JP3410862B2 - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JP3410862B2
JP3410862B2 JP17341695A JP17341695A JP3410862B2 JP 3410862 B2 JP3410862 B2 JP 3410862B2 JP 17341695 A JP17341695 A JP 17341695A JP 17341695 A JP17341695 A JP 17341695A JP 3410862 B2 JP3410862 B2 JP 3410862B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ、オーディ
オ信号や、文字、画像情報等の記録、再生に用いられる
円盤状情報記録媒体いわゆる光ディスクのドライブ装置
における光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】円盤状情報記録媒体いわゆる光ディスク
に対して情報の再生、記録、消去を行なう光ピックアッ
プとしては種々のものが提案されており、例えば、特公
昭59−35091号公報では、光源を含む光学系を第
1枠体に固定し、対物レンズを第2枠体に固定し、第2
枠体を可動であるように第1枠体で支持し、第1枠体を
水平方向に移動することによりトラッキング制御し、第
2枠体を第1枠体に対して垂直方向に移動することによ
りフォーカシング制御する光ピックアップが提案されて
いる。
【0003】この光ピックアップのトラッキング機構は
具体的にはその実施例において、第1枠体(1)は弾性
を有するピン(31)あるいは板状の弾性体(32)に
より水平方向に移動自在に支持され、電磁駆動装置Cに
より移動される。この場合、トラッキングは直線移動と
なるが、外部から加えられる振動を受けた場合、振動加
速度のトラッキング方向成分に第1枠体の質量を乗算し
て求まる外力に対抗した出力が電磁駆動装置Cに要求さ
れる。また、光源を含む光学系を第1枠体に固定した、
いわゆる全体トラッキング方式は、対物レンズのみを駆
動するいわゆるレンズトラッキング方式に比べて、可動
部重量が重くなってしまうため、電磁駆動装置Cに要求
される出力は極めて大きくなり、消費電力上不利とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで前記公報記載の
従来例を図13に示す。尚、同図(a)は光ピックアッ
プを一部断面で示す平面図、(b)は(a)の光ピック
アップのA−A’断面を示す側面図である。図13にお
いて、第1枠体1は弾性を有するピン31により水平方
向に移動自在に支持され、電磁駆動装置Cにより駆動さ
れる。この場合、トラッキングは直線移動となるが、外
部から加えられる振動を受けた場合、振動加速度のトラ
ッキング方向成分に第1枠体1の質量を乗算して求まる
外力に対抗した出力が電磁駆動装置Cに要求される。
【0005】光源7を含む光学系を第1枠体1に固定し
た、いわゆる全体トラッキング方式は、対物レンズのみ
を駆動する、いわゆるレンズトラッキング方式に比べ
て、可動部重量が重くなってしまうため、電磁駆動装置
Cに要求される出力は極めて大きくなり、消費電力上不
利となる。また、図13(a)から明らかなように、ト
ラッキング方向に見て対物レンズ2と、図示されていな
い円盤状情報記録媒体を回転させるスピンドルモータと
の間に電磁駆動装置Cあるいは受光素子11が配置され
るので、スピンドルモータの設置空間を制限してしま
う。近年、情報アクセスの高速化が望まれ、スピンドル
モータの起動トルク増大のために、スピンドルモータの
設置空間を大きくすることが必要となっているが、この
点で図13に示す構成の光ピックアップは不利となる。
【0006】一方、全体トラッキング方式は、トラッキ
ング動作をしても光源あるいは光信号検出部の光軸と対
物レンズの光軸とがずれないという利点がある(レンズ
トラッキング方式は光源あるいは光信号検出部に対し
て、対物レンズのみが移動するために光軸ずれが生じ
る)。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、請求項1の目的は、光源と対物レンズと光信号
検出部とをトラッキング駆動する、いわゆる全体トラッ
キング方式において、駆動源に要求される出力を低減
し、低消費電力な光ピックアップを提供することであ
る。このために、請求項2,3の目的は、トラッキング
回転中心とトラッキング可動部重心との位置が一致した
光ピックアップを提供することである。
【0008】さらに請求項4の目的は、トラッキング可
動部の慣性モーメントが小さい光ピックアップを提供す
ることであり、請求項5の目的は、円盤状情報記録媒体
を回転させるスピンドルモータと光ピックアップとの間
