JPH03123377A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH03123377A
JPH03123377A JP1262598A JP26259889A JPH03123377A JP H03123377 A JPH03123377 A JP H03123377A JP 1262598 A JP1262598 A JP 1262598A JP 26259889 A JP26259889 A JP 26259889A JP H03123377 A JPH03123377 A JP H03123377A
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JP
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image
image carrier
charging
transfer
image forming
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JP1262598A
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English (en)
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Norihisa Hoshika
令久 星加
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Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は画像形成装置に関する。
さらに詳しくは1回転(回動も含む)駆動されるドラム
型・ベルト型等の電子写真感光体・静電記録誘電体等の
像担持体面を所定の電位に帯電する1次帯電工程を含む
作像プロセス手段により目的画像情報の可転写画像を形
成担持させ、該可転写画像を像担持体面に給送した転写
材面に転写帯電手段により転写して画像形成を実行し、
1つの帯電器が前記の1次帯電用と転写帯電用の帯電器
を兼ね、像担持体の2回転中に一連の作像工程1サイク
ルを完了するいわゆる2回転1コピ一方式の画像形成装
置に関する。
(従来の技術) 像担持体(以下、感光体と記す)の2回転中に一連の作
像工程(複写工程)1サイクルを完了する方式は、すで
に特開昭47−11539号公報および米国特許第3,
647,293号明細書等で提案されており、画像形成
装置(複写装置)の小型化が容易である等の利点がある
その動作の基本的部分は米国特許第2,111,330
号明細書で提案されているように、現像とクリーニング
の2作用を現像装置で行ない、クリーニング グ装置を省略するδギある。従って感光体1回転目にお
いては、帯電・露光・現像・転写・除電を行ない、次の
2回転面においてクリーニング(除電)を行なう、この
方式によれば、クリーニング装置が省略できるメリット
があるものの、同種の帯電器が1次帯電器用と転写帯電
器用の2個装着されており、コストが余計かかり、また
装置も小型化に不都合である。
この問題点を解決するために、特公昭55−37755
号公報の提案によれば、1次帯電器と転写帯電器を別個
とせず同一の帯電器によって装置の小型化や低価格化を
はかっている。
ところで同一帯電器によって1次帯電と転写帯電を行な
う場合、1次帯電の最適条件と転写帯電の最適条件は必
ずしも一致せず、むしろほとんどの場合、転写帯電の方
を1次帯電に比べてより強く行なう必要がある。
以上の事は、特公昭55−37755号公報にも指摘さ
れており、その対策として、1次帯電時と転写帯電時の
電圧を切換えることを合わせて提案している。
(発明が解決しようとする問題点) 上記後者の1つの帯電器を1次帯電用と転写帯電用に兼
用する構成のものは装置の小型化と低価格が実現できた
反面、1次帯電条件と転写帯電条件をそれぞれ最適なも
のとするには、感光体の1回転目と2回転目で帯電器に
印加する電圧を切換える必要が生じて、シーケンスが煩
雑になり、またコストアップしてしまう欠点がある。
又、1次帯電を行う前に電位を均一にするために、感光
体1回転目の最初か2回転目の最後に、全面露光か全面
除電を行なう必要があり、露光用の光源や除電器が必要
となり、構成要素が増え、コストアップになってしまう
欠点がある。
本発明は同じく1つの帯電器を1次帯電用と転写帯電用
に兼用させる構成の2回転1コピー方式の画像形成装置
