JPH0749605A - 帯電ローラ - Google Patents

帯電ローラ

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JPH0749605A
JPH0749605A JP5346527A JP34652793A JPH0749605A JP H0749605 A JPH0749605 A JP H0749605A JP 5346527 A JP5346527 A JP 5346527A JP 34652793 A JP34652793 A JP 34652793A JP H0749605 A JPH0749605 A JP H0749605A
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純二 黒川
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    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
    • G03G15/0216Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中抵抗極性合成ゴム表面を感光体およびトナ
ーと非接着性のよい状態に改良することにより,耐久性
を向上させる。 【構成】 少なくとも弾性層と,弾性層の表面を覆う表
面層の2層を有する帯電ローラにおいて,弾性層の表面
平均粗さRd を表面層の表面平均粗さRs よりも大きく
する。例えば,表面平均粗さRd が5〜15μmのエピ
クロルヒドリンゴム弾性層上に,平均膜厚がRd の2倍
以下のポリアミド樹脂表面層(Rs :3〜10μm)
を,エピクロルヒドリンゴム弾性層のRd を小さくする
ようにコーティングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,接触ローラ帯電装置に
用いる帯電ローラに関し,より詳細には,少なくとも弾
性層と,該弾性層の表面を覆う表面層の2層を有する帯
電ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来,電子写真方式の画像形成装置にお
いて,感光体表面を一様に全面帯電するための帯電手段
としては,コロナ放電器が広く利用されていた。このコ
ロナ放電器にあっては,感光体をある一定の電位に均一
に帯電する手段としては有効であるが,反対に,コロナ
放電による帯電処理にあっては高圧電源を必要とし,放
電に伴いオゾンが発生する。オゾンが大量に発生すると
環境に悪影響を及ぼすばかりでなく,オゾンによって帯
電部材,感光体が劣化するという問題点もあった。
【0003】上記のコロナ放電器に対して,図7に示す
ように帯電ローラ701を感光体ドラム702に接触さ
せて従動回転させ,帯電ローラ701の芯金703に電
源704から電圧を印加して感光体ドラム702表面を
帯電させる帯電ローラが実用化されている。この帯電手
段としての帯電ローラ701は,電源704の低電圧化
を図ることができ,帯電処理に起因するオゾンの発生量
が少ないという利点を有している。また,コロナ電極ワ
イヤの使用に伴う塵埃の静電吸着がなく,高圧電源を必
要としないなどの利点も有している。
【0004】ところが,帯電ローラは,帯電ムラが出や
すく,且つ,帯電電位が環境の変化によって大きく変動
するという欠点があり,この帯電の均一性に関しては,
コロナ放電器による帯電処理と比較して,かなり劣るの
が現状である。
【0005】このため,帯電の均一性を改善するために
特開昭63−149668号公報の「接触帯電方法」で
は,直流電圧印加時の帯電開始電圧(VTH)の2倍以上
のピーク間電圧を持つ交流電圧を重畳させることによ
り,帯電の均一性がかなり改善できることを開示してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記特
開昭63−149668号公報の「接触帯電方法」にあ
っては,直流電圧印加時の帯電開始電圧(VTH)の2倍
以上のピーク間電圧を持つ交流電圧を重畳させるため,
DC電源とは別にAC電源が必要となり,装置自体のコ
ストアップを招来し,更に,感光体の帯電位には寄与し
ない無駄なAC電流を多量に消費することとなり,それ
に伴い電源コストが上昇するばかりでなく,多量のオゾ