隔を大きくし、スピンドルモータの設置空間を大きくと
れるようにすることである。さらに請求項6の目的は、
トラッキング移動量を最小限にして、駆動源に要求され
る出力が小さい低消費電力な光ピックアップを提供する
ことである。
【0009】さらに請求項の目的は、対物レンズのフ
ォーカシング移動による対物レンズの光軸と入射光束の
光軸とのずれを最小限にして、かつ、トラッキング可動
部の慣性モーメントが小さい光ピックアップを提供する
ことであり、請求項7,8,9の目的は、対物レンズを
フォーカシング移動自在に支持する弾性支持部材のトラ
ッキング移動方向の剛性を向上させて、安定したトラッ
キング制御を行なうことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の光ピックアップは、対物レンズ(1
07)を弾性支持部材(114)により光軸方向に移動
自在に支持し微動調整するフォーカシング機構と、光源
(100)と光信号検出部(112)とを有する光学ユ
ニットと上記フォーカシング機構とを回動自在に支持し
微動調整するトラッキング機構と、該トラッキング機構
を円盤状情報記録媒体(108)の半径方向に移動させ
るシーク機構とを備え、上記弾性支持部材(114)の
長手方向は対物レンズ(107)のトラッキング移動軌
跡に対して略45°傾いた方向にしてあり、前記対物レ
ンズのフォーカシング動作による光軸ずれがトラッキン
グ移動軌跡に対して略45°傾いた方向に発生するよう
にしたことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の光ピックアップは、請求項
1記載の光ピックアップにおいて、トラッキング機構の
回転中心(123)を、光学ユニットとフォーカシング
機構との間に配置したことを特徴としている。
【0012】請求項3記載の光ピックアップは、請求項
1記載の光ピックアップにおいて、光学ユニットの重量
とフォーカシング機構の重量とを略等しくしたことを特
徴としている。
【0013】請求項4記載の光ピックアップは、請求項
1記載の光ピックアップにおいて、光源(100)及び
光信号検出部(112)と対物レンズ(107)との光
路間に光偏向手段(104)を設け、光路をトラッキン
グ機構の回転中心(123)を囲むように曲げたことを
特徴としている。
【0014】請求項5記載の光ピックアップは、請求項
4記載の光ピックアップにおいて、光偏向手段(10
4)は、トラッキング機構回動部分のハウジング(11
6)に設けた開口部に外側から張り付けたことを特徴と
している。
【0015】請求項6記載の光ピックアップは、請求項
1記載の光ピックアップにおいて、光学ユニットと対物
レンズ(107)との間の光路は、円盤状情報記録媒体
(108)に設けた情報トラックに対して略45°傾い
た方向に伸びていることを特徴としている。
【0016】
【0017】請求項記載の光ピックアップは、請求項
記載の光ピックアップにおいて、弾性支持部材(14
0)の両端部にヒンジ部分(141,142)を設け、
一方のヒンジ部分(142)は他方のヒンジ部分(14
1)より幅広であることを特徴としている。
【0018】請求項記載の光ピックアップは、請求項
記載の光ピックアップにおいて、弾性支持部材(15
0)は対物レンズ(107)を挾持するように複数個設
け、各々の弾性支持部材(150)を部分的に連結する
橋渡し部分(154)を設けたことを特徴としている。
【0019】請求項記載の光ピックアップは、請求項
記載の光ピックアップにおいて、弾性支持部材(16
0)の一方の端部には、対物レンズ(107)あるいは
フォーカシング機構の磁気回路(118)等を避ける切
欠き部(164)を設け、他方の端部には設けていない
ことを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】請求項1記載の光ピックアップに
おいては、対物レンズ(107)を光軸方向に移動自在
に支持し微動調整するフォーカシング機構と、光源(1
00)と光信号検出部(112)とを有する光学ユニッ
トと上記フォーカシング機構とを回動自在に支持し微動
調整するトラッキング機構と、該トラッキング機構を円
盤状情報記録媒体(108)の半径方向に移動させるシ
ーク機構とを備えているので、外部から加えられる振動
を受けた場合、振動加速度はトラッキング機構の回転軸
に吸収されるので、駆動源には外部から加えられる振動
に対抗した出力を出す必要はない。また、光学系全体を
トラッキング駆動する、いわゆる全体トラッキング方式
だから、トラッキング動作をしても光源あるいは光信号
検出部の光軸と対物レンズの光軸とがずれない。
【0021】請求項2記載の光ピックアップにおいて
は、トラッキング機構の回転中心(123)を、光学ユ
ニットとフォーカシング機構との間に配置したので、ト
