JPS5850199Y2 - 簡易湯沸器 - Google Patents

簡易湯沸器

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JPS5850199Y2
JPS5850199Y2 JP1977006230U JP623077U JPS5850199Y2 JP S5850199 Y2 JPS5850199 Y2 JP S5850199Y2 JP 1977006230 U JP1977006230 U JP 1977006230U JP 623077 U JP623077 U JP 623077U JP S5850199 Y2 JPS5850199 Y2 JP S5850199Y2
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JP
Japan
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gas
body case
container
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airtight container
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Expired
Application number
JP1977006230U
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English (en)
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JPS53101357U (ja
Inventor
嘉人 菊池
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Publication date
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鍋ユニットとコンロユニットを組合わせてなる
簡易湯沸器に関するものであり、さらに詳しくは蒸気圧
によって内部の熱湯を注出するようにした自動注湯装置
付きの簡易湯沸器に関するものである。
たとえば、第1図に示すように従来から使用されている
一般的なガスコンロ51とヤカン52等を使用して湯沸
しをする場合は、バーナ53の上に単にヤカン52等の
容器を載置して加熱するようにしていたので、容器底5
2 aに衝突した炎54が側方に拡散してしまい、熱効
率が悪かった。
又、第1図の如き従来のガスコンロとヤカンを使用して
湯沸しをした場合には、注湯時に重いヤカンを持ち上げ
且つ傾けて注湯作業を行なわなければならず、その作業
が面倒で手が疲れるという問題があった。
又、第1図に示す一般的なコンロは定置型のものである
ためにこれを屋外で使用することはできなかった。
尚、従来からポータプル式のガスコンロとして第2図に
示すようにカセットボンベ55を使用したカセット式ガ
スコンロが知られているが、このカセット式ガスコンロ
を使用して湯沸しを行う場合には、コンロ全体が比較的
小型に形成されているため、容器底(第2図において仮
想線56でその輪郭を示す)に衝突して側方に拡散した
炎(第2図において仮想線57でその拡散状態を示す)
が操作ツマミ58の近くまで延び、操作ツマミ58を操
作するときに手をヤケドするおそれがあった。
本考案は、従来の各種ガスコンロを使用して湯沸しをす
る場合における上記の如き種々の問題点に鑑みてなされ
たものであって、本考案は、筒状の本体ケース内にバー
ナを設けしかも該本体ケースと被加熱容器の本体との間
に形成される環状の空間を通して燃焼ガスが流通するよ
うにして炎の拡散を防止し、もって熱効率の向上を図る
ことを第1の目的とするものであり、又本考案は、被加
熱容器内の圧力上昇を利用して注湯管を通して液体を押
し出すようにし、もって注液作業の省力化を図ることを
第2の目的とするものであり、さらに本考案は、ガスコ
ックの操作用ツマミをコンロユニットの本体ケースの外
側に設けることによりツマミ操作時の火傷事故をなから
しめるようにすることを第3の目的とするものである。
又、本考案はコンロユニットと被加熱容器(鍋ユニット
)とを着脱自在に組合せることにより、両者を分離可能
とし、それぞれの洗浄、運搬に便ならしめるようにする
ことを第4の目的とするものである。
即ち、本考案の簡易湯沸器は上記の目的を達成するため
に、下方に燃焼用空気吸込口、上方に排気口をそれぞれ
形成した筒状の本体ケース内にガスバーナと、ガスコッ
クを介して該ガスバーナヘガスを供給するガスボンベと
を配設し、さらに前記ガスコックの操作ツマミを前記材
体ケース外に配設してなるコンロユニットと、前記本体
