JP2002330189A - 通信制御プログラム,通信制御プログラムを記録した記録媒体,通信制御方法およびデータ処理装置 - Google Patents
通信制御プログラム,通信制御プログラムを記録した記録媒体,通信制御方法およびデータ処理装置Info
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Abstract
部により通信制御を行う場合に,通信制御中に異常が発
生したときには,各階層制御部のデータ回収処理を共通
化して回収制御を短期間で行えるようにすることを目的
とする。 【解決手段】 ディスパッチ制御部3のデータ受渡し制
御部30は, 通信制御装置5からの通知が異常事象である
ことを判定して,階層制御部21〜23に異常通知(回収通
知) を一括して通知し, 自己の制御中のデータを破棄す
る。各階層制御部21〜23はそれぞれ,この異常通知( 回
収通知) を受け取ると,自己の制御中のデータを破棄
し, 最上位の階層1制御部21では, 業務プログラム4へ
異常を通知する。
Description
どの通信網を利用する通信制御の基盤となる技術にかか
り,特に,通信制御におけるデータ受渡し処理を行う通
信制御プログラム,通信制御プログラムを記録した記録
媒体,通信制御方法およびデータ処理装置に関する。
今後もさまざまな形で提供されると予想される。本発明
は,例えばオペレーティングシステムの一部として提供
される通信制御システムなどの通信基盤製品に適用され
る。
しており,各階層の制御ごとに処理を実施して次の制御
部に制御が渡される。送信した要求が完了すると1つの
通信が完了する。図12は,従来の通信制御を説明する
ための図である。図12では,通信制御の階層制御を3
階層で行うデータ処理装置の構成例であり,データ処理
装置90は,業務プログラム96,階層1制御部91,
階層2制御部92,階層3制御部93,ディスパッチ制
御部94を備える。
信があると,階層1制御部91,階層2制御部92,階
層3制御部93は,データ送信(コネクション)につい
てそれぞれ自階層の処理を実行する。階層1制御部91
は業務プログラム96から順次データを受け取り自階層
の処理を行い,宛先として階層2を指定してデータを階
層2制御部92へ送信する。階層2制御部92は,階層
1制御部91からデータを受け取ったデータに対して自
階層の処理を行い,宛先として階層3を指定してデータ
を階層3制御部93へ送信する。階層3制御部93は,
受け取ったデータに対して自階層の処理を行い,通信制
御装置97へデータを送信する。
受け取ると,階層3制御部93,階層2制御部92,階
層1制御部91の順でそれぞれの階層制御を行って,通
知を上位層の制御部へ渡し,最上位層の階層1制御部9
1から業務プログラム96へ通知(正常/異常)を行
う。
装置97からデータ(完了通知)を受信して自階層の処
理を行い,データの宛先に階層2制御部92を設定し
て,ディスパッチ制御部94へデータを渡す。
ような処理が行なわれる。ディスパッチ制御部94で
は,階層3制御部93からデータを受信すると(ステッ
プS90),データ受渡し制御表95の宛先情報をもと
に階層2制御部92のエントリを検出する(ステップS
91)。階層2制御部92のエントリが空きでない場合
は(ステップS92),そのデータをエントリにキュー
イングし(ステップS93),キューの先頭データから
階層2制御部92にデータを通知する(ステップS9
4)。階層2制御部92のエントリが空いている場合は
(ステップS92),階層2制御部92に受信したデー
タを通知する(ステップS95)。
同様の流れにより自階層の処理を行い,データを階層1
制御部91へ渡す。階層1制御部91では,階層2制御
部92から受け取ったデータに対し自階層の処理を行
い,業務プログラム96の要求にしたがって,そのデー
タを業務プログラム96へ通知する。
7から異常通知を受け取った場合にも,ディスパッチ制
御部94により,通知の正常または異常に関係なく,宛
先情報をもとに階層制御部91〜93へデータを順次受
け渡していく。そのため,各階層制御部91〜93で
は,それぞれの階層において受け取ったデータを処理
し,異常である旨を検出して初めて自己のコネクション
管理制御表(図示しない)にエントリしている制御中の
