JPH07504425A - β−フェニルイソセリン及びその類似体の製造法 - Google Patents

β−フェニルイソセリン及びその類似体の製造法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 β−フェニルイソセリン及びその類似体の製造法本発明は顕著な抗腫瘍及び抗白 血病活性を有するタキサン誘導体の製造に特に有用な一般式; のβ−フェニルイソセリン及びその類似体の製造のための新規な方法に関する。
一般式(1)においてArはアリール基を示し、Rは水素原子又は場合によりフ ェニル基で置換されていることができる炭素数が1〜4のアルキル基、又はフェ ニル基を示す。
Arは場合によりハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)及びアルキル、 アリール、アラルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アリールオキシ、アリール チオ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ホルミル、アシルアミ八 アロイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アミへアルキルアミへジアルキ ルアミバカルボキシ、アルコキシカルボニル、カルバモイル、ジアルキルカルバ モイル、シアノ、ニトロ及びトリフルオロメチル基から選ばれる1つ又はそれ以 上の原子又は基により置換されていることができるフェニルあるいはα−又はβ −ナフチル基を示すのが好ましく、アルキル基及び他の基のアルキル部分は炭素 数が1〜4であり、アリール基はフェニルあるいはα−又はβ−ナフチル基であ ると理解する。
さらに特定するとArは場合によりハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ、ア ミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、アルコキシカルボニ ルアミノ及びトリフルオロメチル基がら選ばれる同−又は異なる1つ又はそれ以 上の原子又は基により置換されていることができるフェニル基を示す。
さらに特定するとArは場合により塩素又はフッ素原子、あるいはアルキル(メ チル)、アルコキシ(メトキシ)、ジアルキルアミノ(ジメチルアミノ)又はア シルアミノ(アセチルアミノ)基により置換されていることができるフェニル基 を示す。
本発明に従い一般式(1)の生成物は一般式:[式中Ar及びRは上記と同義で あり、phは場合によりハロゲン(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)及び炭素数が 1〜4のアルコキシ基、炭素数が1〜4のアルキルチオ基、アミノ基、炭素数が 1〜4のアルキルアミノ基、各アルキル部分の炭素数が1〜4のジアルキルアミ ノ基、又はニトロ基から選ばれる1つ又はそれ以上の原子あるいは基により置換 されたフェニル基を示す] の生成物の水添分解により得られる。さらに特定するとphは場合によりメトキ シ、メチルチオ、メチルアミノ、ジメチルアミノ又はニトロ基から選ばれる同− 又は異なる1つ又はそれ以上の基により置換されていることができるフェニル基 を示す。
一般に水添分解は触媒の存在下で水素を用いて行う。
さらに特定すると1〜10重量%のパラジウムを含むパラジウムカーボン、又は 最高10重量%のパラジウムを含むカーボン担持パラジウムジヒドロキシドを触 媒として用いる。
水添分解は有機溶媒又は有機溶媒の混合物中で行う。
場合により炭素数が1〜4の脂肪族アルコールと合わせた酢酸中で方法を行うの が特に有利である。酢酸とメタノールの混合物が特別に興味深い。
本方法の好ましい実施態様に従い、本方法は水素圧下で行い、それは1〜50パ ールであることができる。
本方法を行う温度は一般に20〜80℃、好ましくは50〜70℃である。
水添分解に必要な水素は化学反応により、又は熱分解により水素を放出する化合 物、例えば蟻酸アンモニウムにより与えることもできる。
一般式(I I)の生成物は一般式: [式中Ar及びphは上記と同義である]の生成物の加水分解又はアルコーリシ スにより得ることができる。
Rが上記と同義である一般式R−OHのアルコールを用いてアルコーリシスを行 うのが特に有利であり、方法は酸性媒体中で行う。
アルコーリシスは塩酸などの無機強酸の存在下でメタノールを用いて行うのが好 ましい。
アルコーリシスは反応媒体の還流温度近辺の温度で行うのが有利である。
一般式(III)の生成物は一般式: [式中Ar及びphは上記と同義であり、R,はエステル又はエーテルの形態で アルコール官能基を保護する基を示す]のけん化又は水添分解、及びそれに続( 一般式(I I I)の(3R,4S)ジアステレオマーの他のジアステレオマ ーからの分離により得ることができる。
さらに特定するとR1はアルキル、フェニルアルキル又はフェニル基、あるいは R’+CO基を示し、ここでRo、はアルキル、フェニルアルキル又はフェニル 基を示す。
一般にアルコール官能基がエステルの形態で保護されている場合、適した溶媒中 で無機又は有機塩基、例えば水酸化アンモニウム、水酸化リチウム、水酸化ナト リウム又は水酸化カリウムを用いてけん化を行う。
メタノール−水又はテトラヒドロフラン−水混合物などの水性−有機媒体を溶媒 として用いるのが好ましい。反応は一10〜+20℃の温度で行う。
一般にアルコール官能基がエーテルの形態で保護されている場合、場合により例 えば蟻酸アンモニウムの分解によりその場生成される水素を用い、1〜10%( W/W)のパラジウムを含むパラジウムブラックなどの触媒の存在下で水添分解 を行う。
(3R,4S)ジアステレオマーの分離は、場合によりヘキサンなどの脂肪族炭 化水素の存在下における酢酸エチルなどの適した有機溶媒からの選択的結晶化に より、又はシリカ上のクロマトグラフィーにより行うことができる。
一般式(I V)の生成物は一般式: [式中、A「及びphは上記と同義である]のイミンを一般式: 原子を示す] の酸ハライド上に環状付加することにより得ることができる。
一般に反応は一20〜50℃、好ましくは0℃近辺の温度で、第3アミン(トリ エチルアミン、N−メチルモルホリン)又はピリジンから選ばれる塩基の存在下 、メチレンクロリド又はクロロホルムなどの場合によりハロゲン化された脂肪族 炭化水素及びベンゼン、トルエン又はキシレンなどの芳香族炭化水素から選ばれ る有機溶媒中で行う。
一般式(V)の生成物はM、Furukawa et al、、Chem、Ph arm、Bul 1..25 (1)、181−184 (1977)に記載の 条件下で得ることができる。
Rが水素原子を示す一般式(I)の生成物は、Rが場合によりフェニル基で置換 されていることができる炭素数が1〜4のアルキル基、又はフェニル基を示す一 般式(1)の生成物のけん化によっても得ることができる。
一般にけん化は、メタノール−水混合物などの水性−アルコール性媒体中でアル カリ金属水酸化物(水酸化リチウム、水酸化ナトリウム)、アルカリ金属炭酸塩 又は重炭酸塩(重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム)などの無機塩基を用いて行 い、方法は10〜40’C1好ましくは25℃近辺の温度で行う。