ラッキング可動部分のほぼ中心に回転中心を配置するこ
とができ、トラッキング回転中心とトラッキング可動部
重心との位置がほぼ一致するので、外部から加えられる
振動の振動加速度をトラッキング機構の回転軸に吸収さ
せることができる。
【0022】請求項3記載の光ピックアップにおいて
は、光学ユニットの重量とフォーカシング機構の重量と
を略等しくしたので、トラッキング可動部分のほぼ中心
にトラッキング可動部分の重心を配置することができ、
トラッキング回転中心とトラッキング可動部重心との位
置がほぼ一致するので、外部から加えられる振動の振動
加速度をトラッキング機構の回転軸に吸収させることが
できる。
【0023】請求項4記載の光ピックアップにおいて
は、光源(100)及び光信号検出部(112)と対物
レンズ(107)との光路間に光偏向手段(104)を
設け、光路をトラッキング機構の回転中心(123)を
囲むように曲げたので、光源、光信号検出部、対物レン
ズ、フォーカシング機構等がトラッキング可動部の中心
に近づき、トラッキング可動部の慣性モーメントが小さ
くなる。
【0024】請求項5記載の光ピックアップにおいて
は、光偏向手段(104)は、トラッキング機構回動部
分のハウジング(116)に設けた開口部に外側から張
り付けたので、開口部分に相当するハウジングの慣性モ
ーメント分小さくでき、トラッキング可動部の慣性モー
メントが小さくなる。
【0025】請求項6記載の光ピックアップにおいて
は、円盤状情報記録媒体(108)に設けた情報トラッ
クに対して略45°傾いた方向に、光源(100)と光
信号検出部(112)とから成る光学ユニットと対物レ
ンズ(107)との間の光路が伸びているので、トラッ
キング動作により対物レンズが微動する方向は情報トラ
ックに対して直交する方向になる。
【0026】また、請求項記載の光ピックアップにお
いては、対物レンズ(107)を弾性支持部材(11
4)により光軸方向に移動自在に支持し微動調整するフ
ォーカシング機構と、光源(100)と光信号検出部
(112)と上記フォーカシング機構とを回動自在に支
持し微動調整するトラッキング機構とを備え、上記弾性
支持部材(114)の長手方向は対物レンズ(107)
のトラッキング移動軌跡に対して略45°傾いた方向に
したので、対物レンズのフォーカシング移動による対物
レンズの光軸と入射光束の光軸とのずれを最小限にし
て、且つトラッキング可動部の慣性モーメントが小さく
なる。
【0027】請求項記載の光ピックアップにおいて
は、弾性支持部材(140)の両端部にヒンジ部分(1
41,142)を設け、一方のヒンジ部分(142)は
他方のヒンジ部分(141)より幅広としたので、対物
レンズをフォーカシング移動自在に支持する弾性支持部
材のトラッキング移動方向の剛性が向上される。
【0028】請求項記載の光ピックアップにおいて
は、弾性支持部材(150)は対物レンズ(107)を
挾持するように複数個設け、各々の弾性支持部材(15
)を部分的に連結する橋渡し部分(154)を設けた
ので、対物レンズをフォーカシング移動自在に支持する
弾性支持部材のトラッキング移動方向の剛性が向上され
る。
【0029】請求項記載の光ピックアップにおいて
は、弾性支持部材(160)の一方の端部には、対物レ
ンズ(107)あるいはフォーカシング機構の磁気回路
(118)等を避ける切欠き部(164)を設け、他方
の端部には設けていないので、対物レンズをフォーカシ
ング移動自在に支持する弾性支持部材のトラッキング移
動方向の剛性が向上される。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す図であ
って、(a)は光ピックアップを一部断面で示す平面
図、(b)は(a)に示す光ピックアップを一部断面で
示す側面図である。図1において、光ピックアップのハ
ウジング116の片側には、光源である半導体レーザ1
00、モニター用受光素子101、グレーティング10
2、λ/4板103、ミラー104から成る光学ユニッ
トが設けられており、ハウジング116の略中間位置に
はコリメータレンズ105、他方側には第2のミラー1
06と対物レンズ107及びフォーカシング機構が設け
られている。
【0031】半導体レーザ100から発した光束はグレ
ーティング102、λ/4板103を通過する。そして
この間に設けたモニター用受光素子101で光束の一部
が受光され、半導体レーザ100から発した光束の光量
が検出される。λ/4板103を通過し第1のミラー1
04で光路を90°曲げられた光束はコリメータレンズ
105で平行光束になり、第2のミラー106で紙面上
方向に光路を曲げて対物レンズ107に導かれる。そし
て、対物レンズ107により集光された光束は円盤状情
報記録媒体である光ディスク108の記録膜109上に
光スポット111を形成する。記録膜109は光ディス
