JPH04333853A - 帯電用部材 - Google Patents

帯電用部材

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JPH04333853A
JPH04333853A JP13223791A JP13223791A JPH04333853A JP H04333853 A JPH04333853 A JP H04333853A JP 13223791 A JP13223791 A JP 13223791A JP 13223791 A JP13223791 A JP 13223791A JP H04333853 A JPH04333853 A JP H04333853A
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JP
Japan
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charging member
charging
layer
electrophotographic
photoreceptor
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JP13223791A
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English (en)
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Tetsuo Kanamaru
哲郎 金丸
Hisami Tanaka
久巳 田中
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯電用部材に関し、特に
は電子写真法における1次帯電用、転写帯電用、除電帯
電用に用いられる帯電用部材に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体を用いた電子写真プロセ
スにおける帯電プロセスは、従来より殆ど金属ワイヤー
に高電圧(DC5〜8KV)を印加し発生するコロナに
より帯電を行なっている。しかし、この方法ではコロナ
発生時にオゾンやNOX 等のコロナ生成物により感光
体表面を変質させ画像ボケや劣化を進行させたり、ワイ
ヤーの汚れが画像品質に影響し、画像白抜けや黒スジを
生じる等の問題があった。一方、電力的にも感光体に向
う電流は、その5〜30%にすぎず、殆どがシールド板
に流れ帯電手段としては効果の悪いものであった。
【0003】こうした欠点を補うために直接帯電させる
方法が研究され多数提案されている(特開昭57−17
8267号公報、特開昭56−104351号公報、特
開昭58−40566号公報、特開昭58−13915
6号公報、特開昭58−150975号公報等)。しか
し実際には感光体を上記のような接触帯電法により帯電
処理しても感光体表面の各部均一な帯電はなされず、斑
点状帯電ムラを生じる。例えば反転現像方式では、その
斑点状帯電ムラ状態の感光体に光像露光以下のプロセス
を適用しても出力画像は斑点状帯電ムラに対応した斑点
上の黒点画像となり、正規現像方式では斑点状ムラに対
して斑点状の白点画像となり高品位な画像を得られてい
ない。
【0004】また直接帯電方法は、多数の提案があるに
もかかわらず、市場実績が全くない。その理由として帯
電の均一性、直接電圧を印加することによる感光体の放
電絶縁破壊等の発生が挙げられる。放電絶縁破壊による
1つの破壊点が生ずると、例えば円筒状感光体の場合、
軸方向全体の帯電がその破壊点に流れて帯電しなくなる
欠点があった。
【0005】この絶縁破壊を防止する為に表面に樹脂層
を形成させる方法も報告されている(特開平1−205
180号公報、特開平1−211779号公報)。
【0006】しかし、これらの材料も低温低湿下で大き
な電気抵抗の変動を生じ、その帯電性が不安定であった
り、有機感光体と接触させて用いられると、有機感光体
の表面と帯電用部材の表面と樹脂同士が相溶化し、固着
してしまうどの欠陥を伴っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の如き欠
点を解決し帯電の不均一による斑点状かぶり、感光体の
放電絶縁破壊による画像欠陥等の発生のない高品位の画
像を安定して供給できる帯電用部材を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は導電
性支持体上に導電性弾性層を持つ帯電用部材において、
導電性弾性層の上にカルボキシメチルセルロースを含有
する樹脂層を有することを特徴とする帯電用部材である
【0009】以下に、図面に基いて本発明をさらに詳し
く説明する。
【0010】本発明の帯電用部材は図1に示すように導
電性基体1a上に多数の層が積層された構成を基本形態
