JP2002296875A - 帯電ローラ、帯電装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

帯電ローラ、帯電装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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JP2002296875A JP2001095152A JP2001095152A JP2002296875A JP 2002296875 A JP2002296875 A JP 2002296875A JP 2001095152 A JP2001095152 A JP 2001095152A JP 2001095152 A JP2001095152 A JP 2001095152A JP 2002296875 A JP2002296875 A JP 2002296875A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ローラ帯電方式+DC帯電方式について、前露
光装置等の除電手段12を持たないシンプルな手段構成
でDC帯電における帯電均一性、特に横すじ状のムラを
改善すること、またローラ帯電方式+DC帯電方式を採
用した画像形成装置について前露光装置等の除電手段1
2を省略したシンプルな構成で低温低湿環境下において
もハーフトーン画像出力時にムラのない均一な帯電性を
確保すること。 【解決手段】特定のV−R特性測定方法にて測定された
V−R特性の変異係数Sが0.7以下である帯電ローラ
80を使用する。帯電ローラ80のローラ抵抗平均値:
Raが、6.7×105(Ω)≦Ra≦2.5×10
6(Ω)である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電ローラ、ロー
ラ帯電装置、該帯電ローラもしくはローラ帯電装置を備
えた電子写真複写機・プリンタ等の画像形成装置、該画
像形成装置本体に着脱自在のプロセスカートリッジに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式や静電記録方式等の画像形
成装置において、電子写真感光体や静電記録誘電体等の
像担持体、その他の被帯電体を所定の極性・電位に一様
に帯電処理する帯電手段として、近年は、非接触タイプ
であるコロナ帯電器に比べて低オゾン・低電力等の利点
を有することから、被帯電体に電圧を印加した導電性の
帯電部材(接触帯電部材)を当接させて被帯電体の帯電
を行う接触帯電方式の帯電装置が実用化されてきてい
る。
【0003】特に、接触帯電部材として導電性の弾性ロ
ーラ(以下、帯電ローラと記す)を用い、これを被帯電
体に加圧当接させ、電圧を印加することによって被帯電
体を帯電処理するローラ帯電方式の接触帯電装置が帯電
の安定化という点から好ましく用いられている。
【0004】具体的には、帯電は帯電ローラから被帯電
体ヘの放電によって行われるためある閾値電圧以上の電
圧を印加することによって帯電が開始される。
【0005】例を示すと、被帯電体としての厚さ25μ
mの電子写真OPC感光体に対して帯電ローラを加圧当
接させて帯電処理を行わせる場合には、帯電ローラに対
して約600V程度の電圧を印加すれば感光体の表面電
位が上昇し始め、それ以降は印加電圧に対して傾き1の
1次線形に感光体表面電位が増加する。以後、この閾値
電圧を帯電開始電圧Vthと定義する。
【0006】つまり、電子写真に必要とされる感光体表
面電位VD(暗電位)を得るためには帯電ローラにはV
D+Vthなる直流電圧(DC電圧)を印加することが
必要となる。このようにDC電圧のみを接触帯電部材に
印加して被帯電体の帯電を行う接触帯電方式を「DC帯
電方式」と称する。
【0007】また、特開昭63−149669号公報等
で開示されるように、所望の被帯電体表面電位VDに相
当するDC電圧に2×Vth以上のピーク間電圧を持つ
AC電圧を重畳した振動電圧を接触帯電部材に印加して
被帯電体の帯電を行う「AC帯電方式」もある。
【0008】これはACによる電位のならし効果を目的
としたものであり、被帯電体としての感光体の表面電位
は接触帯電部材と感光体の離間に従ってピーク電圧の中
間に収束する。AC帯電方式は高圧コストの上昇や感光
体ヘのダメージ(削れ)などのデメリットがある。
【0009】DC帯電方式は高圧コストの上昇や感光体
ヘのダメージ(削れ)の面では優れるものの、帯電の均
一性が不十分であるなどのデメリットがあり、このDC
帯電方式の接触帯電装置を感光体の帯電処理手段として
用いた転写方式画像形成装置にあっては、感光体の転写
部から帯電部の間において、転写部を通過した乱れた感
光体表面電位を均一にするために、前露光装置等の除電
手段(電位制御手段)を配設する必要があった。
【0010】前露光装置等の除電手段を省略した場合、
低温低湿環境(温度12〜17℃、湿度5〜15%、以
下L/L環境と記す)において、転写部で乱された感光
体表面電位を帯電ローラで均一化できずにハーフトーン
画像出力の際、横すじ状のムラが顕著に発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、ローラ帯電方式+DC帯電方式の改善にあり、前露
光装置等の除電手段を持たないシンプルな手段構成でD
C帯電における帯電均一性、特に横すじ状のムラを改善
すること、またローラ帯電方式+DC帯電方式を採用し
た画像形成装置について前露光装置等の除電手段を省略
したシンプルな構成でL/L環境下においてもハーフト
ーン画像出力時にムラのない均一な帯電性を確保するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の手段構成
を特徴とする、帯電ローラ、帯電装置、画像形成装置及
びプロセスカートリッジである。
【0013】(1)芯金の周囲に少なくとも弾性体を被
覆してなり、被帯電体に当接させ、直流電圧を印加して
被帯電体面を帯電する帯電ローラであり、以下に記載し
た帯電ローラのV−R特性測定方法において、VDC=|
10|〜|300|(V)を定電圧にて印加したとき、
V−R特性の変異係数が0.7以下であることを特徴と
する帯電ローラ。
