JPH02166899A - ローカルエリアネットワークの異常検出装置 - Google Patents

ローカルエリアネットワークの異常検出装置

Info

Publication number
JPH02166899A
JPH02166899A JP32182188A JP32182188A JPH02166899A JP H02166899 A JPH02166899 A JP H02166899A JP 32182188 A JP32182188 A JP 32182188A JP 32182188 A JP32182188 A JP 32182188A JP H02166899 A JPH02166899 A JP H02166899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
circuit
data
sensors
node
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32182188A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Moritoki
守時 正和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP32182188A priority Critical patent/JPH02166899A/ja
Publication of JPH02166899A publication Critical patent/JPH02166899A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、プレス機械、ロボット、工作n械等の産業
1械や、自動車、建設機械、飛行機、船等の移動機械や
、工場のプラント#IJ111システム等に適用され、
これら装置で用いられるアクチュエータおよびセンサを
複数の中U装置(ノードコントローラ)を介して、これ
ら装置を統括制御するメインコントローラに接続したロ
ーカルエリアネットワークにおいて、センサおよびアク
チュエータの故障、誤動作等の異常を確実に検出するロ
ーカルエリアネットワークの異常検出装置に関する。
[従来の技術] プレス、工作機械、建設機械、船舶、航空機、無人搬送
装置、無人倉庫等を集中管理する場合、装置各部の状態
を検出するセンサ(リミットスイッチ、操作ボタン、エ
ンコーダ等)や装置各部の状態を制御するアクチュエー
タ(バルブ、リレーランプ等)が非常に厖大な数必要と
なる。これらのセンサおよびアクチュエータの数は例え
ばプレスを考えた場合3000以上にも及び、他の装置
においては更に多数となるものもある。
そこで、この樟の装置においては、これら多数のセンサ
およびアクチュエータを複数個ずつ複数のノードコント
ローラに接続し、これら複数のノードコントローラをメ
インコントローラに接続することで、メインコントロー
ラとセンサ、アクチュエータとの間のデータ伝送をノー
ドコントローラを介して行なうようにした、ローカルエ
リアネットワーク(LAN)が採用されつつある。この
LANの伝送路形態としては、周知のように、スター型
、バス型、リング型等がある。
ところで、かかるLANシステムにおいて、従来は、セ
ンサヤアクチュエータの故障や誤動作を判別するために
、以下のような方法をとっていた。
■ アクチュエータについては、各アクチュエータ毎に
アクチュエータの動作を確認するセンサを付加し、セン
サについては、センサを全て2重化し、ベアのセンサが
同じ状態となっているか否かを確認する。
■ センサについてはセンサの出力を検出する検出回路
を全て2重化し、雨検出回路の一致、不一致を確認する
。アクチュエータについても同様であり、アクチュエー
タに対する駆動信号を検出する検出回路を2重化し、両
回路の一致、不一致を確認する。
C発明が解決しようとする課題〕 しかしχかかる■■の従来技術では、センサや検出回路
を2重化したり、またアクチュエータには該アクチュエ
ータの動作確認用のセンサを設けなければならないため
、ただでさえ厖大な数のセンサや検出回路が倍増し、装
置コストおよび回路規模が増大する不都合がある。また
、上記■の方式では、センサ、アクチュエータのオン故
障、オフ故障(オン、オフになりっばなしの故障)、あ
るいは断線等を検知し得ないという不都合がある。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、セ
ンサおよびアクチュエータの異常を簡易かつ安価な構成
で確実に検出するローカルエリアネットワークの異常検
出装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段および作用)そこでこの発
明では、当該ノードコントローラに接続されたセンサお
よびアクチュエータがとり得る全てのデータパターンを
予め記憶するメモリ手段と、ネットワーク稼動時、当該
ノードコントローラに接続されたセンサおよびアクチュ
エータの実データパターンをサンプリングするサンプリ
ング手段と、このサンプリング手段のサンプリングデー
タを前記メモリ手段の記憶データパターンと比較する比
較手段と、この比較手段から不一致の比較結果が出力さ
れると異常信号を発生する異常信号発生手段とを前記各
ノードコントローラにそれぞれ具えるようにする。
すなわち、かかる構成では、センサおよびアクチュエー
タの実データパターンがこれらセンサおよびアクチュエ
ータのとり得る全てのデータパターンと比較され、これ
らが不一致のとき異常と検出される。
また、第2発明では、当該ノードコントローラに接続さ
れたセンサおよびアクチュエータの最大オン時間、最小
オン時間、最大オフ時間および最小オフ時間を各センサ
およびアクチュエータ毎にそれぞれ予め記憶するメモリ
手段と、ネットワーク稼動時、当該ノードコントローラ
に接続されたセンサおよびアクチュエータの実オン時間
および実オフ時間をそれぞれ計測する計測手段と、この
計測手段の計測値を前記メモリ手段の記憶データと比較
する比較手段と、この比較手段の比較結果に基づき、実
オン時間が最小オン時間と最大オン時間の範囲から外れ
たとき、または実オフ時間が最小オフ時間と最大オフ時
間の範囲から外れたときに異常信号を発生する異常発生
手段と、を前記各ノードコントローラにそれぞれ具える
ようにする。
かかる構成では、各センサおよびアクチュエータの実オ
ン時間が予め設定された最小オン時間と最大オン時間の
範囲から外れたとき、または同大オフ時間が予め設定さ
れた最小オフ時間と最大オフ時間の範囲から外れたとき
に異常と検出される。
〔実施例〕
以下、この発明を添付図面に示す実施例にしたがって詳
細に説明する。
この発明の異常検出処理は、以下の2つの方法に大別さ
れる。
