JPH0733996A - 縮合環を有するピラゾロイミダゾール系色素 - Google Patents

縮合環を有するピラゾロイミダゾール系色素

Info

Publication number
JPH0733996A
JPH0733996A JP5180455A JP18045593A JPH0733996A JP H0733996 A JPH0733996 A JP H0733996A JP 5180455 A JP5180455 A JP 5180455A JP 18045593 A JP18045593 A JP 18045593A JP H0733996 A JPH0733996 A JP H0733996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dye
pyrazoloimidazole
ring
general formula
membered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5180455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3289159B2 (ja
Inventor
Satoru Ikesu
悟 池洲
Keiko Yamada
圭子 山田
Yutaka Kaneko
金子  豊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP18045593A priority Critical patent/JP3289159B2/ja
Publication of JPH0733996A publication Critical patent/JPH0733996A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3289159B2 publication Critical patent/JP3289159B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分光吸収特性、耐熱性及び耐湿性に優れる新
規な縮合環を有するピラゾロイミダゾール系色素を提供
する。 【構成】 一般式〔I〕で表される縮合環を有するピラ
ゾロイミダゾール系色素。 【化1】 1,R2:水素原子、(置換)アルキル基。R1とR2
5又は6員環を形成してもよい。R3〜R6:水素原子、
ハロゲン原子、(置換)アルキル基、(置換)アルコキ
シ基。R1とR4、R2とR6で5又は6員環を形成しても
よい。R7:水素原子、ハメットのσpが0以上の置換
基。Z:6員芳香族複素環形成に必要な非金属原子群。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縮合環を有するピラゾ
ロイミダゾール誘導体から製造される新規な色素に関
し、更に詳しくは分光吸収特性に優れると共に耐熱性及
び耐湿性にも優れ、感熱転写記録用に適した、新規な縮
合環を有するピラゾロイミダゾール系色素に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーハードコピーを得る方法として、
インクジェット、電子写真、感熱転写等によるカラー記
録技術が検討されている。
【0003】これらの内、特に感熱転写方式は、操作や
保守の容易性、装置の小型化、低コスト化が可能なこ
と、更にはランニングコストが安い等の利点を有してい
る。
【0004】この感熱転写方式には、支持体上に溶融性
インク層を有する転写シート(感熱転写材料ともいう)
を感熱ヘッドにより加熱して、該インクを被転写シート
(受像材料ともいう)上に溶融転写する溶融転写方式
と、支持体上に熱拡散性色素(昇華性色素)を含有する
インク層を有する転写シートを感熱ヘッドにより加熱し
て、被転写シートに前記熱拡散性色素を転写する熱拡散
転写方式(昇華転写方式)の2種類があるが、後者の熱
拡散転写方式の方が感熱ヘッドの熱的エネルギーの変化
に応じて、色素の転写量を変化させて画像の階調をコン
トロールすることができるのでフルカラーには有利であ
る。
【0005】ところで、感熱転写記録においては、感熱
転写材料に用いられる色素が重要であり、転写記録のス
ピード、画質、画像の保存安定性等に大きな影響を与え
る。
【0006】従って、感熱転写に用いる色素としては、
以下の性質を具備していることが必要である。
【0007】(1)熱拡散転写方式に用いる色素におい
ては、感熱記録条件(ヘッドの温度、ヘッドの加熱時
間)で容易に熱拡散(昇華)すること。
【0008】(2)色再現上好ましい色相を有するこ
と。
【0009】(3)記録時の加熱温度で熱分解しないこ
と。
【0010】(4)耐光性、耐熱性、耐湿性、耐薬品性
等が良好であること。
【0011】(5)モル吸光係数が大きいこと。
【0012】(6)感熱転写材料への添加が容易である
こと。
【0013】(7)合成が容易であること。
【0014】更に、これに加えて画像の定着性が優れて
いることが求められている。
【0015】従来、感熱転写用シアン色素として、特開
