JPH07314036A - 金属帯巻取時の合紙帯シワ発生防止方法 - Google Patents

金属帯巻取時の合紙帯シワ発生防止方法

Info

Publication number
JPH07314036A
JPH07314036A JP11133094A JP11133094A JPH07314036A JP H07314036 A JPH07314036 A JP H07314036A JP 11133094 A JP11133094 A JP 11133094A JP 11133094 A JP11133094 A JP 11133094A JP H07314036 A JPH07314036 A JP H07314036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
reel
interleaving
take
interleaving paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11133094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2755167B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Oi
宏之 大井
Toshio Kojima
寿男 小島
Toshifumi Nishiyama
利文 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP6111330A priority Critical patent/JP2755167B2/ja
Publication of JPH07314036A publication Critical patent/JPH07314036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2755167B2 publication Critical patent/JP2755167B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】金属帯を巻取リールに巻き取りながら巻き重ね
られた金属帯の間に合紙帯を挿入する際に、挿入される
合紙帯に発生するシワを防止する方法を提供する。 【構成】(1) 金属帯1を巻取リール6に巻き取りながら
合紙帯2を挿入するに際して、デフレクターロール10と
巻取リール6の間を走行する金属帯1と、最終のサポー
トロール11と巻取リール6の間を走行する合紙帯2とが
作る角度αを40°〜 300°の範囲とする合紙帯シワ発生
防止方法。 (2) 同様に、金属帯1に合紙帯2を挿入するに際して、
合紙帯2が、θ1 >θ2およびθ2 <70°の条件で巻出
リール、サポートロールおよび巻取リールの間を走行す
る合紙帯シワ発生防止方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極薄鋼板などの金属帯
を巻取リールに巻き取る際に、巻き取られる金属帯の間
に挿入される合紙帯のシワが転写して発生する表面疵を
防止するため、合紙帯のシワ発生を防止する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】金属帯の製造工程、例えば極薄鋼板、ス
テンレス鋼板などの冷間調質圧延、焼鈍酸洗、最終の検
査ラインなどにおいては、金属帯を巻き取る作業をとも
なう。
【0003】その際、巻き取られる金属帯に直接金属帯
の表面が接触すると、擦れや摩擦によって、金属帯の表
面にスリップ疵やカキ疵が発生する。特に、極薄鋼板の
ブライト鋼板やステンレス鋼板のように、表面の粗度が
小さくて、光沢性が要求される最終の製品においては、
これらのスリップ疵やカキ疵が商品価値を著しく低下さ
せ、製品歩留りを悪化させている。これを防止するため
に、巻き取られる金属帯の間に金属帯の幅とほぼ同じ幅
の合紙帯を挿入するという対策がとられている。
【0004】図5は、金属帯の圧延ラインと巻き取られ
る金属帯の間に合紙帯を挿入する装置の概略構成を説明
する図である。金属帯巻出リール4に巻かれているコイ
