JPH045056Y2 - - Google Patents

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JPH045056Y2
JPH045056Y2 JP18050184U JP18050184U JPH045056Y2 JP H045056 Y2 JPH045056 Y2 JP H045056Y2 JP 18050184 U JP18050184 U JP 18050184U JP 18050184 U JP18050184 U JP 18050184U JP H045056 Y2 JPH045056 Y2 JP H045056Y2
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JP
Japan
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lens holding
lens
holding tube
base
vertical groove
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JP18050184U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は光学的読取り装置に関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来、この種の光学的読取り装置にあつては対
物レンズを保持するレンズ保持筒を支軸に対して
上下動かつ回動自在に支持するに当り、レンズ保
持筒の内側において弾性材で形成される中立保持
具によりレンズ保持筒を支持する構成としてい
た。
従つて、かかる従来の構造では中立保持具とレ
ンズ保持筒の結合が難しく作業性が悪いとの欠点
を有していた。
〔本考案の目的〕
本考案は上記従来装置の欠点を鑑みて考案され
たものであり、レンズ保持筒の外周面に縦溝を設
ける一方、ベース上のピンに一端を取り付けた中
立保持具を上記縦溝内に位置させると共にかかる
中立保持具にて上記レンズ保持筒を上記ベース上
の支軸に対して回動かつ上下動自在に支持するよ
うにし、中立保持具とレンズ保持筒の結合を容易
にせんとするものである。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図ないし第6図に基き
以下に詳述する。
本実施例の光学的読取り装置は、CDプレーヤ
のピツクアツプ装置に適用したものであつて、磁
気回路の一部を構成するベース1の中央には支軸
2が垂直に突設されている。上記ベース1上に
は、前記支軸2を中心にして円弧状の1対の外側
ヨーク3a,3bと、下端にマグネツト4a,4
bをそれぞれ有する半月状の1対の内側ヨーク5
a,5bとが固設されている。
前記支軸2には、レンズ保持筒6が回動自在か
つ上下動自在となるように支持されている。この
レンズ保持筒6は、円筒形の外周面の互いに対向
し合う2個所に断面が半円形をなす縦溝6a,6
bを形成した形状であつて、その中央部に形成さ
れた軸支穴7に上記支軸2を挿入することによ
り、その周壁部が前記外側ヨーク3a,3bと内
側ヨーク5a,5bの間に回動自在に嵌まり込む
ように支持されている。また上記レンズ保持筒6
の外周面には、フオーカシングコイル8が巻装さ
れると共に、外周面の数個所にはトラツキングコ
イル9が配設されている。上記フオーカシングコ
イル8は、レンズ保持筒6外周面の前記縦溝6
a,6bに相当する部分では、これら縦溝6a,
6bに沿うように凹曲させて巻装されている。
前記レンズ保持筒6の上端面には、その2つの
縦溝6a,6bと両端部がそれぞれ重なるように
レンズ保持アーム10が固着されている。このレ
ンズ保持アーム10の一端部、即ち一方の縦溝6
aと重なる端部側には、レンズ保持穴11が形成
され、対物レンズ12は上記レンズ保持穴11に
嵌着することにより保持されている。一方、上記
レンズ保持アーム10の他端部、即ち他方の縦溝
6bと重なる端部側には、バランスウエイト取付
穴13が形成され、レンズ保持筒6のバランスを
とるためのバランスウエイト14は上記バランス
ウエイト取付穴13に圧入することにより保持さ
れている。又、レンズ保持筒6の軸支穴7と重な
るレンズ保持アーム10の中央部には、支軸2の
挿入を許容する支軸挿通穴15が形成されてい
る。
一方、前記ベース1上には、前記レンズ保持筒
6の縦溝6bに近い位置に形成された嵌着穴1a
に圧入することにより中立保持具取付ピン16が
突設されている。この中立保持具取付ピン16の
上端には、ゴム等の弾性素材からなり前記対物レ
ンズ12を中立位置に保持するための中立保持具
17が、ナツト18により締付け固定されてお
り、この中立保持具17に形成された小穴17a
に前記バランスウエイト14の下端部を挿通して
ナツト19で締付け固定されている。これによ
り、レンズ保持アーム10は、レンズ保持筒6と
共に弾性変形する中立保持具17を介して中立保
持具取付ピン16に連結される。又、前記中立保
持具17は小穴17aを含む略々半分の部分を前
記縦溝6b内に位置させている。
前記ベース1はハウジング20の台板部20a
に固設される。ハウジング20には発光器21と
受光器22が装着される一方、ベース1上には対
