JPH0736953U - ジャーポット - Google Patents

ジャーポット

Info

Publication number
JPH0736953U
JPH0736953U JP1481394U JP1481394U JPH0736953U JP H0736953 U JPH0736953 U JP H0736953U JP 1481394 U JP1481394 U JP 1481394U JP 1481394 U JP1481394 U JP 1481394U JP H0736953 U JPH0736953 U JP H0736953U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner container
main body
container
hot water
connecting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1481394U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2594223Y2 (ja
Inventor
善文 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1994014813U priority Critical patent/JP2594223Y2/ja
Publication of JPH0736953U publication Critical patent/JPH0736953U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2594223Y2 publication Critical patent/JP2594223Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 内容器11内に貯水された水を給湯口15ま
で注出する連通路13と、該連通路13と内容器11を
連結するための連結手段14とを備え、前記連結手段1
4は、内容器11の連通口11bの下端面に配設された
容器連結部材14aと、本体部材10の収納凹部10a
の底面に配設された本体連結部材14bとからなる弁機
構で構成され、本体部材10へのと内容器11の着脱時
に、前記容器連結部材14aは本体連結部材14bとの
連結手段14の解除または接続の動作により、内容器1
1と共に本体部材10にたいして着脱可能に設けられて
いる。 【効果】 内容器の抜脱時には内容器内に水(湯)が残
っていても容器連結部材と本体連結部材からなる弁機構
が確実に動作して弁機構が閉塞されるので、内容器内の
水の漏出を防止でき、安全である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内容器内の水を加熱して給湯口から給湯するジャーポットに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に、ジャーポットは、図4に示すように、本体部材30内に貯水用 の内容器31が固定されて設けられている。この内容器31の下面には、内容器 31内の水を加熱するための加熱手段としてのヒーター32が配設されていると 共に、ヒーター32により加熱された湯を給湯口35に送り出すための連通口3 1bが穿設されている。一方、内容器31の上方には、内容器31内を密閉する 蓋体40が配設されている。この蓋体40は、上端部にプッシュボタン41が設 けられており、このプッシュボタン41を押し下げることで、内容器31内を加 圧して内容器31内で加熱された湯を連通口31bから連通路33を通して給湯 口35に給湯するようになっている。
【0003】 また、上記のようなジャーポットは、近年、マイコンの採用等により機能アッ プが図られ、湯沸かし、保温等には最適な装置として広く用いられるようになっ ているが、長期間使用していると内容器31の内部に汚れが発生して衛生的に良 くないため、内容器31内はフッ素コートが施され清掃性が向上されるようにな っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の構成では、内容器31が本体部材30に固定されて設け られているため、内容器31内を清掃する際には、本体部材30ごと洗わなけれ ばならず、装置の使用者にとっては、困難な清掃作業が強いられることになる。 また、このようにして内容器31内を清掃する場合では、本体部材30の外装部 に水が掛かり易くなり、最悪の場合、本体部材30に内蔵される電装部品に異常 が発生するという問題を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のジャーポットは、本体部材内に貯水用の内容器を備え、この内容器内 に貯水された水を加熱手段により加熱して給湯口から給湯するジャーポットにお いて、前記本体部材はその収納凹部内に着脱可能に設けられた内容器と、前記加 熱手段としてのヒーターと、該内容器内に貯水された水を前記給湯口まで注出す る連通路と、該連通路と内容器を連結するための連結手段とを備え、前記連結手 段は、内容器の連通口の下端面に配設された容器連結部材と、本体部材の前記収 納凹部の底面に配設された本体連結部材からなる弁機構で構成され、本体部材へ の内容器の着脱時に、前記容器連結部材は本体連結部材との連結手段の解除また は接続の動作により、内容器と共に本体部材にたいして着脱可能に設けられてい る。
【0006】
【作用】
