JPH01286126A - 光ピックアップの補正駆動装置 - Google Patents

光ピックアップの補正駆動装置

Info

Publication number
JPH01286126A
JPH01286126A JP11629288A JP11629288A JPH01286126A JP H01286126 A JPH01286126 A JP H01286126A JP 11629288 A JP11629288 A JP 11629288A JP 11629288 A JP11629288 A JP 11629288A JP H01286126 A JPH01286126 A JP H01286126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens holder
objective lens
lens
holder
gravity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11629288A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kagami
眞 加々見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP11629288A priority Critical patent/JPH01286126A/ja
Publication of JPH01286126A publication Critical patent/JPH01286126A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンパクトディスクプレーヤ、ビデオディス
クプレーヤなどの光デイスクプレーヤに搭載される光ピ
ックアップに係り、特に光ディスクに検知ビームを集光
させるための対物レンズを補正動作させるための補正駆
動装置に関する。
C従来の技術〉 光デイスクプレーヤに装備されている光ピックアップで
は、対物レンズから集光される検知ビームの微小スポッ
トを、光ディスクの記録面に正確に走査させるように補
正する補正駆動装置が設けられている。この補正駆動装
置では、対物レンズを保持しているレンズホルダが対物
レンズの光軸方向、ならびに光軸と直交する方向へ動作
できるように支持されており且つ、マグネットとコイル
を使用した駆動機構によってレンズホルダが上記各方向
へ駆動されるようになっている。対物レンズが光軸方向
へ駆動されることによって、光ディスクの記録面にビー
ムスポットの焦点を一致させるためのフォオーカシング
補正が行なわれ、対物レンズが光軸と直交する方向へ駆
動されることによって、光ディスクの記録面のトラック
にビームスポットを追従させるためのトラッキング補正
が行なわれる。
第12図と第13図は、従来の光ピックアップの補正駆
動装置を示している。
第12図に示す従来例では、対物レンズ1を保持してい
るレンズホルダ2が四本のばね部材3によって片持ち支
持されている。レンズホルダ2は各ばね部材3の曲がり
変形によってフォーカシング補正方向(F方向)とトラ
ッキング補正方向(T方向)とへ動作できるようになっ
ている。レンズホルダ2と固定側との間にはマグネット
とコイルとによって構成された駆動機構が設けられてお
り、この駆動力によってレンズホルダ2がF方向ならび
にT方向へ駆動されるようになっている。
第13図に示す従来例では、対物レンズ1を保持してい
るレンズホルダ4が円板形状であり、このレンズホルダ
4の中心に設けられた軸受5が軸6に対して回動自在で
且つ軸方向へ摺動自在に支持されている。この補正駆動
装置では、マグネットとコイルを使用した駆動機構によ
ってレンズホルダ4が回転方向(θT方向)へ駆動され
てトラッキング補正動作が行なわれ、またレンズホルダ
4が軸摺動方向(F方向)へ駆動されてフォーカシング
補正動作が行なわれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第12図に示す従来例では、ばね部材3が三次元方向へ
