JP2002139891A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
装置において、像担持体削れにともなう画像上のスジ状
カブリの発生を防止して、安定した良好な画像形成を継
続して行うこと。 【解決手段】像担持体1の削れ量に対して帯電部材2A
からの現像剤吐き出し時間または現像剤吐き出し動作の
頻度を変更すること。
Description
リーナーレスプロセスの転写式画像形成装置に関する。
誘電体等の像担持体と、該像担持体に当接する帯電部材
を有し該帯電部材に帯電バイアスを印加することで像担
持体の帯電を行う接触方式の帯電装置(接触帯電装置、
直接帯電装置)と、該像担持体の帯電処理面に静電潜像
を形成する画像情報書き込み装置と、該静電潜像を現像
剤により顕像化する現像装置と、該像担持体表面の現像
剤を被転写材に移動させる転写装置を具備し、転写装置
により被転写材に移動せずに像担持体表面に残留した現
像剤は前記帯電装置の像担持体に当接する帯電部材に一
旦回収させ、その回収現像剤を帯電部材から吐き出させ
て現像装置にて再回収させる方式の、複写機・プリンタ
等の画像形成装置に関する。
電子写真感光体や静電記録誘電体等の像担持体、その他
の被帯電体を所定の極性・電位に帯電処理する帯電手段
としては、従来より一般にコロナ帯電器が使用されてき
た。
コロナ帯電器を非接触に対向配置して、コロナ帯電器か
ら放出されるコロナに感光体面をさらして感光体面を所
定の極性・電位に帯電させるものである。
器による場合に比べて低オゾン・低電力等の利点を有す
ることから、前記のように、被帯電体としての感光体に
電圧(帯電バイアス)を印加した帯電部材(接触帯電部
材)を当接させて感光体面を所定の極性・電位に帯電さ
せる接触方式の帯電装置の実用化がなされてきている。
特に、帯電部材として導電ローラ(帯電ローラ)を用い
たローラ帯電方式の装置が帯電の安定性という点から好
ましく用いられている。
持体に磁気拘束させた磁気ブラシ部を具備させた磁気ブ
ラシ帯電部材(帯電磁気ブラシ、以下、磁気ブラシ帯電
器と記す)を用い、該磁気ブラシ帯電器の磁気ブラシ部
を感光体に接触させる磁気ブラシ帯電方式の装置も帯電
装置の安定性という点から好ましく用いられる。
直接にマグネットに、あるいはマグネットを内包するス
リーブ上に磁気的に拘束させて磁気ブラシ部を形成具備
させたものであり、停止あるいは回転させて磁気ブラシ
部を感光体に接触させ、これに電圧を印加することによ
って感光体の帯電を開始させる。
させたもの(ファーブラシ帯電部材、帯電ファーブラ
シ)、導電性ゴムをブレード状にした導電ゴムブレード
(帯電ブレード)等も接触帯電部材として好ましく用い
られている。
帯電原理)にはコロナ帯電系と電荷注入(直接帯電)系
の2種類の帯電機構が混在しており、どちらが支配的で
あるかにより各々の特性が現われる。
微小間隙に生じるコロナ放電現象による放電生成物で感
光体表面が帯電する系である。コロナ帯電は接触帯電部
材と感光体に一定の放電しきい値を有するため、帯電電
位より大きな電圧を接触帯電部材に印加する必要があ
る。また、コロナ帯電器に比べれば発生量は格段に少な
いけれども放電生成物を生じる。
体に直接に電荷が注入されることで感光体表面が帯電す
る系である。より詳しくは、中抵抗の接触帯電部材が感
光体表面に接触して、放電現象を介さずに、つまり放電
を基本的に用いないで感光体表面に直接電荷注入を行う
ものである。よって、接触帯電部材への印加電圧が放電
しきい値以下の印加電圧であっても、感光体を印加電圧
相当の電位に帯電することができる。この電荷注入帯電
系はイオンの発生を伴わない。
電部材の感光体への接触性が帯電性に大きく効いてく
る。そこで接触帯電部材はより密に構成し、また感光体
との速度差を多く持ち、より高い頻度で感光体に接触す
る構成をとる必要があり、この点において接触帯電部材
として特に磁気ブラシ帯電器は安定した帯電を行なうこ
とができる。
抗とコンデンサーの直列回路と等価であると見ることが
できる、理想的な帯電プロセスでは感光体表面のある点
が磁気ブラシと接触している時間(帯電ニップ幅×感光
体の周速)にコンデンサーが充電され、感光体表面電位
が印加電圧とほぼ同値になる。
表面にあるトラップ準位に電荷を注入して感光体の接触
帯電を行なう方法がある。また、感光体として通常の有
機感光体上に導電性微粒子を分散させた表層(電荷注入
層)を有するものや、アモルファスシリコン感光体など
を用いると、接触帯電部材に印加したバイアスのうちの
直流成分と略同等の帯電電位を被帯電体表面に得ること
が可能である(特開平6−3921号公報)。
でなく、放電を用いないため、接触帯電部材に対する印
加電圧は感光体電位と同程度で十分であり、また、オゾ