ル1cから巻きだされた金属帯1は、デフレクターロール
(方向変更用ロール)10を経て圧延機3によって所定の
厚さに圧延される。その後、巻取り側のデフレクターロ
ール10によって方向を変更し、巻取リールまで走行して
巻取リール6に巻き取られ、巻き重ねられてコイル1cと
なる。このとき、合紙帯巻出リール5から巻きだされた
合紙帯2が、サポートロール11に支持されながら挿入位
置まで走行して来て、連続的に巻き重ねられていく金属
帯1の間に挿入される。
【0005】合紙帯を挿入させながら金属帯を巻き取っ
てコイル1cを作製する場合、合紙帯にシワが発生する
と、そのまま金属帯に転写されて表面疵となり、製品の
品質を低下させていた。さらに、シワの発生とともに合
紙帯が不均一な厚さになるので、巻き取られる金属帯が
蛇行しコイルのエッジ部が不揃いになり、後工程のコイ
ルのクレーンによる運搬時にバランスを崩したり、エッ
ジ部が折れ曲がったりして最終の製品の歩留りが悪くな
るなどの悪影響を及ぼしていた。また、シワの発生によ
って、合紙帯が挿入作業中に破断して、作業能率を低下
させるという問題も生じる。
【0006】上記の合紙帯のシワ発生を防止する対策と
して、従来から、次のような合紙帯の挿入方法が提案さ
れている。
【0007】高い張力をかけると合紙帯に発生するシワ
をなくすことができるという知見に基づいて、複数個の
ガイドロールを合紙帯巻取リールと金属帯巻取リールの
間に配置して、合紙帯に高い張力を付与する方法がある
(例えば、特開平1-133611号公報参照)。
【0008】しかしながら、この提案の方法を金属帯の
製造ラインに採用すると、合紙帯は金属帯に較べて曲げ
剛性が小さく、金属帯に付いているクラウン(金属帯断
面の凸形状)の影響も加わって、合紙帯に高い張力を付
与しているにもかかわらず、金属帯と接触した時点で合
紙帯の幅方向の中央部にシワや折れが発生する。さら
に、多数個のガイドロールが合紙帯巻取リールと金属帯
巻取リールの間に配置されているので、何らかの原因で
合紙帯が破断するなどのトラブルが発生した場合には、
その復旧作業に手間取る等の問題がある。
【0009】次に、合紙帯に発生するシワを機械的に防
止する方法として、巻取リールの直前にシワ(波立ち)
消去用ロールを設けて、このロールを金属帯に押しつけ
ることによってシワ発生を防止する方法が提案されてい
る(例えば、特開平1-289509号公報参照)。しかし、こ
の方法では、シワ(波立ち)消去用ロールを金属帯に押
しつける必要があるため、ロールと金属帯との摩擦によ
ってスリップ疵等の表面疵を発生させ、ひいては製品の
品質の低下をきたすおそれがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来、金属帯を巻取リ
ールに巻き取りながら巻き重ねられた金属帯の間に合紙
帯を挿入する際に、挿入される合紙帯に発生するシワを
防止する適切な方法がなかった。本発明は、合紙帯を挿
入する際に、特殊な装置を必要とせず簡便に合紙帯に発
生するシワを防止する方法を提供することを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1および図
3に示すように、次の(1) 、(2) の合紙帯シワ発生防止
方法を要旨としている。
【0012】(1) 金属帯1を巻取リール6に巻き取りな
がら巻き重ねられた金属帯1の間に合紙帯2を挿入する
に際して、デフレクターロール10と巻取リール6の間を
走行する金属帯1と、合紙帯巻出リールと巻取リールの
間に設けられたサポートロールのうち最終のサポートロ
ール11と巻取リール6の間を走行する合紙帯2とが作る
角度αを40°〜 300°の範囲とすることを特徴とする金
属帯巻取時の合紙帯シワ発生防止方法(図1参照)。
【0013】(2) 金属帯1を巻取リール6に巻き取りな
がら巻き重ねられた金属帯1の間に合紙帯2を挿入する
に際して、巻出リール5から巻取リール6の間に複数個
設けられたサポートロール11を走行してのち金属帯1の
間に挿入される合紙帯2が、θ1 >θ2 およびθ2 <70
°の条件で巻出リール、サポートロールおよび巻取リー
ルの間を走行することを特徴とする金属帯巻取時の合紙
帯シワ発生防止方法(図3参照)。
【0014】ただし、θ1 は最終のサポートロール11c
の1段前のサポートロール11b の入側を走行する合紙帯
2と出側を走行する合紙帯2とが当該ロールを囲撓して
構成する角度であり、θ2 は最終のサポートロール11c
の入側を走行する合紙帯2と出側を走行する合紙帯とが
当該ロールを囲撓して構成する角度である。
【0015】上記のサポートロールのうち、いずれかの
ロールをエキスパンドロールにするのが望ましい。
【0016】
【作用】合紙帯にシワが発生する一つの要因は、金属帯
に挿入される際に、同時に空気を巻き込むためである。
金属帯と合紙帯との間に巻き込こまれた空気を抜き取る
ことができれば、合紙帯のシワ発生を減少させることが
でき、転写による金属帯の表面疵を防止することができ
る。
【0017】図1は、金属帯の間に合紙帯を挿入する際
の金属帯、合紙帯および巻取リールの概略の位置関係を
説明する図であり、金属帯1はデフレクターロール10を
経由して巻取リール6に巻き取られ、合紙帯2はサポー
トロール11に支持されながら走行して、金属帯1の間に
挿入されコイル1cを形づくる。なお、サポートロールが
複数個ある場合には、ロール11は最終のサポートロール
である。ここで、図中のαは、デフレクターロール10と
巻取リール6の間を走行する金属帯1と、サポートロー
ル11と巻取リール6の間を走行する合紙帯2とが作る角
度として表され、図1(a)はαが夾角の場合を、図1
(b)はαが広角の場合を示している。
【0018】図1から明らかなように、合紙帯2は巻取
リール6に既に巻き取られた金属帯のコイル1cと接触し
たのち、一定の接触長さLを経て金属帯の間に挟み込ま
れて挿入される。したがって、合紙帯2の接触によって
巻き込こまれた空気を抜き取るには、金属帯のコイル1c
と接触してから金属帯の間に挟み込まれるまでの時間を
長くするのが有効である。この時間を長くするには、圧
延ラインの巻取り速度を一定とすると、接触長さLを長
くすればよい。そのためには、図1に示す構成におい
て、前記のαを大きくすることが有利である。このよう
な知見に基づいて、第一の発明が完成された。
【0019】圧延ラインの操業においては、金属帯圧延
の進行とともに、巻取リールに巻取られるコイル径が増
加するので、合紙帯の接触位置が変わりαも変化してく
る。
【0020】そこで、本発明者らは、金属帯の巻取り中
に確保しなければならないαの範囲を検討した。
【0021】図2は、合紙帯のシワ発生率とαとの関係
を示した図である。但し、巻取り速度vは80m/分の一
定とし、シワ発生率は鋼帯に発生したシワ転写疵によっ
て評価し、発生したシワ転写疵の長さ比率によって表し
ている。また、後述するθ1およびθ2 の条件は、それ
ぞれ、θ1 = 130°、θ2 = 140°とした。
【0022】図2に示すように、αが10°程度の夾角で
あると、巻き込こまれた空気を抜き取るのに十分な時間
が確保できずにシワ発生率が高いが、αが40°の近傍に
なると合紙帯に発生するシワが減少し、45°を超えると
殆どシワが見られなくなる。
【0023】したがって、金属帯の巻取り中は、αが40
°以上となるようにサポートロール11の位置を定めるこ
とによって、合紙帯を金属帯の間に連続して挿入して
も、シワの発生を防止することができる。
【0024】一方、αが 300°を超えると、巻取リール
に巻取られるコイル径の増加とともに合紙帯の走行位置
が著しく変化するので、合紙帯の連続挿入にトラブルを
生じ易いという設備面での不都合があるので、αの上限
は 300°とした。したがって、金属帯の巻取り中に、α
が40°〜 300°の範囲になるようにサポートロール11の
位置を調整すれば、合紙帯のシワを防止することができ
る。
【0025】合紙帯にシワが発生するもう一つの要因
は、合紙帯の幅方向の弛みである。この幅方向の弛みを
防止することが第二の発明の主旨であって、次の〜
の知見に基づいて完成された。
【0026】 合紙帯の巻出リールから巻取リールの
間に1本または複数のサポートロールを設置して、合紙
帯が各ロール間を走行する距離を短くすることによっ
て、幅方向に波状になって発生する合紙帯の弛みを防止
することができる。特に、最終のサポートロールと巻取