【0014】(帯電ローラのV−R特性測定方法) .測定装置は、 a)可動の導電体と、 b)前記帯電ローラを前記可動の導電体に対し一定に押
圧する手段と、 c)前記可動の導電体を回転駆動して帯電ローラを従動
回転させる手段と、 d)前記可動の導電体と、DC定電圧を印加する手段の
アース側とを接続させたR(Ω)の抵抗器と、 e)前記DC定電圧を印加する手段のアースと前記帯電
ローラの芯金に前記DC定電圧を印加する手段と、前記
R(Ω)の抵抗器に分圧される電圧を測定する電圧測定
手段と、を有する。
【0015】.前記DC定電圧を印加する手段は電流
増幅率が20μA/V、かつスルーレートが20V/μ
sec以上を有する。
【0016】.被測定体である帯電ローラは、温度1
2〜17℃、湿度5〜15%の環境下において、前記D
C定電圧を印加する手段によって電圧Eを印加し、前記
電圧測定手段によって測定された前記R(Ω)の抵抗器
に分圧される電圧Vrから、オームの法則によって系を
流れる電流Iiを得る。この電流値は帯電ローラと導電
性ドラムの接触面積S(mm2)あたりの電流値であ
る。
【0017】各印加DCバイアスにおける帯電ローラの
ローラ抵抗:Riは Ri=(帯電ローラへの分圧分:Vi=E−Vr)/
(電流値:Ii) によって求められる。
【0018】そして横軸に帯電ローラへの分圧分:V
i、縦軸にローラ抵抗:Riをプロットして、V−R特
性を得る。
【0019】.さらに、前記印加電圧の範囲における
ローラ抵抗値の標準偏差:Zと、ローラ抵抗平均値:R
aから 変異係数:S=(ローラ抵抗値の標準偏差:Z)/(ロ
ーラ抵抗平均値:Ra) を求める。
【0020】(2)前記帯電ローラのローラ抵抗平均
値:Raが、 6.7×105(Ω)≦Ra≦2.5×106(Ω) であることを特徴とする(1)に記載の帯電ローラ。
【0021】(3)芯金の周囲に少なくとも弾性体を被
覆してなる帯電ローラを被帯電体に当接させ、帯電ロー
ラに帯電ローラと被帯電体の放電開始電圧以上の直流電
圧を印加して被帯電体面を帯電する帯電装置において、
前記帯電ローラは、以下に記載した帯電ローラのV−R
特性測定方法において、VDC=|10|〜|300|
(V)を定電圧にて印加したとき、V−R特性の変異係
数が0.7以下であることを特徴とする帯電装置。
【0022】(帯電ローラのV−R特性測定方法) .測定装置は、 a)可動の導電体と、 b)前記帯電ローラを前記可動の導電体に対し一定に押
圧する手段と、 c)前記可動の導電体を回転駆動して帯電ローラを従動
回転させる手段と、 d)前記可動の導電体と、DC定電圧を印加する手段の
アース側とを接続させたR(Ω)の抵抗器と、 e)前記DC定電圧を印加する手段のアースと前記帯電
ローラの芯金に前記DC定電圧を印加する手段と、前記
R(Ω)の抵抗器に分圧される電圧を測定する電圧測定
手段と、を有する。
【0023】.前記DC定電圧を印加する手段は、電
流増幅率が20μA/V、かつスルーレートが20V/
μsec以上を有する。
【0024】.被測定体である帯電ローラは、温度1
2〜17℃、湿度5〜15%の環境下において、前記D
C電源によって電圧Eを印加し、前記電圧測定手段によ
って測定された前記R(Ω)の抵抗器に分圧される電圧
Vrから、オームの法則によって系を流れる電流Iiを
得る。この電流値は帯電ローラと導電性ドラムの接触面
積S(mm2)あたりの電流値である。
【0025】各印加DCバイアスにおける帯電ローラの
ローラ抵抗:Riは Ri=(帯電ローラへの分圧分:Vi=E−Vr)/
(電流値:Ii) によって求められる。
【0026】そして横軸に帯電ローラへの分圧分:V
i、縦軸にローラ抵抗:Riをプロットして、V−R特
性を得る。
【0027】.さらに、前記印加電圧の範囲における
ローラ抵抗値の標準偏差:Zと、ローラ抵抗平均値:R
aから 変異係数:S=(ローラ抵抗値の標準偏差:Z)/(ロ
ーラ抵抗平均値:Ra) を求める。
【0028】(4)前記帯電ローラのローラ抵抗平均
値:Raが、 6.7×105(Ω)≦Ra≦2.5×106(Ω) であることを特徴とする(3)に記載の帯電装置。
【0029】(5)被帯電体に帯電工程を含む作像プロ
セスを適用して画像形成を実行する画像形成装置におい
て、前記被帯電体の帯電工程手段は、芯金の周囲に少な
くとも弾性体を被覆してなる帯電ローラを被帯電体に当
接させ、帯電ローラに帯電ローラと被帯電体の放電開始
電圧以上の直流電圧を印加して被帯電体面を帯電する帯
電装置であり、前記帯電ローラは、以下に記載した帯電
ローラのV−R特性測定方法において、VDC=|10|
〜|300|(V)を定電圧にて印加したとき、V−R
特性の変異係数が0.7以下であることを特徴とする画
像形成装置。
【0030】(帯電ローラのV−R特性測定方法) .測定装置は、 a)可動の導電体と、 b)前記帯電ローラを前記可動の導電体に対し一定に押
圧する手段と、 c)前記可動の導電体を回転駆動して帯電ローラを従動
回転させる手段と、 d)前記可動の導電体と、DC定電圧を印加する手段の
アース側とを接続させたR(Ω)の抵抗器と、 e)前記DC定電圧を印加する手段のアースと前記帯電
ローラの芯金に前記DC定電圧を印加する手段と、前記
R(Ω)の抵抗器に分圧される電圧を測定する電圧測定
手段と、を有する。
【0031】.前記DC定電圧を印加する手段は、電
流増幅率が20μA/V、スルーレートが20V/μs
ec以上を有する。
【0032】.被測定体である帯電ローラは、温度1
2〜17℃、湿度5〜15%の環境下において、前記D
C定電圧を印加する手段によって電圧Eを印加し、前記
電圧測定手段によって測定された前記R(Ω)の抵抗器
に分圧される電圧Vrから、オームの法則によって系を
流れる電流Iiを得る。この電流値は帯電ローラと導電
性ドラムの接触面積S(mm2)あたりの電流値であ
る。
【0033】各印加DCバイアスにおける帯電ローラの
ローラ抵抗:Riは Ri=(帯電ローラへの分圧分:Vi=E−Vr)/
(電流値:Ii) によって求められる。
【0034】そして横軸に帯電ローラへの分圧分:V
i、縦軸にローラ抵抗:Riをプロットして、V−R特
性を得る。
【0035】.さらに、前記印加電圧の範囲における
ローラ抵抗値の標準偏差:Zと、ローラ抵抗平均値:R
aから 変異係数:S=(ローラ抵抗値の標準偏差:Z)/(ロ
