JPH0289924A - 複合調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、高周波電波による誘電加熱および高周波磁
界による誘導加熱を可能とする複合調理器に関する。

（従来の技術） 調理器においては、高周波電波による誘電加熱および高
周波磁界による誘導加熱を可能とし、電子レンジとして
の調理機能と電磁調理器としての調理機能を合せ持つ便
利なものがある。

このような複合形調理器の場合、誘電加熱部の電源と誘
導加熱部の電源とを共通化することができ、しかも誘電
加熱部の操作パネルと誘導加熱部の操作パネルについて
も共通化することができ、多機能の上に本体がコンパク
トにまとまるという特長を有している。

（発明が解決しようとする課題） ところで、Ｍ７１に加熱部の扉は本体の前面に設け、一
方の誘導加熱部のトッププレートは本体の上面に設ける
のが普通となっている。

このため、本体の前面に操作パネルがある場合、誘電加
熱に際しては操作が便利であるが、誘導加熱に際しては
操作が非常に不便である。

逆に、本体の上面に操作パネルがある場合には、誘導加
熱に際して操作が便利であるが、誘電加熱に際しては操
作が非常に不便となる。

この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、誘電加熱に際しても誘導加熱
に際しても常に便利な操作を可能とする使い勝手にすぐ
れた複合調理器を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 誘電加熱部および誘導加熱部からなり、誘電加熱部の扉
を本体の前面に備え、誘導加熱部のトッププレートを本
体の上面に備えた複合調理器において、本体の前面と上
面との境界部に設けられ仰角の変化が自在な操作パネル
と、前記誘電加熱部および誘導加熱部にそれぞれ被加熱
物があるかどうかを検知する手段と、この検知結果に応
じて前記操作パネルの仰角を可変駆動する手段とを備え
る。

（作用コ 誘電加熱部と誘導加熱部のうちどちらを使用するかに応
じて操作パネルの仰角が自動的に変化する。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第２図において、１は複合調理器の本体で、前面に誘電
加熱部の扉２を開閉自在に枢支し、その扉２に対応する
本体１内に加熱室３を配設している。この加熱室３内に
は後述するマグネトロン６１から高周波電波が供給され
るようになっている。

本体１の上面にはＭ導加熱部のトッププレート４を嵌め
込み、そのトッププレート４の周囲を飾り枠５で固定し
ている。

しかして、本体１の前面と上面との境界となる角部に切
欠き６を形成し、そこに操作パネル７を設ける。

操作パネル７は、仰角の変化が自在のもので、誘電加熱
部と誘導加熱部の両方に共通の表示器８およびキーボー
ド９を有している 表示器８は、時間や加熱出力などを表示するためのもの
である。

キーボード９は、誘電加熱と誘導加熱の加熱モードを切
換えるためのモード切換キー、調理時間や加熱出力レベ
ルを設定するための数値キー、調理を開始するための調
理開始キー、設定内容を取消すための取消しキーなどを
有している。

一方、加熱室３の底面裏側に第３図に示す重量センサ２
０を設けている。

ｌｉセンサ２０は、フレーム２１にロバ−パル機構２２
を介してモータ取付板２３を取付け、そのモータ取付板
２３にＲＴモータ２４を設けている。

ＲＴモータ２４は、上方の加熱室３内に延びる回転軸２
５を有しており、その回転軸２５にセットされるターン
テーブル（図示しない）を回転駆動するものである。

回転軸２５にはターンテーブルを介して非加熱物の重量
がかかるようになっており、重量がかかるとＲＴモータ
２４およびモータ取付板２３が下降１７、それがグロー
バル機構２２に伝わるようになっている。

さらに、フレーム２１にセンサ板（上）２６ａを取付け
、そのセンサ板２６ａの下面と離間対向してセンサ板（
下）２６ｂを設けている。このセンサ板２６ｂは、グロ
ーバル機構２２に取付けている。

すなわち、センサ板２６ａ、２６ｂによってコンデンサ
を形成しており、回転軸２５にｆｆ１ｆｆｉがかかって
グローバル機構２２が下降するとそれをコンデンサ容量
の変化として捕え、重量データとして出力するようにな
っている。

そして、ＲＴモータ２４の下方部にマイクロスイッチ３
０を設けている。このマイクロスイッチ３０は、加熱室
３内の被加熱物の有無を検知するためのもので、ＲＴモ
ータ２４が下降するとオンするようになっている。

なお、２７は下降に規制を与えるためのストッパである
。

また、第４図に示すように、トッププレート４はクツシ
ョン部材４１を介して本体１の上面に載せている。さら
に、上面の裏側において、トッププレート４と対応する
位置に支持板４２を設け、その支持板４２の上面に誘導
加熱部の要部である加熱コイル４３を設けている。

すなわち、加熱コイル４３から高周波磁界を発生させ、
トッププレート４上の被加熱物を誘導加熱するようにな
っている。

さらに、支持板４２の裏面にスイッチボックス４４を設
けてその中にマイクロスイッチ４５を設けている。そし
て、トッププレート４の裏面にロッド４６を取付け、そ
のロッド４６を加熱室１の上面、加熱コイル４３の中心
、および支持板４２を通して上記マイクロスイッチ４５
のアクチュエータに対向させている。