ンを発生しない利点があり、完全なオゾンレスかつ低電
力消費型帯電が可能となる。
サイクルプロセス) また近年、画像形成装置は小型化が進んできたが、帯電
・露光・現像・転写・定着・クリーニング等の作像プロ
セスの各手段・機器が夫々小型になるだけでは画像形成
装置の全体的な小型化には限界があった。また、転写後
の感光体上の転写残トナー(残留現像剤)はクリーニン
グ手段(クリーナー)によって回収されて廃トナーとな
るが、この廃トナーは環境保護の面からも出ないことが
好ましい。
の転写残トナーは現像手段によって「現像同時クリーニ
ング」で感光体上から除去し現像手段に回収・再用する
装置構成にした「クリーナーレスプロセス」の画像形成
装置も出現している。
体上に若干残留したトナーを次工程以後の現像時にかぶ
り取りバイアス(現像手段に印加する直流電圧と感光体
の表面電位間の電位差であるかぶり取り電位差Vback)
によって回収する方法である。
段に回収されて次工程以後用いられるため、廃トナーを
なくし、メンテナンスに手を煩わせることも少なくする
ことができる。
ス面での利点も大きく、画像形成装置を大幅に小型化で
きるようになる。
合には感光体に接触している帯電部材に転写残トナーを
一旦回収させ、それを再び感光体上に吐き出させ現像装
置で回収させる。
画像形成装置においては、感光体の電荷注入層の厚さに
より帯電均一性が左右される。図11の(a)と(b)
に示すように、感光体に注入された電荷は電荷注入層と
電荷輸送層の界面に到達する。磁気ブラシ注入帯電では
感光体と帯電磁性粒子との接触している点が離れている
ため、感光体全面に電流を流すことはできないが、電荷
注入層では横方向に電荷が拡散して、電荷分布がほぼ一
様になる。しかし、(b)のように電荷注入層の厚さが
少なくなると、電荷の横方向の移動が不十分となり、帯
電の均一性が悪くなる。
帯電器での回収性を良くするために、転写と帯電の間で
トナーと逆極性の電圧を印加した導電ブラシなどでトナ
ー極性を反転させる場合、ドラム表面にスジ状の逆極性
の潜像が形成されてしまう。このスジ状逆極性の潜像の
すべてに磁性粒子が触れることはなく部分的に接触する
が、上述の通り、電荷注入層の層厚が十分な時は注入さ
れた電荷が横に拡散することで正規極に均一に帯電でき
るのに対し、電荷注入層が薄い場合、逆極性の潜像が残
ってしまう。クリーナーレスでは帯電器内に転写残トナ
ーがあるため、この逆極性の潜像にトナーが吐き出さ
れ、かつ現像でも回収ができないため、図12の画像サ
ンプルのように画像にスジが出てしまう。
削れによるスジ状カブリの悪化を防ぐことは可能である
が、電荷注入層は導電性微粒子が分散させてあるため、
厚すぎると像露光の光が透過しづらくなり画像の劣化を
まねく。
セスの画像形成装置において、上述のような像担持体削
れにともなう画像上のスジ状カブリの発生を防止するこ
とを目的とする。
特徴とする画像形成装置である。
帯電部材を有し該帯電部材に帯電バイアスを印加するこ
とで像担持体の帯電を行う帯電装置と、該像担持体の帯
電処理面に静電潜像を形成する画像情報書き込み装置
と、該静電潜像を現像剤により顕像化する現像装置と、
該像担持体表面の現像剤像を被転写材に移動させる転写
装置を具備し、転写装置により被転写材に移動せずに像
担持体表面に残留した現像剤は前記帯電装置の像担持体
に当接する帯電部材に一旦回収させ、その回収現像剤を
帯電部材から吐き出させて現像装置にて再回収させる方
式の画像形成装置において、像担持体の削れ量に対して
帯電部材からの現像剤吐き出し時間または現像剤吐き出
し動作の頻度を変更することを特徴とする画像形成装
置。
体からなることを特徴とする(1)に記載の画像形成装
置。
とを特徴とする(1)または(2)に記載の画像形成装
置。
とを特徴とする(1)、(2)または(3)に記載の画
像形成装置。
導電性微粒子を分散させた電荷注入層を表面に有する電
子写真感光体であることを特徴とする(1)、(2)、
(3)または(4)に記載の画像形成装置。
費量、の少なくとも1つを算出する手段を有し、作像枚
数、積算画像比率、現像剤消費量の少なくとも1つを用
いて像担持体の削れ量を算出することを特徴とする
(1)、(2)、(3)、(4)または(5)に記載の
画像形成装置。
部材の現像剤吐き出し時間を長くすることを特徴とする
(1)、(2)、(3)、(4)、(5)または(6)
に記載の画像形成装置。
部材の現像剤吐き出しの頻度を多くすることを特徴とす
る(1)、(2)、(3)、(4)、(5)または
(6)に記載の画像形成装置。
量(感光体の電荷注入層の減少)に従い発生しやすくな
る、帯電部材からの吐き出しトナーによるスジ状のカブ
リを防止するために、帯電部材からのトナー吐き出し動
作を強化する。これにより、像担持体の層圧が耐久に連