一般式(1)の酸は顕著な抗腫瘍及び抗白血病性を有する一般式:[式中Arは 上記と同義であり、R2は水素原子又はアセチル基を示し、R3は場合により水 素原子及びアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アルカノイル、アルカノイル オキシ、ニド咀アミノ、アルキルアミ八ジアルキルアミノ、カルバモイル又はト リフルオロメチル基から選ばれる同−又は異なる1つ又はそれ以上の原子又は基 により置換されていることができるフェニル基を示し、アルキル基及び他の基の アルキル部分は炭素数が1〜4であるが、あるいは別の場合R3は基R4−0− を示し、ここでR1はニ ー炭素数が1〜8の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル基、炭素数が3〜6のアル ケニル基、炭素数が3〜6のシクロアルキル基、炭素数が4〜6のシクロアルケ ニル基を示し、これらの基は場合によりハロゲン原子及びヒドロキシル基、炭素 数が1〜4のアルキルオキシ基、各アルキル部分の炭素数が1・−4のジアルキ ルアミノ基、ピペリジノ基、モルホリノ基、1−ピペラジニル基(場合により炭 素数が1〜4のアルキル基又はアルキル部分の炭素数が1〜4のフェニルアルキ ル基により4位が置換されていることができる)、炭素数が4〜6のシクロアル キル基、炭素数が4〜6のアルケニル基、フェニル基、シアノ基、カルボキシ基 又はアルキル部分の炭素数が1〜4のアルキルオキシカルボニル基から選ばれる 1つ又はそれ以上の置換基により置換されていることができるか、−あるいは場 合によりハロゲン原子及び炭素数が1〜4のアルキル基、又は炭素数が1〜4の アルキルオキシ基から選ばれる1つ又はそれ以上原子又は基により置換されてい ることができるフェニル基を示すか、−あるいは場合により炭素数が1〜4の1 つ又はそれ以上のアルキル基により置換されていることができる5又は6員の飽 和又は不飽和窒素−含有複素環状基を示す] のタキサン誘導体の製造に特に有用である。
Arがフェニル基を示し、R3がアセチル基を示し、R3がフェニル基を示す一 般式(Vll)の生成物はタキソールの名称で既知であり、Arがフェニル基を 示し、R2が水素原子を示し、R3がtert−ブトキシ基を示す場合はタキソ テレ(Taxo t e r e)の名称で既知である。
一般式(VII)のタキサン誘導体は一般式:[式中、Ar及びR3は上記と同 義であり、G3はヒドロキシド官能基を保護する基、例えばメトキシメチル、( 1−エトキシ)エチル、ベンジルオキシメチル、(β−トリメチルシリルエトキ シ)メチル、テトラヒドロピラニル、2. 2. 2−1リクロロエトキシメチ ル又は2. 2. 2−トリクロロエトキシカルボニル基を示す]の酸を場合に よりハライド、無水物又は混合無水物の形態で一般式:[式中、G、はヒドロキ シル官能基を保護する基、例えば2. 2. 2−トリクロロエトキシカルボニ ル又は、トリアルキルシリル、ジアルキルアリールシリル、アルキルジアリール シリル又はトリアリールシリル基を示し、ここで各アルキル部分の炭素数は1〜 4であり、各アリール部分は好ましくはフェニル基を示し、G2はアセチル基又 はヒドロキシル官能基を保護する基、例えば2. 2. 2−トリクロロエトキ シルボニル基を示す] のタキサン誘導体に反応させ、一般式:[式中Ar、R3、G3、G2及びG、 は上記と同義である]の生成物を得、その後幕G5、G2及びG3を水素原子で 置換することにより得ることができる。
一般にエステル化は縮合剤、例えばジシクロヘキシルカーポジイミドなどのカー ポジイミド、又は2−ピリジルカーボネートなどの活性炭酸塩、及び活性化剤、 例えば4−ジメチルアミノピリジン又は4−ピロリジノピリジンなどのアミノピ リジンの存在下で行い、方法は芳香族炭化水素(ベンゼン、トルエン、キシレン 、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼン、クロロベンゼン)、エーテル(テト ラヒドロフラン)、ニトリル(アセトニトリル)又はエステル(酢酸エチル)な どの有機溶媒中の0〜90℃の温度で行う。
保護基G3、G2及びG3の水素原子による置換は一般に30〜60℃の温度の 酢酸の存在下で亜鉛で処理することにより、あるいは保護基の1つが2. 2.  2−1−リククロエトキシカルポニル基を示す場合、炭素数が1〜3の脂肪族 アルコール中の溶液において亜鉛の存在下で塩酸又は酢酸などの無機又は有機酸 を用いて、あるいは保護基の1つがシリル化基を示す場合、酸性媒体中で処理す ることにより行う。
一般式(V I I I)の酸は一般式[式中、Ar、R3及びG3は上記と同 義であり、Roは場合によりフェニル基により置換されていることができる炭素 数が1〜4のアルキル基又はフェニル基を示す] のエステルを、メタノール−水混合物などの水性−アルコール性媒体中でアルカ リ金属水酸化物(水酸化リチウム、水酸化ナトリウム)、アルカリ金属炭酸塩又 は重炭酸塩(重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム)などの無機塩基を用いてけん 化することにより得ることができ、方法は10〜40℃、好ましくは25℃近辺 の温度で行う。
一般式(XI)の生成物はエーテルの製造のための通常の条件下で、さらに特定 するとJ −N、Denis et al、 、J、 Org、 Chem、、 旦1.46−50(1986)に記載の方法に従い、一般式:[式中、Ar、R 3及びRoは上記と同義である]の生成物から得ることができる。
一般式(XII)の生成物はフェニル核が場合により置換されていることができ るベンゾイルハライド、あるいは一般式:%式%) [式中、R4は上記と同義であり、Xはハロゲン原子(フッ素、塩素)又は残基 −0−R4又は−OCo OR4を示す]の生成物を、Rが場合によりフェニル 基により置換されていることができる炭素数が1〜4アルキル基又はフェニル基 を示す一般式(1)の生成物と反応させることにより得ることができる。
一般に方法は重炭酸ナトリウムなどの無機塩基の存在下のメチレンクロリドなど の有機溶媒中で行う。
Arがシアノ基により置換されたフェニル基を示す一般式(XII)の生成物は 、Arがカルバモイル基により置換されたフェニル基を示し、アルコール官能基 が好ましくはシリル化基により保護された一般式(XTI)の生成物を脱水し、 その後保護基を水素原子で置換することにより得ることができる。
脱水は一般にアミドからのニトリルの製造のための通常の方法に従って行うこと ができる。例えばピリジン中のオキシ塩化リンを用いる。
一般式(Vll)のタキサン誘導体は、最初に一般式(Xll)の生成物を一般 式 [式中、Ar及びR8は上記と同義であり、R3及びR6は同−又は異なり水素 原子又は炭素数が1〜4のアルキル基、場合により炭素数が1〜4の1つ又はそ れ以上のアルコキシ基により置換されていることができるアリール基、好ましく はフェニル基を示すか、あるいは別の場合R5は炭素数が1〜4のアルコキシ基 又はトリハロメチル基、例えばトリクロロメチル基を示し、R6は水素原子を示 すか、あるいは別の場合Rs及びR6は一緒になってそれらが結合している炭素 原子と共に4〜7員の環を形成する] のオキサゾリジン誘導体に変換し、続いて一般式(IX)のタキサン誘導体を一 般式(X I V)の酸を用いてエステル化し、一般式:[式中、Ar、G1、 G2、R8、RS及びR6は上記と同義である]の生成物を得、R5及びR6が 同−又は異なり炭素数が1〜4のアルキル基、又はアリール基、好ましくは場合 により置換されていることができるフェニル基を示すか、あるいは別の場合R5 がトリハロメチル基又はトリハロメチル基により置換されたフェニル基を示し、 R6が水素原子を示すか、あるいは別の場合R5及びR6は一緒になってそれら が結合している炭素原子と共に4〜7員の環を形成する場合、それを一般式のタ キサン誘導体を介して一般式(VII)のタキサン誘導体に変換し、それをベン ゾイルクロリド又は一般式(XIII)の生成物を用い、例えばPCT出願WO 9209589に記載の条件下でアシル化してから一般式: の生成物を得、その保護基G1及びG2を上記の条件下で水素原子により置換す ることによっても得ることができる。
以下の実施例は本発明を例示するものである。
実施例1 活性炭粉末担持パラジウムの3%懸濁液0.91gに30cm3のメタノール及 びlQcm”の酢酸の混合物中の1.6gの(2R,3S)−2−ヒドロキシ− 3−[(S)−1−フェニル]エチルアミノー3−フェニルプロピオン酸メチル の溶液を加える。反応混合物を250cm3のステンレススチールのオートクレ ーブ中で撹拌しながら2600kPa(26バール)の水素圧において65℃の 温度に4時間加熱する。続いて反応混合物を20℃近辺の温度に冷却し、セライ トを含む焼結ガラス上で濾過する。焼結ガラスを10cm3のメタノールで3回 洗浄し、濾液を集め、続いて40℃近辺の温度の減圧下(2,7kPa)で濃縮 乾燥する。残留物に4Ocm’の蒸留水を補足し、得られた溶液を水酸化ナトリ ウムの7.5N水溶液8cm’を加えることによりpH7近辺のアルカリ性とし 、続いて60cm”のジクロロメタンで4回抽出する。