変形できるようになっているために、対物レンズ1が本
来の補正駆動方向であるF方向とT方向以外の方向へ変
位しやすくなっている。したかって、副共振や対物レン
ズ1の光軸に対する傾きが生じやすくなっている。また
携帯用のコンパクトディスクプレーヤなどのように、ト
ラッキング補正方向(T方向)が重力方向に向けられて
使用された場合(図のH方向を下向きにして使用された
場合)、レンズホルダ2の自重によって対物レンズ1が
H方向へ変位し、トラッキング補正動作が正確に行なわ
れなくなる欠点がある。
これに対し第13図に示す従来例では、レンズホルダ4
が軸6によって支持されているために、携帯用コパクト
ディスクプレーヤなどにおいて補正駆動装置のトラッキ
ング補正方向を重力側に向けてもトラッキング補正動作
に悪影響を与えることはなくなる。しかしながら、第1
3図の従来例では、軸受5と軸6との間の摩擦の問題が
あり、長い時間使用することによってレンズホルダ4の
動きが鈍くなる場合が多くなる。また軸受5の摩耗によ
って軸支持部分にがたが生じることがあり、このような
場合、対物レンズ1が不必要に動くことになる。また軸
6がレンズホルダ1の中央部分にあるために、この軸支
持部分の周辺に部品を配置できない欠点がある。また光
ピックアップでは、対物レンズ1の下方にプリズム7を
配置してその反射方向に発光素子や受光素子などの光学
系部品を配置するのが一般的であるが、第13図の従来
例の場合には、プリズム7による光の反射方向(α方向
)を、軸6に当たらない向きにしなければならず、光ピ
ックアップ全体の構造に制約を受け、ピックアップの小
型化の弊害にもなる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、レンズ
ホルダの回転動作によって対物レンズをトラッキング補
正方向へ駆動できるようにし、しかも従来のような軸を
なくして仮想回転軸部分に他の部品を配置したり検知ビ
ームを通過させることができるようになり、また携帯用
などにおいてトラッキング補正方向を重力方向に向けた
としても、この重力方向へのレンズホルダの変位が生じ
ないようにした光ピックアップの補正駆動装置を提供す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、光ディスクに検知ビームを集光させる対物レ
ンズを保持しているレンズホルダが、対物レンズの光軸
方向ならびにこの光軸と直交する方向へ動作自在に支持
されており且つ、レンズホルダを上記各方向へ補正動作
させる駆動機構が設けられている光ピックアップの補正
駆動装置において、前記レンズホルダは固定側に対して
複数本のばね部材によって支持されており、上記ばね部
材のうちの少なくとも二本は、対物レンズの光軸に直交
する仮想平面上においてレンズホルダ側から固定側に向
って広がるハの字状に配置されていることを特徴とする
ものである。
また上記構成において、好ましくはへの字状に配置され
ている各ばね部材の延長線の交点が、対物レンズなどが
搭載されているレンズホルダ全体の重心位置を通って対
物レンズの光軸と同方向に延びる線上に位置しているも
のである。
さらに上記構成において、対物レンズを光軸と交叉する
方向へ補正駆動するトラッキング駆動機構が、レンズホ
ルダに対し、への字状に配置されている各ばね部材の延
長線の交点を通って対物レンズの光軸方向に延びる線を
中心とした偶力を与えるものとしたものである。
〔作 用〕
上記手段では、対物レンズの光軸に直交する仮想平面上
において、レンズホルダ側から固定側へ広がるようにへ
の字状に配置されたばね部材によってレンズホルダを支
持している。よって、レンズホルダは、上記ばね部材の
延長線の交点を中心として円運動に近似した回転動作が
できるようになる。この回転動作により対物レンズをト
ラッキング補正方向へ駆動できるようになる。
特に上記のばね部材の延長線の交点に、レンズホルダの
重心を一致させれば、例えば携帯用コンパクトディスク
プレーヤなどにおいて、前記仮想平面を重力方向へ向け