れて薄くなっても、帯電部材による像担持体の均一帯電
性が維持されることで上記のスジ状のカブリの発生が抑
えられ、安定した良好な画像形成を継続して行うことが
できた。像担持体の厚さは積算画像比率、トナー消費
量、通紙枚数、帯電動作の回数等から算出することがで
きる。
実施例の画像形成装置は、転写式電子写真プロセス利
用、電荷注入帯電方式、クリーナーレスプロセスのレー
ザービームプリンタである。
写真感光体(以下、感光ドラムと記す)である。本実施
例の感光ドラム1は負帯電性・電荷注入帯電性のOPC
感光体(有機光導電性感光体)であり、矢示の時計方向
にaに150mm/sec.のプロセススピード(周速
度)で回転駆動される。
に一様に帯電処理する接触帯電装置である。本実施例で
は磁気ブラシ帯電装置であり、回転する感光ドラム1の
面はこの磁気ブラシ帯電装置2によりほぼ−700vに
電荷注入帯電方式で一様に帯電処理される。
り、本実施例ではレーザービームスキャナーである。こ
のレーザービームスキャナー3は、半導体レーザー、ポ
リゴンミラー、F−θレンズ等を有してなり、CCD等
の光電変換素子を有する原稿読み取り装置、電気計算
機、ワードプロセッサー等の不図示のホスト装置から入
力する目的の画像情報の時系列電気デジタル画像信号に
対応して変調されたレーザー光Lを射出して、回転感光
ドラム1の一様帯電処理面をレーザー光走査露光する。
このレーザー光走査露光により回転感光ドラム1の周面
に目的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。
法で作成した、転写残トナーの少ない高離型性球形トナ
ーと、磁性キャリアを混合した現像剤による2成分接触
現像方式の現像装置を用いている。そして、回転感光ド
ラム1面の静電潜像をトナー像として反転現像させてい
る。
置であり、本実施例の該転写装置は転写ベルトタイプで
ある。5aは無端状の転写ベルト(例えば、膜厚75μ
mのポリイミドのベルト)であり、駆動ローラ5bと従
動ローラ5c間に懸回張設されていて、感光ドラム1の
回転方向に順方向に感光ドラム1の回転速度とほぼ同じ
周速度で回動される。5dは転写ベルト5aの内側に配
設した導電性ブレードであり、転写ベルト5aの上行側
ベルト部分を感光ドラム1の下面部分に加圧して転写部
位としての転写ニップ部Tを形成させている。
Pを積載収納させてある。給紙ローラ7の駆動により給
紙カセット6内に積載収納の被転写材Pが1枚分離給し
され、搬送ローラ8等を含むシートパス9を通って所定
の制御タイミングにて回転感光ドラム1と転写装置5の
転写ベルト5aとの間の転写ニップ部Tに給送される。
回転感光ドラム1と転写ベルト5aの間を挟持搬送さ
れ、その間、導電性ブレード5dに転写バイアス印加電
源E5から所定の転写バイアスが印加されて、被転写材
Pの裏面からトナーと逆極性の帯電がなされる。これに
より、転写ニップ部Tを通る被転写材Pの表面側に回転
感光ドラム1面側のトナー像が順次に静電転写されてい
く。
受けた被転写材Pは回転感光ドラム1面から順次に分離
されてシートパス10を通って定着装置(例えば熱ロー
ラ定着装置)11に導入されてトナー像の定着処理を受
けてプリントアウトされる。
セスであり、転写ニップ部Tで被転写材Pに転写されず
に回転感光ドラム1の表面に残ったトナーを除去する専
用のクリーナーは配置していないが、転写残トナーは、
後述するように、引き続く感光ドラム1の回転で磁気ブ
ラシ帯電装置2の位置に至り、感光ドラム1に接触して
いる接触帯電部材としての磁気ブラシ帯電器2Aの磁気
ブラシ部に一時的に回収され、その回収トナーが再び感
光ドラム1面に吐き出されて最終的に現像装置4に回収
され感光ドラム1は繰り返して作像に供される。
との間において感光ドラムに当接させた導電性の補助ブ
ラシであり、電源E6からACバイアス、帯電と逆極性
のDCバイアス、またはACバイアスを重畳した、帯電
と逆極性のDCバイアスが印加される。この補助ブラシ
12は、磁気ブラシ帯電装置2による帯電直前の感光ド
ラム表面電位をならすと同時に、転写残トナーを除電、
もしくは感光ドラムの帯電と逆極性に帯電して、磁気ブ
ラシ帯電器2Aの磁気ブラシ部での回収を容易にする。
体的作動を所定にシーケンス制御する。
間(起動動作期間、ウォーミング期間)である。メイン
電源スイッチ−オンにより、装置のメインモーターを駆
動させて感光ドラムを回転駆動させ、所定のプロセス機
器の準備動作を実行させる。
せる期間である。この前回転工程は前多回転工程中にプ
リント信号が入力したときには前多回転工程に引き続い
て実行される。プリント信号の入力がないときには前多
回転工程の終了後にメインモーターの駆動が一旦停止さ
れて感光ドラムの回転駆動が停止され、プリンタはプリ
ント信号が入力されるまでスタンバイ(待機)状態に保
