JP5456423B2 - シートベルト用リトラクタ - Google Patents

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Description

本発明は、車両衝突時等の緊急時にウエビングの緩みを除去するためのシートベルト用リトラクタに関するものである。
従来より、車両の前席用のシートベルト用リトラクタは、センターピラーのインナーパネルの下部に形成された開口部からセンターピラー内に収容されて車体に取り付けられている。
例えば、下記特許文献1に記載されるように、センターピラーのインナーパネルの下部に形成された開口部の下端縁部の中央位置には、上方へ突出する締結片が形成されると共に、この開口部の上端縁部の中央位置近傍には、ネジ孔が形成されている。そして、シートベルト用リトラクタのベース板の下端部が、締結片の上端部にボルト・ナットによって締結される。また、このベース板の上端部が、断面クランク形状で車外側に張り出すように形成された取付板部材を介して、開口部上端縁部の中央位置に形成されたネジ孔にボルト・ナットによって締結されている。
特開2006−315572号公報(段落(0015)〜(0034)、図1〜図7)
しかしながら、シートベルト用リトラクタのベース板の内側下端部の近くに機構部材が設けられている場合には、当該ベース板を上方に突出する締結片に取り付ける際に、機構部材が締結片に当たって、シートベルト用リトラクタに損傷を与える原因となる可能性がある。また、当該ベース板を上方に突出する締結片に取り付ける際に、締結片がこの機構部材に当たらないように慎重に取り付ける必要があり、取り付け作業時間の短縮が難しくなるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、車両への取り付け作業を容易に行うことが可能となると共に、信頼性の高いシートベルト用リトラクタを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係るシートベルト用リトラクタは、ウエビングを巻回収納する巻取ドラムと、前記巻取ドラムを相対向する一対の側壁部間に回転可能に支持するハウジングと、車両衝突時に前記巻取ドラムを巻き取り方向に回転させて前記ウエビングを巻き取るプリテンショナ機構部と、を備えたシートベルト用リトラクタにおいて、前記プリテンショナ機構部は、前記ハウジングの前記一対の側壁部のうちの一方の側壁部の外側に取り付けられて前記車両衝突時に前記巻取ドラムをウエビングの巻き取り方向に回転させる駆動手段を有し、前記巻取ドラムは、前記ハウジングの前記一対の側壁部のうちの他方の側壁部の内側に対向する端縁部外周に形成されたラチェットギヤを有し、前記ハウジングの前記他方の側壁部の内側に一端側を軸支されて前記ラチェットギヤに係合しない位置に配置されたパウルと、前記駆動手段の起動時に該駆動手段によって直接作動されて前記パウルを前記ラチェットギヤに係合した係合状態にロックするロッキング手段と、を備え、前記ロッキング手段は、前記ハウジングの前記一方の側壁部の外側に一端側を軸支されるアーム部材と、ハウジングの前記他方の側壁部の内側に一端側を軸支されて前記パウルの前記ラチェットギヤに対して反対側の側面に当接する押圧部材と、前記アーム部材と前記押圧部材とを連結する連結シャフトと、該ハウジングの前記一方の側壁部の外側に設けられて前記駆動手段の起動時に該駆動手段によって直接作動され、前記アーム部材を回動させることで前記連結シャフトを介して前記押圧部材を前記ラチェットギヤ側に回動させて、該押圧部材を介して前記パウルを該ラチェットギヤに係合させる回動手段と、を有し、前記ハウジングは、前記連結シャフトの外周面に対向する側壁部の前記ウエビングの引き出し方向に対して反対側端縁部に形成された車両へ取り付けるためのボルト挿通孔と、該連結シャフトの外周面に対向する側壁部の内側から該連結シャフトの前記ボルト挿通孔側に対向するように延出されたシャフト保護用延出部と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に係るシートベルト用リトラクタは、請求項1に記載のシートベルト用リトラクタにおいて、前記ハウジングは、前記他方の側壁部の内側から前記押圧部材の前記パウルに対して反対側の側面に対向するように延出された押圧部材保護用延出部を有することを特徴とする。
請求項1に係るシートベルト用リトラクタでは、プリテンショナ機構部の駆動手段が起動した場合には、回動手段は、駆動手段の起動時に該駆動手段によって直接作動されて、アーム部材を回動させることで、連結シャフトを介してアーム部材に連結される押圧部材をラチェットギヤ側に回動させる。そのため、押圧部材が当接するパウルがラチェットギヤ側へ回動されて、当該パウルがラチェットギヤに係合する。また、この連結シャフトの外周面に対向する側壁部の端縁部に車両へ取り付けるためのボルト挿通孔が形成されると共に、連結シャフトの外周面に対向する側壁部の内側から該連結シャフトのボルト挿通孔側に対向するようにシャフト保護用延出部が内側へ延出されている。
これにより、連結シャフトの外周面に対向する側壁部の端縁部に形成されたボルト挿通孔を、センターピラーの下部等に形成された開口部の締結片の上端部にボルト・ナットによって締結する際に、シャフト保護用延出部によって、当該締結片が連結用シャフトに当たることを確実に防止することが可能となる。従って、車両への取り付け業を容易に行うことが可能となると共に、車両への取り付け時において、連結シャフトの曲がり等の損傷を確実に防止して信頼性の高いシートベルト用リトラクタを提供することが可能となる。
また、プリテンショナ機構部の駆動手段が起動した場合には、ハウジングの一方の側壁部の外側に配置されたアーム部材、この駆動手段によって直接作動される回動手段によって回動される。このため、連結シャフトを介してアーム部材に連結される押圧部材が、駆動手段の起動とほぼ同時に、ラチェットギヤ側へ回動され、ハウジングの他方の側壁部の内側に配置されたパウルを直接ラチェットギヤ側へ回動して、このパウルをラチェットギヤと係合する係合状態に迅速かつ確実にロックすることが可能となる。
