JPH0744853U - 輻射スポットの位置を電気力学制御する電気光学装置 - Google Patents

輻射スポットの位置を電気力学制御する電気光学装置

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JPH0744853U
JPH0744853U JP003059U JP305995U JPH0744853U JP H0744853 U JPH0744853 U JP H0744853U JP 003059 U JP003059 U JP 003059U JP 305995 U JP305995 U JP 305995U JP H0744853 U JPH0744853 U JP H0744853U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部衝撃に感受性が低く、より大きな動的帯
域幅を有し、簡単な構成で小形の電気光学装置を提供す
る。 【構成】 フレーム(29)と、レンズ系(32)と、
レンズ系を載置したレンズマウント(31)と、1個の
軸受を備えた支持手段(36)と、輻射スポットを焦点
調節させる第1の電磁アクチュエーター手段と、トラッ
ク追従させるための第2の電磁アクチュエーター手段と
を具え、前記第1ならびに第2のアクチュエーター手段
が、それぞれレンズマウントにその周辺にそってすくな
くとも一部が位置し、互いからはなれて軸をなして位置
する第1(30B)ならびに第2(37B)の永久磁石
のアクチュエーター手段と、レンズマウントのまわりに
空隙を形成するよう位置し、互いからはなれて軸をな
し、同じコイル巻枠に配備される複数の共軸コイルをな
す第1(30A)ならびに第2(37A)のアクチュエ
ターコイル手段とを具える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、可動情報キャリヤの情報担体を表わすほぼ平坦な面に対し輻射ス ポットの位置を2方向に制御する輻射スポットの位置を電気力学制御する電気光 学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光学記録プレヤー用のかかる電気光学装置はヨーロッパ特許出願第68757 号に 開示されている。レンズ系は端壁とこの端壁に接した円筒状のスリーブを具えた レンズマウントの端壁に中心をはずれて配備されている。スリーブ軸受は端壁か ら軸方向に延在し軸受ピン上をすべり可能である。円筒状スリーブはアクチュエ ーター手段の一部を形成するステーター翼の部分間空隙で旋回軸のまわりで軸方 向移動可能であり旋回可能である。このステーター翼は環状永久磁石を備え、ス テーターはレンズマウント上の複数の可動アクチュエーター手段と共働する。
【0003】 これら手段は、軸方向移動のために円筒状スリーブのまわりに巻かれたコイル と、円筒状スリーブに接着剤でとりつけられレンズマウントの旋回運動のため円 筒状スリーブの形と整合して曲げられた4つ組の矩形状コイルを具えている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一般にこの形の電気光学装置は輻射スポット位置の十分な制御を保証するため 大きな動的帯域幅を持たねばならない。大きな動的帯域幅はまた他の理由で重要 である。動的制御形が衝撃に起因する輻射スポットの位置の誤差をより速く除去 できるにつれ装置の衝撃に対する感受性は減少する。特にもし電気光学装置が例 えば乗物に使用される光学音声記録プレーヤーに編入される時は、この第2の理 由の重要性はより明瞭になるであろう。記述してきた電気光学装置は外部衝撃に 感受性があり、レンズ形の中心をはずれた位置故にまた円筒状スリーブのレンズ マウントの質量の本体部の比重が大きい故に反応がおそい。それ故外部衝撃を削 減するためには望ましい以上の力が要求される。コイルで消費される熱とか要求 される制御回路の大きさの観点からは低い力が望ましい。さらに公知の装置は複 雑な構成である。
