JPH0737117A - グラフィックデータ処理装置 - Google Patents

グラフィックデータ処理装置

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JPH0737117A
JPH0737117A JP18040193A JP18040193A JPH0737117A JP H0737117 A JPH0737117 A JP H0737117A JP 18040193 A JP18040193 A JP 18040193A JP 18040193 A JP18040193 A JP 18040193A JP H0737117 A JPH0737117 A JP H0737117A
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啓司 北川
Ikuo Tani
郁夫 谷
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DESIGN AUTOM KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 図形、文字、記号などを表示するためのコマ
ンド選択時に簡単、高速かつ正確にコマンドの指定を可
能とするようなグラフィックデータ処理装置を提供す
る。 【構成】 この装置はキーボード19およびマウス20
を含む入力部、グラフィックデータおよび複数のプログ
ラムを記憶した主記憶装置30、ならびにディスプレイ
36を接続するCPU28を含んで構成され、ディスプ
レイ36に既に表示された図形の中で所望の図形に対応
のものが選択指定されることにより、所望図形を描くた
めのコマンドモードに設定されて所望図形を描くための
プログラムが自動選択されて起動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CADシステムまた
はCAD/CAMシステムと一般に称されているコンピ
ュータを用いたグラフィックデータ処理装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】図23は、従来のCAD/CAMシステ
ムのディスプレイ画面の一例を示す図である。図23を
参照して、従来のCAD/CAMシステムにより図形、
文字、記号などのグラフィックデータをディスプレイ画
面に表示させるための操作について説明する。
【0003】ディスプレイ画面10のたとえば下欄には
メニュー域12が設けられている。メニュー域12に
は、一時にたとえば最大10個のコマンドが表示可能に
されている。使用者はメニュー域12に表示されている
コマンドの中に所望のコマンドがあればそのコマンドを
選び、なければメニュー域12の表示を次の表示に変
え、表示頁をめくりながら所望のコマンドを探し、該コ
マンドを選択する。
【0004】具体例を示せば、たとえば「円」を作図し
たい場合は、次のように操作をすればよい。まず、メニ
ュー域12に、 「レイヤ枠変更基準設定基準解除ズーム作
図次項メニュー」 というコマンドが表示される。使用者は「作図」をポ
インティングデバイス、たとえばマウス、ライトペン、
カーソルなどにより指定する。応じて、メニュー域12
には、 「線部連続線補助線円十字円弧扇形ス
プライン次項」 というコマンドが現われる。よってポインティングデバ
イスで「円」を指定すれば、コマンドモードは円を描
くためのモードとなり、円を描くためのプログラムが呼
出される。
【0005】もし、使用者が「文字」を作図したい場合
であれば、上記メニュー域12に現われたコマンドの
「次項」を指定し、頁を繰りながら、所望のコマン
ド、すなわちコマンド「文字」が現われるまで操作を繰
り返せばよい。
【0006】所望のコマンドモード、たとえばコマンド
「円」のモードにした後、ディスプレイ画面10の図形
表示域14上の図形を描きたい場所をポインティングデ
バイスで指定する。「円」の場合を例にとれば、いろい
ろな方法があるが、一例として、ポインティングデバイ
スで中心点(中心座標)と半径の大きさを指定する。そ
れにより、円が描かれる。また、描かれた円の属性、す
なわち円が実線で表示されているか、点線か、一点鎖線
か、線の色は何色か、線の太さはいくらかなどの内容
は、属性表示域16に表示される。なお描いた図形など
の属性を変えることも可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CAD/C
AMシステムが高性能になるほど、データ処理のための
コマンドの数が多くなる。よって、10種類足らずのコ
マンドしか一度に表示できないメニュー域12を用いて
のコマンド表示では、コマンド表示頁が複数頁、特に数
十頁にわたり、所望のコマンドを探すために、ポインテ
ィングデバイスの操作回数などが増え、手間と時間がか
かる。
【0008】また、使用者が予めどのコマンドはどの頁
に存在するかを概略記憶しておけばコマンド検索処理は
比較的スムーズに行なえるが、そのためには装置の使用
にかなりの熟練が要求される。
【0009】一方、メニュー域12にコマンドを表示す
るのに代えて、タブレット18(図23参照)からコマ
ンドを入力する方式のものもある。しかしながら、タブ
レット18によるコマンドの入力方式では、タブレット
上に表示されたすべてのコマンド、たとえば100個以
