JPH08220840A - 帯電ローラ,それを用いたローラ帯電装置およびそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

帯電ローラ,それを用いたローラ帯電装置およびそれを用いた画像形成装置

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JPH08220840A
JPH08220840A JP7245929A JP24592995A JPH08220840A JP H08220840 A JPH08220840 A JP H08220840A JP 7245929 A JP7245929 A JP 7245929A JP 24592995 A JP24592995 A JP 24592995A JP H08220840 A JPH08220840 A JP H08220840A
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roller
charging roller
layer
voltage
charging
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Junji Kurokawa
純二 黒川
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Ricoh Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
    • G03G15/0216Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers
    • G03G15/0233Structure, details of the charging member, e.g. chemical composition, surface properties

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯電ローラに直流電圧のみを印加して帯電を
行った場合でも,帯電ローラの耐電圧性の向上を図れる
と共に,感光体ドラムのピンホールによる電荷のリーク
を回避できるようにする。 【解決手段】 芯金103円周上に,少なくとも弾性層
101aと,弾性層101aの表面を覆う表面層101
bとの2層からなるローラ層105を有する帯電ローラ
101において,ローラ層105のV−I特性を両対数
で表した時の勾配(ΔI/ΔV)が1以下であり,帯電
ローラ101を感光体ドラム102に接続させて回転さ
せ,帯電ローラ101内の芯金103に電源104から
電圧を印加(印加電圧(Va)を投入)して,感光体ド
ラム102の表面に表面電位(Vs)を帯電させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,電子写真装置に使
用される帯電ローラ,それを用いたローラ帯電装置およ
びそれを用いた画像形成装置に関し,より詳細には,電
子写真装置における一次帯電および転写帯電に用いられ
る帯電ローラ,それを用いたローラ帯電装置およびそれ
を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,電子写真プロセスにおける帯電プ
ロセスは,金属ワイヤーに高電圧(直流6〜8KV)を
印加して発生するコロナにより帯電を行っている方法
が,広く利用されていた。しかし,このコロナ放電方式
ではコロナ発生時にオゾンや窒素酸化物などのコロナ生
成物により,感光体表面を変質させ,画像ぼけや劣化を
進行させたり,ワイヤーの汚れが画像品質に悪影響をお
よぼすという不都合があった。
【0003】これに対して帯電部材に感光体ドラムを接
触させながら電圧を印加して,感光体表面を帯電させる
接触帯電方式が実用化されている。この帯電方式は,電
源の低電圧化とオゾンなどの発生が少ないという利点を
有しているが,帯電の均一性に関してはコロナ放電方式
と比較してかなり劣っている。
【0004】この帯電の均一性を改善するために,例え
ば,特開昭63−149668号公報に開示されている
『接触帯電方法』にあっては,直流電圧印加時における
帯電開始電圧(Vth)の2倍以上のピーク間電圧をもつ
交流電圧を重畳させることにより,帯電の均一性がかな
り改善できることを開示している。
【0005】また,帯電の均一性を改善するために,例
えば,特公平5−16033号公報に開示されている
『帯電装置』にあっては,電圧が印加される導電性基体
と,この導電性基体よりも被帯電体の近くに設けられた
第1の抵抗層と,この第1の抵抗層よりも前記被帯電体
の近くに設けられた前記第1の抵抗層よりも体積抵抗率
の大きい第2の抵抗層とを備えるとともに,前記被帯電
体との距離が大きくなっていく領域を有し,前記電圧は
前記被帯電体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧
を有することにより,帯電の均一性がかなり改善できる
ことを開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,特開昭
63−149668号公報では,直流電圧印加時におけ
る帯電開始電圧(Vth)の2倍以上のピーク間電圧であ
る高圧の交流電圧を重畳させるため,直流電源とは別に
交流電源が必要となり,装置自体のコストアップを招
く。さらには,交流電流を多量に消費することにより,
オゾン発生量が多くなるという問題点や,帯電ローラお
よび感光体の耐久性が低下するという問題点があった。
【0007】また,これらの問題点は,帯電ローラに直
流電圧のみを印加して帯電を行うことにより解消される
ものの,帯電ローラに直流電圧のみを印加すると,以下
の問題点が発生した。
【0008】(1) 先ず,帯電ローラとしては,特公
平5−16033号公報に示される方法に従って,φ8
mmの金属芯棒に,弾性層としてカーボンを分散した電
気抵抗が104 Ω・cmのウレタンゴムを厚さ4mmに
被覆した後,体積抵抗率が10 9 Ω・cmのセロハンで
厚さ25mmの表面層を設けた帯電ローラを用いて,直
流電圧のみを印加したところ,感光体に帯電むらを発生
した。帯電むらを発生するのは,帯電ローラの弾性層が
合成ゴムにカーボンブラックを分散したときである。す
なわち,この場合の帯電ローラの帯電むらは,カーボン
ブラックと合成ゴムの分散不良による,弾性層の電気的