【0005】 従って本考案の目的は、冒頭にのべた電気光学装置で、外部衝撃に感受性が低 く、より大きな動的帯域幅を有し、簡単な構成で大きさの小さい装置を提供せん とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案輻射スポットの位置を電気力学制御する電気 光学装置は、当該装置が、フレーム(枠)と;前記輻射スポットがそれに沿って 焦点調節される光軸を有する少なくとも1個のレンズを具えたレンズ系と;前記 光軸に平行でそれとはなれた旋回軸のまわりに制限された範囲で旋回可能で、前 記旋回軸にそって制限された範囲で移動可能なレンズマウントと;旋回軸を規定 する1個の軸受を具えた支持手段と;輻射スポットを焦点調節させるためレンズ マウントを旋回軸にそって移動させる第1の電磁アクチュエータ手段と;トラッ ク追従させるためレンズマウントを旋回軸のまわりに旋回させる第2の電磁アク チュエーター手段とを具え、前記レンズマウントが光軸と旋回軸とを横切る方向 に延在する最大縦方向の大きさと、その縦方向の大きさより小さい横方向の大き さとを有し、そのレンズマウントは縦方向の大きさにそって旋回軸に対し互いに 反対側に位置する2つの部分を備え、該2つの部分の1つの部分にはレンズ系が しっかりと取付けられ、該2つの部分の他の部分には釣合部材が備えられ、前記 2つの部分がそれによってレンズマウントが静的および動的にほぼバランスがと れる少なくともほぼ同じ質量と少なくともほぼ同じ質量分布を有するようレンズ 系と釣合部材が旋回軸に対して対称に位置する組を形成し、前記第1ならびに第 2のアクチュエーター手段が、それぞれレンズマウントに第1ならびに第2の永 久磁石のアクチュエーター手段とフレームに第1ならびに第2のアクチュエータ ーコイル手段とを具え、該第1ならびに第2の永久磁石のアクチュエーター手段 が、レンズマウントの周辺にそってすくなくとも一部が位置し、互いからはなれ て軸をなして位置し、前記アクチュエーターコイル手段がレンズマウントのまわ りに空隙を形成するよう位置し、互いからはなれて軸をなし、同じコイル巻枠に 配備される複数の共軸コイルを具えたことを特徴とするものである。
【0007】 細長い形状の結果、レンズマウントの質量は最小化される。横方向の大きさは レンズ系の直径に適合することができる。レンズマウントをとおり直角に延在す る開孔にレンズ系を配備することが望まれる時でさえ、それ故レンズ系の全周辺 はレンズマウントの部分でかこまれる時でさえ、レンズ系の直径の2倍以上大き なレンズマウントの横方向の大きさは必要とはされないであろう。旋回軸に対し 向かい合った側に位置するレンズマウントの2つの部分は、同じかほぼ同じ質量 ならびに同じかほぼ同じ質量分布を有するから、レンズマウントは静的にも動的 にもほぼ平衡にある。この結果、レンズマウントは衝撃からまぬがれ、レンズマ ウントの支持手段は情報キャリヤのトラックに追従して稼動するレンズマウント の旋回運動時の変化する力の影響を受けない。
【0008】 装置を完成させるために、ヨーロッパ特許出願第74131 号は、また輻射スポッ トで光学ディスクの記録トラックに書込んだりならびに/または、から読み出し たりするレンズマウントを具えた装置について述べている。その装置は旋回アー ムと、光学ディスクの情報面に輻射ビームの焦点を調節するためその旋回アーム に対して移動するレンズ系とを具えている。このためレンズ系は板ばねで旋回ア ームからつるされている。旋回アームは光学ディスクの全情報面を輻射スポット を放射状に動かしトラック誤差を矯正するよう旋回軸のまわりにそれ自身旋回可 能である。
【0009】 この構成の欠点は旋回アームの大きな大きさとか質量が必要なことで、そのた め装置は比較的高い慣性を有することである。この公知の装置は、小さい外部振 動のみを受ける時には十分な結果を提供する。しかし、しばしば大きな衝撃や振 動を受ける条件、例えば装置が動く容器または乗物のなかで使用される時は、動 的帯域幅があまりにせまくて結果として起る輻射スポットの位置逸脱を完全に消 去することができなかった。外部の影響の消去には、また旋回アームの大きさと か質量を大きくするため相当な力が要求され、要求される力が乗物の場合など電 池で供給される時は問題となるだろう。さらに焦点調節は公知の装置で板ばねが 連続的に変形せねばならないから相当な力が要求される。
【0010】 この考案になる装置は全く異なった構成が本質的に大きさならびに重量を削減 できるから上述の欠点を有しない。 軸受ピンの第1端が、前述のヨーロッパ特許出願第68757 号になる電気光学装 置の場合のごとく、フレームに接続される時は、本考案の前記支持手段がその軸 が旋回軸を形成する軸受ピンを具え、該軸受ピンの第2端が前記レンズマウント から突出するよう軸受ピンがレンズマウントを介して延在するとともに、前記軸 受ピンが細い可撓性の金属線を具え、軸受ピンの第1端が前記フレームにとりつ けられた支持体に接続され、軸受ピンの2つの端の少なくとも1端の位置が、旋 回軸を横切る方向に調整可能であることを特徴とする有益な実施態様が使用され る。細い軸受ピンの使用は軸受それ故にレンズマウントに及ぼす摩擦トルクが、 小さな半径で働く故小さいという有利さがある。軸受ピンの端部の1端の位置が 調整可能であるため、フレームに接続している電気光学装置の他の部分に対する レンズ系の光軸のわずかな変位の矯正ができる。この実施態様の結果、電気光学 装置は安価な軸受ピンが使用され、簡便な敏速な方法でマウントされ、レンズマ ウントは旋回運動の際最小の摩擦しか受けない。この点で本考案の重要な他の実 施態様は、前記レンズマウントが前記軸受ピン用に互いにはなれて2個の環状ル ビー軸受を具えたことを特徴とする。かかる軸受は商業上有用で長寿命を有し最 小の摩擦しか生じない。
