JPH0747923A - シートベルトリトラクター - Google Patents
シートベルトリトラクターInfo
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- JPH0747923A JPH0747923A JP6094312A JP9431294A JPH0747923A JP H0747923 A JPH0747923 A JP H0747923A JP 6094312 A JP6094312 A JP 6094312A JP 9431294 A JP9431294 A JP 9431294A JP H0747923 A JPH0747923 A JP H0747923A
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- belt
- seat belt
- reel
- belt reel
- belt retractor
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/46—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
- B60R22/4676—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up comprising energy-absorbing means operating between belt reel and retractor frame
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/46—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
- B60R22/4619—Transmission of tensioning power by cable, e.g. using a clutch on reel side
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/46—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
- B60R2022/468—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by clutching means between actuator and belt reel
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エネルギー変換装置を備えていて、ブロック
された制御ディスクが壊されることなく、ロック機構の
機能を維持することのできるシートベルトリトラクター
を提供する。 【構成】 シートベルトリトラクターはフレーム10に
回転可能に取付けられたベルトリール12を有し、自動
車走行状態異常感知のラッチ機構はベルトリールに接続
された制御ディスクを有する。ベルト緊張装置はねじり
棒30の第1軸端と係合し、その第2軸端はベルトリー
ルに駆動連結されている。ベルト緊張後は、ねじり棒の
第1軸端がフレーム上でブロックされる。ベルトウェブ
14を介して荷重がかかると、ねじり棒がねじられてエ
ネルギー変換が行われる。制御ディスクはトルク制限連
結60,62を介してベルトリールに接続されている。
された制御ディスクが壊されることなく、ロック機構の
機能を維持することのできるシートベルトリトラクター
を提供する。 【構成】 シートベルトリトラクターはフレーム10に
回転可能に取付けられたベルトリール12を有し、自動
車走行状態異常感知のラッチ機構はベルトリールに接続
された制御ディスクを有する。ベルト緊張装置はねじり
棒30の第1軸端と係合し、その第2軸端はベルトリー
ルに駆動連結されている。ベルト緊張後は、ねじり棒の
第1軸端がフレーム上でブロックされる。ベルトウェブ
14を介して荷重がかかると、ねじり棒がねじられてエ
ネルギー変換が行われる。制御ディスクはトルク制限連
結60,62を介してベルトリールに接続されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレームの中で回転可能
に取付けられたベルトリールと係合するベルト予張力駆
動装置を備えたシートベルトリトラクターないし引込装
置(retractor)に関する。
に取付けられたベルトリールと係合するベルト予張力駆
動装置を備えたシートベルトリトラクターないし引込装
置(retractor)に関する。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】米国特許
第4,423,846から知られている種類のベルトリ
トラクターにおいては、ベルトリールは、ベルト緊張の
後ないしベルトがピンと張った(belt tensi
oning)後に、クランプローラを締付けることによ
り、ベルトリールを緊張駆動装置に剛性連結する連結機
構によってブロックされ、さらに、緊張駆動装置は、緊
張工程が終了した時にロックローラーによってロックさ
れる。ベルト緊張の後に、エネルギーを変換して、ベル
トウエブないし帯状ベルトにおけるピーク荷重を減らす
ことによって、ベルトテンショナ(ベルト緊張装置)を
備えたシートベルト装置によって保護を強化するための
試みが既になされている。このようにしてエネルギーを
変換することは、例えば、荷重がかかった時に塑性変形
するベルト装置の積極的なインターロックに組込まれる
ストレッチャー部材によって可能となる。
第4,423,846から知られている種類のベルトリ
トラクターにおいては、ベルトリールは、ベルト緊張の
後ないしベルトがピンと張った(belt tensi
oning)後に、クランプローラを締付けることによ
り、ベルトリールを緊張駆動装置に剛性連結する連結機
構によってブロックされ、さらに、緊張駆動装置は、緊
張工程が終了した時にロックローラーによってロックさ
れる。ベルト緊張の後に、エネルギーを変換して、ベル
トウエブないし帯状ベルトにおけるピーク荷重を減らす
ことによって、ベルトテンショナ(ベルト緊張装置)を
備えたシートベルト装置によって保護を強化するための
試みが既になされている。このようにしてエネルギーを
変換することは、例えば、荷重がかかった時に塑性変形
するベルト装置の積極的なインターロックに組込まれる