上のコマンドの中から所望のコマンドを探し出すのが困
難で、コマンドの選択に時間がかかるなどの欠点があ
る。
【0010】さらに、メニュー域12を用いる方式のも
のにおいても、タブレット18を用いる方式のものにお
いても、コマンドの意味はごく短い名称で表現されるこ
とが多い。たとえば、「直線を描け」というコマンドは
「LN」と表現され、「円を描け」というコマンドは
「CR」と表現されるごときである。それゆえ、このよ
うな略称によるコマンド表示が採用されている場合に
は、コマンドの意味を理解するためのトレーニングも必
要になる。
【0011】それゆえに、この発明の1つの目的は、表
示画面上に図形、文字、記号などを表示するためのコマ
ンド選択時に簡単、高速かつ正確にコマンドの指定を可
能とするようなグラフィックデータ処理装置を提供する
ことである。また、この発明の他の目的は、容易に操作
可能なグラフィックデータ処理装置を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るグラフデ
ータ処理装置は複数のコマンドによって動作する装置で
あって、表示画面に図形を表示する手段と、表示された
図形の部分を指定する手段と、この指定に応答して図形
のタイプを識別する手段と、識別された図形のタイプに
従って、予め準備された複数の作図モードから所望のモ
ードを指定する手段と、指定モードに従って複数のコマ
ンドから1つのコマンドを特定してコールする手段と、
コールされたコマンドに従って前記表示手段に図形を作
図する手段とを備えて構成される。
【0013】また、上述のグラフィックデータ処理装置
は、前述した複数のコマンドのそれぞれが、マンマシン
インターフェイスのための処理機能を有して構成されて
もよい。
【0014】
【作用】この発明に係るグラフィックデータ処理装置は
複数のコマンドによって動作する装置である。この装置
において、表示手段の表示画面に表示された図形の部分
が指定されると、応じて指定された図形のタイプが識別
され、識別された図形のタイプに従って所望の作図モー
ドが指定される。そして指定モードに従って前述の複数
のコマンドから1つのコマンドが特定されてコールさ
れ、そのコールされたコマンドに従って表示手段に図形
が作図される。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
し詳細に説明する。
【0016】[第1の実施例]図1はこの実施例の全体
構成を示すブロック図である。キーボード19およびポ
インティングデバイスの一例のマウス20から入力され
る信号は、入力回路24からバッファ回路26を介して
CPU28へ与えられる。CPU28はこの装置の制御
中枢であって、与えられる入力信号に応答し、主記憶装
置30のメインプログラムなどに基づいてデータ処理の
ための動作を行なう。具体的には、上記キーボード19
およびマウス20からのコマンド選択信号に基づいて、
外部記憶装置(たとえばフレキシブルディスク、ROM
などの固体メモリ装置、カセットテープなど)32に記
憶されているアプリケーションプログラム群の中から特
定されたコマンドに対応するプログラムを読出して、主
記憶装置30の所定エリアに該プログラムをストアす
る。そして、キーボード19またはマウス20から表示
領域を特定する信号が与えられると、CPU28は上記
ストアしたアプリケーションプログラムなどに基づいて
データ処理をし、ビデオRAM34へ表示データを与え
る。ビデオRAM34に与えられたデータはディスプレ
イ36上に表示される。また、CPU28の処理した表
示データは、主記憶装置30のデータベース31に記憶
されるようになっている。
【0017】図2は、ディスプレイ36の画面上に表示
された図形および文字と、主記憶装置30のデータベー
ス31に記憶された内容との関係を表わす図解図であ
る。図2を参照して、ディスプレイ36上に、図示のよ
うに、実線による直線38、点線の円弧40および文字
「OMRON」42が表示されている場合を考える。こ
の場合、データベース31には、直線38に関するデー
タ、円弧40に関するデータおよび文字42に関するデ
ータが、それぞれ、記憶されている。具体的には、直線
38に関するデータとして、 「始点座標:x1 ,y1 、終点座標:x2 ,y2 、線
種:実線、線の太さ:0.6mm、色:青」 などのデータが、円弧40のデータとしては、 「中心座標:x3 ,y3 、半径:r1 、始点角度:
θ1 、終点角度:θ2 、線種:破線、線の太さ:0.4
mm、色:緑」 などのデータが、さらに文字42に関しては、 「始点座標:x4 ,y4 、高さ:h、幅:w、文字間ス
ペース:1/2、傾き角度:θ3 、文字種類:英文字、
文字内容:OMRON、色:白」 などのデータが記憶されている。
【0018】図3は、この発明の実施例に係るグラフィ
ックデータ処理装置により、既に表示されている図形な
どを利用してコマンドを選択する処理(以下これを「グ
ラフィックコマンド」処理という)を実行する場合の動
作を表わすフローチャートである。次に、図3の流れに
従って、かつ、必要に応じて図1および図2を参照しな
がら、グラフィックコマンド切換処理について説明す
る。
【0019】使用者によってキーボード19の特定キ
ー、たとえば「Q」キーが押されて、CPU28がその
「Q」キー入力を検出すると、装置はグラフィックコマ