有機相を集め、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、続いて40℃の減圧下( 2,7k P a)で濃縮乾燥する。かくして0.74gの白色結晶が得られ、 それをジイソプロピルエーテル及び酢酸エチル(体積により7O−30)の混合 物10cm3から再結晶し、0.54gの(2R13S)−3−アミノ−2−ヒ ドロキシ−3−フェニルプロピオン酸メチルが101℃の融点の白色結晶の形態 で得られ、その特性は以下の通りであるニ ー比旋光度= [α]2°、=−19°(c=0.51;メタノール)−NMR スペクトル(300MHz ; CDC13)δ(pI)m): 2.22 ( m、3H: −NH2及びO旦’) ;3.81 (S。
3HニーC00C旦3) ;4.32 (s、2H; 、C旦OH及び−C旦N H,)ニア、20〜7.5 (m、5HニーC5Hs)。
(2R,3S) −2−ヒドロキシ−3−[(S)−1−フェニル]エチルアミ ノー3−フェニルプロピオン酸メチルは以下の方法で製造することができる: 30cm”のメタノール及び6cm”の6N塩酸水溶液の混合物中の0゜8gの (3R,4S) −3−ヒドロキシ−4−フェニル−1−[(S)−1−フェニ ル]エチルー2−アゼチジノンの溶液を20時間還流しく65℃)、続いて20 ℃近辺の温度に冷却し、40℃近辺の減圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥する。
残留物に20cm”の蒸留水を補足し、水酸化ナトリウムの7.5N水溶液を加 えることによりpH7近辺までアルカリ性とし、続いて2.5cm”のジクロロ メタンを用いて3回抽出する。有機相を集め、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾 過し、続いて40℃の減圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥する。かくして0.7 4gの(2R,3S)−2−ヒドロキシ−3−[(S) −1−フェニル]エチ ルアミノー3−フェニルプロピオン酸メチルが淡黄色の油の形態で得られ、その 特性は以下の通りであるニー比旋光度: [(!] ”D= 22.7” (c =1.00 :メタノール)−NMRスペクトル(200MHz : CDC1 g)δ (ppm) 二 1. 34 (d、3H,J=7Hz : −CC旦 s);2.7(m、2HニーCNHC−及び−O旦) ;3.71 (q、IH ,J=7HzニーC旦NH) ;3.84 (s、 3H: −COOCHs)  ;4.2(d、IH,J=4HzニーC旦0H−) ;4.35 (d、 1 1−I、 J=4HzニーC旦NH); 7.20〜7.45 (m、5Hニー Co旦S)。
(3R,4S)−3−ヒドロキシ−4−フェニル−1−[(S)−1−フェニル ]エチルー2−アゼチジノンは以下の方法の1つに従って製造することができる : 1)水酸化カリウムのINN水溶液120cm反び90cm”のテトラヒドロフ ランの混合物に、120cm”のテトラヒドロフラン中の3−アセトキシ−4− フェニル−1−[(S)−1−フェニル]エチルー2−アゼチジノンの2つのジ アステレオマー、A形態及びB形態の75/25モル比の混合物3.3gの溶液 を、0℃近辺の温度で撹拌しながら35分かけて加える。添加の完了後、反応媒 体をO℃近辺の温度で1時間撹拌し、続いて120cm3の炭酸水素ナトリウム の飽和水溶液及び100cm”の蒸留水を補足する。水相をデカンテーションに より分離し、100cm5の酢酸エチルで3回再抽出する。有機相を集め、硫酸 マグネシウム上で乾燥し、濾過し、40℃の減圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥 する。かくして2.8gの白色結晶が得られ、それを酢酸エチルとヘキサンの混 合物(体積により8080−20)35’から再結晶し、1.92gの(3R, 4S)−3−ヒドロキシ−4−フェニル−1−[(S)−1−フェニル]エチル ー2−アゼチジノンを融点が162℃の白色結晶の形態で得、その特性は以下の 通りであるニー比旋光度= [α] ”o= + 132°(cm1.08;メ タノール)−NMRスペクトル(200MHz ; CDCI 3)3−アセト キシ−4−フェニル−1−[(S)−1−フェニル]エチルー2−アゼチドンの A形態及びB形態の混合物は以下の方法で製造することができる: 180cm’のクロロホルム中の14.63gの(S)−N−ベンジリデン(1 −フェニルエチルアミン)の溶液に、20℃近辺の温度で撹拌しながら19.6 cm”のトリエチルアミンを加え、続いて反応混合物を一20℃近辺の温度に冷 却し、この温度を保って90cm”のクロロホルム中の5. 17 cm3の2 −アセトキシアセチルクロリドを75分かけて滴下する。20℃近辺の温度に保 った溶液を16時間撹拌し、続いて塩酸の2.7N水溶液300cm5を補足す る。デカンテーションにより有機相を分離し、300cm3の蒸留水で2回、そ の後300cm”の炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウム 上で乾燥し、濾過し、続いて40℃の減圧下(2,7k P a)で濃縮乾燥す る。かくして16.5 gの茶色の油が得られ、それを直径が6.8 cmのカ ラムに含まれる800gのシリカ(0,04〜0.063mm)上のクロマトグ ラフィー[溶離剤ニジクロヘキサン−酢酸エチル(体積により7O−30)]に より精製し、22cm”の両分を回収する。両分100〜153を集め、40℃ の減圧下(2,7k P a)で濃縮乾燥する。かくして3−アセトキシ−4− フェニル−1−[(S)−1−フェニル]エチルー2−アゼチジノンの2つのジ アステレオマーの75/25のモル比の混合物10.65gが黄色油の形態で得 られる。
(S)−N−ベンジリデン(1−フェニルエチルアミン)はM、Furukaw a et al、、Chem、Pharm、Bull、、1977.25 (1 )、181−184に記載の方法に従って製造することができる。
2)3−イソブチリルオキシ−4−フェニル−1−[(S)−1−フェニル]エ チルー2−アゼチジノンの2つのジアステレオマー、A形態及びB形態の70/ 30モル比の混合物100mgから出発する以外は上記の方法を行うことにより 、82mgの(3R,4S)−3−ヒドロキシ−4−フェニル−1−[(S)− 1−フェニル]エチルー2−アゼチジノンが融点162℃の白色結晶の形態で得 られ、その物理的性質は上記で得た生成物と同一である。
3−イソブチリルオキシ−4−フェニル−1−[(S)−1−フェニル]エチル ー2−アゼチジノンのA及びB形態の混合物は、1. 91gの(S)−N−ベ ンジリデン(1−フェニルエチルアミン)及び1gの2−イソブチリルオキシア セチルクロリドから出発する以外は上記の方法を行うことにより製造することが できる。3−イソブチリルオキシ−4−フェニル−1−[(S)−1−フェニル ]エチルー2−アゼチジノンの2つのジアステレオマーの70/30モル比の混 合物1.27gが黄色油の形態で得られる。
2−イソブチリルオキシアセチルクロリドは以下の方法で製造することができる : アルゴン雰囲気下に保った100cm3のジクロロメタン中の5gのグリコール 酸の溶液に、20℃近辺の温度で撹拌しながら18.3Om”のトリエチルアミ ンを加え、続いて反応混合物を5℃近辺の温度に冷却し、この温度を保ちながら 13. 8cm3のイソブチリルクロリドを30分かけて滴下する。得られた溶 液を20℃近辺の温度で3時間撹拌する。現れた沈澱を濾過により分離し、10 0m3のジクロロメタンで2回洗浄する。集めた濾液を60cm’の塩化アンモ ニウムの飽和水溶液、続いて3Ocm’の塩化ナトリウムの飽和水溶液で洗浄し 、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、続いて40℃の減圧下(2,7kPa )で濃縮乾燥する。か(して13gの黄色油が得られ、それに24cm”のスル フィニルクロリドを加える。得られた溶液を2.5時間還流し、続いて減圧下( 0,07kPa :0.5mmHg)で蒸留する。か(して3.4gの2−イソ ブチリルオキシアセチルクロリドが無色の液体の形態で得られ、それを0.07 kPaの圧力において45〜50℃で蒸留する。
