JPH0747833Y2 - 電磁調理器 - Google Patents

電磁調理器

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JPH0747833Y2
JPH0747833Y2 JP4735192U JP4735192U JPH0747833Y2 JP H0747833 Y2 JPH0747833 Y2 JP H0747833Y2 JP 4735192 U JP4735192 U JP 4735192U JP 4735192 U JP4735192 U JP 4735192U JP H0747833 Y2 JPH0747833 Y2 JP H0747833Y2
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JP
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electromagnetic cooker
heating element
electromagnetic
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power
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長富 ▲呉▼
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▲呉▼ 長 富
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電磁式調理器、特に発
熱体が調理器本体と重なった位置から同一水平面の他の
位置へ回動し得るようにした電磁式調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電熱式ヒータの代りに、電磁コイ
ルを使用して、それに高周波電流を供給して強力な磁界
を発生させて、磁性体(鉄類)の鍋に渦電流を発生させ
ることによって発熱させる誘導式の電磁調理器が商品化
され、一般家庭およびレストランで広く使われている。
こうした電磁調理器は、図1で示すように、変圧器や周
波数変換器を含む給電回路11や発熱を調整するための
制御回路12を備えた回路板13を収納した電磁調理器
本体1と、この電磁調理器本体1の上面に、重なるよう
に取付けられた、電磁コイル21を有する発熱体2とか
らなっている。そして使用の際には、発熱体2の上に鍋
を置き、電磁調理器本体1の側面に設けられた図示しな
いスライドスイッチのノブを操作して電力を加減するよ
うになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで上述の従来の
電磁調理器は、食卓において使用する場合、電磁調理器
の高さで鍋が高くなって、使用者にとっては不便を感じ
ることがあり、各メーカーは電磁調理器の高さを最小限
に減少する工夫をこらしているが、その高さを使用者に
不便を感じさせない程度に抑えることができない問題が
あった。またレストランでは、食卓に穴をあけて、電磁
調理器の加熱面が食卓面と同一レベルになるように設置
することがあるが、食卓に穴をあけるのが大変であると
ともに、電磁調理器を使用しない場合、それを取外すた
めには手間がかかり、そのままにしておくと体裁が悪く
食卓面のムードを害する問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の問題に
鑑みてなされたもので、食卓の下面にネジで取付けるた
めのブラケットを備える、制御回路と給電回路を収納す
る電磁調理器本体と、前記給電回路に可撓導体を介して
接続される電磁コイルを取付けてなり、その一隅部が前
記電磁調理器本体の一隅部に枢着され、電磁調理器本体
と重なった第1の位置から同一水平面の第2の位置へ約
90°回動し得る発熱体と、前記発熱体が前記第1の位
置にあるときはオフとなって、電源から前記電磁コイル
への給電を遮断し、前記発熱体が前記第2の位置にある
ときはオンとなって電源から前記電磁コイルへの給電を
行なう電源スイッチとを備えてなることを特徴とする電
磁調理器を提供する。
【0005】また、前記発熱体は、前記電磁調理器本体
の上面または下面に取付けてもよい。
【0006】
【作用】本考案による電磁調理器は、食卓の下面に取付
けられて使用する場合には発熱体を食卓の側面に回動突
出させて使用するので、発熱体の表面は食卓面よりやや
低くなり、鍋をそれに置いた場合、やや低めになるので
鍋の食物を取るのに便利であり、使用しない場合は発熱
体を食卓の下面に戻しておくので目につかず、食卓の体
裁を悪くすることがない。さらに、本考案による電磁調
理器は、発熱体が電磁調理器本体と重なった状態、すな
わち第1の位置では、電源スイッチはオフになって、発
熱体の電磁コイルへの給電が遮断される。そして、発熱
体が電磁調理器本体に対して約90°回動されて第2の
位置にある状態では電源スイッチはオンになって発熱体
の電磁コイルへの給電が行なわれる。したがって、電磁
調理器を使用している状態では、発熱体は電磁調理器本
体から分離された位置にあるので、回路板に熱が伝わる
ことはない。
【0007】
【実施例】図2(A)と図2(B)に、本考案の電磁調
理器の一実施例を示す。図において、電磁調理器本体1
は、給電回路11および制御回路12を取付けた回路板
13を内蔵しており、上面は板体1Aで閉塞され、下面
には、発熱体2が電磁調理器本体1の一隅34に回動可
能に取付けられている。発熱体2には、可撓導体33を
介して給電回路11に接続された電磁コイル21が取付
けられ、その表面には表板21Aが取付けられている。
さらに、電磁調理器本体1には、マイクロスイッチから
なる電源開閉操作スイッチ(電源スイッチと略称する)
32が設けられ、発熱体が電磁調理器本体1の下面に、
重なった位置(第1の位置)にある場合は、電源スイッ
チ32は発熱体2に押圧されてオフとなるようにセット
されている。また電磁調理器本体1の前記一隅34に
は、突出部が形成され、それに設けられた穴に枢軸(ボ
ルト)36を通して発熱体2が一隅35に回動可能に連
結し、ナット37を枢軸36に螺合させて発熱体2を保