(I)各ノードコントローラに接続されたセンサの検出
信号およびアクチュエータの駆動信号がとり得る全ての
パターンを各ノードコントローラに設定し、これら設定
パターンと実際の信号パターンとを比較し、不一致が発
生したとき異常を検出する方法。
(IF)各ノードコントローラに接続されたセンサの検
出信号およびアクチュエータの駆動信号がとり得るオン
時間、オフ時間の許容範囲を設定し、この設定範囲内で
実信号がオン、オフしなければ異常発生とする方法。
まず、(I)の設定パターンによる方式について説明す
る。
第2図は、この発明を適用するLANシステムの一例を
示すもので、このLANシステムは謂ゆるリング(ルー
プ)型のものである。この第2図の実施例装置は、例え
ば産業1械の集中制御システムに適用されるものである
第2図において、センサ群218〜2nSは機械の各部
に設けられるリミットスイッチ、操作ボタン、状態検出
センサ、エンコーダ等のセンサに対応し、それらのデー
タがn個にグループ分けされ、iビットずつn([pの
ノードコントローラ1〜nに入力される。アクチュエー
タ群21A〜2nAは、同掘械に設けられるバルブ、リ
レー、ランプ等のアクチュエータに対応し、それらへの
出力データがnグループ分けされ、kビットずつn個の
ノードコントローラ1〜nから出力される。すなわち、
各ノードコントローラ1〜nにおいて、センサ群との接
続線はiピット、アクチュエータとの接続戦はにビット
(i、には例えば8ビツト、16ビツト、32ビツト、
・・・)である。
メインコントローラ10は、掘械を統轄的に制御するマ
シンコントローラ30に接続され、前記センサ群213
〜2nSのデータを収集するとともに前記アクチュエー
タ群21A〜2nAへ制御データを送出する働きをする
。ノードコントローラ1〜nは、メインコントローラ1
0と当該ノードコントローラに接続されたセンサ群、ア
クチュエータ群とのデータ中継の働きを実行する。
すなわち、この第2図に示すシステムでは、メインコン
トローラ10からこれにもっとも近いノードコントロー
ラ1に対してアクチュエータ制御データを含む所定のフ
レーム構成の信号を送出し、このフレーム信号がノード
コントローラ1→ノードコントローラ2→・・・ノード
コントローラn−メインコントローラ10へと順次伝播
されることにより上記フレーム信号中のアクチュエータ
の制御データを該当するノードコントローラへ割り振る
とともに、各ノードコントローラで得たセンサ群の検出
データを同フレーム信号内へ取り込むようにしている。
この結果、上記フレーム信号がメインコントローラ10
へ帰還されたときには、アクチュエータ制御データは全
てなくなり、センサ群の検出データが同フレーム信号中
に含まれることになる。
第3図は、このシステムで用いられるデータ伝送用のフ
レーム構成および該フレーム信号の伝播態様を示すもの
である。
フレーム信号中の5TCTはデータの先頭位置を示すた
めのスタートコード、DOQ((1=1゜2・・・)は
メインコントローラ10からq番目のノードコントロー
ラqのアクチュエータIJ 2 qAを駆動するための
駆動データ、DIQは同q番目のノードコントローラq
のセンサ群2qSの検出データであり、同第3図には、
メインコントローラ1Qから送出されたフレーム信号S
o(第3図(a))が、ノードコントローラ1〜5を経
由することで、駆動データD01〜DO5が順次抜取ら
れるとともに、検出データD11〜Dlsが挿入されて
、同第3図(e)に示すフレーム信号S5となる過程が
示されている。尚、このフレーム構成では、DlqをD
OQの前に挿入するようにしているが、これらの順番を
逆にするようにしてもよく、また、該フレーム信号のデ
ータ部分の後に、データ終端を示すストップコード、あ
るいはCRC等のエラーチエツクのためのエラーチエツ
クコード、あるいは各種エラー発生を示すエラーコード
等を付加するようにしてもよい。
第1図は、メインコントローラ1oからq番目のノード
コントローラqの、異常処理部分についての内部構成例
を示すもので、他のノードコントローラもこれと同一構
成となっている。
このノードコントローラqには、1(11のセンサS1
〜Siと、K個のアクチュエータA1〜Akが接続され
ている。なお、この場合は、センサS1〜3iはそれぞ
れ1ビツトの検出データを出力し、かつアクチュエータ
A1〜Akもそれぞれ1ビツトの駆動データで駆動され
るものとして、センサおよびアクチュエータの個数をノ
ードコントローラの入力データピット数および出力デー
タピット数と同じia、kl[!]としたが、1つのセ
ンサの検出データまたは1つのアクチュエータに対する
駆動データのビット数が複数ピントである場合は、セン
サまたはアクチュエータの個数と入出力データのビット
数とが対応しなくなる。
第1図において、受信回路200は、前段ノードコント
ローラ(q−1)から信号を受信し、受信した信号を復
調するもので、また送信回路201は、入力された信号
を変調して後段ノードコントローラ(q+1)に出力す
るものである。通常データ制御回路202は、前段ノー
ドコントローラ(q−1)を介して受信したメインコン
トローラ10からのデータフレーム信号に自ノードコン
トローラqのセンサS1〜Siの検出データを付加する
とともに、該データフレーム信号から自ノードコントロ
ーラqのアクチュエータA1〜Akの駆動データを抜き
とってアクヂュ1−夕に加えるといった先の第3図に示
した処理を行なう回路であり、その詳細構成は省略する
センサS1〜S1の検出データは、それぞれラッチ回路
L81〜LSiでラッチされる。これらラッチ回路L8
1〜LSiの出力は前記通常データ制御回路202へ入
力されるとともに、比較回路203へ入力されている。
ドライブ回路DR1〜DRkは、通常データ制御回路2
02から入力された駆動データに基づき、アクチュエー
タA1〜Akを駆動する。これらドライブ回路DR1〜
DRkの出力は、ラッチ回路LA1〜LAkでラッチさ
れる。ラッチ回路LA1〜LAkの出力は、比較回路2
03へ入力されている。
パターンデータストア回路204は、当該ノードコント
ローラqに接続されセンサS1〜S1およびアクチュエ
ータA1〜Akのオン/オフの組合わせのうち可能性の
ある全てのパターンをあらかじめ記憶するものである。
この粗合わせパターンは次のようにして決定する。
例えば、第4図に示すように、1つのノードコントロー
ラにアクチュエータとして2つのソレノイドバルブ30
1.302を駆動する4つのソレノイド5QL1〜5O
L4が接続された場合を想定する。
この場合、各バルブ301,302に中立状態はないも
のとする。またひとつのバルブについて言えば、左右ソ
レノイドのうちのいずれか一方が必ずオン状態にあるの
が正常な状態であるとする。
したがって、この場合、左右のソレノイドを同時にオン