であるが、上記のような問題点を解消したものを提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、 回転駆動される像担持体面を所定の電位に帯電する1次
帯電工程を含む作像プロセス手段により目的画像情報の
可転写画像を形成担持させ、該可転写画像を像担持体面
に給送した転写材面に転写帯電手段により転写して画像
形成を実行し、1つの帯電器が前記の1次帯電用と転写
帯電用の帯電器を兼ね、像担持体の2回転中に一連の作
像工程lサイクルを完了する画像形成装置であり、前記
兼用帯電器の像担持体の面移動方向下流側に導電性部材
を像担持体面に当接させ、かつ該導電性部材に該導電性
部材の表面電位Vが、概略 V=VD−VTH 但し、VDは1成帯電電位(ボルト)、VTHは導電性
部材へ直流電圧を外部より印加し、像担持体が帯電を開
始する直流電圧になる電圧を印加し、前記兼用帯電器の
帯電条件が像担持体の1回転目と2回転目で同一であり
、1回転目の前記導電性部材通過直前の像担持体の表面
電位VTrが、 VD≦VTr なる関係を満たす ことを特徴とする画像形成装置 である。
また本発明は上記のような画像形成装置において、像担
持体の1回転目のシーケンス中には1次帯電工程を行な
わせ、2回転目のシーケンス中には潜像形成・現像・転
写分離・クリーニングの工程を行なわせること、転写帯
電が導電性ローラ或いは導電性ブレードであること、或
いは像担持体クリーニング手段のクーニングブレードや
スクイシートに該導電性部材を兼ねさせたこと、などを
特徴とする画像形成装置である。
(作 用) 上記のように、1つの帯電器が1次帯電器と転写帯電器
とを兼ねた2回転1コピーの画像形成装置において、帯
電器の像担持体の面移動方向下流側に導電性の部材を当
接させ、かつその部材に上記のような所定の電圧を加え
ることにより。
■像担持体の1回転目と2回転目の帯電条件を等しくし
ても1次帯電条件と転写条件の最適化が可能となり装置
のコストダウン等ができる。
■前露光や前除電の工程を省略しても均一な1次帯電が
可能となり、装置の小型化・低価格に貢献できる。
像担持体の1回転目のシーケンス中には1次帯電工程を
行なわせ、2回転目のシートケンス中には潜像形成・転
写・分離・クリーニングの工程を行なわせて一連の作像
工程サイクルを完了させるようにすることで、像担持体
の1回転目のシーケンス中には1次帯電工程を、2回転
目のシーケンス中には潜像形成(露光)・現像・転写(
転写帯電)争分離(像担持体面からの転写材の分離)ク
リーニングの工程を行なわせる方式とすることで、像担
持体の1回転目である1次帯電だけの工程中においてク
リーニング手段のクリーニグ部材が像担持体に接触して
いても接触帯電部材で1次帯電処理された像担持体の電
位は乱されないので、クリーニング手段は像担持体の全
工程期間を通じて像担持体面にクリーニング部材を所定
に当接させた状態にさせておくことが可能となる。
即ちクリーニング手段の像担持体に対する接離揺動手段
機構が不要となるので装置構成が簡略化される。そのた
めコストダウン・省スペース化・小型化等を図ることが
できる効果がある。
導電性部材はローラやブレードなど簡単な形状部材のも
のとして構成することができ、或いは像担持体クリ−ニ
ゲ手段のクリーニングブレードやスクイシートを導電性
部材に兼用する構成とすることで機構構成をより簡単化
することができる。
(実 施 例) 実施例1(第1〜6図) 第1図は本発明に従う一実施例画像形成装置の要部の概
略構成図である。
1は像担持体としての回転ドラム型の電子写真感光体(
本例は感光層1aの厚み19ル■・誘電率約3のOPC
感光体、1bは導電性基体、以下感光ドラムと記す)で
あり、矢示Aの時計方向に所定の周速度(プロセススピ
ード)をもって回転駆動される。2回転1コピーを実施
するために感光ドラムlの周長は最大複写可能サイズの
長さよりも長い0本実施例では、像担持体1をドラム型
としたが、回動ベルト型等であってもよい。
またドラムであれベルトであれ、シームレスのものはも
ちろん使用でき、シームありのものも同期信号をとって
各複写工程を行なえば使用できる。
2は感光ドラムl上に潜像を形成するための露光手段と
しての短焦点レンズアレイ、3は現像装置、4は1次帯
電用と転写帯電用を兼ねる転写帯電器、6は不図示の給
紙部より1枚ずつ搬送された転写材Pを感光ドラム1の
回転と同期取りして感光ドラムlと転写帯電器4との間
に給送するタイミングローラ(レジストローラ)、7は
タイミングローラ6と転写帯電器4との間に配設した転
写材Pのガイド役である転写ガイド、8は感光ドラム1
