JPH075210Y2 - ブローバイガス還流装置 - Google Patents
ブローバイガス還流装置Info
- Publication number
- JPH075210Y2 JPH075210Y2 JP824188U JP824188U JPH075210Y2 JP H075210 Y2 JPH075210 Y2 JP H075210Y2 JP 824188 U JP824188 U JP 824188U JP 824188 U JP824188 U JP 824188U JP H075210 Y2 JPH075210 Y2 JP H075210Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blow
- hose
- intake manifold
- metal pipe
- gas recirculation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はブローバイガスをエンジン本体からインテーク
マニホールドにブローバイホースを介して還流されるブ
メーバイガス還流装置に関するものである。
マニホールドにブローバイホースを介して還流されるブ
メーバイガス還流装置に関するものである。
(従来の技術) 特公昭62−4530号公報などに開示されるように、ブロー
バイガスの流量を調製するため、ブローバイガス還流通
路に絞りを配設することが従来より行われている。又エ
ンジン本体からインテークマニホールドにブローバイガ
スを還流させるためにゴム製のブローバイホースが用い
られている。
バイガスの流量を調製するため、ブローバイガス還流通
路に絞りを配設することが従来より行われている。又エ
ンジン本体からインテークマニホールドにブローバイガ
スを還流させるためにゴム製のブローバイホースが用い
られている。
(考案が解決しようとする課題) ところが従来例において、寒冷時に絞りに付着した水分
が凍結して通路が閉塞されるという不都合が生じたり、
ブローバイホースのU状に垂れ下がった部分に集まった
り水分が凍結して通路が閉塞されるという不都合が生じ
るという問題があった。
が凍結して通路が閉塞されるという不都合が生じたり、
ブローバイホースのU状に垂れ下がった部分に集まった
り水分が凍結して通路が閉塞されるという不都合が生じ
るという問題があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解消するため、ブローバイガスを
エンジン本体からインテークマニホールドにブローバイ
ホースを介して還流させる装置において、絞りを内部に
備えた金属管でブローバイホースをインテークマニホー
ルドに接続し、この金属管を少なくともその一部がイン
テークマニホールドに設けた温水ジャケットに接触する
位置に配し、且つブローバイホースが前記金属管との接
続部近傍において垂れ下がらないようにこれを保持する
形状に前記金属管を形成したことを特徴とする。
エンジン本体からインテークマニホールドにブローバイ
ホースを介して還流させる装置において、絞りを内部に
備えた金属管でブローバイホースをインテークマニホー
ルドに接続し、この金属管を少なくともその一部がイン
テークマニホールドに設けた温水ジャケットに接触する
位置に配し、且つブローバイホースが前記金属管との接
続部近傍において垂れ下がらないようにこれを保持する
形状に前記金属管を形成したことを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、流量調整用の絞りがインテークマニホ
ールドの温水ジャケットで暖められる金属管内に配され
ているので、寒冷時における絞り付近の水分の凍結を防
ぐことができる。又ブローバイホースが前記金属管によ
って接続部近傍において垂れ下がらないように保持され
ているので、この部分においての水分はブローバイホー
ス内には溜まらず金属管内に導かれ、金属管は熱伝導性
が良く温水ジャケットによってその全体が暖められてい
るので、その内部での水分の凍結は防がれる結果、ブロ
ーバイホース内での水分の凍結を少なくともインテーク
マニホールド側では防ぐことができる。
ールドの温水ジャケットで暖められる金属管内に配され
ているので、寒冷時における絞り付近の水分の凍結を防
ぐことができる。又ブローバイホースが前記金属管によ
って接続部近傍において垂れ下がらないように保持され
ているので、この部分においての水分はブローバイホー
ス内には溜まらず金属管内に導かれ、金属管は熱伝導性
が良く温水ジャケットによってその全体が暖められてい
るので、その内部での水分の凍結は防がれる結果、ブロ
ーバイホース内での水分の凍結を少なくともインテーク
マニホールド側では防ぐことができる。
(実施例) 第1図及び第2図に示す本考案の実施例は、2経路のブ
ローバイガス還流通路を備えている。
ローバイガス還流通路を備えている。
第1の還流通路は、クランクケース1→オイルセパレヘ
ータ2→ブローバイホース3→エアクリーナ4の経路か
らなるものである。
ータ2→ブローバイホース3→エアクリーナ4の経路か
らなるものである。
第2の還流通路は、クランクケース1→ヘッドカバー5
→ブローバイホース6→インテークマニホールド7の経
路からなるものであって、本考案はこの還流通路におい
て実施されている。前記ブローバイホース6はゴム製
で、その基端はヘッドカバー5に接続され、その先端は
略U字形の金属管8によってインテークマニホールド7
に接続されている。
→ブローバイホース6→インテークマニホールド7の経
路からなるものであって、本考案はこの還流通路におい
て実施されている。前記ブローバイホース6はゴム製
で、その基端はヘッドカバー5に接続され、その先端は
略U字形の金属管8によってインテークマニホールド7
に接続されている。
前記金属管8の一端部8aはインテークマニホールド7の
下面壁に植設固定されると共に、その内部のオリフィス
(絞り)9を備えている。又この端部8aの近傍におい
て、インテークマニホールド7の吸気予熱用温水ジャケ
ット10に接触し、温水(エンジン冷却水)の熱を受け
て、金属管8全体が暖められるように構成している。従
って、前記絞り9での水分の凍結を防ぐことができる。
下面壁に植設固定されると共に、その内部のオリフィス
(絞り)9を備えている。又この端部8aの近傍におい
て、インテークマニホールド7の吸気予熱用温水ジャケ
ット10に接触し、温水(エンジン冷却水)の熱を受け
て、金属管8全体が暖められるように構成している。従
って、前記絞り9での水分の凍結を防ぐことができる。
前記金属管8の他端部8bは斜上方を向いており、ここに
前記ブローバイホース6の先端部が接続されている。こ
のようにブローバイホース6は金属管8との接続部近傍
において斜上方を向くように保持されているので、ブロ
ーバイホース6のインテークマニホールド側部分におい
てU字形に垂れ下がる部分が生じないようになってい