データを破棄し上位階層へ異常を通知する。
図14により説明する。階層3制御部93では,通信制
御装置97からデータを受信し(ステップ100),処
理を実行して(ステップ101),異常を検出すると
(ステップ102),そのデータを破棄し(ステップ1
03),階層2制御部92へのデータに異常表示を設定
する(ステップ104)。
部93からデータを受け取ると(ステップ105),デ
ータ受渡し制御表95にもとづいて階層2制御部92へ
データを通知する(ステップ106)。
部94からデータを受信し(ステップ107),異常を
検出すると(ステップ108),そのデータを破棄し
(ステップ109),階層1制御部91へのデータに異
常表示を設定する(ステップ110)。
2制御部92からデータを受け取り(ステップ11
1),データ受渡し制御表95にもとづいて階層1制御
部へデータを通知する(ステップ112)。
部94からデータを受信し(ステップ113),異常を
検出すると(ステップ114),そのデータを破棄し
(ステップ115),業務プログラム96へ異常を通知
する(ステップ116)。
ごとに処理を行い次の階層制御部へデータを通知するよ
うにしている。このようなデータ処理中の状態で異常事
象が発生すると,待ち合わせ処理により各階層制御部の
データの破棄が完了するまではそのデータ通信(コネク
ション)が完結しないため,同一の環境を使用する新た
な通信は待たされることになる。
ラムは階層を持って制御しており,各層の制御ごとに処
理を実施して次の階層へ渡すようにしている。このた
め,異常事象が発生した場合でも,全階層に順次異常事
象を通知して処理を実施しないと一つの通信が完結しな
い。さらに通信が完結するまで,同一の環境を持つ新た
な通信を開始することができない。また,コネクション
IDが同一の通信については,通信環境が不安定であり
信頼性が低いと考えられる。
データやりとりが発生するが,異常が発生した場合に
は,同一コネクションの通信については,既に上位層に
通知されたデータも含めてすべて回収し,新たな事象を
受け付けられるようにする必要がある。
いては,ATMなどの端末で発生した記帳が必要なデー
タ(入金,出金,振込など)は,処理の都度ホストを更
新するのではなく,昼間は部門サーバなどに蓄えてお
き,夜間に一括してホストと通信を行う。例えば,A銀
行がB銀行およびC銀行と通信する場合に,A銀行は,
B銀行とC銀行との間でそれぞれ異なるコネクションを
設定し,各銀行間で発生した帳票に関する処理データを
通信することになる。こうした処理は昼間は行うことが
できないために夜間にまとめて行われるものであり,通
信制御にエラーが発生した場合には,早急なリカバリが
要求される。
処理を待ち合わせる方式は効率が悪く,そのデータ回収
処理(データ破棄など)が完了しないと新たな事象を受
け付けることができず,通信の遅延が生ずるという問題
が生じていた。
からの異常事象を受信した場合または各階層制御部によ
る通信制御中に異常事象が発生した場合に,データ回収
処理を共通化し独立化することにより,データ回収制御
を短期間で行える通信制御プログラム,通信制御プログ
ラムを記録した記録媒体,通信制御方法,およびデータ
処理装置を提供することを目的とする。
明の目的を達成するため,本発明は,通信制御中に,通
信制御が正常であれば従来と同様の処理を行うが,異常
事象を検出した場合には,ディスパッチ制御部において
異常を検出でき,さらにこの異常を各階層制御部に対し
同時に通知することができるようにして,データ回収処
理を局所化して実施するものである。本発明では,ディ
スパッチ制御手段に設けられるデータ受渡し制御手段
に,新たに異常判定手段と,回収処理手段と,回収通知
手段とを備える。
は,データ通信制御において,階層化して構築された複
数の階層制御手段と,前記階層制御手段間のデータ受渡
しを制御するデータ受渡し制御手段とをコンピュータに
より実現させるための通信制御プログラムであって,前
記データ受渡し制御手段で,受け取ったデータに異常で
ある旨の表示があるかどうかを検出し,異常表示を検出
した場合に,前記階層制御手段に通知するデータに異常
情報を設定する異常判定手段と,前記異常情報を設定し
たデータを,前記複数の階層制御手段もしくは前記異常
表示を含むデータの発信元階層制御手段以外の階層制御
