JPH0329777Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0329777Y2
JPH0329777Y2 JP17370784U JP17370784U JPH0329777Y2 JP H0329777 Y2 JPH0329777 Y2 JP H0329777Y2 JP 17370784 U JP17370784 U JP 17370784U JP 17370784 U JP17370784 U JP 17370784U JP H0329777 Y2 JPH0329777 Y2 JP H0329777Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens holding
reading device
vertical groove
lens
objective lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17370784U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6190025U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17370784U priority Critical patent/JPH0329777Y2/ja
Publication of JPS6190025U publication Critical patent/JPS6190025U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0329777Y2 publication Critical patent/JPH0329777Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、デイスク等の記録媒体上に記録され
た情報を光学的に読み取るための光学的読取り装
置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、この種の光学的読取り装置にあつては、
対物レンズの保持されるレンズ保持筒を円筒状と
し、このレンズ保持筒の外周面にフオーカシング
コイルを巻装する一方、このコイルが光路の妨げ
にならないように上記対物レンズをレンズ保持筒
の外周縁より内側に配置した構成としている。そ
して前記レンズ保持筒の側方に配置した発光器、
受光器と前記対物レンズとの間の光路を、レンズ
保持筒の下方の対物レンズ光軸上に相当する位置
に設けたミラーにより途中で90度の方向転換をす
るようにして、これにより装置全体の高さ寸法を
抑え小型化・薄型化をはかるようにしていた。
しかしながら、上記従来例の場合、光路を方向
転換するミラーと対物レンズの間の光路は、フオ
ーカシングコイルの内側になるので、発光器、受
光器と上記ミラーの間の光路を確保するために
は、ミラーをフオーカシングコイルより下方、換
言するとレンズ保持筒の下方に設ける必要があ
る。そのため、対物レンズとミラーの間隔が必要
以上に大きくなり、ミラーにより光路を方向転換
した効果が十分発揮されず、装置の小型化・薄型
化を十分に達成し得ないという欠点を有する。
また、対物レンズがレンズ保持筒の外周縁より
内側に位置しているため、レンズ保持筒の外周部
に配設されるトラツキングコイルによつて得られ
る力を、対物レンズの重心で捕えることが出来
ず、レンズ保持筒とトラツキングコイルとのアン
バランスによる2次共振、歪などの発生の原因に
なつていた。
〔考案の目的〕
本考案は、従来例における上記の問題点を考慮
してなされたものであつて、装置の高さ寸法を低
く抑えると共に、トラツキングコイルの力を対物
レンズの重心で捕えて回動動作のさいトラツキン
グコイルとレンズ保持筒の間にアンバランスが生
じないようにした光学的読取り装置の提供を目的
とするものである。
〔考案の構成〕
本考案は、上部に対物レンズを保持しベース上
に回動かつ上下動自在に支持したレンズ保持筒
と、このレンズ保持筒の外周面に巻装されレンズ
保持筒の上下動を担うフオーカシングコイルと、
前記レンズ保持筒の外周面に設けられレンズ保持
筒の回動を担うトラツキングコイルと、前記ベー
ス上に設けられ前記フオーカシングコイル及びト
ラツキングコイルと共に磁気回路を形成するヨー
ク及びマグネツトとを備え、前記レンズ保持筒の
側方より投射される光ビームの光路をミラーによ
り前記対物レンズに向く縦方向に方向転換するよ
うにした光学的読取り装置において、前記レンズ
保持筒の対物レンズ配置部に対応する外周面に光
路用縦溝を形成すると共に、この縦溝に前記フオ
ーカシングコイルを沿わせて、レンズ保持筒の側
方より上記光路用縦溝内に光路転換用ミラーを臨
ませ得るように構成したことを特徴とするもので
ある。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図ないし第6図に基き
以下に詳述する。
本実施例の光学的読取り装置は、CDプレーヤ
のピツクアツプ装置に適用したものであつて、磁
気回路の一部を構成するベース1の中央には支軸
2が垂直に突設されている。上記ベース1上に
は、前記支軸2を中心にして円弧状の1対の外側
ヨーク3a,3bと、下端にマグネツト4a,4
bをそれぞれ有する半月状の1対の内側ヨーク5
a,5bとが固設されている。
前記支軸2には、レンズ保持筒6が回動自在か
つ上下動自在となるように支持されている。この
レンズ保持筒6は、円筒形の外周面の互いに対向