上記の構成によれば、貯水用の内容器を本体部材に対して着脱可能に設けるこ とで、内容器の内部に汚れが発生した場合には、内容器を本体部材から抜脱して 、内容器だけを水洗いすることができる。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例について図1ないし図3に基づいて説明すれば、以下の通り である。
【0008】 本実施例に係るジャーポットは、図1に示すように、装置の外装部を形成する と共に、その内部に収納凹部10aが形成された本体部材10と、この本体部材 10の上部側に配され収納凹部10aを開閉可能に設けられた蓋体20とから構 成されている。
【0009】 上記蓋体20は、出湯用のプッシュボタン21と、その弾性力によりプッシュ ボタン21を上方向に付勢するスプリング22と、このスプリング22の下端部 を支持する支持部材23と、プッシュボタン21と支持部材23との間に架設さ れたベローズ24と、蓋体20の閉塞時に本体部材10の収納凹部10aを密閉 する密閉部材25と、この密閉部材25の中央部に設けられたボール弁26とを 備え、給湯時には、プッシュボタン21を押圧することで、ベローズ24内の空 気をボール弁26を通して収納凹部10a内に送り込むようになっている。
【0010】 上記本体部材10は、収納凹部10a内に着脱可能に設けられた内容器11と 、加熱手段としてのヒーター12と、連通路13と、内容器11と連通路13と を連結するための連結手段14と、給湯口15とを備えている。
【0011】 内容器11は、底面11aを有する円筒状をなし、その底面11aの中央部に は、内容器11内の空間を連通路13に連通するための連通口11bが穿設され ている。また、この連通口11bの周縁部は、図2に示すように、下方に折曲さ れて後述のスプリング3を位置決め当接する当接部11cとして形成されている 。ヒーター12は、環状平坦面形状をなし、収納凹部10aの底面上に配される ことで内容器11の下端面を支承するようになっている。連通路13は、後述の 連結手段14に接続されたL字状の連結パイプ13aと、水位表示の機能を兼ね 備えたガラスパイプ13bと、連結パイプ13aとガラスパイプ13bとを接続 する下側継手パイプ13cと、ガラスパイプ13bの上端部に接続された湯溢れ 防止用の安全弁13dと、安全弁13dと給湯口15とを接続する上側継手パイ プ13eとから構成されている。
【0012】 連結手段14は、図2に示すように、内容器11の下端面に配設された容器連 結部材14aと、収納凹部10aの底面に配設された本体連結部材14bとから なっている。
【0013】 上記容器連結部材14aは、一端側に鍔状突起部1aが形成された容器連結パ イプ1と、環状パッキン2aが捲着された出湯弁2と、スプリング3と、パイプ 押え4とから構成されている。容器連結パイプ1は、その内口において、途中、 傾斜部1bが形成されることで、鍔状突起部1aが形成された一端側から他端側 に架けて縮径されている。出湯弁2は、環状パッキン2aが捲着された側の一端 面に、後述の本体連結パイプ5の棒状押圧部5dを当接するパイプ当接部2bが 形成されている一方、その他端側には、スプリング3を当接するためのスプリン グ当接部2cが形成されている。
【0014】 そして、上記容器連結部材14aは、容器連結パイプ1の拡径部内に出湯弁2 が環状パッキン2aを傾斜部1bに当接させた状態で配されると共に、出湯弁2 のスプリング当接部2cと、内容器11の当接部11cとの間にスプリング3が 挟装され、この状態で、容器連結パイプ1の鍔状突起部1aがパイプ押え4によ り内容器11の底面に固着されて形成されている。尚、上記出湯弁2は、スプリ ング3の弾性力により、常時、下方向に付勢された状態になっている。
【0015】 一方、本体連結部材14bは、本体連結パイプ5と、円筒状のパイプパッキン 6と、円筒状のパッキン押え7と、環状のパイプシール8と、スプリング9とか ら構成されている。本体連結パイプ5は、前述の容器連結パイプ1を内嵌する径 の値に形成された外管部5aと、この外管部5aに比べて縮径された内管部5b とからなり、外管部5aの一端が内管部5bの周壁に接続されて形成されている 。また、外管部5aの他端には、鍔状突起部5cが形成されており、この鍔状突 起部5cが形成された側の内管部5bの一端には、前述の出湯弁2を押圧するた めの棒状押圧部5dが形成されている。尚、上記棒状押圧部5dは、内管部5b の軸芯上に配されており、棒状押圧部5dと内管部5bとの接続部には、連通孔 5eが形成されている。
【0016】 パイプパッキン6は、本体連結パイプ5の内管部5bを内嵌する径の値に形成 されており、その一端には容器連結パイプ1との当接部6aが形成されている一 方、他端には、パッキン押え7との連結部6bが形成されている。パッキン押え 7は、本体連結パイプ5の内管部5bを内嵌する径の値に形成されており、その 一端にはパイプパッキン6との連結部7aが形成されている。
【0017】 そして、上記本体連結部材14bは、本体連結パイプ5の外管部5aと内管部 5bとの接続面と、パッキン押え7の連結部7aの背面との間にスプリング9を 挟装した状態で、パッキン押え7が内管部5bに外嵌されると共に、パイプパッ キン6の連結部6bとパッキン押え7の連結部7aとをパイプシール8を介して 連結させた状態で、パイプパッキン6が内管部5bに外嵌され、この状態で、本 体連結パイプ5の鍔状突起部5cが本体部材10の収納凹部10aの底面に固着 され、また、内管部5bの下端側が連通路13を構成する連結パイプ13aに接 続されて形成されている。
【0018】 上記の構成において、本体部材10に対して内容器11を着脱可能にする連結 手段14の連結動作を以下に説明する。