ンドモードになる。
【0020】グラフィックコマンドモードでは、CPU
28はマウス20からの信号入力を待つ。使用者は、デ
ィスプレイ36上に既に表示されている図形などの中か
ら、次に描きたい図形と同じ種類の図形をマウス20を
用いて指定する。たとえば、図2を参照して、使用者が
次に使用したい図形が円弧である場合は、円弧40の任
意の部分をマウス20によって指定する。
【0021】マウス20からの指定入力に基づいて、C
PU28は主記憶装置30のデータベース31を検索す
る。そして、マウス20によって指定された「座標」を
含む表示データを検出する。図2に示すデータベース3
1の円弧データは、マウス20によって指定入力された
座標を通る線(軌跡)を有する表示データ(中心座標:
3 ,y3 、半径:r1 、始点角度θ1 、および終点角
度θ2 )を有している。したがって、この場合、円弧4
0のデータをデータベース31から検出する。
【0022】もし、該当するデータがデータベース31
内に記憶されていない場合は、マウス20によって無表
示の点が指定されたことになるから、その場合はエラー
処理をすることになる。
【0023】マウス20によって指定された点を含む表
示データが検出された場合は、CPU28は検出された
表示データにかかる図形、この場合円弧40を特定の
色、たとえば赤色に点灯させて、該円弧40のデータが
検出された旨を使用者が認識できるようにしている。
【0024】次に、CPU28は、検出したデータが図
形のデータか文字のデータかを判別する。この場合検出
したデータは円弧40に関する図形のデータであるから
CPU28は当該図形、すなわち円弧を作図するための
コマンドモードになるように、外部記憶装置32のアプ
リケーションプログラム群から円弧を作成するためのア
プリケーションプログラムを読出し、主記憶装置30の
所定エリアにストアする。
【0025】よって、装置は円弧を作成可能な状態にな
る。マウス20によって文字が指定された場合、たとえ
ば図2における文字「OMRON」42が指定された場
合は、CPU28は文字内容の判別をし、文字内容が予
め定められた内容の文字か否かを判断する。予め定めら
れた内容の文字とは、たとえば、「CIRCLE」「L
INE」「MOVE」などの文字が考えられる。指定さ
れた文字がこのような内容の場合は、文字を作図するた
めのプログラムを読出すのに代えて、文字の内容が意味
するプログラム、つまり円を描くためのプログラム、線
を引くためのプログラム、表示内容を移動するためのプ
ログラムなどを選択させることもできる。もし指定され
た文字が予め定められた意味を持たなければ、CPU2
8は文字を描くためのモードとなる。
【0026】図2を参照して、マウス20によって指定
され、データベース31から検出されたデータのうち、
表示されている図形種類などを表わすデータ、たとえば
「直線」「円弧」「文字」に基づいてコマンドモードを
切換え、対応する選ばれた基本図形を表示するための複
数のアプリケーションプログラムの中から予めシステム
側で決められた1つを選択し、同時に属性データ、たと
えば線種、色なども指定された図形の属性に切換わるよ
うにしてもよいし、属性データのうちの所定のものはコ
マンドモード切換前の属性データのまま変化しないよう
にすることもできる。
【0027】なお、この実施例では、選択されたコマン
ドに対応するアプリケーションプログラムは外部記憶装
置32に記憶されているものを取上げたが、主記憶装置
の記憶容量などが大きく、コマンドに対応するアプリケ
ーションプログラムが主記憶装置に記憶されているよう
なものでもよいことはもちろんである。
【0028】さらにまた、ディスプレイ36上にまだ何
も図形などが表示されていない場合、すなわち使用開始
においては、既に表示されている図形などを用いてコマ
ンドを指定するというグラフィックコマンドモードによ
る処理はできないが、その場合は、予めよく利用しそう
な図形、たとえば直線、円、英文字などを予めディスプ
レイ36の隅などに通常の表示の仕方で表示しておき、
以後はその表示を用いてグラフィックコマンドモードに
よる処理を実行すれば便利である。
【0029】上述したように、既に表示されている図形
の中から描きたい図形を選択すれば、装置はコマンドモ
ードとなって自動的に選択されたデータの型の図形など
を描くためのプログラムを自動的に選択する。
【0030】つまり、既に表示されている図形などの中
の所望の図形を指定することにより、装置がその図形を
描くためのコマンドモードに切換わり、その図形を描く
ためのプログラムが自動的に選択されるので、取扱いの
容易な、コマンド指定が迅速、正確かつ容易にできるグ
ラフィックデータ処理装置を得ることができる。
【0031】[第2の実施例]図4に、第2の実施例に
おける表示内容、データベースに記憶されたデータおよ
び図形を表示するために用いられたアプリケーションプ
ログラムの関係が示される。図4を参照して、ディスプ
レイ36には長方形52と、2つの円58および60
と、これらの円に接する円間接線62とが描かれてい
る。長方形52は、4つの線分53、54、55および
56からなる。データベース31には、線分53のレコ
ード66、線分54のレコード68、線分55のレコー
ド70、線分56のレコード72、円58のレコード7
4、円60のレコード76および線分62のレコード7