し合う2個所に断面が半円形をなす縦溝6a,6
bを形成した形状であつて、その中央部に形成さ
れた軸支穴7に上記支軸2を挿入することによ
り、その周壁部が前記外側ヨーク3a,3bと内
側ヨーク5a,5bの間に回動自在に嵌まり込む
ように支持されている。また上記レンズ保持筒6
の外周面には、フオーカシングコイル8が巻装さ
れると共に、外周面の数個所にはトラツキングコ
イル9が配設されている。上記フオーカシングコ
イル8は、レンズ保持筒6外周面の前記縦溝6
a,6bに相当する部分では、これら縦溝6a,
6bに沿うように凹曲させて巻装されている。
前記レンズ保持筒6の上端面には、その2つの
縦溝6a,6bと両端部がそれぞれ重なるように
レンズ保持アーム10が固着されている。このレ
ンズ保持アーム10の一端部、即ち一方の縦溝6
aと重なる端部側には、レンズ保持穴11が形成
され、対物レンズ12は上記レンズ保持穴11に
嵌着することにより保持されている。一方、上記
レンズ保持アーム10の他端部、即ち他方の縦溝
6bと重なる端部側には、バランスウエイト取付
穴13が形成され、レンズ保持筒6のバランスを
とるためのバランスウエイト14は上記バランス
ウエイト取付穴13に圧入することにより保持さ
れている。又、レンズ保持筒6の軸支穴7と重な
るレンズ保持アーム10の中央部には、支軸2の
挿入を許容する支軸挿通穴15が形成されてい
る。
一方、前記ベース1上には、前記レンズ保持筒
6の縦溝6bに近い位置に形成された嵌着穴1a
に圧入することにより中立保持具取付ピン16が
突設されている。この中立保持具取付ピン16の
上端には、ゴム等の弾性素材からなり前記対物レ
ンズ12を中立位置に保持するための中立保持具
17が、ナツト18により締付け固定されてお
り、この中立保持具17に形成された小穴17a
に前記バランスウエイト14の下端部を挿通して
ナツト19で締付け固定されている。これによ
り、レンズ保持アーム10は、弾性変形する中立
保持具17を介して中立保持具取付ピン16に連
結される。
前記ベース1はハウジング20の台板部20a
に固設される。ハウジング20には発光器21と
受光器22が装着される一方、ベース1上には対
物レンズ12と対応する縦溝6a内に臨むように
光路転換用ミラー23が固設されており、上記発
光器21より投射された光ビームの光路がミラー
23により90度上向きに方向転換されて、対物レ
ンズ12を透過しうるように構成されている。対
物レンズ12を透過した光ビームは記録媒体であ
る図示しないデイスクの情報トラツク上で反射さ
れて再び対物レンズ12を透過し、ミラー23に
より光路を90度横向きに方向転換され、発光器2
1内のプリズム24で反射されて受光器22に入
射される。
なお、縦溝6a,6bの形成された前記レンズ
保持筒6の外周面へのフオーカシングコイル8の
巻装は、第6図a〜dに示す以下の手順により行
なわれる。
(1) レンズ保持筒6の縦溝6a,6bの円弧径と
同一径をなす円柱治具25,25を、各縦溝6
a,6bに嵌め合せる〔第6図a〕。
(2) 円柱治具25,25を嵌め合せた上記の状態
で、フオーカシングコイル8を、円柱治具2
5,25も含めてレンズ保持筒6の外周に巻き
付ける〔第6図b〕。
(3) 次に縦溝6a,6bから円柱治具25,25
を抜き取り、縦溝6a,6bに対応する周域で
凸曲形状をなすフオーカシングコイル8を、一
端部が縦溝6a,6bの円弧面と同一径をなす
半円柱形状の治具26,26で外方より縦溝6
a,6b内に押し付ける〔第6図c〕。
(4) 以上の工程により、縦溝6a,6bから離れ
て外方に膨らむフオーカシングコイル8の凸曲
部分8aは、第6図dに示すように縦溝6a,
6bに沿うように変形する。
本実施例の光学的読取り装置は以上の構成から
成り、図示しない制御回路よりフオーカシングコ
イル8及びトラツキングコイル9にそれぞれ制御
電流が流されると、その電流に応じてレンズ保持
筒6は、中立保持具17による保持力に抗して上
下動および回動し、これによりデイスクの情報ト
ラツク上への対物レンズ12の焦点合せと、所定
の情報トラツク位置への対物レンズ12の変位が
行なわれる。発光器21より照射された光ビーム
は、先述した光路を経てデイスクの所定の情報ト
ラツク上に集束され、ここで反射された光ビーム
は逆の経路を経て受光器22に入射される。
〔考案の効果〕
本考案の光学的読取り装置は、以上のようにレ
ンズ保持筒の対物レンズ配置部に対応する外周面
に縦溝を形成すると共に、この縦溝にフオーカシ
ングコイルを沿わせて、縦溝の部分が対物レンズ
を透過する光ビームの光路となるように構成され
ているので、光路転換用のミラーをレンズ保持筒
の側方より縦溝内に臨むように配置しても、フオ
ーカス調整用コイルで光路が妨げられることがな
く、従つて対物レンズと光路転換用ミラーの間隔
を大幅に短かく設定でき、装置の小型化・薄型化
を達成することが出来る。
また、以上の構成により対物レンズを、その中
心がレンズ保持筒の円形部外周縁相当位置に来る
ように設定できるので、トラツキングコイルによ
つて得られる力を対物レンズの重心で捕えること
が出来、レンズ保持筒とトラツキングコイルとの
アンバランスによる歪、共振などの発生を低減す
ることが出来る。
更に実施例のように、支軸に対して前記光路用
縦溝と対称位置のレンズ保持筒外周面に第2の縦
溝を形成し、光路用縦溝の場合と同様にフオーカ
シングコイルを上記第2の縦溝に沿わせて光路用
縦溝との間のウエイトバランスをとると共に、こ
の第2の縦溝と重なるレンズ保持筒上部の所定位
置に対物レンズとの間のバランスをとるバランス