たれる。プリント信号が入力すると、前回転工程が実行
される。
程):所定の前回転工程が終了すると、引き続いて回転
感光ドラムに対する作像プロセスが実行され、回転感光
ドラム面に形成されたトナー像の被転写材への転写、定
着手段によるトナー像の定着処理がなされて画像形成物
がプリントアウトされる。
上記の印字工程が所定の設定プリント枚数分繰り返して
実行される。
の被転写材の後端部が転写ニップ部を通過した後、次の
被転写材の先端部が転写ニップ部に到達するまでの間
の、転写ニップ部における被転写材の非通紙状態期間で
ある。
感光体の領域がその前に帯電ニップ部を通過する間は、
帯電バイアスのAC成分の印加を停止させ、磁気ブラシ
帯電部材で一時的に回収した転写残トナーを回転感光ド
ラム面に吐き出す。
程が終了した後もしばらくの間メインモーターの駆動を
継続させて感光ドラムを回転駆動させ、所定の後動作を
実行させる期間である。
帯電バイアスのAC成分の印加を停止させることで、磁
気ブラシ帯電部材で一時的に回収した転写残トナーを回
転感光ドラム面に吐き出す。
すると、メインモーターの駆動が停止され感光ドラムの
回転駆動が停止され、プリンタは次のプリントスタート
信号が入力するまでスタンバイ状態に保たれる。
ト終了後、プリンタは後回転工程を経てスタンバイ状態
になる。
信号が入力すると、プリンタは前回転工程に移行する。
前多回転工程、bの前回転工程、dの紙間工程、eの後
回転工程が非画像形成時(非作像時)になる。 (3)感光ドラム(図3) 本実施例の感光ドラム1は前述したように負帯電性・電
荷注入性のOPC感光体であり、図3に層構成模型図を
示したように、φ30mmのアルミニウム製のドラム基
体1a上に第1〜第5の機能層1b〜1fを下から順に
設けたものである。
ムドラム基体の欠陥などをならすため、またレーザー露
光の反射によるモアレの発生を防止するために設けられ
ている厚さ約20μmの導電層である。
ルミニウムドラム基体1aから注入された正電荷が感光
体表面に帯電された負電荷を打ち消すのを防止する役割
を果たし、アミラン樹脂とメトキシメチル化ナイロンに
よって106Ω・cm程度に、抵抗調整された厚さ約1
μmの中抵抗層である。
系の顔料を樹脂に分散した厚さ約0.3μmの層であ
り、レーザー露光を受けることによって正負の電荷対を
発生する。
ボネイト樹脂にヒドラゾンを分散したものであり、P型
半導体である。従って、感光体表面に帯電された負電荷
はこの層を移動することはできず、電荷発生層1dで発
生した正電荷のみを感光体表面に輸送することができ
る。
ーとしての光硬化性のアクリル樹脂に光透過性の導電フ
ィラーであるアンチモンをドーピングして低抵抗化(導
電化)した粒径0.03μmの酸化錫SnO2の超微粒
子を樹脂に対して70重量パーセント分散した材料の約
3μmの塗工層である。この電化注入層1fの電気抵抗
値は、充分な帯電性と画像流れを起こさない条件である
1×1010〜1×10 14Ω・cmである必要がある。本
実施例では、表面抵抗が1×1011Ω・cm感光ドラム
を用いた。
6) 図4は磁気ブラシ帯電装置2の拡大横断面模型図であ
る。本実施例の磁気ブラシ帯電装置2は、大きく分け
て、磁気ブラシ帯電部材(磁気ブラシ帯電器)2A、該
磁気ブラシ帯電器2Aと導電性磁性粒子(帯電キャリ
ア)2dを収容させた容器(ハウジング)2B、磁気ブ
ラシ帯電器2Aに対する帯電バイアス印加電源E2等か
らなる。
は、スリーブ回転タイプであり、マグネットロール(磁
石)2aと、このマグネットロールに外嵌させた非磁性
ステンレス製スリーブ(電極スリーブ、導電スリーブ、
帯電スリーブなどと称される)2bと、該スリーブ2b
の外周面にスリーブ内部のマグネットロール2aの磁気
力で磁気拘束させて形成保持させた磁性粒子2dの磁気
ブラシ部2cからなる。
であり、スリーブ2bはこのマグネットロール2aの外
回りを矢印bの方向に不図示の駆動系により所定の周速
度、本実施例では225mm/sec.の周速で回転駆
動される。また、スリーブ2bは感光対ドラム1に対し
てスペーサーコロなどの手段で500μm程度の隙間を
保たせて配設してある。
ンレス製の磁気ブラシ層厚規制ブレードであり、スリー
ブ2b表面とのギャップが900μmになるように配置
されている。このブレード2eはスリーブ2bと電気的
に導通させてある。したがって、接触帯電部材である磁
気ブラシ帯電器2Aと、金属板金であるブレード2cは
同電位の関係となる。
リーブの2b外周面にスリーブ内部のマグネットロール
2aの磁気力で磁気拘束されて磁気ブラシ部2cとして
保持される。磁気ブラシ部2cはスリーブの回転駆動に
伴い、スリーブ2bと一緒にスリーブ2bと同方向に回
転する。このとき磁気ブラシ部2cの層厚はブレード2