【0011】 さらに本考案は簡単なコイル形態が使用できるという有益さがあり、前記第1 ならびに第2のアクチュエーター手段が、フレームに第1ならびに第2のアクチ ュエーターコイル手段を具え、前記アクチュエーターコイル手段がレンズマウン トのまわりに空隙を形成するよう位置し、互いからはなれて軸をなし、同じコイ ル巻枠に配備される複数の共軸コイルを具えている。コイルは同じコイル巻枠の 外周に簡単な手順で巻かれる。図面を参照して後述するごとくコイル巻枠はまた レンズマウント用カバーとして使用される。
【0012】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明するが、本考案実施例の説明 に先立ち、本考案の理解を容易にするため、これと類似の実願昭59−1801 42号に記載されているその実施例の説明を転用する。
【0013】 図2および図3に示す実願昭59−180142号記載の電気光学装置は、ほ んの一部分しか図示してない可動情報キャリヤ3の情報担体2に対して輻射スポ ット1の位置を動的に制御する。情報キャリヤは例えば光学音声ディスクまたは 光学映像ディスクのようなものでよい。装置はフレーム4と光軸6を有するレン ズ系5を具えている。レンズ系はなかんずくフレーム4に配備された固定レンズ 7を具えた対物レンズの可動部を形成する。フレーム4の内部に位置する電気光 学装置の部分は本願人のヨーロッパ特許出願第77581 号に開示した電気光学装置 の固定部分と同じである。装置のこの部分はこの場合関係がないのでより詳細に は述べないが、唯この部分に配備された半導体レーザーはレンズ系5によって光 スポット1に収束する光ビーム8を生ずる。
【0014】 レンズ系5はレンズ系の光軸6と平行にこれとはなれて延在する旋回軸10のま わりに、フレーム4に対して制限された範囲で旋回可能なレンズマウント9にマ ウントされている。レンズマウントはまた旋回軸10にそって制限された範囲で移 動可能である。これら2つの動きは情報キャリヤ上の情報担体2に輻射スポット を2方向に、すなわち情報担体上に輻射スポットを焦点調節させるため光軸にそ って、さらに情報担体のトラックに輻射スポットを追従させるため旋回軸10のま わりに結果として光軸に直角な面内で弓形の方向に追従させることができる。レ ンズマウントの前記動きを実行可能とする支持手段は、その軸が旋回軸10を形成 する軸受ピン11と軸受ピンのまわりに適合し軸方向に互いに離れた2つの環状軸 受12とを具えている。
【0015】 レンズマウント9を旋回軸10にそって移動させるためには、フレーム4に配備 されたコイル13Aと、コイル13Aと同中心にレンズマウントに配備された環状永 久磁石13Bとの形で第1の電磁的に協働するアクチュエーター手段13が備えられ ている。さらに旋回軸のまわりにレンズマウントを旋回運動させるためには、フ レーム4上に配備された2つのコイル14Aとレンズマウント9上に配備された永 久磁石14B1と14B2とを具えた第2のアクチュエーター手段14が備えられてい る。
【0016】 レンズマウント9はレンズ系5の光軸6と旋回軸10を横切る線にそって延在す る最大長手方向の大きさを有するこの実施例ではほぼ棒状である。横方向の大き さはレンズ系5の大きさの2倍より大きくない。レンズ系5と旋回軸に対し反対 側に位置して対応質量(釣合部材)15がレンズマウント9の開孔16に配備されて いる。旋回軸10の反対側に位置するレンズマウント9のこの2つの部分は、ほぼ 同じ質量と質量分布を持っている。釣合部材15の材質、大きさそして位置の選択 によって、レンズ系5と軸10に対し反対側にあるレンズマウントのその部分の質 量および質量分布は影響される。図2および図3に示すレンズマウントは矩形の 断面を有している。この場合レンズマウントについては他の形状を選択してもよ い。例えば旋回軸の一方の側にあるレンズマウントの形状が他の側の形状と異な っていてもよい。必ずしもレンズマウントにとりつけられる分離部品の形で対応 質量を使用する必要はない。代わりに釣合部材はレンズマウントと一体構造であ ってもよい。