昭60-239289号及び同61−22993号等にインドアニリン系
色素等が開示されているが、特に熱拡散性、色相、耐熱
性、耐光性等を満足し、しかも定着性の良好な色素は未
だ見い出されていない。
【0016】そこで、本発明等は、前述の観点に立っ
て、感熱転写材料用色素について種々研究を続けた結
果、一般式〔I〕で表される縮合環を有するピラゾロイ
ミダゾール誘導体からなる色素が前述の条件を満足し、
特に耐熱性及び耐湿性に優れた好ましいものであること
を発見し、これに基づいて本発明を完成したものであ
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、分光
吸収特性に優れると共に耐熱性及び耐湿性にも優れる、
新規な縮合環を有するピラゾロイミダゾール系色素を提
供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、一
般式〔I〕で表される6員縮合複素環を有するピラゾロ
イミダゾール系色素によって達成された。
【0019】
【化2】
【0020】式中、R1及びR2は各々、水素原子、アル
キル基又は置換アルキル基を表し、R1とR2は互いに結
合して5員又は6員環を形成してもよい。R3、R4、R
5及びR6は各々、水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、置換アルキル基、アルコキシ基又は置換アルコキシ
基を表す。又、R1とR4、R2とR6は互いに結合して5
員又は6員環を形成してもよい。R7は水素原子又はハ
メットのσpが0以上の置換基を表し、Zは6員芳香族
複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表し、該6
員芳香族複素環は置換基を有してもよい。
【0021】以下、本発明を更に具体的に説明する。
【0022】一般式〔I〕で表される6員複素縮合環を
有するピラゾロイミダゾール系色素は、多くの用途、例
えば感熱転写記録の他、インクジェット、印刷などの画
像媒体に適したカラー画像形成用染料、又、フィルター
用染料及び写真用色素、アンチハレーション染料あるい
は織物等の染料等に適用される。
【0023】一般式〔I〕において、R1及びR2は好ま
しくは水素原子、アルキル基ならびにヒドロキシアルキ
ル基、アルコキシアルキル基、アルコキシアルコキシア
ルキル基、アルキルスルホンアミドアルキル基等の置換
アルキル基である(アルキル基の用語には環状のアルキ
ル基も含まれる)。これらの基の例としては、メチル、
エチル、プロピル、i-プロピル、sec-ブチル、ブチル、
i-ブチル基、t-ブチル、オクチル、ドデシル、オクタデ
シル、シクロヘキシル等の炭素数が1〜18のアルキル
基、ヒドロキシエチル、メトキシエチル、メトキシブチ
ル、エトキシエチル、メトキシエトキシエチル、β-メ
タンスルホンアミドエチル等の基が挙げられる。
【0024】R1とR2が互いに結合して形成する5員又
は6員環としては、例えばピロリジン環、ピペリジン
環、ピペラジン環、モルホリン環等が挙げられる。
【0025】R3、R4、R5及びR6は互いに同じであっ
ても異なっていてもよく、好ましくは水素原子、ハロゲ
ン原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキ
シアルキル基、アルキルスルホンアミドアルキル基、ア
ルコキシ基等である。これらの具体例としては、塩素、
臭素原子、メチル、エチル、ヒドロキシメチル、ヒドロ
キシエチル、メトキシエチル、メタンスルホンアミドエ
チル、メトキシ、エトキシ基等が挙げられる。
【0026】R1とR4、R2とR6が互いに結合して形成
する5員又は6員環としては、例えば下記に示される環
が好ましい。
【0027】
【化3】
【0028】一般式〔I〕において、R7で表されるハメ
ットの置換基定数σpが0以上の置換基の代表例として
は、水素原子、シアノメチル、アミノメチル、ペンタク
ロロフェニル、2,4,6-トリニトロフェニル、スルホンア
ミド(例えばオクチルスルホンアミド、フェニルスルホ
ンアミド等)、シアノ、ニトロ、スルホニル(例えばオ
クチルスルホニル、フェニルスルホニル、トリフルオロ
メチルスルホニル、ペンタフルオロフェニルスルホニル
等)、β-カルボキシビニル、スルフィニル(例えばt-
ブチルスルフィニル、トリルスルフィニル、トリフルオ
ロメチルスルフィニル、ペンタフルオロフェニルスルフ
ィニル等)、β,β-ジシアノビニル、ハロゲン化アルキ
ル(例えばトリクロロメチル、クロロメチル、トリフル
オロメチル、パーフルオロオクチル、ω-ヒドロパーフ
ルオロドデシル等)、ホルミル、カルボキシル、カルボ
ニル(例えばアセチル、ピバロイル、ベンゾイル、トリ
フルオロアセチル等)、アルキル及びアリールオキシカ
ルボニル(例えばエトキシカルボニル、フェノキシカル
ボニル等)、1-テトラゾリル、5-クロロ-1-テトラゾリ
ル、カルバモイル(例えばドデシルカルバモイル、フェ
ニルカルバモイル等)、スルファモイル(例えばトリフ
ルオロメチルスルファモイル、フェニルスルファモイ
ル、エチルスルファモイル等)などの各基が挙げられ
る。