3)パラジウムカーボン粉末の10%の分散液43mgに6cm”のメタノール 中の3−ベンジルオキシ−4−フェニル−1−[(S)−1−フェニル]エチル ー2−アゼチジノンの2つのジアステレオマー、A形態及びB形態の60/40 モル比の混合物91mgの溶液、続いて32mgの蟻酸アンモニウムを加える。
反応混合物を20℃近辺の温度のアルゴン雰囲気下で撹拌しながら72時間保ち 、続いてパラジウムの105分散液56mg及び128mgの蟻酸アンモニウム を加える。反応混合物を撹拌しながらこの温度に26時間保つ。続いてセライト を含む焼結ガラス上で反応混合物を濾過する。焼結ガラスを5cm”のジクロロ メタンで3回洗浄し、続いて集めた濾液を40℃近辺の温度の減圧下(2,7k  P a)で濃縮する。かくして70mgの白色結晶が得られ、それをプレート (厚さが1mmのゲル;20cmプレートで20回)上に沈着させたシリカゲル 上のクロマトグラフィーにより10mgづつ精製する。紫外線下で所望の生成物 に対応する領域の位置を決定した後、この領域をこすり取り、シリカを回収し、 続いて焼結ガラス上で5cm3のジクロロメタンで10回及び2cm”のメタノ ールで5回洗浄する。
濾液を集め、40℃の減圧下(0,27k P a)で濃縮乾燥する。かくして 28mgの(3R,4S)−3−ヒドロキシ−4−フェニル−1−[(S)−1 −フェニル]エチルー2−アゼチジノンが融点162℃の白色結晶の形態で得ら れ、その物理的性質は上記で得た生成物と同一である。
3−ベンジルオキシ−4−フェニル−1−[(S)−1−フェニル]エチルー2 −アゼチジノンのA及びB形態の混合物は、2.0gの(S)−N−ベンジリデ ン(1−フェニルエチルアミン)及び1.38gの2−ベンジルオキシアセチル クロリドを用いて出発する以外は上記の方法を行うことにより製造することがで きる。かくして3−ベンジリレオキシ−4−フェニル−1−[(S)−1−フェ ニル]エチルー2−アゼチジノンの2つのジアステレオマーの60/40モル比 の混合物1. 25gが黄色油の形態で得られる。
実施例2 アルゴン雰囲気下に保った8cm”のジクロロメタン中の0.53gの(2R, 3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオン酸メチルの溶液 に0.25gの炭酸水素ナトリウムを加え、続いて20℃近辺の温度で2cm’ のジクロロメタン中の0.73gのジーtert−ブチルジカーボネートの溶液 を滴下する。得られた溶液を20℃近辺の温度で72時間撹拌し、続いて20c m”の蒸留水を補足する。
水相をデカンテーションにより分離し、10cm3のジクロロメタンで2回再抽 出する。有機相を集め、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、40℃近辺の減 圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥する。
かくしてジイソプロピルエーテルからの結晶化の後に0145gの(2R,3S )−3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシ−3−フェニル プロピオン酸メチルが融点135℃の白色結晶の形態で得られ、その物理的性質 は欧州特許EP 0,414.610に記載のものと同一であるニ ー比旋光度: [α]1・。=−2,6’ (cm1 ;メタノール)[a]  ”o= 7.4” (cm1.03 ;クロロホルム)−NMRスペクトル(2 00MHz ; CDC1s)δ(pI)m): 1.42 (S、9H: N HCOOC(CHs)s); 3゜16 (d、IH,J=5Hz ニーOH) ; 3.87 (s、3HニーC00CHs): 4.48 (m、IH: C HOH); 5.22 (ブロードd、IH,J=10.5HzニーC旦NHC OOC(CHs)s);5゜39 (d、IH,J=10.5Hz ;−N旦C 00C(CHs)s); 7゜20〜7.45 (m、5H: CaHs)。
かくして得られた生成物は欧州特許EP O,336,841に記載の条件下で タキソテレに変換することができる。
実施例3 活性炭粉末担持パラジウムの10%分散液1gに95cm”のメタノール及び3 2cm”の酢酸の混合物中の5.05gの(2R,3S)−2−ヒドロキシ−3 −[(S) −1−フェニル]エチルアミノ−3−(4−フルオロフェニル)プ ロピオン酸メチルの溶液を加える。反応混合物を1000−cm”のステンレス スチールのオートクレーブ中の2300kPa (23バール)の水素圧におい て撹拌しながら65℃に5時間加熱する。続いて反応混合物を20℃近辺の温度 に冷却し、セライトを含む焼結ガラス上で濾過する。焼結ガラスを3Qcm”の メタノールで3回洗浄し、濾液を集め、続いて40℃近辺の温度の減圧下(2, 7kPa)で濃縮乾燥する。
残留物に5Qcm3の蒸留水を補足し、得られた溶液を水酸化ナトリウムの7. 5N水溶液を加えたpH7近辺のアルカリ性とし、続いて89cm”のジクロロ メタンで3回抽出する。有機相を集め、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、 続いて40℃近辺の減圧下(2,7k P a)で濃縮乾燥する。かくして2. 45gの(2R,3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシ−3−(4−フルオロフ ェニル)プロピオン酸メチルが融点105℃のクリーム色の結晶の形態で得られ 、その物理的性質は以下の通りであるニ ーNMRスペクトル(300MHz ;CDCl3+εCDIC0OD;ppm におけるδ) 3.56 (s、3HニーC00C旦s):4.61及び4.69 (2mt。
それぞれIHニーCHOH及び−CHNHり; 7.06 [t、J=8゜5H z、2HニーC,H,F C一旦3及び−85)] ; 7.46 [dd。
J=8.5及び6.5Hz、2H: C11H4F (−H2及び−H6)]。
(2R,3S)−2−ヒドロキシ−3−[(S)−1−フェニル]エチルアミノ −3−(4−フルオロフェニル)プロピオン酸メチルは以下の方法で製造するこ とができる: 175cm”のメタノール及び塩酸の6N水溶液35cm3の混合物中の5.4 5gの(3R,4S)−3−ヒドロキシ−4−(4−フルオロフェニル)−1− [(S)−1−フェニル]エチルー2−アゼチジノンの溶液を18時間還流しく 65℃)、続いて20℃近辺の温度に冷却し40℃近辺の減圧下(2,7kPa )で濃縮乾燥する。残留物に150cm”の蒸留水を補足し、水酸化ナトリウム の7.5N水溶液を加えることによりpH7近辺のアルカリ性とし、続いて15 0cm’のジクロロメタンで3回抽出する。有機相を集め、硫酸マグネシウム上 で乾燥し、濾過し、続いて40℃近辺の減圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥する 。
かくして5.08gの(2R,3S)−2−ヒドロキシ−3−[(S)−1−フ ェニル]エチルアミノ−3−(4−フルオロフェニル)プロピオン酸メチルが淡 黄色部の形態で得られ、その物理的性質は以下の通りであるニ ーNMRxベクトル(300MHz ;CDCl5; Dpmにおけるδ)1. 26 (d、J=7Hz、3HニーCHC旦3) ; 3.60 (q、 J= 7Hz、IHニーC旦CHs):3.79 (s、3HニーC00C旦3);4 .12及び4.19 (2d、J=3Hz、それぞれIHニーC旦OH旦、及び −〇、H,F (−且2及び一旦6)]。
(3R,4S)−3−ヒドロキシ−4−(4−フルオロフェニル)−1−[(S )−1−フェニル]エチルー2−アゼチジノンは以下の方法で製造することがで きる: 水酸化カリウムのIN水溶液470cm”及び250cm3のテトラヒドロフラ ンの混合物に、0℃近辺の温度で撹拌しながら300cm”のテトラヒドロフラ ン中の3−アセトキシ−4−(4−フルオロフェニル)−1−[(S)−1−フ ェニル]エチルー2−アゼチジノンの2つのジアステレオマー、A及びB形態の 75/25モル比の混合物12.4gの溶液を75分かけて加える。添加の完了 後、反応媒体を0β近辺の温度で2.5時間撹拌し、続いて250cm”の炭酸 水素ナトリウムの飽和水溶液を補足する。水相をデカンテーションにより分離し 、250cm3の酢酸エチルで3回再抽出する。有機相を集め、硫酸マグネシウ ム上で乾燥し、濾過し、40℃近辺の減圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥する。