ストレッチャー部材によって可能となる。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明によると、エネル
ギー変換装置を組込んだベルト予張力駆動装置を備えた
新規なベルトリトラクターが提供される。本発明による
と、前記シートベルトリトラクターは、フレームと、前
記フレームの中で回転可能に支持されたベルトリール
と、ベルト巻付け乃至巻取り方向(coiling d
irection)に前記ベルトリールを回転させるた
めのベルト予張力駆動装置とを有する。ねじり棒は前記
ベルトリールに接続された第1軸端と前記ベルト予張力
駆動装置によって係合された第2軸端とを有する。ロッ
ク装置は前記ベルト予張力駆動装置の作動後に、ベルト
差出しないし巻戻し又は繰り出し方向(uncoili
ng direction)への前記ベルトリールの回
転に応答し、前記ねじり棒の前記第2軸端が、前記フレ
ームに対して前記差出し方向に回転するのをロックす
る。
ギー変換装置を組込んだベルト予張力駆動装置を備えた
新規なベルトリトラクターが提供される。本発明による
と、前記シートベルトリトラクターは、フレームと、前
記フレームの中で回転可能に支持されたベルトリール
と、ベルト巻付け乃至巻取り方向(coiling d
irection)に前記ベルトリールを回転させるた
めのベルト予張力駆動装置とを有する。ねじり棒は前記
ベルトリールに接続された第1軸端と前記ベルト予張力
駆動装置によって係合された第2軸端とを有する。ロッ
ク装置は前記ベルト予張力駆動装置の作動後に、ベルト
差出しないし巻戻し又は繰り出し方向(uncoili
ng direction)への前記ベルトリールの回
転に応答し、前記ねじり棒の前記第2軸端が、前記フレ
ームに対して前記差出し方向に回転するのをロックす
る。
【0004】好ましくは、自動車感知の又は車輛走行状
態の変動に敏感なブロック機構と、前記ロック装置は、
前記ねじり棒の第2軸端を実質的にロックしている間、
前記自動車感知のブロック機構を無能化ないし無効化す
るための無能化ないし無効化(disabling)装
置とを有する。前記自動車感知のブロック機構は、慣性
センサーと、前記センサーと協動するための制御ディス
クとを有し、前記制御ディスクがトルク制限連結ないし
結合部を介して前記ベルトリールとともに回転するよう
に連結ないし結合されている。
態の変動に敏感なブロック機構と、前記ロック装置は、
前記ねじり棒の第2軸端を実質的にロックしている間、
前記自動車感知のブロック機構を無能化ないし無効化す
るための無能化ないし無効化(disabling)装
置とを有する。前記自動車感知のブロック機構は、慣性
センサーと、前記センサーと協動するための制御ディス
クとを有し、前記制御ディスクがトルク制限連結ないし
結合部を介して前記ベルトリールとともに回転するよう
に連結ないし結合されている。
【0005】本発明の前記リトラクターにおいては、ベ
ルト緊張作動の後に、ねじり棒がベルトリールを、エネ
ルギー変換しようとするのに適当ないし十分な回転角度
以上の回転角度だけ逆回転させることができる。適当な
級ないしグレードの鋼からなるねじり棒では、該ねじり
棒の2つの軸端の間で360度以上ねじれることができ
る。トルク制限連結ないし結合によって、制御ディスク
は特定の荷重でベルトリールとの連結から分離ないし解
除され、従って、自動車感知のセンサーによってブロッ
クされた制御ディスクは、巻き出し方向へ回転するベル
トリールによって破壊されることなく、自動車感知のロ
ック機構の適当な機能を維持する。
ルト緊張作動の後に、ねじり棒がベルトリールを、エネ
ルギー変換しようとするのに適当ないし十分な回転角度
以上の回転角度だけ逆回転させることができる。適当な
級ないしグレードの鋼からなるねじり棒では、該ねじり
棒の2つの軸端の間で360度以上ねじれることができ
る。トルク制限連結ないし結合によって、制御ディスク
は特定の荷重でベルトリールとの連結から分離ないし解
除され、従って、自動車感知のセンサーによってブロッ
クされた制御ディスクは、巻き出し方向へ回転するベル
トリールによって破壊されることなく、自動車感知のロ
ック機構の適当な機能を維持する。
【0006】本発明の他の観点によると、前記ベルト予
張力駆動装置はプーリーと、前記プーリーの外周部と係
合するケーブルと、一緒に回転するように前記プーリー
に接続された連結ディスクと、前記連結ディスク上に偏
向ないし変位可能に取付けられた少なくとも1つの連結
爪と、前記ねじり棒の第2軸端に接続され、前記連結爪
によって選択的に係合されるための連結歯を有する駆動
歯車とを備えている。ベルト予張力動作が完了し、最終
的に、ねじり棒をねじることによるエネルギー変換が完
了した後は、連結爪は駆動歯車から分離(係合解除)さ
れ、従って、ベルトリールはフレーム内で自由に回転す
ることができ、自動車感知のブロック機能は完全に回復
される。
張力駆動装置はプーリーと、前記プーリーの外周部と係
合するケーブルと、一緒に回転するように前記プーリー
に接続された連結ディスクと、前記連結ディスク上に偏
向ないし変位可能に取付けられた少なくとも1つの連結
爪と、前記ねじり棒の第2軸端に接続され、前記連結爪
によって選択的に係合されるための連結歯を有する駆動
歯車とを備えている。ベルト予張力動作が完了し、最終
的に、ねじり棒をねじることによるエネルギー変換が完
了した後は、連結爪は駆動歯車から分離(係合解除)さ
れ、従って、ベルトリールはフレーム内で自由に回転す
ることができ、自動車感知のブロック機能は完全に回復
される。
【0007】
【実施例】本発明の更なる特徴と利点とは、本発明の幾
つかの実施例の説明と参考図面とから明らかになるであ
ろう。
つかの実施例の説明と参考図面とから明らかになるであ
ろう。
【0008】図1から図5に示されたリトラクターベル
トとテンショナーの実施例においては、ベルトリール1
2が、耐荷重フレーム10のアームの間で、回転可能に
取付けられている。ベルトリール12、帯状ベルト14
を巻きとるために用いられる。
トとテンショナーの実施例においては、ベルトリール1
2が、耐荷重フレーム10のアームの間で、回転可能に
取付けられている。ベルトリール12、帯状ベルト14
を巻きとるために用いられる。
【0009】図1に示したようなフレーム10の左側に
は、ベルトリールをブロックするためのアクチュエータ
機構が設けられ、フレーム10の左側においては、リト