ンが発生し,その結果,帯電部材,感光体の劣化を招来
し,更には公害問題にまで発展するという不都合があっ
た。
【0007】このため,本発明者によって,AC電源を
使用せずにDC電源のみを用いて帯電ローラに電圧印加
を行えるようにするために,弾性層に中抵抗の極性合成
ゴム(エピクロルヒドリンゴム)を用いる帯電ローラが
提案されている。これは,本発明者がDC電圧印加のみ
の場合に帯電ムラが発生する原因を検討した結果,弾性
層が合成ゴムとカーボンとの分散層であることに起因し
ていること,すなわち,カーボン/合成ゴムの分散不良
による導電性弾性層の電気的不均一性によるものである
ことを発見し,帯電ローラのカーボン/合成ゴムによる
弾性層を中抵抗の極性合成ゴム(エピクロルヒドリンゴ
ム)に置き換えることにより,電気的不均一性をなくし
て,DC電圧印加のみの場合に発生する帯電ムラを解消
できるようにしたものである。
【0008】また,DC電圧印加のみの場合には,ロー
ラ層の耐電圧が問題となるが,弾性層に中抵抗のエピク
ロルヒドリンゴムを使用することにより,従来のカーボ
ン/合成ゴム系の導電性弾性層の場合と比較して,耐電
圧性を著しく向上させたものである。さらに,エピクロ
ルヒドリンゴムは,ゴム硬度が40(JISA)と比較
的高く,弾性歪変形も少ないため,機械的強度も良好で
ある。
【0009】従来のカーボン/合成ゴム分散系の導電性
弾性層では,カーボンの添加量によって見掛けの電気抵
抗を調整することができたが,適度な導電性(108 Ω
・cm)と耐電圧性を両立させることが極めて困難であ
った。しかも,ミクロにみるとカーボンの部分と合成ゴ
ムの部分とで電気抵抗が大きく異なるため,それが帯電
の均一性および耐電圧性を悪くしていた。ところが,カ
ーボン等の導電性粒子の含有によらずに,ゴム自体が中
抵抗(107 〜108 Ω・cm)の極性合成ゴムを帯電
ローラ弾性層に使用すると,上記の帯電ローラの電気的
特性からくる問題点はすべて解決した。
【0010】しかしながら,上記の電気的・機械的特性
が優れ,DC電圧印加のみで均一帯電が可能な中抵抗の
極性合成ゴムの帯電ローラを,実際に複写機のローラ帯
電装置として使用したところ,複写機の休止中は,帯電
ローラと感光体は圧接状態にあるため,長期間休止後の
1枚目の画像に横スジ状の異常画像が発生するという問
題点や,帯電ローラを長期間使用すると,ローラ表面に
トナーが付着し,帯電ローラの帯電性能が低下するとい
う問題点が発生した。
【0011】また,本発明に関連する従来技術として
は,特開昭58−194061号公報「ローラー帯電装
置」や,特開平2−222985号公報「電子写真装
置」がある。
【0012】特開昭58−194061号公報の装置
は,導電性弾性体からなる帯電ローラ表面に近接してク
リーニング素子を設け,また,導電性弾性体の表面に非
接着性被膜を被膜することにより,帯電ローラ表面のト
ナー汚れを除去するようにしたものである。
【0013】また,特開平2−222985号公報の装
置は,感光体の十点表面平均粗さRZ1と,帯電用部材の
十点表面平均粗さRZ2の関係を, 0.1μm≦RZ1+RZ2≦6.0μm (ただし,0.05μm≦RZ1≦5.0μm,0.05
μm≦RZ2≦5.0μm) とすることにより,感光体と帯電用部材の両者それぞれ
に放電の起点となる適度な粗面部を形成し,放電開始電
圧の低下を図って帯電用部材の帯電能力を向上させ,電
位特性に優れた均一な帯電を行えるようにしたものであ
る。
【0014】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,中抵抗極性合成ゴム表面を,感光体およびトナーと
非接着性のよい状態に改良することにより,耐久性を向
上させた帯電ローラを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,少なくとも弾性層と,弾性層の表面を覆
う表面層の2層を有する帯電ローラにおいて,弾性層の
表面平均粗さRd が表面層の表面平均粗さRs よりも大
きい帯電ローラを提供するものである。
【0016】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,少なくとも弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層の
2層を有する帯電ローラにおいて,弾性層は,電気抵抗