ケース内に収容された際に該本体ケースとの間に燃焼ガ
ス流通用の環状空間が形成されるような外径をもつ容器
本体に対して蓋体を気密且つ着脱自在に嵌合し得るよう
にした気密容器の前記蓋体に、前記気密容器内の液相部
の底部付近に一方の開口を有し且つ前記本体ケースの上
端を跨ぐようにして前記気密容器外に他方の開口を有す
る注湯管と、前記気密容器内の気相部と連通し且つ該気
相部を外気に対して開閉する圧力調整弁装置とを設けて
なる鍋ユニットとを着脱自在に組合わせたことを特徴と
するものである。
第3図は本考案の実施例にかかる簡易湯沸器を示してい
る。
この簡易湯沸器はコンロユニット45と鍋ユニット46
を組合わせて構成されている。
コンロユニット45は有底円筒状の本体ケース1内に加
熱装置5を設置して構成されている。
この実施例では加熱装置5は簡易ガスバーナ2を使用し
たガス燃焼方式を採用している。
本体ケース1の底部には固定式のガスボンベ4が設置さ
れており、ガスバーナ2にはこのガスボンベ4からガス
コック3を通ってガスが供給される。
ガスコック3はガス圧力調整器及び圧電着火装置と一体
となっており、ツマミ12によって本体ケース1の外側
から開閉操作することができるようになっている。
尚、本体ケース1の底には穴20が形成されており、ガ
スボンベ4に対してガス補給用ボンベ19を嵌合してガ
スを補給し得るようにしている。
図において符号17は本体ケース吊下げ用把手、15は
本体ケース1の下方に形成した燃焼用空気吸入口、16
は本体ケース1の上方に形成した排気口を示している。
次に鍋ユニット46について説明すると、この鍋ユニッ
ト46は容器本体7と蓋体8、さらに注湯管9と圧力調
整弁装置10を主要構成要素としている。
容器本体7は本体ケース1の内径よりある程度小径に形
成されており、該容器本体7を本体ケース1内に装架さ
せた際に、容器本体7と本体ケース1の間に適宜間隔を
もつ環状空間が形成されるようになっている。
容器本体7は外方に張り出した上部フランジ21を、コ
ンロユニット45の本体ケース1の上縁1aに掛止めし
て支持されるようになっている。
フランジ21の外周片22には蓋体8の外周片23が着
脱自在に螺合される。
蓋体8の下面に設けたOリング24が容器本体7のフラ
ンジ21上に圧接すると、該容器本体7と蓋体8の間の
接合部は気密に保持されて、該容器本体7と蓋体8とで
気密容器6を形成することができる。
蓋体8には注湯管9がシールリング25によって気密に
取付けられる。
この注湯管9の一方の開口9aは気密容器6内の液相部
13の底部付近に位置し、他方の開口9bは気密容器6
の外側において位置している。
圧力調整弁装置10は蓋体8に形成した蒸気連通穴26
によって気密容器6内の気相部14と連通している。
この圧力調整弁装置10ではガイド筒30と押蓋31で
構成された伸縮性ケース内にベローズ32を収Sしてい
る。
ベローズ32の天板には蒸気穴34が形成されており、
この蒸気穴34を押蓋31の下面に取付けた弁部材36
によって開閉するようになっている。
押蓋31はスプリング33によって常に上方に付勢され
ており、ベローズ32の蒸気穴34を開放せしめている
ガイド筒30の側壁には蒸気穴35が形成されている。
尚、符号18は鍋ユニット運搬用把手を示している。
続いて図示の簡易湯沸器の作用を説明すると、この簡易
湯沸器を使用する際は、先ず本器本体7内に水を入れた
後、蓋体8を螺着して該容器本体7を密閉する。
次にツマミ12を操作してガスバーす2においてガスを
着火させ、その燃焼状態を確認する。
ガスバーナ2での燃焼が確認されたならば続いて鍋ユニ
ット46をコンロユニット45の本体ケース1内に懸架
する。
ガスバーナ2で燃焼された燃焼ガスは、容器本体7の底
を加熱した後に、該容器本体7と本体ケース1との間の
環状空間を通って容器本体7の側周部を加熱しながら排
気口16から外気中に放出されるようになっている。
鍋ユニット46の気密容器6内の液体は加熱されると蒸
気を発生するが、圧力調整弁装置10においては通常時
は蒸気連通穴26、蒸気穴34.35が開いているので
、気密容器6内の蒸気はこれらの蒸気穴を通って外気へ
放出される。
鍋ユニット46から熱湯を取り出すときは、圧力調整弁
装置10の押蓋31を押し下げて蒸気穴34を閉塞する
と、これによって気密容器6内の圧力が上昇し、押蓋3
1を押している間だけ内部の熱湯が注湯管9を通って外
部へ押し出される。
ガスボンベ4のガス容量は3Q cc程度でよく、該ガ
スボンベ4内のガスが少なくなると補給用のガスボンベ
19を穴20に挿入してガスボンベ4内にガスを補充す
る。
続いて本考案の効果を説明すると、本考案の簡易湯沸器
は次のような効果がある。
(1)筒形の本体ケース1内に鍋ユニット46を装架し