としている。樹脂層3の体積抵抗率は106 〜101
2Ω・cmの範囲が好ましい。また特開平1−7336
4号公報に示されるように樹脂層3の体積抵抗率は樹脂
層3に接する下層2の体積抵抗率より大きいことが好ま
しい。下層2の体積抵抗率としては100 〜1011
Ω・cm、特に102 〜1010Ω・cmの範囲が好
ましい。下層2としてはアルミニウム、鉄、銅等の金属
、ポリアセチレン、ポリピロール、ポリチオフェン等の
導電性高分子、マトリックス中にカーボン、金属等を分
散させて導電性処理したゴムや絶縁性樹脂、又はポリカ
ーボネート、ポリエステル等の絶縁性樹脂やゴムの表面
を金属その他導電性物質によってラミネートコートした
ものなどを用いることができる。また、この下層2は必
要に応じて機能分離した多層構成であってもよい。導電
性基体1としては、鉄、銅、耐食銅(ステンレス)など
を用いることができる。
【0011】さらに、図2のように帯電用部材の表面に
帯電用部材を保護するために保護層4を設けても良い。
【0012】この保護層は樹脂で形成され、内部に導電
性を制御する為の導電粒子や帯電用部材の表面粗さを制
御する為の不溶性の樹脂粉体5を混合しても良い。
【0013】図3のようにブレード形状帯電用部材の場
合には、導電性板金1bの表面に導電性弾性層(下層)
2を設け、その上にさらに樹脂層3を設ける。
【0014】また、保護層を設けても良い。
【0015】本発明の帯電用部材を作成する為に使用す
るカルボキシメチルセルロースとしては、セルロースの
水酸基における水素原子を置換しているカルボキシメチ
ル基の含有率(置換度)によって表わすと、5〜95重
量%、好ましくは15〜50重量%のものを用いる。
【0016】さらに樹脂層3にはバインダー樹脂を添加
しても良い。バインダー樹脂の添加量は総樹脂量に対し
て、30重量%以下が好ましい。樹脂層におけるバイン
ダー樹脂としては、ポリメチルメタクリレート、ポリブ
チルメタクリレート等のアクリル樹脂、ポリビニルブチ
ラール、ポリビニルアセタール。ポリアリレート、ポリ
カーボネート、フェノキシ樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリ
ビニルピリジンなどを挙げることができる。
【0017】従来の帯電用部材はその表面がゴムやポリ
ウレタンで構成されていたことから、電子写真感光体と
接触しておくと、該感光体と帯電用部材とが固着したり
、感光体表面が硬いと、しわを発生したりして、画像欠
陥に繁った。
【0018】本発明の帯電用部材はこれらの欠点を解消
し、高画質の画像を形成し得るものである。
【0019】本発明のカルボキシメチルセルロースを含
有する樹脂層で構成された帯電用部材は電子写真感光体
と付着しにくく、かつ柔軟でもあるので高画質の画像を
形成し得る。また、使用中のトナー汚れも少なく、低温
低湿下でも樹脂層の体積抵抗に変動を生じにくいことか
ら、安定した帯電用部材として用いることができる。
【0020】樹脂層の膜厚は5〜500μm、特には2
0〜200μmの範囲が好ましい。
【0021】帯電用部材の形状としては、ローラー形状
やブレード形状などいずれでもよいが、均一帯電を実現
し易い点ではローラー形状が好ましい。
【0022】電子写真感光体は導電性支持体上に感光層
を設けた構成を基本とする。導電性支持体としては、支
持体自体が導電性をもつもの、例えばアルミニウム、ア
ルミニウム合金、耐食銅(ステンレス)、クロム、チタ
ンなどを用いることができる。そのほかに支持体上にア
ルミニウム、アルミニウム合金、酸化インジウム−酸化
錫合金などを真空蒸着によって被膜状に形成した層を有
する前記導電性支持体、マトリックス中に導電性粒子(
例えばカーボンブラック、酸化錫粒子など)を適当なバ
インダーとともにプラスチック又は紙に含浸した支持体
、導電性バインダーを有するプラスチックなどを用いる
ことができる。
【0023】導電性支持体と感光層との中間に、バリヤ
ー機能と接着機能をもつ下引層を設けることもできる。 下引層はカゼイン、ポリビニルアルコール、ニトロセル
ロース、エチレン−アクリル酸コポリマー、ポリアミド
、ポリウレタン、ゼラチン、酸化アルミニウムなどによ
って形成できる。下引層の膜厚は5μm以下、好ましく
は0.5〜3μmが適当である。下引層はその機能を発
揮するためには、107 Ω・cm以上であることが望
ましい。
【0024】感光層はたとえば、有機光導電体、アモル
ファスシリコン、セレンなどの光導電体を必要に応じて
結着剤と共に塗料化して塗布形成または真空蒸着によっ
てされる。また、有機光導電体を用いる場合に、感光層
として露光により電荷担体を発生する電荷発生層と発生
した電荷担体を輸送する能力を持つ電荷輸送層との組み
合わせからなる感光層も有効に用いることができる。
【0025】電荷発生層はアゾ顔料、キノン顔料、キノ
ンアニン顔料、ペリレン顔料、インジゴ顔料、ビスベン