【0019】 先ず、本体部材10に対しての内容器11の抜脱状態では、図2に示すように 、容器連結部材14aを構成する出湯弁2がスプリング3により下方向に押圧さ れて、出湯弁2の環状パッキン2aが容器連結パイプ1の傾斜部1bと当接され る。これにより、上記の出湯弁2は容器連結パイプ1を閉塞し、内容器11内の 水は外部に漏れることなく貯水されるようになっている。
【0020】 一方、本体部材10に対しての内容器11の装着状態では、図3に示すように 、内容器11が収納凹部10a内に配設されたヒーター12上に支承されると、 容器連結パイプ1の下端部を本体連結部材14bを構成するパイプパッキン6の 当接部6aに当接させた状態で、容器連結パイプ1が本体連結パイプ5の外管部 5aに内嵌される。これに伴い、出湯弁2がスプリング3の下方向への付勢力に 抗して本体連結パイプ5の棒状押圧部5dに押し上げられ、出湯弁2の環状パッ キン2aと容器連結パイプ1の傾斜部1bとの当接が解除される。これにより、 上記の出湯弁2は容器連結パイプ1を開放し、内容器11内の空間と連通路13 とは連結手段14により連通された状態となる。
【0021】 ところで、上記のような内容器11の装着により、内容器11内の空間と連通 路13とが連通されると、内容器11内の水は、連結パイプ13aと下側継手パ イプ13cとを通った後、内容器11内の水位と同等の水位でガラスパイプ13 b内に送り込まれ、その後、ヒーター12の熱により沸騰されて、本体部材10 内に保温される。そして、給湯時には、装置の使用者によりプッシュボタン21 が押し下げられることで内容器11内が加圧され、本体部材10内に保温された 湯が給湯口15から給湯されるようになっている。
【0022】 以上のように本実施例に係るジャーポットは、内容器11の下端面に設けられ た容器連結部材14aと、収納凹部10aの底面に設けられた本体連結部材14 bとからなる連結手段14により、内容器11が本体部材10に対して着脱可能 に設けられるようになっている。また、上記の連結手段14は、内容器11の本 体部材10への装着時、出湯弁2を開放状態とすることで、内容器11内と連通 路13とを連通するようになっている一方、内容器11の本体部材10からの抜 脱時には、出湯弁2を閉塞状態とすることで、内容器11と連通路13との連通 を遮断して、内容器11内の水を外部に漏らすことなく貯水するようになってい る。このため、本実施例に係るジャーポットは、上記連結手段14の連結動作に より、清掃性の向上と共に、給水性の向上をも可能にするようになっている。
【0023】 尚、上記実施例は、本考案を限定するものではなく、本考案の範囲内で種々の 変更が可能である。例えば、内容器11の形状、ヒーター12の形状、および連 結手段14の配設位置は、特に限定するものではない。
【0024】
【考案の効果】
本考案のジャーポットは上記のような構成であるから、内容器と本体部材の着 脱操作を確実かつ容易に行うことができ、しかも、内容器の抜脱時には内容器内 に水(湯)が残っていても容器連結部材と本体連結部材からなる弁機構が確実に 動作して弁機構が閉塞されるので、内容器内の水の漏出を防止でき、安全である という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のジャーポットを示す縦断面図である。
【図2】上記ジャーポットを構成する内容器の本体部材
からの抜脱状態を示す縦断面図である。
【図3】上記内容器の本体部材への装着状態を示す縦断
面図である。
【図4】従来例のジャーポットを示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 本体部材 10a 収納凹部 11 内容器 11b 連通口 12 ヒーター(加熱手段) 14 連結手段 14a 容器連結部材 14b 本体連結部材 15 給湯口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部材内に貯水用の内容器を備え、こ
    の内容器内に貯水された水を加熱手段により加熱して給
    湯口から給湯するジャーポットにおいて、前記本体部材
    はその収納凹部内に着脱可能に設けられた内容器と、前
    記加熱手段としてのヒーターと、該内容器内に貯水され
    た水を前記給湯口まで注出する連通路と、該連通路と内
    容器を連結するための連結手段とを備え、 前記連結手段は、内容器の連通口の下端面に配設された
    容器連結部材と、本体部材の前記収納凹部の底面に配設
    された本体連結部材からなる弁機構で構成され、本体部
    材への内容器の着脱時に、前記容器連結部材は本体連結
    部材との連結手段の解除または接続の動作により、内容
    器と共に本体部材にたいして着脱可能に設けられている
    ことを特徴とするジャーポット。
JP1994014813U 1994-11-30 1994-11-30 ジャーポット Expired - Fee Related JP2594223Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994014813U JP2594223Y2 (ja) 1994-11-30 1994-11-30 ジャーポット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994014813U JP2594223Y2 (ja) 1994-11-30 1994-11-30 ジャーポット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0736953U true JPH0736953U (ja) 1995-07-11
JP2594223Y2 JP2594223Y2 (ja) 1999-04-26