と転写帯電器4との間を通過して像転写を受けた転写材
Pを不図示の定着装置へ導入する搬送装置、9は像転写
後の感光ドラム1上の残トナー等をクリーニングするク
リーニング装置である。10はクリーニング後の感光ド
ラム1上に接触して従動回転する導電性部材としての除
電ローラである。この除電ローラ10については後で詳
述する。
本例の装置は感光ドラム1番現像装置3・クリーニング
装置9・除電ローラ10の4つのプロセス装置について
それらを互いに所定の位置関係をもって一括して組み込
んだプロセスカートリッジ20として構成してあり、該
カートリッジ20は複写装置本体内に支持レール11Φ
12に沿って図面に垂直の方向に/≠入・装着すること
ができ、逆に複写装置本体外へ抜き外し自在である。
プロセスカートリッジ20を複写装置本体内に十分にl
P大して装着することにより、複写装置本体外とプロセ
スカートリッジ20側とが機械的・電気的に相互カップ
リングし複写装置として作動可能状態となる。
次に複写工程について、第2図のシーケンス概略図に従
って説明する。
まず感光ドラム1が回転駆動され、回転速度が安定した
時点で、1次帯電用と転写帯電用を兼ねる転写帯電器4
に対する電圧印加と除電ローラ10に対するバイアス印
加がONにされる。転写帯電器4のコロナ放電によって
感光ドラム表面上はVTr(V)に帯電される。この際
感光ドラム1上の電位ムラが多少あっても差し支えない
除電ローラ10にはVなる電圧が印加されている。
V=VD  −VTI(−(1) VD:1次帯電電位(Volt) ここでVTHについて説明する。第3図は、第1図中の
除電ローラ10に外部から定電圧電源で電圧Vaを印加
したときの印加電圧Vaと感光ドラム表面電位Vcとの
関係を示したグラフである。グラフを見ると、ローラ1
0に印加する電圧Vaを上昇させである一定の値(V 
丁Hとする)までは感光ドラム1はほとんど帯電しない
、印加電圧VaがVTHをこえると感光ドラムlは帯電
し始め、はぼ傾き1の直線のグラフとなる。このグラフ
において閾値V7Hをもつことは、VTHの値をこえた
点で、ローラlOと感光ドラム1との微小ギャップで空
隙の放電現象が発生し、感光ドラム表面を帯電させたと
考えられる。
VTHの値を空隙の放電現象におけるパッシェンの法則
を適用して以下に求めてみる。第4図は、感光ドラム1
とローラ10間に電圧をかけた状態の模式図である。感
光体トローラlO間のエアギ+−/プ(air−gaP
)をZとし、このair−gapにかかる電圧をVgと
すると、 Va:ローラ10に対する印加電圧 vc:感光ドラムlの表面電位(1次帯電電位)Ls:
感光層1a(誘電体層)の厚み KS:感光層1aの比誘電率 L s / K s = Dとおくと、一方、空隙Zに
おける放電現象はパッシェンの法則によりZ=81L以
上では、放電破壊電圧vbは次の一次式で表わされる V  b =312  +l11.2  Z     
          −(4)第5図は(3)式と(4
)式をグラフ化したものである。グラフより、Va−V
cが減少し。
最終放電停止位置において(3)式のグラフと(4)式
のグラフは1点で交わる。
よって(3)   (4)式より、vg−vbとおくと この(5)式をZについて整理すると 8.2 Z −(Va+Vc−312−8,2D) Z
+312D=0      ・・・(6)1点の交点を
もつことより(6)の判別式=0となる。よって、 (V a + V c −312−8,20)−4X8
.2 X312 D = 0  ・(7)(7)をVC
について解くと。
Vc=Va−(F冒コXD+312 +8.2 XD)
=Va−v TH・  CB) タタL、、VTH=a〒τD +312 +8.2 X
 D・・・ (9) ここで本例で用いた感光ドラムlは Ls=19gm、 Ks=3 (スチレン/アクリル樹脂)なので、D =
 L s / K s = 19 / 3として(9)
式に代入して vtn4s7sv これは第3図のグラフのVIB÷550vとほぼ一致し
ており、放電現象よって感光体表面を帯電させていると
言って良い。
以上の事より、除電ローラ10の表面電位(導電性ロー
ラであれば印加電圧に等しい)と感光ドラム表面電位と
の電位がVTHを超えると両者の間で放電による電荷の
移動が行なわれるといえる。
さて1話を(1)式に戻す、今、縮重ローラ10通過直
前の感光ドラム表面電位をVTr、除電ローラ10通過
直後の感光ドラム表面電位をVTrとする。また、除電
ローラlOは導電性ローラであって、印加電圧Vがその
ままローラ表面電位と考えても差し支えない、このこと