不均一によるものである。
【0009】(2) この帯電ローラに,直流電圧
(−)1.5KV以上の電圧を印加し,OPCなどの感
光体ドラムを(−)800Vに帯電して使用した。する
と感光層のピンホールを通して,帯電ローラに過剰な電
流が流れ,帯電ローラに印加された電圧が降下し,感光
体ドラムを帯電できないという問題が発生した。
【0010】(3)また,電気抵抗が104 〜105 Ω
・cmで厚さ3mmの弾性層としてカーボン分散された
EPDMと,電気抵抗が107 〜109 Ω・cmで厚さ
100μmの抵抗層としてヒドリンゴムと,電気抵抗が
107 〜1010Ω・cmで厚さ10μmとしてカーボン
分散ナイロン樹脂とが構成された帯電ローラを用いて,
直流電圧のみを印加したところ,カーボンとEPDMの
分散性がよいため,弾性層の電気的均一性が向上する
が,ローラ層の耐電圧性がよくないため,感光層のピン
ホールを通して,電荷のリークが多発するという問題が
発生した。
【0011】(4)また,従来のカーボンと合成ゴムの
弾性層では,カーボンの添加量によって見掛けの電気抵
抗を調整することは可能であるが,適度な導電性を両立
させることが難しくなるという問題があった。
【0012】(5)さらに,弾性層の電気的均一性をよ
くするには,カーボンの分散量を多くして,層全体を低
電気抵抗(104 Ω・cm)にすることで可能となる
が,直流電圧のみで使用すると耐電圧性が不十分となる
という問題が発生した。
【0013】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,帯電ローラに直流電圧のみを印加して帯電を行った
場合でも,帯電ローラの耐電圧性の向上を図れると共
に,感光体ドラムのピンホールによる電荷のリークを回
避できるようにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る帯電ローラにあっては,芯金円周
上に,少なくとも弾性層と,前記弾性層の表面を覆う表
面層との2層からなるローラ層を有する帯電ローラにお
いて,前記ローラ層のV−I特性を両対数で表した時の
勾配(ΔI/ΔV)が1以下,すなわち,任意の印加電
圧V1 ,V2 (但し,0<V1 <V2 <2KV)に対す
る電流値がI1 ,I2 であれば,(logI2 −log
1 )/(logV2 −logV1 )の値が1を超えな
いものである。
【0015】また,請求項2に係る帯電ローラにあって
は,芯金円周上に,少なくとも弾性層と,前記弾性層の
表面を覆う表面層との2層からなるローラ層を有する帯
電ローラにおいて,前記弾性層の電気抵抗が107 〜1
9 Ω・cmで,かつ,前記ローラ層のV−I特性を両
対数で表した時の勾配(ΔI/ΔV)が1以下である。
【0016】すなわち,芯金円周上に,少なくとも弾性
層と,弾性層の表面を覆う表面層との2層からなるロー
ラ層を有する帯電ローラにおいて,(弾性層の電気抵抗
を107 〜109 Ω・cmとし,かつ,)ローラ層のV
−I特性を両対数で表した時の勾配(ΔI/ΔV)を1
以下,すなわち,任意の印加電圧V1 ,V2 (但し,0
<V1 <V2 <2KV)に対する電流値がI1 ,I2
あれば,(logI2−logI1 )/(logV2
logV1 )の値が1を超えないようにすることによ
り,帯電ローラの耐電圧性が向上し,リークの心配もな
くなる。
【0017】また,請求項3に係るローラ帯電装置にあ
っては,芯金円周上に,少なくとも弾性層と前記弾性層
の表面を覆う表面層との2層からなるローラ層を有する
帯電ローラと,前記帯電ローラの芯金に電圧を印加する
電源とを有するローラ帯電装置において,前記芯金に印
加する電圧が,1.6KV以上の正または負の極性の直
流定電圧である。
【0018】また,請求項4に係るローラ帯電装置にあ
っては,芯金円周上に,少なくとも弾性層と前記弾性層
の表面を覆う表面層との2層からなるローラ層を有し,
前記弾性層が107 〜109 Ω・cmの電気抵抗を有す
る帯電ローラと,前記帯電ローラの芯金に電圧を印加す
る電源とを有するローラ帯電装置において,前記芯金に
印加する電圧が,1.6KV以上の正または負の極性の
直流定電圧である。
【0019】すなわち,弾性層の電気抵抗を107 〜1
9 Ω・cmとすることにより,帯電ローラの耐電圧性
が向上し,リークの心配もなくなる。また,芯金に印加
する電圧が,1.6KV以上の正または負の極性の直流
定電圧であることにより,感光体ドラムを高電位に帯電
することができる。
【0020】また,請求項5に係るローラ帯電装置にあ
っては,前記帯電ローラは,前記ローラ層のV−I特性
を両対数で表した時の勾配(ΔI/ΔV)が1以下であ
る。
【0021】すなわち,帯電ローラのローラ層のV−I
特性が,両対数で表した時の勾配(ΔI/ΔV)が1以
下であることにより,感光体ドラムを高電位に帯電する
ことができる。
【0022】また,請求項6に係る画像形成装置にあっ
ては,少なくとも感光体ドラムと,前記感光体ドラムに
接触して回転する帯電ローラと,前記帯電ローラによっ
て帯電された感光体表面を露光する露光手段と,前記露
光手段によって形成された潜像を可視像化する現像手段
とを備えた画像形成装置において,前記帯電ローラは,
そのローラ層のV−I特性を両対数で表した時の勾配
(ΔI/ΔV)が1以下である。
【0023】また,請求項7に係る画像形成装置にあっ
ては,少なくとも感光体ドラムと,前記感光体ドラムに
接触して回転する帯電ローラと,前記帯電ローラによっ
て帯電された感光体表面を露光する露光手段と,前記露
光手段によって形成された潜像を可視像化する現像手段
とを備えた画像形成装置において,前記帯電ローラは,
少なくとも前記帯電ローラの弾性層の電気抵抗が107
〜109 Ω・cmを有し,かつ,前記帯電ローラはその
ローラ層のV−I特性を両対数で表した時の勾配(ΔI
/ΔV)が1以下である。
【0024】すなわち,(帯電ローラが,少なくとも帯
電ローラの弾性層の電気抵抗が10 7 〜109 Ω・cm
を有し,かつ,)帯電ローラのローラ層のV−I特性を
両対数で表した時の勾配(ΔI/ΔV)が1以下である
ことにより,帯電ローラの耐電圧性が向上し,リークの
心配もなくなる。また,芯金に印加する電圧が,1.6
KV以上の正または負の極性の直流定電圧であることに
より,感光体ドラムを高電位に帯電することができる。
【0025】また,請求項8に係る画像形成装置にあっ
