JP3186596B2 - 帯電装置の制御方法、及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

帯電装置の制御方法、及び画像形成装置の制御方法

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JP3186596B2
JP3186596B2 JP22034296A JP22034296A JP3186596B2 JP 3186596 B2 JP3186596 B2 JP 3186596B2 JP 22034296 A JP22034296 A JP 22034296A JP 22034296 A JP22034296 A JP 22034296A JP 3186596 B2 JP3186596 B2 JP 3186596B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ブラシ帯電装
置、すなわち担持体に磁性粒子の磁気ブラシを形成保持
させた帯電部材(磁気ブラシ帯電部材)を有し、該帯電
部材の磁気ブラシ部を被帯電体に当接させ、該帯電部材
に帯電バイアスを印加することで被帯電体の帯電を行な
う帯電装置の制御方法に関する。
【0002】また、像担持体に、該像担持体を帯電する
工程を含む作像プロセスを適用して画像形成を実行する
画像形成装置であって、像担持体を帯電する工程手段が
上記の磁気ブラシ帯電装置である画像形成装置の制御方
法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、電子写真方式・静電記録方式等の
複写機・プリンタ等の画像形成装置において、電子写真
感光体・静電記録誘電体などの像担持体の帯電処理手段
としては一般に「コロナ帯電器」が使用されてきた。
【0004】これは、コロナ帯電器を被帯電体としての
像担持体に非接触に対向配設し、放電ワイヤー(金属ワ
イヤー)に高電圧(例えば直流5〜8kV)を印加し、
発生するコロナシャワーに像担持体表面をさらすことで
所定の極性・電位に帯電させるものである。
【0005】近年は、コロナ帯電器との対比において低
オゾン・低電力等の利点を有することから、「接触帯電
装置(直接帯電装置)」が実用化されてきている。
【0006】これは、抵抗値調整した導電性部材を帯電
部材(接触帯電部材)として被帯電体としての像担持体
に接触(当接)させて配設し、該帯電部材に電圧(帯電
バイアス)を印加することで像担持体表面を所定の極性
・電位に帯電させるものである。
【0007】特に、帯電部材として導電ローラを用いた
ローラ帯電方式の装置が帯電の安定性という点から好ま
しく用いられている。
【0008】しかし、上述のローラ帯電方式では、帯電
が帯電部材としての帯電ローラから被帯電体への放電に
より行われるため、環境の変化による帯電ローラおよび
被帯電体としての像担持体の電気抵抗の変動により、像
担持体の表面電位も変動する。
【0009】そこで、環境変動の少ない接触帯電方式と
して特願平5−66150号等に、導電性の接触帯電部
材に電圧を印加し、被帯電体としての感光体の表面にあ
るトラップ準位に電荷を注入して接触帯電を行う方法
(電荷注入帯電方式)が開示されている。
【0010】この電荷注入帯電方式は、環境依存性が少
ないだけでなく、放電を用いないため、像担持体の寿命
を縮めるオゾンを発生しない利点がある。
【0011】また、図5に示すように、放電を用いた接
触帯電では被帯電体に所望の帯電電位VS を得るため
に、その所望の帯電電位VS に放電開始電圧Vth
(接触帯電部材に直流電圧を印加して被帯電体の帯電が
開始する時の接触帯電部材の印加電圧)を上乗せした直
流バイアスVS +Vthを帯電部材に印加する必要が
あるが、電荷注入帯電では帯電部材に印加した直流バイ
アスとほぼ同じ帯電電位VS が得られるため、帯電用
の電源のコストダウンが可能になる。
【0012】電荷注入帯電方式の場合の接触帯電部材と
しては、帯電、接触の安定性等の点から、磁気ブラシ帯
電部材やファーブラシ帯電部材が好ましく用いられる。
【0013】磁気ブラシ帯電部材は、給電電極を兼ねる
担持体に磁気拘束して形成保持させた導電性磁性粒子
(帯電用磁性キャリア)の磁気ブラシを有し、該磁気ブ
ラシを被帯電体に接触させ、担持体に給電するものであ
る。より具体的には、導電性磁性粒子を直接マグネッ
ト、あるいはマグネットを内包するスリーブ上に磁気ブ
ラシとして磁気的に拘束させて保持させ、該磁気ブラシ
帯電部材を停止あるいは回転させながら磁気ブラシ部を
被帯電体に接触させ、かつ電圧を印加することによって
被帯電体を帯電処理する。
【0014】ファーブラシ帯電部材は、給電電極を兼ね
る担持体に担持させた導電性繊維のブラシ部(ファーブ
ラシ部)を有し、該導電性繊維ブラシ部を被帯電体に接
触させ、担持体に給電するものである。
【0015】磁気ブラシ帯電部材とファーブラシ帯電部
材との対比においては、ファーブラシ帯電部材は、長期
使用、長期放置による毛倒れが生じた場合に帯電性が悪
化してしまうのに対し、磁気ブラシ帯電部材ではその様
な現象は起きず、安定した帯電を行うことが可能とな
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、磁気ブラシ帯
電装置における問題点として、磁気ブラシを構成してい
る磁性粒子の被帯電体表面への付着、流出がある。
【0017】すなわち、磁気ブラシ帯電部材を用いた電
荷注入帯電においては、磁気ブラシ帯電部材や被帯電体
の電気抵抗よりも磁気ブラシと被帯電体の接触抵抗が大
きい場合、磁気ブラシ帯電部材に印加している電圧が急
激に変化すると、磁気ブラシと被帯電体の接触界面で大
きな電位差が生じるため、磁気ブラシを構成している磁
性粒子に磁性粒子担持体からの磁気拘束力より大きな静
電気力が働き、磁性粒子が被帯電体表面に付着してしま
う。
【0018】被帯電体が磁気ブラシとの接触部である帯
電ニップ部を通過する短時間の間に充分な帯電を受ける
ように電気抵抗が低く抑えられている磁気ブラシ帯電部
材の電気抵抗に比べ、磁気ブラシと被帯電体との接触抵
抗は大きく、磁性粒子の被帯電体表面への付着が発生し
やすい。
【0019】因に、現像に用いられる現像用磁性粒子
(現像用磁性キャリア)の磁気ブラシは、磁性粒子の間
にトナーや外添剤が挟み込まれることで、現像磁気ブラ
シ全体の電気抵抗が大きくなるため、現像磁気ブラシと