することはないので、正常時として考えられる組合わせ
パターンは下記第1表に示すように4通りとなる。
第  1  表 303.304が左右のいずれの位置にあるかを4つの
リミットスイッチし81〜しS4で検出するための構成
で、スイッチし”81.LS3はロッド303,304
が左端に到達したときオンとなり、またスイッチLS2
 、LS4はロッド303゜304が右端に到達したと
きオンとなる。この場合、正常時には左右のリミットス
イッチが同時にオンまたはオフにならないので、正常時
に出現し得るパターンは、下記第2表に示すように9通
りとなる。
第  2  表 よって、上記第1表のパターン以外のパターンが発生し
たら、界雷と検出することができる。
また、第5図に示すように、1つのノードコントローラ
に、センサとして、4つのリミットスイッチLSI〜L
S4を接続した場合を想定する。
この第5図に示す構成は、左右に移動するロンドパター
ンデータストア回路204には、当該ノードコントロー
ラqのセンサS1〜3iおよびアクチュエータA1〜A
k用の上記組合わせパターンが記憶されており、該スト
ア回路204の記憶データは比較回路203に入力され
ている。
比較回路203では、例えば第6図に示すようにして比
較動作を行なう。すなわち、比較回路2o3では実際の
データ位置制御のときにラッチ回路LS1〜LSiおよ
びLA1〜LAkでラッチされセンサS1〜Siの検出
値およびアクチュエータA1〜Akの駆動データの実際
値を(ステップ100)、パターンデータストア回路2
04に記憶された複数のパターンデータのうちの1つと
比較しくステップ110.120>、両者が一致した場
合は正常と判定しくステップ140) 、両者が不一致
のときはパターンデータストア回路204から次のパタ
ーンデータを読出して前記実際値と再び比較する。この
ようにして、比較回路203は前記実際値をパターンデ
ータストア回路204に記憶されている全てのパターン
データと比較し、実際値が全てのパターンのいずれとも
一致しないときには(ステップ150) 、異常信号を
出力する。また、この実際値がいずれかのパターンデー
タと一致したときは、正常と判定する(ステップ140
)。
エラーコード送出回路205では、比較回路203から
不一致を示す異常信号が出力されると、例えば所定のエ
ラーコードに当該ノードコントローラの識別番号を付加
し、送信回路201を介して次段ノードコントローラ(
Q+1>に送出する。
このエラーコードはその後メインコントローラ10に入
力され、異常発生およびその発生箇所がメインコントロ
ーラ10で認知される。
次に、パターンデータストア回路204にパターンデー
タをストアするための構成について説明する。
メインコントローラ10では、先の第3図に示したよう
な、通常データの授受制御を行なう前に、各ノードコン
トローラ1〜nに各ノードコントローラのセンサおよび
アクチュエータがとり得る全てのパターンデータを送る
ことで、各ノードコントローラ1〜口内のパターンデー
タストア回路204に全てのパターンデータを予め記憶
させておく。
第7図は該パターンデー夕を送るためのフレーム構成を
示すもので、信号5TPTはパターンデータ送出用のス
タートコード(通常データ送出用のスタートコード5T
CTとはコードが異なる)であり、またPTl、PT2
 、・・・PTnはそれぞれノードコントローラ1,2
.・・・n の1つのパターンデータである。すなわち
、このフレーム信号を複数回送出することで、各ノード
コントローラに必要な全てのパターンデータを記憶させ
る。
第1図において、5TPT検出回路206は、パターン
データ用スタートコード5TPTを検出するもので、そ
の検出信号C1をスイッチ切替回路207、カウンタ2
08および遅延回路211に入力する。
スイッチ切替回路207は、5TPT検出回路206か
ら検出信号C1が出力された時点でスイッチ回路S ’
vV 1をオンにし、その俊設定された所定時間が経過
すると上記スイッチ回路SW1をオフにする。上記設定
時間は、パターンデータストア回路204に記憶される
ひとつのパターンデータのビット数αに対応する時間で
ある(第8図参照)。すなわち、SWlはスタートコー
ド5TPTの直後にあるひとつのパターンデータPTq
(q=1.2.・・・)がS/P変換器209に入力さ
れている間、オンとなっている。
カウンタ208は、5TPT検出回路206から出力さ
れる検出信号C1をカウントし、該カウント値をアドレ
ス信号としてパターンデータストア回路204に出力す
る。S/P変換器209は、入力されたパターンデータ
をシリアル−パラレル変換した後、パターンデータスト
ア回路204に入力する。
したがって、各ノードコントローラのパターンデータス
トア回路204では、スタートコード5TPT信号が入
力される度に、スタートコード5TPTの直後の1つの
パターンデータPTn(=1.2・・・)がカウンタ2
08の出力アドレスにしたがってストアされることにな
る。
一方、遅延回路211では、5TPT検出回路206か
ら出力さ、れる検出信号C1を1つのパターンデータP
Tnのビット数αに対応する時間だけ遅延してスイッチ
回路SW2に入力する。また、遅延回路210では、入
力されたフレーム信号を1つのパターンデータのビット
数αに対応する時間だけ遅延してスイッチ回路SW2に
入力する。
スイッチ回路SW2の入力端子には、遅延回路210で
遅延されたフレーム信号と、遅延されていないフレーム
信号が入力されており、スイッチ回路SW2ではこれら
フレーム信号を遅延回路211の出力に基づき切替選択
する。
すなわち、スイッチ回路SW2は、通常、その入力接点
をb側に接続しており、遅延回路211から検出信号が
出力されるとその接点をb側からa側に切替える。これ
により、当該ノードコントローラにフレーム信号が入力
されると、スイッチ回路SW2からは、まず遅延回路2
10でαビット遅延されたスタートコード5TPTが出
力され、さらにこれに続いて遅延回路210を介さずに
受信回路200から直接出力されるパターンデータのう
ちの当該ノードコントローラqより後段のノードコント
ローラ(q+1>についてのパターンデータが出力され
ることになる。すなわち、当該ノードコントローラqに
ついてのパターンデータはフレーム信号から抜き取られ
る。尚、スイッチ回路SW2は1つのフレーム信号に含
まれる全てのパターンデータを出力した後、例えばデー
タ終端部に付されたストップコードの検出等によって、
その入力接点は、再びa側からb側に切替えられる。
第8図は、かかるパターンデータの信号伝1!!2態様
を示すもので、(a)はメインコン1〜ローラ10から
出力された直後の信号を、(b) 、 (c) 、 [
d) 。
(e) 、 (f)はそれぞれノードコントローラ1.