たとしても、への字状のばね部材によって支持されてい
るレンズホルダが重力方向へ変位することはなく、また
重心が三角の頂点に位置しているためにレンズホルダが
重力によって回動変位することもなくなる。
さらにばね部材の延長線の交点に対する偶力によってレ
ンズホルダをトラッキング補正駆動する場合には、レン
ズホルダを前記交点を中心として回動させることができ
、しかも例えば偶力の重力の作用方向と直交する方向へ
レンズホルダが動作しにくくなり、不要な副共振の発生
を防止できるようになる。
(実施例〕 以下本発明の実施例を第1図〜第11図によって説明す
る。
第1図〜第6図は本発明の基本的な実施例を示している
ものである。
第1図は光ピックアップの補正駆動装置を示す平面図、
第2図はその側面図である。
この補正駆動装置では、対物レンズ11を保持している
レンズホルダ12が四本のばね部材13によって固定側
14に対して支持されている。この四本のばね部材13
としては金属製の線ばねが使用されている。四本のばね
部材13の配置は、上下二本づつがそれぞれ組になって
いる。上下各組では、まず第1図に示すように対物レン
ズ11の光軸に直交する仮想平面上において二本のばね
部材13がへの字状に配置されている。上下の組におい
てこの二本のばね部材13はレンズホルダ12側から固
定側14へ向って広がる状態に配置されていることに本
発明の特徴がある。への字状のばね部材13の延長線の
交点0は、レンズホルダ12内に位置している。対物レ
ンズ11の中心と交点Oとを結ぶ仮想線が固定側14に
対して垂直に交わるようにすることが最も好ましい、ま
た第2図に示すように四本のばね部材13の光軸方向(
第2図の上下方向)への配置に関しては、それぞれが互
いに平行になっている。
この補正駆動装置では、ばね部材13の延長線の交点O
を中心としてレンズホルダ12が、小角度の範囲で回転
動作できるようになる。その動作原理を説明する。第1
図において、一方のばね部材13が対物レンズの光軸に
直交する仮想平面上において変形すると13aのように
なり、他方のばね部材13は13bのように変形する。
一方のばね部材13が13aの状態に変形したときに、
その先端の軌跡は固定側14の支持点を支点とする円弧
軌跡α1となる。また他方のばね部材13が13bの状
態に変形したとき、その先端の軌跡は固定側14の支持
点を支点とするα2の回転軌跡になる。ばね部材の13
aと13bへの変形量が微小の場合には、レンズホルダ
12においては、このαlとα2の軌跡を、近似的に交
点0を中心とする円弧軌跡β1とβ2として見ることが
できる。すなわちレンズホルダ12は交点0を仮想回転
軸として近似的な円回転運動を行なうことができるよう
になる。この回転動作により対物レンズ11はトラッキ
ング補正方向(T方向)へ動作できるようになる。対物
レンズ11の中心と交点0との距離をある程度確保すれ
ば、トラッキング補正動作のための対物レンズ11の動
作距離(約±0.5mm+ )に対するレンズホルダ1
2の回転角度はきわめて微小となり、上記の近似的な円
回転運動を実現することができる。
一方、第2図の上下方向への各ばね部材13の配置は平
行となっているため、第2図において点線で示すばね部
材13の変形によってレンズホルダ12は上下(F方向
)へ平行に変位することができる。この変位動作によっ
て対物レンズ11のフォーカシング補正動作を行なうこ
とが可能になる。
この構造の対物レンズの支持構造では、第1図の上下方
向を重力方向へ向けた場合、ばね部材13が重力方向の
平面に沿ってへの字状になる。
よって対物レンズや駆動機構を含むレンズホルダ12の
重量によってばね部材13が重力方向へ変形しずらい構
造となり、レンズホルダ12が重力方向へ変位しにくく
なる。さらに第3図に示すように、バランサ15を設け
ることなどによって、レンズホルダ12全体の重量(対
物レンズ11など搭載されているものを含む重量)の重
心を通って対物レンズの光軸方向に延びる線を、前記ば
ね部材の交点0と一致させれば、第3図の荷重方向Wを
重力方向へ向けた場合に、レンズホルダ12が重量の偏