手段に対し,一括して通知する回収通知手段とを,コン
ピュータにより実現させることを特徴とする。
異常判定手段として,前記異常表示を検出した場合に
は,当該データ受渡し制御手段において制御中の当該異
常表示にかかるデータを破棄する回収処理手段を,コン
ピュータにより実現させることを特徴とする。
により実現するためのプログラムは,コンピュータが読
み取り可能な可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードデ
ィスクなどの適当な記録媒体に格納することができ,こ
れらの記録媒体に記録して提供され,または,通信イン
タフェースを介して種々の通信網を利用した送受信によ
り提供される。また,本発明にかかる装置または方法
は,種々の通信回線に接続するデータ処理装置(CPU
/メモリ)により実現することが可能である。
渡し制御手段では,異常判定手段により,例えば接続さ
れた通信制御装置など本発明にかかる通信制御における
前処理を行う手段または階層制御手段から受け取ったデ
ータに異常である旨の表示が設定されているかどうかを
検出し,異常表示を検出した場合に,階層制御手段宛の
データに異常情報を設定し,回収通知手段により,当該
データを階層制御手段へ一括して送信する。この場合
に,すべての階層制御手段に対して送信するか,もしく
は異常を通知した階層制御手段以外の階層制御手段に対
して送信する。また,データ回収処理手段により,デー
タ受渡し制御手段において制御中の当該異常なコネクシ
ョンにかかるデータをすべて破棄する。各階層制御手段
では,データ受渡し手段から異常情報が設定されたデー
タを受け取ると,自己のコネクション管理制御表により
制御する当該異常なコネクションにかかるデータをすべ
て破棄する。
タ回収処理の待ち合わせ制御が不要になり,同一の環境
下での新たな通信を迅速に開始することができるように
なる。
する。図1は本発明の実施の形態における処理の概要を
説明するための図,図2は本発明の実施の形態における
データ受渡し制御部の構成例を示す図,図3は各階層制
御部の構成例を示す図,図4は階層制御部からデータ受
渡し制御部へ通知されるデータの例を示す図である。
務プログラム4と通信制御装置5とのデータ通信(コネ
クション)を3階層で制御する。なお,通信制御の階層
は3階層に限らず,複数階層に構築されていれば階層数
は限定されない。
階層1制御部21,階層2制御部22,階層3制御部2
3,ディスパッチ制御部3,業務プログラム4を備え,
通信制御装置5と接続されている。
る業務処理のためのアプリケーションプログラムであ
る。通信制御装置5は,データ処理装置1が外部の通信
網などと接続してデータ通信を行うための通信制御を行
う装置である。
1内における処理の割り当てを制御する手段であり,デ
ータ受渡し制御部30を備える。データ受渡し制御部3
0は,データ受渡し制御表34を用いて階層制御部21
〜23の間のデータの受渡しなどを制御する手段であ
る。
構成例を示す。データ受渡し制御部30は,通信制御装
置5または階層制御部21〜23から受け取ったデータ
に異常表示があるかどうかを判定する異常判定部31
と,データ受渡し制御部30のデータ受渡し制御表34
のエントリにキューイングされたデータを破棄する回収
処理部32と,異常表示を設定したデータである回収通
知を階層制御部21〜23に対して一括して通知する回
収通知部33とを備える。
例を示す。データ受渡し制御表34は,各階層制御部ご
とに,宛先情報と制御表管理域とを持つテーブルであ
る。データ受渡し制御部30では,異常事象を受信した
場合には,データ受渡し制御表34の宛先情報に設定さ
れた異常表示をみて回収通知を発行する。また,データ
受渡し制御表34の制御表管理域は,上位層へ通知する
ように指定されたデータ通知制御表70をキューイング
するものである。データ受渡し制御部30では,異常事
象を受信した場合には,データ受渡し制御表34の該当
制御表管理域のキューイングデータも破棄する。
は,3階層(階層3,階層2,階層1)である。しか
し,データ処理装置1内の階層数はシステムの設計時に
決定されるため,データ受渡し制御表34の各エントリ
は,設計内容にしたがって階層個数分作成される。
は,階層化して構築されており,それぞれが各階層の通