また、請求項2に係るシートベルト用リトラクタでは、ハウジングの他方の側壁部の内側に配置された押圧部材のパウルに対して反対側の側面に対向するように、押圧部材保護用延出部が他方の側壁部の内側から延出されている。これにより、連結シャフトの外周面に対向する側壁部の端縁部に形成されたボルト挿通孔を、センターピラーの下部等に形成された開口部の締結片の上端部にボルト・ナットによって締結する際に、この締結片が押圧部材に当たることを確実に防止することが可能となる。従って、車両への取り付け業を更に容易に行うことが可能となると共に、車両への取り付け時において、押圧部材の損傷を確実に防止して更に信頼性の高いシートベルト用リトラクタを提供することが可能となる。
本実施形態に係るシートベルト用リトラクタの外観斜視図である。 シートベルト用リトラクタをユニット別に分解した斜視図である。 巻取ドラムユニットの斜視図である。 シートベルト用リトラクタの断面図である。 巻取ドラムユニット、プリテンショナユニット及び巻取バネユニットの分解斜視図である。 プリテンショナユニットをハウジングユニットへの取り付け面側から見た斜視図である。 プリテンショナユニットの一部切り欠き側面図である。 図6のプリテンショナユニットを分解した分解斜視図である。 ハウジングユニットの分解斜視図である。 シートベルト用リトラクタのロックユニットを取り除いた状態の側面図である。 プリテンショナ機構のガス発生部材の作動によってピストンが移動して回転レバーの下端部がギヤ側アームの先端部から外れた状態を示す説明図である。 図11に対応するパウルの動作を示す説明図である。
以下、本発明に係るシートベルト用リトラクタについて具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
[概略構成]
先ず、本実施形態に係るシートベルト用リトラクタ1の概略構成について図1及び図2に基づき説明する。
図1は本実施形態に係るシートベルト用リトラクタ1の外観斜視図である。図2はシートベルト用リトラクタ1をユニット別に分解した斜視図である。
図1及び図2に示すように、シートベルト用リトラクタ1は、車両のウエビング3を巻き取るための装置であって、ハウジングユニット5と、巻取ドラムユニット6と、プリテンショナユニット7と、巻取バネユニット8と、ロックユニット9とから構成されている。
また、ロックユニット9は、ハウジングユニット5を構成するハウジング11の側壁部12に固設され、ウエビング3の急激な引き出しや車両の急激な加速度の変化に反応してウエビング3の引き出しを停止する起動動作を行う。
また、後述のプリテンショナ機構17(図6参照)を備えたプリテンショナユニット7は、平面視略コの字状のハウジングユニット5の相対向する各側板部13、14の上下端縁部から略直角内側方向に延出されてネジ孔が形成された各ネジ止め部13A、13B、14A、14Bに、各ネジ15及びストッパーネジ16によってネジ止めされる。これにより、プリテンショナユニット7は、ハウジング11の側壁部12に相対向する他方の側壁部を構成する。
また、巻取バネユニット8は、プリテンショナユニット7の外側にバネケース56(図5参照)に一体形成された各ナイラッチ8Aによって固設される。
そして、ウエビング3が巻装される巻取ドラムユニット6は、ハウジングユニット5の側壁部12に固設されたロックユニット9とプリテンショナユニット7との間に回転自在に支持される。
[巻取ドラムユニットの概略構成]
次に、巻取ドラムユニット6の概略構成について図2乃至図5に基づいて説明する。
図3は巻取ドラムユニット6の斜視図である。図4はシートベルト用リトラクタ1の断面図である。図5は巻取ドラムユニット6、プリテンショナユニット7及び巻取バネユニット8の分解斜視図である。
図2乃至図5に示すように、巻取ドラムユニット6は、ガイドドラム21と、ドラムシャフト22と、トーションバー23と、ワイヤ24と、ワイヤプレート25と、ラチェットギヤ26と、ベアリング32とから構成されている。
ガイドドラム21は、アルミ材等により形成されて、プリテンショナユニット7側の端面部が閉塞された略円筒状に形成されている。また、ガイドドラム21の軸心方向のプリテンショナユニット7側の端縁部には、外周部から径方向に延出され、更に略直角外側方向に延出されたフランジ部27が形成されている。また、このフランジ部27の内周面には、後述のように車両衝突時に各クラッチパウル29が係合するクラッチギヤ30が形成されている。
また、ガイドドラム21のプリテンショナユニット7側の端面部中央位置には、円筒状の取付ボス31が立設され、スチール材等により形成されるドラムシャフト22が圧入等によって固着されている。また、この取付ボス31の外周には、ポリアセタール等の合成樹脂材により形成された略円筒状の筒状部32Aとその基端部の外周に基端フランジ部32Bが連設されたベアリング32が嵌め込まれている。そして、巻取ドラムユニット6は、このベアリング32を介してプリテンショナユニット7を構成するスチール材等で形成されるピニオンギヤ体33の軸受け部33A(図6、図8参照)に回転可能に支持される。
また、ガイドドラム21の内側には、中心軸に沿って徐々に細くなるように抜き勾配が形成された軸孔21Aが形成されており、この軸孔21A内のフランジ部27側端部には、スチール材等により形成されるトーションバー23の一端部に形成されるスプライン23Aが圧入されるスプライン溝が形成されている。これにより、トーションバー23のスプライン23A側をガイドドラム21の軸孔21Aに挿入してフランジ部27に当接するまで圧入することによって、トーションバー23がガイドドラム21内に相対回転不能に圧入固定される。
また、ガイドドラム21の軸心方向のロックユニット9側には、端縁部から少し内側の外周面から径方向に延出されたフランジ部35が形成されている。また、このフランジ部35から軸心方向外側の部分は少し外径が細くなった円筒状の段差部36が形成されている。また、この段差部36の外側端面部には径方向の対向する位置に一対の突き出しピン37、37が立設されている。
また、フランジ部35の外側面には、所定形状の凸部が形成され、ステンレス材等の金属材からなる線材状のワイヤ24が、この凸部の形状に合わせて段差部36の基端部外周に装着される。
また、フランジ部35の外周部は、アルミ材等により形成されて、内側面の外周部に該フランジ部35から外側に突出するワイヤ24が嵌め込まれる凸部38が形成された側面視略卵形のワイヤプレート25で覆われている。
また、このワイヤプレート25の中央部には、段差部36が挿通される貫通孔40が形成されると共に、この貫通孔40の軸心方向外側の外周部には、内周面から半径方向内側に円弧状に突出する2個の凸部が、径方向において互いに対向するように形成された一対の嵌合凸部41が設けられている。また、この貫通孔40の各嵌合凸部41に挟まれた軸心方向外側の外周部には、径方向において互いに対向するように4対のカシメピン39が立設されている。また、各カシメピン39の基端部には、半円弧状に所定深さ窪んだ凹部39Aが形成されている。