ては,前記感光体ドラムの表面電位を,850V以上の
正または負の極性に帯電するものである。
【0026】すなわち,感光体ドラムの表面電位を85
0V以上の正または負の極性に帯電をすることにより,
現像バイアス電位に余裕ができる。
【0027】また,請求項9に係る帯電ローラにあって
は,芯金円周上に,少なくとも弾性層と,前記弾性層の
表面を覆う表面層との2層からなるローラ層を有する帯
電ローラにおいて,前記ローラ層のV−I特性が,DC
電圧V1 =10Vの時の電流値をI1 μA,DC電圧V
2 =100Vの時の電流値をI2 μAとすると, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
1 )≦1.2 である。
【0028】また,請求項10に係る帯電ローラにあっ
ては,芯金円周上に,少なくとも弾性層と,前記弾性層
の表面を覆う表面層との2層からなるローラ層を有する
帯電ローラにおいて,前記弾性層の電気抵抗が107
109 Ω・cmで,かつ,前記ローラ層のV−I特性
が,DC電圧V1 =10Vの時の電流値をI1 μA,D
C電圧V2 =100Vの時の電流値をI2 μAとする
と, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
1 )≦1.2 である。
【0029】すなわち,(電気抵抗が107 〜109 Ω
・cmの)弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層との2
層からなるローラ層を有し,ローラ層のV−I特性が,
DC電圧V1 =10Vの時の電流値をI1 μA,DC電
圧V2 =100Vの時の電流値をI2 μAとした場合
に, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
1 )≦1.2 の条件を満たすように帯電ローラを形成する。
【0030】また,請求項11に係る画像形成装置にあ
っては,少なくとも感光体と,前記感光体に接触して回
転する帯電ローラと,前記帯電ローラによって帯電され
た感光体表面を露光する露光手段と,前記露光手段によ
って形成された潜像を可視像化する現像手段とを備えた
画像形成装置において,前記帯電ローラはそのローラ層
のV−I特性が,DC電圧V1 =10Vの時の電流値を
1 μA,DC電圧V 2 =100Vの時の電流値をI2
μAとすると, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
1 )≦1.2 である。
【0031】また,請求項12に係る画像形成装置にあ
っては,少なくとも感光体と,前記感光体に接触して回
転する帯電ローラと,前記帯電ローラによって帯電され
た感光体表面を露光する露光手段と,前記露光手段によ
って形成された潜像を可視像化する現像手段とを備えた
画像形成装置において,前記帯電ローラの弾性層の電気
抵抗が107 〜109 Ω・cmを有し,かつ,前記帯電
ローラはそのローラ層のV−I特性が,DC電圧V1
10Vの時の電流値をI1 μA,DC電圧V2=100
Vの時の電流値をI2 μAとすると, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
1 )≦1.2 である。
【0032】すなわち,(電気抵抗が107 〜109 Ω
・cmの)弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層との2
層からなるローラ層を有し,ローラ層のV−I特性が,
DC電圧V1 =10Vの時の電流値をI1 μA,DC電
圧V2 =100Vの時の電流値をI2 μAとした場合
に, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
1 )≦1.2 の条件を満たすように形成した帯電ローラを用いて,画
像形成を行う。
【0033】また,請求項13に係る画像形成装置にあ
っては,少なくとも感光体と,前記感光体に接触して回
転する帯電ローラと,前記帯電ローラによって帯電され
た感光体表面を露光する露光手段と,前記露光手段によ
って形成された潜像を可視像化する現像手段とを備えた
画像形成装置において,前記帯電ローラはそのローラ層
のV−I特性が,DC電圧V1 =10Vの時の電流値を
1 μA,DC電圧V 2 =100Vの時の電流値をI2
μAとすると, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
1 )≦1.2 であり,かつ,前記感光体は誘電厚み(D=d/ε)が
7.5以上の有機感光体よりなり,前記感光体の表面電
位を850V以上の負極性に帯電するものである。
【0034】また,請求項14に係る画像形成装置にあ
っては,少なくとも感光体と,前記感光体に接触して回
転する帯電ローラと,前記帯電ローラによって帯電され
た感光体表面を露光する露光手段と,前記露光手段によ
って形成された潜像を可視像化する現像手段とを備えた
画像形成装置において,前記帯電ローラの弾性層の電気
抵抗が107 〜109 Ω・cmを有し,前記帯電ローラ
はそのローラ層のV−I特性が,DC電圧V1 =10V
の時の電流値をI1 μA,DC電圧V2 =100Vの時
の電流値をI2 μAとすると, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
1 )≦1.2 であり,かつ,前記感光体は誘電厚み(D=d/ε)が
7.5以上の有機感光体よりなり,前記感光体の表面電
位を850V以上の負極性に帯電するものである。
【0035】すなわち,(電気抵抗が107 〜109 Ω
・cmの)弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層との2
層からなるローラ層を有し,ローラ層のV−I特性が,
DC電圧V1 =10Vの時の電流値をI1 μA,DC電
圧V2 =100Vの時の電流値をI2 μAとした場合
に, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
1 )≦1.2 の条件を満たすように形成した帯電ローラを用い,ま
た,その誘電厚み(D=d/ε)が7.5以上の有機感
光体を用いて,該感光体の表面電位を850V以上の負
極性に帯電して画像形成を行う。
【0036】
【実施例】以下,本発明の帯電ローラ,それを用いたロ
ーラ帯電装置およびそれを用いた画像形成装置につい