【0029】一般式〔I〕において、Zで形成される6
員複素環は必要に応じて置換基を有していてもよい。一
般式〔I〕で表される化合物は、より具体的には例えば
下記一般式〔Ia〕〜〔Ie〕等で示されるが、これらに
限定されるものではない。
【0030】
【化4】
【0031】一般式〔Ia〕〜〔Ie〕において、R7
一般式〔I〕におけるR7と同義であり、Qは
【0032】
【化5】
【0033】を表し、R1〜R6は一般式〔I〕における
1〜R6とそれぞれ同義である。
【0034】又、一般式〔Ia〕〜〔Ie〕における6員
芳香族複素環は、必要に応じて置換基を有していてもよ
い。
【0035】次に本発明に係る色素の代表的化合物例を
以下に示すが、これらに限定されるものではない。
【0036】
【化6】
【0037】
【化7】
【0038】
【化8】
【0039】
【化9】
【0040】
【化10】
【0041】一般式〔I〕で表される縮合環を有するピ
ラゾロイミダゾール系色素は、下記一般式〔II〕で表さ
れるカプラー及び下記一般式〔III〕で表されるp-フェ
ニレンジアミン系発色現像主薬を、酸化剤の存在下で酸
化カップリングすることにより合成できる。
【0042】
【化11】
【0043】一般式〔II〕において、R7及びZは前述
の一般式〔I〕におけるR7及びZとそれぞれ同義であ
る。Xは水素原子又は発色現像主薬の酸化体との反応に
より離脱する置換基を表す。
【0044】又、一般式〔III〕において、R1、R2
3、R4、R5及びR6は、一般式〔I〕におけるR1、R
2、R3、R4、R5及びR6とそれぞれ同義である。
【0045】酸化カップリング反応は塩基性条件下で進
行させることが好ましく、反応媒体は有機溶媒、水性有
機溶媒あるいは水溶液のいずれでもよい。又、酸化剤と
しては有機、無機を問わずp-フェニレンジアミンを酸化
しうる電位を有するものであればよく、この酸化剤とし
てはハロゲン化銀、過酸化水素、二酸化マンガン、過硫
酸カリウム、酸素等の無機酸化剤、又、NBS、クロラ
ミンT等の種々の有機酸化剤を用いることができる。
【0046】酸化カップリング反応は、T.H.James編“T
he Theory of the Photographic Process”(第4版)
(Macmillan,1977)の第12章に記されているように、
フェニレンジアミンが酸化されて形成される反応種に対
するカプラーアニオンの求核攻撃によりロイコ色素が形
成された後、アゾメチン色素染料になると考えられてい
る。
【0047】又、前述の一般式〔II〕で表される縮合環
を有するピラゾロイミダゾール系カプラーは、特開平5-
113640号に記載されたカプラーを含み、該公報に記載の
方法により合成することができる。
【0048】
【実施例】以下に本発明の具体的実施例を示すが、本発
明はこれら実施例によって限定されるものではない。
【0049】実施例1 例示色素(19)の反応スキームを示す。
【0050】
【化12】
【0051】(a)は前述の特開平5-113640号に記載さ
れた方法に準じて合成した。
【0052】化合物(a)2.26g(10mmol)を酢酸エチ
ル100ccに溶解させ、炭酸カリウム20gの水溶液400ccを
加えた。次いで、室温で撹拌しながら、4-アミノ-3-メ
チル-N-エチル-N-(β-ヒドロキシエチル)アニリン・硫
酸塩6.54g(15mmol)の水溶液を100cc加えた。この反
応液に塩化銀の粉末2.86g(20mmol)を加え、室温で3
0分撹拌した後、酢酸エチル層を取り出し、溶媒溜去
後、得られた残渣をトルエンとヘキサンの混合溶媒で再
結晶して、例示色素(19)1.1gを得た。構造は、NM
R、IR、MASSにより確認した。
【0053】本発明の縮合環を有するピラゾロイミダゾ
ール系色素は、例えばハロゲン化銀カラー写真感光材料
に用いられるシアンカプラーとして前記一般式〔II〕で
表されるカプラーを用い、前記一般式〔III〕で表され
るフェニレンジアミン系発色現像主薬を含む発色現像液
で現像し、露光されたハロゲン化銀により酸化された該
現像主薬と該カプラーとをカップリングさせて形成され
るシアン画像の色素として有用である。
【0054】本発明の縮合環を有するピラゾロイミダゾ
ール系色素は、又フィルター染料として写真用に用いた
り、特開昭58-149048号、同58-18169号、同58-205798
号、同58-219086号等に示されるような感熱転写プロセ
スやインクジェット方式、カラー電子写真、印刷等にお
ける画像用シアン染料としても有用であり、特に感熱転
写記録材料に好ましく用いられる。
【0055】本発明の縮合環を有するピラゾロイミダゾ
ール系色素の光あるいは熱に対する安定性を向上させる
ために公知の安定剤を併用することができる。このよう
な安定剤として、例えば米国特許3,935,016号及び同3,9
82,944号に記載されたハイドロキノン誘導体、米国特許
4,254,216号及び特開昭55-21004号に記載されたハイド
ロキノンジエーテル誘導体、特開昭54-145530号に記載
されたフェノール誘導体、英国特許公開2,077,455号及