被帯電体としての像担持体との接触部分での電圧降下は
小さく、磁性粒子の像担持体表面への付着は生じにく
い。
【0020】磁気ブラシ帯電部材に印加する電圧の変化
が最も大きくなる第一のケースは、該帯電部材に帯電バ
イアスを印加し始める瞬間と終了する瞬間である。図7
の(a)と(b)は、被帯電体(像担持体)表面のある
点の電位が帯電ニップ部Nを通過する間にどのように変
化するかを示している。横軸は被帯電体表面のある点が
帯電ニップ部Nに入った瞬間を基準とした時間、縦軸は
各時間におけるその点の電位を表わしている。なお、図
7は、帯電ニップ部Nの幅が8mmで、被帯電体表面の移
動速度が150mm/sec. の場合であり、被帯電体表面上
の点が帯電ニップ部Nを通過する時間は53msec. であ
る。
【0021】(a)は連続して帯電を行っている場合で
あり、帯電ニップ部Nに入った被帯電体上のある点は、
時間とともに電位が増加し、帯電ニップ部Nを出るまで
に、磁気ブラシ帯電部材に印加している帯電バイアスと
同じ電位になる。
【0022】(b)は、ある点が帯電ニップ部Nに入っ
た瞬間に磁気ブラシ帯電部材への帯電バイアスの印加が
始まった場合である。通常、直流の帯電バイアスは50
msec. 程度の立ち上がり時間があるため、被帯電体上の
ある点は充分な電位に達しないまま帯電ニップ部Nを出
ることになり、この際、被帯電体の表面電位と帯電バイ
アスとの間に差が生じて磁気ブラシ帯電部材の磁気ブラ
シを構成している磁性粒子が被帯電体へと付着してしま
う。
【0023】また(c)は、磁気ブラシ帯電部材への帯
電バイアス印加開始時の帯電ニップ部N内の各点が帯電
ニップ部Nを抜ける時点での被帯電体表面電位を示して
いる。横軸は帯電バイアスの印加が開始した瞬間の帯電
ニップ部を表している。図の様に、帯電バイアス印加開
始時に帯電ニップ部Nの出口近傍に位置していた被帯電
体領域は、帯電ニップ部Nを出るときに表面電位と帯電
バイアスとの差が大きくならないので、磁性粒子の付着
は起こらない。一方、帯電ニップ部Nの入口から出口付
近にかけての被帯電体領域は、帯電バイアスと表面電位
の差がひらき、磁性粒子付着が発生する。
【0024】以上は、帯電開始時のことであるが、帯電
終了時にも同様なメカニズムにより、磁気ブラシ帯電部
材の磁気ブラシを構成している磁性粒子の被帯電体表面
への付着が発生する。
【0025】而して、磁気ブラシから離脱して被帯電体
表面へ付着した磁性粒子は被帯電体の移動とともに持ち
去られることで、磁気ブラシを構成している磁性粒子は
徐々に流出してしまい、ついには磁気ブラシが痩せて被
帯電体との接触が十分にとれなくなり帯電不良をおこし
てしまう。
【0026】また画像形成装置にあっては磁気ブラシ帯
電部材の磁気ブラシから流出した磁性粒子が現像装置内
に取り込まれる場合は、現像特性に悪影響を与えてしま
うことは明らかである。
【0027】また、被帯電体表面の電位の立ち上がりを
良くしたり、帯電均一性、安定性を向上させるために、
磁気ブラシ帯電部材(磁性粒子担持体)を被帯電体と同
じ方向に回転させたり(帯電ニップ部では、磁気ブラシ
と被帯電体表面は逆方向に移動)、磁気ブラシ帯電部材
に印加する電圧(帯電バイアス)としてDC成分(直流
電圧成分)にAC成分(交流電圧成分)を重畳したもの
を用いた場合、図6の模型図に示すように、帯電ニップ
部Nの被帯電体1の移動(回転)方向aの下流側に磁気
ブラシ帯電部材2の磁気ブラシ2cの磁性粒子の滞留が
発生しやすくなる。これは、印加AC成分がピークから
ピークへと電圧が変化することにより(印加電圧の変化
が最も大きくなる第二のケース)、磁性粒子が被帯電体
1の表面に付着し磁性粒子担持体2bとは逆の方向へ動
き、磁性粒子の流れが阻害されるためである。このよう
に滞留した磁性粒子は、磁性粒子担持体2bの磁極から
離れるために磁気拘束力が小さくなり、静電気力や機械
的付着力によって磁性粒子が流出し易くなる。
【0028】磁性粒子の被帯電体1への付着を防止する
ためのバイアスOn/Offシーケンスは、特開平6−
230655号公報や特開平6−250492号公報等
に記載されているが、その記載の方法においても、On
/Off処理の短時間化のためにDCバイアスのOn/
Offを瞬時に行う場合には、帯電ニップ部において磁
気ブラシの磁性粒子が被帯電体面に大量に付着し、被帯
電体の移動とともに磁気ブラシ帯電部材から流出してし
まう。
【0029】そこで本発明は、磁気ブラシ帯電装置、お
よび該磁気ブラシ帯電装置を像担持体の帯電工程手段と
する画像形成装置において、磁気ブラシ帯電部材の磁気
ブラシを構成している磁性粒子の被帯電体(像担持体)
表面への付着・流出を防止することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする、帯電装置の制御方法および画像形成装置の制
御方法である。
【0031】(1)担持体に磁性粒子の磁気ブラシを形
成保持させた帯電部材を有し、該帯電部材の磁気ブラシ
部を被帯電体に当接させ、該帯電部材に帯電バイアスを
印加することで被帯電体の帯電を行なう帯電装置におい
て、帯電開始時に、帯電部材に対する帯電バイアスの印
、及び、担持体の回転を開始してから、被帯電体の回
転を開始することを特徴とする帯電装置の制御方法。
【0032】(2)担持体に磁性粒子の磁気ブラシを形
成保持させた帯電部材を有し、該帯電部材の磁気ブラシ
部を被帯電体に当接させ、該帯電部材に帯電バイアスを
印加することで被帯電体の帯電を行なう帯電装置におい
て、帯電終了時に、被帯電体の回転を停止させた後に、
帯電部材に対する帯電バイアスの印加を停止し、更にそ
の後に担持体の回転を停止することを特徴とする帯電装
置の制御方法。
【0033】
【0034】(3)帯電部材へ印加する帯電バイアスと
して、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用
いることを特徴とする(1)もしくは(2)に記載の帯
電装置の制御方法。
【0035】(4)帯電部材へ印加する帯電バイアスと
して、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用
い、帯電終了を、帯電部材に対する帯電バイアスのAC
成分の印加の停止、被帯電体の回転の停止、帯電部材に
対する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材