リールとの間の走行距離を短縮することによって、その
効果が顕著になる。
【0027】 上記のように、サポートロールを設
けることが合紙帯の弛み防止に有効なのは、合紙帯がサ
ポートロールに接触すると合紙帯に長さ方向の反り、す
なわち合紙帯の走行方向に向かう張力が発生し、幅方向
の弛みを制限するからである。ここで必要となる張力
は、前記の特開平1-133611号公報で提案のあった強張力
は必要でなく、この程度の張力であれば、合紙帯の弛み
を防止することができる。
【0028】サポートロールを複数個設けた場合には、
合紙帯に発生する張力は一様とはならず、サポートロー
ルの配置が重要になる。
【0029】図3は、3個のサポートロールを設けた場
合の金属帯と合紙帯の走行状況を説明する図である。金
属帯1はデフレクターロール10と巻取リール6の間を走
行するのに対し、合紙帯2は巻出リール5と巻取リール
6の間を、サポートロール11a 、11b および11c の支持
によって各ロール間の走行距離を短縮されて走行する。
ここで、図中のθ1 は、最終ロールの1段前のサポート
ロール11b の入側を走行する合紙帯2と出側を走行する
合紙帯2とが当該ロール11b を囲撓して構成する角度で
あり、θ2 は、最終のサポートロール11c の入側を走行
する合紙帯2と出側を走行する合紙帯2とが当該ロール
11c を囲撓して構成する角度である。
【0030】図3に示すような3個のサポートロールの
配置を前提として、合紙帯のシワ発生率を調査した。
【0031】図4は、θ1 を一定としてサポートロール
の配置調整によってθ2 を変化させた場合の合紙帯のシ
ワ発生率を示した図である。ここで、巻取り速度vは 1
05m/分の一定とし、シワ発生率は図2の場合と同様に測
定した。また、前述のαの条件は、α=27°とした。
【0032】図4から明らかなように、θ2 がθ1 ( 1
00°) より小さくなると、シワ発生率は極端に減少す
る。さらに、θ2 が70°以下になると殆どシワの発生が
ない。
【0033】したがって、サポートロールの配置を下記
の条件(a) および(b) を満足するように調整することに
よって、合紙帯に発生するシワを防ぐことができる。
【0034】θ1 >θ2 ・・・条件(a) θ2 <70° ・・・条件(b) なお、これらの条件を満たせば、前記のαは、40°以上
でなくてもよい。
【0035】 さらに、合紙帯に発生する幅方向の張
力差を減少させることが、弛みを減少させるのに有効で
ある。このため、合紙帯の巻出リールと巻取リールとの
間に設置したサポートロールのうち1本または複数本
を、ロール支持端部にスプリング等の緩衝装置を設けた
エキスパンドロールにするのが望ましい。ロールの緩衝
機構を利用して合紙帯の幅方向の張力差を少なくして、
金属帯のシワ発生率を低減できるからである。
【0036】前述の第一および第二の発明の効果を、以
下に実施例によって具体的に説明する。
【0037】
【実施例】冷間圧延した極薄の鋼帯を図5に示す構成の
巻取ラインで、通常市販されている合紙帯を挿入しなが
ら、次に示す実施例1、実施例2の巻き取りテストを行
った。いずれも、使用した極薄の鋼帯は、材質 SUS 304
(JIS 規格)、厚み 0.3mm、幅1025mmであり、巻取ライ
ンのラインスピードは80m/分とした。
【0038】(実施例1)合紙帯の巻出リールと巻取リ
ールとの間に一個のサポートロールを設け、デフレクタ
ーロールと巻取リールの間を走行する金属帯とサポート
ロールと巻取リールの間を走行する合紙帯とが作る角度
αを、巻取り中に所定の範囲になるように調整し、鋼帯
のシワ転写による表面疵の発生率を調べた。表面疵の発
生率は、発生したシワ転写疵の長さ比率によって調べ
た。その結果を表1に示した
【0039】
【表1】
【0040】表1の結果が示すように、αが40〜 300°
の範囲を外れると、鋼帯に発生する表面疵が増加する。
【0041】(実施例2)次に、図3に示すように合紙
帯の巻出リールと巻取リールとの間に3個のサポートロ
ールを設け、θ1 、θ2 をそれぞれ変化させて鋼帯のシ
ワ転写による表面疵の発生状況を調査した。一部、サポ
ートロール11b にエキスパンドロールを使用した。その
結果を表2にまとめて示す。