8が記憶されている。レコード66、68、70および
72には、後の図5で説明するが、長方形プログラムを
表わすオブジェクトコマンドコードが記憶され、レコー
ド74および76には円を表わすオブジェクトコマンド
コードが記憶され、レコード78には円間接線プログラ
ムを表わすオブジェクトコマンドコードが記憶される。
主記憶装置30のアプリケーションプログラム記憶エリ
ア64には、上述の各オブジェクトコマンドコードに対
応する長方形作成プログラム、円作成プログラムおよび
円間接線作成プログラムが記憶されている。
【0032】図5を参照して、データベース31に記憶
されるそれぞれのデータレコード80は、種別コードC
1、サブコードC2、レイヤNO.C3、色コードC
4、線種コードC5、線端コードC6、上述のオブジェ
クトコマンドコードC7、その他の属性情報C8および
図形情報P1〜P5を含む。種別コードC1は表示要素
がどの基本要素であるのかを表わす。この実施例では基
本要素として、直線,点,円,円弧および文字が提供さ
れる。種別コードC1は“1”、“2”、“3”、
“4”および“5”を有し、基本要素がそれぞれ直線,
点,円,円弧および文字であることを示す。
【0033】この実施例では、種別コードC1を用いて
基本要素を描くこともできる。ディスプレイ36に表示
される表示内容が多層構造をなしてもよく、たとえば第
1層に図形が表示され、第2層に図形の寸法が表示され
るようにしてもよい。レイヤNO.C3はそのような表
示層の番号を表わす。色コードC4は上述の基本要素の
色を表わし、線種コードC5は基本要素が、たとえば、
実線、点線、一点鎖線などのいずれを用いて描かれるの
かを表わす。線端コードC6は、線の端部に矢印、ドッ
トなどが付されているか否かを表わす。オブジェクトコ
マンドコードC7はアプリケーションプログラムの識別
コードである。レコードがどのアプリケーションプログ
ラムによって作られたかを表わしている。
【0034】この実施例では、長方形が長方形プログラ
ムによって作成されているので種別コードC1には直線
に対応するコードが記憶されオブジェクトコマンドコー
ドC7には長方形プログラムに対応するコードが記憶さ
れる。このタイプのレコードで座標データが異なる4レ
コードがデータベースに出力される。
【0035】もし、長方形が直線プログラムによって作
成されている場合には、種別コードC1には直線に対応
するコードが記憶されオブジェクトコマンドコードC7
には直線プログラムに対応するコードが記憶される。こ
のタイプのレコードで座標データの異なる4レコードが
データベースに出力されることになる。
【0036】同様にして円間接線は円間接線プログラム
によって作成されているので種別コードC1には直線に
対応するコードが記憶されオブジェクトコマンドコード
C7には円間接線プログラムに対応するコードが記憶さ
れる。このレコードが1レコードデータベースに出力さ
れる。
【0037】もし、円間接線が直線プログラムによって
作成されている場合には、種別コードC1には直線に対
応するコードが記憶されオブジェクトコマンドコードC
7には直線プログラムに対応するコードが記憶される。
このレコードが1レコードデータベースに出力されるこ
とになる。
【0038】同様にして円が円プログラムによって作成
されているので種別コードC1には円に対応するコード
が記憶されオブジェクトコマンドコードC7には円プロ
グラムに対応するコードが記憶される。このレコードが
1レコードデータベースに出力される。
【0039】次に図6を参照して、図5に示された図形
情報P1〜P5について説明する。種別コードC1が直
線を表わすコードであるとき、レコード80の図形情報
P1,P2にはそれぞれ、その線分の開始点のX座標:
1 、Y座標:Y1 が記憶され、図形情報P3、P4に
はそれぞれ、その線分の終点のX座標:X2 、Y座標:
2 が記憶される。種別コードC1が点を表わすコード
であるとき、図形情報P1,P2にはそれぞれその点の
X座標,Y座標が記憶される。種別コードC1が円を表
わすコードであるとき、図形情報P1,P2には、それ
ぞれ円の中心のX座標,Y座標が記憶され、図形情報P
3には、円の半径:Rが記憶される。種別コードC1が
円弧を表わすコードであるとき、図形情報P1、P2に
は、円弧の中心のX座標、Y座標が記憶され、図形情報
P3には、円弧の半径:Rが記憶され、図形情報P4に
は開始角:θ1 が記憶され、図形情報P5には終止角:
θ 2 が記憶される。種別コードC1が文字を表わすコー
ドであるとき、図形情報P1,P2には、それぞれ描か
れた文字列の最初の文字の中心のX座標,Y座標が記憶
され、図形情報P3には、文字列がX軸となす角:θが
記憶され、図形情報P4には、文字の大きさ:hおよび
文字と文字の間隔:dが記憶され、図形情報P5には、
文字数:nと文字コード:iとが記憶される。
【0040】図4に示す長方形52が図7に示すように
位置しているとき、図8に示すように、その長方形52
に関する4つの線分に対応する4つのレコード66,6
8,70および72がデータベースに存在する。これら
のレコードにおいて、種別コードC1=(1)は直線で
あることを示し、オブジェクトコマンドコードC7=
“125”はこのレコードが長方形プログラムで作られ
たことを示す。各レコードの図形情報P1,P2,P3