eにより均一厚さに規制させる。そして、その磁気ブラ
シ部2cの規制層厚はスリーブ2bと感光ドラム1との
対向隙間部の間隔より大きいから、磁気ブラシ部2cは
スリーブ2bと感光ドラム1との対向部において感光ド
ラム1に対して所定幅のニップ部を形成して接触する。
この接触ニップ部が帯電ニップ部Nである。従って、回
転感光ドラム1は帯電ニップ部Nにおいて磁気ブラシ帯
電器2Aのスリーブ2bの回転に伴い回転する磁気ブラ
シ部2cで摺擦される。この場合、帯電ニップ部Nにお
いて感光ドラム1の移動方向と磁気ブラシ部2cの移動
方向は逆方向となり、相対移動速度は速くなる。
ド2eには電源E2から所定の帯電バイアスが印加され
る。
気ブラシ帯電器2Aのスリーブ2bが回転駆動され、電
源E2から所定の帯電バイアスが印加されることで、回
転感光ドラム1の周面が本実施例の場合は注入帯電方式
で所定の極製・電位に一様に接触帯電処理される。
ネットロール2aは、スリーブ2bと感光ドラム1の最
近接位置cから感光ドラム回転方向上流側20°から下
流側10°の範囲位置に約900Gの磁極(主極)N1
を配置してある。
ム1の最近接位置cとの角度θを感光ドラム回転方向上
流側20°から下流側10°の範囲に入るようにするこ
とが望ましく、上流側15°〜0°であればさらによ
い。それより下流だと主極N1位置に磁性粒子が引きつ
けられ、帯電ニップ部Nの感光ドラム回転方向下流側に
磁性粒子の滞留が発生しやすくなり、また上流すぎる
と、帯電ニップNを通過した磁性粒子の搬送性が悪くな
り、滞留が発生しやすくなる。
は、磁性粒子に働くスリーブ2bへの拘束力が弱くな
り、磁性粒子が感光ドラム1に付着しやすくなるのは明
らかである。
時に磁性ブラシ部2cの磁性粒子が感光ドラム1と接触
している領域を示す。本実施例では、上流側10°の位
置に主磁極N1を配置した。
2bと規制ブレード2eに印加される。本実施例ではD
C成分にAC成分が重畳しているバイアスを用いてい
る。
器2Aの磁気ブラシ部2cによる感光ドラム1面の摺擦
と、磁気ブラシ帯電器2Aへの帯電バイアスの印加によ
り、磁気ブラシ部2cを構成している帯電用磁性粒子2
dから電荷が感光ドラム1上に与えられ、感光ドラム1
面が所定の極性・電位に一様に接触帯電される。
1はその表面に電荷注入層1fを具備させたものである
から、電荷注入帯電により感光ドラム1の帯電処理がな
される。即ち、感光ドラム1面が帯電バイアスDC+A
CのDC成分に対応した電位に帯電される。スリーブ2
bは回転速度が速いほど帯電均一性が良好になる傾向に
ある。
の電荷注入帯電は、図5の等価回路に示すような、抵抗
RとコンデンサーCの直列回路とみなすことができる。
この様な回路の場合、抵抗値をr、感光体の静電容量を
Cp、印加電圧をV0、帯電時間(感光ドラム表面のあ
る点が帯電ニップ部Nを通過する時間)をT0とする
と、感光ドラムの表面電位Vdは式(1)で表わされ
る。
れる感光ドラム1の表面電位と同値、本実施例では−7
00vとした。
は、そのピーク間電圧Vppは、100v以上、200
0v以下、特に300v以上、1200v以下が好まし
い。ピーク間電圧Vppがそれ以下では、帯電均一性、
電位の立ち上がり向上の効果が薄く、それ以上では、磁
性粒子の滞留や感光ドラムへの付着が悪化する。
vを用いた。
下、特に500Hz以上2000Hz以下が好ましい。
それ以下では、磁性粒子の感光ドラムへの付着悪化や、
帯電均一性、電位の立ち上がり性向上の効果が薄くな
り、それ以上でも帯電均一性、電位の立ち上がり性向上
の効果が得られにくくなる。
どがよい。
dは、本実施例では、焼結した強磁性体(フェライト)
を還元処理をしたものを用いたが、他に樹脂と強磁性体
粉を混練して粒子状に成形したもの、もしくはこれに抵
抗値調節のために導電性カーボン等を混ぜたものや、表
面処理を行ったものも同様に用いることができる。
ラム表面のトラップ準位に電荷を良好に注入する役割
と、感光体上ドラム上に生じたピンホールなどの欠陥に
帯電電流が集中してしまうことに起因して生じる帯電部
材及び感光体の通電破壊を防止する役割を兼ね備えてい
なければならない。
値は1×104Ω〜1×109Ωであることが好ましく、
特には1×104Ω〜1×107Ωであることが好まし
い。磁気ブラシ帯電器2Aの電気抵抗値が1×104Ω
未満ではピンホールリークが生じやすくなる傾向があ
り、1×109Ωを超えると良好な電荷の注入がしにく
くなる傾向にある。また、抵抗値を抵抗値を上記範囲内
に制御するためには、磁性粒子2dの体積抵抗値は1×
104Ω・cm〜1×109Ω・cmであることが望まし
く、特には1×104Ω・cm〜1×107Ω・cmであ
ることがより好ましい。
電気抵抗値は、1×106Ω・cmであり、帯電バイア
スのDC成分として−700vを印加することで、感光
ドラム1の表面電位も、−700vとなった。
要領で測定した。すなわち、セルAに磁性体粒子2dを
充填し、該充填磁性体粒子2dに接するように主電極1
7及び上部電極18を配し、該電極17・18間に定電
圧電源22から電圧を印加し、そのとき流れる電流を電
流計20で測定することにより求めた。19は絶縁物、
21は電圧計、24はガイドリングを示す。
充填磁性粒子2dのセルとの接触面積S=2cm2、厚
みd=1mm、上部電極18の荷重98N(10k
g)、印加電圧100Vである。
におけるピークは5〜100μmの範囲にあることが、
粒子表面の汚染による帯電劣化防止、及び、磁性粒子の
感光ドラム1表面への付着防止の観点から好ましい。
弦長で示し、測定法は顕微鏡法により磁性粒子300個
以上をランダムに選び、その径を実測して算術平均をと
る。 (5)現像装置4(図7) 静電潜像のトナー現像方法としては、一般に次のa〜d
の4種類に大別される。
スリーブ上にコーティングし、磁性トナーは磁気力によ
ってコーティングして搬送し感光体に対して非接触状態
で現像する方法(1成分非接触現像)。
ナーを感光体に対して接触状態で現像する方法(1成分
接触現像)。
混合したものを現像剤として用いて磁気力によって搬送
し感光体に対して接触状態で現像する方法(2成分接触
現像)。
て現像する方法(2成分非接触現像)。
面から、cの2成分接触現像法が多く用いられている。
横断面模型図である。本実施例における現像装置4は重
合法で作成した高離型性球形非磁性トナーと磁性キャリ
ア(現像用磁性粒子、現像キャリア)を混合したものを
現像剤として用い、該現像剤を現像剤担持体(現像部
材、現像器)に磁気力によって磁気ブラシ層とし保持さ
せて現像部に搬送し感光ドラム面に接触させて静電潜像
をトナー像として現像する2成分磁気ブラシ接触現像方
式の反転現像装置である。
ての現像スリーブ、4cはこの現像スリーブ4b内に固
定配置された磁界発生手段としての磁石(マグネットロ
ーラ)、4dは現像スリーブ表面に現像剤の薄層を形成
するための現像剤層厚規制ブレード、4eは現像剤攪拌
搬送スクリュー、4fは現像剤容器4a内に収容した2
成分現像剤であり、上記のように非磁性トナーtと現像
キャリアcを混合したものである。
いては、感光ドラム1に対し最近接距離(隙間)が約5
00μmになるように配置され、該現像スリーブ4bの
外面に担持させた現像剤磁気ブラシ薄層4f'が感光ド
ラム1の面に接触するように設定されている。この現像
剤磁気ブラシ薄層4f'と感光ドラム1の接触ニップ部
mが現像領域(現像部)である。
外回りを矢印の反時計方向に所定の回転速度で駆動され
現像容器4a内においてスリーブ外面に固定磁石4cの
磁力により現像剤4f(t+c)の磁気ブラシが形成さ
れる。その現像剤磁気ブラシはスリーブ4bの回転とと
もに搬送され、ブレード4dにより層厚規制を受けて所
定層厚の現像剤磁気ブラシ薄層4f'として現像容器外
に持ち出されて現像部mへ搬送されて感光ドラム1面に
接触し、引き続くスリーブ4bの回転で再び現像容器4
a内に戻し搬送される。
源E4によりDC成分とAC成分を重畳した所定の現像
バイアスが印加される。本実施例での現像特性は、感光
ドラム1の帯電電位(−700v)と現像バイアスのD
C成分値の差が200v以下であるとかぶりが生じ、3
50v以上であると現像キャリアcの感光ドラム1への
付着が生じたので、現像バイアスのDC成分は−400
vとした。
トナー濃度(現像キャリアcとの混合割合)はトナー分
が静電潜像の現像に消費されて逐次消費されていく。現
像容器4a内の現像剤4fのトナー濃度は不図示の検知
手段により検知されて所定の許容下限濃度まで低下する
とトナー補給部4gから現像容器4a内の現像剤4fに
トナーtの補給がなされて現像容器4a内の現像剤4f
のトナー濃度を常に所定の許容範囲内に保つようにトナ
ー補給制御される。
から、被転写材Pに対するトナー像転写後の感光ドラム
1に残留したトナー(転写残トナー)は、補助ブラシ1
2の位置を通り、感光ドラム1の帯電ニップ部Nに持ち
運ばれて磁気ブラシ接触帯電装置2の磁気ブラシ帯電器
2Aの磁気ブラシ部2cに混入して一時的に回収され
る。
剥離放電などにより、極性が正のものと負のものが混在
していることが多い。この極性が混在した転写残トナー
が、帯電ニップ部Tと帯電ニップ部Nとの間において感
光ドラム1面に当接させて配設した補助ブラシ12によ
り、除電、もしくは正規の帯電極性とは逆極性の帯電状
態に整えられる。
Cバイアス、帯電と逆極性のDCバイアス、またはAC
バイアスを重畳した、帯電と逆極性のDCバイアスが印
加され、磁気ブラシ帯電装置2による帯電直前の感光ド
ラム1の表面電位をならすと同時に、転写残トナーを除
電、もしくは感光ドラム1の帯電と逆極性に帯電して、