の回転の停止の順序で行なうことを特徴とする(3)
記載の帯電装置の制御方法。
【0036】(5)帯電部材へ印加する帯電バイアスと
して、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用
い、帯電終了を、被帯電体の回転の停止、帯電部材に対
する帯電バイアスのAC成分の印加の停止、帯電部材に
対する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材
の回転の停止の順序で行なうことを特徴とする(3)
記載の帯電装置の制御方法。
【0037】(6)帯電部材へ印加する帯電バイアスと
して、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用
い、帯電終了を、被帯電体の回転の停止、帯電部材に対
する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材に
対する帯電バイアスのAC成分の印加の停止、帯電部材
の回転の停止の順序で行なうことを特徴とする(3)
記載の帯電装置の制御方法。
【0038】(7)帯電部材へ印加する帯電バイアスと
して、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用
い、帯電終了を、被帯電体の回転の停止、帯電部材に対
する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材の
回転の停止、帯電部材に対する帯電バイアスのAC成分
の印加の停止の順序で行なうことを特徴とする(3)
記載の帯電装置の制御方法。
【0039】(8)被帯電体と帯電部材が同一の方向に
回転することを特徴とする(1)ないしの何れか1つ
に記載の帯電装置の制御方法。
【0040】(9)被帯電体が電子写真感光体であるこ
とを特徴とする(1)ないし(8)の何れか1つに記載
の帯電装置の制御方法。
【0041】(10)被帯電体が電荷注入帯電性である
ことを特徴とする(1)ないし(9)の何れか1つに記
載の帯電装置の制御方法。
【0042】(11)被帯電体が、絶縁性のバインダー
中に導電性粒子を分散させた電荷注入層を有する電子写
真感光体であることを特徴とする(1)ないし(10)
の何れか1つに記載の帯電装置の制御方法。
【0043】(12)像担持体に、該像担持体を帯電す
る工程を含む作像プロセスを適用して画像形成を実行す
る画像形成装置において、像担持体を帯電する手段が、
担持体に磁性粒子の磁気ブラシを形成保持させた帯電部
材を有し、該帯電部材の磁気ブラシ部を像担持体に当接
させ、該帯電部材に帯電バイアスを印加することで像担
持体の帯電を行なう帯電装置であり、帯電開始時に、帯
電部材に対する帯電バイアスの印加、及び担持体の回転
を開始してから、像担持体の回転を開始することを特徴
とする画像形成装置の制御方法。
【0044】(13)像担持体に、該像担持体を帯電す
る工程を含む作像プロセスを適用して画像形成を実行す
る画像形成装置において、 像担持体を帯電する手段が、
担持体に磁性粒子の磁気ブラシを形成保持させた帯電部
材を有し、該帯電部材の磁気ブラシ部を像担持体に当接
させ、該帯電部材に帯電バイアスを印加することで像担
持体の帯電を行なう帯電装置であり、帯電終了時に、像
担持体の回転を停止させた後に、帯電部材に対する帯電
バイアスの印加を停止し、更にその後に担持体の回転を
停止することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【0045】
【0046】(14)帯電部材へ印加する帯電バイアス
として、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを
用いることを特徴とする(12)もしくは13に記載の
画像形成装置の制御方法。
【0047】(15)帯電部材へ印加する帯電バイアス
として、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを
用い、帯電終了を、帯電部材に対する帯電バイアスのA
C成分の印加の停止、像担持体の回転の停止、帯電部材
に対する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部
材の回転の停止の順序で行なうことを特徴とする(1
4)に記載の画像形成装置の制御方法。
【0048】(16)帯電部材へ印加する帯電バイアス
として、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを
用い、帯電終了を、像担持体の回転の停止、帯電部材に
対する帯電バイアスのAC成分の印加の停止、帯電部材
に対する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部
材の回転の停止の順序で行なうことを特徴とする(1
4)に記載の画像形成装置の制御方法。
【0049】(17)帯電部材へ印加する帯電バイアス
として、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを
用い、帯電終了を、像担持体の回転の停止、帯電部材に
対する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材
に対する帯電バイアスのAC成分の印加の停止、帯電部
材の回転の停止の順序で行なうことを特徴とする(1
4)に記載の画像形成装置の制御方法。
【0050】(18)帯電部材へ印加する帯電バイアス
として、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを
用い、帯電終了を、像担持体の回転の停止、帯電部材に
対する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材
の回転の停止、帯電部材に対する帯電バイアスのAC成
分の印加の停止の順序で行なうことを特徴とする(1
4)に記載の画像形成装置の制御方法。
【0051】(19)像担持体と帯電部材が同一の方向
に回転することを特徴とする(12)ないし(19)
何れか1つに記載の画像形成装置の制御方法。
【0052】(20)像担持体が電子写真感光体である
ことを特徴とする(12)ないし(19)の何れか1つ
に記載の画像形成装置の制御方法。
【0053】(21)像担持体が電荷注入帯電性である
ことを特徴とする(12)ないし(20)の何れか1つ
に記載の画像形成装置の制御方法。
【0054】(22)像担持体が、絶縁性のバインダー
中に導電性粒子を分散させた電荷注入層を有する電子写
真感光体であることを特徴とする(12)ないし(2
1)の何れか1つに記載の画像形成装置の制御方法。
【0055】〈作 用〉 即ち本発明は、磁気ブラシ帯電部材の磁気ブラシを構成
している磁性粒子の被帯電体(像担持体)への付着が発
生する、帯電部材に対する帯電バイアスの印加開始時お
よび印加停止時に、被帯電体の移動を停止させておき、
付着した磁性粒子が磁気ブラシ帯電部材から流出するの
を防止する。
【0056】また被帯電体に付着した磁性粒子は磁気ブ
ラシ帯電部材(磁性粒子担持体)が移動している方が磁
気ブラシ内に回収されやすいので、付着が発生した時点
で磁気ブラシ帯電部材を移動させておく。
【0057】このような構成により被帯電体の帯電開始
時および帯電停止時に被帯電体への磁性粒子の付着を防
止することができた。
【0058】
【発明の実施の形態】〈第1の実施形態例〉 (1)画像形成装置例 図1は画像形成装置例の概略構成図である。本例の画像
形成装置は転写式電子写真プロセス利用のレーザービー
ムプリンタである。
【0059】1は像担持体(被帯電体)としての回転ド
ラム型の電子写真感光体(以下、ドラムと記す)であ
り、矢示の時計方向aに所定のプロセススピード(周速
度)、本例では150mm/sec.で回転駆動され
る。
【0060】本例のドラム1は負帯電性・電荷注入帯電
性のOPC感光体(有機光導電性感光体)であり、図2
に層構成模型図を示したように、φ30mmのアルミニ
ウムドラム基体1a上に第1〜第5の機能層1b〜1f
を下から順に設けたものである。各機能層については
(2)項で詳述する。
【0061】2はドラム1を帯電する手段であり、本例
では磁気ブラシ帯電装置である。回転ドラム1は該磁気
ブラシ帯電装置2によりほぼ−700vに電荷注入・接
触帯電方式で一様帯電処理される。この磁気ブラシ帯電
装置2については(3)項で詳述する。
【0062】3は画像情報露光手段であり、本例ではレ
ーザービームスキャナーである。このレーザービームス
キャナー3は、半導体レーザー、ポリゴンミラー、F−
θレンズ等を有してなり、原稿読み取り装置・電子計算
機・ワードプロセッサー等の不図示のホスト装置から入
力する目的の画像情報の時系列電気デジタル画素信号に
対応して変調されたレーザー光Lを射出して回転ドラム
1の一様帯電処理面を走査露光する。このレーザー光走
査露光により回転ドラム1の周面に目的の画像情報に対
応した静電潜像が形成される。
【0063】4は静電潜像現像手段であり、本例は、現
像剤として磁性トナーを用いた1成分非接触ジャンピン
グ現像方式の現像装置である。そして回転ドラム1面の
形成静電潜像をトナー画像として反転現像させている。
【0064】8は給紙カセットであり、被記録材(被転
写材)Pを積載収納させてある。給紙ローラ9の駆動に
より給紙カセット8内の積載収納被記録材Pが1枚分離
給紙され、搬送ローラ10を含むシートパス11を通っ
てレジストローラ対12へ搬送される。レジストローラ
対12は被記録材Pを所定の制御タイミングにて回転ド
ラム1と転写帯電器(コロナ帯電器)5との間の転写部
に給送する。
【0065】転写帯電器5は転写部に給送された被記録
材Pの裏面をトナーと逆極性に帯電する。これにより回
転ドラム1面側のトナー画像が転写部に給送された被記
録材Pの表面側に順次に静電転写されていく。
【0066】転写部を通ってトナー画像の転写を受けた
被記録材Pは回転ドラム1面から順次に分離されてシー
トパス13を通って定着装置(例えば熱ローラ定着器)
14に導入されてトナー画像の定着処理を受けてプリン
トアウトされる。
【0067】被記録材分離後の回転ドラム1面はクリー
ナー6のクリーニングブレード6aにより、被記録材に
転写されずにドラム表面に残った転写残トナーの除去を
受けて清掃され、次いで前露光ランプ7による前露光
(全面露光)を受けて除電され(電気的メモリの除
去)、繰り返して作像に供される。
【0068】(2)ドラム1 本例のドラム1は前述したように、図2に層構成模型図
を示したように、φ30mmのアルミニウムドラム基体
1a上に第1〜第5の機能層1b〜1fを下から順に設
けた、負帯電性・電荷注入帯電性のOPC感光体であ
る。
【0069】第1層1b;下引き層であり、アルミニウ
ムドラム基体1aの欠陥などをならすため、またレーザ
ー露光の反射によるモアレの発生を防止するために設け
られている厚さ約20μmの導電層である。
【0070】第2層1c;正電荷注入防止層であり、ア
ルミニウムドラム基体1aから注入された正電荷が感光
体表面に帯電された負電荷を打ち消すのを防止する役割
を果たし、アミラン樹脂とメトキシメチル化ナイロンに
よって106 Ω・cm程度に抵抗調整された厚さ約1
μmの中抵抗層である。
【0071】第3層1d;電荷発生層であり、ジスアゾ
系の顔料を樹脂に分散した厚さ約0.3μmの層であ
り、レーザー露光を受けることによって正負の電荷対を
発生する。
【0072】第4層1e;電荷輸送層であり、ポリカー
ボネイト樹脂にヒドラゾンを分散したものであり、P型
半導体である。従って、感光体表面に帯電された負電荷
はこの層を移動することはできず、電荷発生層1dで発
生した正電荷のみを感光体表面に輸送することができ
る。
【0073】第5層1f;電荷注入層であり、バインダ
ーとしての光硬化性のアクリル樹脂に光透過性の導電錫
の超微粒子1gを樹脂に対して70重量パーセント分散
した材料の約3μmの塗工層である。この電荷注入層1
fの電気抵抗値は、充分な帯電性と画像流れを起こさな
い条件である1×1010〜1×1014Ω・cmであ
る必要がある。本例では表面抵抗が1×1011Ω・c
mの感光体を用いた。
【0074】(3)磁気ブラシ帯電装置2 図3は磁気ブラシ帯電装置2の拡大横断面模型図であ
る。本例の磁気ブラシ帯電装置2は、大きく分けて、磁
気ブラシ帯電部材2A、該磁気ブラシ帯電部材2Aと導
電性磁性粒子(キャリア)2dを収容させた容器(ハウ
ジング)2B、磁気ブラシ帯電部材2Aに対する帯電バ
イアス印加電源2C等からなる。
【0075】磁気ブラシ帯電部材2Aは本例のものはス
リーブ回転タイプであり、マグネットロール(磁石)2