2゜3.4.5から出力される信号を示している。この
図からも判るように、各ノードコントローラについての
パターンデータは、対応するノードコントローラで、そ
れぞれ抜き取られ、その後スタートコード5TPTのみ
がメインコントローラ10に帰還される。
このようなフレーム信号をメインコントローラ10から
複数回送出することで、各ノードコントローラのパター
ンデータストア回路204に必要なパターンデータを全
てストアする。
なお、この実施例では、パターンデータはメインコント
ローラ10側から各ノードコントローラに送信すること
でパターンデータストア回路204に記はさせるように
したが、該ストア回路204として予め必要なパターン
データを記憶させたメモリを用いるようにしてもよい。
次に、第2の実施例について説明する。
この第2の実施例は、第9図に示すようなバス型のLA
Nシステムを想定している。
第10図は、この実施例で用いるフレーム信号の構成例
を示すものであり、先の実施例との大きな違いは、各フ
レーム信号に、とのノードコントローラで用いるデータ
であるかを識別するノード番号コードが付加された点で
ある。すなわち、第10図において、5TPTは、前述
したパターンデータ送出用のスタートコードであり、ま
た5TCTは前述した通常の制御データ送出用のスター
トコードであり、さらにPTqはノードコントローラq
用のパターンデータ、DTqはノードコントローラq用
の制御データである。
第11図は実施例で用いるノードコントローラqの内部
構成例を示すもので、他のノードコントローラもこれと
同一構成となっている。
この第11図において、受信回路2001送信回路20
1、センサS1〜S1、ラッチ回路L81〜Ls; 1
アクチュエータA1〜Ak、ドライブ回路DR1〜DR
k、ラッチ回路LA1〜LAk 、比較回路203、パ
ターンデータストア回路204、エラーコード検出回路
205は先の第1図に示したものと同じなので、同一符
号を付し、それらの説明は省略する。すなわち、この実
施例は先の実施例と比較すると、実データとパターンデ
ータとの比較のための構成は同じであり、両者はパター
ンデータをストア回路204に記憶するための手法が異
っている。
通常データ制御回路220では、第10図に示すような
、通常の制御データ用のスタートコード5TCTを先頭
として、自ノードコントローラqの識別番号コードを含
むフレーム@号が入力された場合、該ノード識別コード
の後に付加された自ノードコン1−ローラのアクチュエ
ータ制御データDTQを受入するとともに、自ノードコ
ントローラのセンサの検出データを付加して送出する制
御を行なう。この制御においては、アクヂュエータ制御
データとセンサの検出データを置換するようにしてもよ
く、またアクチュエータの制御データは扱きとらずに、
この後にセンサの検出データを付加するようにしてもよ
い。
次に、5TPT検出回路221は、パターンデータ用ス
タートコード5TPTを検出し、該検出信号C1をノー
ド番号検出回路222に出力する。
ノード番号検出回路222では、前記5TPT検出信号
C1が出力された時点で動作開始し、受信回路200か
ら、フレーム信号中のスタートコード5TPTに続くノ
ード識別コードを受入する。
一方、ノード番号設定器224には、自ノードコントロ
ーラの識別コードが予め設定されており、該設定コード
はノード番号検出回路222に入力されている。ノード
番号検出回路222では、フレーム信号中の識別コード
と設定コードとを比較し、これらが一致すると、スイッ
チ回路SW3をこの時点から所定時間(ノード識別コー
ドの後に付加されるパターンデータ長β(第10図参照
)に対応する時間)が経過するまでオンにするとともに
、該一致信号をカウンタ223に入力する。
カウンタ223は該一致信号をカウントし、該カウント
値をアドレス信号として、パターンデータストア回路2
04に出力する。一方、ノード識別コードの後に付加さ
れている当該ノードコントローラのパターンデータPT
qはスイッチ回路SW3、S/P変換器225を介して
パターンデータストア回路204に入力される。したが
って、上記パターンデータPTQはカウンタ223から
出力されるアドレスにしたがってパターンデータストア
回路204にストアされる。
尚、この場合には、各ノードコントローラに入力された
パターンデータは、受信回路200で受信された後、そ
の後回の処理も施されることなく、送信回路201を介
して次段ノードコントローラに送出される。すなわち、
この場合、パターンデータの抜き取りは行なわれない。
このように、この第2の実施例では、第10図に示すよ
うなフレーム構成のパターンデータがメインコントロー
ラ10から複数回送出されることによって、第9図に示
すようなバス型のLANシステムにおいても、各ノード
コントローラのパターンデータストア回路204に当該
ノードコントローラで必要なパターンデータを全て配置
させることができる。
第12図にこの発明の第3実施例を示す。
この第3の実施例は先の第1図の実施例と同じくループ
型のLANシステムを対象としており、先の第1の実施
例とはパターンデータストア回路204にパターンデー
タをストアする手払のみが基本的に異っている。したが
って、先の第1の実施例と同じ機能を果す構成要素につ
いては同一符号を付し、重複する説明は省略する。
この第3の実施例では、第13図に示すような「学習期
間」というものを設定する。この学習期間においては、
メインコントローラ10から各ノードコントローラにア
クチュエータ制御データを送出し、各アクチュエータを
駆動するとともに、各ノードコントローラでは、この実
駆動時のアクチュエータ駆紡信号および各センサの検出
信号をラッチし、これをパターンデータとしてパターン
データストア回路204にストアするようにする。
ただし、この学習期間においては、実データパターンデ
ータとの比較による誤動作チエツクは行なわず、ラッチ
された全てのパターンが正常なものとしてパターンデー
タストア回路204にストアする。
そして、このような学習期間によって、各ノードコント
ローラのアクチュエータおよびセンサがとり得る全ての
パターンを、パターンデータストア回路204にストア
してしまうと、この学習期間を終了し、その後、第13
図に示すように、通常のデータ伝送制御を実行するよう
にする。尚、学習が不十分と判断されたり、あるいは制
御データの性質が変化したり、さらにはセンサおよびア
クチュエータの配II換え等があったときには、第13
図に示すように、学習を繰り返し実行するようにしても
よい。
第14図(a)は、学習期間用の伝送フレーム構成例を
示すもので、第14図(b)は通常のデータ伝送時のフ
レーム構成を示すものである。
第14図において、信号5TSGは、学習期間用のスタ
ートコード、信号5TCTは通常のデータ伝送時のスタ
ートコード、信号5PSGは学習期間の終了を示すスト
ップコードであり、またDOaはノードコントローラq
のアクチュエータ駆動データである。
第12図はかかる第3の実施例における各ノードコント
ローラの内部構成を示すものである。
第12図において、5TSG検出回路230は、第14
図に示したパターンデータ用スター1−コード5TSG
を検出するもので、その検出信号C3を学習期間発生回
路232、カウンタ235および遅延回路234に入力
する。
5PSG検出回詫231は、第14図に示したストップ
コード5PSGを検出するもので、その検出信号C4を
学習期間発生回路232に入力する。
学習期間発生回路232は、5TSG検出回路230よ
り検出信号C3が入力された時点から5PSG検出回路
231より検出信号C4が入力されるまでの間、スイッ
チ回路SW4をオンにする。このスイッチ回路SW4の
オンによって、センサS1〜S の検出データおよびア
クチュエータA1〜Akの制御Juデータがラッチ回路
LS1〜しS、およびL A、 1〜[Akでラッチさ
れた出力! が、パターンデータストア回路204に対して取り込み