て,〔実施例1〕,〔実施例2〕,〔実施例3〕,〔実
施例4〕,〔実施例5〕,〔実施例6〕の順に図面を参
照して詳細に説明する。
【0037】〔実施例1〕図1を参照して,実施例1の
帯電ローラおよびそれを用いたローラ帯電装置の構成に
ついて説明する。帯電ローラ101は,芯金103の円
周上に,弾性層101aと,弾性層101aの表面を覆
う表面層101bとの2層からなるローラ層105を有
し,この帯電ローラ101を使用した帯電装置は,帯電
ローラ101を感光体ドラム102に接続させて回転さ
せ,帯電ローラ101内の芯金103に電源104から
電圧を印加(印加電圧(Va)を投入)して,感光体ド
ラム102の表面に表面電位(Vs)を帯電させる構成
である。
【0038】また,図2は,帯電ローラ101のローラ
層105のV−I特性および帯電ローラ101の弾性層
101aの電気抵抗測定方法の説明図である。帯電ロー
ラ101の外周に幅18mmの錫箔電極201を張りつ
け,錫箔電極201と帯電ローラ101の芯金103と
の間に電圧を印加し,その電圧(V)に対する電流
(I)を測定する。
【0039】次に,帯電ローラ101のサンプルを作成
する。サンプルは,サンプル1〜3,比較サンプル1,
2を用意した。
【0040】サンプル1 φ8mmの芯金円周上に電気抵抗2×108 Ω・cm,
厚さ3mmのエピクロルヒドリン弾性層を設け,さらに
その円周面上に厚さ5μmのナイロン(CM4000)
表面層101bを設ける。このときのローラ径は,φ1
4mmである。
【0041】サンプル2 φ8mmの芯金円周上に電気抵抗3×108 Ω・cm,
厚さ4mmのエピクロルヒドリン弾性層を設け,さらに
その円周面上に厚さ7μmのヒドリンゴム/フッ素樹脂
混合系表面層101bを設ける。このときのローラ径
は,φ16mmである。
【0042】サンプル3 φ6mmの芯金円周上に電気抵抗3.5×107 Ω・c
m,厚さ3mmのウレタンゴム/アルカリ金属塩/カー
ボン分散系弾性層を設け,さらにその円周面上に厚さ5
μmのナイロン(CM4000)表面層101bを設け
る。このときのローラ径は,φ12mmである。
【0043】次に,比較サンプルを作成する。なお,比
較サンプルは,従来の帯電ローラで交流と直流の両電圧
で印加されたものの帯電ローラに類似したものとする。
【0044】比較サンプル1 ウレタンゴム/カーボン分散系弾性層に(電気抵抗は1
×104 Ω・cm)セロハン表面層を設ける。このとき
のローラ径は,φ16mmである。
【0045】比較サンプル2 EPDM/カーボン分散系弾性層(電気抵抗は104
105 Ω・cm/厚さ3mm)にヒドリンゴム抵抗層
(電気抵抗は107 〜109 Ω・cm/厚さ100μ
m)と,ナイロン/カーボン表面層(電気抵抗は107
〜1010Ω・cm/厚さ10μm)とを設ける。このと
きのローラ径は,φ16mmである。
【0046】次に,上記サンプル1,2,3および比較
サンプル1,2で作成した帯電ローラをそれぞれ試作ロ
ーラ1,2,3,4,5とし,試作ローラ1,2,3,
4,5を,図1に示した帯電ローラ装置に使用して,感
光体の帯電特性を評価した。
【0047】帯電ローラ装置では,印加電圧Va=
(−)1.5KV,感光体ドラム102の線速v=12
0mm/secとする。
【0048】試作ローラ4,5では,帯電位Vs=80
0〜860Vであったが,帯電位(Vs)が安定せず,
ばらつきが大きく,またOPC感光体ドラム102のピ
ンホールを通してのリークが多発した。
【0049】これに対し,試作ローラ1,2,3では,
帯電位Vs=750〜800Vと,試作ローラ4,5に
比べて多少低いものの,帯電の均一性がよく,OPC感
光体ドラム102のピンホールにもリークの発生はなか
った。
【0050】次に,試作ローラ1〜5のV−I特性を,
図2の帯電ローラ弾性層の電気抵抗測定方法を使用して
測定し,その結果を図3に示した。図3は帯電ローラの
ローラ層の電流−電圧特性を示したグラフである。図3
に示された如く,試作ローラ1,2,3は,試作ローラ
4,5と比べて,ローラ層の抵抗が大きく,またローラ
層を通して流れる電流(I)の電圧依存性が小さいこと
がわかる。
【0051】なお,図3に示した直線は, 試作ローラ1 ○ ── ○ 試作ローラ2 △ ── △ 試作ローラ3 □ ── □ 試作ローラ4 ● ── ● 試作ローラ5 黒△ ── 黒△ を示す。
【0052】また,図3を参照すると,試作ローラ1,
2,3は,そのV−I特性を両対数で表した場合の勾配
(ΔI/ΔV)が1以下,すなわち,任意の印加電圧V
1 ,V2 (但し,0<V1 <V2 <2KV)に対する電
流値がI1 ,I2 であれば,(logI2 −log
1 )/(logV2 −logV1 )の値が1を超えな
いことを示している。
【0053】前述したように実施例1によれば,帯電ロ
ーラの弾性層の電気抵抗を107 〜109 Ω・cmとす
ることで,耐電圧性をよくすることができ,すなわち帯
電の均一性をよくし,感光体ドラム102のピンホール
によるリークの心配がなくなる。
【0054】また,図3から明らかなように,帯電の均
一性がよい帯電ローラは,ローラ層のV−I特性を両対
数で表すと,その勾配(ΔI/ΔV)が1以下であるこ
とを示している。換言すれば,実施例1で示したよう
に,帯電ローラの弾性層の電気抵抗を107 〜109 Ω
・cmとし,かつ,その帯電ローラにてローラ層のV−
I特性を両対数で表した場合にその勾配(ΔI/ΔV)
が1以下である条件を満たす帯電ローラは,帯電の均一
性が良く,感光体ドラムのピンホールによるリークの発
生を回避することができる。
【0055】〔実施例2〕実施例2では,実施例1と同
様の帯電ローラであるサンプル1〜3,また図1で示し
た装置を使用し,感光体ドラム102のみを変更して,
その検証を行う。なお,図1の構成において,感光体ド
ラム102は線速v=180mm/secにて回転する
ものとする。
【0056】感光体ドラム102としては次のものを用
いた。 (1)正帯電用:Se系感光体 (厚さ50μmのAS2 Se3 に,厚さ3μmのSt−
MA変性ウレタン樹脂/SiO2 から成るオーバーコー
ト層) (2)負帯電用:OPC系感光体 (厚さ25μmのCGL/CTL積層感光体)
【0057】次に,実施例2では,実施例1で用いたサ
ンプル1〜3と,上記感光体ドラム102(1),
(2)を用いて,印加電圧(直流定電圧)Va=±1.