また、ラチェットギヤ26は、スチール材等により形成された円板状で、外周部から軸心方向に段差部36とほぼ同じ高さまで延出された円筒状の延出部42が形成され、その延出部42の外周面に、後述のように車両衝突時や車両緊急時にパウル43(図9参照)が係合するラチェットギヤ部45が形成されている。また、延出部42の軸心方向ガイドドラム21側の端縁部には、外周部から径方向に延出された回り止めフランジ46が形成され、更に、その外周部に半径方向内側に円弧状に窪む2個の凹部が、径方向において互いに対向するように形成された一対の嵌合凹部46Bが設けられている(図5参照)。また、この回り止めフランジ46の各カシメピン39に対向する軸心方向外側面には、半円弧状に所定深さ窪んだ各凹部46Aが形成されている。
また、ラチェットギヤ26の各突き出しピン37に対向する位置には、該各突き出しピン37が嵌入される各貫通孔47が穿設されている。また、各貫通孔47の周囲は、所定深さ窪んだ凹部47Aが形成されている。また、ラチェットギヤ26の外側中心位置には、軸部48が立設されている。また、軸部48の外周面には、スプライン48Aが形成されている。そして、巻取ドラムユニット6は、この軸部48を介してロックユニット9に回転可能に支持される。
また、ラチェットギヤ26の内側面の中央部には円筒状の固定ボス49が立設されており、この固定ボス49の内周面には、トーションバー23の他端側に形成されるスプライン23Bが嵌入されるスプライン溝が形成されている。なお、トーションバー23の他端側に形成されるスプライン23Bの外径は、該トーションバー23の一端側に形成されるスプライン23Aの外径とほぼ同じ径に形成されている。
従って、先ず、ワイヤプレート25の各嵌合凸部41にラチェットギヤ26の回り止めフランジ46の各嵌合凹部46Bを嵌入する。その後、各カシメピン39を、その基端部の凹部39A及び相対向する位置に形成された回り止めフランジ46の凹部46Aとの内側に広がるようにカシメる。そして、ガイドドラム21のフランジ部35の外側面に、ワイヤ24を装着する。続いて、その外側にワイヤプレート25及びラチェットギヤ26を被せて、ラチェットギヤ26の各貫通孔47に、ガイドドラム21の各突き出しピン37を挿通させつつ、固定ボス49内にトーションバー23の他端側に形成されたスプライン23Bを嵌入する。その後、各突き出しピン37を貫通孔47の周囲に形成された凹部47Aの内側に広がるようにカシメる。
これにより、ラチェットギヤ26及びワイヤプレート25が、相対回転不能に固定されると共に、このラチェットギヤ26及びワイヤプレート25が、トーションバー23及び各突き出しピン37を介してガイドドラム21に対して相対回転不能に固定される。また、ガイドドラム21のフランジ部27とフランジ部35及びワイヤプレート25との間の外周面にウエビング3が巻装される。
[巻取バネユニットの概略構成]
次に、巻取バネユニット8の概略構成について図2、図4及び図5に基づいて説明する。
図2、図4及び図5に示すように、巻取バネユニット8は、渦巻バネを含む巻取付勢機構55と、この巻取付勢機構55を収容するバネケース56と、バネシャフト58と、から構成されている。そして、スチール材等で形成されるプリテンショナユニット7の外側面を構成するカバープレート57の各貫通孔51に、バネケース56の3箇所に設けられた各ナイラッチ8Aを介して固定される。そして、巻取ドラムユニット6のドラムシャフト22の先端部が、バネケース56内のバネシャフト58を介して渦巻バネに結合され、渦巻バネの付勢力によって巻取ドラムユニット6をウエビング3の巻取方向に常時付勢する構造とされている。
[プリテンショナユニットの概略構成]
次に、プリテンショナユニット7の概略構成について図2、図4乃至図8に基づいて説明する。
図6はプリテンショナユニット7をハウジングユニット5への取り付け面側から見た斜視図である。図7はプリテンショナユニット7の一部切り欠き側面図である。図8は図6のプリテンショナユニット7を分解した分解斜視図である。
図2、図4乃至図8に示すように、プリテンショナユニット7は、プリテンショナ機構17と、ハウジングユニット5の側壁部12に軸支されたパウル43(図9参照)を回動させる強制ロック機構53とから構成されている。
[プリテンショナ機構]
図5乃至図8に示すように、プリテンショナ機構17は、車両衝突時等にガス発生部材61を作動させ、このガスの圧力を利用して巻取ドラムユニット6のフランジ部27を介して該巻取ドラムユニット6をウエビング3の巻取方向に回転させる機構である。
ここで、プリテンショナ機構17は、ガス発生部材61と、パイプシリンダ62と、ガス発生部材61のガス圧を受けてパイプシリンダ62内を移動するシールプレート63及びピストン64と、このピストン64に形成されたラックに噛合して回転するピニオンギヤ体33と、このパイプシリンダ62が取り付けられるベースプレート65と、このベースプレート65にパイプシリンダ62のピニオンギヤ体33側の側面に当接して配設される略直方体状のベースブロック体66と、ベースプレート65の外側面に配設されるクラッチ機構68とから構成されている。
また、ピニオンギヤ体33は、スチール材等で形成された略円筒状で、その外周部にピストン64に形成されたラックに噛合するピニオンギヤ部71が形成されている。また、このピニオンギヤ部71の軸心方向カバープレート57側の端部から外側方向に延出される円筒状の支持部72が形成されている。また、この支持部72は、ピニオンギヤ部71の谷径を外径として、このカバープレート57の厚さ寸法にほぼ等しい長さに形成されている。
また、このピニオンギヤ部71の軸心方向ベースプレート65側の端部には径方向に張り出すフランジ部73が形成されている。さらに、このフランジ部73から外側方向に略円筒状で巻取ドラムユニット6のドラムシャフト22が挿通されると共にベアリング32が嵌入される軸受け部33Aが形成されたボス部74が形成されている。また、このボス部74の外周面には、基端部の外径を有する3個ずつのスプラインが中心角約120度間隔で形成されている。
また、クラッチ機構68は、スチール材等で形成された略円環状のパウルベース76と、スチール材等で形成された3個のクラッチパウル29と、ポリアセタール等の合成樹脂で形成されて、後述のようにパウルベース76と共に各クラッチパウル29を挟持する略円環状のパウルガイド77とから構成されている。
また、パウルベース76の内周面には、ピニオンギヤ体33のボス部74に形成されたスプラインが圧入されるスプライン溝が中心角約120度間隔で3個ずつ形成されている。また、パウルガイド77の内周径は、パウルベース76のスプライン溝よりも大きく形成されると共に、このパウルガイド77の外側の側面部の3カ所に、等角度で各位置決突起77Aが突設されている。
そして、クラッチ機構68のパウルガイド77の外側の側面部に突設される各位置決突起77Aを、ベースプレート65の各位置決孔81に嵌入して、該クラッチ機構68をベースプレート65の外側面に配置する。続いて、図8に示すように、ピニオンギヤ体33のボス部74を、ベースプレート65の略中央部に形成された貫通孔83に嵌入後、該ボス部74に形成される各スプラインをクラッチ機構68を構成するパウルベース76の各スプライン溝に圧入固定する。これにより、クラッチ機構68とピニオンギヤ体33とが、ベースプレート65に配設固定されるとともに、ピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部71が、図7に示す位置に常に位置決め固定される。
また、ベースブロック体66は、ポリアセタール等の合成樹脂で形成されている。そして、このベースブロック体66の内側の側端縁部から内側方向に平面視略半円状に窪むように形成されると共に底面部が外側方向に突出するリング状に形成されたギヤ収納部85の該底面部の貫通孔82内にピニオンギヤ体33のフランジ部73を挿通させる。また、このベースブロック体66のベースプレート65側の側面部に突出する各位置決めボス79を、ベースプレート65の各位置決孔80に嵌入して、該ベースブロック体66をベースプレート65の内側面に配置する。
また、ベースブロック体66の外側側面部からベースプレート65側に延出されて、外側方向に弾性変形可能に形成された弾性係止片66Aと、このベースブロック体66の下側側面部からベースプレート65側に延出されて、外側方向に弾性変形可能に形成された弾性係止片66Bとをそれぞれベースプレート65の側端部に係止する。これにより、ベースブロック体66がベースプレート65に配設される。
尚、ベースプレート65の略中央部に形成される貫通孔83の内径は、ピニオンギヤ体33のボス部74の基端部の外径を支持できる径に形成されて、ピニオンギヤ体33の一端側を回転可能に支持することが可能に構成されている。また、ギヤ収納部85の高さは、ピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部71とフランジ部73の高さの和にほぼ等しくなるように形成されている。
[強制ロック機構]
ここで、ベースブロック体66内に配設される強制ロック機構53について図5乃至図8に基づいて説明する。
図7に示すように、ベースブロック体66には、強制ロック機構53を配設する凹部86が形成されて、該強制ロック機構53を構成するプッシュブロック87と、回転レバー88と、プッシュブロック87を回転レバー88側方向へ付勢するブロック付勢バネ87Aと、ギヤ側アーム89と、このギヤ側アーム89を回転レバー88側方向へ付勢する付勢バネ90とが配設されている。また、図6に示すように、このギヤ側アーム89には、ベースプレート65の外側から該強制ロック機構53を構成する連結シャフト91と、メカ側アーム92が接続されている。
この回転レバー88は、ポリアセタール等の合成樹脂やアルミ材等で形成されて、略くの字状に形成されると共に、曲がり部に貫通孔が形成されている。そして、図7に示すように、回転レバー88は、一端側がピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部71に対向するように、ベースブロック体66の凹部86の底面部に立設されるボス93に回転可能に支持されている。
また、プッシュブロック87は、ポリアセタール等の合成樹脂で形成されている。そして、図7に示すように、プッシュブロック87は、凹部86の底面部に立設される位置決突起94によって、一端がピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部71の歯の近傍に位置し、他端が回転レバー88の近傍に位置するように位置決めされている。また、このプッシュブロック87は、ブロック付勢バネ87Aによって回転レバー88側に付勢され、ガタツキが防止されている。
従って、後述のようにピニオンギヤ体33が回転した場合には、回転レバー88は、ピニオンギヤ部71の歯に押されたプッシュブロック87によって外側方向(図7中、反時計方向)に回動可能に構成されている(図11参照)。また、プッシュブロック87は、ブロック付勢バネ87Aによってピニオンギヤ体33側に戻るのを防止される。
また、ギヤ側アーム89は、ポリアセタール等の合成樹脂やアルミ材等で形成されて、略平板状に形成されると共に、ベースブロック体66側の側面部の回転レバー88から遠い一端側には、ベースブロック体66の凹部86の底面部に形成された貫通孔96に挿通されるボス95が立設されている。また、ギヤ側アーム89のボス95が立設される側面部には、連結シャフト91の一端側折曲部が挿通される所定深さの溝部97が形成されている。
また、図6、図8に示すように、ギヤ側アーム89は、回転レバー88側の先端部上面に、該回転レバー88の他端側が当接される段差部98が形成されている。そして、このギヤ側アーム89は、ボス95が凹部86の底面部に形成される貫通孔96に挿入されて、回転レバー88側に回動可能に支持される。更に、ギヤ側アーム89は、段差部98に対向する他方の先端部下面を付勢バネ90によって回転レバー88側へ(図7中、上側方向である。)付勢されて、該段差部98が回転レバー88の他端側に当接されている。
従って、回転レバー88が図7中、反時計方向に回動した場合には、この回転レバー88の他端側がギヤ側アーム89の先端部から離れ、ギヤ側アーム89が付勢バネ90の付勢力によって、外側方向(図7中、反時計方向である。)へ回動可能に構成されている。
また、連結シャフト91は、スチール材等の線材で形成されて、両端が相互に約90度ずれて対向するように略直角に折り曲げられている。また。この連結シャフト91の直線部の長さは、ハウジングユニット5の各側板部13、14(図9参照)の幅より若干長く形成されている。