かくして10.1gの白色結晶が得られ、それを酢酸エチル及びヘキサン(体積 により8O−20)の混合物55cm”から再結晶し、5゜45gの(3R,4 S)−3−ヒドロキシ−4−(4−フルオロフェニル)−1−[(S)−1−フ ェニル]エチルー2−アゼチジノンを融点155℃の白色結晶の形態で得、その 物理的性質は以下の通りであるニーNMRスペクトル(300MHz ; CD CI s ; ppmにおけるδ)7.30[mt、7HニーC,H,及び−C ,84F(一旦2及び一旦6)]。
]3−アセトキシー4−4−フルオロフェニル)−1−[(S)−1−フェニル ]エチルー2−アゼチジノンのA及びB形態の混合物は以下の方法で製造するこ とができる: 220cm3のクロロホルム中の16.8gの(S)−N−(4−フルオロ)− ベンジリデン(1−フェニルエチルアミン)の溶液に、20℃近辺の温度で撹拌 しながら20.8gのトリエチルアミンを加え、続いて反応混合物を一20℃の 温度に冷却し、この温度を保ちながら80cm”のクロロホルム中の8.2gの 2−アセトキシアセチルクロリドの溶液を1時間かけて滴下する。得られた溶液 を20℃近辺の温度で16時間撹拌し、続いて塩酸の2.7N水溶液200cm ’を補足する。
デカンテーションにより有機相を分離し、200cm”の蒸留水で2回、続いて 200cm3の炭酸水素すトリウムの飽和水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上 で乾燥し、濾過し、続いて40℃近辺の減圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥する 。かくして19.7gの茶色の油が得られ、それを直径が8.5cmのカラムに 含まれる1100gのシリカ(0,04〜0.063mm)上のクロマトグラフ ィーにより精製し[溶離剤ニジクロヘキサン−酢酸エチル(体積により7O−3 0)] 、660cmの両分を集める。所望の生成物のみを含む両分を集め、4 0℃の減圧下(0,27k P a)で濃縮乾燥する。かくして3−アセトキシ −4−(4−フルオロフェニル)−1−[(S)−1−フェニル]エチルー2− アゼチジノンの2つのジアステレオマーの75/25モル比の混合物13゜7g が黄色部の形態で得られる。
(S)−N−(4−フルオロ)ベンジリデン(1−フェニルエチルアミン)は以 下の方法で製造することができる:80cm’のジクロロメタン中の12.4g の4−フルオロベンズアルデヒドの溶液に、20℃近辺の温度で撹拌しながら1 3cm3の(S)=1−フェニルエチルアミン及び6gの4人モレキュラーシー ブを加える。反応混合物を20℃近辺の温度で16時間撹拌し、続いてセライト を含む焼結ガラス上で濾過する。焼結ガラスを20cm3のジクロロメタンで3 回洗浄し、濾液を集め、続いて40℃近辺の減圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥 する。かくして18.3gの(S)−N−(4−フルオロ)ベンジリデン(1− フェニルエチルアミン)が乳白色部の形態で得られる。
実施例4 アルゴン雰囲気下に保った60cm”のジクロロメタン中の2.4gの(2R, 3S) −3−アミノ−2−ヒドロキシ−3−(4−フルオロフェニル)プロピ オン酸メチルの溶液に0.95gの炭酸ナトリウムを加え、続いて20℃近辺の 温度で20cm3のジクロロメタン中の2゜46gのジーtert−ブチルジカ ーボネートの溶液を滴下する。得られた溶液を20℃近辺の温度で16時間撹拌 し、続いて100cm3の蒸留水を補足する。水相をデカンテーションにより分 離し、50cm”のジクロロメタンで2回再抽出する。有機相を集め、硫酸マグ ネシウム上で乾燥し、濾過し、40℃近辺の減圧下(2,7k P a)で濃縮 乾燥する。
かくしてジイソプロピルエーテルからの結晶化の後に2.35gの(2R,3S ) −3−t e r t−ブトキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシ−3− (4−フルオロフェニル)プロピオン酸メチルが融点125℃の白色結晶の形態 で得られ、それを欧州特許EP O,336,841に記載の条件下で(2R, 3S) −3−t e r t−ブトキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシ− 3−(4−フルオロフェニル)プロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイル オキシ−5β、20−エポキシ−1β97β、10β−トリヒドロキシ−9−オ キソ−11−クキセン−13α−イルに変換する。
実施例1に記載の条件下で方法を行い、以下の中間体を介して(2R13S)− 3−アミノ−2−ヒドロキシ−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピ オン酸メチルを融点が134℃のクリーム色の結晶の形態で製造するニ ー黄色部の形態(7)(2R,3S)−2−tニトロキシ−3−[(S) −1 −フェニルエチルアミン−3−(4−1リフルオロメチルフエニル)プロピオン 酸メチル、 一融点が165℃の白色結晶の形態の(3R,4S)−3−ヒドロキシ−4−( 4−トリフルオロメチルフェニル)−1−[(S)−1−フェニル]エチルー2 −アゼチジノン、 −白色ペーストの形態の3−アセトキシ−4−(4−1−リフルオロメチル)− 1−[(S)−1−フェニル]エチルー2−アゼチジノンのA及びB形態の混合 物、 一融点が50℃より低い白色結晶の形態の(S)−N−(4−)リフルオロメチ ルフェニル)ベンジリデン(1−フェニルエチルアミン)。
実施例6 2.73gの(2R,3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシ−3−(4−トリフ ルオロメチルフェニル)プロピオン酸メチルを用いて出発する以外は実施例2に 記載の方法を行うことにより、2.43gの(2R23S) 3−tert−ブ トキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシ−3−(4−トリフルオロメチルフェ ニル)プロピオン酸メチルを融点が120℃の白色結晶の形態で得、その物理的 性質は以下の通りであるニーNMRスペクトル(300MHz ;DMSO−d s; ppmにおけるδ) 1.40 [s、9HニーNHCOO(C旦s) sl ; 3.62 (S、  3Hニーcooc旦s):4.40 (ml、IHニーC旦OH) ; 5. 08 [(dd、J=11及び4.5Hz、IHニーC旦NHCOOC(CHs )sl;5.65 (d、J=6.5Hz、IHニー0旦) ;7.40 [d 、J=かくして得た生成物を欧州特許EP0,336,841に記載の条件下で (2R,3S)−3−ter t−ブトキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシ −3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピオン酸4−アセトキシ−2α −ベンゾイルオキシ−5β、20−エポキシ−1β。
7β、10β−トリヒドロキシ−9−オキソ−11−クキセン−13α−イルに 変換する。
実施例7 実施例1に記載の条件下で方法を行い、以下の中間体を介して(2R93S)− 3−アミノ−2−ヒドロキシ−3−(4−ジメチルアミノフェニル)プロピオン 酸メチルを融点が119℃のクリーム色の結晶の形態で製造するニ ー融点が122℃の白色結晶の形態の(2R,3S) −2−ヒドロキシ−3− [(S)−1−フェニルエチルアミン−3−(4−ジメチルアミノフェニル)プ ロピオン酸メチル、 −融点が220℃の白色結晶の形態の(3R,4S)−3−ヒドロキシ−4−( 4−ジメチルアミノフェニル)−1−[(S)−1−フェニル]エチルー2−ア ゼチジノン、 −融点が136℃の白色結晶の形態の3−アセトキシ−4−(4−ジメチルアミ ノフェニル)−1−[(S)−1−フェニル]エチルー2−アゼチジノンのA及 びB形態の混合物、 −融点が50℃より低い白色結晶の形態の(S)−N−(4−ジメチルアミノ) ベンジリデン(1−フェニルエチルアミン)。