ラクターのばね(図示せず)がベルトリール12の端部
と係合し、ベルトリトラクター12をベルトの引っ込み
方向に荷重をかけている。ブロック爪16が、以下詳細
に説明しようとする自動車制御装置および(あるいは)
ベルト感知の制御装置によって、ベルトリトラクター1
2におけるブロック歯11に係合することによって、ベ
ルトリール12のベルト巻き戻し方向への回転をブロッ
クする。
は、ベルトリールをブロックするためのアクチュエータ
機構が設けられ、フレーム10の左側においては、リト
ラクターのばね(図示せず)がベルトリール12の端部
と係合し、ベルトリトラクター12をベルトの引っ込み
方向に荷重をかけている。ブロック爪16が、以下詳細
に説明しようとする自動車制御装置および(あるいは)
ベルト感知の制御装置によって、ベルトリトラクター1
2におけるブロック歯11に係合することによって、ベ
ルトリール12のベルト巻き戻し方向への回転をブロッ
クする。
【0010】フレーム10の右側においては、ベルト緊
張機能およびそれに続くエネルギー変換機能のために必
要な機能部品も設けられている。
張機能およびそれに続くエネルギー変換機能のために必
要な機能部品も設けられている。
【0011】この部品には、例えば火工技術によるピス
トン/シリンダーの直線駆動装置によって、ベルト緊張
駆動が解放された時に張力のかかるケーブル18と、慣
性質量と、予荷重状態になったばねとその類似物が含ま
れる。ケーブル18は、プーリー20の円周部と係合
し、その周りで少なくとも1周巻かれている。プーリー
20はそれと駆動連結された第1のラチェット歯車22
の第1の円筒状ボス上に配置されている。
トン/シリンダーの直線駆動装置によって、ベルト緊張
駆動が解放された時に張力のかかるケーブル18と、慣
性質量と、予荷重状態になったばねとその類似物が含ま
れる。ケーブル18は、プーリー20の円周部と係合
し、その周りで少なくとも1周巻かれている。プーリー
20はそれと駆動連結された第1のラチェット歯車22
の第1の円筒状ボス上に配置されている。
【0012】ラチェット歯車22はその外周に沿って隔
置された4つの旋回爪24を有する。爪24は90度ピ
ッチで歯のピッチの半分だけ対になってずれており、連
結係合を信頼性のあるものにしている。爪をラチェット
歯車22に関して半径方向内側へ押すために板ばね28
がディスク26上に設けられており、従って、前記爪は
ばね力を上回った時のみ外側へ旋回することができる。
ディスク26はラチェット歯車22上で同心的に配置さ
れている。
置された4つの旋回爪24を有する。爪24は90度ピ
ッチで歯のピッチの半分だけ対になってずれており、連
結係合を信頼性のあるものにしている。爪をラチェット
歯車22に関して半径方向内側へ押すために板ばね28
がディスク26上に設けられており、従って、前記爪は
ばね力を上回った時のみ外側へ旋回することができる。
ディスク26はラチェット歯車22上で同心的に配置さ
れている。
【0013】この第1のラチェット歯車22は、ベルト
テンショナーに対面したねじり棒30の端部において、
回転可能的に取付けられており、前記ねじり棒はベルト
リール22の中で同心的に配置されている。
テンショナーに対面したねじり棒30の端部において、
回転可能的に取付けられており、前記ねじり棒はベルト
リール22の中で同心的に配置されている。
【0014】第2のラチェット歯車32が、第1ラチェ
ット歯車22と係合する内部連結歯によって第1ラチェ
ット歯車22を把持している円筒状の駆動車32aと一
体構造的に形成されており、このラチェット歯車ととも
に、第2ラチェット歯車はねじり棒30と積極的に相互
ロックされていると共に、ねじり棒30の周りで同心的
に位置している。
ット歯車22と係合する内部連結歯によって第1ラチェ
ット歯車22を把持している円筒状の駆動車32aと一
体構造的に形成されており、このラチェット歯車ととも
に、第2ラチェット歯車はねじり棒30と積極的に相互
ロックされていると共に、ねじり棒30の周りで同心的
に位置している。
【0015】前記爪24は第1ラチェット歯車22の外
周に旋回的に取付けられ、それらは第1ラチェット歯車
22が、従ってそれに直接連結されたプーリー20が特
定の角加速度で回転した時に、外側へ旋回し、第2ラチ
ェット歯車32の内部連結歯と係合し、従って、プーリ
ー20をラチェット歯車22,32とねじり棒30とを
介してベルトリール12に連結する。
周に旋回的に取付けられ、それらは第1ラチェット歯車
22が、従ってそれに直接連結されたプーリー20が特
定の角加速度で回転した時に、外側へ旋回し、第2ラチ
ェット歯車32の内部連結歯と係合し、従って、プーリ
ー20をラチェット歯車22,32とねじり棒30とを
介してベルトリール12に連結する。
【0016】第2ラチェット歯車32には外周に4つの
爪34が設けられており、これらは板ばね38によって
半径方向内側へ押付けられている。これらの爪34は爪
24と同じようにずれている。板ばね38は、ラチェッ
ト歯車32と同心状に配置されたディスク上に設けられ
ている。
爪34が設けられており、これらは板ばね38によって
半径方向内側へ押付けられている。これらの爪34は爪
24と同じようにずれている。板ばね38は、ラチェッ
ト歯車32と同心状に配置されたディスク上に設けられ
ている。
【0017】第2ラチェット歯車32の周りには、内部
連結歯を有するリング40が取囲んで設けられている。
リング40はフレーム10に接続されたベアリング部材
10aの中に取付けられている。内部連結歯と爪34と
は、ねじり棒30、従って第2ラチェット歯車32のベ
ルトウェブの緊張方向における特定の角加速度におい
て、爪が、板ばね38の荷重によって、リング40の内
部連結歯と係合するように形成されている。
連結歯を有するリング40が取囲んで設けられている。
リング40はフレーム10に接続されたベアリング部材
10aの中に取付けられている。内部連結歯と爪34と
は、ねじり棒30、従って第2ラチェット歯車32のベ
ルトウェブの緊張方向における特定の角加速度におい
て、爪が、板ばね38の荷重によって、リング40の内
部連結歯と係合するように形成されている。
【0018】リング40には、フレーム10に対面した
側部において制御カム42が設けられており、このカム
は、リング40が回転した時に、ベルトウェブの緊張方
向にブロック爪16と係合し、この爪を下方へ動かして