ーラ抵抗平均値:Ra) を求める。
【0036】(6)芯金の周囲に少なくとも弾性体を被
覆してなる帯電ローラに帯電ローラと被帯電体の放電開
始電圧以上の直流電圧を印加し、前記帯電ローラが前記
被帯電体に当接部を形成し被帯電体を帯電する帯電装
置、帯電した像担持体に静電潜像を形成する潜像形成装
置、前記被帯電体に近接または接触して配設され前記静
電潜像を現像しトナー像を形成する現像装置、前記被帯
電体に形成されたトナー像を転写材に転写する手段を有
する画像形成装置において、前記帯電ローラは、以下に
記載した帯電ローラのV−R特性測定方法において、V
DC=|10|〜|300|(V)を定電圧にて印加した
とき、V−R特性の変異係数が0.7以下であることを
特徴とする画像形成装置。
【0037】(帯電ローラのV−R特性測定方法) .測定装置は、 a)可動の導電体と、 b)前記帯電ローラを前記可動の導電体に対し一定に押
圧する手段と、 c)前記可動の導電体を回転駆動して帯電ローラを従動
回転させる手段と、 d)前記可動の導電体と、DC定電圧を印加する手段の
アース側とを接続させたR(Ω)の抵抗器と、 e)前記DC定電圧を印加する手段のアースと前記帯電
ローラの芯金に前記DC定電圧を印加する手段と、前記
R(Ω)の抵抗器に分圧される電圧を測定する電圧測定
手段と、を有する。
【0038】.前記DC定電圧を印加する手段は、電
流増幅率が20μA/V、スルーレートが20V/μs
ec以上を有する。
【0039】.被測定体である帯電ローラは、温度1
2〜17℃、湿度5〜15%の環境下において、前記D
C定電圧を印加する手段によって電圧Eを印加し、前記
電圧測定手段によって測定された前記R(Ω)の抵抗器
に分圧される電圧Vrから、オームの法則によって系を
流れる電流Iiを得る。この電流値は帯電ローラと導電
性ドラムの接触面積S(mm2)あたりの電流値であ
る。
【0040】各印加DCバイアスにおける帯電ローラの
ローラ抵抗:Riは Ri=(帯電ローラへの分圧分:Vi=E−Vr)/
(電流値:Ii) によって求められる。
【0041】そして横軸に帯電ローラへの分圧分:V
i、縦軸にローラ抵抗:Riをプロットして、V−R特
性を得る。
【0042】.さらに、前記印加電圧の範囲における
ローラ抵抗値の標準偏差:Zと、ローラ抵抗平均値:R
aから 変異係数:S=(ローラ抵抗値の標準偏差:Z)/(ロ
ーラ抵抗平均値:Ra) を求める。
【0043】(7)前記帯電ローラのローラ抵抗平均
値:Raが、 6.7×105(Ω)≦Ra≦2.5×106(Ω) であることを特徴とする(5)または(6)に記載の画
像形成装置。
【0044】(8)前記被帯電体は、導電性基材上に電
荷発生層及び電荷輸送層を順次に積層してなる有機光感
光体であり、前記電荷輸送層の1cm2当たりの静電容
量が1.5pF以上6.0pF以下であることを特徴と
する(5)から(7)の何れか一項に記載の画像形成装
置。
【0045】(9)前記帯電ローラに印加される電圧は
−1500〜−1000Vであることを特徴とする
(5)から(8)の何れか一項に記載の画像形成装置。
【0046】(10)少なくとも、被帯電体と、該被帯
電体に当接し、芯金の周囲に少なくとも弾性体を被覆し
てなり、被帯電体との放電開始電圧以上の直流電圧を印
加して被帯電体面を帯電する帯電ローラを包含してお
り、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカー
トリッジにおいて、前記帯電ローラは、以下に記載した
帯電ローラのV−R特性測定方法において、VDC=|1
0|〜|300|(V)を定電圧にて印加したとき、V
−R特性の変異係数が0.7以下であることを特徴とす
るプロセスカートリッジ。
【0047】(帯電ローラのV−R特性測定方法) .測定装置は、 a)可動の導電体と、 b)前記帯電ローラを前記可動の導電体に対し一定に押
圧する手段と、 c)前記可動の導電体を回転駆動して帯電ローラを従動
回転させる手段と、 d)前記可動の導電体と、DC定電圧を印加する手段の
アース側とを接続させたR(Ω)の抵抗器と、 e)前記DC定電圧を印加する手段のアースと前記帯電
ローラの芯金に前記DC定電圧を印加する手段と、前記
R(Ω)の抵抗器に分圧される電圧を測定する電圧測定
手段と、を有する。
【0048】.前記DC定電圧を印加する手段は、電
流増幅率が20μA/V、スルーレートが20V/μs
ec以上を有する。
【0049】.被測定体である帯電ローラは、温度1
2〜17℃、湿度5〜15%の環境下において、前記D
C定電圧を印加する手段によって電圧Eを印加し、前記
電圧測定手段によって測定された前記R(Ω)の抵抗器
に分圧される電圧Vrから、オームの法則によって系を
流れる電流Iiを得る。この電流値は帯電ローラと導電
性ドラムの接触面積S(mm2)あたりの電流値であ
る。
【0050】各印加DCバイアスにおける帯電ローラの
ローラ抵抗:Riは Ri=(帯電ローラへの分圧分:Vi=E−Vr)/
(電流値:Ii) によって求められる。
【0051】そして横軸に帯電ローラへの分圧分:V
i、縦軸にローラ抵抗:Riをプロットして、V−R特
性を得る。
【0052】.さらに、前記印加電圧の範囲における
ローラ抵抗値の標準偏差:Zと、ローラ抵抗平均値:R
aから 変異係数:S=(ローラ抵抗値の標準偏差:Z)/(ロ
ーラ抵抗平均値:Ra) を求める。
【0053】(11)前記帯電ローラのローラ抵抗平均
値:Raが、 6.7×105(Ω)≦Ra≦2.5×106(Ω) であることを特徴とする(10)に記載のプロセスカー
トリッジ。
【0054】(12)前記被帯電体は、導電性基材上に
電荷発生層及び電荷輸送層を順次に積層してなる有機光
感光体であり、前記電荷輸送層の1cm2当たりの静電
容量が1.5pF以上6.0pF以下であることを特徴
とする(10)または(11)に記載のプロセスカート
リッジ。
【0055】(13)前記帯電ローラに印加される電圧
は−1500〜−1000Vであることを特徴とする
(10)から(12)の何れか一項に記載のプロセスカ
ートリッジ。
【0056】〈作 用〉すなわち上記のような手段構成
により、ローラ帯電方式+DC帯電方式について前露光
装置等の除電手段を省略したシンプルな手段構成でDC
帯電における帯電均一性、特に横すじ状のムラを改善す