ク108の基板110上に設けられており、例えば有機
色素系の追記型の記録膜や相変化型の記録膜が蒸着され
ている。
【0032】光ディスク108の記録膜109で反射し
た光束は対物レンズ107で平行光束になり、ミラー1
06、コリメータレンズ105、ミラー104、λ/4
板103、と逆の光路をたどる。この際、光束は往復2
回λ/4板103を透過したので、偏光方向が変わりグ
レーティング102で光軸を曲げられて光信号検出部で
ある受光素子112に入射し、情報信号とフォーカス誤
差信号、トラック誤差信号が検出される。このフォーカ
ス誤差信号は光スポット111が記録膜109から光軸
方向にどれだけ離れているかを示し、トラッキング誤差
信号は光スポット111が光ディスク108の情報トラ
ックとどれだけ離れているかを示す。
【0033】本発明の光ピックアップでは、対物レンズ
107を光軸方向に移動自在に支持し微動調整するフォ
ーカシング機構と、半導体レーザ100と受光素子11
2とを有する光学ユニットと上記フォーカシング機構と
を回動自在に支持し微動調整するトラッキング機構と、
該トラッキング機構を光ディスク108の半径方向に移
動させるシーク機構とを備えており、フォーカシング
は、対物レンズ107をその光軸方向に移動させること
により行ない、トラッキングは上記光学素子全てを回動
させることにより行なう。さらに、光ピックアップ全体
を図示しないモータと連結駆動されるギヤあるいはリー
ドスクリュウにより光ディスクの半径方向に移動させる
ことによりシークさせる。
【0034】図2は図1に示す光ピックアップの駆動機
構を示す図であって、(a)は光ピックアップの平面
図、(b)は(a)に示す光ピックアップの右側面図で
ある。まず、フォーカシング機構について説明する。図
2において、フォーカス誤差信号を小さくするために、
対物レンズ107をフォーカシング機構により微動調整
する。対物レンズ107はフォーカシングボビン113
に搭載される。このフォーカシングボビン113は弾性
支持部材114の端部に接続され紙面上の下方向に移動
自在に弾性的に支持されており、弾性支持部材114の
他端はハウジング116に一体的に設けた固定部115
に固定される。
【0035】上記ボビン113にはコイル117が巻か
れており、該コイル117に通電すると、ハウジング1
16側に固定されている永久磁石118の発する磁束に
より対物レンズ107の光軸方向にローレンツ力が得ら
れる。弾性支持部材114は両端部のヒンジ部分11
9,120とそれをつなぐ梁部分121とから成り、ヒ
ンジ部分119,120が弾性的に屈曲することにより
フォーカシングボビン113を弾性支持する。梁部分1
21は変形する必要はないので金属とし、ヒンジ部分1
19,120のみ樹脂にしてある。
【0036】次に、本発明のトラッキング機構に関して
説明する。トラッキング可動部はフォーカシング機構と
各光学素子を搭載したハウジング116とからなる。図
1において、断面図示されたハウジング116はトラッ
キング支持部材122により回動自在に支持されてい
る。このトラッキング支持部材122にはヒンジ部分1
23、固定用開口部124が設けてあり、ヒンジ部分1
23が湾曲することによりハウジング116を回動自在
に弾性支持する。すなわち、図示していないベースに設
けた2本のピンにトラッキング支持部材122の固定用
開口部124を挿入することにより、ベースにトラッキ
ング支持部材122が固定され、ハウジング116の回
転中心はヒンジ部分123となる。また、2組のコイル
125がハウジング116に設置されており、このコイ
ル125に通電すると、ベース側に固定された永久磁石
126の発する磁束により、回転中心となるヒンジ部分
123とコイル125を結ぶ線に対して垂直方向にロー
レンツ力が得られるので、これは回転トルクとなる。
【0037】図1,2に示す構成の光ピックアップで
は、半導体レーザ100、モニター用受光素子101、
グレーティング102、λ/4板103、ミラー104
から成る光学ユニットとフォーカシング機構との間にト
ラッキング支持部材122のヒンジ部123を設置した
ので、トラッキング可動部分であるハウジング116の
ほぼ中心に回転中心であるヒンジ部123を配置するこ
とができる。また、前記光学ユニットの重量とフォーカ
シング機構の重量とを略等しくしたので、トラッキング
可動部分であるハウジング116のほぼ中心に重心を配
置することができる。このようにすることにより、トラ
ッキング中心であるヒンジ部123とトラッキング可動
部重心との位置がほぼ一致させられるので、外部から外
乱振動が加えられた場合、加えられた振動加速度に対抗
した推力を発するべくコイル125に電流を流す必要は
ない。つまり、外部振動は回転中心であるヒンジ部12
3に吸収されるので、ハウジング116には外乱として