が107 〜1010Ω・cmの極性合成ゴムから構成さ
れ,かつ,その表面平均粗さRd が5〜15μmである
帯電ローラを提供するものである。
【0017】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,少なくとも弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層の
2層を有する帯電ローラにおいて,弾性層は,ゴム硬度
40(JISA)以上で,かつ,その表面平均粗さRd
が5〜15μmである帯電ローラを提供するものであ
る。
【0018】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,少なくとも弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層の
2層を有する帯電ローラにおいて,弾性層は,表面平均
粗さRd が5〜15μmで,かつ,厚さが1〜5mmの
エピクロルヒドリンゴムあるいはウレタンゴムである帯
電ローラを提供するものである。
【0019】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,少なくとも弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層の
2層を有する帯電ローラにおいて,表面層の平均膜厚
は,弾性層の表面平均粗さRd の2倍以下である帯電ロ
ーラを提供するものである。
【0020】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,少なくとも弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層の
2層を有する帯電ローラにおいて,表面層の表面平均粗
さRs が3〜10μmである帯電ローラ。
【0021】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,少なくとも弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層の
2層を有する帯電ローラにおいて,表面層は,弾性層の
表面凹部に厚く,凸部に薄く塗布された非接着性樹脂被
膜からなる帯電ローラを提供するものである。
【0022】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,少なくとも弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層の
2層を有する帯電ローラにおいて,表面層は,アルコー
ルに対して溶解性を持つ合成樹脂から構成されている帯
電ローラを提供するものである。
【0023】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,少なくとも弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層の
2層を有する帯電ローラにおいて,表面層は,各種無機
充填剤,各種導電性粒子および前記弾性層の構成材料の
うち,少なくとも一つを含有する帯電ローラを提供する
ものである。
【0024】
【作用】本発明の帯電ローラは,弾性層の表面平均粗さ
Rd を表面層の表面平均粗さRs よりも大きくすること
により,帯電特性を維持したまま,非接着性を改善す
る。
【0025】また,本発明の帯電ローラにおいて,弾性
層を,電気抵抗が107 〜1010Ω・cmの極性合成ゴ
ムで構成して,その表面平均粗さRd が5〜15μmと
することにより,帯電特性を維持したまま,非接着性を
改善する。
【0026】また,本発明の帯電ローラにおいて,弾性
層を,ゴム硬度40(JISA)以上で,その表面平均
粗さRd が5〜15μmとすることにより,帯電特性を
維持したまま,非接着性を改善する。
【0027】また,本発明の帯電ローラにおいて,弾性
層を,表面平均粗さRd が5〜15μmで,その厚さが
1〜5mmのエピクロルヒドリンゴムあるいはウレタン
ゴムとすることにより,帯電特性を維持したまま,非接
着性を改善する。
【0028】また,本発明の帯電ローラにおいて,表面
層の平均膜厚を,弾性層の表面平均粗さRd の2倍以下
とすることにより,帯電特性を維持したまま,非接着性
を改善する。