およびP4には各線分の両端座標が記憶される。
【0041】図9は、種別コードC1により識別される
基本要素の集合と、データベースにおけるデータレコー
ドの集合との関係を示し、図10は、基本要素の集合
と、オブジェクトコマンドコードC7の集合と、アプリ
ケーションプログラムの集合との相互間の関係を示す。
図9を参照して、データベースの1つのレコードは、デ
ィスプレイ36に表示されている図形などの複合要素を
構成している1つの基本要素に対応していることが理解
される。たとえば、図8に示されたレコード66は、図
7に示す線分53にのみ対応している。図10を参照し
て、1つのオブジェクトコマンドコードC7に対して複
数の基本要素が対応していることが理解される。たとえ
ば、長方形プログラムに対応するオブジェクトコマンド
コードC7=“125”と、線分53、54、55およ
び56が対応している。要するに、基本要素の集合とデ
ータレコードの集合は1対1に対応しているが、一方基
本要素の集合とアプリケーションプログラムの集合とは
1:1ではなくn:1に対応していることが理解され
る。
【0042】図11は、この発明の第2の実施例のディ
スプレイ36の表示態様を示す図である。図11を参照
して、ディスプレイ36は、作図を行なうためのエリア
82と、作図を行なうために作図プログラムあるいは作
図コマンドを選択するためのメニューエリア84と、オ
ペレータに入力デバイスをどのように操作すべきかを案
内するメッセージを表示するためのエリア86と、現在
メインプログラムにセットされている属性情報を表示す
る属性情報エリア88とを有する。属性情報エリア88
は、レイヤNO.C3を表示するためのエリア90と、
色コードC4を数字あるいは色でもって表示するための
エリア92と、線種コードC5を表示するためのエリア
94と、線端コードC6を表示するためのエリア96と
を含む。マウス20で属性情報エリア88のいずれかの
エリアを指示して、マウスのボタンを押圧することによ
り、そのエリア属性は更新される。たとえば、今、色コ
ードC4のエリア92が青色であるとする。この場合に
おいて、マウス20で色コード表示エリア92を指示し
て、マウスのボタンを押圧すると、色コード表示エリア
92は次のコードである赤に変わる。このようにして、
メインプログラムに所望の属性情報をセットするこどか
できる。メインプログラムの属性情報は作図に用いられ
る作図プログラムに引渡され、その属性情報を用いて、
作図が行なわれる。メニューエリア84に表示されるコ
マンド名には、直線,接線,円間接線,ハッチング線,
長方形,円,円弧,接円,水平寸法,垂直寸法,直径寸
法,文字などが含まれる。
【0043】図12は、この発明の第2の実施例の動作
を説明するための図である。次に、図12を参照して、
第2の実施例の作図を行なうための動作について説明す
る。
【0044】電源がONにされると、ステップS21に
おいて、グラフィックデータ処理装置のハードウェアお
よびオペレーティングシステム(OS)が作動し、次
に、ステップS22において、CADプログラムが起動
する。ステップS23において、ディスプレイ36に
は、最初のメニューが表示される。オペレータは、新規
に作図を行なうか、それとも、既存図面を用いて作図を
行なうかを、たとえばマウス20を用いて選択する。新
規に作図を行なうことが選択された場合には、ステップ
S24において、データベース31のエリアが初期化さ
れ、次に、ステップS25において図面のサイズおよび
単位(mm)などが入力される。一方、既存図面を用い
て作図を行なうことが選択された場合には、ステップS
31において、所望の図面番号がキーボード19あるい
はマウス20を用いて入力される。それから、その図面
番号に基づいて、ハードディスクから図面に対応するフ
ァイルが読取られ、そのファイルがデータベース31へ
セットされる。
【0045】新規に図面を描く場合、および既存図面を
用いて作図を行なう場合のいずれの場合にも、ステップ
S26において作図・編集モードがセットされ、そのモ
ードにおいて作図・編集が行なわれる。作図・編集の特
定的な動作については後で説明する。次に、ステップS
27において、作図した図面を登録するか否かが指示さ
れる。作図が行なわれた場合には、作図された図に対応
する表示データがデータベース31に記憶されている。
登録が指示された場合には、ステップS28において、
データベース31の記憶内容がハードディスクに格納さ
れる。次にステップS29において、プロッタにデータ
を出力するか否かが指示される。プロッタへのデータ出
力が指示された場合には、ステップS32において、プ
ロッタを用いて紙面上に図が描かれる。次に、ステップ
S30において、処理が終了するか否かが判別される。
終了しない場合には、ステップS23に処理は進められ
る。
【0046】次に、長方形および円間接線を例として、
図12におけるステップS26の動作について説明す
る。まず、図13を参照して、長方形を作図するための
動作を説明する。長方形を作図するためのルーチンはデ
ィスプレイ36のエリア84に表示されるメニューの選
択あるいは、キーボード19からの特定のコマンドの入
力により起動される。長方形作図ルーチンが起動される
と、ディスプレイ36のエリア86には“長方形の対角
をなす2点を指定せよ”というメッセージが表示され
る。ステップS41では、たとえばマウス20を用いて
1点の座表が入力される。その代わりに、キーボード1
9から座標データを入力してもよい。ステップS42で
は、ディスプレイ36上のドット単位の座標がユーザの
用いる単位系、たとえばmm,inchなどで表わされ
る座標に変換される。次に、ステップS43において、
変換された座標の値がメモリに記憶される。ステップS
41,S42およびS43の各ステップは2回繰り返さ
れ、この結果、長方形の対角をなす2点の座標のデータ
が得られる。次に、ステップS45において、座標デー
タに基づいて、1つの線分の他の単点の座標が演算され
る。次に、ステップS46において、演算された座標デ
ータと、現在、ディスプレイ36のエリア88に表示さ
れている属性情報と同じ属性情報がデータレコードにセ
ットされ、それにより、図5に示されるデータレコード
が形成される。次に、ステップS47において、形成さ
れたデータレコードがデータベース31に追加登録され
る。次に、ステップS48において、そのデータレコー
ドに対応する1つの線分がディスプレイ36のエリア8
2に表示される。上述のステップS45,S46,S4
7およびS48は4回繰り返され、この結果、長方形を
なす4つの線分に対応するデータレコードがデータベー
ス31に登録され、長方形がディスプレイ36上に描か
れる。
【0047】次に、図14を参照して、2つの円に接す
る円間接線を作図するための動作を説明する。円間接線
を作図するためのルーチンはディスプレイ36のエリア
84に表示されるメニューの選択あるいはキーボード1
9からの特定コマンドの入力により起動される。今、円
間接線作図コマンドが起動される前にディスプレイ36
上に2つの円が描かれているものとする。円間接線作図
ルーチンが起動すると、ディスプレイ36のエリア86
には、“接点を指定して下さい”のメッセージが表示さ
れる。ステップS51においては、たとえばマウス20
を用いて、1つの円の1点が指定され、それにより指定
された点のドット座標が入力される。ステップS52に
おいて、入力されたドット座標は、図13のステップS
42と同様にユーザの用いる、たとえばmm単位の座標
に変換される。次に、ステップS53において、対象図
形が円であること、および変換された座標データに基づ
いてデータベース31がアクセスされ、データベース3
1から指定された点に対応する円のデータレコードが検
索される。対象図形が円であることは、円間接線作図ル
ーチンが選択されたときに、既に決定されていることに
留意されたい。次にステップS54において、検索され
たデータレコードがキープされる。上述のステップS5
1、S52、S53およびS54はそれぞれ2回繰り返
され、その結果、2つの円のデータレコードがキープさ
れる。
【0048】次に、ステップS55において、指定され
た2つの接点の座標と2つの円の各方程式とに基づい
て、2つの円に厳密に接する接線の方程式が求められ
る。したがって、ステップS51において、接点の厳密
な位置が指定されていない場合であっても、2つの円に
接する円間接線を求めることができる。要するに、オペ
レータは描くべき円間接線の接点の近傍を指定するだけ
で、円間接線を作図することができる。次に、ステップ
S56においては、円間接線に対応するデータレコード
が形成される。特定的には、円間接線の2つの接点を結
ぶ線分に対応するデータレコードが形成される。次に、
ステップS57において、形成されたデータレコードが
データベース31に追加登録される。次に、ステップS
58において、円間接線がディスプレイ36上に表示さ
れる。
【0049】図15はグラフィックコマンド処理を説明
するためのフロー図である。次に、図15を参照して、
グラフィックコマンド処理を説明する。グラフィックコ
マンド処理は、ディスプレイ36上に既に描かれている
基本要素あるいは複合要素を利用して、所望の図形など
を描く処理である。グラフィックコマンドルーチンは、
キーボード19のQキーの操作によって起動される。ス
テップS61では、マウス20を用いてディスプレイ3
6上に表示されている図形などの一部分が指定される。
マウス20のボタン操作の仕方には、マウス20の右ボ
タンのみを操作する態様と、マウス20の左ボタンのみ
を操作する態様と、キーボード19のシフトキーを押し
ながらマウス20の右ボタンもしくは左ボタンを操作す
る態様とがある。どのようなボタン操作およびキー操作
が行なわれたかを示すステータス情報がメモリに格納さ
れる。ステップS62では、マウス20で指定された点
のドット座標がユーザの用いる単位系の座標に変換され
る。ユーザがmm単位を用いる場合には、ドット単位の
座標はmm単位の座標に変換される。ステップS63で
は、データベースがアクセスされ、指定された座標を通
る基本要素に対応するデータレコードが検索される。こ
のとき、データレコードの検索はビデオRAMなどの表
示部で行なわれるのではなく、データベースの中で行な
われることに留意されたい。次に、ステップS64で
は、属性たとえば、レイヤNO.C3、色コードC4、
線種コードC5および線端コードC6を変えるか否かが
判別される。グラフィックコマンドルーチンを起動する
ために、Qキーが操作されたとき、Qキーのみが操作さ
れていれば、属性をディスプレイ36の属性情報エリア
88の属性に変えることが指令され、Qキーとシフトキ
ーとの双方が操作されていればそのような指令は行なわ
れない。したがって、Qキーのみが操作されている場合
には、ステップS65において、検索されたデータレコ
ードのレイヤNO.C3、色コードC4、線種コードC
5および線端コードC6がエリア88の属性に変えられ
る。次に、ステップS66では、ステップS61におい
てマウス20が操作されたときに、どのような操作態様
であった判別される。マウス20の右ボタンのみが操作
された場合には、ステップS67において、データレコ
ードに含まれる種別コードC1によって規定される基本
要素を描く複数のプログラムの中から予めシステムで決
めていた1つが呼出されることが決定される。次に、ス
テップS70において、決定されたプログラムが呼出さ
れる。たとえば、マウス20の右ボタンの操作によって
長方形の一部が指定された場合には、1つの直線を描く
ためのプログラムが呼出される。マウス20の左ボタン
のみが操作された場合には、ステップS68において、
データレコードに含まれるオブジェクトコマンドコード
によって規定される複合要素を描くためのプログラムが
呼出されることが決定され、ステップS70において決
定されたプログラムが呼出される。たとえば、マウス2
0の左ボタンの操作によって長方形の一部が指定された
場合には、長方形を描くためのプログラムが呼出され
る。マウス20の右ボタンあるいは左ボタンとともにキ
ーボード19のシフトキーが操作された場合には、ステ
ップS69において要素に対応した寸法作成プログラム
か呼出されることが決定され、ステップS70におい
て、決定されたプログラムが呼出される。
【0050】ステップS67,S68およびS69にお
いて、呼出されるプログラムが決定されたとき、図16
に示されるように、マウス20により指定された点10
0の近傍に、決定されたプログラムの名称(この場合、
長方形作成プログラム)をブリンク表示102によって
表示してもよい。この実施例で描くことのできる寸法に
は、図17に示すように、垂直方向の寸法104、水平
方向の寸法106、斜め方向の寸法108および図18
に示すようにオフセット寸法110などがある。
【0051】図19は、特定的な作図の例を示す図であ
る。図19を参照して、ステップS81において、すで
に図示される6つの基本要素〜が描かれている。次
にハッチング線の作図は図11に示すメニューエリア8
4に表示されるメニューからハッチング線を描くための
プログラムがユーザによって選択され、そのプログラム
が実行される。以下S82〜S85はハッチング作成プ
ログラムとユーザ操作による処理ステップである。ま
ず、図11に示すメッセージ表示エリア86に“ハッチ
ングのピッチを入力せよ”の操作メッセージが表示され
る。ステップS82では、ハッチングのピッチPが入力
される。次に、メッセージ表示エリア86には“ハッチ
ングの角度を入力せよ”のメッセージが表示される。ス
テップS83では、ハッチングの角度θが入力される。
次に、メッセージ表示エリア86には、“ハッチングを
描く基準点を指定せよ”のメッセージが表示される。ス
テップS84では、図形112内の1点がたとえばマウ
ス20によって指定される。この結果、ステップS85
において、図形112内に指定された点を基準としてハ
ッチング線が描かれる。次に、ステップS86におい
て、もし、キーボード19のQキーが操作されてグラフ
ィックコマンドルーチンが起動されると、マウス20に
操作によって次のことが行なえる。
【0052】マウス20の右ボタンを操作して図形11
2内のハッチング線のいずれか1つを指定すると、直線
作成プログラムが起動される。そのプログラムが起動さ
れた後、マウス20を用いて、あるいはキーボード19
から1つの点の座標データを入力することにより、その
点を通る直線を描くことができる。
【0053】マウス20の左ボタンを操作して図形11
2内のハッチング線のいずれか1つを指定すると、ハッ
チング作成プログラムが起動される。そのプログラムが
起動された後、予め描かれている図形内の1点をマウス
20で指定することにより、その図形内のにハッチング
線を描くことができる。マウス20の右ボタンあるいは
左ボタンとキーボード19のシフトキーとを同時に操作
して、図形112内のハッチング線のいずれか1つを指
定すると、寸法作成プログラムが起動される。そのプロ
グラムが起動された後、予め描かれている図形の一部を
マウス20で指定することにより、指定された図形の部
分に寸法線を描くことができる。
【0054】上述の図15〜図19においては、同一図
形を指定しても、マウスの操作によって異なるプログラ
ムが選択されることを説明した。次に、マウスの操作に
よらず、メニューを用いて異なるプログラムを選択する
新たなグラフィックコマンドモードについて説明する。
図20を参照して、ステップS91において、キーボー
ド19のWキーが操作される。Wキーが操作されると、
ステップS92においてニューグラフィックコマンドモ
ードが設定される。次に、ステップS93において、マ
ウス20を用いて、図形の一部が指定される。このと
き、マウス20の右ボタン、左ボタンのいずれを用いて
もよい。図形の一部が指定されると、ステップS94に
おいて、図21(A)あるいは図21(B)に示すよう
に、指定された点の近くにメニューが表示される。図2
1(A)は円間接線の一部が指定された場合である。こ
の場合には、メニューとして、円間接線,直線および寸
法が表示される。図21(B)は、接円の一部が指定さ
れた場合である。この場合には、メニューとして、接
円,円,直径寸法および半径寸法が表示される。これら
のメニューは、指定される図形に関連して作図したいと
ユーザが希望するものを選んで作られている。次に、ス
テップS95においてメニューが選択され、ステップS
96において選択された作図のためのアプリケーション
プログラムが呼出される。このようなニューグラフィッ
クコマンドモードでは、図22に示されるように、1つ
のオブジェクトコマンドコードC7に対して、複数のア
プリケーションプログラムが対応していることが理解さ
れる。
【0055】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、表示手
段の表示画面に表示された図形の部分を指定するだけ
で、所望の作図モードを指定することができる。そして
この指定された作図モードに従って特定された1つのコ
マンドを用いて表示手段に図形が作図されるので、容
易、高速かつ正確に図形作図のためのコマンドを選択で
きるともとに、その選択指定は表示画面に表示された図
形の部分を指定することにより行なわれるので極めて簡
単に行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるグラフィックデ
ータ処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例におけるディスプレイ表示内
容とデータベースに記憶されるデータとの関連を示す図
である。
【図3】この発明の実施例における処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】この発明の第2の実施例による表示内容、デー
タベースに記憶されたデータおよび図形を表示するため
に用いられたアプリケーションプログラムの関係を説明
するための図である。
【図5】図4に示すデータベースの構成を示す図であ
る。
【図6】図5に示す図形情報の内容を説明するための図
である。
【図7】この発明の第2の実施例による表示内容とデー
タベースのデータを説明するための図である。
【図8】この発明の第2の実施例による表示内容とデー
タベースのデータを説明するための図である。
【図9】この発明の第2の実施例による基本要素の集合
とデータレコードの集合の関係を示す図である。
【図10】この発明の第2の実施例による基本要素の集
合とオブジェクトコマンドコードの集合とアプリケーシ
ョンプログラムの集合との関係を示す図である。
【図11】この発明の第2の実施例によるディスプレイ
の表示を説明するための図である。
【図12】この発明の第2の実施例の動作を説明するた
めのフロー図である。
【図13】図12に示すステップS26の特定的な動作
例を説明するためのフロー図である。
【図14】図12に示すステップS26の他の特定的な
動作例を説明するためのフロー図である。
【図15】この発明の第2の実施例によるグラフィック
コマンド処理を説明するためのフロー図である。
【図16】図15に示すグラフィックコマンド処理にお
いて呼出されたプログラムが表示されている状態を示す
ための図である。
【図17】この発明の第2の実施例による寸法線を説明
するための図である。
【図18】この発明の第2の実施例によるオフセット寸
法を説明するための図である。
【図19】この発明の第2の実施例による特定的な作図
例を説明するための図である。
【図20】この発明の第2の実施例の変形例を説明する
ためのフロー図である。
【図21】(A)および(B)は図20に示す処理にお
いて表示されるメニューを示す図である。
【図22】図20に示す処理におけるオブジェクトコマ
ンドコードの集合とアプリケーションプログラムの集合
との関係を説明するための図である。
【図23】従来のCAD/CAMシステムにおける表示
内容を示す図である。
【符号の説明】
19 キーボード 20 マウス 28 CPU 30 主記憶装置 31 データベース 32 外部記憶装置 36 ディスプレイ なお各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/50 (72)発明者 谷 郁夫 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコマンドによって動作するグラフ
    ィックデータ処理装置であって、 表示画面に図形を表示する手段と、 前記表示された図形の部分を指定する手段と、 前記指定手段の指定に応答して前記図形のタイプを識別
    する手段と、 前記識別された図形のタイプに従って、予め準備された
    複数の作図モードから所望のモードを指定する手段と、 前記指定されたモードに従って前記複数のコマンドから
    1つのコマンドを特定してコールする手段と、 前記コールされたコマンドに従って前記表示手段に図形
    を作図する手段とを備えた、グラフィックデータ処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複数のコマンドのそれぞれは、マン
    マシンインターフェイスのための処理機能を有する、グ
    ラフィックデータ処理装置。
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