が可能な状態となる。
一方、カウンタ235は、5TSG検出回路23oから
出力される検出信RC3をカウントし、該カウント値を
アドレス信号としてパターンデータストア回路204に
入力する。したがって、各ノードコントローラのパター
ンデータストア回路204では、学習スタートコード5
TSG信号が入力される度に、ラッチ回路L$1〜LS
  およびLA1〜LAkの出力をストアする。
他方、遅延回路234では、5TSG検出回路230か
ら出力される検出信号C3をγビット(第14図参照:
DOa信号のビットvi>に対応する時間だけ遅延して
スイッチ回路SW2に入力する。また、遅延回路233
では、入力されたフレーム信号を上記γビン8分だけ遅
延してスイッチ回路SW2に入力する。
スイッチ回路SW2の入力端子には、先の第1図と同様
、遅延回路233でγビットだけ遅延されたフレーム信
号と、遅延されていないフレームイ3@が入力されてお
り、スイッチ回路S W 2ではこれらフレーム信号を
遅延回路234の出力に基づき切vf選択する。
すなわち、スイッチ回路S W2は、通常、その入力接
点をb側に接続しており、遅延回路234から検出信号
が出力されるとその接点をb側からa側に切替える。こ
れにより、当該ノードコントローラにフレーム信号が入
力されると、スイッチ回路SW2からは、第14図に破
線で示すようにまず遅延回路210でγビット遅延され
たスタートコード5TSGおよび5TCTが出力され、
さらにこれに続いて遅延回路233を介さずに受信回路
200から直接出力されるアクチュエータ制御データの
うちの当該ノードコントローラqより後段のノードコン
トローラ(q+1>についてのアクチュエータ制御デー
タが出力されることになる。すなわち、当該ノードコン
トローラqについてのアクチュエータ制御データは、先
の第1図の実施例同様フレーム信号から抜き取られた後
、次段ノードコントローラに送出される。
他方、入力されたフレーム信号から当該ノードコントロ
ーラのアクチュエータ駆動信MDOaを抜き取って、こ
れを実際にドライブ回路DR1〜DRkに加える動作は
、通常データ制御回路202で実行される。すなわち、
学習期間のときには、その旨を示す信号が学習期間発生
回路232から通常データ制御回路202に入力される
。通常データ制御回路202では、この学習期間を示す
信号が入力されると、通常どおりフレーム信号からアク
チュエータA1〜Akの制御データを抜き取ってこれら
制御データをドライブ回路DR1〜DR,に加えるとと
もに、センサS1〜Siの検出データをフレーム信号に
仲人する等の動作を行なう。しかし、この学習期間中は
、学習期間発生回路232からの信号によりスイッチ回
路SW5はオフとなっているので、通常データ制御回路
202の出力が次段ノードコントローラに送出されるこ
とはない。学習期間中は、次段ノードコントローラへは
、前述した遅延回路233、スイッチ回路SW2等の構
成によってフレーム信号が送出される。
さらに、学習期間発生回路232の出力は比較回路20
3にも入力されている。すなわち、比較回路203は学
習期間中は動作せず、このため、学習期間中に実データ
とパターンデータとの不一致が発生したとしても、エラ
ーコードは送出されない。
このように、この第3の実施例では、実際のデータが与
えられた結果としてのアクチュエータおよびセンサの出
力をパターンデータとして採用するようにしたので、人
が見落してしまいそうなパターンデータも、自助的に設
定でき、さらに、制御状況が変化したとき等に新ためて
学習期間を設けることで、正常な全てのパターンデータ
を容易に設定することができる。
尚、上記第3の実施例では、学習期間には、遅延回路2
33、およびスイッチ回路SW2のルートを使ってフレ
ーム信号を伝搬するようにしたが、通常データ制御回路
202のルートを使ってフレーム信号を伝搬するように
してもよい。
また、上記第3の実施例は学と期間の概念をループ型の
LANシステムに適用した場合を示したが、この学習期
間の概念を第9図乃至第11図に示したバス型のLAN
システムに適用するようにしてもよい。この場合は、第
10図のフレーム信号と第14図のフレーム信号を組合
わせたフレーム構成とし、さらに第12図の構成に第1
1図のノード番号検出回路222、ノード番号設定器2
24等を付加することで、実現することができる。
以上の実施例は、最初に大別した(I>の方法に関わる
ものである。
以下、(n)の方法について説明する。
この(n)の方法では、第15図に示すように、センサ
およびアクチュエータ1@ずつについて、最大オン時間
Tor+lax 、最小オン時間TonIl+n、最大
オフ時間Toff+nax、 D小オフ時間T oHl
inをそれぞれ設定する。そして、例えば成る1つのセ
ンサの実オン時間が、T or+maxおよびTonl
+nで設定される許容範囲内に入ったときは正常と判定
し、上記許容範囲を外れたときは異常と判定する(第1
5図(a))。また、同様に例えば、成る1つのセンサ
の実オフ時間が、T offlaxおよびToffni
nで設定される許容節回から外れたときは、これも異常
と判定する(第15図(b))。
第16図は、かかる異常判定処理を行なうための各ノー
ドコントローラの内部構成例を示すものである。
センサS1の出力は入力回路LN1を介してセンサS1
用の異常判定回路250のオン時間計測回路241およ
びオフ時間計測回路243に入力されている。オン時間
計測回路241は、センサS1の出力がオンに立上がっ
た時点から、オフに立下がるまでの実オン時間を計測し
、この計測値をスイッチ回路SW7のa側接点に入力す
る。オフ時間計測回路243はセンサS1の出力がオフ
に立下がった時点から、オンに立上がるまでの実オフ時
間を計測し、この計測値をスイッチ回路SW7のb側接
点に入力する。
許容オン時間範囲設定回路240には、前記最大オン時
間Tonnaxおよび最小オン時間Toni+nが通信
ラインを介してメインコントローラ10により予め設定
されている。許容オフ時間範囲設定回路242には、前
記最大オフ時間Toffraaxおよび最小オフ時間T
ofLninが通信ラインを介してメインコントローラ
10により予め設定されている。
この設定の手法については後述する。許容オン時間範囲
設定回路240の設定値はスイッチ回路SW6のa f
f!IJ接点に入力され、許容オフ時間範囲設定回路2
42の設定値はスイッチ回路SW6のb側接点に入力さ
れている。
スイッチ回路SW6およびSW7は、それぞれa側接点
およびb側接点に入力される信号を選択的に切替えて比
較回路244に入力するもので、これらスイッチ回路S
W6.SW7は、センサS1がオン状態になったときは
a刺入力を選択し、センサS1がオフになったときはb
刺入力を選択するようになっている。
したがって、センサS1がオンになったときには、オン
時間計測回路241は、オンになった時点からの時間を
計測し、この計測値をスイッチ回路SW7のa側接点を
介して比較回路244に入力している。また、このオン
状態のときには、許容オン時間範囲設定回路240に設
定された前記T or+laxおよびTan1inがス
イッチ回路SW6のa側接点を介して比較回路244に
人がされている。比較回路244では、実オン時間の計
測値を上記設定値ToniinおよびTonBxと逐次
比較し、これら設定値Tor+ninおよびT onl
axで形成されている許容範囲から計測値が外れたとき
、検出信号(論理レベルH)を出力する。
また、センサS1がオフになったときも同様であり、セ
ンサS1がオフになったときには、オフ時間計測回路2
43は、オフになった時点からの時間を計測し、この計
測値をスイッチ回路SW7のb側接点を介して比較回路
244に入力する。
またオフ状態のときには、許容オフ時間範囲設定回路2
42に設定された前記ToffnaxおよびT off
linがスイッチ回路SW6のb側接点を介して比較回
路244に入力されている。比較回路244では、実オ
フ時間の計・測値を上記設定値Toffrginおよび
Tofflaxと逐次比較し、計測値がこれら設定値T
offninおよびT offnaxで形成されている
許容範囲から計測値が外れたとき、検出信号(論理レベ
ルト1)を出力する。
比較回路244の検出信号は異常発生回路245に入力
されている。異常発生回路245には、他のセンサおよ
びアクチュエータ用の異常判定回路からの出力も入力さ
れている。他のセンサS2〜Siおよびアクチュエータ
A1〜Ak用の異常判定回路もセンサS1用のものと全
く同様に構成されている。
貨常発生回路245では、これら複数の入力のうちのい
ずれかがHになると、異常光生信号を出力する。この異
常信号は前記同様、メインコントローラ10へ送られる
第17図は、第16図の許容オン時間範囲設定回路24
0および許容オフ時間範囲設定回路242に設定値To
nlax 、 Tonrain 、 ToHmaxおよ
びToffiinを設定する部分のノードコントローラ
の内部構成を示すものである。
センサS1用としてT onnax設定回路246、T
 or+nin設定回路247、Toffnax設定回
路248、TOfflin設定回路249が備えられ、
また他のセンサS2〜S・およびアクチュエータA1〜
A、にもそれぞれ同じ4つの設定回路246〜249が
備えられている。
この第17図の構成は、先の第9図乃至第11図を用い
て説明したバス型のLANシステムを想定している。第
18図は、上記4つの設定値を各センサS1〜S、およ
び各アクチュエータA1〜へ、用の各設定回路に設定す
るための、データフレーム構成を示すもので、かかる第
18図に示すフレーム信号がメインコントローラーoか
ら1つのノードコントローラに送出される。
第18図において、信号5TONはオン時間を設定する
ためのスタートコードで、この次にノードコントローラ
を識別するためのノード番号コードが続けられ、さらに
その後にオン時間の設定データが続けられる。まず、セ
ンサS1用のTonn+ax 、 Tonlnが送られ
、続いてセンサS2用のT0n1laX 、 T0n1
linが送られ、その後、当該ノードコントローラの全
てのセンサについてのTonmax 、 Tonlin
が送られた後、アクチュエータ用のTorrnax 、
 Tonn+nがA1.A2−A(の順に送られる。
また、信号5TOFFはオフ時間を設定するためのスタ
ートコードで、この次にノードコントローラを識別する
ためのノード番号コードが続けられ、さらにその後にオ
フ時間の設定データが続けられる。データの順番はオン
時間用設定データと同U r−あり、Toffnax、
 ToffiinがSl、82 。
・・・Si、A1.A2 、・・・Akの順番に送られ
る。
第17図に6いて、8TON検出回路250(よ、オン
時間設定用のスタートコード5TONを検出し、検出信
号C5をスイッチ回路SW8に入力する。5TOFF検
出回路251は、オフ時間設定用のスタートコード5T
OFFを検出し、検出信’r 06をスイッチ回路SW
8に入力する。
スイッチ回路SW8は検出信号C5が入力されたときは
、その接点をa側に接続し、また検出信号C6が入力さ
れたときはその接点をb側に接続するよう動作する。
ノード番号設定回路254では、前記検出信号C5また
はC6が入力された時点で動作開始し、通信ラインを介
してフレーム信号中のスタートコード5TONまたは5
TOFFに続くノード識別コードを受入する。一方、ノ
ード番号設定器253には、自ノードコントローラの識
別番号コードが予め設定・されており、該設定コードは
ノード番号検出回路254に入力されている。ノード番
号検出回路では、フレーム信号中の識別コードと設定コ
ードとを比較し、これらが一致すると、スイッチ回路S
W9をこの時点から所定時間(1フレーム中のオン時間
設定データまたはオフ時間設定データを全て受入するに
要する時間)が経過するまでオンにする。
取込みタイミング判定カウンタは252は、第18図に
示したノード識別コードの後のデータ部分の取り込み用
タイミング信号を発生するもので、例えば、第18図の
trrr1〜ttn2時にはセンサS1用のT onl
ax設定回路246を能動とし、その後のt、2〜tI
IlS時にはセンサS1用のTonnin設定回路24
7を能動とし、tm3〜t□4時にはセンサS2用のT
 onmax設定回路246を能動とし、t、4〜t、
5時にはセンサS2用のTonnin設定回路257を
能動とし、以下同様のタイミング信号を各設定回路に入
力する。
よって、この第17図の構成では、5TON信号を先頭
とするオン時間設定データが入力されると、スイッチ回
路SW8はa側に接続されているため、以下フレーム信
号中のオン時間設定データは取込みタイミング判定カウ
ンタから出力されるタイミング信号に従って、第18図
に示したデータの順に、対応するオン時間設定回路に設
定されていく。
また、5TOFF信号を先頭とするオフ時間設定データ
が入力された場合は、スイッチ回路SW8がb側に接続
される。そして、フレーム信号中のオフ時間設定データ
は、上記タイミング信号に従って各設定回路が能動とさ
れることにより、第18図に示したデータ順に、対応す
るオフ時間設定回路に設定されていく。
第19図は、他のフレーム構成を示すもので、スタート
コード5TNFの後にノード番号識別コードが送出され
る点は第18図と同様である。この場合は、まず4つの
設定データTonnax 、 T6nnin 、 To
fflax、 Tofflinを1固まりにして、セン
サ31.、S2、〜Si1アクチュエータA1゜A21
・・・Akの順に設定データを送出するようにしている
。この場合、各メートコントローラにおいては、第17
図のスイッチ回路S W 8の切替態様をこのフレーム
信号のデータの並び方に対応させて変化させればよい。
第20図は、第1図乃至第8図を用いて、説明したルー
プ型のLANシステムに適用されるフレーム構成を示す
ものであり、オン時間設定用のスタートコード5TON
およびオフ時間設定用のスタートコード5TOFFの後
には、前記間(よ、ノード識別コードは設けられていな
い。そして、例えばスタートコード5TONの直後には
、まずノードコントローラ1に接続された全てのセンサ
およびアクチュエータ用のオン、オフ設定データが付加
され、次にノードコントローラ2に接続された全てのセ
ンサおよびアクチュエータ用のオン。
オフ設定データが付加され、以下同様に、ノードコント
ローラ3,4.・・・の順に並べられている。
この場合、前述と同様にして、各ノードコントローラで
は、当該ノードコントローラで用いるオン。
オフ設定データを抜き取って次段のノードコントローラ
に送出する。尚、オン、オフ時間データを設定するため
の構成としては、先の第17図の構成からノード番号設
定回路253、およびノード番号検出回路254を削除
し、スイッチ回路SW8の切替態様を第20図のデータ
の並び方に合わすようにすればよい。
第21図は、オン、オフ時間の設定方式として先の第1
2図乃至第14図で説明した「学習期間」の考えを取り
入れた場合の、各ノードコントローラの内部構成例を示
すものであり、フレーム信号も先の第13図に示したも
のと同様のものを用いている。尚、この第21図におい
ては、先の第12図に示した通信データ制御回路202
、スイッチ回路SW2、遅延回路233,234等の構
成部分は省略しているが、この場合も先の第12図で説
明したのと同様のデータ伝送が行なわれる。
第21図に6いて、5TSG検出回路230は、前記同
様第14図に示したパターンデータ用スタートコード5
TSGを検出するもので、その検出信号C3を学習期間
発生回路232に入力する。
5PSG検出回路231は、第14図に示したストップ
コード5PSGを検出するもので、その検出信号C4を
学習期間発生回路232に入力する。
学習期間発生回路232は、5TSG検出回路230よ