Family

ID=11871487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994014813U Expired - Fee Related JP2594223Y2 (ja) 1994-11-30 1994-11-30 ジャーポット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2594223Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02119119U (ja) * 1989-03-09 1990-09-26
JP3034425U (ja) * 1996-08-05 1997-02-18 株式会社ハイマウント 携帯用キャンドルランタン

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02119119U (ja) * 1989-03-09 1990-09-26
JP3034425U (ja) * 1996-08-05 1997-02-18 株式会社ハイマウント 携帯用キャンドルランタン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2594223Y2 (ja) 1999-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0736953U (ja) ジャーポット
JPH0736952U (ja) ジャーポット
JP2574418Y2 (ja) ジャーポット
JPH07213425A (ja) ジャーポット
JP6645191B2 (ja) 液体容器
JPS6245613Y2 (ja)
JP3658335B2 (ja) エアーポット
JP3658338B2 (ja) エアーポット
JP3978438B2 (ja) 真空二重容器を持った電気貯湯容器
JP3298941B2 (ja) ポット装置
JP3470708B2 (ja) 断熱容器の肩部材取り付け構造とそれを用いた電気貯湯容器
JP2595379Y2 (ja) 電気ポットのシールパッキング
JP4512567B2 (ja) 電気貯湯容器
JP3752157B2 (ja) 真空二重容器を持った電気貯湯容器
JP3525909B2 (ja) 断熱容器を持った電気貯湯容器
JPH0411614Y2 (ja)
JP3853177B2 (ja) 液体供給装置およびこれを備えた液体燃料燃焼装置
JP3102413B2 (ja) 電気貯湯容器
JP3525908B2 (ja) 真空二重容器を持った電気貯湯容器
JPS5823314Y2 (ja) 液体容器
JPS5850199Y2 (ja) 簡易湯沸器
JPH037646Y2 (ja)
JPS6038431Y2 (ja) 電気ポツトの内容器シ−ル装置
JPH06284967A (ja) 電気貯湯容器
KR200218563Y1 (ko) 공기 유입식 액체용기

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees