JPS63238741A - 伝送制御手順階層処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔竜業上の利用分野〕 本発明は伝送制御手順階層処理方式に関し、特に、デー
タ伝送において、階層化された複数の伝送制御手順処理
を並行的に処理しデータ送受信を伝送制御手順に従って
実行させること全図った伝送制御手順階層処理方式に関
する。

〔従来の技術〕

従来、この種の伝送制御手順処理方式は、送受信回線の
事象変化に応じて回線処理、複数の手順処理金あらかじ
め設定されたシーケエンスにもとづいて処理間の独立性
がないまま縦続的に実行され、１つの伝送制御手順が複
数の処理にまたがって存在していたり、また同一内容処
理が重複して複数の処理に存在している場合が多い。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の伝送制御手順処理方式は、データ伝送時
に生だすべき各事象に対応してそれぞれに処理を持たせ
ているため、各処理が長大化易く、また処理間のＮ複や
伝送制御手順が明確に階層化されていないために、アプ
リケージ讐ンによる制御手順や回線制御手順の一部の仕
様変更に対しては、その変更方法を見出す手間と、また
見出した後に処理変更する方法や内容、あるいは変更が
他に及ぼす影響を考慮しなければならない等の理由で処
理の複雑さも増大することが多いという欠点がある。

本発明の目的は上述した欠点を除去し、伝送制御手順を
実現する処理回路として、手順単位に処理を階層化して
存在させて手順間の独立性を付与し、それらを並行的に
実行させる伝送制御手順階層処理方式を提供することに
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の伝送制御手順階層処理方式は、データ伝送機器
の伝送制御手順処理方式において、伝送制御手順をデー
タ伝送上で生起する各極事象の取込み処理および＠記各
揺事象に応じた実行処理ならびにこの実行処理を決定し
て並行的に複数処理を実行させる実行制御処理に分割し
て互いに独立した階層化処理単位としたうえ前記階層化
処理単位間を処理要求および送受信データを転送せしめ
つつ伝送制御手順の階層処理によるデータ伝送を行なう
手段を備えて構成される。

〔実施例〕 次に、本発明について図面全参照して説明する。

第１図は、本発明の一実施例の構成図である。

各伝送制御手順は、手順のレベル単位に階層別に分けら
れ各手順間の情報のやりとりは、送受信データまたは手
順処理制御情報がキュー形式のバッファに順序性を保ち
ながら収容され、情報？：送るり１りの処理から受ける
側の処理を実行制御処理を介して起動することにより行
う。

各手ｊＩ処理はデータ伝送の各段階に応じて内部に複数
の状態を保持していて、外部から送受信データや手順処
理制御情報をもとに、そのときの手順状態に応じて実行
すべき処理と次に遷移すべき状態を決定する状態遷移表
を内蔵している。

各手順処理が用意している。キュー形式のバッファは送
信、受信単位に用意され、送受色の区別を明確にしてい
る。

外部の伝送路、上位レベルから通知される事象は、その
事象発生時に各割込処理により取り込まれる。これらの
各処理の実行順序は実行制御により管理され、並行して
各処理が実行される。

回線からのデータはデータ入力端子１経由で回線割込処
理３に入力され、ここで整形された後に、データや制御
情報がキュー形式のバッファであるレベルｍ手順（受信
）キューバッファ４７に経由してレベルｍ手順処理５に
入力される。

レベルｍ手順処理５は、この回線割込処理の上位レベル
の手順を実現しているもので、手順の実行と次の状態を
決める。さらに上位レベルのレベルｎ手順処理８が必要
な場合はレベルｎ手順（受信）キューバッファ７を経由
してレベルｎ手順処理８を起動する。

上位側へのデータは各段階での手順処理を経由した後に
最終的に上位レベル割込処理９を経由して上位レベルに
わたされる。上位レベルデータ入力端子１１、レベルｎ
手順（送信）キューバッファ１２、レベルｍ　手順（送
信）キューバッファ１３、データ出力端子２の処理で行
なわれる上位レベルから伝送路側へのデータの流れも同
様にして処理され 上述した処理フローにおいて、受信におけるレベルｍ手
順（受信）開始命令は上位のレベルｎ手順処理８からレ
ベルｍ手Ｉ１１　（受信）キューバッファ４に提供され
る。また送信確認時キ為−バツファ１４は、レベルｍ手
順処理５ｆ、介して伝送相手方からの送信確認データを
受取るまではデータ送受信の確実性を期し、レベルｍ手
順（送信）キューバッファ１３の送出データをいったん
格納、保留しておき、送信確認がとれたときレベルｎ手
順（受信）キューバッファ７に送信確認指示を送出する
とともにレベルｍ手順（送＠）キ晶−バツファ１３から
の次の送出データを格納する。なお、実行制御６は、デ
ータ送受信処理に必要な各種制御を行なう。

〔発明の効果〕 以上、説明したように本発明は、伝送制御処理の階層化
、並行処理を実現させることにより、処理の独立性が計
れ、手順変更等によってその変更範囲を限定することが
容易であるという効果がある。

また、処理で実現すべき処理内容全明確に定義すること
が可能であり、送受信データの流れと制御情報の流れも
処理単位に把握することが可能となるという効果がある
。

さらに、伝送制御手順を定義している階層の処理全体を
他の伝送制御手順に置き換えることも容易に、かつ他の
階層に影響を及ぼすことなくできるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の構成図である。 １・・・・・・データ入力端子、２・・・・・データ出
力端子、３・・・・・・回線割込処理、４・・・・・・
レベルｍ手１１：臼（受信）キューバッファ、５・・・
・・・レベル手＋１ｔ’ｊ処理、６・・・・・・実行制
御、７・・・・・レベルｎ手順（受信）キューバッファ
、８・・・・・・レベルｎ手順処理、９・・・・・・上
位レベル割込処理、１０・・・・・上位レベルデータ出
力端子、１１・・・・・上位レベルデータ入力端子、１
２・・・・・Ｖヘルｎ　手順（送信）キューバッファ、
１３・・・・・・レベルｍ　手１：ａ　（送信）キュー
バッファ、１４・・・・・・送信確認待キエーバッファ
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データ伝送機器の伝送制御手順処理方式において、伝送
   制御手順をデータ伝送上で生起する各種事象の取込み処
   理および前記各種事象に応じた実行処理ならびにこの実
   行処理を決定して並行的に複数処理を実行させる実行制
   御処理に分割して互いに独立した階層化処理単位とした
   うえ前記階層化処理単位間を処理要求および送受信デー
   タを転送せしめつつ伝送制御手順の階層処理によるデー
   タ伝送を行なうことを特徴とする伝送制御手順階層処理
   方式。