JPH0731384A - かき揚げてんぷらの製造法 - Google Patents
かき揚げてんぷらの製造法Info
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- JPH0731384A JPH0731384A JP5176680A JP17668093A JPH0731384A JP H0731384 A JPH0731384 A JP H0731384A JP 5176680 A JP5176680 A JP 5176680A JP 17668093 A JP17668093 A JP 17668093A JP H0731384 A JPH0731384 A JP H0731384A
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Abstract
軽に製造することを目的としたものである。 【構成】 野菜等のかき揚げ具材に打ち粉をまぶし、こ
れを所定量毎に分取してスチーム処理し、スチーム処理
して、まとまった具材の表面に、170〜1700CP
の粘度としたバッター液で皮膜を形成した後、フライす
ることを特徴としたかき揚げてんぷらの製造法。野菜等
のかき揚げ具材に打ち粉をまぶし、これを所定量毎に分
取してスチーム処理し、スチーム処理してまとまった具
材を冷凍又は冷蔵する。前記冷凍又は冷蔵処理した具材
の表面に、170〜1700CPの粘度としたバッター
液で皮膜を形成した後、フライすることを特徴としたか
き揚げてんぷらの製造法。
Description
げてんぷらを手軽に製造することを目的としたかき揚げ
てんぷらの製造法に関する。
容易にしようとする幾多の技術が知られている。
液にてんぷら材料を通してからメリケン粉をまぶして第
一ころも層を形成した後、第一ころも層の表面に水又は
メリケン粉を薄く溶いた溶液をかけて第二ころも層を形
成し、これを蒸して冷凍した冷凍天ぷら素材の製造法が
知られている(A.特開昭53−24042号)。
いでこれを蒸煮後加水し、更に蒸煮することを特徴とし
た即席天ぷら素材の製造法が知られている(B.特開昭
59−109141号)。
して後素材の表面に衣を附着せしめて成る天ぷら材料の
製造方法が知られている(C.特開昭49−26440
号)。
した天ぷら表面に、水溶性蛋白質を0.1〜1重量%含
有する天ぷら粉を用いて得られた衣液を追種として付着
せしめ、ついでこれを160〜170℃の温度で10〜
30秒間油ちょうし、衣および追種が半揚げ状態のまま
冷凍する冷凍天ぷらの製造法が知られている(D.特開
平5−49412号)。
は、何れも即席性を求めたものであり、夫々特徴がある
が、風味等においては、通常のかき揚げてんぷらに及ば
ない問題点があった。
ことにより、油揚げ不十分の場合には、具材が半生とな
り易いばかりでなく、冷凍したころもを解凍後油揚げす
ることによるころも風味の変化は免れない問題点があっ
た。
何れも具材からころもつけ、フライを一貫して行う通常
の場合に比較し、風味等において問題点を克服するのが
むつかしいものとされていた。
粉をまぶした具材をスチーム処理することにより、具材
のまとめと、煮熱処理を同時に行い、かつフライ直前に
ころもをつけることによって、普通のかき揚げてんぷら
と同様の品質を得ると共に、前記従来の問題点を解決し
たのである。
打ち粉をまぶし、これを所定量毎に分取してスチーム処
理し、スチーム処理して、まとまった具材の表面に、1
70〜1700CPの粘度としたバッター液で皮膜を形
成した後、フライすることを特徴としたかき揚げてんぷ
らの製造法である。
ち粉をまぶし、これを所定量毎に分取してスチーム処理
し、スチーム処理してまとまった具材を冷凍又は冷蔵す
る。前記冷凍又は冷蔵処理した具材の表面に、170〜
1700CPの粘度としたバッター液で皮膜を形成した
後、フライすることを特徴としたかき揚げてんぷらの製
造法である。
Pより小さい場合には、焦げを生じたり、ガリガリして
硬い食感になるおそれがある。また1700CPより大
きい場合には揚げ色が薄くなり、ころも量が多すぎて、
内相の火通りが悪くなるおそれがある。
粘度範囲であって、この範囲ならば、外観はもとより食
感風味共に良好で、しかも均一なてんぷら製品ができ
る。
も良いが必要に応じ澱粉、膨剤、色素、調味料又はスパ
イスなどの副原料を加えることができる。前記打ち粉
は、スチーム処理した際に粘性を生じ、具材のまとまり
をよくする作用をもつものである。
んぷらに用いた材料を総て使用することができるので、
特別の制約はない。
α化して、具材に粘性を付与し、適宜のまとまりをみせ
る程度から、具材に十分に火が通るまでの範囲を選択す
ることができる。然してスチームが強すぎると、最終製
品の素材の食感が悪くなったり、形くずれがあるため、
一般的(具材の品質形状にもよるが)にスチーム処理時
間は3〜7分程度が好適と考えられる。然してスチーム