aと、このマグネットロールに外嵌させた非磁性ステン
レス製スリーブ(電極スリーブ、導電スリーブ、帯電ス
リーブなどと称される)2bと、該スリーブ2bの外周
面にスリーブ内部のマグネットロール2aの磁気力で磁
気拘束させて形成保持させた磁性粒子2dの磁気ブラシ
2cからなる。
【0076】マグネットロール2aは非回転の固定部材
であり、スリーブ2bはこのマグネットロール2aの外
回りを矢示bの時計方向に不図示の駆動系により所定の
周速度、本例では225mm/sec.の周速で回転駆
動される。またスリーブ2bはドラム1に対してスペー
サコロ等の手段で500μm程度の隙間を保たせて対向
させて配設してある。
【0077】2eは容器2Bに取り付けた、非磁性ステ
ンレス製の磁気ブラシ層厚規制ブレードであり、スリー
ブ2bの表面とのギャップが900μmになるように配
置されている。
【0078】容器2B内の磁性粒子2dはその一部がス
リーブ2bの外周面にスリーブ内部のマグネットロール
2aの磁気力で磁気拘束されて磁気ブラシ2cとして保
持される。磁気ブラシ2cはスリーブ2bの回転駆動に
伴い、スリーブ2bと一緒にスリーブ2bと同方向に回
転する。このとき磁気ブラシ2cの層厚はブレード2e
により均一厚さに規制される。そしてその磁気ブラシ2
cの規制層厚はスリーブ2bとドラム1との対向隙間部
の間隔より大きいから、磁気ブラシ2cはスリーブ2b
とドラム1との対向部においてドラム1に対して所定幅
のニップ部を形成して接触する。この接触ニップ部が帯
電ニップ部Nである。従って、回転ドラム1は帯電ニッ
プ部Nにおいて磁気ブラシ帯電部材2Aのスリーブ2b
の回転に伴ない回転する磁気ブラシ2cで摺擦される。
この場合、帯電ニップ部Nにおいてドラム1の移動方向
と磁気ブラシ2cの移動方向は逆方向となり、相対移動
速度は速くなる。
【0079】スリーブ2bと磁気ブラシ層厚規制ブレー
ド2eには電源2Cから所定の帯電バイアスが印加され
る。
【0080】而して、ドラム1が回転駆動され、磁気ブ
ラシ帯電部材2Aのスリーブ2bが回転駆動され、電源
2Cから所定の帯電バイアスが印加されることで、回転
ドラム1の周面が本例の場合は電荷注入帯電方式で所定
の極性・電位に一様に接触帯電処理される。
【0081】スリーブ2b内に固定配置されているマグ
ネットロール2aは、スリーブ2bとドラム1の最近接
位置cからドラム回転方向上流側10°の位置に約90
0Gの磁極(主極)N1を配置してある。
【0082】この主極N1は、スリーブ2bとドラム1
の最近接位置cとの角度(図ではθ)をドラム回転方向
上流側20°から下流側10°の範囲に入るようにする
ことが望ましく、上流側15°〜0°であればさらに良
い。それより下流だと主極位置に磁性粒子が引きつけら
れ、帯電ニップ部Nのドラム回転方向下流側に磁性粒子
の滞留が発生しやすくなり、また上流すぎると、帯電ニ
ップ部Nを通過した磁性粒子の搬送性が悪くなり、滞留
が発生しやすくなる。
【0083】また、帯電ニップ部Nに磁極がない場合に
は、磁性粒子に働くスリーブ2bへの拘束力が弱くな
り、磁性粒子がドラム1に付着しやすくなるのは明らか
である。
【0084】ここで述べている帯電ニップ部Nは、帯電
時に磁気ブラシ2cの磁性粒子がドラム1と接触してい
る領域を示す。
【0085】帯電バイアスは電源2Cによってスリーブ
2bと規制ブレード2eに印加される。本例ではDC成
分にAC成分が重畳しているバイアスを用いている。
【0086】DC成分は必要とされるドラムの表面電位
と同じ値、本例では−700vとした。
【0087】AC成分は、そのピーク間電圧Vppは、
100v以上2000v以下、特に300v以上120
0v以下が好ましい。ピーク間電圧Vppがそれ以下で
は、帯電均一性、電位の立ち上がり性向上の効果が薄
く、それ以上では、磁性粒子の滞留やドラムへの付着が
悪化する。周波数は100Hz以上5000Hz以下、
特に500Hz以上2000Hz以下が好ましい。それ
以下では、磁性粒子のドラムへの付着悪化や、帯電均一
性、電位の立ち上がり性向上の効果が薄くなり、それ以
上でも帯電均一性、電位の立ち上がり性向上の効果が得
られにくくなる。ACの波形は矩形波、三角波、sin
波などがよい。
【0088】磁気ブラシ2cを構成させる磁性粒子2d
は、本例では、燒結した強磁性体(フェライト)を還元
処理したものを用いたが、他に樹脂と強磁性体粉を混練
して粒子状に整形したもの、もしくはこれに抵抗値調節
のために導電性カーボン等を混ぜたものや、表面処理を
行ったものも同様に用いることができる。
【0089】磁気ブラシ2cの磁性粒子は被帯電体とし
てのドラム表面のトラップ順位に電荷を良好に注入する
役割と、ドラム上に生じたピンホールなどの欠陥に帯電
電流が集中してしまうことに起因して生じる帯電部材及
びドラムの通電破壊を防止する役割を兼ね備えていなけ
ればならない。
【0090】従って、磁気ブラシ帯電部材2Aの抵抗値
は1×104 Ω〜1×109 Ωであることが好まし
く、特には1×104 Ω〜1×107 Ωであることが
好ましい。磁気ブラシ帯電部材2Aの抵抗値が1×10
4 Ω未満ではピンホールリークが生じやすくなる傾向
があり、1×109 Ωを越えると良好な電荷の注入が
しにくくなる傾向にある。また、抵抗値を上記範囲内に
制御するためには、磁性粒子2dの体積抵抗値は1×1
04 Ω・cm〜1×109 Ω・cmであることが好ま
しく、特には1×104 Ω・cm〜1×107 ・cm
であることが好ましい。
【0091】磁性粒子2dの体積抵抗値は図4に示す要
領で測定した。すなわち、セルAに磁性粒子2dを充填
し、該充填磁性粒子2dに接するように主電極16及び
上部電極17を配し、該電極16・17間に定電圧電源
21から電圧を印加し、そのとき流れる電流を電流計1
9で測定することにより求めた。18は絶縁物、20は
電圧計、23はガイドリングを示す。
【0092】その測定条件は、23℃、65%の環境
で、充填磁性粒子2dのセルとの接触面積S=2cm2
、厚みd=1mm、上部電極17の荷重10kg、印
加電圧100Vである。
【0093】磁性粒子2dの平均粒径及び粒度分布測定
におけるピークは5〜100μmの範囲にあることが、
粒子表面の汚染による帯電劣化防止の観点から好まし
い。
【0094】磁性粒子2dの平均粒径は、水平方向最大
弦長で示し、測定方は顕微鏡法により磁性粒子300個
以上をランダムに選び、その径を実測して算術平均をと
る。
【0095】本例で用いた磁気ブラシ帯電部材2Aの抵
抗値は、1×106 Ω・cmであり、帯電バイアスの
DC成分として−700vを印加することで、ドラム1
の表面電位も−700vとなった。
【0096】以上の構成において、ドラム回転の停止、
スリーブ回転の停止、帯電バイアスの印加停止の順序を
変えて帯電を終了させた場合、磁気ブラシ帯電部材2A
側からドラム1表面への磁性粒子の付着量の総量を調べ
た。帯電が終了した後の帯電ニップ部への付着はすべて
の停止を行った後、ドラム1を少し回転させて測定し
た。各操作の間隔は100msec.で行った。その結
果を表1に示す。
【0097】
【表1】 帯電ニップ部以外の場所に磁性粒子を付着させないため
には、帯電バイアス印加を停止する前にドラム1の回転
を停止することが必須であることがわかる。
【0098】また、D−S−B(ドラム1→スリーブ2
b→バイアス)の順序の停止と、S−D−B(スリーブ
2b→ドラム1→バイアス)の順序の停止場合は、帯電
ニップ部Nに磁性粒子が若干付着しているため、次に、
ドラムが回転開始のときに、磁性粒子が流出する可能性
がある。
【0099】D−B−S(ドラム1→バイアス→スリー
ブ2b)の順序の停止の場合が、バイアス印加停止によ
り帯電ニップ部に付着した磁性粒子は、スリーブの回転
により回収されるため、最も良い。
【0100】〈第2の実施形態例〉 第1の実施形態例と同じように、帯電開始時の、ドラム
回転の開始、スリーブ回転の開始、帯電バイアスの印加
開始の順序を変えて、磁気ブラシ帯電部材2A側からド
ラム1表面への磁性粒子の付着量を調べた。ただし、開
始する時点で帯電ニップ部で磁性粒子がドラムに付着し
ていない状態で実験を行った。その結果を表2に示す。
【0101】
【表2】 表2の6つのパターンの開始順序では、B−S−D(バ
イアス→スリーブ2b→ドラム1)とS−B−D(スリ
ーブ2b→バイアス→ドラム1)が最も磁性粒子の付着
量が少なく、バイアス印加開始とスリーブ回転開始の
後、ドラム回転を開始する順序が良い。
【0102】〈第3の実施形態例〉 本例では、第1の実施形態例において、帯電バイアスの
DC成分とAC成分の重畳バイアス(ACバイアスに
は、Vpp=700v、f=1kHz、矩形波)を用い
て同様に磁性粒子付着量を調べた。
【0103】第1の実施形態例ではドラム回転停止を最
初に行うことで、すべての処理が終了した時点で帯電ニ
ップ部以外への磁性粒子の付着を防止できたことによ
り、最初のドラムの回転停止に引き続き、AC印加停
止、DC印加停止、スリーブ回転停止の順序を変えた場
合と、ACとDCの印加を同時に終了させる場合におい
て磁性粒子の付着量を測定した。
【0104】ドラム→ACとDCを同時に→スリーブの
順で停止した場合、ACの印加で生じた滞留により、広
くなった帯電ニップ部で付着が起きると同時にAC印加
の停止により滞留がなくなるため、帯電ニップ部のドラ
ム回転方向の下流側に付着した磁性粒子が少し残ってし
まう。
【0105】ACとDCを別々に停止した場合の付着量
の結果を表3に示す。
【0106】
【表3】
【0107】また、すべての終了処理の中で、AC印加
を最初に行うことは、第1の実施形態例と全く同じであ
り、AC→ドラム→DC→スリーブの順も同様に磁性粒
子の付着が起きないことは明らかである。
【0108】〈第4の実施形態例〉 本例では、第2の実施形態例において、帯電バイアスの
DC成分とAC成分の重畳バイアス(ACバイアスに
は、Vpp=700v、f=1kHz、矩形波)を用い
て同様に磁性粒子付着量を調べた。
【0109】第2の実施形態例ではドラム回転の開始を
最初にしたときに磁性粒子の付着がなかったので、本例
ではドラム回転の開始を最後にしてAC、DC、スリー
ブの回転開始の順番を変えた場合において磁性粒子の付
着量の測定を行った。その結果、すべての組み合わせに
おいて磁性粒子の付着はみられず、ドラムの回転開始を
最後に行うことで、磁性粒子の付着は防止できる。
【0110】〈その他の実施形態例〉 1)本発明に係る磁気ブラシ帯電装置は実施形態例の画
像形成装置における像担持体の帯電処理に限らず、広く
被帯電体の接触帯電手段として有効である。
【0111】2)被帯電体(像担持体)は放電による帯
電が支配的なものであってもよい。
【0112】3)磁気ブラシ帯電部材は実施形態例のス
リーブ回転タイプに限らず、マグネットロール2aが回
転するものや、マグネットロール2aの表面に必要に応
じて給電用電極として導電性処理して、更には抵抗層を
施して、該マグネットロール2aを回転させる構成のも
の等にすることもできる。回転しないタイプの磁気ブラ
シ帯電部材とすることもできる。
【0113】4)像担持体の帯電面に対する情報書き込
み手段としての像露光手段は、実施形態例で示したよう
なデジタル的な潜像を形成するレーザー走査露光手段に
限られるものではなく、ハロゲンランプや蛍光灯等を光
源とするアナログ的な画像露光手段であってもよいし、
LEDアレイなど他の発光素子を使用したもの、蛍光灯
等の発光素子と液晶シャッター等の組み合わせによるも
のなど、画像情報に対応した静電潜像を形成できるもの
であるなら何でもよい。
【0114】5)像担持体は静電記録誘電体などであっ
てもよい。この場合は該誘電体面を一様に一次帯電した
後、その帯電面を除電針ヘッドや電子銃等の除電手段で
選択的に除電して目的の画像情報に対応した静電潜像を
書き込み形成する。
【0115】作像プロセスは任意である。転写方式で
も、感光紙(エレクトロファックス紙)や静電記録紙に
直接に画像形成する、画像転写工程がない直接方式でも
よい。
【0116】6)静電潜像のトナー現像方式・手段は任
意である。反転現像方式でも正現像方式でもよい。
【0117】7)転写手段は、実施形態例のコロナ放電
転写だけでなく、ローラ転写やブレード転写など任意で
ある。
【0118】更に転写ドラムや転写ベルト等の中間転写
体などを用いて、単色画像形成ばかりでなく多重転写等
により多色やフルカラー画像を形成する画像形成装置に
も適用できる。
【0119】8)画像形成装置の作像プロセスは実施形
態例のものに限らず任意である。また必要に応じて他の
補助プロセス機器を加えてもよい。
【0120】像担持体1、磁気ブラシ帯電装置2、現像
装置4、クリーナー6等の任意のプロセス機器を画像形
成装置本体に対して一括して着脱交換自在なプロセスカ