【0017】 軸受ピン11の第1端11Aはフレーム4に接続している。軸受ピンはレンズマウ ントを通って延在し、それでピンの第2端11Bはレンズマウントから突き出てい る。軸受ピンは細い可撓性の金属線、例えば銀鋼線(silver steel wire) からな っている。レンズマウント9は、フレーム4にとりつけられその中に軸受ピン11 の第2端11Bが適合する穴18を有して形成されるカバー17でおおわれ、従ってカ バー17は軸受ピン11用の支持体として作用する。カバーはまた光ビーム8の通過 用開穴19を有している。カバー17をフレーム4にしっかりととりつけるために、 3個のボルトをフランジ22のわずかに大きな直径の穴21を通過させフレーム4の ねじ山のある穴23にねじ締めする。軸受ピン11の端部11Bの位置はカバー17を変 位することによって旋回軸10と直角方向に調整することができる。これはレンズ 系5の光軸の位置を、フレーム4に収容される光学装置の部品に対しそれを整列 するため、装置の組立てに際しある程度動かすことを可能にする。
【0018】 2個の軸受12は環状のルビー軸受で、時計にしばしば使用され公知の精密な器 具である。
【0019】 第2のアクチュエーター手段14Aと14Bはレンズマウント9の端部近傍に配置 されている。図2に図示されているようにコイル14Aは方形である。2個の対応 する永久磁石14Bは方形コイル14Aの両側で協働する。これらの磁石はそれぞれ のコイル面の直角方向に各々磁化され、コイル14Aの一方の巻線を流れる電流の 方向が他のコイルの巻線を流れる電流の方向と反対である故、磁石の一方の側近 傍の磁化ベクトルは他の側近傍のそれと反対である。かくて2個のコイルはレン ズマウント9の端部に等しい旋回力をあたえる。第1のアクチュエーター手段13 Aと13Bは旋回軸10近傍のレンズマウントの端部間に配備されている。円筒状コ イル13Aは適切な手段たとえば接着の手段でフレーム4に接続されたコイル巻枠 24に巻かれている。永久磁石13Bは軸をなして磁化され、鉄製支持物25に配備さ れている。かくて永久磁石の磁界は或程度遮蔽されコイル13A近くにわずか集中 する。支持物25はまたルビー軸受12を支持するに用いられる。
【0020】 コイル13Aと2個のコイル14Aのコイル導線はフレーム4の上側面にある接続 板27のピン26に接続されている。これらコイルとフレーム4内の電気光学装置に 属する電気部品との電気接続のために、多極コネクター28がフレームに配備され ている。
【0021】 図1図示の本考案に係る実施例は図2および図3に示されたそれと部分的に非 常によく似ている。例えばフレーム29はコイル13Aと14Aの省略以外はフレーム 4と同じである。相異は図1図示装置の上の部分に限定される。第1ならびに第 2のアクチュエーター手段は、第1の永久磁石のアクチュエーター手段30Bと第 2の永久磁石のアクチュエーター手段37Bをそれぞれ具え、それらはレンズ系32 と対応質量(釣合部材)33とともにレンズマウント31の部分を形成する。レンズ 系は光軸34を有し軸受ピン36の軸で形成される旋回軸35のまわりに旋回可能、に そって移動可能である。第1のアクチュエーター手段はまた2個のアクチュエー ターコイル30Aを具え、第2のアクチュエーター手段はアクチュエーターコイル 37Aを具えている。永久磁石30Bはそれぞれ北極と南極に関しNとSの符号で矢 印で示される方向に軸をなして磁化されている。第2の永久磁石のアクチュエー ター手段37Bは2個の永久磁石の37B1と37B2を具え、それらは再び関連した 矢印で示されるごとく旋回軸35と直角に反対方向に磁化されている。2個のコイ ル30Aとコイル37Aは共通のコイル巻枠48に互いにはなれて共軸であり、それら コイル巻枠はまたレンズマウント31用のカバーとしてさらに軸受ピン36の第2端 36B用の支持物として作用する。2個の軸をなしはなれたコイル30Aの使用で、 軸をなして磁化された永久磁石30Bとともに比較的大きなストロークとほぼ直線 的特性を持ったアクチュエーターを構成するコイル配列が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案実施例の部分斜視図で、簡潔のた
めカバーの部分が取りさられている図である。
【図2】図2は実願昭59−180142号記載の実施