磁気ブラシ帯電器2Aの磁気ブラシ部2cでの転写残ト
ナーの回収を容易にするそして、その転写残トナーが磁
気ブラシ帯電器2Aに至って磁気ブラシ部2c内に混入
して一時的に回収される。
の磁気ブラシ部2cへの取り込みは、磁気ブラシ帯電器
2AにAC成分を印加することで、磁気ブラシ帯電器2
Aと感光ドラム1間の振動電界効果によってより効果的
に行わせることができる。
た転写残トナーは極性がすべて負に帯電されて感光ドラ
ム1上に吐き出される。この場合、磁気ブラシ部cから
感光ドラム1へ吐き出されたトナーはきわめて均一な散
布状態にあり、またその量も少量であるため、次の像露
光過程に実質的に悪影響を及ぼすことはない。また転写
残トナーパターンに起因するゴースト像の発生もない。
された転写残トナーは現像部mに至って現像装置4の現
像4bにより現像時のかぶり取り電界によって現像同時
クリーニングで回収される。
方向の画像領域が、感光ドラム1の周長よりも長い場合
には、その他の帯電、露光、現像、転写といった画像形
成工程と同時進行で行われる。
回収されて次工程以後も用いられるため、廃トナーをな
くすことができる。また、スペースの面での利点も大き
く、画像形成装置の大幅な小型化が可能となる。
高離型性球形トナーを用いることで、転写残トナーの発
生量を少なくすることができるし、また、磁気ブラシ帯
電器2Aから吐き出されたトナーの現像装置4への回収
性を向上させることができる。2成分接触現像方式の現
像装置4を用いることでも磁気ブラシ帯電器2Aから吐
き出されたトナーの現像装置4への回収性を向上させて
いる。
帯電器2Aの磁気ブラシ部2cにそのようなトナー粒子
が混入することは磁気ブラシ部2cの電気抵抗を上昇さ
せて帯電能を低下させる因子であり、混入トナー量が比
較的多い場合は、非作像時に大量のトナーを積極的に吐
き出させることで(帯電器清掃モード)、良好な帯電を
維持することができる。
トナー吐き出しについて簡単に説明する。
にトナーが混入した場合、磁気ブラシ部2cの電気抵抗
は次第に大きくなっていくため、帯電ニップ通過中に充
分な電荷の移動が行われず、帯電ニップ通過後の感光体
表面電位は印加電圧より小さくなってしまう。以下、感
光体表面電位と印加電圧との電位差をΔVとする。
ーが磁気ブラシ部2cを構成している磁性粒子との接触
により感光体電位と同極の電荷を付与されている場合、
電位差ΔVによって発生する電界により混入トナーは磁
気ブラシ中から感光体表面に吐き出される。
れるように、この現象を利用した、非作像時(非画像形
成時)に帯電バイアスのAC成分の印加を停止させるこ
とで電位差ΔVを大きくし、積極的にトナーを吐き出さ
せて磁気ブラシ部2cの電気抵抗上昇を抑える方法が知
られている。
や作像動作終了後の後回転などで行うことで長期の使用
において磁気ブラシ部2c中の混入トナー量を一定以下
に保つことが可能となる。
ラム1に吐き出されたトナーは現像器で回収されるか、
もしくは転写ニップ部Tにおいて転写ベルト5a面に転
写されて感光体ドラム1面から除去され、転写ベルト5
a面に転写された吐き出しトナーはベルトクリーナー5
eにより転写ベルト5a面から除去される。
は耐久の進行に伴い層厚が減少し、その層厚の減少で出
力画像にスジ状カブリが発生する。このスジ状カブリの
発生を抑えるために、本発明は像担持体の削れ量に対し
て帯電部材からの現像剤吐き出し時間または現像剤吐き
出し動作の頻度を変更することを特徴としている。
数、積算画像比率、現像剤消費量の少なくとも1つから
算出して推定することができる。
様々な画像比率で作像したときに、感光体(電荷注入
層)の削れ量と作像枚数の関係を測定した。その結果を
図8に示す。
の時なら感光体削れ量は作像枚数の2乗に比例し、
(c)より積算画像比率に比例していることが分かる。
オカウントから算出)をd、通算通紙枚数をnとした
時、感光体の電荷注入層1fの削れ量を、 電荷注入層削れ推測量 = 2×(d×n×n÷4500000000)μm ・・・式(2) とした。この電荷注入層の削れ量の算出・推定は制御回
路部100で行われる。
さと帯電器2A内のトナー濃度に対するスジ状カブリの
有無を測定した結果を示す。電荷注入層1fが薄くなる
ほどスジ状カブリが発生する帯電器2A内のトナー濃度
の上限値が低くなることが分かる。
器2A内のトナー濃度の推移を示す。この結果より、帯
電器内トナー濃度を低い値にするほど、吐き出しにかか
る時間が長くなることが分かる。
ナー濃度の上限値とそれよりも1%低いトナー濃度の範
囲で作像することで、スジ状カブリの発生を押さえた。
に段階別に帯電器内トナー吐き出し時間を以下の表1の
様にした。
御基準テーブルとして入力し設定してある。
100が画像のビデオカウント値からトナー消費量を算
出し、帯電器内に混入してくる転写残トナー量を推測