65KVで帯電を行ったところ,帯電位Vs=(±)8
20〜900Vの安定した帯電結果を得た。
【0058】前述したように実施例2によれば,実施例
1で使用した耐電圧性のよい帯電ローラを用いたローラ
帯電装置およびそれを用いた画像形成装置において,帯
電ローラの芯金に直流の高電圧を印加することができる
ので,感光体ドラム102を高電位に帯電することがで
き,また,その帯電位は安定にすることができる。
【0059】〔実施例3〕実施例3は,実施例1および
実施例2の帯電ローラ,それを用いたローラ帯電装置を
画像形成装置に適用した例を示し,実施例1と同様の帯
電ローラであるサンプル1〜3,また実施例2と同様の
感光体ドラム102(1),(2)を使用し,図4を参
照して検証を行なう。
【0060】図4は,実施例3の画像形成装置を示す構
成図である。この画像形成装置は,ドラム状の感光体ド
ラム102の周面上に帯電ローラ101,像露光装置
(図示せず),現像装置401,転写帯電ベルト40
2,クリーニング装置403,および前露光装置404
が配置されている。なお,図において,405は像露光
装置から出射された露光光を示す。
【0061】図4の画像形成装置において,帯電ローラ
101にサンプル1〜3と,感光体ドラム102に感光
体ドラム(1),(2)とを各組み合わせで配設し,感
光体ドラムの線速v=210mm/sec,印加電圧V
a=±1.7KVにて測定を行なう。
【0062】測定方法は,図1に用いたものを使用し
た。前記条件で測定した結果,帯電位Vs=(±)85
0〜950Vが得られた。また,いずれのサンプル1〜
3と感光体ドラム(1),(2)との組み合わせにおい
ても,高濃度の画像が得られ,帯電むらや電荷のリーク
による異常画像は皆無であった。
【0063】前述したように実施例3によれば,感光体
ドラム102が印加電圧(Va)を高電位に帯電できる
ので,画像形成装置の現像バイアス電位に余裕ができ,
例えば,画像形成装置に高速PPCを使用しても,高濃
度で地崩れしない高画質が得られる。
【0064】〔実施例4〕次に,帯電ローラ101のサ
ンプルを作成する。サンプルは,サンプル1〜6,比較
サンプル1,2を用意した。
【0065】サンプル1 φ8mmの芯金円周上に電気抵抗2×108 Ω・cm,
厚さ2mmのエピクロルヒドリン弾性層101aを設
け,さらにその円周面上に厚さ5μmのナイロン(CM
4000)表面層101bを設ける。この時のローラ径
はφ12mmである。
【0066】サンプル2 φ8mmの芯金円周上に電気抵抗3×108 Ω・cm,
厚さ3mmのエピクロルヒドリン弾性層101aを設
け,さらにその円周面上に厚さ7μmのヒドリンゴム/
フッ素樹脂混合系(混合比1/3.5)表面層101b
を設ける。この時のローラ径は,φ14mmである。
【0067】サンプル3 φ6mmの芯金円周上に電気抵抗3.5×107 Ω・c
m,厚さ3mmのウレタン/アルカリ金属塩/カーボン
分散系弾性層101aを設け,さらにその円周面上に厚
さ5μmのナイロン(CM4000)表面層101bを
設ける。この時のローラ径は,φ12mmである。
【0068】サンプル4 φ6mmの芯金円周上に電気抵抗109 Ω・cm,厚さ
3mmのウレタン/アルカリ金属塩弾性層101aを設
け,さらにその円周面上に厚さ20μmのカーボン分散
ナイロン(CM8000)表面層101bを設ける。こ
の時のローラ径はφ12mmである。
【0069】サンプル5 φ8mmの芯金円周上に電気抵抗2×108 Ω・cm,
厚さ3mmのエピクロルヒドリン弾性層101aを設
け,さらにその円周面上に厚さ20μmのカーボン分散
フッ素系樹脂表面層101bを設ける。この時のローラ
径はφ14mmである。
【0070】サンプル6 φ8mmの芯金円周上に電気抵抗1.5×108 Ω・c
m,厚さ3mmのエピクロルヒドリン弾性層101aを
設け,さらにその円周面上に厚さ30μmのヒドリンゴ
ム/フッ素樹脂混合系(混合比1/1.7)表面層10
1bを設ける。この時のローラ径はφ14mmである。
【0071】次に,比較サンプルを作成する。なお,比
較サンプルは,従来の帯電ローラで交流と直流の両電圧
で印加されたものの帯電ローラに類似したものとする。
【0072】比較サンプル1 ウレタンゴム/カーボン分散系弾性層(電気抵抗1×1
4 Ω・cm),セロハン表面層を設ける。この時のロ
ーラ径はφ16mmである。
【0073】比較サンプル2 EPDM/カーボン分散系弾性層(電気抵抗104 〜1
5 Ω・cm)に,ヒドリン抵抗層(電気抵抗107
109 Ω・cm)とナイロン/カーボン表面層を設け
る。この時のローラ径はφ16mmである。
【0074】次に,図1に示したローラ帯電装置に上記
サンプルを適用した場合の感光体ドラム102の帯電特
性を評価した。このときのローラ帯電装置の印加電圧を
印加電圧Va=(−)1.5KVとし,感光体ドラム1
02の線速を線速V=120mm/secとする。
【0075】サンプル5,6と比較サンプル1,2では
帯電位Vs=800〜900Vであったが,帯電位(V
s)が安定せず,ばらつきが大きく,またOPC感光体
ドラム102のピンホールを通してのリークが多発し
た。
【0076】これに対し,サンプル1〜4では,帯電位
Vs=750〜800Vと多少低いものの,帯電の均一
性がよく,OPC感光体ドラム102のピンホールにも
リークの発生はなかった。
【0077】次に,各サンプルのローラ層のV−I特性
を測定した結果および前記帯電特性評価結果をまとめて
表1に示した。なお,帯電ローラ101の弾性層101
aの電気抵抗は,図2の測定装置を使用して各サンプル
毎に測定する。
【0078】
【表1】
【0079】表1から明らかなように,帯電特性がよい
帯電ローラは,ローラ層のV−I特性が,V1 =10V
の時の電流値I1 μA,V2 =100Vの時の電流値I
2 μAとすると,(logI2 −logI1 )/(lo
gV2 −logV1 )≦1.2であることを示してい