【0042】
【表2】
【0043】表1から明らかなように、θ1 >θ2 およ
びθ2 <70°の条件で合紙帯が走行されるときに、鋼帯
に発生する表面疵が少なかった。特にエキスパンドロー
ルを使用したとき、鋼帯には表面疵の発生が著しく減少
している。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、特殊な装置を必要とせ
ず安価な設備改造によって、金属帯に発生するシワ転写
による表面疵を防止することができる。さらに、巻取リ
ールの周辺は簡素なロール配置とすることができるの
で、ハンドリングの自動化や設備レイアウトの改善に寄
与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属帯の間に合紙帯を挿入する際の金属帯、合
紙帯および巻取リールの概略の位置関係を説明する図で
あり、(a)はαが夾角の場合を、(b)はαが広角の
場合を示している。
【図2】合紙帯のシワ発生率とαとの関係を示した図で
ある。
【図3】3個のサポートロールを設けた場合の金属帯と
合紙帯の走行状況を説明する図である。
【図4】θ1 を一定としてサポートロールの配置調整に
よってθ2 を変化させた場合の合紙帯のシワ発生率を示
した図である。
【図5】金属帯の圧延ラインと巻き取られる金属帯の間
に合紙帯を挿入する装置の概略構成を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1…金属帯、 1c …金属帯コイル、 2…合紙帯、 3
…圧延機 4…金属帯巻出リール、 5…合紙帯巻出リール、 6
…巻取リール 10…デフレクターロール、 11 、11a 、11b 、11c …サ
ポートロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属帯を巻取リールに巻き取りながら巻き
    重ねられた金属帯の間に合紙帯を挿入するに際して、デ
    フレクターロールと巻取リールの間を走行する金属帯
    と、合紙帯巻出リールと巻取リールの間に設けられたサ
    ポートロールのうち最終のサポートロールと巻取リール
    の間を走行する合紙帯とが作る角度αを40°〜 300°の
    範囲にすることを特徴とする金属帯巻取時の合紙帯シワ
    発生防止方法。
  2. 【請求項2】金属帯を巻取リールに巻き取りながら巻き
    重ねられた金属帯の間に合紙帯を挿入するに際して、巻
    出リールから巻取リールの間に複数個設けられたサポー
    トロールを走行してのち金属帯の間に挿入される合紙帯
    が、θ1 >θ2 およびθ2 <70°の条件で巻出リール、
    サポートロールおよび巻取リールの間を走行することを
    特徴とする金属帯巻取時の合紙帯シワ発生防止方法。た
    だし、θ1 は最終のサポートロールの1段前のサポート
    ロールの入側を走行する合紙帯と出側を走行する合紙帯
    とが当該ロールを囲撓して構成する角度であり、θ2
    最終のサポートロールの入側を走行する合紙帯と出側を
    走行する合紙帯とが当該ロールを囲撓して構成する角度
    である。
JP6111330A 1994-05-25 1994-05-25 金属帯巻取時の合紙帯シワ発生防止方法 Expired - Lifetime JP2755167B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6111330A JP2755167B2 (ja) 1994-05-25 1994-05-25 金属帯巻取時の合紙帯シワ発生防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6111330A JP2755167B2 (ja) 1994-05-25 1994-05-25 金属帯巻取時の合紙帯シワ発生防止方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07314036A true JPH07314036A (ja) 1995-12-05
JP2755167B2 JP2755167B2 (ja) 1998-05-20