不動作位置に位置させ、それによってロック機構を無効
状態にする。
側部において制御カム42が設けられており、このカム
は、リング40が回転した時に、ベルトウェブの緊張方
向にブロック爪16と係合し、この爪を下方へ動かして
不動作位置に位置させ、それによってロック機構を無効
状態にする。
【0019】リング40の外周面上にはストッパ部分4
4が設けられている。フレーム10には、ベルト緊張部
に対面した側に、前記ストッパ44に対面するストッパ
46が設けられている。前記ストッパ44と46との間
には圧縮ばね48が設けられ、それによってリング40
はストッパ46から離れるように予荷重がかけられてい
る。リング40の中で第2ラチェット歯車32と連結す
ると、前記リングは、圧縮ばね48の力に抗して、スト
ッパ44がストッパ46にあたり、リング40のそれ以
上の回転がブロックされるまで回転される。ベルトテン
ショナーから離れた方のねじり棒30の軸端にはギザギ
ザのついた頭部50が設けられ、この頭部はベルトリー
ル12の適当な形状の凹所52の中に挿入されて、積極
的に相互ロックする。ベルトリール12は、主として、
2つの側部フランジ12a,12bと、ほぼ中空の円筒
状スリーブ12cとを有し、前記スリーブは、ベルトリ
ール12上に巻付けようとするベルトウェブ14が貫通
するための溝(図示せず)を有している。ねじり棒30
はベルトリールのスリーブ12cの中空円筒状の内部を
貫通している。ベルトウェブ14の端部はねじり棒30
に位置するループを形成する。ねじり棒30は、ギザギ
ザのついた頭部によって、ベルトリール12に対して回
転的に接続されている。アイドリング状態においては、
ラチェット歯車22と32の爪24と34とは、それぞ
れに対面した内部連結歯との係合が外れており、従っ
て、ベルトリール12はねじり棒30とともに自由に回
転することができる。
4が設けられている。フレーム10には、ベルト緊張部
に対面した側に、前記ストッパ44に対面するストッパ
46が設けられている。前記ストッパ44と46との間
には圧縮ばね48が設けられ、それによってリング40
はストッパ46から離れるように予荷重がかけられてい
る。リング40の中で第2ラチェット歯車32と連結す
ると、前記リングは、圧縮ばね48の力に抗して、スト
ッパ44がストッパ46にあたり、リング40のそれ以
上の回転がブロックされるまで回転される。ベルトテン
ショナーから離れた方のねじり棒30の軸端にはギザギ
ザのついた頭部50が設けられ、この頭部はベルトリー
ル12の適当な形状の凹所52の中に挿入されて、積極
的に相互ロックする。ベルトリール12は、主として、
2つの側部フランジ12a,12bと、ほぼ中空の円筒
状スリーブ12cとを有し、前記スリーブは、ベルトリ
ール12上に巻付けようとするベルトウェブ14が貫通
するための溝(図示せず)を有している。ねじり棒30
はベルトリールのスリーブ12cの中空円筒状の内部を
貫通している。ベルトウェブ14の端部はねじり棒30
に位置するループを形成する。ねじり棒30は、ギザギ
ザのついた頭部によって、ベルトリール12に対して回
転的に接続されている。アイドリング状態においては、
ラチェット歯車22と32の爪24と34とは、それぞ
れに対面した内部連結歯との係合が外れており、従っ
て、ベルトリール12はねじり棒30とともに自由に回
転することができる。
【0020】ベルトリール12には、ベルト緊張駆動装
置とは離れた方の側において、平歯車62を有した突出
部60が設けられている。シャフトとして作用するベル
トリール12の突出部60には、制御ディスク64がハ
ブ66上に取付けられ、ベルトリール12と突出部60
とのそれぞれに対面した端部に位置した端部歯68と係
合して、突出部60の端部歯62と合致する。制御ディ
スク64は突出部60に関して軸線方向に移動可能であ
り、相互に対面した端部歯62と68とは分離すること
ができ、従って、制御ディスク64はベルトリール12
に関して自由に回転することができる。このことは、図
2において、よりよく概観するために極めて簡単に示さ
れている。
置とは離れた方の側において、平歯車62を有した突出
部60が設けられている。シャフトとして作用するベル
トリール12の突出部60には、制御ディスク64がハ
ブ66上に取付けられ、ベルトリール12と突出部60
とのそれぞれに対面した端部に位置した端部歯68と係
合して、突出部60の端部歯62と合致する。制御ディ
スク64は突出部60に関して軸線方向に移動可能であ
り、相互に対面した端部歯62と68とは分離すること
ができ、従って、制御ディスク64はベルトリール12
に関して自由に回転することができる。このことは、図
2において、よりよく概観するために極めて簡単に示さ
れている。
【0021】制御ディスク64の外周には、自動車感知
の起動機構のための制御歯69が設けられている。この
制御ディスク64には慣性ディスク70が回転的に取付
けられ、その回転は所定の角度範囲に限定される。制御
ディスク64の制御歯69は、既知の方法で、自動車感
知の起動機構と相互作用し、この機構は参照符号71に
よって示され、ハウジング10上にボール重なりを置く
ことによって旋回的に取り付けられた起動爪75を有し
ている。既知の方法によって、また制御ディスクによっ
て、ブロック爪16(図1参照)はベルトリール12の
フランジ12a,12bにおけるブロック歯11と相互
作用して作動され得る。
の起動機構のための制御歯69が設けられている。この
制御ディスク64には慣性ディスク70が回転的に取付
けられ、その回転は所定の角度範囲に限定される。制御
ディスク64の制御歯69は、既知の方法で、自動車感
知の起動機構と相互作用し、この機構は参照符号71に
よって示され、ハウジング10上にボール重なりを置く
ことによって旋回的に取り付けられた起動爪75を有し
ている。既知の方法によって、また制御ディスクによっ
て、ブロック爪16(図1参照)はベルトリール12の
フランジ12a,12bにおけるブロック歯11と相互
作用して作動され得る。
【0022】突出部60の軸線方向の凹所72の中には
ピン74が所定位置へ押し込まれている。このピン74
には拡大された端部76が設けられ、これはばね78の
ための接触面として作用する。ばね78は制御ディスク
64の端面66と接触し、制御ディスク64を軸線方向
に突出部60の端部溝62の方へ押付ける。ピン74お
よびばね78によるのと同じく、端部歯62および68