り検出信号C3が入力された時点から5PSG検出回路
231より検出信号C4が入力されるまでの間、各スイ
ッチ回路sw  −5w1.。
SW21〜SW2.をオンにする。これらスイッチ回路
(よセンサS1〜S、およびアクチュエータ△1〜Ak
に対応して各別に備えられてりる。これらスイッチ回路
5W11〜””Ii’ 5W21〜SW2にのオンによ
って、センサS1〜S・の検出データJ5よびアクチュ
エータA1〜Akの制御データが入力回路LN1〜LN
、およびLM1〜LMkを介して、各センサおよびアク
チュエータ毎に備えられたオン、オフ時間設定回路26
0に入力される。
オン時間計測回路261は、センサS1の出力がオンに
立上がった時点から、オフに立下がるよでの実オン時間
を計測する。オフ時間計測回路262はセンサS1の出
力がオフに立下がった時点から、オンに立上がるまでの
実オフ時間を計測する。
1回目の学習期間においては、オン時間計測回路261
の計測値がTonnax設定回路267およびT or
+nin設定回路268に入力され設定記憶されるとと
もに、オフ時間計測回路262の計測値がToffla
x設定回路269およヒフ offlir+J定回路2
70に入力され設定記憶される。
しかし、2回目の学習期間以降は、4つの比較器263
〜266が動作する。すなわち、比較器263はオン時
間計測回路261の実オフ計測時間と、前回までの学習
期間に設定されていたT onraax設定回路267
の設定値を比較し、設定値T onnax≧実オン計測
時間のときは、T onnax設定回路267の設定値
をそのままとし、設定値Tonmax<実オフ計測時間
のときは、Tonmax設定回路267の設定値を今回
の実オン計測時間で更新するよう動作する。
また比較器264も同様に、2回目の学習期間以降は、
オン時間計測回路261の実オン計測時間と、前回まで
の学習期間に設定されていたTor+nin設定回路2
68の設定値を比較し、設定値Tonmin <実オン
計測時間のときは、Tonlin設定回路268の設定
値をそのままとし、設定値Toniin≧実オン計測時
間のときはTonain股定回路268の設定値を今回
の実オン計測時間で更新するようω)作する。
また比較器265も同様に、2回目の学習期間以降は、
オフ時間計測回路262の実オフ計測時間と、前回まで
の学習期間に設定されていたTofffax設定回路2
69の設定値を比較し、設定値Toffmax≧実オフ
計測時間のときは、T offrnax設定回路269
の設定値をそのままとし、設定値T offIax<実
オフ計測時間のときはToffnaxrJ定回路269
の設窓回路269実オフ計測時間で更新するよう動作す
る。
さらに比較器266も同様に、2回目の学習期間以降は
、オフ時間計測回路262の実オフ計測時間と、前回ま
での学習期2間に設定されていたTOffIIin設定
回路270の設定値を比較し、設定値Tofflin<
実オフ計測時間のときは、Toffrain設定回路2
70の設定値をそのままとし、設定値T offnin
≧実オン計測時間のときは、T offnin設定回路
270の設定値を今回の実オフ計測時間で更新するよう
動作する。
この結果、学習を繰り返し行なうことで、Tonrma
x設定回路267およびToHnax設定回路269に
はセンサS1のとり得る最大のオンおよびオフ時間がそ
れぞれ設定され、また、Tor+nInI定回路268
お主回路2681in設定回路270にはセンサS1の
とり冑る最小のオンおよびオフ時間がそれぞれ設定され
ることになり、自動的にオン、オフ時間の最大値および
最小値を設定できる。
以上の動作は、他の全てのセンサS2〜S、およびアク
チュエータA1〜Akについても同様に行なわれる。そ
して学習期間が終了すると、通常のデータ伝送が開始さ
れ、このときにはこれら設定回路の設定時間を実オン、
オフ時間と比較する前述した異常検出処理が実行される
尚、この場合においても、制御状況が変化したり、学習
が不十分と考えられる場合は、前述と同様にして、再度
学習期e1を設けるようにしてもよい。
ところで、前述した各実施例で用いるフレーム構成は一
例を示したに過ぎず、他の任意のフレーム構成を用いる
ようにしてもよい。また、各ノードコントローラの回路
構成も実施例に示したものと同等の機能を達成できるも
のであれば、他の任意の回路を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、■従来のように
検出用のセンサを付加しなくても、異常が検出可能とな
る。
■故障の種類によっては従来検出し得なかった異常も検
出可能となる。
■端末のノードコントローラ自体に異常検出ぼ能を持た
せたため、メインコントローラの負担が減り、制御効率
が向上する。
■学習は能によるデータ設定を用いると、人が見落して
しまうようなケースまで、n械的に設定でき、より正確
な異常検知が可能となる。
■学習機能を利用すると、制御状況が変化したときにも
、新たに学習を行なうことで自動的に正常パターンがセ
ットされ、手間をかけずに、制御状況に合った正確な異
常検知ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例についてノードコント
ローラの内部構成例を示すブロック図、第2図はループ
型しANシステムを示すブロック図、第3図は第1の実
施例において、通常の制御データの伝II!2!iJ様
を示す図、第4図および第5図は粗合せデータパターン
の形成法を説明するための図、第6図は第1の実施例で
の異常判定+2!lU理の作用を説明するためのフロー
チャート、第7図は第1の実施例で用いるパターンデー
タ送出用のフレーム信号を例示する図、第8図は第1の
実施例によるパターンデータの伝m態揉を示す図、第9
図はバス型のLANシステムを示すブロック図、第10
図は第2の実施例で用いるフレーム信号を例示する図、
第11図は第2の実施例におけるノードコントローラの
内部構成例を示すブロック図、第12図はこの発明の第
3の実施例におけるノードコントローラの内部構成例を
示すブロック図、第13図は第3の実施例による学習期
間を説明するための図、第14図は第3の実施例で用い
るフレーム信号を例示する図、第15図は他の発明の詳
細な説明する図、第16図はこの他の発明の第1の実施
例におけるノードコントローラの内部構成例を示すブロ
ック図、第17図は同実施例のノードコントローラの他
の部分の内部構成例を示すブロック図、第18図はこの
実施例で用いるフレーム信号を例示する図、第19図お
よび第20図は他のフレーム信号を例示する図、第21
図は上記能の発明の他の実施例におけるノードコントロ
ーラの内部構成例を示すブロック図である。 1.2.〜.n・・・ノードコントローラ、10・・・
メインコントローラ、218〜2nS・・・センサ群、
21A〜2nA・・・アクチュエータ群、A1〜Ak・
・・アクチュエータ、S1〜S、・・・センサ、30・
・・マシンコントローラ 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第9図 第10図 <e> 第7図 四戸ア下五B ■![] 第8図 第13図 第14図 第15図 第18図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のセンサおよびアクチュエータを複数のノー
    ドコントローラを介してメインコントローラに接続し、
    これら複数のノードコントローラを介してメインコント
    ローラとセンサおよびアクチュエータとの間でデータの
    授受を行なうローカルエリアネットワークにおいて、 当該ノードコントローラに接続されたセンサおよびアク
    チュエータがとり得る全てのデータパターンを予め記憶
    するメモリ手段と、 ネットワーク稼動時、当該ノードコントローラに接続さ
    れたセンサおよびアクチュエータの実データパターンを