且つ本体ケース1と容器本体7との間に燃焼ガス流通用
の環状空間を形成しているので、ガスバーナ2からの燃
焼ガスは容器本体7の底部を加熱した後に側周部からも
加熱するため、従来のガスコンロに比べて熱効率が良好
となる。
(2)ガスコック用操作ツマミ12は本体ケース1の外
側に配設され、しかも燃焼ガスは本体ケース1によって
遮断されているので、操作ツマミ12の操作時に手が火
炎にあおられることがなく安全性を向上させることがで
きる。
(3)単に圧力調整弁装置10を操作することによって
、蒸気圧を利用して自動的に注湯することができるから
、従来の各種湯沸器(ヤカン等)のように注湯に際して
これを持ち上げる必要がなく、相当大容量の容器でも何
ら支障なく使用することができる。
(4)注湯管9を、本体ケース1の上端を跨ぐようにし
て気密容器6側に設けているので、鍋ユニット46をコ
ンロユニット45に対して着脱自在とすることができ、
それによって鍋ユニット46をコンロユニット45から
分離してそれのみを洗浄することができるので、鍋ユニ
ット46の洗浄作業が容易となる。
(5)ガスボンベ内蔵式のガスコンロを使用しているの
で、電源を得られないところでも使用でき、各種レジャ
ーのための携帯用湯沸器としてきわめて簡便に使用する
ことができる。
尚、本考案においては、図示のガス補給式ガスボンベに
限らず、カセット式ガスボンベを使用することも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一般的な湯沸し方法の説明図、第2図は
従来のカセット式コンロの使用状態説明図、第3図は本
考案の実施例にかかる簡易湯沸器の縦断面図である。 1・・・・・・本体ケース、2・・・・・・ガスバーナ
、3・・・・・・ガスコック、4・・・・・・ガスボン
ベ、5・・・・・・加熱装置、6・・・・・・気密容器
、7・・・・・・容器本体、8・・・・・・蓋体、9・
・・・・・注湯管、10・・・・・・圧力調整弁装置、
13・・・・・・液相部、14・・・・・・気相部、1
5・・・・・・空気吸込口、16・・・・・・排気口、
45・・・・・・コンロユニット、46・・・・・・鍋
ユニット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下方に燃焼用空気吸込口15、上方に排気口16をそれ
    ぞれ形成した筒状の本体ケース1内にガスバーナ2と、
    ガスコック3を介して該ガスバーナ2ヘガスを供給する
    ガスボンベ4とを配設し、さらに前記ガスコック3の操
    作ツマミ12を前記本体ケース1外に配設してなるコン
    ロユニット45と、前記本体ケース1内に収容された際
    に該本体ケース1との間に燃焼ガス流通用の環状空間が
    形成されるような外径をもつ容器本体7に対して蓋体8
    を気密且つ着脱自在に嵌合し得るようにした気密容器6
    の前記蓋体8に、前記気密容器6内の液相部13の底部
    付近に一方の開口9aを有し且つ前記本体ケース1の上
    端を跨ぐようにして前記気密容器6外に他方の開口9b
    を有する注湯管9と、前記気密容器6内の気相部14と
    連通し且つ該気相部14を外気に対して開閉する作用を
    する圧力調整弁装置10とを設けてなる鍋ユニット46
    とを着脱自在に組合わせたことを特徴とする簡易湯沸器
JP1977006230U 1977-01-20 1977-01-20 簡易湯沸器 Expired JPS5850199Y2 (ja)

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JP1977006230U JPS5850199Y2 (ja) 1977-01-20 1977-01-20 簡易湯沸器

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JPS53101357U JPS53101357U (ja) 1978-08-16
JPS5850199Y2 true JPS5850199Y2 (ja) 1983-11-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251274A (en) * 1975-10-18 1977-04-25 Tiger Vacuum Bottle Ind Boiled water supplying device

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JPS53101357U (ja) 1978-08-16

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