回転トルクが生じない。このために、低消費電力化が可
能となる。
【0038】ところで、図1(a)に示した矢印Aは、
トラッキング動作により対物レンズ107が微動する方
向を示している。この方向はミラー104、コリメータ
レンズ105、第2のミラー106間の光束の光軸に対
して約45°傾斜している。図3は光ディスクと本発明
の光ピックアップの位置関係を示す図である。光ディス
ク108に同心円状あるいはスパイラル状に設けた情報
トラックに対して略45°傾いた方向に、ミラー10
4、コリメータレンズ105、第2のミラー106間の
光束の光軸が伸びている。このため、トラッキング動作
により対物レンズ107が微動する方向を示す矢印Aは
情報トラックに対して直交する方向にある。
【0039】ここで、図4は本発明との比較例を示す図
であり、光ディスクと光ピックアップの位置関係の別の
例を示す図である。図4においては、ミラー104、コ
リメータレンズ105、第2のミラー106間の光束の
光軸が情報トラックと平行な方向に伸びている。このた
め、トラッキング動作により対物レンズ107が微動す
る方向を示す矢印Aは情報トラックに対して略45°傾
いた方向になってしまう。このような場合、トラッキン
グ機構によりハウジング116を回動させると光スポッ
トは情報トラックに対して略45°傾いた方向に移動す
るために、所望の光スポットの情報トラック横断量を得
るためには√2倍光スポットを移動させなければなら
ず、同時に、情報トラックと平行な方向にも光スポット
が移動してしまう。従って、光ディスクと光ピックアッ
プの位置関係は図3のように設定する方がよい。
【0040】図3においては、光ディスク108を回転
させるスピンドルモータ130に最も近い位置にあるの
はミラー104であり、ミラー104はハウジング11
6に設けた開口部に外側から張り付けて設置されてい
る。このために、開口部分に相当するハウジング分軽量
化できる(トラッキングは回転動作なので慣性モーメン
トの低下となる。開口部は回転中心から離れた位置にあ
るために慣性モーメント低下の効果は大きい)。さら
に、ミラー104とスピンドルモータ130との間には
ハウジングがないからスピンドルモータと光ピックアッ
プとの間隔を大きくし、スピンドルモータの設置空間を
大きくとることができる。
【0041】対物レンズ107をフォーカシング動作さ
せると弾性支持部材114が傾斜するために光軸ずれが
発生する。これを図5を用いて説明する。同図(a)は
対物レンズが中立点にある状態、(b)は対物レンズが
最大変位した状態のボビン113と弾性支持部材114
及び対物レンズの光軸を示している。131,132は
それぞれの状態における対物レンズ107の光軸であ
り、弾性支持部材114の各ヒンジ部分119,120
が湾曲して梁部分121が傾斜すると光軸132がα分
弾性支持部材114の長手方向にずれる。弾性支持部材
114の長手方向はトラッキング動作により対物レンズ
107が微動する方向(図1(a)の矢印A)に対して
略45°傾いた方向にしてあるので、光軸ずれはトラッ
キング動作により対物レンズ107が微動する方向(図
1(a)の矢印A)に対して略45°傾いた方向に発生
する。よって、見かけ上のトラッキング方向の光軸ずれ
量は、光軸ずれ量の1/√2倍と低減できる。さらに、
弾性支持部材114の長手方向はトラッキング動作によ
り対物レンズ107が微動する方向(図1(a)の矢印
A)に対して略45°傾いた方向にしてあることによ
り、フォーカシング機構をトラッキング回転中心に近い
配置にすることができ、慣性モーメントの低減ができて
いる。
【0042】次に、図6を用いて本発明の第2の実施例
を説明する。図6(a)は光ピックアップの平面図、
(b)は(a)に示す光ピックアップの右側面図であ
る。尚、図6で図1,2と同符号のものは同じ構成部材
であるので説明を省略する。図6の実施例は、フォーカ
シング機構を構成する部材であってフォーカシングボビ
ン113を弾性支持する弾性支持部材の構成を変えたも
のであり、弾性支持部材140は対物レンズ側ヒンジ部
141と固定部側ヒンジ部142と梁部分143とから
成る。固定部側ヒンジ部142は対物レンズ側ヒンジ部
141より幅が広くなっており、これに対応して梁部分
143は幅が変化している。
【0043】次に、図7は本発明の第3の実施例を示し
ており、(a)は光ピックアップの平面図、(b)は
(a)に示す光ピックアップの右側面図である。尚、図
7で図1,2と同符号のものは同じ構成部材であるので
説明を省略する。図7の実施例は、フォーカシング機構
を構成する部材であってフォーカシングボビン113を
弾性支持する弾性支持部材の構成を変えたものであり、
弾性支持部材150は対物レンズ側ヒンジ部151と固
定部側ヒンジ部152と梁部分153と橋渡し部分15
4から成る。2つの梁部分153は橋渡し部分154に
より中央で連結されている。
【0044】次に、図8は本発明の第4の実施例を示し
ており、(a)は光ピックアップの平面図、(b)は
(a)に示す光ピックアップの右側面図である。尚、図
8で図1,2と同符号のものは同じ構成部材であるので
説明を省略する。図8の実施例は、フォーカシング機構
を構成する部材であってフォーカシングボビン113を
弾性支持する弾性支持部材の構成を変えたものであり、
弾性支持部材160は2つの対物レンズ側ヒンジ部16
1と1つの固定部側ヒンジ部162と梁部分163とか
ら成る。梁部分163には永久磁石118を避ける切欠
き部164が設けてある。
【0045】ところで、フォーカシングボビン113を
弾性支持する弾性支持部材は長方形に近い形なので、一
般に、長手方向に比べて短辺方向の剛性が小さくなる。
トラッキング動作によりハウジング116を回動させる
と、弾性支持部材は長手方向に対して45°の方向に慣
性力を受けることになるので、短辺方向に加振される。
このため、弾性支持部材の短辺方向の剛性がトラッキン
グ制御上の共振として現われ、共振周波数が低いと発振
等の制御上の不具合が起こる。
【0046】図9〜図12に本発明の第1〜第4の実施
例の弾性部材114,140,150,160の短辺方
向の振動モードを有限要素法解析により求めた結果を示
す。各振動周波数は下記の表1に示す通りであった。第
2〜第4の実施例では第1の実施例に比べて弾性支持部
材の短辺方向の剛性を強くしているので、表1に示すよ
うに1.5倍以上振動周波数が高く、良好なトラッキン
グ制御が行なえる。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の光
ピックアップにおいては、対物レンズを光軸方向に移動
自在に支持し微動調整するフォーカシング機構と、光源
と光信号検出部とを有する光学ユニットと上記フォーカ
シング機構とを回動自在に支持し微動調整するトラッキ
ング機構と、該トラッキング機構を円盤状情報記録媒体
の半径方向に移動させるシーク機構とを備えているの
で、外部から加えられる振動を受けた場合、振動加速度
はトラッキング機構の回転軸に吸収されるので、駆動源
には外部から加えられる振動に対抗した出力を出す必要
はない。また、光学系全体をトラッキング駆動する、い
わゆる全体トラッキング方式だから、トラッキング動作
をしても光源あるいは光信号検出部の光軸と対物レンズ
の光軸とがずれない(尚、対物レンズのみをトラッキン
グ駆動する、いわゆるレンズトラッキング方式は光源あ
るいは光信号検出部に対して対物レンズのみが移動する
ために、光軸ずれが生じてトラッキング誤差信号にオフ
セットが発生する)。従って、低消費電力で、トラッキ
ング動作による光軸ずれのない光ピックアップが可能と
なる。
【0049】請求項2記載の光ピックアップにおいて
は、トラッキング機構の回転中心を、光学ユニットとフ
ォーカシング機構との間に配置したので、トラッキング
可動部分のほぼ中心に回転中心を配置することができ、
トラッキング回転中心とトラッキング可動部重心との位
置がほぼ一致するので、外部から加えられる振動の振動
加速度をトラッキング機構の回転軸に吸収させることが
できる。従って、低消費電力で、トラッキング動作によ
る光軸ずれのない光ピックアップが実現できる。
【0050】請求項3記載の光ピックアップにおいて
は、光学ユニットの重量とフォーカシング機構の重量と
を略等しくしたので、トラッキング可動部分のほぼ中心
にトラッキング可動部分の重心を配置することができ、
トラッキング回転中心とトラッキング可動部重心との位
置がほぼ一致するので、外部から加えられる振動の振動
加速度をトラッキング機構の回転軸に吸収させることが
できる。従って、低消費電力で、トラッキング動作によ
る光軸ずれのない光ピックアップが実現できる。
【0051】請求項4記載の光ピックアップにおいて
は、光源及び光信号検出部と対物レンズとの光路間に光
偏向手段を設け、光路をトラッキング機構の回転中心を
囲むように曲げたので、光源、光信号検出部、対物レン
ズ、フォーカシング機構等がトラッキング可動部の中心
に近づき、トラッキング可動部の慣性モーメントが小さ
くなる。従って、トラッキング可動部の慣性モーメント
が小さく、低消費電力な光ピックアップが実現できる。
【0052】請求項5記載の光ピックアップにおいて
は、光偏向手段は、トラッキング機構回動部分のハウジ
ングに設けた開口部に外側から張り付けたので、開口部
分に相当するハウジングの慣性モーメント分小さくで
き、トラッキング可動部の慣性モーメントが小さくな
る。従って、トラッキング可動部の慣性モーメントが小
さく、低消費電力な光ピックアップが実現できる。さら
に、開口部分に相当するハウジングの板厚分の小型化が
できるため、円盤状情報記録媒体を回転させるスピンド
ルモータと光ピックアップとの間隔を大きくし、スピン
ドルモータの設置空間を大きくとれる。また、光偏向手
段をハウジング内部に組み込む方法に比べて、外側から
張り付けるので組付け性が向上する。
【0053】請求項6記載の光ピックアップにおいて
は、円盤状情報記録媒体に設けた情報トラックに対して
略45°傾いた方向に、光源と光信号検出部とから成る
光学ユニットと対物レンズとの間の光路が伸びているの
で、トラッキング動作により対物レンズが微動する方向
は情報トラックに対して直交する方向になる。従って、
任意のトラッキング移動量に対する対物レンズ移動量を
最小限にして、駆動源に要求される出力が小さい低消費
電力な光ピックアップが可能となる。
【0054】また、請求項記載の光ピックアップにお
いては、対物レンズを弾性支持部材により光軸方向に移
動自在に支持し微動調整するフォーカシング機構と、光
源と光信号検出部と上記フォーカシング機構とを回動自
在に支持し微動調整するトラッキング機構とを備え、上
記弾性支持部材の長手方向は対物レンズのトラッキング
移動軌跡に対して略45°傾いた方向にしたので、対物
レンズのフォーカシング移動による対物レンズの光軸と
入射光束の光軸とのずれを最小限にして、且つトラッキ
ング可動部の慣性モーメントが小さくなる。従って、低
消費電力で、トラッキング動作による光軸ずれのない光
ピックアップが実現できる。
【0055】請求項記載の光ピックアップにおいて
は、弾性支持部材の両端部にヒンジ部分を設け、一方の
ヒンジ部分は他方のヒンジ部分より幅広としたので、対
物レンズをフォーカシング移動自在に支持する弾性支持
部材のトラッキング移動方向の剛性が向上し、安定した
トラッキング制御を行なうことができる。
【0056】請求項記載の光ピックアップにおいて
は、弾性支持部材は対物レンズを挾持するように複数個
設け、各々の弾性支持部材を部分的に連結する橋渡し部
分を設けたので、対物レンズをフォーカシング移動自在
に支持する弾性支持部材のトラッキング移動方向の剛性
が向上し、安定したトラッキング制御を行なうことがで
きる。
【0057】請求項記載の光ピックアップにおいて
は、弾性支持部材の一方の端部には、対物レンズあるい
はフォーカシング機構の磁気回路等を避ける切欠き部を
設け、他方の端部には設けていないので、対物レンズを
フォーカシング移動自在に支持する弾性支持部材のトラ
ッキング移動方向の剛性が向上し、安定したトラッキン
グ制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図であって、
(a)は光ピックアップを一部断面で示す平面図、
(b)は(a)に示す光ピックアップを一部断面で示す
側面図である。
【図2】図1に示す光ピックアップの駆動機構を示す図
であって、(a)は光ピックアップの平面図、(b)は
(a)に示す光ピックアップの右側面図である。
【図3】光ディスクと本発明の光ピックアップの位置関
係を示す図である。
【図4】本発明との比較例を示す図であり、光ディスク
と光ピックアップとの位置関係の別の例を示す図であ
る。
【図5】本発明の光ピックアップにおけるフォーカシン
グ動作時の対物レンズの光軸ずれの説明図であって、
(a)は対物レンズが中立点にある状態、(b)は対物
レンズが最大変位した状態のボビンと弾性支持部材及び
対物レンズの光軸を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す図であって、
(a)は光ピックアップの平面図、(b)は(a)に示
す光ピックアップの右側面図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す図であって、
(a)は光ピックアップの平面図、(b)は(a)に示
す光ピックアップの右側面図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示す図であって、
(a)は光ピックアップの平面図、(b)は(a)に示
す光ピックアップの右側面図である。
【図9】図1,2に示す本発明の第1の実施例による光
ピックアップの弾性部材の短辺方向の振動モードを有限
要素法解析により求めた結果を示す図である。
【図10】図6に示す本発明の第2の実施例による光ピ
ックアップの弾性部材の短辺方向の振動モードを有限要
素法解析により求めた結果を示す図である。
【図11】図7に示す本発明の第3の実施例による光ピ
ックアップの弾性部材の短辺方向の振動モードを有限要
素法解析により求めた結果を示す図である。
【図12】図8に示す本発明の第4の実施例による光ピ
ックアップの弾性部材の短辺方向の振動モードを有限要
素法解析により求めた結果を示す図である。
【図13】従来技術の一例を示す図であって、(a)は
光ピックアップを一部断面で示す平面図、(b)は