からVTrとVTrとVとの関係は。
今(1)式よりV=VD−VTHな(7)で(10)式
は次のように欠き換えられる。
(11)式の条件をさらに書き換えると(12)式によ
れば、条件(II)すなわちV’Tr≧VDのときには
、除電ローラ10通過後の感光ドラム表面電位VTrは
、除電ローラ10通過前の感光ドラム表面電位VTrに
依存せず、常にVTr=VDとなる。
言い換えれば、除電ローラ10直前の感光ドラム電位V
Trが得たい1次帯電電位VD以上であるとき、除電t
:l−510ニV=VI) −VTH*ル電位t rl
 加t h sf、Ifff? /!’ 、J// g
7yf)ff / Jrlyf J、?′γμデシ旋を
嬬Iり除電ローラlOの通過後の感光ドラム電位VTr
はVD、すなわち1次帯電電位となる。よって除電ロー
ラlOの通過直前の感光ドラム電位VTrがVTr≧V
Dであれば、ムラがあっても均一化されて、VDとなる
ここで−例を挙げると、VD=−700V、VT)I=
−570V(感光層1acy)厚み19 JLm、誘電
率÷3のOPC感光ドラム)とすると、除電ローラ10
へ印加すべき電圧Vは、 V=VD−VT)I =−700−(−570) =−700+570 =−130(V) となる、第6図にこの例の除電ローラlO直前の感光ド
ラム電位VTrと除電ローラl ラム電位VTrとの関係を示す。
第6図において、 VD=−700V。
O直後の感光 VTH=−570V 、 V=−130V だから、(12)式より (I)   V’Tr<VD=−700V(1)ときV
Tr=VTr (II)  VTr≧VD =−700V(7)と、!
VTr=VD  =−700V よ−) テV Trが一700V未満はVTrはVTr
ト等しく原点を通る正比例のグラフ、 V’Trが一700V以上テはV Trc7)値ニヨラ
ずvミ1/は一700Vだから横軸に平行なグラフとな
る。
以上除電ローラlOに印加する電位Vについて述べてき
た。ここで再び第2図の複写工程のシーケンスについて
話を戻すと、転写帯電器4によって帯電された感光ドラ
ム表面上のVTrは上述の説明により、VTr≧V’T
 r≧VDを満たしていることを付は加えておく、第1
図において転写帯電器4によって表面がVTrに1次帯
電された感光ドラム1は矢印のAの如く回動し、クリー
ニング装置9・を通過し、除電ローラ10の接触部へと
至る。
感光ドラムlにはクリーニング装置9のクリーニングブ
レード17やスクイシート19が接触しているが、その
接触によって帯電器4で1次帯電された感光ドラム1の
電位は実質的に乱されない。
帯電器4で1次帯電された感光ドラム1の面が除電ロー
ラ10との接触部へ至るまでの間、感光ドラム1上の表
面電位は多少減衰するとしてもほとんどVTrのままで
除電ローラ10部へと至るのでVTr≧VTrが成り立
つ、今VTr≧VDのようにVTrであるところの転写
条件を定めであるので除電ローラ10通過後の感光ドラ
ム表面電位VTrはVDとなる。このようにして、感光
ドラム1が1回転することによって感光ドラム表面は均
一帯電(1次帯電)される0以上の工程がドラム1回転
目になされる。第2図中のシーケンスにもあるように、
ドラム1回転目には、現像バイアスも画像露光も行なわ
れず、すなわち1次帯電工程のみが行なわれる。
続いてドラム2回転目には、画像露光がONされ、短焦
点レンズアレイ2を通して不図示の画像露光系により感
光ドラム1上に目的画像情報の光像露光りがなされて潜
像が形成される。
感光ドラム1面の形成潜像は次いで現像装W3により順
次にトナー画像として顕像化(現像)され、その感光体
面のトナー画像が転写帯電器4にて該転写帯電器4と感
光体1との間に不図示の給紙部より1枚宛搬送され、タ
イミングローラ6で感光ドラム1の回転と同期取りされ
て給送された転写材P面に転写される。
転写帯電器4を通過して像転写を受けた転写材Pは感光
ドラム1面から順次に分離され、搬送装置8で不図示の
定着装置へ導入されて像定着を受ける。
一方、像転写後の感光ドラム1面はクリーニング装置9
により転写残りトナー、転写材紙粉、その他の付着汚染
物の除去がなされて清浄面化され、繰返して像形成に供
される。
以上がドラム2回転目のシーケンスであり、2回転目に
おいては露光・現像・転写・分離・クリーニングの各工
程が実施される。
以上説明したきたように、−ラム1回転目に帯電工程を
行ない2回転目に露光・現像・転写争分#φクリーニン
グ工程を行なうことによって1回の複写工程(一連の作
像工程1サイクル)が終了する。
複数枚のコピーをするときは、このドラム2回転1コピ
