
加があったことを説明する図である。
【図15】図15は図13の直列制御装置におけるデ−
タフレ−ム信号の伝播態様を示す図である。
【符号の説明】
100      メインコントロ−ラ101    
  アドレス書込部 110      アドレス変換テ−ブルメモリ113
      送信デ−タメモリ 114      デ−タフレ−ム形成部200   
   PLC 300      外部端末

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】      1乃至複数のセンサ及び1乃
    至複数のアクチュエータを接続したノードを直列接続し
    、該複数のノードをコントローラを含んで閉ループ状に
    接続するとともに、前記コントローラは前記アクチュエ
    ータへの出力データを含むデータフレーム信号を送出し
    、前記各ノードは当該ノードに接続されるセンサからの
    データを前記データフレーム信号に付加しかつ当該ノー
    ドに接続されるアクチュエータへの出力データを前記デ
    ータフレーム信号から抜き取るようにした直列制御装置
    において、前記各ノードのアクチュエータへの出力デー
    タを各ノード毎に入力設定する第1の設定手段と、前記
    コントローラから各ノードへのデータ伝送順序を示す番
    号を前記各ノード毎に入力設定する第2の設定手段と、
    前記第1の設定手段で設定された出力デ−タと前記第2
    の設定手段で設定された番号とを各ノ−ドごとに対応付
    けて前記番号順に記憶する記憶手段と、前記記憶手段で
    記憶された出力デ−タが前記番号順に前記各ノ−ドのア
    クチュエ−タに付与されるよう前記データフレーム信号
    中の出力データ列を形成するデ−タ形成手段とを前記コ
    ントローラに具えるようにしたことを特徴とする直列制
    御装置のノードアドレス割付制御装置。
  2. 【請求項2】      前記第2の設定手段は前記コ
    ントロ−ラの外部端末に設けられ、前記第2の設定手段
    の設定内容を前記外部端末から前記コントロ−ラに送信
    するようにした請求項1記載の直列制御装置のノードア
    ドレス割付制御装置。
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