JPH0441461Y2 - - Google Patents

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JPH0441461Y2
JPH0441461Y2 JP4204784U JP4204784U JPH0441461Y2 JP H0441461 Y2 JPH0441461 Y2 JP H0441461Y2 JP 4204784 U JP4204784 U JP 4204784U JP 4204784 U JP4204784 U JP 4204784U JP H0441461 Y2 JPH0441461 Y2 JP H0441461Y2
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JP
Japan
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objective lens
lens holding
support shaft
coil
circumferential surface
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JP4204784U
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JPS60155021U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <考案の技術分野> 本考案は光学式デイスクプレーヤに使用される
対物レンズ装置に関するものである。
<背景技術> 従来のこの種の対物レンズ装置には特開昭57−
210457号公報に見られるように、対物レンズを支
持する対物レンズ保持筒の外周面にフオーカス用
とトラツキング用のコイルを固着したものがある
が、斯る構造の場合これらコイル部分での発熱に
よつて所謂熱損失が発生し、延いては所定の対物
レンズの動作が期待できなくなる惧れがある。
<本考案の目的> 本考案は上述の問題点に鑑みて考案されたもの
であり、対物レンズ保持筒の外周面に多数のリブ
を設けて各コイルと対物レンズ保持筒の外周面に
〓間を設ける構造とすることにより、コイル部分
での放熱効果を高めんとするものである。
<本考案の実施例> 以下、本考案の一実施例を添付図面に従つて詳
細に説明する。
第1図乃至第4図は本考案に係る対物レンズ装
置の斜視図、平面図、正面断面図及び分解斜視図
であつて、図中1は板面上中心に支軸2を立設し
たベース体にして、この支軸2を挾む左右の位置
に円弧状の第1のヨーク3及び3′を備えると共
にこれらヨークと直交する前後の方向において上
記支軸2を挾むように止め穴5a,5a′を有する
支持突起4,4′を備え、かつ、支軸2と第1の
ヨーク3との間に板面に光ビームを通過させる透
孔6を穿設している。
7及び7′は上記第1のヨーク3,3′の外側に
おいてベース体1上に載置固定されたマグネツト
にして、その上面には上記第1のヨーク3,3′
の円弧に沿つた円弧面8a,8a′を持つ第2のヨ
ーク8,8′が固着されている。
9は下面を開口した円筒体より成る対物レンズ
保持筒にして、その閉成端面、即ち、上壁面の裏
面には斯る上壁面の中心Oより位置を偏らした箇
所に上記支軸2に挿入支持されるための軸受部1
0を有し、かつ、上記上壁面には上記中心Oと軸
受部10の中心(支軸2の中心)を結ぶ線上に
おいて上記軸受部10と反対側の位置に対物レン
ズ14を嵌着するためのレンズ保持口11を有す
ると共に上記中心Oと軸受部10の中心を結ぶ線
と直交する方向において上記中心Oを挾むよう
に挿口12,12′を開口している。
又、この対物レンズ保持筒9は上記レンズ保持
口11を有する側とは反対側の上壁面の周縁を欠
損13して、この部分にバランス用の重り15を
固着している。
16は上記対物レンズ保持筒9の外周に直接巻
回されたフオーカス用コイル、17及び17′は
このフオーカス用コイルの外周に固着されたトラ
ツキング用コイルである。
18はゴム等の弾性材料で形成された中立保持
具にして、上記軸受部10に被挿される本体部1
8aとこの本体部18aの前後に水平に延在され
先端に止め穴18c,18c′を有した保持アーム
部18b,18b′とより成つている。
そして、上記対物レンズ保持筒9は上述のよう
に対物レンズ14、各コイル16及び17,1
7′を固着すると共に軸受部10に本体部18a
を以つて中立保持具18を被挿した上で、斯る中
立保持具18の保持アーム部18b,18b′が支
持突起4,4′上に載るように軸受部10を以つ
て上記支軸2に挿入支持され、更に、上記上壁面
に設けた挿口12,12′を通して止め部材19,
19′を中立保持具と支持突起の止め穴18c,
18c′及び5a,5a′に挿入することにより抜け
止めされる。
このように支軸2に挿入支持された状態で対物
レンズ保持筒9は支軸2に沿つて上下動(フオー
カス方向)と回動(ラジアル方向)ができる上
に、その周縁を上記第1のヨークと第2のヨーク
間に位置させると共に対物レンズ14をベース体
1上の透孔6に対向させている。
従つて、上記フオーカス用コイル16及びトラ
ツキング用コイル17,17′に夫々電流を流す
と、対物レンズ保持筒9はその電流値に比例した
割合で支軸2に沿つてフオーカス方向に上下動す
ると共に同支軸2を中心にラジアル方向に回動
し、図示しない回路手段及びその他のメカニカル
手段と協同して対物レンズ14より放射される光
ビームをデイスク上のトラツクの所定の位置に当
てることができる。
ところで、本考案では上記トラツキング用コイ
ル17及び17′の取り付け位置について第1図,
第2図及び第5図に示すように格別の考慮を計つ
ている。
即ち、トラツキング用コイル17,17′は第
4図から明らかなように縦部分a,a′と横部分
b,b′から成る平面状の環状体となるようにコイ
ルを順次環状に巻回したもので、一方の縦部分a
の幅方向中心Q1,Q2が上記第1,第2のヨーク
中心に対向した位置で上記対物レンズ保持筒9の
中心Oと支軸2の中心を結ぶ線上に位置するよ
うにフオーカス用コイル16の外周面に固着され
ている。
このようにトラツキング用コイル17,17′
をフオーカス用コイル16上に固着することによ
り、斯るトラツキング用コイル17,17′に基
づく磁界の対物レンズ保持筒9への作用点が上記
中心Q1,Q2の位置となると共にその駆動力F1
(F1′)及びF2(F2′)が上記線に垂直な方向、
即ち、対物レンズ保持筒9の接線方向に働く、従
つて、上記駆動力F1(F1′),F2(F2′)は支軸2を
歪曲させる力の成分を含まず、対物レンズ保持筒
9を支軸2を中心にして円滑に回転させることが
できる。
尚、上記作用点が例えば、第5図中対物レンズ
保持筒9の点P1,P2に位置するようにトラツキ
ング用コイルと各ヨーク及びマグネツトの配置関
係を設定すると、夫々の作用点における駆動力
f1,f2の分力f11,f12が支軸2に歪曲させる側圧力
として働き、対物レンズ保持筒9の円滑な回転が
阻害されることは言うまでもない。
又、本考案では上記トラツキング用コイル17
と17′のアンペア・ターン比を、即ち、電流と
巻数の積の比を、支軸2から上記各作用点までの
距離r1,r2の比に比例して、次式 F1・r1=F2・r2 が得られるようなF1,F2を発生する値に選択し、
対物レンズ保持筒9の円滑な回転を得るよう構成
している。
又、本考案では、他の実施例として第6図に示
すように、第1のヨーク3,3′と第2のヨーク
8,8′の円弧面8a,8a′の曲率半径r′,R′及
びr,Rの中心を支軸2の中心とすることによ
り、磁力線の方向が支軸2を中心に放射状に形成
されるようにしてある。
このことにより、トラツキング用コイル17,
17′より発生する駆動力F1,F2が常に支軸2か
らの法線に垂直に働くこととなるため、対物レン
ズ保持筒9の回転角度が大きくなつても支軸2に
対して側圧がかからず、従つて、第5図の場合に
比して対物レンズ保持筒9をより円滑に回転させ
ることができる。
更に、又、本考案では上記対物レンズ保持筒9
の外周面に第7図に示すように外周全体に亘つて
縦方向に伸びるリブ20を等間隔に多数設けてフ
オーカス用コイル16と対物レンズ保持筒9との
間に〓間を設け、各コイル部分での発熱に対する
放熱効果を向上させる構造としている。
<本考案の効果> 本考案は叙上のように対物レンズ保持筒の外周
面に多数のリブを設けることにより、各コイルと
対物レンズ保持筒の外周面間に〓間を設ける構造
としたものであるから、コイル部分での放熱効果
がよくなり、コイル部分の発熱による熱損失を減
少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係る対物レンズ装
置の斜視図、平面図、正面断面図及び分解斜視図
を示し、第5図はその動作説明図、第6図は他の
実施例の平面図、第7図は上記対物レンズ装置に
おける対物レンズ保持筒の異る実施例を示す斜視
図である。 9……対物レンズ、14……対物レンズ、16
……フオーカス用コイル、17,17′……トラ
ツキング用コイル、20……リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対物レンズを保持すると共に周面にフオーカス
    用及びトラツキング用コイルを固着した対物レン
    ズ保持筒を支軸を中心に回動可能に、かつ、支軸
    に沿つて摺動可能とし、上記対物レンズより放射
    される光ビームを所定の位置に集束させるものに
    おいて、上記対物レンズ保持筒の外周面に多数の
    リブを設け、上記各コイルと対物レンズ保持筒の
    外周面に〓間を形成して成る対物レンズ装置。
JP4204784U 1984-03-22 1984-03-22 対物レンズ装置 Granted JPS60155021U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4204784U JPS60155021U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 対物レンズ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4204784U JPS60155021U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 対物レンズ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60155021U JPS60155021U (ja) 1985-10-16
JPH0441461Y2 true JPH0441461Y2 (ja) 1992-09-29

Family

ID=30552430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4204784U Granted JPS60155021U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 対物レンズ装置

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JP (1) JPS60155021U (ja)

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JPS60155021U (ja) 1985-10-16

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