によって、制御ディスク64とベルトリール12との間
にトルク制限連結ないし結合が形成される。
ピン74が所定位置へ押し込まれている。このピン74
には拡大された端部76が設けられ、これはばね78の
ための接触面として作用する。ばね78は制御ディスク
64の端面66と接触し、制御ディスク64を軸線方向
に突出部60の端部溝62の方へ押付ける。ピン74お
よびばね78によるのと同じく、端部歯62および68
によって、制御ディスク64とベルトリール12との間
にトルク制限連結ないし結合が形成される。
【0023】ベルトテンショナーが作動されると、既知
の方法で、ケーブル22によってプーリー20の外周に
トルクがかかる。結果としてプーリー20が回転するこ
とにより、ラチェット歯車22の爪24がラチェット歯
車32の内部連結歯と噛合するように動き、従って、プ
ーリー20と、ラチェット歯車22と、ラチェット歯車
32と、ねじり棒30とが一緒になってしっかり連結さ
れる。ねじり棒30によって、プーリー20の回転がベ
ルトリール12に伝達される。ベルトリールがベルトの
引込み方向に駆動され、シートベルト装置からはベルト
の緩みがなくなる。ベルト緊張作用が完了しても2つの
ラチェット歯車22と32とは一緒に連結されたままで
あり、従ってねじり棒30もプーリー20に連結された
ままである。
の方法で、ケーブル22によってプーリー20の外周に
トルクがかかる。結果としてプーリー20が回転するこ
とにより、ラチェット歯車22の爪24がラチェット歯
車32の内部連結歯と噛合するように動き、従って、プ
ーリー20と、ラチェット歯車22と、ラチェット歯車
32と、ねじり棒30とが一緒になってしっかり連結さ
れる。ねじり棒30によって、プーリー20の回転がベ
ルトリール12に伝達される。ベルトリールがベルトの
引込み方向に駆動され、シートベルト装置からはベルト
の緩みがなくなる。ベルト緊張作用が完了しても2つの
ラチェット歯車22と32とは一緒に連結されたままで
あり、従ってねじり棒30もプーリー20に連結された
ままである。
【0024】ベルト緊張作用が完了すると、自動車の乗
客が前方へ移動し、ベルトウェブ14はベルトリール1
2から引出される。ベルトリール12と、ねじり棒30
と、第2ラチェット歯車32とは第1ラチェット歯車2
2と一緒になって、ベルト引出し方向へ回転する。
客が前方へ移動し、ベルトウェブ14はベルトリール1
2から引出される。ベルトリール12と、ねじり棒30
と、第2ラチェット歯車32とは第1ラチェット歯車2
2と一緒になって、ベルト引出し方向へ回転する。
【0025】角加速度が十分に大きい時には、第2ラチ
ェット歯車32の爪34は板ばね38の力に打ち勝っ
て、外側へ旋回し、リング40の内部連結歯と係合す
る。この結果、リング40は圧縮ばね48の力に打ち勝
って、リング40のストッパ44がフレーム10のスト
ッパ46にあたり、リング40のそれ以上の回転を防ぐ
ようになるまで回転され、それによって制御カム42が
ブロック爪16と係合し、それを下方へ移動させ非作動
位置に位置させる。同時に、ベルトリール12は、ねじ
り棒30と、第2ラチェット歯車32と、リング40
と、ストッパ46上で支持されたストッパ44とによっ
て、ベルト引出し方向においてブロックされる。
ェット歯車32の爪34は板ばね38の力に打ち勝っ
て、外側へ旋回し、リング40の内部連結歯と係合す
る。この結果、リング40は圧縮ばね48の力に打ち勝
って、リング40のストッパ44がフレーム10のスト
ッパ46にあたり、リング40のそれ以上の回転を防ぐ
ようになるまで回転され、それによって制御カム42が
ブロック爪16と係合し、それを下方へ移動させ非作動
位置に位置させる。同時に、ベルトリール12は、ねじ
り棒30と、第2ラチェット歯車32と、リング40
と、ストッパ46上で支持されたストッパ44とによっ
て、ベルト引出し方向においてブロックされる。
【0026】しかしながら、もし、ベルトが緊張された
後に、シートベルト装置に大きな荷重が発生し、ベルト
リール12上のベルトウェブ14を介して数KNという
張力で対応的に大きなトルクがかけられた場合には、そ
の結果として生じたねじり作用によってねじり棒30が
その軸線の周りに塑性変形され始める。この塑性変形の
結果として、エネルギーが使い切られ、ベルトウェブ1
4に生じたピーク荷重が大きく吸収される。材料の寸法
を適当に規定し、選択することにより、ねじり棒30の
塑性変形が開始する場合のしきい値と、結果として生じ
る減衰効果にかかる挙動とは両方とも実質的にどの程度
にでも設定することができる。
後に、シートベルト装置に大きな荷重が発生し、ベルト
リール12上のベルトウェブ14を介して数KNという
張力で対応的に大きなトルクがかけられた場合には、そ
の結果として生じたねじり作用によってねじり棒30が
その軸線の周りに塑性変形され始める。この塑性変形の
結果として、エネルギーが使い切られ、ベルトウェブ1
4に生じたピーク荷重が大きく吸収される。材料の寸法
を適当に規定し、選択することにより、ねじり棒30の
塑性変形が開始する場合のしきい値と、結果として生じ
る減衰効果にかかる挙動とは両方とも実質的にどの程度
にでも設定することができる。
【0027】ブロック爪16がベルトリール12との係
合を外されたままになっているので、リールは自由に回
転する。
合を外されたままになっているので、リールは自由に回
転する。
【0028】次に、ベルトウェブ14にかかる荷重が解
除されると、爪24と34は、板ばね28,38によっ
てかけられるばね力によって、対応的な連結歯との係合
が外れる。さらに、リング40はばね38(ばね48)
によってその開始位置に戻され、自動車感知のブロック
機能とともにベルト引込み機能を回復する。
除されると、爪24と34は、板ばね28,38によっ
てかけられるばね力によって、対応的な連結歯との係合
が外れる。さらに、リング40はばね38(ばね48)
によってその開始位置に戻され、自動車感知のブロック
機能とともにベルト引込み機能を回復する。
【0029】ベルトテンショナーが作動される前であっ
ても、起動爪75は制御ディスク64の制御歯69と係
合している。しかしながら、制御歯69は、制御ディス
ク64がベルトリール12と一緒になってベルト引込み
の方向へ回転できるような形状になっている。ベルト引
込みの方向に回転し続けると、制御ディスク64はベル
トリール12の回転に追従することができなくなる。制