【0029】また,本発明の帯電ローラにおいて,表面
層の表面平均粗さRs を3〜10μmとすることによ
り,帯電特性を維持したまま,非接着性を改善する。
【0030】また,本発明の帯電ローラにおいて,表面
層を,弾性層の表面凹部に厚く,凸部に薄く塗布された
非接着性樹脂被膜とすることにより,帯電特性を維持し
たまま,非接着性を改善する。
【0031】また,本発明の帯電ローラにおいて,表面
層を,アルコールに対して溶解性を持つ合成樹脂から構
成することにより,帯電特性を維持したまま,非接着性
を改善する。
【0032】また,本発明の帯電ローラにおいて,表面
層を,各種無機充填剤,各種導電性粒子および弾性層の
構成材料のうち,少なくとも一つを含有する構成とする
ことにより,帯電特性を維持したまま,非接着性を改善
する。
【0033】
【実施例】図1は,帯電ローラの帯電特性を評価するた
めの帯電ローラ実験装置を示し,図において,101は
評価の対象となる帯電ローラ,102は帯電ローラ10
1の芯金,103は帯電ローラ101の芯金102にD
C電圧Vaを印加する電源,104は感光体ドラム,1
05は除電ランプ,106は感光体ドラム104の表面
の帯電位Vsを測定するための電位計である。
【0034】以上の構成において,上記ローラ帯電実験
装置を用いて帯電ローラの帯電特性を評価する方法につ
いて説明する。先ず,線速vで回転する感光体ドラム1
04に接触して従動回転する帯電ローラ101に,DC
電圧Vaを印加して,除電ランプ105で除電された感
光体ドラム104表面を帯電位Vsに帯電し,電位計1
06で感光体ドラム104の帯電位Vsを測定する。こ
の電位計106の測定結果である帯電特性チャートか
ら,図2に示すように,Vsの立ち上がり,帯電位Vs
およびVsの均一性が評価できる。
【0035】図3は,ローラ帯電方式の画像形成装置を
示し,図において,101は帯電ローラ,301は感光
体ドラム,302は露光情報であるレーザ光,303は
現像装置,304はドラムクリーナ,305は除電ラン
プ,306は転写ベルトを示し,帯電ローラの実使用上
の問題点をチェックするために使用するものである。具
体的には,図4に示すように,出力画像をチェックし,
横スジ画像(感光体上のローラ痕跡)401から帯電
ローラの感光体に対する非接着性を評価し,ランニン
グテスト後の画像の汚れ402からローラ表面のクリー
ニング性を評価する。
【0036】図5は,本発明による帯電ローラ,比較例
の帯電ローラ,および従来の帯電ローラの構成を示し,
表1は図5に示した帯電ローラのそれぞれの特性を示
す。
【0037】
【表1】
【0038】図5(a)は従来の帯電ローラを示し,カ
ーボン分散シリコーンゴム弾性層(3mm厚,電気抵抗
104 Ω・cm)上にナイロン(ポリアミド樹脂)表面
層(100μm厚,103 Ω・cm)を設けてあり,表
1および図2の201に示すように,帯電の均一性に問
題がある。ただし,DC電圧にAC電圧を重畳して電圧
印加すれば均一帯電が得られる。
【0039】図5(b)は,比較例としての帯電ローラ
を示し,エピクロルヒドリンゴム(3mm厚,電気抵抗
108 Ω・cm)の単層からなり,表1および図2の2
03に示すように,帯電位および帯電の均一性が改善さ
れているが,表面性が悪く,実用的ではない。
【0040】図5(c)は,本発明の帯電ローラを示
し,ゴム硬度40(JISA)以上の中抵抗(107
108 Ω・cm)極性合成ゴム(エピクロルヒドリンゴ
ム)弾性層を粗面化し,その凹部分を埋め込むように非
接着性樹脂(ナイロン:1010Ω・cm)のうすい(1
〜5μm厚)オーバーコード層(表面層)を設けたもの
であり,表1および図2の202に示すように,比較例
としての帯電ローラ(図5(b))の帯電特性を維持し
たまま,表面性を大幅に改善させることができた。以
下,実施例で詳細に説明する。
【0041】〔実施例1〕先ず,8φの芯金にローラ外
径が約16φとなるようにエピクロルヒドリンゴム弾性
層を成型した。この弾性層の電気抵抗は,3×108 Ω
・cm,ゴム硬度は40(JISA)であった。この弾
性ローラを機械研磨によって弾性層厚3mmにすると共
に,十点表面平均粗さRd が,3μm,5μm,10μ
m,15μm,20μm,30μmとなるように,各3
本ずつ研磨した。
【0042】次に,この弾性層上に表面層としてポリア
ミド樹脂の塗膜をスプレー法により,その平均厚みが5