る。又ブローバイホース6のエンジン本体側部分におい
てもU字形に垂れ下がる部分がほとんど生じないように
配設されている。従って、ブローバイホース6内に生じ
た水分は金属管8又はヘッドカバー5内に導かれる。金
属管8は略U字形に形成されて、その屈曲部に水分が溜
まるが、金属管8は熱伝導性が良く、前記温水によって
暖められているので、水分の凍結は防がれる。
前記ブローバイホース6の先端部が接続されている。こ
のようにブローバイホース6は金属管8との接続部近傍
において斜上方を向くように保持されているので、ブロ
ーバイホース6のインテークマニホールド側部分におい
てU字形に垂れ下がる部分が生じないようになってい
る。又ブローバイホース6のエンジン本体側部分におい
てもU字形に垂れ下がる部分がほとんど生じないように
配設されている。従って、ブローバイホース6内に生じ
た水分は金属管8又はヘッドカバー5内に導かれる。金
属管8は略U字形に形成されて、その屈曲部に水分が溜
まるが、金属管8は熱伝導性が良く、前記温水によって
暖められているので、水分の凍結は防がれる。
尚、第1図において、11はエンジン本体、12はシリン
ダ、13はピストン、14は気化器である。
ダ、13はピストン、14は気化器である。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構成するこ
とができる。例えば金属管8の形状は上記実施例に示す
ものに限定されず、ブローバイホース6が接続部近傍に
おいて垂れ下がらないようにこれを保持することができ
る形状であればよく、例えば略L形状であってもよい。
又前記金属管8をインテークマニホールド7の上面壁や
側面壁に植設固定することも可能である。
とができる。例えば金属管8の形状は上記実施例に示す
ものに限定されず、ブローバイホース6が接続部近傍に
おいて垂れ下がらないようにこれを保持することができ
る形状であればよく、例えば略L形状であってもよい。
又前記金属管8をインテークマニホールド7の上面壁や
側面壁に植設固定することも可能である。
(考案の効果) 本考案によれば、ブローバイホース内及び絞り付近に於
ける寒冷時の水分凍結を防止して、ブローバイガスの還
流を適正に行うことができるブローバイガス還流装置を
提供することができる。
ける寒冷時の水分凍結を防止して、ブローバイガスの還
流を適正に行うことができるブローバイガス還流装置を
提供することができる。
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図はその要
部の拡大縦断側面図である。 6……ブローバイホース 7……インテークマニホールド 8……金属管 9……絞り 10……温水ジャケット 11……エンジン本体
部の拡大縦断側面図である。 6……ブローバイホース 7……インテークマニホールド 8……金属管 9……絞り 10……温水ジャケット 11……エンジン本体
Claims (1)
- 【請求項1】ブローバイガスをエンジン本体からインテ
ークマニホールドにブローバイホースを介して還流させ
る装置において、絞りを内部に備えた金属管でブローバ
イホースをインテークマニホールドに接続し、この金属
管を少なくともその一部がインテークマニホールドに設
けた温水ジャケットに接触する位置に配し、且つブロー
バイホースが前記金属管との接続部近傍において垂れ下
がらないようにこれを保持する形状に前記金属管を形成
したことを特徴とするブローバイガス還流装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP824188U JPH075210Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | ブローバイガス還流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP824188U JPH075210Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | ブローバイガス還流装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01113117U JPH01113117U (ja) | 1989-07-31 |
JPH075210Y2 true JPH075210Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31213941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP824188U Expired - Lifetime JPH075210Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | ブローバイガス還流装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075210Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0712247B2 (ja) * | 1989-03-25 | 1995-02-15 | 株式会社久保田農機製作所 | 苗押出し装置 |
ATE508260T1 (de) * | 2001-09-18 | 2011-05-15 | Yanmar Co Ltd | Motorentlüftungsvorrichtung |
JP2003090206A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Yanmar Co Ltd | エンジンのブリーザ装置 |
JP4574360B2 (ja) * | 2005-01-07 | 2010-11-04 | 愛知機械工業株式会社 | 吸気マニホールド |
US20180171946A1 (en) * | 2015-08-26 | 2018-06-21 | Yanmar Co., Ltd. | Engine device |
JP6538006B2 (ja) * | 2016-06-28 | 2019-07-03 | 株式会社クボタ | ブローバイガス還流構造 |
JP6656126B2 (ja) * | 2016-09-16 | 2020-03-04 | 愛三工業株式会社 | 吸気マニホールド |
JP6782200B2 (ja) * | 2017-06-29 | 2020-11-11 | 株式会社クボタ | ブローバイガス還流装置 |
-
1988
- 1988-01-26 JP JP824188U patent/JPH075210Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01113117U (ja) | 1989-07-31 |
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