実施例8 0.8gの(2R,3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシ−3−(4−ジメチル アミノフェニル)プロピオン酸メチルを用いて出発する以外は実施例2に記載の 方法を行うことにより、0.82gの(2R,3S)−3−tert−ブトキシ カルボニルアミノ−2−ヒドロキシ−3−(4−ジメチルアミノフェニル)プロ ピオン酸メチルを融点が120℃の白色結晶の形態で得、その物理的性質は以下 の通りであるニーNMRスペクトル(200MHz :DMSO−ds; pp mにおけるδ) 1.39 [s、9H: NHCOOC(C)(s) ml ; 2.90 [ s、6HニーN (CHs)!] ; 3.59 (S、3HニーC00CHs ): 4.21(dd、J=7.5及び4.5Hz、IHニーCHOH);4. 81 [(dd、J=9.5及び4.5Hz、IHニーC1(NHCOOC(C Hs)sl;5.47 (d、J=7.5Hz、IHニーOH);7.02 [ d、J=9.5Hz、IHニーNHCOOC(CHs)sl ; 6.66 [ d、J=8゜5Hz、2HニーC5H4N (CHs)*(−H3及び−H5) ];7.1かくして得た生成物を欧州特許EP0,336.841に記載の条件 下で(2R,3S)−3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキ シ−3−(4−ジメチルアミノフェニル)プロピオン酸4−アセトキシ−2α− ベンゾイルオキシ−5β、20−エポキシ−1β、7β、10β−トリヒドロキ シ−9−オキソ−11−クキセン−13α−イルに変換する。
実施例9 活性炭粉末担持パラジウムジヒドロキシドの20%分散液2.1gに100cm ”のメタノール及び3cm”の酢酸の混合物中の5.5gの(2R,3S) − 3−(4−カルバモイルフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[(S)−1−フェ ニル]エチルアミノプロピオン酸メチルの溶液を加える。反応混合物を20℃近 辺の温度及び120kPa (1,2バール)の水素圧において60時間撹拌す る。続いて反応混合物をセライトを含む焼結ガラス上で濾過する。焼結ガラスを 150m3のメタノールで3回洗浄し、濾液を集め、続いて40℃近辺の温度の 減圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥する。回収された結晶を焼結ガラス上で20 cm”のジエチルエーテルを用いて洗浄する。
かくして4.6gの(2R,33)−3−アミノ−3−(4−カルバモイルフェ ニル)−2−ヒドロキシプロピオン酸メチルが融点206℃の白色結晶の形態で 得られ、その物理的性質は以下の通りであるニーNMRスペクトル(300MH z;CDCl3;ppmにおけるδ)1.90 (s、3H: CHsC○O)  ;3. 60 (s、3H: −C0OC旦s);4.13(リミットab、  2HニーC旦OH及び−C旦NH’3): 7.30及び7. 95 (2s 、それぞれIHニーCON旦2)ニア、 40 [(d、 J=8.5Hz、  2HニーC,、H4C0NH,(一旦2及び一旦6)] ; 7.80 [d、 J=8.5,2HニーC6H4CONH2(一旦3及び一旦5)]。
(2R,3S)−3−(4−カルバモイルフェニル)−2−ヒドロキシ−3−[ (S)−1−フェニル]エチルアミノプロピオン酸メチルは以下の方法で製造す ることができる2 100cm”の酢酸中の10gの(3R,4S)−4−(4−シアノフェニル) −3−ヒドロキシ−1−[(S)−1−フェニル]エチルー2−アゼチジノンの 溶液に、10.9gの酢酸水銀を加える。反応媒体を5時間還流し、続いて20 ℃近辺の温度に冷却し、40℃近辺の減圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥する。
残留物に150cm’のメタノールを補足し、40℃近辺の温度における減圧下 (2,7kPa)で濃縮乾燥する。残留固体に300cm3のメタノールを加え 、40℃近辺の温度で撹拌しながら反応媒体に無水塩酸のガス流を1.5時間注 入する。
反応媒体を40℃の減圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥し、続いて300cm3 の酢酸エチル、300cm”の蒸留水及び100cm”の炭酸水素ナトリウムの 飽和溶液の混合物中に注ぐ。水相をデカンテーションにより分離し、250cm ”の酢酸エチルで2回再抽出する。有機相を集め、150cm”のナトリウムス ルフィドの3%水溶液で2回、続いて100cm3の蒸留水で2回洗浄し、硫酸 マグネシウム上で乾燥し、濾過し、その後40℃の減圧下(2,7kPa)で濃 縮乾燥する。回収した結晶を焼結ガラス上で20cm”のジエチルエーテルを用 いて洗浄する。かくして5.5gの(2R,3S)−3−(4−カルバモイルフ ェニル)−2−ヒドロキシ−3−[(S)−1−フェニル]エチルアミノプロピ オン酸メチルが融点130℃の白色結晶の形態で得られ、その物理的性質は以下 の通りであるニ ーNMRスペクトル(300MHz ;CDCl5;ppmにおける651.3 0 (d、J=7Hz、3HニーCHC旦s) ; 3.65 (q、J=7H z、IHニーCHCHs);3.85 (S、3H: C00C旦S);4.2 5及び4. 35 (2d、J=3. 5Hz、それぞれlHニーCHOH及び −CHNH−); 5.97及び6.17(2つの非分離複合体、 それぞれl H: C0NHz); 7.20〜7.40 (mt、5HニーC5Hs);7 .41 [d、J=8.5Hz、2HニーC,H4C0N11!()(2及びH 6)] ニア、81.[d、J=8.5Hz、2H: CsH,CONH2(H 3及びH5)]。
(3R,4S)−4−(4−シアノフェニル)−3−ヒドロキシ−1−[(S) −1−フェニル]エチルー2−アゼチジノンは以下の方法で製造することができ る: 550cm’のメタノール中の3−アセトキシ−4−(4−シアノフェニル)− 1−[(S)−1−フェニル]エチルー2−アゼチジノンの2つのジアステレオ マー、A及びB形態の65/35モル比の混合物55゜3gの溶液に、0℃近辺 の温度で撹拌しながら無水アンモニアのガス流を3時間注入する。反応媒体を4 0℃近辺の減圧下(2,7k P a)で濃縮乾燥する。
41gの白色結晶が得られ、それを280cm3の酢酸エチル及び70cm’の ジエチルエーテルの混合物から再結晶する。得られた結晶を2度目に160cm 3の酢酸エチルから再結晶し、続いて3度目に100cm3のアセトニトリルか ら再結晶する。か(して10gの(3R34S)−4−(4−シアノフェニル) −3−ヒドロキシ−1−[(S)−1−フェニル]エチルー2−アゼチジノンを 融点139℃の白色結晶の形態で得、その性質は以下の通りであるニーNMRス ペクトル(300MHz ;CDCl5;ppm1:おけるδ)1.39 (d 、J=7.5Hz、3HニーCHC旦s) : 3.89 (d。
J=6.5Hz、IHニー0旦);4.54 (d、J=4Hz、IHニーC旦 C5Hs) : 4.96 (dd、 J=6.5及び4Hz、IHニーCHO H); 4.96 (Q、J=7.5Hz、IH: CHCHs);7゜10〜 7.40 (m t、 5H: C,+旦s) ;7.43 [d、J=8.5 Hz、 2H: −C6H4CN (一旦2及び一旦6)] ;7.66 [d 、J=8.5Hz、2H: Cs旦4CN(一旦3及び一旦5)]。