物レンズ12と対応する縦溝6a内に臨むように
光路転換用ミラー23が固設されており、上記発
光器21より投射された光ビームの光路がミラー
23により90度上向きに方向転換されて、対物レ
ンズ12を透過しうるように構成されている。対
物レンズ12を透過した光ビームは記録媒体であ
る図示しないデイスクの情報トラツク上で反射さ
れて再び対物レンズ12を透過し、ミラー23に
より光路を90度横向きに方向転換され、発光器2
1内のプリズム24で反射されて受光器22に入
射される。
なお、縦溝6a,6bの形成された前記レンズ
保持筒6の外周面へのフオーカシングコイル8の
巻装は、第6図a〜dに示す以下の手順により行
なわれる。
(1) レンズ保持筒6の縦溝6a,6bの円弧径と
同一径をなす円柱治具25,25を、各縦溝6
a,6bに嵌め合せる〔第6図a〕。
(2) 円柱治具25,25を嵌め合せた上記の状態
で、フオーカシングコイル8を、円柱治具2
5,25も含めてレンズ保持筒6の外周に巻き
付ける〔第6図b〕。
(3) 次に縦溝6a,6bから円柱治具25,25
を抜き取り、縦溝6a,6bに対応する周域で
凸曲形状をなすフオーカシングコイル8を、一
端部が縦溝6a,6bの円弧径と同一径をなす
半円柱形状の治具26,26で外方より縦溝6
a,6b内に押し付ける〔第6図c〕。
(4) 以上の工程により、縦溝6a,6bから離れ
て外方に膨らむフオーカシングコイル8の凸曲
部分8aは、第6図dに示すように縦溝6a,
6bに沿うように変形する。
本実施例の光学的読取り装置は以上の構成から
成り、図示しない制御回路よりフオーカシングコ
イル8及びトラツキングコイル9にそれぞれ制御
電流が流されると、その電流に応じてレンズ保持
筒6は、中立保持具17による保持力に抗して上
下動および回動し、これによりデイスクの情報ト
ラツク上へ対物レンズ12の焦点合せと、所定の
情報トラツク位置への対物レンズ12の変位が行
なわれる。発光器21より照射された光ビーム
は、先述した光路を経てデイスクの所定の情報ト
ラツク上に集束され、ここで反射された光ビーム
は逆の経路を経て受光器22に入射される。
〔本考案の効果〕
本考案は叙上のように構成されるもので、殊に
レンズ保持筒の外周面に設けた縦溝に中立保持具
を位置させ、レンズ保持筒の外部でレンズ保持筒
と中立保持具を結合するようにしたものであるか
ら、その作業が非常に簡単になると共に中立保持
具をレンズ保持筒外に出したにも拘らず装置を小
型に構成することができる優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図はその組立状態を示す外観斜視図、第3図
はその平面図、第4図は第3図のA−A矢視断面
図、第5図は第3図のB−B矢視断面図、第6図
a〜dはレンズ保持筒の縦溝へフオーカス調整用
コイルを沿わせる作業手順を示す説明図である。 1はベース、2は支軸、3a,3bは外側ヨー
ク、4a,4bはマグネツト、5a,5bは内側
ヨーク、6はレンズ保持筒、6a,6bは縦溝、
8はフオーカシングコイル、9はトラツキングコ
イル、12は対物レンズ、21は発光器、22は
受光器、23は光路転換用ミラーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に対物レンズを保持しベース上の支軸に回
    動かつ上下動自在に支持したレンズ保持筒と、こ
    のレンズ保持筒の外周面に巻装されレンズ保持筒
    の上下動を担うフオーカシングコイルと、前記レ
    ンズ保持筒の外周面に設けられレンズ保持筒の回
    動を担うトラキングコイルと、前記ベース上に設
    けられ前記フオーカシングコイル及びトラツキン
    グコイルと共に磁気回路を形成するヨーク及びマ
    グネツトとを備えた光学的読取り装置において、
    前記レンズ保持筒の外周面に縦溝を形成すると共
    に、この縦溝内に一端を上記ベース上のピンに取
    り付けられた弾性材から成る中立保持具を位置さ
    せ該中立保持具にて上記レンズ保持筒を上記支軸
    に回動かつ上下動自在に支持する構成とした光学
    的読取り装置。
JP18050184U 1984-11-27 1984-11-27 Expired JPH045056Y2 (ja)

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JP18050184U JPH045056Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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JP18050184U JPH045056Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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JPS6193826U JPS6193826U (ja) 1986-06-17
JPH045056Y2 true JPH045056Y2 (ja) 1992-02-13

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