りによって交点0を中心として回転変位するのを防止で
きるようになる。
なお、第1図と第2図では、ばね部材13を四本使用し
ているが、このばね部材13を三本にし、そのうちの二
本を第1図に示すようにへの字状に配置し、他の一本を
前記二本に対して第2図の上下間隔が平行となるように
配置することも可能である。
また第1図と第2図ではばね部材13として金属製の線
ばねを用いているが、第5図に示すように樹脂モールド
族のばね部材23を使用することもできる。この場合、
樹脂モールド族のばね部材23が全体として曲げ変形さ
れるものにしてもよいし、第6図に示すようにばね部材
23の両端23a部分が細く形成されてこの両端部分2
3aが弾性的に変形するヒンジ部となっているものを使
用することもできる。このヒンジを利用した樹脂モール
ド族のばね部材23を使用する場合には、例えば、第9
図に示すように上下の二本のばね部材23の両端23a
部分が支持部材23bによって連結されているものが使
用され、この支持部材23bの部分がレンズホルダ12
または固定側14に接着などの手段によって固定される
。ヒンジを利用した樹脂そ−ルド製のばね部材23の材
質としては例えばポリエステルエラストマなどが使用さ
れる。
上記のように支持されているレンズホルダ12を補正動
作させるための駆動は、マグネットとコイルを使用した
駆動機構によって行なわれる。レンズホルダ12に回転
方向の力を与えることによって対物レンズ11はトラッ
キング補正方向(T方向)へ駆動され、レンズホルダ1
1にフォーカシング補正方向(F方向)への力を与える
ことによって対物レンズ11はフォーカシング補正方向
へ駆動される。
第4図はこの駆動力を発揮する駆動機構の一例を示して
いる。第4図では、トラッキング補正駆動のための駆動
力としてレンズホルダ12に偶力が与えられる構造を示
している。レンズホルダ12にはその両側面に一対のマ
グネット17が固定されている。そしてトラッキング補
正のためのコイルが固定側に配置されてマグネット17
に対向している。トラッキングコイルによって電流を矢
印19の方向へ流すと、この電流とマグネットの磁騨と
による電磁力により、両マグネット17にMlとM2 
 (あるいはこれらと逆方向)で示す偶力が作用し、こ
の偶力によってレンズホルダ12が交点(仮想回転軸)
0を中心として回転駆動される。これによって対物レン
ズ11がトラッキング補正方向(T方向)へ駆動される
。この偶力によるトラッキング補正駆動の場合には、M
lとM2で示す偶力の方向に対して直交する方向への力
の成分が与えられないために、余分な方向へのレンズホ
ルダ12の変位を防止でき、副共振の発生が抑えられる
ようになる。
なお、フォーカシング補正の場合には、マグネット17
に対向するフォーカシングコイルによって矢印18で示
す方向へ電流を流せば、電磁力によってレンズホルダ1
2がフォーカシング補正方向(F方向)へ駆動されるよ
うになる。
なお、コイルの具体的な構造としては、例えば第9図に
示すようにフォーカシングコイル18aとトラッキング
コイル19aが十字に巻かれたものが使用される。
また、第4図に示すようにマグネット17がレンズホル
ダ12に搭載された構造とすれば、コイルがレンズホル
ダ12に搭載されている場合のような電流の供給のため
の配線構造の設定が不要になる。すなわち、固定側のコ
イルにリード線などを接続すればよく、可動側であるレ
ンズホルダ12に配線する必要がなくなる。
次に第7図〜第11図は、レンズホルダの支持と他の光
学系部品の配置との関係を示しているものである。
第7図は交点0を挟んで対物レンズと逆の側に光学系の
部品を配置した配置例を平面図によって示している。第
8図は第7図の側面図、第9図はその分解斜視図である
この例では、対物レンズ11を搭載しているレンズホル
ダ12が四本の樹脂モールド族のばね部材23(両端の
ヒンジを利用したもの)によフて支持されている。トラ
ッキング補正動作の場合、レンズホルダ12はばね部材
23の延長線の交点0を仮想回転軸として回転動作する