ることができる。またローラ帯電方式+DC帯電方式を
採用した画像形成装置にあっては前露光装置等の除電手
段を省略したシンプルな構成でL/L環境下においても
ハーフトーン画像出力時にムラのない均一な帯電性と同
時に非帯電体の微小欠陥への電流リークと帯電能を確保
することができる。
【0057】またプロセスカートリッジにあっては、さ
らにユーザーフレンドリーな取り扱いに優れた構成が実
現できる。
【0058】ここで、上記のV−R特性測定方法におけ
る印加定電圧VDC==|10|〜|300|(V)に関
して、実通紙時における電流値(μA)を考慮して30
0Vより大きい電圧は除外した。また測定精度の問題で
10Vよりも小さい電圧も除外した。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施例を説明する。
【0060】(1)画像形成装置例の全体的な概略構成 図1は本発明にしたがう画像形成装置の一例の概略構成
模型図である。
【0061】本例の画像形成装置は、転写式電子写真プ
ロセス利用、ローラ帯電方式、DC帯電方式、反転現像
方式、プロセスカートリッジ方式で、前露光装置等の除
電手段または電位制御手段を不要とした、レーザービー
ムプリンタである。
【0062】1は像担持体(被帯電体)としての回転ド
ラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記す)で
あり、矢印の反時計方向に所定のプロセススピード(周
速度)、本例では94.2mm/secで回転駆動され
る。
【0063】本例の感光ドラム1はアルミニウムドラム
等の導電性基材上に電荷発生層及び電荷輸送層を順次に
積層してなる有機光感光体であり、前記電荷輸送層の1
cm 2の静電容量が1.5pF以上6.0pF以下であ
る。1cm2の静電容量が1.5pFよりも小さくなる
と、充分な均一帯電をすることが困難となり、逆に6.
0pFよりも大きくなると、電荷輸送層内にかかる電圧
が大きくなりすぎてリークしやすくなってしまう。一般
的に使用される電位設定においては、感光ドラム膜厚す
なわち電荷輸送層の厚みは5〜20μmが好ましい。す
なわち、感光ドラムの微少欠陥への電流リークを防止す
る面で5μm以上、電荷密度を大きくすることによる帯
電均一性を向上するために20μm以下が良い。本例に
おける感光ドラム1の電荷輸送層の厚みは15μmであ
る。
【0064】80は接触帯電部材としての帯電ローラで
ある。本例の帯電ローラ30は、φ6の芯金(導電性シ
ャフト)80cの周囲に少なくとも弾性体層を被覆し
た、φ12、面長230mmの導電性・弾性ローラであ
る。本例における帯電ローラ80は、導電性シャフト)
80cの外周に、弾性層、誘電層、表層を積層した多層
ローラである。
【0065】この帯電ローラ80は芯金80cの両端部
を不図示の軸受け部材に回転自由に軸受させて感光ドラ
ム1の軸に並行に配置し、不図示の押圧手段で感光ドラ
ム1面に対して長手方向に所定の均一な押圧力をもって
片側圧3.4〜14.7N(350〜1500g・f)
にて圧接させてあり、感光ドラム1の回転に従動して回
転する。感光ドラム1と帯電ローラ80との当接部が帯
電部(帯電ニップ部)Nである。
【0066】この帯電ローラ80に帯電バイアス印加電
源801から所定の帯電バイアスが印加されることで感
光ドラム1面が所定の極性・電位に接触帯電される。本
例ではDC帯電方式であり、帯電バイアス印加電源80
1から帯電ローラ80に−1250Vの直流電圧を印加
して、感光ドラム1面を帯電電位(暗部電位)−700
Vに接触帯電させた。
【0067】帯電ローラ80に対する印加電圧は、電荷
密度を大きくすることによる帯電均一性を向上するため
に−1000V以下、感光ドラムの微少欠陥への電流リ
ークを防止する面で−1500V以上が良い。
【0068】9は潜像形成手段としての不図示の露光手
段例えばレーザービームスキャナーから出力されるレー
ザー光であり、このレーザー光9により感光ドラム1の
帯電処理面が走査露光されることで本例では感光ドラム
1の露光部の帯電電位(明部電位)が−150Vに減衰
して暗部電位部との電位コントラストにより、回転する
感光ドラム1の周面に走査露光パターンに対応した画像
情報の静電潜像が形成される。
【0069】6は現像装置であり、本実施例では上記の
感光ドラム1面の静電潜像はこの現像装置6により現像
部Dにおいてネガトナーで反転現像される。2は感光ド
ラム1に近接または接触した、現像材担持体としての現
像スリーブであり、矢印の時計方向に所定の周速度にて
回転駆動される。現像スリーブ2の感光ドラム1面に対
する近接部または接触部が現像部Dである。
【0070】現像スリーブ2には、現像スリーブ容器に
基端が取り付けられたウレタンゴム等のドクターブレー
ド3が弾圧接触しており、このドクターブレード3によ
り現像スリーブ2表面上のトナーの層厚を一様な所定値
0.4mg/cm2としている。tは現像剤容器に貯留
させた現像剤(トナー)であり、攪拌部材7で攪拌され
ると共に、その一部が現像スリーブ容器に供給されてド
クターブレード3により現像スリーブ2に塗布される。
【0071】また現像スリーブ2には現像バイアス印加
電源201より所定の現像バイアス、本例では−500
Vが印加される。
【0072】現像剤(トナー)としては磁性トナー、非
磁性トナー、重合トナー、粉砕トナーの使用が可能であ
る。
【0073】4は転写手段としての導電性・弾性転写ロ
ーラであり、感光ドラム1に並行にして所定の圧接力を
もって感光ドラム1に当接させてあり、感光ドラム1の
回転周速とほぼ同じ周速で感光ドラム1の回転に順方向
に回転する。感光ドラム1と転写ローラ4との当接部が
転写部(転写ニップ部)Tである。そして不図示の給紙
部から給送された転写材5が所定の制御タイミングにて
転写部Tに導入されて、該転写部Tを挟持搬送されてい
く。その間、転写ローラ4に対して転写バイアス印加電
源401より、トナーの帯電極性とは逆極性の所定の転
写バイアスが印加されて、感光ドラム1面側のトナー像
が転写材P面に静電転写されていく。
【0074】転写部Tで挟持搬送されてトナー像の転写
を受けた転写材5は感光ドラム1面から分離され、不図
示の画像定着手段に導入されて画像の定着処理を受けて
画像形成物として排紙される。
【0075】また転写材5に対するトナー像転写後の感
光ドラム1面はクリーニング装置11で転写残トナー等
の付着汚染物の除去を受けて清浄面化されて繰り返して
作像に供される。クリーニング装置11は本例はブレー
ド式であり、感光ドラム1面の転写残トナー等の付着汚
染物はクリーニングブレード10によりかき取られ廃ト
ナー容器11aに収められる。
【0076】本例のプリンタは、感光ドラム1、帯電ロ
ーラ80、現像装置6、クリーニング装置11の4つの
プロセス機器を一括してプリンタ本体に対して着脱交換
自在のプロセスカートリッジPCとしてある。プロセス
カートリッジPCはプリンタ本体に所定に装着されるこ
とでプリンタ本体と機械的・電気的に接続化する。
【0077】プロセスカートリッジは、少なくとも、像
担持体と帯電手段とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とす
るものである。現像手段やクリーニング手段等の他のプ
ロセス機器の1つ或は複数を加えて一体的にカートリッ
ジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して
着脱可能としたものにすることもできる。
【0078】(2)帯電ローラのV−R特性の測定方法
と変異係数 図1において、2点鎖線で示した部材12は除電手段と
しての前露光装置であり、転写部Tから帯電部Nまでの
間に配設され、転写部Tを通過した乱れた感光ドラム1
の表面電位を均一にするために使用される。前述したよ
うに、従来、前露光装置等の除電手段12を持たないD
C帯電において、L/L環境下でハーフトーン画像を出
力すると、横すじ状のムラが発生してしまう。即ちDC
帯電方式を採用した画像形成装置において前露光装置等
の除電手段12を省略した場合、L/L環境において転
写部で乱された感光ドラム表面を帯電ローラで均一化で
きずにハーフトーン画像出力の際、横すじ状のムラが顕
著に発生する。
【0079】本発明は下記の帯電ローラのV−R特性の
測定方法で測定されたV−R特性の変異係数Sが0.7
0以下である帯電ローラを用いることで、前露光装置等
の除電手段12を省略したシンプルな構成でL/L環境
下においてもハーフトーン画像出力時にムラのない均一
な帯電性と同時に非帯電体の微小欠陥への電流リークと
帯電能を確保することを可能にした。
【0080】[帯電ローラのV−R特性測定方法]図2
は帯電ローラ80のV−R特性測定を実施するための装
置の概略図である。
【0081】13は可動の導電体としての導電性ドラム
であり、不図示の支持部材に回転自在に軸受け支持され
ており、不図示の駆動手段にて矢印の反時計方向に所定
の周速度にて回転駆動される。
【0082】被測定体としての帯電ローラ80はその芯
金80cの両端部を不図示の軸受支持部材に回転自由に
軸受支持させて導電性ドラム13の軸に並行に配置し、
不図示の押圧手段で導電性ドラム13面に対して長手方
向に均一な押圧力(総圧3.4〜14.7N)をもって
圧接してセットされる。当接部の面積を測定するため
に、半円筒状の透明な感光ドラム130(図3)を作成
し、その外面側に帯電ローラ80を上記の均一な押圧力
で圧接し、ドラム130の裏面側(A方向)から当接部
を直接顕微鏡にて観察したところ、帯電ローラ80と導
電性ドラム13の接触面積は帯電ローラによって異な
り、200〜250(mm2)になっていた。この帯電
ローラ80は導電性ドラム13が回転駆動されることで
従動回転する。
【0083】帯電ローラ80の芯金80cは直流電源
(DC電源:定電圧を印加する手段)14と接続されて
おり、導電性ドラム13は10kΩのカーボン抵抗(抵
抗器)15を介して上記のDC電源14のアースに接続
されている。DC電源14は、電流増幅率が20μA/
V、かつスルーレートが20V/μsec以上を有す
る。
【0084】また、カーボン抵抗15の両端に電圧計1
6を接続し、カーボン抵抗15に印加されている電圧を
測定する。
【0085】そして、被測定体としての帯電ローラ80
をセットした上述の装置をL/L環境下に24時間以上
放置した後、不図示の駆動手段によって導電性ドラム1
3を周速94.2mm/secで回転駆動する。帯電ロ
ーラ2はこの導電性ドラム13の回転駆動に伴い同じ周
速で従動回転する。
【0086】DC電源14によってDC定電圧Eを印加
する。この時、抵抗15に分圧されている電圧Vrを測
定し、この電圧Vrから系に流れる電流Iiをオームの
法則式によって求める。
【0087】Ii=Vr/104 ・・・・・式 帯電ローラ80の分圧は、 Vi=E−Vr・・・・式 となる。
【0088】また、帯電ローラ80のローラ抵抗:Ri
は、 Ri=(帯電ローラへの分圧分:Vi=E−Vr)/(電流値:Ii) ・・・・式 より求まる。
【0089】ここで、横軸に印加電圧E、縦軸にローラ
抵抗:Riをとる。
【0090】以上の方法により、印加電圧E=−10、
−30、−50、−80、−100、−200、−30
0Vの7点について測定を行ない、帯電ローラ80のV
−R特性が得られる。
【0091】図4に本実施例において測定した各種帯電
ローラのV−R特性を示す。
【0092】[変異係数Sの算出方法]各印加電圧に対
するローラ抵抗:Riのローラ抵抗平均値をRaとす
る。また、抵抗Rの標準偏差:Zを以下の式により求
める。
【0093】
【式1】
【0094】これより、変異係数を式で求められる。
【0095】S=Z/Ra・・・・・式 この変異係数:Sは抵抗の均一性を示す目安となる値で
ある。
【0096】上述した帯電ローラのV−R特性測定方法
によって、本実施例の帯電ローラ、及び従来の帯電ロー
ラについて数種類測定を行い、L/L環境で横すじ状の
ムラ、感光ドラムの微小欠陥への電流リーク、帯電能の
評価を行った。
【0097】その結果を表1に示した。表1において、
◎は良好、○は実用上問題なし、×は不良を示す。帯電
能(収束電圧−ドラム1周目の電位)は20V以下を確
保すれば画像上の問題はない。
【0098】実施例ローラ1と2は、2、3層等の複数
層の構成を持ち、材料としてはNBR、エピクロルヒド
リンゴム、ウレタンゴム、EPDM等があり、導電材料
としてはイオン導電系のものを使用した。
【0099】従来例ローラ3〜5は、2、3層等の複数
層の構成を持ち、材料としてはエピクロルヒドリンゴ
ム、スチレンブタジエンゴム、EPDM等があり、導電
材料としては電子導電系のものを使用した。
【0100】実施例ローラ1・2と、従来例ローラ3〜
5が示すように、変異係数:Sと画質レベル(横スジ)
は相関を得た。すなわち、変異係数:Sが0.70以下
の帯電ローラにおいては良好な画像が得られ、変異係数
が大きくなる、つまり帯電ローラ抵抗が印加電圧によっ
てばらつくほど、横すじの悪化が検証された。
【0101】従来例ローラ3〜5は、前露光装置等の徐
電手段12を省略した場合、L/L環境において転写部
で乱された感光ドラム表面を帯電ローラで均一化できず
にハーフトーン画像出力の際、横すじ状のムラが顕著に
発生する。
【0102】したがって、変異係数:Sが0.70以下
の帯電ローラを使用することにより、L/L環境下で前
露光等の除電手段を用いることなしにDC帯電において
も均一なハーフトーン画像を得ることができる。
【0103】また、実施例ローラ2が示すように、抵抗
の平均値Raが小さくなると、感光ドラムの微少欠陥へ
の電流リークが発生し、実施例ローラ3が示すように、
抵抗の平均値Raが大きくなると、帯電能レベルが悪化
した。すなわち、ローラ抵抗平均値:Raが6.7×1
5(Ω)≦Ra≦2.5×106(Ω)の範囲であれ
ば、いずれの画像弊害も発生しなかった。
【0104】
【表1】
【0105】(3)その他 1)静電潜像形成のための画像露光手段としては実施例
のプリンタのようなレーザー走査露光手段に限られるも
のではない。通常のアナログ的な画像露光やLEDなど
の発光素子アレイの露光手段、蛍光灯等の発光素子と液
晶シャッター等の組み合わせによる露光手段など、画像
情報に対応した静電潜像を形成できるものであればよ
い。
【0106】2)像担持体は感光体に限らず静電記録誘
電体などであってもよい。この場合は、該誘電体面を所
定の極性・電位に一様に一次帯電した後、除電針ヘッ
ド、電子銃等の除電手段で選択的に除電して静電潜像を
形成する。
【0107】3)静電潜像のトナー現像手段は1成分現
像剤を用いるものでも、2成分現像剤を用いるものでも
よい。正規現像手段でもよい。
【0108】4)転写手段は転写ベルトタイプ等でもよ
く、非接触タイプのコロナ帯電器であってもよい。
【0109】5)像担持体からトナー像の転写を受ける
転写材は転写ドラム・転写ベルト等の中間転写体であっ
てもよい。
【0110】6)画像形成装置はクリーニング装置をな
しにして、像担持体上の転写残トナーを現像装置で現像
同時回収するクリーナーレスシステムのものにすること
もできる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、V
−R特性の変異係数Rが0.7以下かつ、ローラ抵抗平
均値:Raが6.7×105(Ω)≦Ra≦2.5×1
6(Ω)である帯電ローラを用いると、ローラ帯電方
式+DC帯電方式について前露光装置等の除電手段を省
略したシンプルな手段構成でDC帯電における帯電均一
性、特に横すじ状のムラを改善することができる。また
ローラ帯電方式+DC帯電方式を採用した画像形成装置
にあっては前露光装置等の除電手段を省略したシンプル
な構成でL/L環境下においてもハーフトーン画像出力
時にムラのない均一な帯電性と同時に非帯電体の微小欠
陥への電流リークと帯電能を確保することができる。ま
たプロセスカートリッジにあっては、上記の他にユーザ
ーフレンドリーな取り扱いに優れた構成が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の画像形成装置の要部の概略構成模型
【図2】 帯電ローラのV−I特性測定方法の説明図
【図3】 帯電ローラの感光ドラム当接面積の測定方法
の説明図
【図4】 各種帯電ローラのV−R特性図
【符号の説明】
1・・・感光ドラム(像担持体)、80・・・帯電ロー
ラ80c・・・芯金、6・・・現像装置、9・・・レー
ザー光、4・・・転写ローラ、11・・・クリーニング
装置、5・・・転写材、PC・・・プロセスカートリッ
ジ、13・・・導電性ドラム、14・・・DC電源、1
5・・・10kΩカーボン抵抗器、16・・・電圧計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H134 QA01 2H200 HA03 HA28 HB12 HB45 HB46 HB48 MA03 MB06 NA02 NA09 NA13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯金の周囲に少なくとも弾性体を被覆し
    てなり、被帯電体に当接させ、直流電圧を印加して被帯
    電体面を帯電する帯電ローラであり、以下に記載した帯
    電ローラのV−R特性測定方法において、VDC=|10
    |〜|300|(V)を定電圧にて印加したとき、V−
    R特性の変異係数が0.7以下であることを特徴とする
    帯電ローラ。 (帯電ローラのV−R特性測定方法) .測定装置は、 a)可動の導電体と、 b)前記帯電ローラを前記可動の導電体に対し一定に押
    圧する手段と、 c)前記可動の導電体を回転駆動して帯電ローラを従動
    回転させる手段と、 d)前記可動の導電体と、DC定電圧を印加する手段の
    アース側とを接続させたR(Ω)の抵抗器と、 e)前記DC定電圧を印加する手段のアースと前記帯電
    ローラの芯金に前記DC定電圧を印加する手段と、前記
    R(Ω)の抵抗器に分圧される電圧を測定する電圧測定
    手段と、を有する。 .前記DC定電圧を印加する手段は、電流増幅率が2
    0μA/V、かつスルーレートが20V/μsec以上
    を有する。 .被測定体である帯電ローラは、温度12〜17℃、
    湿度5〜15%の環境下において、前記DCを印加する
    手段によって電圧Eを印加し、前記電圧測定手段によっ
    て測定された前記R(Ω)の抵抗器に分圧される電圧V
    rから、オームの法則によって系を流れる電流Iiを得
    る。この電流値は帯電ローラと導電性ドラムの接触面積
    S(mm2)あたりの電流値である。各印加DCバイア
    スにおける帯電ローラのローラ抵抗:Riは Ri=(帯電ローラへの分圧分:Vi=E−Vr)/