Family

ID=14558480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6111330A Expired - Lifetime JP2755167B2 (ja) 1994-05-25 1994-05-25 金属帯巻取時の合紙帯シワ発生防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2755167B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020050346A (ko) * 2000-12-21 2002-06-27 이구택 텐션릴에서의 스트립 권취시 코루게이트 현상 방지장치 및방법
CN111727992A (zh) * 2020-06-26 2020-10-02 深圳爱她他智能餐饮技术有限公司 一种夹层卷材成卷机器人以及成卷方法
CN114701891A (zh) * 2022-03-21 2022-07-05 惠州市岩邦科技有限公司 镀镍铜带防刮收卷设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03161118A (ja) * 1989-11-15 1991-07-11 Nisshin Steel Co Ltd 合紙端部の挿入方法及び装置
JPH03161119A (ja) * 1989-11-16 1991-07-11 Kawasaki Steel Corp ステンレス鋼帯の間紙挿入装置
JPH04339519A (ja) * 1991-05-13 1992-11-26 Kawasaki Steel Corp 間紙挿入装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03161118A (ja) * 1989-11-15 1991-07-11 Nisshin Steel Co Ltd 合紙端部の挿入方法及び装置
JPH03161119A (ja) * 1989-11-16 1991-07-11 Kawasaki Steel Corp ステンレス鋼帯の間紙挿入装置
JPH04339519A (ja) * 1991-05-13 1992-11-26 Kawasaki Steel Corp 間紙挿入装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020050346A (ko) * 2000-12-21 2002-06-27 이구택 텐션릴에서의 스트립 권취시 코루게이트 현상 방지장치 및방법
CN111727992A (zh) * 2020-06-26 2020-10-02 深圳爱她他智能餐饮技术有限公司 一种夹层卷材成卷机器人以及成卷方法
CN114701891A (zh) * 2022-03-21 2022-07-05 惠州市岩邦科技有限公司 镀镍铜带防刮收卷设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2755167B2 (ja) 1998-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07314036A (ja) 金属帯巻取時の合紙帯シワ発生防止方法
KR101984372B1 (ko) 평탄화가 가능한 리코일러 장치
JP6850418B2 (ja) 金属条の製造方法
JPH089060B2 (ja) 金属ストリップの巻取り装置
JP4729789B2 (ja) 薄板の反り矯正装置
JPH04333320A (ja) 金属帯巻取時の合紙帯シワ発生防止方法
JP3264725B2 (ja) 冷延コイルの巻き戻し方法
JP2003025015A (ja) 鋼帯の巻取り方法
WO2023228471A1 (ja) 金属帯およびその通板方法
JP2520183B2 (ja) 冷延コイルの巻き取り方法
JP3632560B2 (ja) ホットランテーブルにおける熱延鋼帯の搬送方法
JP3575409B2 (ja) 金属箔帯の巻き取り装置および方法
JP2004114110A (ja) 金属帯の蛇行矯正巻取方法および金属帯の蛇行矯正巻取装置
JPH1137704A (ja) 長尺状体の幅方向での湾曲測定方法及びその測定装置、並びに長尺状体の製造方法及び磁気記録媒体の製造方法
JPH0810843A (ja) 熱延鋼板の巻き取り装置及び方法
JPH0234216A (ja) 熱間圧延設備
JPH10263702A (ja) 金属帯の通板方法
JP3359566B2 (ja) コイル巻きずれ防止方法および帯状体ならびに鋼帯
JP4105876B2 (ja) 方向性珪素鋼の冷延板の連続熱処理設備および連続熱処理方法
JPS6310003A (ja) 冷延鋼帯の調質圧延形状矯正方法及びその装置
JP2005272909A (ja) 連続焼鈍ラインのルーパにおける鋼帯の張力制御方法
JPH06277705A (ja) 鋼帯の冷間圧延方法
JPH04339519A (ja) 間紙挿入装置
JPH035016A (ja) 金属帯巻取り方法
JPH06246324A (ja) 熱間圧延材の圧延方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090306

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090306

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100306

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100306

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110306

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306

Year of fee payment: 16

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term