μm,10μm,30μmとなるように塗布して実施例
1の帯電ローラを作成した。
【0043】続いて,作成した帯電ローラの表面層(す
なわち,ローラ表面)の十点表面平均粗さRs を測定し
た。この表面層の十点表面平均粗さRs の測定は,JI
S表面粗さ(BO601)に基づき,表面形状測定器
(SE−30H,小坂研究所製)を用いて行った。
【0044】上記のように表面平均粗さRd のエピクロ
ルヒドリンゴム弾性層(厚さ3mm)上に,平均膜厚5
〜30μmのポリアミド樹脂から成る表面層を設けて作
成した総計18本の帯電ローラの表面平均粗さRs ,帯
電特性,表面性の評価結果を表2に示す。
【0045】
【表2】
【0046】上記の表2から明らかなように,ローラ表
面(表面層)の表面平均粗さRs は,弾性層の表面平均
粗さRd に依存する外,表面層の厚さおよび塗布方法に
も依る。なるべく,うすい表面層でしかも弾性層の表面
粗さを修正するように塗布できることが望ましい。帯電
特性は,表面層が厚い程,Vsは低下し,帯電の均一性
はRd が大きい程,悪くなる。ただし,Rd を5 μm以
下にすることは,表面研磨にサンドプラスト法等を用い
る必要があり,製造コストが高くなり好ましくないばか
りでなく,本発明の目的である,帯電特性を維持したま
ま感光体およびトナーと非接着性のよい状態に改良する
ことに反するものである。また,表面性は,表面層が厚
い程よく,帯電特性と相反する関係にある。
【0047】従って,以上の実験データより,以下の結
論を得ることができる。図6に示すように,表面平均粗
さRd が5〜15μmのエピクロルヒドリンゴム弾性層
上に,平均膜厚がRd の2倍以下のポリアミド樹脂表面
層(Rs :3〜10μm)を,エピクロルヒドリンゴム
弾性層のRd を小さくするようにコーティングすること
により,帯電特性,表面性(耐久性)とも優れた帯電ロ
ーラを得ることができる。
【0048】さらに,表面平均粗さRd が5〜15μm
とすることにより,表面研磨のためのコストが削減でき
る。
【0049】〔実施例2〕先ず,8φの芯金にウレタン
ゴム弾性層を成型し,機械研磨によって層厚3mm,十
点表面平均粗さRd が10μmとなるように研磨した。
この弾性層の電気抵抗は,3×109 Ω・cm,ゴム硬
度は40(JISA)であった。
【0050】ウレタンゴムの低抵抗化は,ウレタンゴム
にアルカリ金属塩を含有成型することで達成できる。し
かも,この場合,カーボン等の導電性粒子分散の場合の
ように抵抗のバラツキもなく,弾性層全体において均一
に低抵抗化が可能である(特開省63−189876号
公報参照)。特に,アルカリ金属塩の中でも過ハロゲン
酸素酸塩が最適である。また,ウレタンゴムに対して,
0.05wt%の過塩素酸リチウムを添加すると,抵抗
が1桁低下し,3×108 Ω・cmとなる。
【0051】次に,共重合ナイロン(CM8000)6
重量部をメタノール100重量部に溶解し,ウレタンゴ
ム弾性層上にディッピング法で塗布し,表面層を形成し
た。乾燥後の表面層平均膜厚は7μmで,表面平均粗さ
Rs は6μmであった。
【0052】この帯電ローラの帯電特性を図1に示した
ローラ帯電実験装置で測定したところ,Va=−1.5
KVに対して,OPC感光体ドラム104(膜厚28μ
m)をVs=600〜620Vほぼ均一に帯電できた。
弾性層がエピクロルヒドリンゴムの場合と比較して,同
条件でVsが約150V低いのは,電気抵抗が1桁高い
ためであると考えられる。ただし,Va=−1.6KV
で使用すれば実用上の問題はない。
【0053】続いて,図3に示した画像形成装置を用い
て,ランニングテストを行った結果,10K枚使用後で
も,横スジ等の異常画像の発生もなく,帯電ローラ表面
の汚れによるVs低下も画像上においては問題なかっ
た。
【0054】なお,表面層構成樹脂で,アルコールに対
して溶解性をもつ合成樹脂としては,ナイロン樹脂以外
に,ポリビニールブチラール樹脂,ポリビニールアルコ
ール樹脂が有効であった。
【0055】〔実施例3〕先ず,8φの芯金にエピクロ
ルヒドリンゴム弾性層を成型し,機械研磨によって層厚
3mm,十点表面平均粗さRd が10μmとなるように
研磨した。この弾性層の電気抵抗は,3×108 Ω・c
m,ゴム硬度は40(JISA)であった。
【0056】次に,溶剤可溶型フッ素樹脂溶液(固形
分:10.8wt%)をトルオールで稀釈し,上記弾性