る。換言すれば,実施例4で示したように,帯電ローラ
の弾性層の電気抵抗を107 〜109 Ω・cmとし,か
つ,その帯電ローラのローラ層のV−I特性の勾配
{(logI2 −logI1 )/(logV2 −log
1 )}が1.2以下である条件を満たす帯電ローラ
は,帯電の均一性が良く,感光体ドラムのピンホールに
よるリークの発生を回避することができる。
【0080】前述したようの実施例4によれば,弾性層
101aの電気抵抗を107 〜10 9 Ω・cmとし,か
つ,ローラ層105のV−I特性で,(logI2 −l
ogI1 )/(logV2 −logV1 )≦1.2とし
たため,帯電ローラ101に直流電圧のみを印加して帯
電を行った場合でも,帯電ローラ101の耐電圧性の向
上を図れると共に,感光体のピンホールによる電荷のリ
ークを回避することができる。
【0081】〔実施例5〕図4は,実施例5の画像形成
装置を示す構成図である。この画像形成装置は,実施例
4の帯電ローラ(サンプル1〜4)を適用した装置であ
り,図示の如く,ドラム状の感光体ドラム102の周面
上には,帯電ローラ101と,像露光装置(図示せず)
と,現像装置401と,転写ベルト402と,クリーニ
ング装置403と,前露光装置404とが配置されてい
る。なお,405は像露光装置から出射された露光光を
示す。
【0082】以上の構成において,感光体ドラム102
の線速V=180mm/secとし,実施例4で作成し
た帯電ローラ101を用いて,印加電圧Va(−)1.
65KVで帯電を行い,画像形成を行ったところ,良好
な画像が得られた。
【0083】前述したように実施例5によれば,耐電圧
性のよい帯電ローラ(実施例4のサンプル1〜4)を適
用して画像形成装置を構成したので,高速になっても,
ローラの印加電圧を高くすることができ,高濃度の良好
な画像を得ることができる。
【0084】〔実施例6〕図4の画像形成装置におい
て,感光体ドラム102として60φのOPC系感光体
ドラムを使用した。厚さ25μmのCGL/CTL積層
感光体である。感光体の誘電厚みD=d/ε=8.3
(厚さd=25μm,比誘電率ε=3)である。OPC
感光体の層厚は厚くなるとローラ帯電では帯電効率が多
少わるくなるが,OPC感光体の耐久性を考慮するとD
=8以上必要である。したがって,高濃度の画像を得る
のに高帯電位が必要であれば,耐電圧性のよい帯電ロー
ラを使用し印加電圧を高くすればよい。帯電ローラ10
1として実施例4のサンプル1〜4のいずれを用いた場
合でも,印加電圧Va=(−)1.7KVで,常に安定
した帯電位Vs=850〜950Vと高濃度の画像が得
られた。
【0085】前述したように実施例6によれば,誘電厚
みDが8以上のOPC感光体の表面電位を850V以上
の負極性に帯電するため,現像バイアス電位に余裕がで
き,常に地汚れのない高濃度の画像を得ることができ
る。
【0086】なお,上記各実施例においては,芯金上に
弾性層と,その弾性層の表面を覆う表面層との2層から
なるローラ層を有する帯電ローラを例にとって説明して
いるが,本発明は2層に限らず,単一層,あるいは,3
層以上のローラ層を有する帯電ローラに適用することも
できる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係る帯電
ローラ(請求項1,2)によれば,芯金円周上に,少な
くとも弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層との2層か
らなるローラ層を有する帯電ローラにおいて,(弾性層
の電気抵抗を107 〜109 Ω・cmとし,かつ,)ロ
ーラ層のV−I特性を両対数で表した時の勾配(ΔI/
ΔV)を1以下,すなわち,任意の印加電圧V1 ,V2
(但し,0<V1 <V2<2KV)に対する電流値がI
1 ,I2 であれば,(logI2 −logI1 )/(l
ogV2 −logV1 )の値が1を超えないようにした
ため,帯電ローラに直流電圧のみを印加して帯電を行っ
た場合でも,帯電ローラの耐電圧性の向上を図れると共
に,感光体ドラムのピンホールによる電荷のリークを回
避できる。
【0088】また,本発明に係るローラ帯電装置(請求
項3,4)は,(弾性層の電気抵抗を107 〜109 Ω
・cmとし,)芯金に印加する電圧を,1.6KV以上
の正または負の極性の直流定電圧としたため,帯電ロー
ラに直流電圧のみを印加して帯電を行った場合でも,帯
電ローラの耐電圧性の向上を図れると共に,感光体ドラ
ムのピンホールによる電荷のリークを回避できる。ま
た,感光体ドラムを高電位に帯電することができる。
【0089】また,本発明に係るローラ帯電装置(請求
項5)は,帯電ローラのローラ層のV−I特性を両対数
で表した時の勾配(ΔI/ΔV)が1以下としたため,
さらに感光体ドラムを高電位に帯電することができる。
【0090】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
6,7)は,帯電ローラが,(少なくとも帯電ローラの
弾性層の電気抵抗が107 〜109 Ω・cmを有し,か
つ,)帯電ローラのローラ層のV−I特性を両対数で表
した時の勾配(ΔI/ΔV)が1以下であるため,帯電
ローラに直流電圧のみを印加して帯電を行った場合で
も,帯電ローラの耐電圧性の向上を図れると共に,感光
体ドラムのピンホールによる電荷のリークを回避するこ
とができる。
【0091】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
8)は,感光体ドラムの表面電位を850V以上の正ま
たは負の極性に帯電をするため,帯電ローラに直流電圧
のみを印加して帯電を行った場合でも,帯電ローラの耐
電圧性の向上を図れると共に,感光体ドラムのピンホー
ルによる電荷のリークを回避でき,現像バイアス電位に
余裕ができる。
【0092】また,本発明に係る帯電ローラ(請求項
9,10)は,(電気抵抗が107 〜109 Ω・cm