(a)の光ピックアップのA−A’断面を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
100:半導体レーザ(光源) 101:モニター用受光素子 102:グレーティング 103:λ/4板 104:ミラー(光偏向手段) 105:コリメータレンズ 106:第2のミラー 107:対物レンズ 108:光ディスク(円盤状情報記録媒体) 109:記録膜 110:基盤 111:光スポット 112:受光素子(光信号検出部) 113:フォーカシングボビン 114,140,150,160:フォーカシング用の
弾性支持部材 115:弾性支持部材の固定部 116:ハウジング 117:フォーカシング用コイル 118:永久磁石(フォーカシング用磁気回路) 119,141,151,161:対物レンズ側ヒンジ
部 120,142,152,162:固定部側ヒンジ部 121,143,153,163:梁部分 122:トラッキング支持部材 123:ヒンジ部(回転中心) 124:固定用開口部 125:トラッキング用コイル 126:永久磁石(トラッキング用磁気回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/09 - 7/22

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状情報記録媒体(108)に情報の再
    生、記録、消去を行なう光ピックアップにおいて、対物
    レンズ(107)を弾性支持部材(114)により光軸
    方向に移動自在に支持し微動調整するフォーカシング機
    構と、光源(100)と光信号検出部(112)とを有
    する光学ユニットと上記フォーカシング機構とを回動自
    在に支持し微動調整するトラッキング機構と、該トラッ
    キング機構を円盤状情報記録媒体(108)の半径方向
    に移動させるシーク機構とを備え、上記弾性支持部材
    (114)の長手方向は対物レンズ(107)のトラッ
    キング移動軌跡に対して略45°傾いた方向にしてあ
    り、前記対物レンズのフォーカシング動作による光軸ず
    れがトラッキング移動軌跡に対して略45°傾いた方向
    に発生するようにしたことを特徴とする光ピックアッ
    プ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ピックアップにおいて、
    トラッキング機構の回転中心(123)を、光学ユニッ
    トとフォーカシング機構との間に配置したことを特徴と
    する光ピックアップ。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光ピックアップにおいて、
    光学ユニットの重量とフォーカシング機構の重量とを略
    等しくしたことを特徴とする光ピックアップ。
  4. 【請求項4】請求項1記載の光ピックアップにおいて、
    光源(100)及び光信号検出部(112)と対物レン
    ズ(107)との光路間に光偏向手段(104)を設
    け、光路をトラッキング機構の回転中心(123)を囲
    むように曲げたことを特徴とする光ピックアップ。
  5. 【請求項5】請求項4記載の光ピックアップにおいて、
    光偏向手段(104)は、トラッキング機構回動部分の
    ハウジング(116)に設けた開口部に外側から張り付
    けたことを特徴とする光ピックアップ。
  6. 【請求項6】請求項1記載の光ピックアップにおいて、
    光学ユニットと対物レンズ(107)との間の光路は、
    円盤状情報記録媒体(108)に設けた情報トラックに
    対して略45°傾いた方向に伸びていることを特徴とす
    る光ピックアップ。
  7. 【請求項7】請求項1記載の光ピックアップにおいて、
    弾性支持部材(140)の両端部にヒンジ部分(14
    1,142)を設け、一方のヒンジ部分(142)は他
    方のヒンジ部分(141)より幅広であることを特徴と
    する光ピックアップ。
  8. 【請求項8】請求項記載の光ピックアップにおいて、
    弾性支持部材(150)は対物レンズ(107)を挾持
    するように複数個設け、各々の弾性支持部材(150)
    を部分的に連結する橋渡し部分(154)を設けたこと
    を特徴とする光ピックアップ。
  9. 【請求項9】請求項記載の光ピックアップにおいて、
    弾性支持部材(160)の一方の端部には、対物レンズ
    (107)あるいはフォーカシング機構の磁気回路(1
    18)等を避ける切欠き部(164)を設け、他方の端
    部には設けていないことを特徴とする光ピックアップ。
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