ゾイミダゾール顔料、フタロシアニン顔料、キナクドリ
ン顔料などの電荷発生材料の1種類あるいは2種類以上
を蒸着するか、または適当なバインダー(結着樹脂)と
共に(バインターが無くても可)分散した塗工液を塗工
することによって形成できる。
【0026】バインダーは広範囲の絶縁性樹脂または有
機光導電性ポリマーから選択できる。たとえば絶縁性樹
脂としては、ポリビニルブチラール、ポリアリレート(
ビスフェノールAとフタル酸の縮重合体等)、ポリカー
ボネート、ポリエステル、フェノキシ樹脂、アクリル樹
脂、ポリアクリルアミド樹脂、ポリアミド、セルロース
系樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、カゼイン、ポリ
ビニルアルコールなどをあげることができる。また、有
機光導電性ポリマーとしては、カルバゾール、ポリビニ
ルアントラセン、ポリビニルピレンなどが挙げられる。
【0027】電荷発生層の膜厚は0.01〜15μm、
好ましくは0.05〜5μmであり、電荷発生層と結着
剤との重量比は前者/後者=10/1〜1/20である
【0028】電荷発生層用塗料に用いる溶剤は使用する
樹脂や電荷輸送材料の溶解性及び分散安定性等に基いて
選択されるが、有機溶剤としてはアルコール類、スルホ
キシド類、エーテル類、エステル類、脂肪族ハロゲン化
炭化水素類あるいは芳香族化合物などを用いることがで
きる。
【0029】塗工は浸漬コーティング法、スプレーコー
ティング法、マイヤーバーコーティング法、ブレードコ
ーティング法などのコーティング法を用いて行なうこと
ができる。
【0030】電荷輸送層は電荷輸送材料を成膜性のある
樹脂に溶解させて形成され得る。本発明に用いられる有
機電荷輸送材料の例としては、ヒドラゾン系化合物、ス
チルベン系化合物、ピラゾリン系化合物、オキサゾール
系化合物、チアゾール系化合物、トリアリールメタン系
化合物などが挙げられる。これらの電荷輸送物質はその
1種または2種以上を組み合わせて用いることもできる
【0031】電荷輸送層に用いる結着剤の例としては、
フェノキシ樹脂、ポリアクリルアミド、ポリビニルブチ
ラール、ポリアリレート、ポリスルホン、ポリアミド、
アクリル樹脂、アクリロニトル樹脂、メタクリル樹脂、
塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂、ポリエステル、アルキド樹脂、ポリカーボ
ネート、ポリウレタンあるいはこれらの樹脂の構成単位
の中の2種以上を含む共重合体、たとえばスチレン−ブ
タジエンコポリマー、スチレン−アクリロニトリルコポ
リマー、スチレン−マレイン酸コポリマーなどを挙げる
ことができる。また、ポリ−N−ビニルカルバゾール、
ポリビニルアントラセン、ポリビニルピレンなどの有機
光導電性ポリマーからも選択できる。
【0032】電荷輸送層の膜厚は5〜50μm、好まし
くは8〜20μmであり、電荷輸送物質と結着剤との重
量比は前者/後者=5/1〜1/5、好ましくは3/1
〜1/3程度である。塗工は前述のようなコーティング
法を行なうことができる。
【0033】さらに、色素、顔料、有機電荷輸送物質な
どは、一般に紫外線、オゾン、オイルなどによる汚れ、
金属との接触などに弱いことから、必要に応じてその上
に保護層を設けてもよい。この保護層上に静電潜像を形
成する為にはその表面抵抗率が1011Ω以上であるこ
とが望ましい。
【0034】感光体の保護層はポリビニルブチラール、
ポリエステル、ポリカーボネート、アクリル樹脂、メタ
クリル樹脂、ナイロン、ポリイミド、ポリアリレート、
ポリウレタン、スチレン−ブタジエンコポリマー、スチ
レン−アクリル酸コポリマー、スチレン−アクリロニト
リルコポリマーなどの樹脂を適当な有機溶剤によって溶
解した液を感光層の上に塗布及び乾燥して形成できる。 この際の保護層の膜厚は一般に0.05〜20μmの範
囲である。この保護層中に紫外線吸収剤などを含ませて
もよい。
【0035】本発明の帯電用部材は例えば図4に示すよ
うな電子写真装置に適用することができる。この装置は
電子写真感光体12の周面上に一次帯電用部材6、像露
光手段7、現像手段8、転写帯電手段9、クリーニング
手段10、前露光手段11が配置されている。
【0036】電子写真感光体12上に接触配置されてい
る一次帯電用部材6に、外部より電圧(例えば200V
以上2000V以下の直流電圧とピーク間電圧4000
V以下の交流電圧を重畳した脈流電圧)を印加し、電子
写真感光体12表面を帯電させ、像露光手段7によって
原稿上の画像を感光体に像露光して静電潜像を形成する
。次に現像手段8中の現像剤を感光体に付着させること
により、感光体上の静電潜像を現像(可視像化)し、さ
らに感光体上の現像剤を転写帯電手段9によって紙など
の被転写部材13に転写し、クリーニング手段10によ
って転写時に紙に転写されずに感光体上に残った現像剤
を回収する。