ものであるが、第13図に示す従来例と違ってOの部分
に実際の軸は配置されていない、よってこの交点(仮想
回転軸)0の部分を自由に利用することができ、この部
分に部品を配置することも可能である。第7図と第8図
の例ではレンズホルダ12を断面コの字形状とし、交点
(仮想回転軸)0の下側に光通路となる切欠きllaを
形成し、検知ビームがこの切欠きlla内を通過するよ
うになっている。すなわち対物レンズ11の真下にプリ
ズム31が配置され、このプリズムの反射方向が交点(
仮想回転軸)0の下側を通ってばね支持側に延びている
。このばね支持側に、発光素子32、受光素子331回
折格子34.受光レンズ36゜ビームスプリッタ37な
どが配置されている。
このように交点(仮想回転軸)0の下側に検知ビームを
通過させることができるために、光ピックアップの上下
寸法を小さくできるのみならず第7図と第8図の左右方
向の寸法を効率よく使用することができ、光ピックアッ
プを小型化することが可能になる。
また第10図は他の配置例を示す平面図、第11図はそ
の側面図である。
この配置例では、交点(仮想回転軸)0に対して対物レ
ンズ11がばね支持側に設けられている。すなわち対物
レンズ11はばね部材23の延長線の交点(仮想回転軸
)0に対してどちら側に設けられていてもよい、第10
図と第11図に示すように、対物レンズ11をばね支持
側に設けることによって、交点(仮想回転軸)Oからレ
ンズホルダ12の右端までの幅寸法Wを最小にでき、非
常に小型化の進んだ光ピックアップを構成することが可
能である。 第10図と第11図では、レンズホルダ1
2の右端にパランサ15を設けて、交点(仮想回転軸)
0と重心とが対物レンズの光軸と平行な線上に位置する
ような設計がなされている。このバランサ15の形状や
重量を調整することにより、寸法Wをさらに小さくでき
、極端な例とじては、レンズホルダ12を対物レンズ1
1よりもわずかに大きな寸法としく交点(仮想回転軸)
0の部分にレンズホルダがないようにし)、バランサの
ための突起を図の右方向へ突出させる形状にすることも
可能である。
(効 果〕 以上のように本発明によれば、ばね部材をへの字状とし
、ばね部材の延長線の交点を仮想回転軸としてレンズホ
ルダが回転できるようにしたので、実際の回転軸を設け
ることなく、回転動作による。トラッキング補正を実現
できるようになる。
よって第13図の従来例のように軸受の摩擦抵抗や軸受
の摩耗などの問題が生じることはない、また実際の軸は
設けられていないため、この仮想回転軸の部分に他の部
品を配置したり、あるいは仮想回転軸を横断する光通路
を形成することができ、光ピックアップの小型化が実現
できるようになる。またばね部材がへの字形状であるた
めに、レンズホルダの支持が安定し副共振が生じにくく
なる。またばね部材がへの字状の配置であるため、トラ
ッキング補正方向を重力の方向へ向けてもばね部材の曲
りによってレンズホルダが重力方向へ変位しにくくなる
。特に、請求項2に記載しているように、重心の位置を
仮想回転軸に一致させれば、トラッキング補正方向を重
力の方向へ向けたとしても、仮想回転軸を中心としてレ
ンズホルダが回転方向へ回動することがなくなり、携帯
用のコンパクトディスクプレーヤなどに適するようにな
る。
さらに、レンズホルダに対して仮想回転軸を挟む偶力を
作用させ、これによってトラッキング補正駆動を行なう
ようにすれば、偶力の各々の力と直交する方向の力の成
分がなくなり、トラッキング補正の際の副共振の発生を
抑えることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は本発明の実施例を示すものであり、
第1図は本発明による光ピックアップの補正駆動装置の
最も基本的な実施例を示す平面図、第2図はその側面図
、第3図はレンズホルダの重心とばねの延長線゛の交点
とを一致させた実施例を示す平面図、第4図はマグネッ
トとコイルとによる駆動機構の一例を示す斜視図、第5
図は樹脂モールド製のばね部材を使用した実施例を示す
斜視図、第6図はヒンジを利用した樹脂モールド製の!