ウエイトを配置して、第2の縦溝に近いベース上
に立設されたピンに取り付けた中立保持具を前記
バランスウエイトに連結することにより中立保持
機構を構成すれば、レンズ保持筒の内側に中立保
持機構を構成していた従来例の場合のように組立
作業に困難を伴うことがなく、作業能率を大幅に
向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図はその組立状態を示す外観斜視図、第3図
はその平面図、第4図は第3図のA−A矢視断面
図、第5図は第3図のB−B矢視断面図、第6図
a〜dはレンズ保持筒の縦溝へフオーカス調整用
コイルを沿わせる作業手順を示す説明図である。 1はベース、2は支軸、3a,3bは外側ヨー
ク、4a,4bはマグネツト、5a,5bは内側
ヨーク、6はレンズ保持筒、6a,6bは縦溝、
8はフオーカシングコイル、9はトラツキングコ
イル、12は対物レンズ、21は発光器、22は
受光器、23は光路転換用ミラーである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上部に対物レンズを保持しベース上に回動か
    つ上下動自在に支持したレンズ保持筒と、この
    レンズ保持筒の外周面に巻装されレンズ保持筒
    の上下動を担うフオーカシングコイルと、前記
    レンズ保持筒の外周面に設けられレンズ保持筒
    の回動を担うトラツキングコイルと、前記ベー
    ス上に設けられ前記フオーカシングコイル及び
    トラツキングコイルと共に磁気回路を形成する
    ヨーク及びマグネツトとを備え、前記レンズ保
    持筒の側方より投射される光ビームの光路をミ
    ラーにより前記対物レンズに向く縦方向に方向
    転換するようにした光学的読取り装置におい
    て、前記対物レンズ保持部に対応するレンズ保
    持部外周面に光路用縦溝を形成すると共に、こ
    の縦溝に前記フオーカシングコイルを沿わせた
    ことを特徴とする光学的読取り装置。 2 前記レンズ保持筒は、その回動支軸を挾んで
    前記光路用縦溝と対向する外周面に第2の縦溝
    が形成され、この第2の縦溝に前記フオーカシ
    ングコイルが沿つている実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の光学的読取り装置。 3 前記レンズ保持筒は、前記第2の縦溝と重な
    る上部位置に前記対物レンズとの間のバランス
    をとるバランスウエイトが配置され、上記第2
    の縦溝に近いベース上に立設されたピンに取り
    付けた中立保持具が上記バランスウエイトに連
    結されている実用新案登録請求の範囲第2項記
    載の光学的読取り装置。
JP17370784U 1984-11-15 1984-11-15 Expired JPH0329777Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17370784U JPH0329777Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17370784U JPH0329777Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6190025U JPS6190025U (ja) 1986-06-11
JPH0329777Y2 true JPH0329777Y2 (ja) 1991-06-25

Family

ID=30731348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17370784U Expired JPH0329777Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0329777Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6190025U (ja) 1986-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0514334B2 (ja)
JPH0329777Y2 (ja)
JPH045057Y2 (ja)
JPH0146926B2 (ja)
JPH045056Y2 (ja)
JPH045058Y2 (ja)
JPH05205283A (ja) 光ピックアップの対物レンズ駆動装置
JP2614499B2 (ja) 光ディスク用アクチュエータ
JP2000353330A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP3870114B2 (ja) 光ピックアップ
KR930004022Y1 (ko) 대물렌즈 구동장치
JPH048483Y2 (ja)
JPH03104026A (ja) 光学ヘッド用アクチュエータ
JPS6346497B2 (ja)
JP2534976Y2 (ja) 対物レンズアクチユエータ
JPH0441461Y2 (ja)
JPS6112595Y2 (ja)
JP3749596B2 (ja) 光ピックアップ装置
JPS6216Y2 (ja)
JP3910854B2 (ja) 光学系駆動装置
JP3670559B2 (ja) 光ヘッド装置
JPS62154238A (ja) 対物レンズ支持装置
JPS63112831A (ja) 光学系駆動装置
JPH0452817Y2 (ja)
JPS6336500Y2 (ja)