また、図8に示すように、ベースブロック体66の凹部86の底面部に形成される貫通孔96には、連結シャフト91の一端側折曲部が挿通される溝101が外周部から延び出ている。また、ベースプレート65のギヤ側アーム89に対向する部分には、連結シャフト91の一端側折曲部が挿通される貫通孔102が形成されている。
従って、連結シャフト91の一端側折曲部は、ベースプレート65の貫通孔102と、ベースブロック体66の貫通孔96及び溝101を通って、ベースブロック体66の凹部86に配設されたギヤ側アーム89の溝部97内に嵌入される。
また、メカ側アーム92は、ポリアセタール等の合成樹脂やアルミ材等で形成されて、略平板状の幅の狭い略扇形に形成されると共に、その中心角側の端縁部の外側面には、ハウジングユニット5の側壁部12(図9参照)に形成される貫通孔105(図9、図10参照)に回転可能に嵌入されるボス106が立設されている。また、メカ側アーム92の外周側端縁部の側壁部12側の外側面には、切欠部138(図9参照)内に挿通されるボス92Aが立設されている。また、メカ側アーム92の内側面には、中心線に沿って所定深さの溝部107が形成されている。
従って、図6に示すように、連結シャフト91の他端側折曲部をメカ側アーム92の溝部107内に嵌入することによって、メカ側アーム92は、このメカ側アーム92の中心角側の端縁部の外側面に立設されるボス106の軸心と連結シャフト91の軸心とがほぼ一直線状になるように、連結シャフト91の他端側に取り付けられる。
そして、後述のようにプリテンショナユニット7がハウジングユニット5に取り付けられた場合には、メカ側アーム92のボス106は、側壁部12に形成される貫通孔105に回転可能に嵌入される(図10参照)。また、メカ側アーム92のボス92Aは、側壁部12に形成された切欠部138に挿入されて、側壁部12の内側に回動可能に取り付けられる。
[プリテンショナ機構]
続いて、プリテンショナ機構17を構成するパイプシリンダ62の構成及び取り付けについて図5乃至図8に基づいて説明する。
図5乃至図8に示すように、パイプシリンダ62は、スチールパイプ材等で略L字状に形成されている。そして、その一端側(図7中、下側折曲部分)は、略円筒状の収納部62Aが形成されて、ガス発生部材61を収納するように構成されている。このガス発生部材61は、火薬を含んでおり、図示省略の制御部からの着火信号により該火薬を着火させてガス発生剤の燃焼でガスを発生させるように構成されている。
また、パイプシリンダ62の他端側(図7中、上側折曲部分)は、断面略長方形のピストン収納部62Bが形成されて、ピニオンギヤ体33に対向する部分に切欠部111が形成され、ベースプレート65上に配設した場合に、該切欠部111内にピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部71が填り込むように構成されている。また、ピストン収納部62Bの上端部には、ベースブロック体66側の側面部に、ベースプレート65から略直角に折り曲げられた折曲部112が嵌入されて、パイプシリンダ62の上下方向の抜け止めとして機能する切欠部113が形成されている。また、切欠部113の横側の両側面部には、プリテンショナユニット7をハウジングユニット5に取り付けると共に、ピストン64の抜け止めとして機能するストッパーネジ16を挿通可能な相対向する一対の貫通孔114が形成されている。
また、図7及び図8に示すように、シールプレート63は、ゴム材等でピストン収納部62Bの上端側から挿入可能な略長方形の板状に形成されている。また、シールプレート63は、長手方向両端縁部から上方に延出されると共に、それぞれの上端部の全幅に渡って内側方向に突出する一対の突起部63Aが形成されている。また、シールプレート63の中央部には、ガス抜き孔63Bが形成されている。
また、ピストン64は、スチール材等で形成されて、ピストン収納部62Bの上端側から挿入可能な断面略長方形で、全体として長尺状の形状を有している。また、ピストン64の下端部には、シールプレート63の各突起部63が横方向から嵌め込まれる各嵌入溝64Aが形成されている。また、ピストン64の下端面には、この下端面から該ピストン64の側面部に形成された貫通孔64Bに連通する細径の連通孔64Cが形成されている。
そして、シールプレート63の各突起部63Aをピストン64の各嵌入溝64Aに横側からスライドさせて嵌入後、シールプレート63を奥側にして、ピストン収納部62Bの上端側から奥に圧入する。また、シールプレート6のガス抜き孔63Bは、ピストン64の連通孔64Cを介して貫通孔64Bに連通している。
従って、この状態で、ガス発生部材61で発生したガスの圧力によって、シールプレート63が押圧されて、ピストン64がピストン収納部62Bの上端側開口部(図7中、上端部)へ移動する。また、後述のようにウエビング3が再度引き出される場合には、ピニオンギヤ体33の逆回転によってピストン64が下方に下がる際に、シールプレート63のガス抜き孔63B、ピストン64の連通孔64C及び貫通孔64Bを介してパイプシリンダ62内のガスが抜け、スムーズにピストン64が下がる。
また、ピストン64のピニオンギヤ体33側の側面には、このピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部71に噛合するラック116が形成されている。また、ラック116の先端部(図7中、上端部)の背面は、ストッパーネジ16に当接可能な段差部117が形成されている。また、図7に示すように、ガス発生部材61が作動するまでの通常状態では、ピストン64はピストン収納部62Bの奥側に退避して、ラック116の先端がピニオンギヤ部71に非噛合状態となるように位置している。
そして、図7に示すように、このように構成されたピストン収納部62Bの切欠部111の内側に、ベースブロック体66のギヤ収納部85の両側端縁部から外側方向に突出する各突出部109を嵌入させつつ、ピストン収納部62Bの上端部に形成された切欠部113にベースプレート65の折曲部112を嵌入させて、該ベースプレート65上にパイプシリンダ62を配置する。またこの時、ベースブロック体66に立設された断面略U字状のラック止めピン108が、ラック116の上端のギヤ溝に挿入され、ピストン64の上下方向の移動が規制される。また、ピストン64の先端部は、ピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部71の近傍に位置して、非噛合状態になっている。