fね部材を示す正面図、第7図は光学系部品との配置関
係の実施例を示す平面図、第8図はその側面図、第9図
はその分解斜視図、第10図は光学系部品との配置関係
の他の実施例を示す平面図、第11図はその側面図であ
る。第12図と第13図は従来の光ピックアップの補正
駆動装置を示す斜視図である。 11・・・対物レンズ、12・・・レンズホルダ、13
.23・・・ばね部材、14・・・固定側、0・・・ば
ね部材の延長線の交点(仮想回転軸)、17・・・マグ
ネット、18a・・・フォーカシングコイル、19a・
・・トラッキングコイル。 第1図 第10図 第12図 十・ 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光ディスクに検知ビームを集光させる対物レンズを
    保持しているレンズホルダが、対物レンズの光軸方向な
    らびにこの光軸と直交する方向へ動作自在に支持されて
    おり且つ、レンズホルダを上記各方向へ補正動作させる
    駆動機構が設けられている光ピックアップの補正駆動装
    置において、前記レンズホルダは固定側に対して複数本
    のばね部材によって支持されており、上記ばね部材のう
    ちの少なくとも二本は、対物レンズの光軸に直交する仮
    想平面上においてレンズホルダ側から固定側に向って広
    がるハの字状に配置されていることを特徴とする光ピッ
    クアップの補正駆動装置 2、ハの字状に配置されている各ばね部材の延長線の交
    点が、対物レンズなどが搭載されているレンズホルダ全
    体の重心を通って対物レンズの光軸と同方向に延びる線
    上に位置している請求項1記載の光ピックアップの補正
    駆動装置 3、対物レンズを光軸と交叉する方向へ補正駆動するト
    ラッキング駆動機構は、レンズホルダに対し、ハの字状
    に配置されている各ばね部材の延長線の交点を通って対
    物レンズの光軸方向に延びる線を中心とした偶力を与え
    るものである請求項1または2記載の光ピックアップの
    補正駆動装置
JP11629288A 1988-05-13 1988-05-13 光ピックアップの補正駆動装置 Pending JPH01286126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11629288A JPH01286126A (ja) 1988-05-13 1988-05-13 光ピックアップの補正駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11629288A JPH01286126A (ja) 1988-05-13 1988-05-13 光ピックアップの補正駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01286126A true JPH01286126A (ja) 1989-11-17

Family

ID=14683427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11629288A Pending JPH01286126A (ja) 1988-05-13 1988-05-13 光ピックアップの補正駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01286126A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03104028A (ja) * 1989-09-18 1991-05-01 Sony Corp 対物レンズ駆動装置
JPH04102232A (ja) * 1990-08-21 1992-04-03 Hitachi Ltd 対物レンズ駆動装置及び光ディスク装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03104028A (ja) * 1989-09-18 1991-05-01 Sony Corp 対物レンズ駆動装置
JPH04102232A (ja) * 1990-08-21 1992-04-03 Hitachi Ltd 対物レンズ駆動装置及び光ディスク装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0566660B2 (ja)
EP1094453B1 (en) Optical pickup assembly
JPH04102232A (ja) 対物レンズ駆動装置及び光ディスク装置
US5136565A (en) Optical device for reading and writing data on a recording medium
JPH01286126A (ja) 光ピックアップの補正駆動装置
JP2004095133A (ja) 対物レンズ駆動装置および光ピックアップ装置ならびに光ディスク装置
JP2502498B2 (ja) 対物レンズ支持装置
US5134527A (en) Suspension mechanism for an objective lens of an optical head
JPH05205283A (ja) 光ピックアップの対物レンズ駆動装置
KR950001233B1 (ko) 대물렌즈 구동장치
US7280442B2 (en) Slim-type optical pick-up actuator for recording/reproducing device
JP2624663B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH01196740A (ja) 光学式ピックアップのアクチュエータ
JPS6013332A (ja) 光学系の支持装置
JP2653360B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JP3609209B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JP3268809B2 (ja) 光学系駆動装置
JP3410862B2 (ja) 光ピックアップ
JP2520393B2 (ja) 光学ヘツド装置
JP2558623B2 (ja) レンズアクチユエ−タ
JP3749596B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP2793760B2 (ja) 光ピックアップの対物レンズ駆動装置
JPH0515122U (ja) 対物レンズ支持構造
JPH0752514B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH04137519U (ja) 対物レンズ支持構造