ートリッジ着脱式の装置構成にすることもできる。
【0121】9)像担持体としての電子写真感光体や静
電記録誘電体を回動ベルト型にし、これに帯電・静電潜
像形成・現像の工程手段により画像情報に対応したトナ
ー像を形成させ、そのトナー像形成部を閲読表示部に位
置させて画像表示させ、像担持体は繰り返して表示画像
の形成に使用する画像表示装置もある。本発明において
画像形成装置にはこのような画像表示装置も含む。
【0122】10)画像形成装置は、クリーナー6を省
略して、被記録材Pに対するトナー画像転写後のドラム
1上の転写残トナーを現像装置4で現像同時クリーニン
グで除去・回収するクリーナーレス方式のものにするこ
ともできる。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
気ブラシ帯電装置、および該磁気ブラシ帯電装置を像担
持体の帯電工程手段とする画像形成装置において、被帯
電体(像担持体)の帯電開始時および帯電停止時に被帯
電体表面への磁性粒子の付着・流出を防止することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例の概略構成図
【図2】感光体の層構成模型図
【図3】磁気ブラシ帯電装置の拡大横断面模型図
【図4】磁性粒子の電気抵抗値の測定方法を示す図
【図5】電荷注入帯電と放電帯電とにおける印加バイア
スと帯電電位の関係を示す図
【図6】磁性粒子の動きを示す図
【図7】帯電ニップを通過する際の帯電バイアスと帯電
電位の時間変化および位置依存性を示す図
【符号の説明】
1 感光体(像担持体、被帯電体) 2 磁気ブラシ帯電装置 2A 磁気ブラシ帯電部材 2B 容器(ハウジング) 2C 帯電バイアス印加電源 2a マグネットロール 2b 回転スリーブ 2c 磁性粒子の磁気ブラシ 2d 磁性粒子 2e 磁気ブラシ層厚規制ブレード 3 レーザースキャナー 4 現像装置 5 転写帯電器 6 クリーナー 7 前露光ランプ 8 給紙カセット 14 定着装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/02 G03G 21/00 372

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 担持体に磁性粒子の磁気ブラシを形成保
    持させた帯電部材を有し、該帯電部材の磁気ブラシ部を
    被帯電体に当接させ、該帯電部材に帯電バイアスを印加
    することで被帯電体の帯電を行なう帯電装置において、 帯電開始時に、帯電部材に対する帯電バイアスの印加
    及び、担持体の回転を開始してから、被帯電体の回転を
    開始することを特徴とする帯電装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 担持体に磁性粒子の磁気ブラシを形成保
    持させた帯電部材を有し、該帯電部材の磁気ブラシ部を
    被帯電体に当接させ、該帯電部材に帯電バイアスを印加
    することで被帯電体の帯電を行なう帯電装置において、 帯電終了時に、被帯電体の回転を停止させた後に、帯電
    部材に対する帯電バイアスの印加を停止し、更にその後
    に担持体の回転を停止することを特徴とする帯電装置の
    制御方法。
  3. 【請求項3】 帯電部材へ印加する帯電バイアスとし
    て、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用い
    ることを特徴とする請求項1もしくは2に記載の帯電装
    置の制御方法。
  4. 【請求項4】 帯電部材へ印加する帯電バイアスとし
    て、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用
    い、帯電終了を、帯電部材に対する帯電バイアスのAC
    成分の印加の停止、被帯電体の回転の停止、帯電部材に
    対する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材
    の回転の停止の順序で行なうことを特徴とする請求項3
    に記載の帯電装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 帯電部材へ印加する帯電バイアスとし
    て、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用
    い、帯電終了を、被帯電体の回転の停止、帯電部材に対
    する帯電バイアスのAC成分の印加の停止、帯電部材に
    対する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材
    の回転の停止の順序で行なうことを特徴とする請求項3
    に記載の帯電装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 帯電部材へ印加する帯電バイアスとし
    て、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用
    い、帯電終了を、被帯電体の回転の停止、帯電部材に対
    する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材に
    対する帯電バイアスのAC成分の印加の停止、帯電部材
    の回転の停止の順序で行なうことを特徴とする請求項3
    に記載の帯電装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 帯電部材へ印加する帯電バイアスとし
    て、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用
    い、帯電終了を、被帯電体の回転の停止、帯電部材に対
    する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材の
    回転の停止、帯電部材に対する帯電バイアスのAC成分
    の印加の停止の順序で行なうことを特徴とする請求項3
    に記載の帯電装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 被帯電体と帯電部材が同一の方向に回転
    することを特徴とする請求項1ないしの何れか1つに