これにより、パイプシリンダ62のピストン収納部62Bは、ベースブロック体66の側面部に立設される断面略三角形の各リブ110と、ベースプレート65の側端縁部のピニオンギヤ体33に対向する部分から略直角に延出された各背当て部118A、118Bとによって、その両側面部が支持される。尚、この各背当て部118A、118Bは、ピストン収納部62Bよりも少し高くなるように延出されており、カバープレート57の各背当て部118A、118Bに対向する側端部に形成された各貫通孔119A、119Bに挿通可能に形成されている。
また、各貫通孔119A、119Bの各背当て部118A、118Bの外側面に対向する側縁部は、内側方向(図8中、左側方向)へ所定高さ(例えば、約1mmの高さである。)窪んでいる。これにより、各背当て部118A、118Bが各貫通孔119A、119Bに挿入された場合には、各貫通孔119A、119Bの内側面が、各背当て部118A、118Bの外側面に確実に当接するように構成されている。
そして、ベースプレート65上にベースブロック体66、強制ロック機構53やパイプシリンダ62等が配置された状態で、このベースブロック体66のカバープレート57側の側面部に突出する各位置決めボス121を、カバープレート57の各位置決孔122に嵌入して、ベースブロック体66、強制ロック機構53やパイプシリンダ62等の上側にカバープレート57を配置する。また同時に、ピニオンギヤ体33の円筒状の支持部72を、カバープレート57の略中央部に形成された支持孔125に嵌入する。
また、ベースプレート65の側端縁部から略直角に延出された各背当て部118A、118Bを、カバープレート57の各背当て部118A、118Bに対向する側端縁部に形成された各貫通孔119A、119Bに挿通する。そして、このベースブロック体66の外側側面部からカバープレート57側に延出されて、外側方向に弾性変形可能に形成された弾性係止片66Cと、このベースブロック体66の上側側面部からカバープレート57側に延出されて、外側方向に弾性変形可能に形成された弾性係止片66Dとをそれぞれカバープレート57の側端部に係止する。
これにより、カバープレート57がベースブロック体65に配設固定され、パイプシリンダ62がカバープレート57とベースプレート65との間に取り付けられる。また、ピニオンギヤ体33の端部に形成された支持部72が、カバープレート57の支持孔125によって回転可能に支持される。従って、図4に示すように、ピニオンギヤ体33の両端部に形成されたボス部74の基端部と支持部72とが、それぞれベースプレート65の貫通孔83とカバープレート57の支持孔125とによって回転可能に支持される。
また、パイプシリンダ62の各貫通孔114と、カバープレート57の各貫通孔114に対向する位置に形成された貫通孔127と、ベースプレート65の各貫通孔114に対向する位置に形成されたネジ孔141B(図9参照)とが同軸上に配置される。これにより、スチール材等で形成されたストッパーネジ16をカバープレート57側からベースプレート65側へ挿通してネジ止めすることができる。
従って、パイプシリンダ62は、カバープレート57とベースプレート65とによって挟持されると共に、ベースブロック体66と各背当て部118A、118Bとによって両側面部が挟持される。また、パイプシリンダ62のピストン収納部62Bの上端側開口が、カバープレート57の上端部から略直角に延出されたカバー部131によって覆われる。また、ガス発生部材61で発生したガスの圧力によって、シールプレート63が押圧されて、ピストン64がピストン収納部62Bの上端側開口部(図7中、上端部)へ移動した場合には、ピストン64の段差部117が、各貫通孔114に挿通されたストッパーネジ16に当接して、停止させることができる。
[ハウジングユニットの概略構成]
次に、ハウジングユニット5の概略構成について図4、図9及び図10に基づいて説明する。
図9はハウジングユニット5の分解斜視図である。図10はシートベルト用リトラクタ1のロックユニット9を取り除いた状態の側面図である。
図9に示すように、ハウジングユニット5は、ハウジング11と、ブラケット133と、プロテクタ135と、パウル43と、パウルリベット136とから構成されている。
また、ハウジング11は、スチール材等で平面視略コの字状に形成されて、奥側の側壁部12には巻取ドラムユニット6のラチェットギヤ26の先端部が挿入される貫通孔137が形成されている。また、この貫通孔137の斜め下側のパウル43に対向する部分には、切欠部138が形成され、パウル43がスムーズに回動するようになっている。また、この切欠部138の横側にパウル43を回転可能に取り付けるための貫通孔139が形成されている。
また、切欠部138のパウル43が当接する部分には、貫通孔139の同心円上に半円形状の案内部140が形成されている。一方、パウル43の案内部140に当接して摺動する部分は、側壁部12の厚さ寸法にほぼ等しい高さで、この案内部140の側縁と同じ曲率半径の円弧状に窪んだ段差部43Bが側壁部12の厚さ寸法より若干高く形成されている。また、図10に示すように、パウル43の外側の側面の先端部には、ロックユニット9を構成するクラッチ(不図示)のガイド溝(不図示)に挿入される案内ピン43Aが立設されている。
また、図9に示すように、側壁部12の両側端縁部から相対向する各側板部13、14が延出されている。また、各側板部13、14の中央部には、それぞれ開口部が形成され、軽量化及びウエビング3の取り付け作業の効率化等が図られている。また、各側板部13、14の上下端縁部には、所定幅で略直角内側方向に延出された各ネジ止め部13A、13B、14A、14Bが形成されている。また、各ネジ止め部13A、13B、14Aには、各ネジ15がネジ止めされる各ネジ孔141Aがバーリングによって形成され、ネジ止め部14Bには、ストッパーネジ16がネジ止めされるネジ孔141Bがバーリングによって形成されている。尚、ネジ孔141Bを貫通孔として、ストッパーネジ16をナットで締結するようにしてもよい。
また、側板部13の上端縁部に各リベット134によって取り付けられるブラケット133は、スチール材等で形成されて、側板部13の上端縁部から略直角内側方向に延出された延出部にウエビング3が引き出される横長の貫通孔142が形成され、ナイロン等の合成樹脂で形成された横長枠状のプロテクタ135が嵌め込まれている。また、側板部13の下端部には、車両の締結片161(図10参照)に取り付ける際に、ボルト162(図10参照)が挿通されるボルト挿通孔132が形成されている。