    (電流値:Ii) によって求められる。そして横軸に帯電ローラへの分圧
    分:Vi、縦軸にローラ抵抗:Riをプロットして、V
    −R特性を得る。 .さらに、前記印加電圧の範囲におけるローラ抵抗値
    の標準偏差:Zと、ローラ抵抗平均値:Raから 変異係数:S=(ローラ抵抗値の標準偏差:Z)/(ロ
    ーラ抵抗平均値:Ra) を求める。
  2. 【請求項2】 前記帯電ローラのローラ抵抗平均値:R
    aが、 6.7×105(Ω)≦Ra≦2.5×106(Ω) であることを特徴とする請求項1に記載の帯電ローラ。
  3. 【請求項3】 芯金の周囲に少なくとも弾性体を被覆し
    てなる帯電ローラを被帯電体に当接させ、帯電ローラに
    帯電ローラと被帯電体の放電開始電圧以上の直流電圧を
    印加して被帯電体面を帯電する帯電装置において、前記
    帯電ローラは、以下に記載した帯電ローラのV−R特性
    測定方法において、VDC=|10|〜|300|(V)
    を定電圧にて印加したとき、V−R特性の変異係数が
    0.7以下であることを特徴とする帯電装置。 (帯電ローラのV−R特性測定方法) .測定装置は、 a)可動の導電体と、 b)前記帯電ローラを前記可動の導電体に対し一定に押
    圧する手段と、 c)前記可動の導電体を回転駆動して帯電ローラを従動
    回転させる手段と、 d)前記可動の導電体と、DC定電圧を印加する手段の
    アース側とを接続させたR(Ω)の抵抗器と、 e)前記DC定電圧を印加する手段のアースと前記帯電
    ローラの芯金に前記DC定電圧を印加する手段と、前記
    R(Ω)の抵抗器に分圧される電圧を測定する電圧測定
    手段と、を有する。 .前記DC定電圧を印加する手段は、電流増幅率が2
    0μA/V、かつスルーレートが20V/μsec以上
    を有する。 .被測定体である帯電ローラは、温度12〜17℃、
    湿度5〜15%の環境下において、前記DC定電圧を印
    加する手段によって電圧Eを印加し、前記電圧測定手段
    によって測定された前記R(Ω)の抵抗器に分圧される
    電圧Vrから、オームの法則によって系を流れる電流I
    iを得る。この電流値は帯電ローラと導電性ドラムの接
    触面積S(mm2)あたりの電流値である。各印加DC
    バイアスにおける帯電ローラのローラ抵抗:Riは Ri=(帯電ローラへの分圧分:Vi=E−Vr)/
    (電流値:Ii) によって求められる。そして横軸に帯電ローラへの分圧
    分:Vi、縦軸にローラ抵抗:Riをプロットして、V
    −R特性を得る。 .さらに、前記印加電圧の範囲におけるローラ抵抗値
    の標準偏差:Zと、ローラ抵抗平均値:Raから 変異係数:S=(ローラ抵抗値の標準偏差:Z)/(ロ
    ーラ抵抗平均値:Ra) を求める。
  4. 【請求項4】 前記帯電ローラのローラ抵抗平均値:R
    aが、 6.7×105(Ω)≦Ra≦2.5×106(Ω) であることを特徴とする請求項3に記載の帯電装置。
  5. 【請求項5】 被帯電体に帯電工程を含む作像プロセス
    を適用して画像形成を実行する画像形成装置において、 前記被帯電体の帯電工程手段は、芯金の周囲に少なくと
    も弾性体を被覆してなる帯電ローラを被帯電体に当接さ
    せ、帯電ローラに帯電ローラと被帯電体の放電開始電圧
    以上の直流電圧を印加して被帯電体面を帯電する帯電装
    置であり、 前記帯電ローラは、以下に記載した帯電ローラのV−R
    特性測定方法において、VDC=|10|〜|300|
    (V)を定電圧にて印加したとき、V−R特性の変異係
    数が0.7以下であることを特徴とする画像形成装置。 (帯電ローラのV−R特性測定方法) .測定装置は、 a)可動の導電体と、 b)前記帯電ローラを前記可動の導電体に対し一定に押
    圧する手段と、 c)前記可動の導電体を回転駆動して帯電ローラを従動
    回転させる手段と、 d)前記可動の導電体と、DC定電圧を印加する手段の
    アース側とを接続させたR(Ω)の抵抗器と、 e)前記DC定電圧を印加する手段のアースと前記帯電
    ローラの芯金に前記DC定電圧を印加する手段と、前記
    R(Ω)の抵抗器に分圧される電圧を測定する電圧測定
    手段と、を有する。 .前記DC定電圧を印加する手段は20μA/V、か
    つスルーレートが20V/μsec以上を有する。 .被測定体である帯電ローラは、温度12〜17℃、
    湿度5〜15%の環境下において、前記DC定電圧を印
    加する手段によって電圧Eを印加し、前記電圧測定手段
    によって測定された前記R(Ω)の抵抗器に分圧される
    電圧Vrから、オームの法則によって系を流れる電流I
    iを得る。この電流値は帯電ローラと導電性ドラムの接
    触面積S(mm2)あたりの電流値である。各印加DC
    バイアスにおける帯電ローラのローラ抵抗:Riは Ri=(帯電ローラへの分圧分:Vi=E−Vr)/
    (電流値:Ii) によって求められる。そして横軸に帯電ローラへの分圧
    分:Vi、縦軸にローラ抵抗:Riをプロットして、V
    −R特性を得る。 .さらに、前記印加電圧の範囲におけるローラ抵抗値
    の標準偏差:Zと、ローラ抵抗平均値:Raから 変異係数:S=(ローラ抵抗値の標準偏差:Z)/(ロ
    ーラ抵抗平均値:Ra) を求める。
  6. 【請求項6】 芯金の周囲に少なくとも弾性体を被覆し
    てなる帯電ローラに帯電ローラと被帯電体の放電開始電
    圧以上の直流電圧を印加し、前記帯電ローラが前記被帯
    電体に当接部を形成し被帯電体を帯電する帯電装置、帯
    電した像担持体に静電潜像を形成する潜像形成装置、前
    記被帯電体に近接または接触して配設され前記静電潜像
    を現像しトナー像を形成する現像装置、前記被帯電体に
    形成されたトナー像を転写材に転写する手段を有する画
    像形成装置において、前記帯電ローラは、以下に記載し
    た帯電ローラのV−R特性測定方法において、VDC=|
    10|〜|300|(V)を定電圧にて印加したとき、
    V−R特性の変異係数が0.7以下であることを特徴と