ーの一連の作像工程1サイクルが繰り返して実行される
第1図の実施例装置において、感光ドラム1として30
φのOPCドラム(CT層としてスチレン/アクリル樹
脂1層厚工9ル層)を用いて、導電性除電ローラー0と
して、SUS製の芯金(φ6)にカーボンを分散させた
E PDMの100cmの導電層を設けた外径φ12の
ものを用いて、プロセススピードを70 I1m/ s
ecとして転写帯電器4に−5,4KV印加し、感光ド
ラム1(7)表面電位をV’Tr+−1200VとL、
ローラlOの印加電圧をV=−180Vとしたところ、
VD =−730Vとなり、ハーフトーン等にもムラの
ない充分なり層a!の良好な画像が得られた。
またローラlOの印加電圧V=OVすなわちアースとし
ても、VD=−550Vとなり、像露光量をアップして
潜像コントラストを大きくすると、充分な濃度の高いム
ラのない良好な画像が得られた。
また高湿下にも転写抜は等のない良好な転写が行なえた
本実施例では、OPC感光ドラム1とカーボン分散EP
DM製導電ローラ10を用いたが、感光ドラム1として
は、アモルファスシリコン争セレン等の光導電性半導体
材料が使えることは無論である。また、ドラムの形状で
なくてもベルト状でも無論良い。
除電ローラ10については、カニボン分散のEPDMに
材料を限定されることもなく、カーボン分散のCRゴム
等でも良い、導電性ゴムについては、感光ドラムに対す
る安定した接触状態を得るためには、ゴム硬度が高いも
のは望ましくな−い、JISAで60″以下のローラ硬
度が望ましい。
本実施例においては導電性ローラ10は感光ドラム1に
総圧2kgで押圧し、感光ドラム1に従動させているが
、駆動させても良い、又除電ローラlOとして導電層を
1暦のみ設けたローラ以外にも、複数層(例えば、導電
層の1抵抗層や保護層を設けたもの)の構成としたロー
ラも使用できる。この際、ローラ10の抵抗値が高いと
バイアスの電圧が低下してしまうので、100C■以下
が望ましい。
除電部材lOがローラ形状をしており、回転することに
よってローラlOと感光ドラムとの間にゴミ等が万が一
詰まっても、すぐに取り除かれ、また、回転することに
よってローラlOの摩耗が少なくて済む。
1次帯電用と転写帯電用の兼用帯電手段は本実施例のコ
ロナ帯電器に限らず、接触(直接)帯電手段なども利用
できる。
以上のように除電ローラlOに一200v程度のバイア
スを印加するだけでVD=−700Vの均一な帯電が得
られる。また、除電ローラ10をアースだけでも潜像コ
ントラストを大きくとれば、充分な濃度の良好な画像が
得られるので。
除電用に特別なバイアス電源を設ける必要がない。
また、ドラム1回転目の帯電後の電位にムラがあっても
除電部材10で均一にならすので、前露光や前除電の1
次帯電前処理を行なわなくても良い。
実施例2(第7図) 本実施例は前述実施例1の装置における1次帯電・転写
帯電兼用のコロナ帯電器4の代りに接触(直接)帯電式
の転写ローラ13を用い、導電性部材としての除電ロー
ラ10の代りに除電ブレード14を用いたものである。
除電ブレード14は除電ブレード支持部材15に一端を
固定されており、かつ導通をとっである。除電ブレード
14の他端は感光ドラム1に角度θの当接角で当接して
いる。除電ブレード14? の材質は、カーボンを分散させたlO〜10ΩC層程度
のEPDM@CR等のゴムであり、厚さはt−1,0〜
3.0膜層程度の板ブレードである。
除電ブレード支持部材15はクリーニングブレード支持
部材16に取り付けられており、かつ先の実施例1と同
様にV=VD−VTHなるバイアスが? 印加されている。転写ローラー3は100C層程度の導
電性ローラであり、転写電圧−1、OKV〜−3KV程
度の電圧が印加されている。
感光ドラムlの1回転目には、転写ローラー3にバイア
スが印加され、除電ブレード14にもバイアスが印加さ
れている。この状態において、転写後電位VTrは−7
00〜−1800V程度である。除電ブレード14は先
の実施例1と同じくV=VD −VTrのバイアスが印
加されているので除電ブレード14を通過後の感光ドラ
ム表面電位VTrはVDとなり、ムラのない均一な帯電
(1次帯電)が可能となる。
除電ブレード14の当接角θは小さい方が均一な除電が
可能であるので、望ましくはθ≦30゜が良い、また、
当接方向は順方向よりもカウンタ方向に当接させた方が
良い、なぜならば、万が一ゴミ等の異物が除電ブレード
14に運ばれてきた場合に、カウンタ方向で当接させて
おけば、除電ブレード14で異物がせきとめられ、除電
ブレード当接部より下流側の除電ブレード14と感光ド
ラム1との間にはさまれたくさび形の微小間隙において
除電を安定しておこなうことが可能だからである。
除電ブレード14は先の実施例1の除電ローラ10に比
べて耐久性の点で少し劣るが、構成が簡単となるためコ
ストダウンが可能となる。また、第7図のようなプロセ
ス一体型カートリッジにおいては、3000〜5000
枚複写程度で使い捨て交換となるので、除電ブレード1
4でも充分に使用できる。また耐久性及びすべり性アッ
プの為に導電性のゴムの表層及び感光ドラム1との接触
部にフーティングを施すのも良い。
実施例3(第8図) 本実施例装置の場合は、前述実施例1や同2の装置にお
けるようなローラ10やブレード14といった除電部材
は特別に設けていないやその代わりにクリーニング装置
9の構成要素の1つであり、感光ドラムlに当接するク
リーニングブレード17を導電性にしている。
導電性ツクリーニングブレード17の材質としては、カ
ーボンを分散させた10ΩC11以下のEPDM等が使
用できる。クリーニングブレード支持部材16は導電性
をもつもので、この部材16に導電性クリーニングフレ
ード17を導電性接着材によって強固に接着固定させで
ある。
クリーニングブレード支持部材16には外部よりバイア
スが印加されており、複写サイクルのドラム1回転目に
転写帯電器4の帯電とほぼ同時にバイアスを導電性クリ
ーニングブレード17に印加して除電を行なう、ドラム
2回転目においては画像露光現象会転写・分離の各工程
が順次行なわれ、その後クリーニング工程へと至る。
ここで、クリ−ニゲブレード17へのバイアスは、装置
プロセス全体として、クリーニング性を考慮して、クリ
ーニング工程でも印加し続けてもクリーニング工程では
OFFしても良い、導電性クリーニングブレード17の
当接圧は5〜25g7cm、当接角は5〜30′″程度
で良好なりリーニング性と帯電性が得られた。
実施例4(第9図) 本実施例装置は上記実施例3における除電部材兼用の導
電性クリーニングブレード17の機能を分離させたもの
である。即ち第9図において導電性クリーニングブレー
ド17は絶縁性のクリーニングブレード17aとその上
に形成した導電性のクリーニングブレードトップコート
暦17bの2層よりなる。一般にゴム弾性体にカーボン
等を低抵抗化の目的で分散させた場合、元のゴム特性を
悪くしてクリーニング性が低下したり、耐オゾン性が低
下したりする。この点で第9図例装置においてのクリー
ニングブレード17メはクリーニングブレードとしての
機能と除電部材としての機能を部材17aと17bとに
分離させており、ブレード17aのクリーニング性は従
来用いられているウレタンゴム等の絶縁性のゴムであり
、除電用のバイアスはその表層にトップコート層17b
を設けて導通板とし、感光ドラム1との微小間隙を形成
させることによって除電効果を得るものである。
この機能分離型のクリーニングブレード17によって、
クリーニングのラティチュードが大きく広がり、また特
別な除電部材を設ける必要もないのでコスト的にも非常
に有利である。
又、同様のバイアスを、スクイシート19を導電性にし
て印加しても良く、その場合、クリーニングブレード1
7は従来用いられていたものがそのまま使用できる。
(発明の効果) 以上説明したきたように、1つの帯電器が1次帯電器と
転写帯電器を兼ねた2回転1コピーの画像形成装置にお
いて、帯電器の像担持体移動方向下流側に導電性の部材
を当接させ、かつその部材に所定の電圧を加えることに
より、像担持体の1回転目と2回転目の帯電条件を等し
くしても帯電条件と転写条件の最適化が可能となりコス
トダウンをすることができる等の効果がある。また前露
光や前除電の工程を省略しても均一な1次帯電が可能と
なり、装置の小型化・低価格化が実現できる効果がある
また、像担持体の1回転目のシーケンス中には1次帯電
工程を、2回転目のシーケンス中は潜像形成以下の作像
プロセスを実行させて一連の作像プロセスlサイクルを
完了させるようにすることでクリーニング装置のクリー
ニング部材を常時像担持体面に所要に接触させたままに
しておくことが可能であり、クリーニング装置の接離揺
動手段機構が不要となり、装置構成が簡略化され、コス
トダウン・省スペース化・小型化等を図ることができる
効果がある。
導電性部材はローラやブレードなど簡単な形状部材のも
のとして構成することができるし、或い−は像担持体ク
リーニング手段のクリーニングブレードやスクイシート
を導電性部材に兼用する構成とすることで機構構成をよ
り簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例画像形成装置の概略構成図。 第2図は装置シーケンスのタイミングチャート。 第3図は除電ローラ印加電位Vaと感光ドラム表面電位
Vcの関係グラフ。 第4図は放電現象を説明するためのモデル図。 第5図はパッシェンの法則との関係を説明するためのグ
ラフ。 第6図は除電ローラ通過直前と通過直後の感光ドラム電
位の関係グラフ。 第7図は第2の実施例装置の概略構成図。 第8図は第3の実施例装置の要部の概略構成図。 第9図は第4の実施例装置の要部の概略構成図。 lは像担持体としての感光ドラム、3は現像装置、4・
13は1次帯電・転写帯電兼用の帯電器(コロナ帯電器
または接触帯電ローラ)、9はクリーニング装置、10
・14は除電用導電性部材としての除電ローラ又は除電
ブレード。 第3図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転駆動される像担持体面を所定の電位に帯電す
    る1次帯電工程を含む作像プロセス手段により目的画像
    情報の可転写画像を形成担持させ、該可転写画像を像担
    持体面に給送した転写材面に転写帯電手段により転写し
    て画像形成を実行し、1つの帯電器が前記の1次帯電用
    と転写帯電用の帯電器を兼ね、像担持体の2回転中に一
    連の作像工程1サイクルを完了する画像形成装置であり
    、前記兼用帯電器の像担持体の面移動方向下流側に導電
    性部材を像担持体面に当接させ、かつ該導電性部材に該
    導電性部材の表面電位Vが、 概略V=VD−VTH 但し、VDは1次帯電電位(ボルト)、 VTHは導電性部材へ直流電圧を外部より印加し、像担
    持体が帯電を開始する直流電圧 になる電圧を印加し、前記兼用帯電器の帯電条件が像担
    持体の1回転目と2回転目で同一であり、1回転目の前
    記導電性部材通過直前の像担持体の表面電位VTrが、 VD≦VTr なる関係を満たす ことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)像担持体の1回転目のシーケンス中には1次帯電
    工程を行なわせ、2回転目のシーケンス中には潜像形成
    ・現像・転写分離・クリーニングの工程を行なわせるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. (3)導電性部材が導電性ローラであることを特徴とす
    る請求項1又は同2記載の画像形成装置。
  4. (4)導電性部材が導電性ブレードあることを特徴とす
    る請求項1又は同2記載の画像形成装置。
  5. (5)像担持体面のクリーニング手段が像担持体面に当
    接するクリーニングブレードを含み、そのクリーニング
    ブレードが導電性で前記導電性部材として兼用されてい
    ることを特徴とする請求項1又は同2記載の画像形成装
    置。
  6. (6)像担持体面のクリーニング手段が像担持体面に当
    接するスクイシートを含み、そのスクイシートが導電性
    で前記導電性部材として兼用されていることを特徴とす
    る請求項1又は同2記載の画像形成装置。
JP1262598A 1989-10-07 1989-10-07 画像形成装置 Pending JPH03123377A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5602627A (en) * 1994-10-05 1997-02-11 Ricoh Company, Ltd. Electrifying roller, roller electrifying apparatus using the same, and image forming apparatus using the same
JP2006330502A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成カートリッジ、画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5602627A (en) * 1994-10-05 1997-02-11 Ricoh Company, Ltd. Electrifying roller, roller electrifying apparatus using the same, and image forming apparatus using the same
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