し、スジ状カブリ発生のトナー濃度上限値になったと
き、作像を中断して帯電器清掃モードを実行させるよう
にした。すなわち、帯電器からのトナーの吐き出しを積
極的に行なわせるようにした。
図である。
比率からの算出の他に、インダクタンスセンサーなどを
用いて、帯電器内のトナー濃度を直接測定する方法を用
いても良い。
体の電荷注入層1fが削れて層厚が薄くなってもスジ状
カブリを防ぐことができた。
くするのではなく、吐き出し時間は一定で頻度を増やす
ことで帯電器内トナー濃度を上限値以下に保つことで
も、同様の効果を得ることが可能である。
は、例えば特開平5−223513号公報・特開平8−
220935号公報等に開示の装置或いは方法により電
気回路的に直接的に自動検知或いは自動測定することも
できる。
れたが、その他の各種接触帯電装置にも適用できる。
ては、実施例の磁気ブラシ部材に限らず、導電性の弾性
ローラや弾性ブレード部材、導電繊維により形成された
ブラシ部材またはブラシローラ等を用いることもでき
る。帯電促進粒子を用いた帯電方式であってもよい。
圧(交流電圧)の波形としては、正弦波、矩形波、三角
波等適宜使用可能である。また、直流電源を周期的にオ
ン/オフすることによって形成された矩形波であっても
良い。このように交番電圧の波形としては周期的にその
電圧値が変化するようなバイアスが使用できる。
レーザー走査露光に限られず、LED露光等の他のデジ
タル露光手段でも良いし、投影レンズ系等によるアナロ
グ露光手段でも良い。
誘電体等であってもよい。この場合は、該誘電体面を所
定の極性・電位に一様に一次帯電した後、除電針ヘッ
ド、電子銃等の除電手段で選択的に除電して目的の静電
潜像を書き込み形成する。
あってもよい。
ム状の中間転写体であってもよい。
入帯電、クリーナーレスプロセスの画像形成装置におい
て、像担持体削れにともなう画像上のスジ状カブリの発
生を防止して、安定した良好な画像形成を継続して行う
ことができた。
積抵抗値)の測定要領説明図
示す図
ジ状カブリの有無を示す図
の推移を示す図
明図
帯電装置、2A・・・磁気ブラシ帯電器(接触帯電部
材)、3・・・露光手段、4・・・現像装置、5・・・
転写装置、11・・・定着装置、12・・・補助ブラ
シ、E2・・・帯電バイアス印加電源
Claims (8)
- 【請求項1】 像担持体と、該像担持体に当接する帯電
部材を有し該帯電部材に帯電バイアスを印加することで
像担持体の帯電を行う帯電装置と、該像担持体の帯電処
理面に静電潜像を形成する画像情報書き込み装置と、該
静電潜像を現像剤により顕像化する現像装置と、該像担
持体表面の現像剤像を被転写材に移動させる転写装置を
具備し、転写装置により被転写材に移動せずに像担持体
表面に残留した現像剤は前記帯電装置の像担持体に当接
する帯電部材に一旦回収させ、その回収現像剤を帯電部
材から吐き出させて現像装置にて再回収させる方式の画
像形成装置において、像担持体の削れ量に対して帯電部
材からの現像剤吐き出し時間または現像剤吐き出し動作
の頻度を変更することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 帯電部材が磁性粒子と磁性粒子担持体か
らなることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 像担持体が電子写真感光体であることを
特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 像担持体が電荷注入帯電性であることを
特徴とする請求項1、2または3に記載の画像形成装
置。 - 【請求項5】 像担持体が絶縁性のバインダー中に導電
性微粒子を分散させた電荷注入層を表面に有する電子写
真感光体であることを特徴とする請求項1、2、3また
は4に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 作像枚数、積算画像比率、現像剤消費
量、の少なくとも1つを算出する手段を有し、作像枚
数、積算画像比率、現像剤消費量の少なくとも1つを用
いて像担持体の削れ量を算出することを特徴とする請求
項1、2、3、4、または5に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 像担持体の削れ量の増加に伴い帯電部材
の現像剤吐き出し時間を長くすることを特徴とする請求
項1、2、3、4、5、または6に記載の画像形成装
置。 - 【請求項8】 像担持体の削れ量の増加に伴い帯電部材
の現像剤吐き出しの頻度を多くすることを特徴とする請
求項1、2、3、4、5、または6に記載の画像形成装
置。
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