例における電気光学装置の分解斜視図である。
【図3】図3はレンズマウントの長手方向にとられた図
2図示の電気光学装置の部分断面図である。
【符号の説明】
29 フレーム 30A 2個のコイル 30B 永久磁石 31 レンズマウント 32 レンズ系 33 対応質量 34 光軸 35 旋回軸 36 軸受ピン 36B 軸受ピン第2端 37A コイル 37B1,37B2 永久磁石 48 コイル巻枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ヘラルド エドゥアルド ファン ロース マレン オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ 1

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動情報キャリヤの情報担体を表わすほ
    ぼ平坦な面に対し輻射スポットの位置を2方向に制御す
    る電気光学装置において、その装置がフレーム(枠)
    と;前記輻射スポットがそれに沿って焦点調節される光
    軸を有する少なくとも1個のレンズを具えたレンズ系
    と;前記光軸に平行でそれとはなれた旋回軸のまわりに
    制限された範囲で旋回可能で、前記旋回軸にそって制限
    された範囲で移動可能なレンズマウントと;旋回軸を規
    定する1個の軸受を具えた支持手段と;輻射スポットを
    焦点調節させるためレンズマウントを旋回軸にそって移
    動させる第1の電磁アクチュエーター手段と;トラック
    追従させるためレンズマウントを旋回軸のまわりに旋回
    させる第2の電磁アクチュエーター手段とを具え、 前記レンズマウントが光軸と旋回軸とを横切る方向に延
    在する最大縦方向の大きさと、その縦方向の大きさより
    小さい横方向の大きさとを有し、そのレンズマウントは
    縦方向の大きさにそって旋回軸に対し互いに反対側に位
    置する2つの部分を備え、該2つの部分の1つの部分に
    はレンズ系がしっかりと取付けられ、該2つの部分の他
    の部分には釣合部材が備えられ、前記2つの部分がそれ
    によってレンズマウントが静的および動的にほぼバラン
    スがとれる少なくともほぼ同じ質量と少なくともほぼ同
    じ質量分布を有するようレンズ系と釣合部材が旋回軸に
    対して対称に位置する組を形成し、 前記第1ならびに第2のアクチュエーター手段が、それ
    ぞれレンズマウントに第1ならびに第2の永久磁石のア
    クチュエーター手段とフレームに第1ならびに第2のア
    クチュエーターコイル手段とを具え、該第1ならびに第
    2の永久磁石のアクチュエーター手段が、レンズマウン
    トの周辺にそってすくなくとも一部が位置し、互いから
    はなれて軸をなして位置し、前記アクチュエーターコイ
    ル手段がレンズマウントのまわりに空隙を形成するよう
    位置し、互いからはなれて軸をなし、同じコイル巻枠に
    配備される複数の共軸コイルを具えたことを特徴とする
    輻射スポットの位置を電気力学制御する電気光学装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段がその軸が旋回軸を形成す
    る軸受ピンを具え、該軸受ピンの第2端がレンズマウン
    トから突出するよう軸受ピンがレンズマウントを介して
    延在するとともに、前記軸受ピンが細い可撓性の金属線
    を具え、軸受ピンの第1端がフレームに取付けられた支
    持体に接続され、軸受ピンの2つの端部の少なくとも1
    端の位置が、旋回軸を横切る方向に調整可能であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の輻
    射スポットの位置を電気力学制御する電気光学装置。
  3. 【請求項3】 前記レンズマウントが軸受ピン用に互い
    にはなれた2個の環状ルビー軸受を具えたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第2項に記載の輻射スポッ
    トの位置を電気力学制御する電気光学装置。
JP1995003059U 1983-12-01 1995-04-10 輻射スポットの位置を電気力学制御する電気光学装置 Expired - Lifetime JP2531521Y2 (ja)

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