の)弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層との2層から
なるローラ層を有し,ローラ層のV−I特性が,DC電
圧V1 =10Vの時の電流値をI 1 μA,DC電圧V2
=100Vの時の電流値をI2 μAとした場合に, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
1 )≦1.2 の条件を満たすように帯電ローラを形成するため,帯電
ローラに直流電圧のみを印加して帯電を行った場合で
も,帯電ローラの耐電圧性の向上を図れると共に,感光
体ドラムのピンホールによる電荷のリークを回避するこ
とができる。
【0093】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
11,12)は,(電気抵抗が10 7 〜109 Ω・cm
の)弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層との2層から
なるローラ層を有し,ローラ層のV−I特性が,DC電
圧V1 =10Vの時の電流値をI1 μA,DC電圧V2
=100Vの時の電流値をI2 μAとした場合に, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
1 )≦1.2 の条件を満たすように形成した帯電ローラを用いて,画
像形成を行うため,帯電ローラに直流電圧のみを印加し
て帯電を行った場合でも,帯電ローラの耐電圧性の向上
を図れると共に,感光体ドラムのピンホールによる電荷
のリークを回避することができる。
【0094】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
13,14)は,(電気抵抗が10 7 〜109 Ω・cm
の)弾性層と,弾性層の表面を覆う表面層との2層から
なるローラ層を有し,ローラ層のV−I特性が,DC電
圧V1 =10Vの時の電流値をI1 μA,DC電圧V2
=100Vの時の電流値をI2 μAとした場合に, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
1 )≦1.2 の条件を満たすように形成した帯電ローラを用い,ま
た,その誘電厚み(D=d/ε)が7.5以上の有機感
光体を用いて,該感光体の表面電位を850V以上の負
極性に帯電して画像形成を行うため,帯電ローラに直流
電圧のみを印加して帯電を行った場合でも,帯電ローラ
の耐電圧性の向上を図れると共に,感光体ドラムのピン
ホールによる電荷のリークを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】帯電ローラ,それを用いたローラ帯電装置の概
略構成を示す説明図である。
【図2】帯電ローラのローラ層のV−I特性および帯電
ローラ弾性層の電気抵抗測定方法を示す説明図である。
【図3】帯電ローラの弾性層の電流−電圧特性を示すグ
ラフである。
【図4】帯電ローラを具備した画像形成装置の概略構成
を示す構成図である。
【符号の説明】
101 帯電ローラ 101a 弾性層 101b 表面層 102 感光体ド
ラム 103 芯金 104 電源 105 ローラ層 201 錫箔電極 401 現像装置 402 転写帯電
ベルト 403 クリーニング装置 404 前露光装
置 405 露光光

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯金円周上に,少なくとも弾性層と,前
    記弾性層の表面を覆う表面層との2層からなるローラ層
    を有する帯電ローラにおいて,前記ローラ層のV−I特
    性を両対数で表した時の勾配(ΔI/ΔV)が1以下で
    あることを特徴とする帯電ローラ。
  2. 【請求項2】 芯金円周上に,少なくとも弾性層と,前
    記弾性層の表面を覆う表面層との2層からなるローラ層
    を有する帯電ローラにおいて,前記弾性層の電気抵抗が
    107 〜109 Ω・cmで,かつ,前記ローラ層のV−
    I特性を両対数で表した時の勾配(ΔI/ΔV)が1以
    下であることを特徴とする帯電ローラ。
  3. 【請求項3】 芯金円周上に,少なくとも弾性層と前記
    弾性層の表面を覆う表面層との2層からなるローラ層を
    有する帯電ローラと,前記帯電ローラの芯金に電圧を印
    加する電源とを有するローラ帯電装置において,前記芯
    金に印加する電圧が,1.6KV以上の正または負の極
    性の直流定電圧であることを特徴とするローラ帯電装
    置。
  4. 【請求項4】 芯金円周上に,少なくとも弾性層と前記
    弾性層の表面を覆う表面層との2層からなるローラ層を
    有し,前記弾性層が107 〜109 Ω・cmの電気抵抗
    を有する帯電ローラと,前記帯電ローラの芯金に電圧を
    印加する電源とを有するローラ帯電装置において,前記
    芯金に印加する電圧が,1.6KV以上の正または負の
    極性の直流定電圧であることを特徴とするローラ帯電装
    置。
  5. 【請求項5】 前記帯電ローラは,前記ローラ層のV−
    I特性を両対数で表した時の勾配(ΔI/ΔV)が1以
    下であることを特徴とする請求項3または4に記載のロ
    ーラ帯電装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも感光体ドラムと,前記感光体
    ドラムに接触して回転する帯電ローラと,前記帯電ロー
    ラによって帯電された感光体表面を露光する露光手段
    と,前記露光手段によって形成された潜像を可視像化す
    る現像手段とを備えた画像形成装置において,前記帯電
    ローラは,そのローラ層のV−I特性を両対数で表した
    時の勾配(ΔI/ΔV)が1以下であることを特徴とす