び同2,062,888号に記載されたスピロインダン誘導体及
びメチレンジオキシベンゼン誘導体、米国特許3,764,33
7号、同3,432,300号、同3,574,627号、同3,573,050号、
特開昭51-152225号、同53-20327号及び同53-17729号に
記載されたクロマン誘導体、スピロクマロン誘導体及び
クマラン誘導体、特開昭55-6321号、英国特許1,347,556
号、英国特許公開2,066,975号及び特公昭54−12337号に
記載されたハイドロキノンモノエーテル誘導体及びp-ア
ミノフェノール誘導体、又、米国特許4,245,018号等に
記載された金属錯体等が挙げられる。
【0056】実施例2 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体上に、ジオ
クチルフタレートに溶解した比較色素Aを含有するゼラ
チン層を、反射濃度が約1.5になるように塗設して試料
1を作成した。次に試料において、比較色素Aを本発明
の色素に代えた以外は全く同様にして試料2〜11を作成
した。
【0057】上記各塗布試料1〜11を、高温・高湿(60
℃、80%RH)雰囲気下に20日間放置し、塗布色素の耐熱
・耐湿性を調べた。得られた結果を以下に示す。
【0058】ただし、塗布色素の耐熱・耐湿性は、初濃
度1.5に対する耐熱・耐湿試験後の色素残留パーセント
で表す。なお、諸測定にはKD−7R型濃度計(コニカ
株式会社製)を用いた。
【0059】
【化13】
【0060】 試料No. 色素No. 色素残存率(%) 1 比較色素A 50 2 1 88 3 6 90 4 8 88 5 10 91 6 12 89 7 14 89 8 19 89 9 21 88 10 24 91 11 26 89 この結果からも明らかなように、本発明の色素を用いた
試料2〜11は、比較色素Aを用いた試料1に比べて色素
残存率が高く、耐熱・耐湿性に優れており堅牢である。
【0061】実施例3 (インクの調製)下記の原料を混合して本発明に係る色
素を含有する均一な溶液のインクを得た。
【0062】 色素(例示色素3) 4g ポリビニルブチラール樹脂(BL-1,積水化学工業製) 6g メチルエチルケトン 200cc (感熱転写材料の作成)上記インクを、厚さ4.5μmのポ
リエチレンテレフタレートベース上にワイヤーバーを用
いて乾燥後の塗布量が0.8g/m2になるように塗布・乾
燥し、ポリエチレンテレフタレートフィルム上に感熱転
写層を形成して感熱転写材料Aを作成した。なお、上記
のポリエチレンテレフタレートベースの裏面には、ステ
ィッキング防止層としてシリコン変性ウレタン樹脂(SP
-2105,大日精化製)を含むニトロセルロース層が設け
られている。
【0063】(受像材料の作成)紙の両面にポリエチレ
ンをラミネートした支持体(片側のポリエチレン層に白
色顔料TiO2と青味剤を含む)の上に、受像層としてエス
テル変性シリコン(付量0.15g/m2)を含むポリ塩化ビ
ニル樹脂を含むメチルエチルケトン溶液をポリ塩化ビニ
ル樹脂の付き量が5g/m2になるように塗布し、受像材
料1を得た。
【0064】(感熱転写画像の作成及び画像評価)前記
感熱転写材料Aと受像材料1を重ね合わせ、感熱ヘッド
を感熱転写材料の裏面から当てて、下記の記録条件で画
像記録を行ったところ、階調性の優れたシアン色素画像
が得られた。
【0065】主走査、副走査の記録密度:8ドット/mm 記録電力:0.6W/ドット 加熱時間:20msec〜0.2msecの間で段階的に加熱時間を
調整
【0066】
【発明の効果】本発明の縮合環を有するピラゾロイミダ
ゾール系色素は、耐熱性及び耐湿性の良好な堅牢な色素
であるので、感熱転写記録材料に良好に使用される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式〔I〕で表される縮合環を有する
    ピラゾロイミダゾール系色素。 【化1】 〔式中、R1及びR2は各々、水素原子、アルキル基又は
    置換アルキル基を表し、R1とR2は互いに結合して5員
    又は6員環を形成してもよい。R3、R4、R5及びR6
    各々、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、置換アル
    キル基、アルコキシ基又は置換アルコキシ基を表す。
    又、R1とR4、R2とR6は互いに結合して5員又は6員
    環を形成してもよい。R7は水素原子又はハメットのσp
    が0以上の置換基を表し、Zは6員芳香族複素環を形成
    するのに必要な非金属原子群を表し、該6員芳香族複素
    環は置換基を有してもよい。〕
JP18045593A 1993-07-21 1993-07-21 縮合環を有するピラゾロイミダゾール系色素 Expired - Fee Related JP3289159B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18045593A JP3289159B2 (ja) 1993-07-21 1993-07-21 縮合環を有するピラゾロイミダゾール系色素