御ディスク64とベルトリール12との間がトルク制限
連結状態になっているので、制御ディスク64はベルト
リール12あるいは突出部60から連結を外される。ベ
ルトリール12と制御ディスク64との間のばね78
と、歯62,68の幾何学的形状とによって規定された
特定のトルク値を越えるや否や、制御ディスク64の軸
線方向変位が、歯62と68との相互係合が外れるまで
生じることになる。このようにして、自動車感知の起動
機構は、ベルトが緊張されてエネルギーの変換が生じた
時でも、機能可能な状態のまま維持される。
ても、起動爪75は制御ディスク64の制御歯69と係
合している。しかしながら、制御歯69は、制御ディス
ク64がベルトリール12と一緒になってベルト引込み
の方向へ回転できるような形状になっている。ベルト引
込みの方向に回転し続けると、制御ディスク64はベル
トリール12の回転に追従することができなくなる。制
御ディスク64とベルトリール12との間がトルク制限
連結状態になっているので、制御ディスク64はベルト
リール12あるいは突出部60から連結を外される。ベ
ルトリール12と制御ディスク64との間のばね78
と、歯62,68の幾何学的形状とによって規定された
特定のトルク値を越えるや否や、制御ディスク64の軸
線方向変位が、歯62と68との相互係合が外れるまで
生じることになる。このようにして、自動車感知の起動
機構は、ベルトが緊張されてエネルギーの変換が生じた
時でも、機能可能な状態のまま維持される。
【0030】図5は、歯68が突出部60の歯62と対
応することが明確に分かる、制御ディスク64の異なっ
た透視図を示している。
応することが明確に分かる、制御ディスク64の異なっ
た透視図を示している。
【0031】図6においては、本発明の他の実施例が示
されている。突出部60の代わりに、外歯80を有する
枢軸ピン60aがベルトリール12から離れて設けられ
ている。外歯80を備えた枢軸ピン60aが、対応的な
内歯84を有するベルトリール12内の凹所82の中へ
挿入されており、従って、ベルトリール12とともに回
転するようになっている。前述した実施例と同様に、制
御ディスク64が枢軸ピン60aに取付けられている。
されている。突出部60の代わりに、外歯80を有する
枢軸ピン60aがベルトリール12から離れて設けられ
ている。外歯80を備えた枢軸ピン60aが、対応的な
内歯84を有するベルトリール12内の凹所82の中へ
挿入されており、従って、ベルトリール12とともに回
転するようになっている。前述した実施例と同様に、制
御ディスク64が枢軸ピン60aに取付けられている。
【0032】図6においては、ベルトの一部と自動車感
知のロック機構とが示されている。制御リング88がフ
レーム10の外側に回転可能に取付けられている。制御
リング88には内歯90が設けられていて、ロック爪5
0を作動させるために、既知の手段によって回転可能に
取付けられている。内歯90は、制御ディスク64上の
制御爪(図示せず)と相互作用し、慣性ディスク70が
制御ディスク64に対して回転された時に、制御ディス
ク64を制御リング88に連結ないし結合し、ベルトリ
ール12のロック作用を行わせる。この実施例において
は、慣性ディスク70は制御ディスク64のハブ66に
取付けられる。自動車感知のセンサー71aは慣性ボー
ル73aの上に位置した起動爪75aを有し、センサー
71と同じ原理で機能する。
知のロック機構とが示されている。制御リング88がフ
レーム10の外側に回転可能に取付けられている。制御
リング88には内歯90が設けられていて、ロック爪5
0を作動させるために、既知の手段によって回転可能に
取付けられている。内歯90は、制御ディスク64上の
制御爪(図示せず)と相互作用し、慣性ディスク70が
制御ディスク64に対して回転された時に、制御ディス
ク64を制御リング88に連結ないし結合し、ベルトリ
ール12のロック作用を行わせる。この実施例において
は、慣性ディスク70は制御ディスク64のハブ66に
取付けられる。自動車感知のセンサー71aは慣性ボー
ル73aの上に位置した起動爪75aを有し、センサー
71と同じ原理で機能する。
【0033】図7から図9においては、ベルトリール1
2と制御ディスク64との間のトルク制限連結の他の実
施例が示されている。突出部60は前述の実施例とは異
なり、それには外歯92が設けられ、制御ディスク64
の歯もまたそれに関連した形状になっている。3つの旋
回可能な爪94,96,98にはそれらの内面に歯10
0が設けられ、それらは突出部60の外歯92と適当に
対応している。爪94,96,98はしなやかに形成さ
れ、突出部60の外歯92と係合するように内側へ予張
力をかけられる。しかしながら、半径方向へ作用する力
が爪94から98のばね力を上回ると、爪94から98
は制御ディスク64に関してほぼ半径方向外側へ移動さ
れ、従って、制御ディスク64をベルトリール12との
係合から外す。
2と制御ディスク64との間のトルク制限連結の他の実
施例が示されている。突出部60は前述の実施例とは異
なり、それには外歯92が設けられ、制御ディスク64
の歯もまたそれに関連した形状になっている。3つの旋
回可能な爪94,96,98にはそれらの内面に歯10
0が設けられ、それらは突出部60の外歯92と適当に
対応している。爪94,96,98はしなやかに形成さ
れ、突出部60の外歯92と係合するように内側へ予張
力をかけられる。しかしながら、半径方向へ作用する力
が爪94から98のばね力を上回ると、爪94から98
は制御ディスク64に関してほぼ半径方向外側へ移動さ
れ、従って、制御ディスク64をベルトリール12との
係合から外す。
【0034】トルク制限連結によって他の効果が得られ
る。ベルトリール12に連結されたベルトテンショナー
が作動されると、ベルトリール12はベルト引込みの方
向とは反対方向に強力に加速される。現在では、より強
力なガス発生器が用いられており、ベルトのゆるみをよ
り効果的に除去することができる。ベルト感知のロック
機構を作動させる慣性ディスク70の連結は、約0.5
Gから2Gの角加速度用に設計されている。しかしなが
ら、ベルト緊張中は、より大きな角加速度の結果とし
て、ロック機構の起動装置が損傷を受ける危険性をもた
らし、特に強力なガス発生器が採用されている時にはそ
ういえる。両回転方向においてトルクを制限する連結に
よって、制御ディスク64はベルト緊張の開始時でさ
え、簡単な手段によってベルトリール12から分離さ