つまり、マイクロスイッチ４５は、トッププレート４に
おける被加熱物の有無を検知するためのもので、トップ
プレート４上に被加熱物が載せられるとロッド４６の抑
圧を受けてオンするようになっている。

制御回路を第１図に示す。

５０は主制御部であるところのマイクロコンピュータで
ある。

このマイクロコンピュータ５０に、インバータ回路５１
、モータドライブ回路５２、表示器８、キーボード９、
重量センサ２０を接続する。

さらに、ｆｆｉ量センサ２０におけるマイクロスイッチ
３０をマイクロコンピュータ５０に接続する。

トッププレート４の下方のマイクロスイッチ４５に抵抗
５３を介して直流電圧Ｖｃｃを印加し、そのマイクロス
イッチ４５に生じる電圧をマイクロコンピュータ５０に
供給する。

インバータ回路５１は、商用交流電源６０の電圧をマイ
クロコンピュータ５０の指令に応じた所定周波数および
電圧の交流に変換し、それをマイクロコンピュータ５０
の指令に応じて加熱コイル４３またはマグネトロン６１
に供給するものである。

マグネトロン６１は、加熱室３内に高周波電波を供給す
るもので、誘電加熱部の要部である。

モータドライブ回路５２は、マイクロコンピュータ５０
の指令に応じてステッピングモータ６２を動作させ、操
作パネル７の仰角を可変駆動するものである。

つぎに、上記のような構成において動作を説明する。

誘電加熱を行なう場合、扉２を開けて加熱室３内のター
ンテーブルに被加熱物を載置する。すると、重量センサ
２０におけるマイクロスイッチ３０がオンする。

マイクロスイッチ３０がオンすると、マイクロコンピュ
ータ５０はステッピングモータ６２を一方向に所定ステ
ップ動作させ、操作パネル７をほぼ前方に向かせる。

こうして、操作パネル７が前方に向くと、使用者は扉２
に向かったままの格好で操作パネル７をスムーズに操作
することができる。

一方、誘導加熱を行なう場合、トッププレート４に被加
熱物（磁石性体鍋）を載置する。すると、トッププレー
ト４の下方のマイクロスイッチ４５がオンし、そのマイ
クロスイッチ４５からマイクロコンピュータ５０への入
力が論理′０”となる。

入力が論理″０”になると、マイクロコンピュータ５０
はステッピングモータ６２を上記と反対方向に所定ステ
ップ動作させ、操作パネル７を斜め上方ないしそれより
上に向かせる。

こうして、操作パネル７がほぼ上方に向くと、使用者は
トッププレート４に被加熱物を載せる作業をしたままの
格好で操作パネル７をスムーズに操作することができる
。

このように、操作パネル７の仰角を使用状況に応じた最
適な位置に自動的に設定するようにしたので、常に便利
な操作が可能であり、使い勝手にすぐれたものとなる。

なお、上記実施例では、被加熱物の有無をその被加熱物
の重さを利用して検知したが、その検知手段に限定はな
く、適宜に選定可能である。

また、操作パネル７の仰角を可変駆動する手段としてス
テッピングモータ６２を用いたが、同様の機能を有する
ものであれば、他の手段を用いてもよい。

その他、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。

［発明の効果］ 以上述べたようにこの発明によれば、誘電加熱部および
誘導加熱部からなり、誘電加熱部の扉を本体の前面に備
え、誘導加熱部のトッププレートを本体の上面に備えた
複合調理器において、本体の前面と上面との境界部に設
けられ仰角の変化が自在な操作パネルと、前記誘電加熱
部および誘導加熱部にそれぞれ被加熱物があるかどうか
を検知する手段と、この検知結果に応じて前記操作パネ
ルの仰角を可変駆動する手段とを備えたので、誘電加熱
に際しても誘導加熱に際しても常に便利な操作を可能と
する使い勝手にすぐれた複合調理器を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例における制御回路の構成を
示す図、第２図は同実施例の外観を示す斜視図、第３図
は同実施例における重量センサおよびその周辺部の構成
を断面して示す図、第４図は同実施例におけるトッププ
レートおよびその周辺部の構成を断面して示す図である
。 １・・・本体、３・・・加熱室、４・・・トッププレー
ト、７・・・操作パネル、２０・・・重】センサ、３０
゜４５・・・マイクロスイッチ、５０・・・マイクロコ
ンピュータ、６２・・・ステッピングモータ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 誘電加熱部および誘導加熱部からなり、誘電加熱部の扉
   を本体の前面に備え、誘導加熱部のトッププレートを本
   体の上面に備えた複合調理器において、本体の前面と上
   面との境界部に設けられ仰角の変化が自在な操作パネル
   と、前記誘電加熱部および誘導加熱部にそれぞれ被加熱
   物があるかどうかを検知する手段と、この検知結果に応
   じて前記操作パネルの仰角を可変駆動する手段とを具備
   したことを特徴とする複合調理器。