であるから、100℃以下であり、水分を含むので、打
ち粉のα化と、具材の煮熟が容易確実に進行することに
なる。
にする為に、具材に水又は薄い澱粉溶液を散布してから
打粉をつける場合もある。
具材まで工場生産し、これを冷凍又は冷蔵して流通さ
せ、ユーザが食用に供する直前に所定濃度のバッターを
被着してフライする場合と、具材を必要量宛スチーム処
理しておき、バッターを被着してフライする場合とある
が、予測される使用状態に応じ適宜選定することができ
る。
スチーム処理したかき揚げ素材に、170CP〜170
0CPの粘度のバッターを被覆してフライするので、そ
の製品には次のような効果が認められる。
心部分まで火が通っており、均質製品ができる。
は、まとまりがよく、冷凍、冷蔵時およびフライ時の取
扱いが容易であって、取扱い中において具材のはなれる
ことがなく、1つ1つの量の変動がなく、保形性がよ
い。
とは勿論、フライする人の技術の優劣による製品の良否
がない。
揚げ特有の均一外形を保ち、熟練者が一貫製造したかき
揚げてんぷらと同一の外観、食感および風味を有する。
葱50部と、皮をむき、3mm角、長さ30〜50mmに切
った人参50部と、長さ20mmに切った春菊20部とを
混合した具材100g に、打ち粉(日本製粉株式会社製
てんぷら粉TA−35)25g を加えて混合し、前記混
合物を25g 宛、直径70mmの丸い型枠に入れる。
て、5分間蒸煮した後、型枠から混合物を取り出し、−
30℃で凍結すれば、かき揚げ素材ができる。
冷凍した後、解凍してチルドした。
ぷら粉TA−35)100g に水200ccを加えて薄い
バッター(450CP)を作り、このバッターに前記か
き揚げ素材をくぐらせた後、170℃で2分間フライし
た。
具材の中心部まで火が通り、外観も均一性が保たれ、そ
の上柔かい食感を有し、熟練した者が一貫生産したかき
揚げてんぷらに比し、遜色のないてんぷらと認められ
た。
ーム処理を行ない、バッター粘度のみを変えて試験した
所、表1の結果を得た。
験した。
蒸煮処理する時間)を種種変えて製品に及ぼす影響を調
べた。
に好ましい結果となった。
Claims (2)
- 【請求項1】 野菜等のかき揚げ具材に打ち粉をまぶ
し、これを所定量毎に分取してスチーム処理し、スチー
ム処理して、まとまった具材の表面に、170〜170
0CPの粘度としたバッター液で皮膜を形成した後、フ
ライすることを特徴としたかき揚げてんぷらの製造法。 - 【請求項2】 野菜等のかき揚げ具材に打ち粉をまぶ
し、これを所定量毎に分取してスチーム処理し、スチー
ム処理してまとまった具材を冷凍又は冷蔵する。前記冷
凍又は冷蔵処理した具材の表面に、170〜1700C
Pの粘度としたバッター液で皮膜を形成した後、フライ
することを特徴としたかき揚げてんぷらの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17668093A JP3252363B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | かき揚げてんぷらの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17668093A JP3252363B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | かき揚げてんぷらの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731384A true JPH0731384A (ja) | 1995-02-03 |
JP3252363B2 JP3252363B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=16017850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17668093A Expired - Lifetime JP3252363B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | かき揚げてんぷらの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3252363B2 (ja) |
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1993
- 1993-07-16 JP JP17668093A patent/JP3252363B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
JP3252363B2 (ja) | 2002-02-04 |
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