【0037】このような電子写真プロセスによって画像
を形成させることができるが、感光体に残留電荷が残る
ような場合には、一次帯電を行なう前に前露光手段11
によって感光体に光を当て残留電荷を除電した方がよい
【0038】本発明の帯電用部材を転写帯電に用いる場
合には、例えば、図5に示すような電子写真装置に適用
することができる。この装置は電子写真感光体52の周
面上に一次帯電用コロナ帯電器55、像露光手段53、
現像手段54、転写帯電用帯電部材51、クリーニング
手段59、前露光手段58が配置されている。
【0039】電子写真感光体52上に接触配置されてい
る転写帯電用帯電部材51に電圧(例えば直流電圧40
0〜1000V)を印加して電子写真感光体上の現像剤
を紙などの被転写部材に転写することができる。
【0040】本発明の帯電用部材を除電帯電に用いる場
合には、例えば、図6に示すような電子写真装置に適用
することができる。この装置では、電子写真感光体62
の周面上に一次帯電用コロナ帯電器65、像露光手段6
3、現像手段64、転写帯電用コロナ帯電器68、クリ
ーニング手段67が配置されている。
【0041】電子写真感光体62上に接触配置されてい
る除電帯電用帯電部材61に電圧(例えば交流ピーク間
電圧500〜2000V)を印加して電子写真感光体上
の電荷を除電することができる。
【0042】本発明の帯電部材を装着した電子写真装置
をファクシミリのプリンターとして使用する場合には、
光像露光Lは受信データをプリントする為の露光になる
。図7はこの場合の1例を示すブロック図である。
【0043】図7において、コントローラ71は画像読
取部70とプリンター79とを制御する。コントローラ
71の全体はCPU77によって制御されている。画像
読取部70からの読取データは送信回路73を通して相
手局に送信される。相手局から受けたデータは受信回路
72を通してプリンター79に送られる。画像メモリ7
6には、所定の画像データが記憶される。プリンタコン
トローラ78はプリンター79を制御している。74は
電話である。
【0044】回線75から受信された画像(回線を介し
て接続されたリモート端末からの画像情報)は受信回路
72で復調された後に、CPU77で画像情報の複号処
理を行なって順次画像メモリ76に格納される。次に、
少なくとも1頁分の画像がメモリ76に格納されると、
その頁の画像記録を行なう。CPU77はメモリ76か
ら1頁の画像情報を読み出してプリンタコントローラ7
8に複号化された1頁の画像情報を送出する。プリンタ
コントローラ78はCPU77からの1頁の画像情報を
受け取ると、その頁の画像情報記録を行なうべくプリン
ター79を制御する。
【0045】なお、CPU77はプリンター79による
記録中に、次頁の画像情報の受信を行なっている。
【0046】以上の様に、画像情報の受信と記録とが行
なわれる。
【0047】本発明の帯電用部材は機械的強度、化学的
安定性の点で劣化しやすい有機光導電体を含有する感光
層を有する電子写真感光体に適用することにより、その
特性顕著に発揮することができる。
【0048】本発明における感光体に接触させる帯電用
部材の設置方式は特定の方式に限らない。帯電用部材は
固定方式、感光体と同方向または逆方向で回転する等の
移動方式いずれの方式で用いることもできる。さらに帯
電用部材に感光体上の現像剤クリーニング装置として機
能させることも可能である。
【0049】本発明の直接帯電における帯電用部材への
印加電圧及び印加方法に関しては、各々の電子写真装置
の仕様にもよるが所望する電圧を瞬時に印加する方式の
他にも感光体の保護の目的で段階的に印加電圧を上げて
行く方式、直流と交流とを重畳させた形で印加する場合
ならば、直流→交流または交流→直流の順序で電圧を印
加する方式をとることができる。
【0050】本発明の帯電用部材を電子写真装置の一次
帯電に用いる場合には、画像出力領域の電子写真感光体
に対して直流電圧と交流電圧とを重畳することが必要で
ある。
【0051】一次帯電を直流電圧のみで印加した場合に
は、均一に帯電することができない。
【0052】転写帯電に用いる場合には、直流電圧のみ
でも直流電圧と交流電圧とを重畳しても印加しても良い
【0053】除電帯電に用いる場合には、交流電圧のみ
を印加することが必要である。
【0054】また、本発明においては、画像露光、現像
およびクリーニング等のプロセスは静電写真の分野に公
知の任意の方法を採用することができる。また、現像剤
の種類なども特定のものに限定されない。本発明の帯電
用部材は複写器だけでなく、レーザープリンターやCR
Tプリンター、電子写真式製版システムなどの電子写真
応用分野にも用いることができる。
【0055】
【実施例】
実施例1 導電性支持体としてのアルミニウムシリンダー(外径6
0mm×長さ260mm×肉厚0.5mm)を用意した
【0056】共重合ナイロン[商品名:CM8000(
東レ社製)]4部およびタイプ8ナイロン[商品名:ラ
ッカマイド5003(大日本インキ社製)]4部をメタ
ノール50部及びn−ブタノール50部の混合液に溶解
し、上記支持体上に浸漬塗布して0.6μm厚の下引層
を形成した。
【0057】下記構造式のジスアゾ顔料を10部、
【0
058】
【化1】 及びポリビニルプチラール樹脂[商品名:エスレックB
M2(積水化学社製)]10部を、シクロヘキサノン1
20部と共にサンドミル装置で10時間分散した。分散
液にメチルエチルケトン30部を加えて上記下引層上に
塗布し、電荷発生層(0.15μm厚)を形成した。
【0059】ポリカーボネートZ樹脂[重量平均分子量
12万(三菱瓦斯化学社製)]10部を用意し、下記構
造式のヒドラゾン化合物
【0060】
【化2】 10部と共にモノクロルベンゼン80部に溶解した。こ
れを上記電荷発生層上に塗布して、16μm厚の電荷輸
送層を形成させ、電子写真感光体No.1を製造した。
【0061】次にクロロプレンゴム100重量部に導電
性カーボン5重量部を溶融混練し、得られた塊の中心に
ステンレス軸(直径8mm×長さ260mm)を通して
外径20mm×長さ240mmになるように成型して、
ローラー形状の帯電用部材からなる導電性弾性層を設け
た。
【0062】この帯電用部材の導電性弾性層の体積抵抗
を温度22℃、湿度60%の環境で測定した処、3×1
04 Ωcmであった。カルボキシメチルセルロース(
置換度23−27%)[商品名:セロゲン5A(第一工
業製薬社製)]10重量部をベンゼン/エタノール(1
/1)混合液90重量部に溶解し、得られた塗工液を前
記帯電用部材の導電性弾性層の上に浸漬塗工し、乾燥後
膜厚200μmの樹脂層を設け、ローラー形状帯電用部
材を製造した。アルミシート上に同様にして樹脂層を設
け、体積抵抗を測定した。
【0063】この帯電用部材を図3のように正現像方式
複写機[商品名:PC−20(キヤノン社製)]に一次
コロナ帯電器の代わりに取り付け、電子写真感光体と従
動回転させ、一次帯電電圧は直流電圧−750Vと交流
ピーク間電圧1500Vの重畳を行ない、電子写真感光
体の暗電位と明電位の電位測定及び画像を検討した。結
果を表1に示す。
【0064】さらに、温度15℃、湿度10%の低温低
質状態で帯電用部材の樹脂層の体積抵抗、この帯電用部
材を正現像方式複写機に取り付けた場合の電位特性及び
画像を同様に評価した結果を表1に示す。
【0065】実施例2 実施例1と同様に帯電用部材の導電性弾性層を用意した
。カルボキシメチルセルロース(置換度23−27%)
[商品名:セロゲン6A(第一工業製薬)]9重量部を
ベンゼン/アセトン(1/1)混合液91重量部に溶解
し、得られた塗工液を前記帯電用部材の導電性弾性層の
上に浸漬塗工して乾燥後の膜厚200μmの樹脂層を設
け、ローラー形状の帯電用部材を製造した。これを実施
例1と同様に評価した結果を表1に示す。
【0066】実施例3 実施例1と同様に帯電用部材の導電性弾性層を用意した
。カルボキシメチルセルロース(置換度20−23%)
[商品名:セロゲンPR(第一工業製薬)]8重量部を
アセトン92重量部に溶解し、得られた塗工液を前記帯
電用部材の導電性弾性層の上に浸漬塗工して乾燥後の膜
厚200μmの樹脂層を設け、ローラー形状の帯電用部
材を製造した。これを実施例1と同様に評価した結果を
表1に示す。
【0067】実施例4 実施例1と同様に帯電用部材の導電性弾性層を用意した
。カルボキシメチルセルロース(置換度15−18%)
[商品名:セロゲンMG(第一工業製薬)]12重量部
及びメトキシメチル化ナイロン6(メトキシメチル化率
30%)[商品名:EF−30T(帝国化学社製)]2
重量部をベンゼン/アセトン(1/1)混合液86重量
部に溶解し、得られた塗工液を前記帯電用部材の導電性
弾性層の上に浸漬塗工し、乾燥後の膜厚200μmの樹
脂層を設け、ローラー形状の帯電用部材を製造した。こ
れを実施例1と同様に評価した結果を表1に示した。
【0068】比較例1 実施例1と同様に帯電用部材の導電性弾性層を用意した
。共重合ナイロン6−66−610−12[商品名:ア
ミランCM−8000(東レ社製)]10重量部をメタ
ノール85重量部に溶解し、得られた塗工液を前記帯電
用部材の導電性弾性層の上に浸漬塗工し、乾燥後の膜厚
200μmの樹脂層を設けて、ローラー形状の帯電用部
材を製造した。これを実施例1と同様に評価した結果を
表1に示す。
【0069】比較例2 実施例1と同様に帯電用部材の導電性弾性層を用意した
。ポリエステルポリオール[商品名:ニッポラン121
(日本ポリウレタン社製)]9重量部及びトリレンジイ
ソシアネート4重量部をn−ブタノール83重量部に溶
解し、得られた塗工液を前記帯電用部材の導電性弾性層
の上に浸漬塗工し、乾燥後の膜厚200μmの樹脂層を
設けて、ローラー形状の帯電用部材を製造した。これを
実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
【0070】比較例3 実施例1と同様に帯電用部材の導電性弾性層を用意した
。シリコンゴム[商品名:シリコンRTVゴム(東芝シ
リコーン社製)]10重量部をトルエン86重量部に溶
解し、得られた塗工液を前記帯電用部材の導電性弾性層
の上に浸漬塗工し、乾燥後の膜厚200μmの樹脂層を
設けて、ローラー形状の帯電用部材を製造した。これを
実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。
【0071】実施例1,2,3及び4と比較例1を比較
すると次のことが判る:低温低湿時の樹脂層の硬質化に
起因する波状カブリの画像欠陥を本発明は防止できる。
【0072】また、実施例1,2,3及び4と比較例2
及び3とを比較すると次のことが判る:(1)帯電部材
と感光体との融着を防止し、横スジ画像の発生を抑える
ことができる。 (2)比較例2のポリウレタンの樹脂層では高い体積電
気抵抗に留まるが、実施例1,2,3及び4のカルボキ
シメチルセルロースを樹脂層に含有させることにより、
適切な体積電気抵抗に調整できることから、一層有用な
帯電特性を付与し得ることが示されている。
【0073】次に転写帯電器としての特性を調べた。
【0074】実施例5 実施例1と同様にして感光体を作製した。クロロプレン
ゴム100重量部に導電性カーボン5重量部を溶融混練
し、得られた塊の中心にステンレス軸(直径8mm×長
さ260mm)を通して外径30mm×長さ240mm
になるように成型し、ローラー形状の帯電用部材を構成
する導電性弾性層を設けた。
【0075】この転写帯電用部材の体積抵抗を温度22
℃、湿度60%の環境で測定した処、4×104 Ωc
mであった。カルボキシメチルセルロース(置換度20
−23%)[商品名:セロゲンBS(第一工業製薬)]
10重量部をアセトン90重量部に溶解し、得られた塗
工液を前記転写帯電用部材の導電性弾性層の上に浸漬塗
工し、乾燥後の膜厚100μmの樹脂層を設けて、ロー
ラー形状の転写帯電用部材を製造した。アルミニウムシ
ート上に同様に樹脂層を設け、その体積抵抗を測定した
【0076】この転写帯電用部材を正現像方式複写機[
商品名:PC−20(キヤノン社製)]に転写コロナ帯
電器の代わりに装着し、転写帯電としては直流−500
Vを印加して、画像及び転写帯電部材の状態を評価した
。結果を表2に示す。
【0077】さらに、温度15℃、湿度10%の低温低
湿状態で転写帯電用部材の樹脂層の体積抵抗とこの転写
帯電用部材を正現像方式複写機に装着した場合の画像と
転写帯電用部材の状態を評価した結果を表2に示す。
【0078】実施例6 実施例5と同様に転写帯電用部材の導電性弾性層を用意
した。カルボキシメチルセルロース(置換度23−27
%)[商品名:セロゲン7A(第一工業製薬)]9重量
部をベンゼン/エタノール(1/1)91重量部に溶解
し、得られた塗工液を前記転写帯電用部材の導電性弾性
層の上に浸漬塗工し、乾燥後の膜厚100μmの樹脂層
を設けて、ローラー形状の転写帯電用部材を製造した。 これを実施例5と同様に評価した結果を表2に示す。
【0079】実施例7 実施例5と同様に転写帯電用部材の導電性弾性層を用意
した。カルボキシメチルセルロース(置換度30−33
%)[商品名:セロゲンEP(第一工業製薬)]12重
量部をアセトン88重量部に溶解し、得られた塗工液を
前記転写帯電用部材の導電性弾性層の上に浸漬塗工し、
乾燥後の膜厚100μmの樹脂層を設けて、ローラー形
状の転写帯電用部材を製造した。これを実施例5と同様
に評価した結果を表2に示す。
【0080】実施例8 実施例5と同様に転写帯電用部材の導電性弾性層を用意
した。カルボキシメチルセルロース(置換度23−27
%)[商品名:セロゲンBS−H(第一工業製薬)]9
重量部及びメトキシメチル化ナイロン6(メトキシメチ
ル化率30%)3重量部をベンゼン/アセトン(1/1
)88重量部に溶解し、得られた塗工液を前記転写帯電
用部材の導電性弾性層の上に浸漬塗工し、乾燥後の膜厚
100μmの樹脂層を設けて、ローラー形状の転写帯電
用部材を製造した。これを実施例5と同様に評価した結
果を表2に示す。
【0081】比較例4 実施例5と同様に転写帯電用部材の導電性弾性層を用意
した。ナイロン−6−66−610−12  10重量
部をメタノール87重量部に溶解し、得られた塗工液を
前記転写帯電用部材の導電性弾性層の上に浸漬塗工し、
乾燥後の膜厚100μmの樹脂層を設けて、ローラー形
状の転写帯電用部材を製造した。これを実施例5と同様
に評価した結果を表2に示す。
【0082】比較例5 実施例5と同様に転写帯電用部材の導電性弾性層を用意
した。ポリエステルポリオール[商品名:ニッポラン1
21(日本ポリウレタン社製)]8重量部及びトルイレ
ンジイソシアネート2重量部をn−ブタノール80重量
部に溶解し、得られた塗工液を前記転写帯電用部材の導
電性弾性層の上に浸漬塗工し、乾燥後の膜厚100μm
の樹脂層を設けて、ローラー形状の転写帯電用部材を製
造した。これを実施例5と同様に評価した結果を表2に
示す。
【0083】比較例6 実施例5と同様に転写帯電用部材の導電性弾性層を用意
した。シリコンRTVゴム(前述のもの)10重量部を
トルエン88重量部に溶解し、得られた塗工液を前記転
写帯電用部材の導電性弾性層の上に浸漬塗工し、乾燥後
の膜厚100μmの樹脂層を設けて、ローラー形状の転
写帯電用部材を製造した。これを実施例5と同様に評価
した結果を表2に示す。
【0084】実施例5,6,7及び8と比較例4との比
較から、次のことが判る:本発明によれば、低温低湿下
でも画像の濃度低下も波状カブリも起らず、高画質を維
持できる。
【0085】さらに実施例5,6,7及び8と比較例5
及び6との比較から次のことが判る:本発明によれば、
転写帯電部材が感光体と融着せず、またトナーとも融着
しないことが寄与して、感光体にも帯電部材にも欠陥を
発生させずに安定した画像形成を行なうことができる。
【0086】次に除電帯電器としての特性を調べた。
【0087】実施例9 実施例1と同様にして感光体を作製した。クロロプレン
ゴム100重量部に導電性カーボン5重量部を溶融混練
し、得られた塊からステンレス板(2mm×260mm
)の上に、図3のように板状体(自由長10mm×24
0mm)を成型して、ブレード形状の帯電用部材の導電
性弾性層を設けた。この除電帯電用部材の体積電気抵抗
を温度22℃、湿度60%の環境で測定した処、4×1
04 Ωcmであった。カルボキシメチルセルロース(
置換度22−25%)[商品名:セロゲンBSH−6(
第一工業製薬)]8重量部をベンゼン/エタノール(1
/1)混合液92重量部に溶解し、得られた塗工液を前
記除電帯電用部材の導電性弾性層の上に浸漬塗工し、乾
燥後の膜厚100μmの樹脂層を設けて、ブレード形状
の除電帯電用部材を製造した。アルミニウムシート上に
同様に樹脂層を設け、その体積抵抗を測定した。
【0088】この除電帯電用部材を正現像方式複写機[
商品名:PC−20(キヤノン社製)]に前露光除電器
の代わりに装着し、除電帯電には交流ピーク間電圧10
00Vを印加し、除電後の残留電位、画像及び除電帯電
部材の状態を評価した。結果を表3に示す。
【0089】さらに、温度15℃、湿度10%の低温低
湿状態で除電帯電用部材の樹脂層の体積抵抗、この除電
帯電用部材を正現像方式複写機に取り付けた時の画像及
び除電帯電用部材の状態を評価した結果を表3に示す。
【0090】実施例10 実施例9と同様に除電帯電用部材の導電性弾性層を用意
した。カルボキシメチルセルロース(置換度33−40
%)[商品名:セロゲンEP−ML(第一工業製薬)]
12重量部をベンゼン/アセトン(1/1)88重量部
に溶解し、得られた塗工液を前記除電帯電用部材の導電
性弾性層の上に浸漬塗工し、乾燥後の膜厚100μmの
樹脂層を設けて、ブレード形状の除電帯電用部材を製造
した。これを実施例9と同様に評価した結果を表3に示
す。
【0091】実施例11 実施例9と同様に除電帯電用部材の導電性弾性層を用意
した。カルボキシメチルセルロース(置換度22−25
%)[商品名:セロゲンBSH−12(第一工業製薬)
]10重量部をアセトン90重量部に溶解し、得られた
塗工液を前記除電帯電用部材の導電性弾性層の上に浸漬
塗工し、乾燥後の膜厚100μmの樹脂層を設けて、ブ
レード形状の除電帯電用部材を製造した。これを実施例
9と同様に評価した結果を表3に示す。
【0092】実施例12 実施例9と同様に除電帯電用部材の導電性弾性層を用意
した。カルボキシメチルセルロース(置換度18−22
%)[商品名:セロゲン4H(第一工業製薬)]12重
量部をベンゼン/アセトン(1/1)混合液88重量部
に溶解し、得られた塗工液を前記除電帯電用部材の導電
性弾性層の上に浸漬塗工し、乾燥後の膜厚100μmの
樹脂層を設けて、ブレード形状の除電帯電用部材を製造
した。これを実施例9と同様に評価した結果を表3に示
す。
【0093】比較例7 実施例9と同様に除電帯電用部材の導電性弾性層を用意
した。前記除電帯電用部材を樹脂層を設けずにそのまま
用いた。これを実施例9と同様に評価した結果を表3に
示す。
【0094】比較例8 実施例9と同様に除電帯電用部材の導電性弾性層を用意
した。ポリエステルポリオール[商品名:ニッポラン1
21(日本ポリウレタン社製)]8重量部及びトルエン
ジイソシアネート2重量部をn−ブタノール86重量部
に溶解し、得られた塗工液を前記除電帯電用部材の導電
性弾性層の上に浸漬塗工し、乾燥後の膜厚100μmの
樹脂層を設けて、ブレード形状の除電帯電用部材を製造
した。これを実施例9と同様に評価した結果を表3に示
す。
【0095】比較例9 本発明の除電帯電用部材を用いずに前露光で除電を行な