]3−アセトキシー4−4−シアノフェニル) −1−[(S)−1,−フェニ ル]エチルー2−アゼチジノンのA及びB形態の混合物は以下の方法で製造する ことができる: 600cm3のクロロホルム中の56.1gの(S) −N −(4−シアノ) −ベンジリデン(1−フェニルエチルアミン)の溶液に、0℃近辺の温度で撹拌 しながら47.6gのトリエチルアミンを加え、続いてこの温度を保ちながら5 00cm’のクロロホルム中の18.6gの2−アセトキシアセチルクロリドの 溶液を3時間かけて滴下する。得られた溶液を20℃近辺の温度で16時間撹拌 し、続いて250cm’の蒸留水を補足する。デカンテーションにより有機相を 分離し、250cm3の蒸留水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し 、続いて40℃近辺の減圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥する。かくして76g の茶色の油が得られ、それを直径が15cmのカラムに含まれる3500gのシ リカ(0,04〜0.063mm)上のクロマトグラフィーにより精製する(溶 離剤ニジクロロメタン)。所望の生成物のみを含む両分を集め、40℃の減圧下 (0,27kPa)で濃縮乾燥する。か(して3−アセトキシ−4−(4−シア ノフェニル)−1[(S)−1−フェニル]エチルー2−アゼチジノンの2つの ジアステレオマーの65/35モル比の混合物55.3gが乳白色の油の形態で 得られる。
(S)−N−(4−シアノ)ベンジリデン(1−フェニルエチルアミン)は以下 の方法で製造することができる:200cm”のジクロロメタン中の25gの4 −シアノベンズアルデヒドの溶液に、20℃近辺の温度で撹拌しながら24.3 cm’の(S)−1−フェニルエチルアミン及び12gの4人モレキュラーシー ブを加える。反応混合物を20℃近辺の温度で16時間撹拌し、続いてセライト を含む焼結ガラス上で濾過する。焼結ガラスを5Qcm”のジクロロメタンで3 回洗浄し、濾液を集め、続いて40℃近辺の減圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥 する。かくして41.4gの(S)−N−(4−シアン)ベンジリデン(1−フ ェニルエチルアミン)が無色の油の形態で得られる。
実施例10 アルゴン雰囲気下に保った50cm3のテトラヒドロフラン中の2゜2gの(2 R,3S) −3−アミノ−3−(4−カルバモイルフェニル)−2−ヒドロキ シプロピオン酸メチルの溶液に、20℃近辺の温度で1゜24gの炭酸水素ナト リウムを加え、続いて1.62gのジーtert−ブチルジカーボネートの溶液 を加える。得られた溶液を20℃近辺の温度で48時間撹拌し、続いて40℃の 減圧下(2,7kPa)で濃縮乾燥し、20cm”の蒸留水を補足する。形成さ れた固体を濾過により分離し、10cm”の蒸留水、続いて10cm”のジイソ プロピルエーテルで洗浄し、空気乾燥する。
か(して2.1gの(2R,38) −3−t e r t−ブトキシカルボニ ルアミノ−3−(4−カルバモイルフェニル)−2−ヒドロキシプロピオン酸メ チルが融点232℃の白色結晶の形態で得られ、その物理的性質は以下の通りで あるニ ーNMRスペクトル(300MHz ;DMSOds;りI)mにおけるδ) 1.41 [s、9HニーNHCOOC(CHs) s] : 3.62 (S 、 3COOC(CHs) s]; 5. 65 (ブロードな非分解複合体、 IH,−0H);7.39及び8.00 (2s、それぞれIH: C0NHり ;7.41 [d、J=8.5Hz、2HニーC5H4CONHz(−H2及び −H6)] ; 7.84 (d、J=8.5Hz、2HニーCaH4C0NH z(一旦3.一旦5)]。
かくして得た生成物を欧州特許EP0,336.841に記載の条件下で(2R ,3S) −3−t e r t−ブトキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシ −3−(4−カルバモイルフェニル)プロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベン ゾイルオキシ−5β、20−エポキシ−1β、7β。
10β−トリヒドロキシ−9−オキソ−11−クキセン−13α−イルに変換す る。
実施例11 アルゴン雰囲気下に保った1、8gの(2R,33) −3−t e r t− ブトキシカルボニルアミノ−3−(4−カルバモイルフェニル)−2−ヒドロキ シプロピオン酸メチル及び15cm”の無水ピリジンの混合物に、20℃近辺の 温度で1.97cm”のトリエチルクロロシランを滴下する。添加が完了したら 反応媒体を20℃近辺の温度で3時間撹拌し、続いて200cm”の蒸留水及び 50cm’のジクロロメタンの混合物に注ぐ。水相をデカンテーションにより分 離し、続いて59cm”のジクロロメタンで3回再抽出する。有機相を集め、硫 酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、続いて40℃の減圧下(2,7kPa)で 濃縮乾燥し、回収した結晶を焼結ガラス上で20cm”のジイソプロピルエーテ ルを用いて洗浄する。
かくして1.92gの(2R,3S) −3−t e r t−ブトキシカルボ ニルアミノ−3−(4−カルバモイルフェニル)−2−)リエチルシリルオキシ ブロピオン酸メチルが融点165℃の白色結晶の形態で得られ、その物理的性質 は以下の通りであるニーNMRスペクトル(300MHz HDMSO−d、;  ppmにおけるδ) 0.43 (mt、6HニーO3i (C旦zcHs) s; o、go (t 、 J=7、5Hz、 9H: O3i (CHzC旦s) s; 1.40  [8,9H: −NHCOOC(CHs)sl ;3.56 (s、3H: C 00C旦s);4゜42 (d、J=4.5Hz、IHニーC旦OH) ;5. 04 [dd、 J=9.5及び4.5Hz、IHニーC旦NHCOOC(CH s)sl : 7.33 [d、J=9.5 夏−1z、IH: −N 旦C0 0C(CHs) sl ; 7.37及び7.98 (2s、それぞれIHニー C0NHz);、7.46 [d、J”8.5Hz、2H: C6H4CONH 2(一旦2及び一旦6)];7.84 (d、 J=8.5Hz、 2HニーC 3H4CONH1(一旦3.一旦5)]。
アルゴン雰囲気下に保った200m3の無水ピリジン中の1. 18gの(2R ,3S) −3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−(4−カルバモイ ルフェニル)−2−)リエチルシリルオキシプロビオン酸メチルの溶液に、0℃ 近辺の温度で0.24cm’のオキシ塩化リンを滴下する。添加が完了したら、 反応媒体を0℃近辺の温度で3時間撹拌し、続いて100cm3の蒸留水及び1 00cm”の炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液の混合物に注ぐ。20℃近辺の温 度で5分間撹拌した後、100cm”のジクロロメタンを加え、続いて水相を分 離し、80cm”のジクロロメタンでそれを2回再抽出する。有機相を集め、硫 酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、続いて40℃の減圧下(2,7kPa)で 濃縮乾燥する。
残留固体を30cm”のメタノールに溶解し、塩酸のIN水溶液30m3を補足 する。得られた溶液を20℃近辺の温度で45分間撹拌し、続いて40℃の減圧 下(2,7kPa)で濃縮乾燥する。残留固体に5Qcm”の炭酸水素ナトリウ ムの飽和水溶液を補足し、続いて30cm”の酢酸エチルで3回抽出する。有機 相を集め、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、続いて40℃の減圧下(2, 7kPa)で濃縮乾燥する。
回収した結晶を焼結ガラス上で20cm”のジイソプロピルエーテルを用いて洗 浄する。
かくして0.75gの(2R,3S) −3−t e r t−ブトキシカルボ ニルアミノ−3−(4−シアノフェニル)−2−ヒドロキシプロピオン酸メチル が融点250℃の白色結晶の形態で得られ、その物理的性質は以下の通りである ニ ーNMRスペクトル(200MHz ;DMSOda; ppmにおけるδ) かくして得た生成物を欧州特許EP0.336.841に記載の条件下で(2R ,3S)−3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシ−3−( 4−シアノフェニル)プロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ− 5β、20−エポキシ−1β、7β、10β−トリヒドロキシ−9−オキソ−1 1−クキセン−13α−イルに変換する。
補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成6年9月12−