層上にスプレー法で塗工した。乾燥後の表面層平均膜厚
は6μmで,ローラ表面平均粗さRs は7.5μmであ
った。
【0057】この帯電ローラの帯電特性を,図1のロー
ラ帯電実験装置で測定したところ,Vs=770Vであ
り,均一性も良好であった。また,図3に示した画像形
成装置を用いて,ランニングテストを行った結果,20
K枚後でも異常画像の発生はなかった。帯電ローラの表
面性に関しては,特にフッ素樹脂がトナーに対する離型
性を良くして,クリーニング性が向上した。
【0058】なお,表面層構成の非接着性樹脂として
は,フッ素樹脂以外に,シリコン樹脂,ウレタン樹脂,
アクリル樹脂,ポリエチレン樹脂,ポリアミド樹脂等が
有効であった。
【0059】〔実施例4〕先ず,8φの芯金にエピクロ
ルヒドリンゴム弾性層を成型し,機械研磨によって層厚
3mm,十点表面平均粗さRd が10μmとなるように
研磨した。この弾性層の電気抵抗は,3×108 Ω・c
m,ゴム硬度は40(JISA)であった。
【0060】次に,エピクロルヒドリンゴム溶液(固形
分:2.5wt%)100重量部と溶剤可溶型フッ素樹
脂溶液(固形分:10.8wt%)80重量部とシリカ
0.6重量部とをトルオールに溶解し,弾性層上にスプ
レー法で塗工した。乾燥後の表面層平均膜厚は8μm
で,表面平均粗さRs は7μmであった。
【0061】この帯電ローラの帯電特性を,図1のロー
ラ帯電実験装置で測定したところ,Vs=800Vと高
く,均一性は良好であった。これは,表面層にエピクロ
ルヒドリンゴムを含有させた効果によるものである。一
方,帯電ローラの表面性は,シリカの添加により,OP
C(感光体ドラム)に対する非接着性が著しく改善さ
れ,長期間休止後の1枚目の画像において,横スジの発
生が完全になくなっていた。
【0062】なお,無機充填剤としては,シリカ以外に
酸化亜鉛,酸化チタン,酸化錫等がある。
【0063】〔実施例5〕実施例3の帯電ローラを作成
する際に,表面層の非接着性樹脂として,シリコーン樹
脂使用の場合に,3wt%のカーボン添加を行って帯電
ローラを作成したところ,カーボン添加を行わないもの
と比較して,さらに帯電特性(帯電位,均一性)が改善
された。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように 本発明の帯電ロー
ラは,弾性層の表面平均粗さRd が表面層の表面平均粗
さRs よりも大きいため,中抵抗極性合成ゴム表面が,
感光体およびトナーと非接着性のよい状態に改良され
て,耐久性を向上させることができる。
【0065】また,本発明の帯電ローラは,弾性層を,
電気抵抗が107 〜1010Ω・cmの極性合成ゴムで構
成して,その表面平均粗さRd を5〜15μmとするた
め,中抵抗極性合成ゴム表面が,感光体およびトナーと
非接着性のよい状態に改良されて,耐久性を向上させる
ことができる。また,表面平均粗さRd が5〜15μm
であるため,表面研磨のためのコストが削減できる。
【0066】また,本発明の帯電ローラは,弾性層を,
ゴム硬度40(JISA)以上で,その表面平均粗さR
d を5〜15μmとするため,中抵抗極性合成ゴム表面
が,感光体およびトナーと非接着性のよい状態に改良さ
れて,耐久性を向上させることができる。また,表面平
均粗さRd が5〜15μmであるため,表面研磨のため
のコストが削減できる。
【0067】また,本発明の帯電ローラは,弾性層を,
表面平均粗さRd が5〜15μmで,その厚さが1〜5
mmのエピクロルヒドリンゴムあるいはウレタンゴムと
するため,中抵抗極性合成ゴム表面が,感光体およびト
ナーと非接着性のよい状態に改良されて,耐久性を向上
させることができる。また,表面平均粗さRd が5〜1
5μmであるため,表面研磨のためのコストが削減でき
る。
【0068】また,本発明の帯電ローラは,表面層の平
均膜厚を,弾性層の表面平均粗さRd の2倍以下とする
ため,中抵抗極性合成ゴム表面が,感光体およびトナー
と非接着性のよい状態に改良されて,耐久性を向上させ
ることができる。
【0069】また,本発明の帯電ローラは,表面層の表
面平均粗さRs を3〜10μmとするため,中抵抗極性
合成ゴム表面が,感光体およびトナーと非接着性のよい
状態に改良されて,耐久性を向上させることができる。
【0070】また,本発明の帯電ローラは,表面層を,
弾性層の表面凹部に厚く,凸部に薄く塗布された非接着
性樹脂被膜とするため,中抵抗極性合成ゴム表面が,感
光体およびトナーと非接着性のよい状態に改良されて,
耐久性を向上させることができる。
【0071】また,本発明の帯電ローラは,表面層を,
アルコールに対して溶解性を持つ合成樹脂から構成する
ため,中抵抗極性合成ゴム表面が,感光体およびトナー
と非接着性のよい状態に改良されて,耐久性を向上させ
ることができる。
【0072】また,本発明の帯電ローラは,表面層を,
各種無機充填剤,各種導電性粒子および弾性層の構成材
料のうち,少なくとも一つを含有する構成とするため,
中抵抗極性合成ゴム表面が,感光体およびトナーと非接
着性のよい状態に改良されて,耐久性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】帯電ローラの帯電特性を評価するための帯電ロ
ーラ実験装置の構成図である。
【図2】図1の帯電ローラ実験装置で測定した帯電位の
帯電特性チャートである。
【図3】ローラ帯電方式の画像形成装置の構成を示す説
明図である。
【図4】ローラ帯電による帯電ムラを出力画像でチェッ
クする方法を示す説明図である。
【図5】本発明による帯電ローラ,比較例の帯電ロー
ラ,および従来の帯電ローラの構成を示す説明図であ
る。
【図6】実施例1の結果より得られた本発明の帯電ロー
ラを示す説明図である。
【図7】従来における帯電ローラの使用方法を示す説明
図である。
【符号の説明】
101 帯電ローラ 102 芯金 104 感光体ドラム 302 感光体ドラム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも弾性層と,前記弾性層の表面
    を覆う表面層の2層を有する帯電ローラにおいて,前記
    弾性層の表面平均粗さRd が前記表面層の表面平均粗さ
    Rs よりも大きいことを特徴とする帯電ローラ。
  2. 【請求項2】 少なくとも弾性層と,前記弾性層の表面
    を覆う表面層の2層を有する帯電ローラにおいて,前記
    弾性層は,電気抵抗が107 〜1010Ω・cmの極性合
    成ゴムから構成され,かつ,その表面平均粗さRd が5
    〜15μmであることを特徴とする帯電ローラ。
  3. 【請求項3】 少なくとも弾性層と,前記弾性層の表面
    を覆う表面層の2層を有する帯電ローラにおいて,前記
    弾性層は,ゴム硬度40(JISA)以上で,かつ,そ
    の表面平均粗さRd が5〜15μmであることを特徴と
    する帯電ローラ。
  4. 【請求項4】 少なくとも弾性層と,前記弾性層の表面
    を覆う表面層の2層を有する帯電ローラにおいて,前記
    弾性層は,表面平均粗さRd が5〜15μmで,かつ,
    厚さが1〜5mmのエピクロルヒドリンゴムあるいはウ
    レタンゴムであることを特徴とする帯電ローラ。
  5. 【請求項5】 少なくとも弾性層と,前記弾性層の表面
    を覆う表面層の2層を有する帯電ローラにおいて,前記
    表面層の平均膜厚は,前記弾性層の表面平均粗さRd の
    2倍以下であることを特徴とする帯電ローラ。
  6. 【請求項6】 少なくとも弾性層と,前記弾性層の表面
    を覆う表面層の2層を有する帯電ローラにおいて,前記
    表面層の表面平均粗さRs が3〜10μmであることを
    特徴とする帯電ローラ。
  7. 【請求項7】 少なくとも弾性層と,前記弾性層の表面
    を覆う表面層の2層を有する帯電ローラにおいて,前記
    表面層は,前記弾性層の表面凹部に厚く,凸部に薄く塗
    布された非接着性樹脂被膜からなることを特徴とする帯
    電ローラ。
  8. 【請求項8】 少なくとも弾性層と,前記弾性層の表面
    を覆う表面層の2層を有する帯電ローラにおいて,前記
    表面層は,アルコールに対して溶解性を持つ合成樹脂か
    ら構成されていることを特徴とする帯電ローラ。
  9. 【請求項9】 少なくとも弾性層と,前記弾性層の表面
    を覆う表面層の2層を有する帯電ローラにおいて,前記
    表面層は,各種無機充填剤,各種導電性粒子および前記
    弾性層の構成材料のうち,少なくとも一つを含有するこ
    とを特徴とする帯電ローラ。
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