い、これを実施例9と同様に評価した結果を表3に示す
【0096】
【表1】
【0097】
【表2】
【0098】
【表3】
【0099】
【発明の効果】本発明の接触帯電部材は環境変動による
電気抵抗変化を余り生ぜず、安定した画像を形成し得る
。また、電荷抜けが発生しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接触帯電部材を装着した接触帯電装置
の概略構成図。
【図2】本発明の接触帯電部材を装着した転写式像形成
装置の模式的断面図。
【図3】本発明の帯電用部材の平板形態様の模式的断面
図。
【図4】本発明の帯電用部材を装着した電子写真装置の
1態様の模式的断面図。
【図5】本発明の帯電用部材を装着した電子写真装置の
他態様の模式的断面図。
【図6】本発明の帯電用部材を装着した電子写真装置の
別態様の模式的断面図。
【図7】本発明の帯電用部材を装着したプリンターを構
成ユニットとするファクシミリのブロック図。
【符号の説明】
1    導電性支持体 2    下層 3    樹脂層 4    保護層 5    不溶性樹脂粉体 41    帯電用部材 42    電子写真感光体 43    像露光手段 44    現像手段 45    転写帯電手段 47    クリーニング手段 48    前露光手段 51    帯電用部材 52    電子写真感光体 53    像露光手段 54    現像手段 55    転写帯電手段 57    クリーニング手段 58    前露光手段 61    帯電用部材 62    電子写真感光体 63    像露光手段 64    現像手段 65    転写帯電手段 67    クリーニング手段 68    前露光手段 70    画像読取部 71    コントローラ 72    受信回路 73    送信回路 74    電話 75    回線 76    画像メモリ 77    CPU 78    プリンタコントローラ 79    プリンター

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  導電性支持体上に導電性弾性層を有す
    る帯電用部材において、導電性弾性層の上にカルボキシ
    メチルセルロースを含有する樹脂層を有することを特徴
    とする帯電用部材。
  2. 【請求項2】  電子写真用有機感光体との接触によっ
    て該感光体を帯電させる為の請求項1に記載の帯電用部
    材。
  3. 【請求項3】  直流電圧と交流電圧とを重畳印加する
    ことによって一次帯電される為の請求項1に記載の帯電
    用部材。
  4. 【請求項4】  直流電圧と交流電圧との重畳印加によ
    って電子写真感光体から現像剤を被転写部材に転写する
    為の請求項1に記載の帯電用部材。
  5. 【請求項5】  交流電圧の印加によって除電を行なう
    為の請求項1に記載の帯電用部材。
  6. 【請求項6】  請求項1に記載の帯電部材及び該接触
    帯電部材に当接されて帯電される被帯電部材を少なくと
    も電子写真感光体と共に一体に支持してユニットを形成
    し、装置本体に着脱可能な単一ユニットとしたことを特
    徴とする電子写真装置ユニット。
  7. 【請求項7】  電子写真感光体、潜像形成手段、形成
    された潜像を現像する手段及び現像された像を転写材に
    転写する手段を有する電子写真装置において、該帯電部
    材が請求項1に記載のものであることを特徴とする電子
    写真装置。
  8. 【請求項8】  請求項1に記載の帯電部材を備えた電
    子写真装置及びリモート端末からの画像情報を受信する
    受信手段を有することを特徴とするファクシミリ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5602627A (en) * 1994-10-05 1997-02-11 Ricoh Company, Ltd. Electrifying roller, roller electrifying apparatus using the same, and image forming apparatus using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5602627A (en) * 1994-10-05 1997-02-11 Ricoh Company, Ltd. Electrifying roller, roller electrifying apparatus using the same, and image forming apparatus using the same

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