また、図9及び図10に示すように、スチール材等で形成されたパウル43は、段差部43Bが案内部140に当接されて、側壁部12の外側から貫通孔139に回転可能に挿通されるパウルリベット136によって、回動可能に固定されている。これにより、パウル43の側面とラチェットギヤ26の側面とが、側壁部12の外側面とほぼ同一面になるように位置される。
また、図10に示すように、プリテンショナユニット7を各ネジ15及びストッパーネジ16によってハウジングユニット5に取り付けた場合には、連結シャフト91の他端側折曲部に取り付けられたメカ側アーム92のボス106が、側壁部12に形成された貫通孔105に回動可能に嵌入されて、切欠部138内に位置するパウル43の下側の側面部の近傍に位置している。また、メカ側アーム92の外側の側面に立設されたボス92Aが切欠部138に挿入されている。また、パウル43は、通常時には、メカ側アーム92に近接した状態で、且つ、ラチェットギヤ26に係合しないようになっている。
また、図4、図9及び図10に示すように、側壁部12に取り付けられたパウル43及びメカ側アーム92の下方には、該側壁部12の下端面から所定高さ上側の位置(例えば、約10mm上側の位置である。)から所定幅(例えば、幅約10mmである。)で、このパウル43及びメカ側アーム92に対向するように内側方向(図4中、左側方向である。)へ略直角に折り曲げられたアーム保護用折曲部143が設けられている。つまり、側壁部12に取り付けられたパウル43及びメカ側アーム92の下方には、所定幅でメカ側アーム92に対向するように略直角に所定長さ(例えば、長さ約10mmである。)内側方向へ延出されたアーム保護用折曲部143が設けられている。
また、図4、図9及び図10に示すように、側壁部13の連結シャフト91に対向する部分には、該連結シャフト91のほぼ全長に渡って対向する横長の開口部144Aが形成され、この開口部144Aの下端縁部から内側方向へ略直角に折り曲げられたシャフト保護用折曲部144Bが設けられている。また、シャフト保護用折曲部144Bのガイドドラム21側の端縁部は、側壁部13に対向する連結シャフト91よりも内側になるように延出されている。また、このシャフト保護用折曲部144Bの下方には、ボルト挿通孔132が形成され、このボルト挿通孔132にボルト162が挿通されてナット163によって車両の締結片161に固着される。
[強制ロック機構及びパウルの動作説明]
次に、車両衝突時等において、プリテンショナ機構17のガス発生部材61の作動によって起動する強制ロック機構53及びパウル43の動作について図11及び図12に基づいて説明する。図11はプリテンショナ機構17のガス発生部材61の作動によってピストン64が移動して、回転レバー88の下端部がギヤ側アーム89の先端部から外れた状態を示す説明図である。図12は図11に対応するパウル43の動作を示す説明図である。
図11に示すように、車両衝突時等において、プリテンショナ機構17のガス発生部材61が作動した場合には、パイプシリンダ62のピストン収納部62B内のピストン64が図7に示す通常状態から、ラック止めピン108を剪断して上方に(矢印X1方向である。)に移動し、ピニオンギヤ体33を正面視反時計方向(矢印X2方向である。)へ回転させる。また、回転レバー88の上端部は、ブロック付勢バネ87Aによって押されたプッシュブロック87によって更に押されるため、この回転レバー88の下端部が、ギヤ側アーム89の先端部から外れる。
そのため、ギヤ側アーム89は、付勢バネ90によって外側方向に押圧されて、正面視反時計方向(矢印X4方向である。)へ回転する。尚、プッシュブロック87は、ブロック付勢バネ87Aによって外側方向へ押圧され、ピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部71と離間した状態で維持されると共に、回転レバー88の上端部を凹部86の内壁面に当接させた状態に維持する。
また、図12に示すように、回転レバー88の下端部が、ギヤ側アーム89の先端部から外れた場合には、このギヤ側アーム89が、正面視反時計方向(矢印X4方向である。)へ回転するため、該ギヤ側アーム89の溝部97内に一端側折曲部が挿入されている連結シャフト91も、軸心回りに正面視反時計方向(矢印X4方向である。)へ回転する。
このため、メカ側アーム92は、連結シャフト91の他端側折曲部が溝部107に挿入されているため、ギヤ側アーム89の回動に伴って正面視反時計方向(矢印X5方向である。)に回動して、パウル43をラチェットギヤ26のラチェットギヤ部45に係合させる。尚、パウル43とラチェットギヤ26のラチェットギヤ部45とは、巻取ドラムユニット6のウエビング3引き出し方向への回転を抑止し、ウエビング3巻き取り方向への回転を許容するように、噛み合う形状とされている。
従って、パウル43とラチェットギヤ26のラチェットギヤ部45とが係合した場合には、巻取ドラムユニット6のウエビング3引き出し方向への回転を抑止するロック動作が行われると共に、ウエビング3巻き取り方向への回転が許容される。尚、クラッチ機構68とピニオンギヤ体33が一体となって回転を開始する以前に、パウル43は巻取ドラムユニット6のウエビング3引き出し方向への回転を抑止しうる状態になる。
また、プリテンショナ機構17の動作後、ピニオンギヤ体33の回転が停止した後は、図11に示すように、回転レバー88の下端部が、ギヤ側アーム89の先端部から外れた状態が維持される。即ち、プリテンショナ機構17の動作後においては、パウル43とラチェットギヤ26のラチェットギヤ部45との係合が維持される。このため、巻取ドラムユニット6のラチェットギヤ26及びワイヤプレート25が、ウエビング3引き出し方向へ回転するのが抑止される。
ここで、巻取ドラムユニット6は、巻取ドラムの一例である。また、プリテンショナ機構17は、プリテンショナ機構部の一例である。また、ベースプレート65は、一方の側壁部の一例である。また、ガス発生部材61、パイプシリンダ62、シールプレート63、ピストン64、ピニオンギヤ体33及びクラッチ機構68は、駆動手段を構成する一例である。また、ラチェットギヤ部45は、ラチェットギヤの一例である。