れ、従って、あらゆる状況の下でも、起動装置の適当な
機能を維持し続けることができる。
る。ベルトリール12に連結されたベルトテンショナー
が作動されると、ベルトリール12はベルト引込みの方
向とは反対方向に強力に加速される。現在では、より強
力なガス発生器が用いられており、ベルトのゆるみをよ
り効果的に除去することができる。ベルト感知のロック
機構を作動させる慣性ディスク70の連結は、約0.5
Gから2Gの角加速度用に設計されている。しかしなが
ら、ベルト緊張中は、より大きな角加速度の結果とし
て、ロック機構の起動装置が損傷を受ける危険性をもた
らし、特に強力なガス発生器が採用されている時にはそ
ういえる。両回転方向においてトルクを制限する連結に
よって、制御ディスク64はベルト緊張の開始時でさ
え、簡単な手段によってベルトリール12から分離さ
れ、従って、あらゆる状況の下でも、起動装置の適当な
機能を維持し続けることができる。
【図1】ロック機構を作動させるための機能部分を省略
した、ベルトリトラクターとベルトテンショナーとの第
1実施例の分解ないし展開透視図。
した、ベルトリトラクターとベルトテンショナーとの第
1実施例の分解ないし展開透視図。
【図2】図1に示したベルトリトラクターの軸線方向断
面図。
面図。
【図3】図2の線III−IIIに沿って見た断面図。
【図4】ロック機構を作動させるための機能部分を示し
た、本発明のベルトリトラクターを極めて簡略化して示
した分解図。
た、本発明のベルトリトラクターを極めて簡略化して示
した分解図。
【図5】制御ディスクの展開透視図。
【図6】部分的に分解された図で示したロック機構の入
力制御のための機能部分を示した、ベルトリトラクター
の第2実施例の展開透視図。
力制御のための機能部分を示した、ベルトリトラクター
の第2実施例の展開透視図。
【図7】本発明のロック機構を作動させるための機能部
分を示した、ベルトリトラクターの第3実施例を、極め
て簡略化して示した分解ないし展開透視図。
分を示した、ベルトリトラクターの第3実施例を、極め
て簡略化して示した分解ないし展開透視図。
【図8】図7に示した本発明の実施例の制御ディスクを
極めて簡略化して示した前面図。
極めて簡略化して示した前面図。
【図9】図7に示した本発明の実施例の制御ディスクを
極めて簡略化して示した透視図。
極めて簡略化して示した透視図。
10 フレーム 11 ブロック歯 12 ベルトリール 16 ブロック爪 18 ケーブル 20 プーリー 22 連結ディスク 24 連結爪 30 ねじり棒 34,40 ロック装置 42 保持部材 64 制御ディスク 62,68 歯 73a,75a 慣性センサー 96 連結爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フォルカー ホルザフェル ドイツ連邦共和国サン ヴェンテル,クロ ッテンバッハーシュトラーセ 23 (72)発明者 アルブレヒト ミューラー ドイツ連邦共和国ドゥルランゲン,エイケ ンドルフベグ 3 (72)発明者 ギュンター ウェイミューラー ドイツ連邦共和国ヴォルデルスタイネンベ ルグ,フォルストシュトラーセ 4
Claims (11)
- 【請求項1】 シートベルトリトラクターにおいて、フ
レームと、前記フレームの中で回転可能に支持されたベ
ルトリールと、ベルト巻付け方向に前記ベルトリールを
回転させるためのベルト予張力駆動装置と、前記ベルト
リール(12)に接続された第1軸端と前記ベルト予張
力駆動装置(20)によって係合された第2軸端とを有
するねじり棒(30)、前記ベルト予張力駆動装置(2
0)の作動後に、ベルト差出し方向への前記ベルトリー
ル(12)の回転に応答し、前記ねじり棒(30)の前
記第2軸端が、前記フレーム(10)に対して前記差出
し方向に回転するのをロックするロック装置(34,4
0)とを備えたシートベルトリトラクター。 - 【請求項2】 請求項1記載のシートベルトリトラクタ
ーにおいて、自動車感知のブロック機構(16)と、前
記ロック装置(34,40)が、前記ねじり棒(30)
の第2軸端を実質的にロックしている間、前記自動車感
知のブロック機構(16)を無能化するための無能化装
置(42)とを有するシートベルトリトラクター。 - 【請求項3】 請求項2記載のシートベルトリトラクタ
ーにおいて、前記自動車感知のブロック機構が前記ベル
トリール(12)と係合するためのブロック爪(16)
を有し、前記無能化装置が、前記ブロック爪(16)
を、前記ベルトリール(12)との係合が外れた位置に
保持するための保持部材(42)を有するシートベルト
リトラクター。 - 【請求項4】 請求項2記載のシートベルトリトラクタ
ーにおいて、前記自動車感知のブロック機構が、慣性セ
ンサー(73a,75a)と、前記センサーと協動する
ための制御ディスク(64)とを有し、前記制御ディス
ク(64)がトルク制限連結部(60,62,68,7
4,78;92−106)を介して前記ベルトリール
(12)とともに回転するように連結されているシート
ベルトリトラクター。 - 【請求項5】 請求項4記載のシートベルトリトラクタ
ーにおいて、前記トルク制限連結部が、前記制御ディス
ク(64)及び前記ベルトリール(12)上に形成され
弾性的に相互係合した歯(62,68)を有するシート
ベルトリトラクター。 - 【請求項6】 請求項5記載のシートベルトリトラクタ
ーにおいて、前記制御ディスク(64)が前記ベルトリ
ール(12)に対して軸線方向に移動できるシートベル
トリトラクター。 - 【請求項7】 請求項4記載のシートベルトリトラクタ
ーにおいて、前記トルク制限連結部が、前記ベルトリー
ル(12)及び前記制御ディスク(64)のうちの1方
に少なくとも1つの連結爪(96)を、また他方に歯
(92)を有し、前記連結爪(96)が前記歯(96
a)と弾性的に係合して保持されているシートベルトリ
トラクター。 - 【請求項8】 請求項1記載のシートベルトリトラクタ
ーにおいて、前記ベルト予張力駆動装置が、プーリー
(20)と、前記プーリー(20)の外周部と係合する
ケーブル(18)と、一緒に回転するように前記プーリ
ー(20)に接続された連結ディスク(22)と、前記
連結ディスク(22)上に偏向可能に取付けられた少な
くとも1つの連結爪(24)と、前記ねじり棒(30)
の第2軸端に接続され前記連結爪(24)によって選択
的に係合されるための連結歯を有する駆動歯車(32)