信制御を実行する手段である。図3(A)に,各階層制
御部の構成例を示す。階層制御部21,22,23は,
自階層の制御中の異常事象を検出する異常検出部21
1,221,231と,異常時に他の階層制御部へ送出
するデータへ異常表示を設定する異常設定部212,2
22,232と,異常時に自己のコネクション管理制御
表214,224,234のエントリにキューイングさ
れている当該異常の生じたコネクションのデータを破棄
するデータ回収処理部213,223,233とを備え
る。さらに,最上位層である階層1制御部21は,異常
を検出した場合に業務プログラム4に異常通知を行う異
常通知部215を備える。
3内で管理するコネクション管理制御表214,22
4,234の例を示す。コネクション管理制御表21
4,224,234のデータ管理域(キュー)は,上位
層へ渡すデータ7をキューイングするものである。
在するため,コネクション管理制御表214,224,
234は,それぞれのコネクションに対応して作成し,
コネクションIDにより該当するコネクション管理制御
表を検出する。
知制御表70およびデータ71からなる。データ通知制
御表70は,少なくとも,宛先情報,データ領域ポイン
タ情報からなる。宛先情報にはデータ通知先である階層
制御部21〜23の識別情報が設定され,データ領域ポ
インタ情報には,データ71が格納されているデータ領
域Aのアドレスなどの位置情報が設定される。さらに,
各階層制御部21〜23において異常が発生した場合に
は,異常表示が設定される。なお,異常が発生した場合
には,データ7としてデータ通知制御表70のみが送出
される。
れる場合に,通信制御が正常であれば従来と同様の処理
である。
部3を介して業務プログラム4から受け取ったデータを
処理した後,データを階層2制御部22へ送信し,階層
2制御部22,階層3制御部23では,それぞれ受け取
ったデータに対して自階層の処理をして,データを階層
3制御部23からディスパッチ制御部3を介して通信制
御装置5へ送信する。データ送信が完了した場合には,
通信制御装置5では,業務プログラム4に対するデータ
(完了通知)をデータ処理装置1へ送信する。階層3制
御部23では,通信制御装置5からのデータ(完了通
知)をディスパッチ制御部3を介して受信し処理を行っ
た後,階層2制御部22を宛先とする完了通知をディス
パッチ制御部3へ通知する。ディスパッチ制御部3のデ
ータ受渡し制御部30では,データ受渡し制御表34に
もとづいて,受け取った完了通知を宛先の階層2制御部
22へ通知する。同様にして階層2制御部22から階層
1制御部21へデータが受け渡され,上位の階層1制御
部21は業務プログラム4へデータ(完了通知)を送信
する。
信の通信制御が失敗した場合などは,通信制御装置5
は,業務プログラム4に対する異常通知をデータ処理装
置1へ送信する。ディスパッチ制御部3のデータ受渡し
制御部30では,通信制御装置5からのデータ(異常通
知)から異常事象である旨を検出して,データ受渡し制
御表34にエントリされている当該コネクションに関す
るデータを破棄し,各階層制御部21〜23に対し異常
表示を設定したデータ(回収通知)を一括して通知す
る。各階層制御部21〜23では,このデータ(回収通
知)を受け取ると,各階層制御部21〜23のコネクシ
ョン管理制御表214,224,234のエントリにキ
ューイングされているデータを破棄し,さらに最上位層
の階層1制御部21は,業務プログラム4に対しデータ
(異常通知)を通知する。
る異常通知を受信した場合について説明したが,データ
受渡し制御部30では,通信制御装置5からの異常通知
だけでなく,データもしくはメッセージの異常事象の場
合,または各階層制御部21〜23での処理において異
常が発生し階層制御部21〜23から受け取ったデータ
に異常表示がされていた場合にも同様の処理を行う。
さらに詳しく説明する。
す。階層制御部21〜23は,データ受渡し制御部30
を介して通信制御装置5または他の階層制御部からデー
タ7を受け取り,各階層ごとの処理を実施する(ステッ
プS1)。データ7であるデータA〜Cは図4に示すよ
うなデータ通知制御表70とデータ71からなるとす
る。
るための図である。階層3制御部23では,通信制御装
置5とのインタフェース情報からデータをコネクション
ごとに振り分け,コネクション管理制御表234により
リンク管理をする。通信制御装置5からのデータA,デ
ータB,データCを順に受け取ると,コネクション管理
制御表234の該当するデータ管理域にデータA,デー
タB,データCをキューイングする。受信するデータが
なくなったら,先頭のデータAから順番に階層2制御部
22へ渡す。すなわち,データ通知制御表70の宛先に
階層2制御部22を設定し,データ受渡し制御部30へ
通知する。
るための図である。階層2制御部22では,コネクショ
ンごとに相手システムからの要求を受信し,ソケットイ
ンタフェースのハンドリングを行う。階層3制御部23
の処理で説明したようにコネクション管理制御表224
にもとづいて,受け取ったデータA,データB,データ
Cに対して順に処理を行いデータ受渡し制御部30を介
して階層1制御部21へ渡す。
るための図である。階層1制御部21では,コネクショ
ンごとに相手システムからの要求を受信し,業務プログ
ラム4の指示に従いデータの受渡しを行う。階層3制御
部23の処理で説明したようにコネクション管理制御表
214にもとづいて,業務プログラム4がREAD要求
を発行している場合には,先頭のデータAから順番にデ
ータ受渡し制御部30を介して業務プログラム4へデー
タを渡す。
ぞれ各階層ごとの処理を実施して(図5:ステップS
1),受け取ったデータのデータ通知制御表70から異
常を検出した場合には(ステップS2),処理を行った
データ7のデータ通知制御表70に異常表示を設定して
宛先へデータを渡し(ステップS3),自己のコネクシ
ョン管理制御表214,224,234のデータ管理域
にエントリしているデータを破棄する(ステップS
4)。
ローを示す図である。データ受渡し制御部30は,前処
理である通信制御装置5または階層制御部21〜23の
いずれかからデータを受信すると(ステップS10),
制御中のデータが有効かどうかを判断する(ステップS
11)。ここで,通信制御部装置5からの通知が異常事
象である場合,または,各階層制御部21〜23から渡
されたデータのデータ通知制御表70に異常表示が設定
されていた場合には,制御中のデータが有効でないと判
断する。制御中のデータが有効な場合(正常時)には,
データ受渡し制御表34により宛先の階層制御部21〜
23へデータを送信する(ステップS12)。制御中の
データが有効でない場合(異常時)には,階層制御部2
1〜23へ異常通知を同時に通知する(ステップS1
3)。
処理フローを示す。データ受渡し制御部30では,各階
層制御部21〜23への通知用のデータ通知制御表80
(図9)を獲得し(ステップS21),通知用のデータ
通知制御表80の宛先情報に各階層制御部21〜23の
いずれかへの宛先を設定し(ステップS22),さらに
異常表示を設定し(ステップS23),各階層制御部2
1〜23へデータ(データ通知制御表80)を通知する
(ステップS24)。なお,かかる通知はすべての階層
制御部21〜23に対して送出するが,階層制御部21
〜23のいずれかからのデータにより異常を検出した場
合には,当該通知した階層制御部以外の階層制御部にの
みデータを通知するようにしてもよい。
にキューイングされたデータを破棄する(ステップS1
4)。なお,ステップS13の処理に先立ってステップ
S14の処理を行うようにしてもよい。
制御部30からデータ通知制御表80を受け取り異常を
検出すると(図5:ステップS2),自己のコネクショ
ン管理制御表214,224,234にエントリされた
データを破棄する(図5:ステップS4)。
1に示すように,ディスパッチ制御部3でデータ(異常
事象)を受信して(ステップ50),データが異常であ
ると判定すると(ステップ51),各階層制御部へ一括
して異常表示を設定したデータ(異常通知)を送出する
(ステップ52)。各階層制御部21〜23では,相互
に待ち合わせることなく,ほぼ並行して,ディスパッチ
制御部3からのデータ(異常通知)を受信し(ステップ
53),データから異常を検出し(ステップ54),自
己の制御中のデータを破棄する(ステップ55)。さら
に最上位の階層1制御部21では業務プログラム4へ異
常を通知する(ステップ56)。
常時の処理では,各階層制御部が順に異常を検出してデ
ータを回収するが,本発明では,ディスパッチ制御部で
異常を検出し,各階層制御部はほぼ同時に異常通知を受
け取り回収処理を行うことができる。これにより,従来
に比べて早急にデータ回収処理を行うことができ,同一
の環境による新たなデータ通信を遅滞なく開始すること
ができるという格別の効果を奏する。
するための図である。
部の構成例およびデータ受渡し制御表の例を示す図であ
る。
例およびコネクション管理制御表の例を示す図である。
るデータの例を示す図である。
る。
る。
る。
る。
理フローを示す図である。
るための図である。
図である。
するための図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 データの通信制御において,階層化して
構築された複数の階層制御手段と,前記階層制御手段間
のデータ受渡しを制御するデータ受渡し制御手段とをコ
ンピュータにより実現させるための通信制御プログラム
であって,前記データ受渡し制御手段で,受け取ったデ
ータに異常の表示があるかどうかを検出し,異常を検出
した場合に,前記階層制御手段に通知するデータに異常
情報を設定する異常判定手段と,前記異常情報を設定し
たデータを,前記複数の階層制御手段もしくは前記異常
を含むデータの発信元階層制御手段以外の階層制御手段
に対し,一括して通知する回収通知手段とを,コンピュ
ータにより実現させることを特徴とする通信制御プログ
ラム。 - 【請求項2】 請求項1記載の通信制御プログラムにお
いて,前記異常判定手段により前記異常表示を検出した
場合に,当該データ受渡し制御手段において制御中の当
該異常表示にかかるデータを破棄する回収処理手段を,
コンピュータにより実現させることを特徴とする通信制
御プログラム。 - 【請求項3】 データの通信制御において,階層化して
構築された複数の階層制御手段と,前記階層制御手段間
のデータ受渡しを制御するデータ受渡し制御手段とをコ
ンピュータにより実現させるためのプログラムを記録し
た記録媒体であって,前記データ受渡し制御手段で,受
け取ったデータに異常の表示があるかどうかを検出し,
異常を検出した場合に,前記階層制御手段に通知するデ
ータに異常情報を設定する異常判定手段と,前記異常情
報を設定したデータを,前記複数の階層制御手段もしく
は前記異常を含むデータの発信元階層制御手段以外の階
層制御手段に対し,一括して通知する回収通知手段と
を,コンピュータにより実現させるためのプログラムを
記録したことを特徴とする通信制御プログラム記録媒
体。 - 【請求項4】 階層化して構築された複数の階層制御手
段と,前記階層制御手段間のデータ受渡しを制御するデ
ータ受渡し制御手段とを備えるデータ処理装置における
通信制御方法であって,前記データ受渡し制御手段にお
いて,受け取ったデータに異常の表示があるかどうかを
検出し,前記異常を検出した場合に,前記階層制御手段
に通知するデータに異常情報を設定し,前記階層制御手
段もしくは前記異常を含むデータを出力した階層制御手
段以外の階層制御手段に対し,前記異常情報を設定した
データを一括して通知することを特徴とする通信制御方
法。 - 【請求項5】 階層化して構築された複数の階層制御手
段と,前記階層制御手段間のデータ受渡しを制御するデ
ータ受渡し制御手段とを備えるデータ処理装置であっ
て,前記データ受渡し制御手段において,受け取ったデ
ータに異常の表示があるかどうかを検出する異常検出手
段と,前記異常を検出した場合に,階層制御手段に通知
するデータに異常情報を設定する異常設定手段と,前記
複数の階層制御手段もしくは前記異常を含むデータの発
信元階層制御手段以外の階層制御手段に対し,前記異常
情報を設定したデータを一括して通知する回収通知手段
とを備えることを特徴とするデータ処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131745A JP3764348B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 通信制御プログラム,通信制御方法およびデータ処理装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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