    記載の帯電装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 被帯電体が電子写真感光体であることを
    特徴とする請求項1ないしの何れか1つに記載の帯電
    装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 被帯電体が電荷注入帯電性であること
    を特徴とする請求項1ないしの何れか1つに記載の帯
    電装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 被帯電体が、絶縁性のバインダー中に
    導電性粒子を分散させた電荷注入層を有する電子写真感
    光体であることを特徴とする請求項1ないし10の何れ
    か1つに記載の帯電装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 像担持体に、該像担持体を帯電する工
    程を含む作像プロセスを適用して画像形成を実行する画
    像形成装置において、 像担持体を帯電する手段が、担持体に磁性粒子の磁気ブ
    ラシを形成保持させた帯電部材を有し、該帯電部材の磁
    気ブラシ部を像担持体に当接させ、該帯電部材に帯電バ
    イアスを印加することで像担持体の帯電を行なう帯電装
    置であり、 帯電開始時に、帯電部材に対する帯電バイアスの印加
    及び担持体の回転を開始してから、像担持体の回転を開
    始することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 像担持体に、該像担持体を帯電する工
    程を含む作像プロセスを適用して画像形成を実行する画
    像形成装置において、 像担持体を帯電する手段が、担持体に磁性粒子の磁気ブ
    ラシを形成保持させた 帯電部材を有し、該帯電部材の磁
    気ブラシ部を像担持体に当接させ、該帯電部材に帯電バ
    イアスを印加することで像担持体の帯電を行なう帯電装
    置であり、 帯電終了時に、像担持体の回転を停止させた後に、帯電
    部材に対する帯電バイアスの印加を停止し、更にその後
    に担持体の回転を停止することを特徴とする画像形成装
    置の制御方法。
  14. 【請求項14】 帯電部材へ印加する帯電バイアスとし
    て、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用い
    ることを特徴とする請求項12もしくは13に記載の画
    像形成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 帯電部材へ印加する帯電バイアスとし
    て、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用
    い、帯電終了を、帯電部材に対する帯電バイアスのAC
    成分の印加の停止、像担持体の回転の停止、帯電部材に
    対する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材
    の回転の停止の順序で行なうことを特徴とする請求項
    に記載の画像形成装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 帯電部材へ印加する帯電バイアスとし
    て、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用
    い、帯電終了を、像担持体の回転の停止、帯電部材に対
    する帯電バイアスのAC成分の印加の停止、帯電部材に
    対する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材
    の回転の停止の順序で行なうことを特徴とする請求項
    に記載の画像形成装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 帯電部材へ印加する帯電バイアスとし
    て、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用
    い、帯電終了を、像担持体の回転の停止、帯電部材に対
    する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材に
    対する帯電バイアスのAC成分の印加の停止、帯電部材
    の回転の停止の順序で行なうことを特徴とする請求項
    に記載の画像形成装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 帯電部材へ印加する帯電バイアスとし
    て、DC成分にAC成分が重畳しているバイアスを用
    い、帯電終了を、像担持体の回転の停止、帯電部材に対
    する帯電バイアスのDC成分の印加の停止、帯電部材の
    回転の停止、帯電部材に対する帯電バイアスのAC成分
    の印加の停止の順序で行なうことを特徴とする請求項
    に記載の画像形成装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 像担持体と帯電部材が同一の方向に回
    転することを特徴とする請求項12ないし18の何れか
    1つに記載の画像形成装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 像担持体が電子写真感光体であること
    を特徴とする請求項12ないし19の何れか1つに記載
    の画像形成装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 像担持体が電荷注入帯電性であること
    を特徴とする請求項12ないし20の何れか1つに記載
    の画像形成装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 像担持体が、絶縁性のバインダー中に
    導電性粒子を分散させた電荷注入層を有する電子写真感
    光体であることを特徴とする請求項12ないし21の何
    れか1つに記載の画像形成装置の制御方法。
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