    サンプリングするサンプリング手段と、 このサンプリング手段のサンプリングデータを前記メモ
    リ手段の記憶データパターンと比較する比較手段と、 この比較手段から不一致の比較結果が出力されると異常
    信号を発生する異常信号発生手段と、を前記各ノードコ
    ントローラにそれぞれ具えるようにしたローカルエリア
    ネットワークの異常検出装置。
  2. (2)前記メモリ手段には、ネットワーク稼動前にメイ
    ンコントローラから各ノードコントローラについてのデ
    ータパターンが入力される請求項(1)記載のローカル
    エリアネットワークの異常検出装置。
  3. (3)前記メモリ手段には、ネットワーク稼動前にメイ
    ンコントローラから各ノードコントローラのアクチュエ
    ータについてのデータパターンが入力されるとともに、
    該入力に同期してセンサの実データがメモリ手段に入力
    される請求項(1)記載のローカルエリアネットワーク
    の異常検出装置。
  4. (4)複数のセンサおよびアクチュエータを複数のノー
    ドコントローラを介してメインコントローラに接続し、
    これら複数のノードコントローラを介してメインコント
    ローラとセンサおよびアクチュエータとの間でデータの
    授受を行なうローカルエリアネットワークにおいて、 当該ノードコントローラに接続されたセンサおよびアク
    チュエータの最大オン時間、最小オン時間、最大オフ時
    間および最小オフ時間を各センサおよびアクチュエータ
    毎にそれぞれ予め記憶するメモリ手段と、 ネットワーク稼動時、当該ノードコントローラに接続さ
    れたセンサおよびアクチュエータの実オン時間および実
    オフ時間をそれぞれ計測する計測手段と、 この計測手段の計測値を前記メモリ手段の記憶データと
    比較する比較手段と、 この比較手段の比較結果に基づき、実オン時間が最小オ
    ン時間と最大オン時間の範囲から外れたとき、または実
    オフ時間が最小オフ時間と最大オフ時間の範囲から外れ
    たときに異常信号を発生する異常発生手段と を前記各ノードコントローラにそれぞれ具えるようにし
    たローカルエリアネットワークの異常検出装置。
  5. (5)前記メモリ手段には、ネットワーク稼動前に、メ
    インコントローラから各ノードコントローラの各センサ
    および各アクチュエータについての最大オン時間、最小
    オン時間、最大オフ時間および最小オフ時間が入力され
    る請求項(4)記載のローカルエリアネットワークの異
    常検出装置。
  6. (6)前記メモリ手段には、最大オン時間および最小オ
    ン時間については、前記計測手段で計測した実オン時間
    のうちの最大および最小のものがネットワーク稼動前に
    入力され、最大オフ時間および最小オフ時間については
    前記計測手段で計測した実オフ時間のうちの最大および
    最小のものがネットワーク稼動前に入力される請求項(
    4)記載のローカルエリアネットワークの異常検出装置
JP32182188A 1988-12-20 1988-12-20 ローカルエリアネットワークの異常検出装置 Pending JPH02166899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32182188A JPH02166899A (ja) 1988-12-20 1988-12-20 ローカルエリアネットワークの異常検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32182188A JPH02166899A (ja) 1988-12-20 1988-12-20 ローカルエリアネットワークの異常検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02166899A true JPH02166899A (ja) 1990-06-27

Family

ID=18136796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32182188A Pending JPH02166899A (ja) 1988-12-20 1988-12-20 ローカルエリアネットワークの異常検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02166899A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04225646A (ja) * 1990-12-27 1992-08-14 Komatsu Ltd 直列制御装置のノ−ドアドレス割付制御装置
JP2002043219A (ja) * 2000-04-25 2002-02-08 Gigaphoton Inc レーザ装置管理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04225646A (ja) * 1990-12-27 1992-08-14 Komatsu Ltd 直列制御装置のノ−ドアドレス割付制御装置
JP2002043219A (ja) * 2000-04-25 2002-02-08 Gigaphoton Inc レーザ装置管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7751906B2 (en) Method and automation system for operation and/or observing at least one field device
EP2720099B1 (en) Process control system and managing method therefor
JP4855878B2 (ja) マルチリング・ネットワーク・システム
CN110914769A (zh) 过程控制
JPH01279652A (ja) 直列制御装置
JPH02166899A (ja) ローカルエリアネットワークの異常検出装置
KR101472699B1 (ko) 전송 라인 어드레스 중복 검출 방식 및 그 방식에 사용하는 자국 터미널
JP3588936B2 (ja) フレキシブル高速多重化リモート入出力システム
US6697966B1 (en) Data bus for a plurality of nodes
EP3316260A1 (en) Safety control system for nuclear power plant
CN109254553A (zh) 核电站控制系统
US5450419A (en) Error checking apparatus and method for a serial signal transmission system
KR920001553B1 (ko) 루우프형상 광전송장치
JPH0637782A (ja) ネットワーク装置
JP3045790B2 (ja) エレベーターの信号伝送装置
CN209070330U (zh) 核电站控制系统
SU826356A1 (ru) Резервированное трехканальное мажоритарное устройство 1
SU1546308A1 (ru) Устройство дл управлени сочлененными локомотивами
JPH05219084A (ja) リングネットワークの監視方法
JPH10338133A (ja) 列車の信号保安制御装置
JP2716783B2 (ja) 監視制御装置
JPH0444762B2 (ja)
JPH01220545A (ja) 多重データリンクの伝送データ誤出力抑制装置
JPH088581B2 (ja) 多重データリンク
JPH04365156A (ja) データ伝送エラー検出回路