また、ギヤ側アーム89は、アーム部材の一例である。また、パウル43は、パウルの一例である。また、メカ側アーム92は、押圧部材の一例である。また、プッシュブロック87、ブロック付勢バネ87A、回転レバー88、ギヤ側アーム89、付勢バネ90、連結シャフト91、及びメカ側アーム92は、ロッキング手段の一例を構成する。また、シャフト保護用折曲部144Bは、シャフト保護用延出部の一例である。また、アーム保護用折曲部143は、押圧部材保護用延出部の一例である。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るシートベルト用リトラクタ1では、ハウジング11の側壁部12には、パウル43及びメカ側アーム92の下方に、内側方向へ略直角に折り曲げられたアーム保護用折曲部143が設けられている。また、ハウジング11の側壁部13には、連結シャフト91のほぼ全長に渡って対向するように形成された横長の開口部144Aの下端縁部から内側方向へ略直角に折り曲げられたシャフト保護用折曲部144Bが設けられている。また、このシャフト保護用折曲部144Bの下方には、車両の締結片161に取り付ける際に、ボルト162が挿通されるボルト挿通孔132が形成されている。
従って、シートベルト用リトラクタ1を車両の締結片161に取り付ける場合に、この締結片161の上端部と、連結シャフト91やメカ側アーム92及びパウル43との接触を、シャフト保護用折曲部144B及びアーム保護用折曲部143によって防止することができる。これにより、シートベルト用リトラクタ1を締結片161に取り付ける作業効率の向上を図ることが可能になると共に、信頼性の向上を図ることが可能となる。
また、車両衝突時において、プリテンショナ機構17のガス発生部材61が作動した場合には、パイプシリンダ62のピストン収納部62B内のピストン64が、通常状態から上方に移動して、ピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部71に当接して、該ピニオンギヤ体33を回動させる。これにより、ピニオンギヤ体33のピニオンギヤ部71の歯が、プッシュブロック87を押すため、このプッシュブロック87はベースブロック体66の底面部に立設される位置決突起94を剪断する。そして、位置決突起94を剪断したプッシュブロック87は、ブロック付勢バネ87Aによって押されて、回転レバー88の先端部に当たり、この回転レバー88を押して回動させる。そのため、この回転レバー88の下端部がギヤ側アーム89の先端部から外れる。それにより、ギヤ側アーム89が付勢バネ90によって外側方向に回動され、同時に、連結シャフト91を介してメカ側アーム92が回動して、パウル43を巻取ドラムユニット6のラチェットギヤ26のラチェットギヤ部45に係合させる。
これにより、車両衝突時において、プリテンショナ機構17のガス発生部材61が作動して起動した場合には、ピストン64によるピニオンギヤ体33の回動とほぼ同時に、プッシュブロック87、ブロック付勢バネ87A、回転レバー88、ギヤ側アーム89、連結シャフト91、及びメカ側アーム92によってパウル43を直接回動させて、巻取ドラムユニット6のラチェットギヤ26に係合させることができる。このため、プリテンショナ機構17の起動とほぼ同時に、パウル43が巻取ドラムユニット6のラチェットギヤ26に係合して、巻取ドラムのウエビング3引き出し方向の回転を迅速かつ確実にロックして、乗員によるウエビング3の引き出しを防止し、ベルト荷重の低下を防止することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
1 シートベルト用リトラクタ
3 ウエビング
5 ハウジングユニット
6 巻取ドラムユニット
7 プリテンショナユニット
8 巻取バネユニット
9 ロックユニット
11 ハウジング
12、13、14 側壁部
17 プリテンショナ機構
26 ラチェットギヤ
33 ピニオンギヤ体
43 パウル
53 ロック機構
61 ガス発生部材
62 パイプシリンダ
64 ピストン
68 クラッチ機構
89 ギヤ側アーム
91 連結シャフト
92 メカ側アーム
132 ボルト挿通孔
136 パウルリベット
143 アーム保護用折曲部
144B シャフト保護用折曲部
161 締結片
162 ボルト
163 ナット

Claims (2)

  1. ウエビングを巻回収納する巻取ドラムと、
    前記巻取ドラムを相対向する一対の側壁部間に回転可能に支持するハウジングと、
    車両衝突時に前記巻取ドラムを巻き取り方向に回転させて前記ウエビングを巻き取るプリテンショナ機構部と、
    を備えたシートベルト用リトラクタにおいて、
    前記プリテンショナ機構部は、前記ハウジングの前記一対の側壁部のうちの一方の側壁部の外側に取り付けられて前記車両衝突時に前記巻取ドラムをウエビングの巻き取り方向に回転させる駆動手段を有し、
    前記巻取ドラムは、前記ハウジングの前記一対の側壁部のうちの他方の側壁部の内側に対向する端縁部外周に形成されたラチェットギヤを有し、
    前記ハウジングの前記他方の側壁部の内側に一端側を軸支されて前記ラチェットギヤに係合しない位置に配置されたパウルと、
    前記駆動手段の起動時に該駆動手段によって直接作動されて前記パウルを前記ラチェットギヤに係合した係合状態にロックするロッキング手段と、
    を備え、
    前記ロッキング手段は、
    前記ハウジングの前記一方の側壁部の外側に一端側を軸支されるアーム部材と、
    ハウジングの前記他方の側壁部の内側に一端側を軸支されて前記パウルの前記ラチェットギヤに対して反対側の側面に当接する押圧部材と、
    前記アーム部材と前記押圧部材とを連結する連結シャフトと、
    該ハウジングの前記一方の側壁部の外側に設けられて前記駆動手段の起動時に該駆動手段によって直接作動され、前記アーム部材を回動させることで前記連結シャフトを介して前記押圧部材を前記ラチェットギヤ側に回動させて、該押圧部材を介して前記パウルを該ラチェットギヤに係合させる回動手段と、
    を有し、
    前記ハウジングは、
    前記連結シャフトの外周面に対向する側壁部の前記ウエビングの引き出し方向に対して反対側端縁部に形成された車両へ取り付けるためのボルト挿通孔と、
    該連結シャフトの外周面に対向する側壁部の内側から該連結シャフトの前記ボルト挿通孔側に対向するように延出されたシャフト保護用延出部と、
    を有することを特徴とするシートベルト用リトラクタ。
  2. 前記ハウジングは、前記他方の側壁部の内側から前記押圧部材の前記パウルに対して反対側の側面に対向するように延出された押圧部材保護用延出部を有することを特徴とする請求項1に記載のシートベルト用リトラクタ。
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