とを備えているシートベルトリトラクター。 - 【請求項9】 請求項8記載のシートベルトリトラクタ
ーにおいて、前記駆動歯車(32)が少なくとも1つの
ロック爪(34)を有し、前記ロック装置が回転を制限
するために前記フレーム(10)に取付けられ前記ロッ
ク爪(34)と選択的に係合するロック歯が設けられた
リング部材(40)を有する、シートベルトリトラクタ
ー。 - 【請求項10】 請求項9記載のシートベルトリトラク
ターにおいて、前記ベルトリール(12)のブロック歯
(11)と選択的に係合するブロック爪(16)を備え
た自動感知のブロック機構を有し、前記リング部材(4
0)には、前記ブロック爪(16)を前記ブロック歯
(11)との係合が外れた位置に保持するための保持部
材(42)が設けられているシートベルトリトラクタ
ー。 - 【請求項11】 請求項1から10までのいずれか1つ
の項記載のシートベルトリトラクターにおいて、前記ベ
ルトリール(12)が中空であり、前記ねじり棒(3
0)が前記ベルトリール(12)に同心状に収容されて
いるシートベルトリトラクター。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4314883A DE4314883A1 (de) | 1993-05-05 | 1993-05-05 | Sicherheitsgurtaufroller |
DE43148832 | 1993-05-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0747923A true JPH0747923A (ja) | 1995-02-21 |
JP2610392B2 JP2610392B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=6487258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6094312A Expired - Lifetime JP2610392B2 (ja) | 1993-05-05 | 1994-05-06 | シートベルトリトラクター |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5526996A (ja) |
EP (1) | EP0627345B1 (ja) |
JP (1) | JP2610392B2 (ja) |
KR (1) | KR0142282B1 (ja) |
CN (1) | CN1102807A (ja) |
CZ (1) | CZ281028B6 (ja) |
DE (2) | DE4314883A1 (ja) |
ES (1) | ES2065875T3 (ja) |
PL (1) | PL173510B1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5938135A (en) * | 1997-04-08 | 1999-08-17 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Webbing retractor |
EP1516789A2 (en) | 2003-09-19 | 2005-03-23 | Takata Corporation | Seatbelt retractor |
US7832768B2 (en) * | 2005-10-21 | 2010-11-16 | Autoliv Development Ab | Retaining system with seat belt retractor and pretensioner device |
CN104742855A (zh) * | 2013-12-30 | 2015-07-01 | 常州博万达汽车安全设备有限公司 | 安全带连接装置 |
Families Citing this family (77)
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DE19503150A1 (de) * | 1995-02-01 | 1996-08-08 | Takata Europ Gmbh | Einen Gurtstraffer aufweisende Sicherheitsgurtanordnung in Kraftfahrzeugen |
BR9604931A (pt) * | 1995-04-14 | 1998-06-09 | Autoliv Dev | Roldana para cinto com limitador de força amortecido |
DE29516628U1 (de) * | 1995-10-20 | 1996-01-25 | Trw Repa Gmbh | Gurtaufroller mit Gurtstraffer und Kraftbegrenzung |
DE29613044U1 (de) * | 1995-11-09 | 1996-11-07 | Trw Repa Gmbh | Gurtaufroller für einen Fahrzeug-Sicherheitsgurt |
DE19653510B4 (de) * | 1995-12-23 | 2005-03-10 | Volkswagen Ag | Gurtkraftbegrenzende Einrichtung für einen Sicherheitsgurt |
DE19609524C2 (de) * | 1996-03-11 | 2000-06-08 | Autoliv Dev | Gurtaufroller-Gurtstrammer-Kombination mit Kraftbegrenzer |
DE29605200U1 (de) * | 1996-03-20 | 1996-07-18 | Trw Repa Gmbh | Gurtaufroller mit an der Gurtspule angreifendem Gurtstraffer |
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DE19648472C1 (de) * | 1996-11-22 | 1998-07-09 | Autoliv Dev | Sicherheitsgurtaufroller |
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