持している。
【0008】前記発熱体2は図2(B)に示すように、
枢軸36を中心にして、約90°回動して電磁調理器本
体1の下面に完全に開放した状態にする第2の位置に設
定することができる。そしてこの位置では、前記電源ス
イッチ32の押圧は解除されて、電源スイッチ32はオ
ンとなって電磁調理器本体1の回路板13および発熱体
2の電磁コイル21に電源が投入されるようになってい
る。
【0009】また図3および図4に示すように、電磁調
理器本体1の一隅34の突出部の下方に伸び出す突起5
2を形成し、発熱体2が前記第2の位置へ回動された場
合突起51に突起部52が当接してその位置を限定する
ようにすると好都合である。
【0010】また電磁調理器本体1の上面板体の隅部に
ブラケット31を形成して、ボルトで食卓の下面に電磁
調理器本体1を取付けて使用するようになっている。そ
して使用時には図4に示すように発熱体2を電磁調理器
本体1から回動させて食卓の側面に突出する第2の位置
に設定すれば、電源が投入されて使用可能の状態にな
り、使用後には、発熱体2を電磁調理器本体1の下面に
重なる第1の位置に押し戻せば、電源は切られ、使用不
可の状態になる。
【0011】次に、本考案の他の実施例を図5(A)お
よび図5(B)を参照して説明する。また図において、
前述の実施例と同一部材は同一番号を付けて表示する。
【0012】図5(A)において、電磁調理器本体1
は、底面が板体1Aで閉塞され、発熱体2は、電磁調理
器本体1の上面に取付けられる。また電磁調理器本体1
の一隅の突出部34の位置と、ブラケット31との関係
はブラケット31に挿入する取付ボルト(図示しない)
が、発熱体2の回動の邪魔に、または妨害にならないよ
うに配置すればよく、また、電磁調理器本体1を食卓の
下面に取付ける場合、発熱体2の上面と、食卓の下面に
所定の隙間が形成されるように、ブラケット31の上面
を、発熱体2の上面よりやや高く形成する。その他の構
成と作用は前記の実施例と同一であるので、その説明は
省略する。
【0013】さらに、図6に示すように、発熱体2の表
面の、電磁コイルに対応する部分に浅い凹部22を形成
して、鍋などの容器が調理中に滑って移動するのを防止
するようにすることもできる。
【0014】
【考案の効果】本考案によれば、電磁調理器を食卓の下
面に取付けて、その発熱体を電磁調理器本体から回動し
て離れた位置で使用するようにしたので、発熱体の上に
置く鍋などの高さが低くなり、食卓において鍋の中の食
物を取るのに不便を感じることがなくなる。また、使用
しない場合は発熱体を食卓の下面に戻しておけば、電磁
調理器は目に付かないので、食卓の体裁を損うことがな
い。
【0015】さらに、電源スイッチを発熱体の回動によ
ってオン、オフ動作させるようにしたので、発熱体が電
磁調理器本体と重なった、使用不可の状態で誤って電源
を投入することを確実に防止したので、安全性を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電磁調理器の概略を示す断面図である。
【図2】本考案の一実施例の概略を示す断面図であっ
て、(A)は発熱体が電磁調理器本体と重なった状態
を、(B)は発熱体を90°回動させた状態を示す。
【図3】図2に示す電磁調理器の概略を示す分解図であ
る。
【図4】図2に示す電磁調理器の使用状態を示す斜視図
である。
【図5】本考案の他の実施例の概略を示す断面図であっ
て、(A)は発熱体が電磁調理器本体と重なった状態
を、(B)は発熱体を約90°回動させた状態を示す。
【図6】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電磁調理器本体 1A 板体 2 発熱体 11 給電回路 12 制御回路 13 回路板 21 電磁コイル 21A 表板 31 ブラケット 32 電源開閉操作スイッチ(電源スイッチ) 33 可撓導体 36 枢軸(ボルト) なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食卓の下面にネジ止めするためのブラケ
    ットを備え、制御回路と給電回路を収納する電磁調理器
    本体と、前記給電回路に可撓導体を介して接続される電
    磁コイルを取付けてなり、その一隅部が前記電磁調理器
    本体の一隅部に枢着され、電磁調理器本体と重なった第
    1の位置から同一水平面の第2の位置へ約90°回動し
    得る発熱体と、 前記発熱体が前記第1の位置にあるときはオフとなっ
    て、電源から前記電磁コイルへの給電を遮断し、前記発
    熱体が前記第2の位置にあるときはオンとなって電源か
    ら前記電磁コイルへの給電を行なう電源スイッチとを備
    えてなることを特徴とする電磁調理器。
  2. 【請求項2】 前記発熱体を前記電磁調理器本体の下面
    に取付けた請求項1記載の電磁調理器。
  3. 【請求項3】 前記発熱体を前記電磁調理器本体の上面
    に取付けた請求項1記載の電磁調理器。
JP4735192U 1992-07-07 1992-07-07 電磁調理器 Expired - Lifetime JPH0747833Y2 (ja)

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JP4735192U JPH0747833Y2 (ja) 1992-07-07 1992-07-07 電磁調理器

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JPH0629087U JPH0629087U (ja) 1994-04-15
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KR102500523B1 (ko) * 2016-03-28 2023-02-15 엘지전자 주식회사 유도가열기

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JPH0629087U (ja) 1994-04-15

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