    る画像形成装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも感光体ドラムと,前記感光体
    ドラムに接触して回転する帯電ローラと,前記帯電ロー
    ラによって帯電された感光体表面を露光する露光手段
    と,前記露光手段によって形成された潜像を可視像化す
    る現像手段とを備えた画像形成装置において,前記帯電
    ローラは,少なくとも前記帯電ローラの弾性層の電気抵
    抗が107 〜109 Ω・cmを有し,かつ,前記帯電ロ
    ーラはそのローラ層のV−I特性を両対数で表した時の
    勾配(ΔI/ΔV)が1以下であることを特徴とする画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記感光体ドラムの表面電位を,850
    V以上の正または負の極性に帯電することを特徴とする
    請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 芯金円周上に,少なくとも弾性層と,前
    記弾性層の表面を覆う表面層との2層からなるローラ層
    を有する帯電ローラにおいて,前記ローラ層のV−I特
    性が,DC電圧V1 =10Vの時の電流値をI1 μA,
    DC電圧V2 =100Vの時の電流値をI2 μAとする
    と, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
    1 )≦1.2 であることを特徴とする帯電ローラ。
  10. 【請求項10】 芯金円周上に,少なくとも弾性層と,
    前記弾性層の表面を覆う表面層との2層からなるローラ
    層を有する帯電ローラにおいて,前記弾性層の電気抵抗
    が107 〜109 Ω・cmで,かつ,前記ローラ層のV
    −I特性が,DC電圧V1 =10Vの時の電流値をI1
    μA,DC電圧V2 =100Vの時の電流値をI2 μA
    とすると, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
    1 )≦1.2 であることを特徴とする帯電ローラ。
  11. 【請求項11】 少なくとも感光体と,前記感光体に接
    触して回転する帯電ローラと,前記帯電ローラによって
    帯電された感光体表面を露光する露光手段と,前記露光
    手段によって形成された潜像を可視像化する現像手段と
    を備えた画像形成装置において,前記帯電ローラはその
    ローラ層のV−I特性が,DC電圧V1 =10Vの時の
    電流値をI1 μA,DC電圧V2 =100Vの時の電流
    値をI2 μAとすると, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
    1 )≦1.2 であることを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも感光体と,前記感光体に接
    触して回転する帯電ローラと,前記帯電ローラによって
    帯電された感光体表面を露光する露光手段と,前記露光
    手段によって形成された潜像を可視像化する現像手段と
    を備えた画像形成装置において,前記帯電ローラの弾性
    層の電気抵抗が107 〜109 Ω・cmを有し,かつ,
    前記帯電ローラはそのローラ層のV−I特性が,DC電
    圧V1 =10Vの時の電流値をI1 μA,DC電圧V2
    =100Vの時の電流値をI2 μAとすると, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
    1 )≦1.2 であることを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 少なくとも感光体と,前記感光体に接
    触して回転する帯電ローラと,前記帯電ローラによって
    帯電された感光体表面を露光する露光手段と,前記露光
    手段によって形成された潜像を可視像化する現像手段と
    を備えた画像形成装置において,前記帯電ローラはその
    ローラ層のV−I特性が,DC電圧V1 =10Vの時の
    電流値をI1 μA,DC電圧V2 =100Vの時の電流
    値をI2 μAとすると, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
    1 )≦1.2 であり,かつ,前記感光体は誘電厚み(D=d/ε)が
    7.5以上の有機感光体よりなり,前記感光体の表面電
    位を850V以上の負極性に帯電することを特徴とする
    画像形成装置。
  14. 【請求項14】 少なくとも感光体と,前記感光体に接
    触して回転する帯電ローラと,前記帯電ローラによって
    帯電された感光体表面を露光する露光手段と,前記露光
    手段によって形成された潜像を可視像化する現像手段と
    を備えた画像形成装置において,前記帯電ローラの弾性
    層の電気抵抗が107 〜109 Ω・cmを有し,前記帯
    電ローラはそのローラ層のV−I特性が,DC電圧V1
    =10Vの時の電流値をI1 μA,DC電圧V2 =10
    0Vの時の電流値をI2 μAとすると, (logI2 −logI1 )/(logV2 −logV
    1 )≦1.2 であり,かつ,前記感光体は誘電厚み(D=d/ε)が
    7.5以上の有機感光体よりなり,前記感光体の表面電
    位を850V以上の負極性に帯電することを特徴とする
    画像形成装置。
JP7245929A 1994-10-05 1995-09-25 帯電ローラ,それを用いたローラ帯電装置およびそれを用いた画像形成装置 Pending JPH08220840A (ja)

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