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中Arはアリール基を示し、R は水素原子又は場合によりフェニル基で置換されていることができる炭素数が1 〜4のアルキル基、又はフェニル基を示し、Phは場合によりハロゲン及び炭素 数が1〜4のアルコキシ基、炭素数が1〜4のアルキルチオ基、アミノ基、炭素 数が1〜4のアルキルアミノ基、各アルキル部分の炭素数が1〜4のジアルキル アミノ基、又はニトロ基から選ばれる1つ又はそれ以上の原子あるいは基により 置換されたフェニル基を示す] の生成物を水添分解することを特徴とする一般式:▲数式、化学式、表等があり ます▼(I)[式中Ar及びRは上記と同義である]のβ−フェニルイソセリン 及びその類似体の製造法。
  2. 2.水添分解を触媒の存在下で水素を用いて行うことを特徴とする請求の範囲1 に記載の方法。
  3. 3.触媒がパラジウムカーボン又はカーボン担持パラジウムジヒドロキシドを含 むことを特徴とする請求の範囲2に記載の方法。
  4. 4.1〜50バールの水素圧において方法を行うことを特徴とする請求の範囲2 又は3に記載の方法。
  5. 5.有機溶媒中で方法を行うことを特徴とする請求の範囲2、3又は4のいずれ か1つに記載の方法。
  6. 6.有機溶媒が場合により炭素数が1〜4の脂肪族アルコールと合わされた酢酸 であることを特徴とする請求の範囲5に記載の方法。
  7. 7.用いられる一般式(II)の生成物を一般式:▲数式、化学式、表等があり ます▼(III)[式中Ar及びPhは請求の範囲1と同義である]の生成物の 、酸性媒体中のアルコールを用いた加水分解又はアルコーリシスにより得、一般 式(III)の生成物を一般式:▲数式、化学式、表等があります▼(IV)[ 式中Ar及びPhは請求の範囲1と同義であり、R1はエステル又はエーテルの 形態でアルコール官能基を保護する基を示す]の生成物の、無機塩基による、又 は1〜10重量%のパラジウムを含むパラジウムブラックから選ばれる触媒の存 在下における、場合によりその場生成される水素によるけん化又は水添分解、及 びそれに続く、得られたジアステレオマーの分離により得、一般式(IV)の生 成物を一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(V)[式中、Ar及びPhは上記と同義で ある]のイミンの一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)[式中R1は上記と同義であり、X は臭素又は塩素から選ばれるハロゲン原子を示す] の酸ハライド上への、脂肪族第3アミン及びピリジンから選ばれる有機塩基の存 在下における環状付加により得ることを特徴とする請求の範囲1に記載の方法。
  8. 8.一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Arはアリール基を示し、Phは場合により置換されたフェニル基を示 し、R1はエステル又はエーテルの形態でアルコール官能基を保護する基を示す ] の生成物。
  9. 9.Arが場合によりハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)及びアルキ ル、アリール、アラルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アリールオキシ、アリ ールチオ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ホルミル、アシルア ミノ、アロイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アミノ、アルキルアミノ 、ジアルキルアミノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、カルバモイル、ジア ルキルカルバモイル、シァノ、ニトロ及びトリフルオロメチル基から選ばれる1 つ又はそれ以上の原子又は基により置換されていることができるフェニルあるい はα−又はβ−ナフチル基を示し、アルキル基及び他の基のアルキル部分は炭素 数が1〜4であり、アリール基はフェニルあるいはα−又はβ−ナフチル基であ ると理解され、Phが場合によりハロゲン及び炭素数が1〜4のアルコキシ基、 炭素数が1〜4のアルキルチオ基、アミノ基、炭素数が1〜4のアルキルアミノ 基、各アルキル部分の炭素数が1〜4のジアルキルアミノ基、又はニトロ基から 選ばれる1つ又はそれ以上の原子又は基により置換されていることができるフェ ニル基を示し、R1がアルキル、フェニルアルキル又はフェニル基、あるいはR ′1−O基を示し、ここでR′1がアルキル、フェニルアルキル又はフェニル基 を示す請求の範囲8に記載の生成物。
  10. 10.一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中Arは場合によりハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)及びアル キル、アリール、アラルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アリールオキシ、ア リールチオ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、メルカプト、ホルミル、アシル アミノ、アロイルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アミノ、アルキルアミ ノ、ジアルキルアミノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、カルバモイル、ジ アルキルカルバモイル、シアノ、ニトロ及びトリフルオロメチル基から選ばれる 1つ又はそれ以上の原子又は基により置換されていることができるフェニルある いはα−又はβ−ナフチル基を永し、アルキル基及び他の基のアルキル部分は炭 素数が1〜4であり、アリール基はフェニルあるいはα−又はβ−ナフチル基で あると理解され、R2は水素原子又はアセチル基を示し、R3は場合により水素 原子及びアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アルカノイル、アルカノイルオ キシ、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カルバモイル又は トリフルオロメチル基から選ばれる同一又は異なる1つ又はそれ以上の原子又は 基により置換されていることができるフェニル基を示し、アルキル基及び他の基 のアルキル部分は炭素数が1〜4であるか、あるいは別の場合R3は基R4−O −を示し、ここでR4は: −炭素数が1〜8の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル基、炭素数が3〜6のアル ケニル基、炭素数が3〜6のシクロアルキル基、炭素数が4〜6のシクロアルケ ニル基を示し、これらの基は場合によりハロゲン原子及びヒドロキシル基、炭素 数が1〜4のアルキルオキシ基、各アルキル部分の炭素数が1〜4のジアルキル アミノ基、ピペリジノ基、モルホリノ基、1−ピペラジニル基(場合により炭素 数が1〜4のアルキル基又はアルキル部分の炭素数が1〜4のフェニルアルキル 基により4位が置換されていることができる)、炭素数が3〜6のシクロアルキ ル基、炭素数が4〜6のアルケニル基、フェニル基、シアノ基、カルボキシ基又 はアルキル部分の炭素数が1〜4のアルキルオキシカルボニル基から選ばれる1 つ又はそれ以上の置換基により置換されていることができるか、−あるいは場合 によりハロゲン原子及び炭素数が1〜4のアルキル基、又は炭素数が1〜4のア ルキルオキシ基から選ばれる1つ又はそれ以上原子又は基により置換されている ことができるフェニル基を示すか、−あるいは場合により炭素数が1〜4の1つ 又はそれ以上のアルキル基により置換されていることができる4〜6員の飽和又 は不飽和窒素−含有複素環状基を示す] のタキサン誘導体の製造のための、請求の範囲1に従って得られる生成物の利用 。
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