    する画像形成装置。 (帯電ローラのV−R特性測定方法) .測定装置は、 a)可動の導電体と、 b)前記帯電ローラを前記可動の導電体に対し一定に押
    圧する手段と、 c)前記可動の導電体を回転駆動して帯電ローラを従動
    回転させる手段と、 d)前記可動の導電体と、DC定電圧を印加する手段の
    アース側とを接続させたR(Ω)の抵抗器と、 e)前記DC定電圧を印加する手段のアースと前記帯電
    ローラの芯金に前記DC定電圧を印加する手段と、前記
    R(Ω)の抵抗器に分圧される電圧を測定する電圧測定
    手段と、を有する。 .前記DC定電圧を印加する手段は電流増幅率がかつ
    スルーレートが20V/μsec以上を有する。 .被測定体である帯電ローラは、温度12〜17℃、
    湿度5〜15%の環境下において、前記DC定電圧を印
    加する手段によって電圧Eを印加し、前記電圧測定手段
    によって測定された前記R(Ω)の抵抗器に分圧される
    電圧Vrから、オームの法則によって系を流れる電流I
    iを得る。この電流値は帯電ローラと導電性ドラムの接
    触面積S(mm2)あたりの電流値である。各印加DC
    バイアスにおける帯電ローラのローラ抵抗:Riは Ri=(帯電ローラへの分圧分:Vi=E−Vr)/
    (電流値:Ii) によって求められる。そして横軸に帯電ローラへの分圧
    分:Vi、縦軸にローラ抵抗:Riをプロットして、V
    −R特性を得る。 .さらに、前記印加電圧の範囲におけるローラ抵抗値
    の標準偏差:Zと、ローラ抵抗平均値:Raから 変異係数:S=(ローラ抵抗値の標準偏差:Z)/(ロ
    ーラ抵抗平均値:Ra) を求める。
  7. 【請求項7】 前記帯電ローラのローラ抵抗平均値:R
    aが、 6.7×105(Ω)≦Ra≦2.5×106(Ω) であることを特徴とする請求項5または6に記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記被帯電体は、導電性基材上に電荷発
    生層及び電荷輸送層を順次に積層してなる有機光感光体
    であり、前記電荷輸送層の1cm2当たりの静電容量が
    1.5pF以上6.0pF以下であることを特徴とする
    請求項5から7の何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記帯電ローラに印加される電圧は−1
    500〜−1000Vであることを特徴とする請求項5
    から8の何れか一項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも、被帯電体と、該被帯電体
    に当接し、芯金の周囲に少なくとも弾性体を被覆してな
    り、被帯電体との放電開始電圧以上の直流電圧を印加し
    て被帯電体面を帯電する帯電ローラを包含しており、画
    像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッ
    ジにおいて、前記帯電ローラは、以下に記載した帯電ロ
    ーラのV−R特性測定方法において、VDC=|10|〜
    |300|(V)を定電圧にて印加したとき、V−R特
    性の変異係数が0.7以下であることを特徴とするプロ
    セスカートリッジ。 (帯電ローラのV−R特性測定方法) .測定装置は、 a)可動の導電体と、 b)前記帯電ローラを前記可動の導電体に対し一定に押
    圧する手段と、 c)前記可動の導電体を回転駆動して帯電ローラを従動
    回転させる手段と、 d)前記可動の導電体と、DC定電圧を印加する手段の
    アース側とを接続させたR(Ω)の抵抗器と、 e)前記DC定電圧を印加する手段のアースと前記帯電
    ローラの芯金に前記DC定電圧を印加する手段と、前記
    R(Ω)の抵抗器に分圧される電圧を測定する電圧測定
    手段と、を有する。 .前記DC定電圧を印加する手段は、電流増幅率が2
    0μA/V、かつスルーレートが20V/μsec以上
    を有する。 .被測定体である帯電ローラは、温度12〜17℃、
    湿度5〜15%の環境下において、前記DC定電圧を印
    加する手段によって電圧Eを印加し、前記電圧測定手段
    によって測定された前記R(Ω)の抵抗器に分圧される
    電圧Vrから、オームの法則によって系を流れる電流I
    iを得る。この電流値は帯電ローラと導電性ドラムの接
    触面積S(mm2)あたりの電流値である。各印加DC
    バイアスにおける帯電ローラのローラ抵抗:Riは Ri=(帯電ローラへの分圧分:Vi=E−Vr)/
    (電流値:Ii) によって求められる。そして横軸に帯電ローラへの分圧
    分:Vi、縦軸にローラ抵抗:Riをプロットして、V
    −R特性を得る。 .さらに、前記印加電圧の範囲におけるローラ抵抗値
    の標準偏差:Zと、ローラ抵抗平均値:Raから 変異係数:S=(ローラ抵抗値の標準偏差:Z)/(ロ
    ーラ抵抗平均値:Ra) を求める。
  11. 【請求項11】 前記帯電ローラのローラ抵抗平均値:
    Raが、 6.7×105(Ω)≦Ra≦2.5×106(Ω) であることを特徴とする請求項10に記載のプロセスカ
    ートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記被帯電体は、導電性基材上に電荷
    発生層及び電荷輸送層を順次に積層してなる有機光感光
    体であり、前記電荷輸送層の1cm2当たりの静電容量
    が1.5pF以上6.0pF以下であることを特徴とす
    る請求項10または11に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  13. 【請求項13】 前記帯電ローラに印加される電圧は−
    1500〜−1000Vであることを特徴とする請求項
    10から12の何れか一項に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
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