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18045593A JP3289159B2 (ja) 1993-07-21 1993-07-21 縮合環を有するピラゾロイミダゾール系色素

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0733996A true JPH0733996A (ja) 1995-02-03
JP3289159B2 JP3289159B2 (ja) 2002-06-04

Family

ID=16083529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18045593A Expired - Fee Related JP3289159B2 (ja) 1993-07-21 1993-07-21 縮合環を有するピラゾロイミダゾール系色素

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3289159B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3289159B2 (ja) 2002-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3117712B2 (ja) N−アミノピリドン染料及び該染料の転写法
CA2044766A1 (en) Photosensitive thermally developed compositions
JPH01110985A (ja) 染料の熱転写に用いるシアン染料供与素子
JPH05148426A (ja) ロイコ染料、それを使用した感熱記録、およびその着色染料
US5424475A (en) Thermal imaging dye precursors
JP3289159B2 (ja) 縮合環を有するピラゾロイミダゾール系色素
DE69224859T2 (de) Umkehrbar durch Oxydoreduktion kontrollierte Bilderzeugungsverfahren
US5192645A (en) Thermal imaging method
JPH0554834B2 (ja)
JPH0360420B2 (ja)
JPH0478582A (ja) 感熱転写記録材料および感熱転写記録方法
JP2808336B2 (ja) 縮合環を有するピラゾロピリミジン―7―オン系色素
JPH079766A (ja) 繰り返し使用可能な感熱発色材料
JPH0717853B2 (ja) ジフェニルイミダゾール系染料
JPH02155693A (ja) イミダゾール系染料を含む感熱転写記録材料
JPH02668A (ja) 分光吸収特性等に優れたイミダゾール系染料
JPH11504975A (ja) 色提供化合物
JPH0253866A (ja) イミダゾール系染料
JPH03114891A (ja) 感熱転写記録用の縮合環を有するピラゾロピリミジン―5―オン系色素
JP2676542B2 (ja) 感熱転写記録用のピラゾロピリミジン―5―オン系色素
JP2676541B2 (ja) ピラゾロキナゾロン系染料を含有する感熱転写記録材料
JPH04180968A (ja) 分光吸収特性に優れたピリドン系染料
JPH02265791A (ja) 感熱転写記録材料
JPH0415267A (ja) 分光吸収特性に優れたピロール系染料
JPH02310087A (ja) 感熱転写記録用のピラゾロトリアジン系色素

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090322

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100322

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees