JPH07299159A - 化合物分解のための装置および方法 - Google Patents
化合物分解のための装置および方法Info
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- JPH07299159A JPH07299159A JP7112588A JP11258895A JPH07299159A JP H07299159 A JPH07299159 A JP H07299159A JP 7112588 A JP7112588 A JP 7112588A JP 11258895 A JP11258895 A JP 11258895A JP H07299159 A JPH07299159 A JP H07299159A
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- B01J2219/08—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】化合物の分解装置であって;反応室20内に化
合物の流れ70を供給する注入口22と流出口24とを
有する反応室20;反応室20内に配置された部材3
0;部材30を加熱するためのエネルギー62を生成す
ることのできるエネルギ源60;および反応室20の注
入口22に物理的に結合され、化合物流70を部材30
に衝突するように向けて、部材30が加熱されたときに
化合物が部材30から熱を受け取るようにする導管40
であって、化合物の分解中には前記部材上で実質的に付
着が起こらない導管40;によって構成された化合物分
解のための装置および方法。 【効果】これらの装置および方法は、効率的に、経済的
に環境的に望ましくない物質を環境的に許容できる物質
および/または有害でない物質に分解できる。
合物の流れ70を供給する注入口22と流出口24とを
有する反応室20;反応室20内に配置された部材3
0;部材30を加熱するためのエネルギー62を生成す
ることのできるエネルギ源60;および反応室20の注
入口22に物理的に結合され、化合物流70を部材30
に衝突するように向けて、部材30が加熱されたときに
化合物が部材30から熱を受け取るようにする導管40
であって、化合物の分解中には前記部材上で実質的に付
着が起こらない導管40;によって構成された化合物分
解のための装置および方法。 【効果】これらの装置および方法は、効率的に、経済的
に環境的に望ましくない物質を環境的に許容できる物質
および/または有害でない物質に分解できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に化合物の分解に
関し、さらに詳しくは、化合物を環境に許容される物質
に分解するための装置および方法に関する。
関し、さらに詳しくは、化合物を環境に許容される物質
に分解するための装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】化合
物、特にハロゲン化有機化合物または揮発性有機化合物
などの環境的に望ましくない(有害物質を含む)物質
は、反応剤,溶媒および冷却剤など多くの製造分野で広
く用いられている。
物、特にハロゲン化有機化合物または揮発性有機化合物
などの環境的に望ましくない(有害物質を含む)物質
は、反応剤,溶媒および冷却剤など多くの製造分野で広
く用いられている。
【0003】周知のように、これらの環境的に望ましく
ない物質は、有害な成分を発生したり、成層圏のオゾン
層を破壊したり、地球温暖化効果をもたらすことにより
人間と環境に対して不利益をもたらす。これらの環境的
に望ましくない物質は、工業,化学産業,自動車産業お
よび製薬業で広く用いられているが、これらの物質の使
用を停止する、あるいは厳しく制限するか、厳しくなり
つつある規制に適合するようにこれらの物質の破棄を改
善しなければならないことは明かである。
ない物質は、有害な成分を発生したり、成層圏のオゾン
層を破壊したり、地球温暖化効果をもたらすことにより
人間と環境に対して不利益をもたらす。これらの環境的
に望ましくない物質は、工業,化学産業,自動車産業お
よび製薬業で広く用いられているが、これらの物質の使
用を停止する、あるいは厳しく制限するか、厳しくなり
つつある規制に適合するようにこれらの物質の破棄を改
善しなければならないことは明かである。
【0004】多くの製造現場においては、現時点では環
境的に許容される代替物質がないために、多くの環境的
に望ましくない物質の使用を停止することは不可能であ
る。そのために、環境的に望ましくない物質を環境的に
許容できる物質および/または有害でない物質に分解す
るための効率的で対費用効果の良い方法が、汚染防止規
制に適合し、環境を保護するために必要であるだけでな
く、環境的に許容できない物質を用いることを必要とす
る多くの製品の製造を続けるためにも必要である。
境的に許容される代替物質がないために、多くの環境的
に望ましくない物質の使用を停止することは不可能であ
る。そのために、環境的に望ましくない物質を環境的に
許容できる物質および/または有害でない物質に分解す
るための効率的で対費用効果の良い方法が、汚染防止規
制に適合し、環境を保護するために必要であるだけでな
く、環境的に許容できない物質を用いることを必要とす
る多くの製品の製造を続けるためにも必要である。
【0005】従来は、環境的に望ましくない物質を環境
的に許容できる物質に分解または変質させるための主要
な方法は3種類あった。第1の方法は、無線周波数(R
F)誘導プラズマ反応を用いて環境的に望ましくない物
質を分解する方法である。しかし、RFプラズマ誘導反
応のみを用いる方法は、特定の環境的に望ましくない物
質を所望の効率レベルで破壊する際には有効ではないこ
と、また対費用効果も良くないことがわかっている。現
在使用することのできるユニットは、適切な効率でハロ
ゲン化有機化合物を破壊することができない。この方法
の欠点の1つは、環境的に望ましくない物質を破壊する
ためにプラズマを制御された状態に維持することが難し
いということである。
的に許容できる物質に分解または変質させるための主要
な方法は3種類あった。第1の方法は、無線周波数(R
F)誘導プラズマ反応を用いて環境的に望ましくない物
質を分解する方法である。しかし、RFプラズマ誘導反
応のみを用いる方法は、特定の環境的に望ましくない物
質を所望の効率レベルで破壊する際には有効ではないこ
と、また対費用効果も良くないことがわかっている。現
在使用することのできるユニットは、適切な効率でハロ
ゲン化有機化合物を破壊することができない。この方法
の欠点の1つは、環境的に望ましくない物質を破壊する
ためにプラズマを制御された状態に維持することが難し
いということである。
【0006】環境的に望ましくない物質を破壊するため
の第2の方法は、環境的に望ましくない物質を燃焼させ
ることである。燃焼法は、大量の燃料を水素または炭化
水素の形で燃やすために効率が非常に低い。さらに、真
空内では燃焼を行うことができないので、製造に用いら
れる真空ポンプを環境的に望ましくない物質にさらすこ
とになり、それによって真空ポンプの保守の労力が増大
する。状況によっては、真空下で環境的に望ましくない
物質を破壊して、真空ポンプに環境的に望ましくない物
質をさらすことを避けることが望ましい場合もある。
の第2の方法は、環境的に望ましくない物質を燃焼させ
ることである。燃焼法は、大量の燃料を水素または炭化
水素の形で燃やすために効率が非常に低い。さらに、真
空内では燃焼を行うことができないので、製造に用いら
れる真空ポンプを環境的に望ましくない物質にさらすこ
とになり、それによって真空ポンプの保守の労力が増大
する。状況によっては、真空下で環境的に望ましくない
物質を破壊して、真空ポンプに環境的に望ましくない物
質をさらすことを避けることが望ましい場合もある。
【0007】環境的に望ましくない物質を分解するため
の第3の方法は、環境的に望ましくない物質をクライオ
ポンプにより液体の形に変換する方法である。液体の形
にした環境的に望ましくない物質は回収可能であるが、
依然として環境に対して安全ではなく、処理や輸送に危
険が伴う。この方法の欠点は、非常に高価で保守の労力
が大きいことである。さらに、クライオポンプ装置は大
きな設置場所を必要とする。多くの製造現場では、環境
的に望ましくない物質を生産するために大きなスペース
を用いることはできない。また、濃縮すると自然発火
し、依然として有害な物質である化合物を凝縮する可能
性のある場所でクライオポンプを用いると危険な状況と
なる可能性がある。この危険のために、多くの産業では
クライオポンプの使用は代替案とはならない。
の第3の方法は、環境的に望ましくない物質をクライオ
ポンプにより液体の形に変換する方法である。液体の形
にした環境的に望ましくない物質は回収可能であるが、
依然として環境に対して安全ではなく、処理や輸送に危
険が伴う。この方法の欠点は、非常に高価で保守の労力
が大きいことである。さらに、クライオポンプ装置は大
きな設置場所を必要とする。多くの製造現場では、環境
的に望ましくない物質を生産するために大きなスペース
を用いることはできない。また、濃縮すると自然発火
し、依然として有害な物質である化合物を凝縮する可能
性のある場所でクライオポンプを用いると危険な状況と
なる可能性がある。この危険のために、多くの産業では
クライオポンプの使用は代替案とはならない。
【0008】ハロゲン化有機化合物などの環境的に望ま
しくない物質の破壊における効率の目標は80%以上で
ある。上記の方法はいずれも対費用効果の良い方法でこ
の効率レベルを達成することができない。そのため、効
率的で対費用効果の良い方法を用いて環境的に望ましく
ない物質を破壊することが望ましい。
しくない物質の破壊における効率の目標は80%以上で
ある。上記の方法はいずれも対費用効果の良い方法でこ
の効率レベルを達成することができない。そのため、効
率的で対費用効果の良い方法を用いて環境的に望ましく
ない物質を破壊することが望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】化合物を分解するための
装置および方法は、化合物の流れを反応室に供給するた
めの注入口と、流出口と、反応室内に配置された部材
と、この部材を加熱するためのエネルギを発生すること
のできるエネルギ源と、反応室の注入口に物理的に結合
されて化合物流が部材上に衝突するように方向づけ、部
材が加熱されると化合物が部材から熱を受け取るように
する導管とによって構成される。
装置および方法は、化合物の流れを反応室に供給するた
めの注入口と、流出口と、反応室内に配置された部材
と、この部材を加熱するためのエネルギを発生すること
のできるエネルギ源と、反応室の注入口に物理的に結合
されて化合物流が部材上に衝突するように方向づけ、部
材が加熱されると化合物が部材から熱を受け取るように
する導管とによって構成される。
【0010】
【実施例】環境的に望ましくない物質である化合物70
を望ましくは環境的に許容できる物質である最終生成物
77、または環境的に許容できる物質に変換する前にさ
らに利用することのできる物質に分解または反応させる
装置および方法が提示される。
を望ましくは環境的に許容できる物質である最終生成物
77、または環境的に許容できる物質に変換する前にさ
らに利用することのできる物質に分解または反応させる
装置および方法が提示される。
【0011】図1は、本発明の装置の実施例の簡単な構
造図である。反応室20を収納するためにハウジング1
0が設けられる。エネルギ源60は、ハウジング10の
中または外に配置される。エネルギ62は、エネルギ源
60から生成されて反応室20に伝えられる。反応室2
0の壁の一部は、エネルギ源60によって生成されたエ
ネルギ62を透過しなければならない。一例としては、
石英で構成され、反応室20内に形成されたウィンドウ
がある。ハウジング10の壁は、エネルギ源60から出
るエネルギ62を含む材料で構成する。ステンレス鋼
は、このような材料の一例である。ハウジング10は、
反応室20の注入口22と流出口24とにそれぞれ物理
的に結合された注入口12と流出口14とを有する。反
応室20の注入口22および流出口24は、反応室20
の壁内の開口部として図示される。反応室20は、化合
物70の破壊または分解のための反応領域を提供する。
化合物70は、気体の状態の化合物として定義される。
化合物70の例としては、処理ツール82によって生成
されるハロゲン化有機化合物,水素化物または揮発性有
機化合物がある。処理ツール82の例としては、半導体
処理に用いられるRFプラズマ付着またはエッチング・
ツールがある。
造図である。反応室20を収納するためにハウジング1
0が設けられる。エネルギ源60は、ハウジング10の
中または外に配置される。エネルギ62は、エネルギ源
60から生成されて反応室20に伝えられる。反応室2
0の壁の一部は、エネルギ源60によって生成されたエ
ネルギ62を透過しなければならない。一例としては、
石英で構成され、反応室20内に形成されたウィンドウ
がある。ハウジング10の壁は、エネルギ源60から出
るエネルギ62を含む材料で構成する。ステンレス鋼
は、このような材料の一例である。ハウジング10は、
反応室20の注入口22と流出口24とにそれぞれ物理
的に結合された注入口12と流出口14とを有する。反
応室20の注入口22および流出口24は、反応室20
の壁内の開口部として図示される。反応室20は、化合
物70の破壊または分解のための反応領域を提供する。
化合物70は、気体の状態の化合物として定義される。
化合物70の例としては、処理ツール82によって生成
されるハロゲン化有機化合物,水素化物または揮発性有
機化合物がある。処理ツール82の例としては、半導体
処理に用いられるRFプラズマ付着またはエッチング・
ツールがある。
【0012】化合物70を適切な効率で分解するには、
化合物70を部材30方向に導入するか、あるいはそれ
に衝突させなければならない。化合物70が分解される
と、反応室20内に供給される反応剤(下記に説明)と
反応して、最終生成物77を形成することができる。最
終生成物77は、化合物70の分解された成分によって
構成される。最終生成物77は、望ましくは環境的に許
容できる物質である。最終生成物77は、流出口24と
反応室20の流出口24に物理的に結合された導管50
を通って外にでる。最終生成物77は、導管50を通っ
て外に出た後で大気に排出されるか、あるいは集塵シス
テムを通り、そこで最終生成物77の一部が他の物質と
反応して、その後で大気に放出されることになる。集塵
システムは、当技術では周知のものである。
化合物70を部材30方向に導入するか、あるいはそれ
に衝突させなければならない。化合物70が分解される
と、反応室20内に供給される反応剤(下記に説明)と
反応して、最終生成物77を形成することができる。最
終生成物77は、化合物70の分解された成分によって
構成される。最終生成物77は、望ましくは環境的に許
容できる物質である。最終生成物77は、流出口24と
反応室20の流出口24に物理的に結合された導管50
を通って外にでる。最終生成物77は、導管50を通っ
て外に出た後で大気に排出されるか、あるいは集塵シス
テムを通り、そこで最終生成物77の一部が他の物質と
反応して、その後で大気に放出されることになる。集塵
システムは、当技術では周知のものである。
【0013】用途によっては、反応室を真空にすること
が望ましいか、あるいは必要になることがある。導管5
0に物理的に結合された真空ポンプ79によって、反応
室20内を真空にすることができる。これにより反応室
20は、化合物70を生成する処理ツールまたは装置8
2と真空ポンプ79との間に位置することになる。真空
ポンプ79は、真空内で作用する化合物を生成する処理
ツール82から下流の多くの工程にすでに利用されてい
るポンプと同じものとすることができる。
が望ましいか、あるいは必要になることがある。導管5
0に物理的に結合された真空ポンプ79によって、反応
室20内を真空にすることができる。これにより反応室
20は、化合物70を生成する処理ツールまたは装置8
2と真空ポンプ79との間に位置することになる。真空
ポンプ79は、真空内で作用する化合物を生成する処理
ツール82から下流の多くの工程にすでに利用されてい
るポンプと同じものとすることができる。
【0014】本発明の動作は、100ミリトール以上の
範囲では悪くなる。しかし、本発明の利点は100ない
し500トール付近でも動作が行われることである。動
作がこのレベルより上で起こっても、安全要件によっ
て、現実には、この種の装置の動作が大気圧(760ト
ール)以上で起こらないようになっている。化合物を破
壊するための、前述の従来の技術による純粋なRFプラ
ズマ方法は、トール範囲ではなくミリトール範囲でしか
機能することができない。これは、水素燃料などのRF
プラズマを維持する他の高価な手段を導入せずに、RF
プラズマを維持するには1トール未満にしなければなら
ないためである。
範囲では悪くなる。しかし、本発明の利点は100ない
し500トール付近でも動作が行われることである。動
作がこのレベルより上で起こっても、安全要件によっ
て、現実には、この種の装置の動作が大気圧(760ト
ール)以上で起こらないようになっている。化合物を破
壊するための、前述の従来の技術による純粋なRFプラ
ズマ方法は、トール範囲ではなくミリトール範囲でしか
機能することができない。これは、水素燃料などのRF
プラズマを維持する他の高価な手段を導入せずに、RF
プラズマを維持するには1トール未満にしなければなら
ないためである。
【0015】反応室20の寸法は重要である。反応室2
0は、化合物70の滞留時間が化合物70の破壊を行う
ために充分な長さになるように、充分な大きさを持たね
ばならない。通常、本発明の装置の設置面積は、化合物
70を生成する装置に隣接して、または天井集塵システ
ムの一部として利用できる位の小さい寸法である。
0は、化合物70の滞留時間が化合物70の破壊を行う
ために充分な長さになるように、充分な大きさを持たね
ばならない。通常、本発明の装置の設置面積は、化合物
70を生成する装置に隣接して、または天井集塵システ
ムの一部として利用できる位の小さい寸法である。
【0016】反応室20の壁の内側は、化合物70また
は最終生成物77と実質的に反応しない材料で構成され
ることが望ましい。反応室20の壁(エネルギ62を透
過する部分を除く)は、放射エネルギに対して透明でも
不透明でもよい。このエネルギとは、たとえば、反応室
20内で起こる反応から与えられるエネルギと、部材3
0(下記に説明)から放出するエネルギである。
は最終生成物77と実質的に反応しない材料で構成され
ることが望ましい。反応室20の壁(エネルギ62を透
過する部分を除く)は、放射エネルギに対して透明でも
不透明でもよい。このエネルギとは、たとえば、反応室
20内で起こる反応から与えられるエネルギと、部材3
0(下記に説明)から放出するエネルギである。
【0017】透明な壁は、石英で構成してもよい。透明
壁は、ある程度の放射エネルギを逃がすための手段とな
る。ある種の化合物70を破壊する際には、多少の放射
エネルギを逃がすことにより、最終生成物77に向かう
反応が促進される。反応室内に多少の化合物が残ると、
反応は化合物70に向かう逆方向に促進される。反応室
20の壁が石英で構成されると、化合物70と反応壁の
石英との間に実質的な反応は起こらない。これは化合物
70がすでに破壊されて部材30の一部と反応して最終
生成物77を形成しているか、および/あるいは、ある
実施例では、石英はエネルギ源60のエネルギ62とは
誘導結合をしないために、(部材30の温度と比べて)
冷たいままになり、化合物70がその表面付近で分解す
るために必要な熱を与えないからである。
壁は、ある程度の放射エネルギを逃がすための手段とな
る。ある種の化合物70を破壊する際には、多少の放射
エネルギを逃がすことにより、最終生成物77に向かう
反応が促進される。反応室内に多少の化合物が残ると、
反応は化合物70に向かう逆方向に促進される。反応室
20の壁が石英で構成されると、化合物70と反応壁の
石英との間に実質的な反応は起こらない。これは化合物
70がすでに破壊されて部材30の一部と反応して最終
生成物77を形成しているか、および/あるいは、ある
実施例では、石英はエネルギ源60のエネルギ62とは
誘導結合をしないために、(部材30の温度と比べて)
冷たいままになり、化合物70がその表面付近で分解す
るために必要な熱を与えないからである。
【0018】不透明な壁は、エネルギ源60のエネルギ
62と結合しない、黒色陽極化または黒色酸化マンガン
被膜をもつ鋼またはアルミニウムなどの放射エネルギ吸
収被膜を持つ金属で構成される。不透明壁は、反応室2
0から多少の放射エネルギを吸収および移送して、反応
を最終生成物77に向かって促進すると思われる。ま
た、不透明壁の金属は、他の材料では見られない耐腐食
性を持つ。
62と結合しない、黒色陽極化または黒色酸化マンガン
被膜をもつ鋼またはアルミニウムなどの放射エネルギ吸
収被膜を持つ金属で構成される。不透明壁は、反応室2
0から多少の放射エネルギを吸収および移送して、反応
を最終生成物77に向かって促進すると思われる。ま
た、不透明壁の金属は、他の材料では見られない耐腐食
性を持つ。
【0019】部材30は、反応室20内に配置される。
部材30は平板で、エネルギ源60によって加熱するこ
とのできる材料で構成される。好適な実施例において
は、部材30の加熱される部分は、約摂氏200ないし
1400度の温度まで加熱される。摂氏200度未満の
温度では、大半の化合物70は分解しないと考えられ
る。摂氏1400度を越える温度は、ここで用いられる
材料を溶かし始めるので望ましくない。部材30の種々
の実施例の形状,寸法および組成は下記に説明する。部
材30は、支持構造35によって反応室20内に配置さ
れる。支持構造35は、反応室20内の温度に耐えるこ
とのできる材料で構成される。支持構造35の材料の一
例として石英がある。別の支持手段は下記に例証および
説明する。
部材30は平板で、エネルギ源60によって加熱するこ
とのできる材料で構成される。好適な実施例において
は、部材30の加熱される部分は、約摂氏200ないし
1400度の温度まで加熱される。摂氏200度未満の
温度では、大半の化合物70は分解しないと考えられ
る。摂氏1400度を越える温度は、ここで用いられる
材料を溶かし始めるので望ましくない。部材30の種々
の実施例の形状,寸法および組成は下記に説明する。部
材30は、支持構造35によって反応室20内に配置さ
れる。支持構造35は、反応室20内の温度に耐えるこ
とのできる材料で構成される。支持構造35の材料の一
例として石英がある。別の支持手段は下記に例証および
説明する。
【0020】望ましくは、ある種の反応物質を反応室2
0内に配置して、分解された化合物70と反応させ、分
解された化合物が再合成しないようにする。本発明の任
意の特徴は、反応室20内に反応物質90を導入するこ
とである。反応物質90は、ハウジング10を貫通して
設けられた注入口80を通って反応室20内に供給され
る。あるいは、反応物質90は、導管48を通じて反応
室20に入る前に化合物70と混合してもよい。工程に
よっては、反応物質90を化合物70と共に、ツール8
2から発生することもある。
0内に配置して、分解された化合物70と反応させ、分
解された化合物が再合成しないようにする。本発明の任
意の特徴は、反応室20内に反応物質90を導入するこ
とである。反応物質90は、ハウジング10を貫通して
設けられた注入口80を通って反応室20内に供給され
る。あるいは、反応物質90は、導管48を通じて反応
室20に入る前に化合物70と混合してもよい。工程に
よっては、反応物質90を化合物70と共に、ツール8
2から発生することもある。
【0021】反応物質90は、化合物70と反応して最
終生成物77の全部または一部を形成する物質である。
反応物質90は、たとえば水蒸気,酸素,アンモニア,
水素,メタンまたは化合物70と反応する亜酸化窒素な
どの酸化剤または還元剤でよい。化合物70、C2 F6
とH2 Oとの反応の例は、C2 F6 + O2 +H2
O → C2 + HFである。反応物質90が利用さ
れる場合、部材30の衝突面は、化合物70と反応しな
い物質で構成されても、されなくてもよい。
終生成物77の全部または一部を形成する物質である。
反応物質90は、たとえば水蒸気,酸素,アンモニア,
水素,メタンまたは化合物70と反応する亜酸化窒素な
どの酸化剤または還元剤でよい。化合物70、C2 F6
とH2 Oとの反応の例は、C2 F6 + O2 +H2
O → C2 + HFである。反応物質90が利用さ
れる場合、部材30の衝突面は、化合物70と反応しな
い物質で構成されても、されなくてもよい。
【0022】エネルギ源60は、好ましくは電気発熱装
置であるが、電子線などの他の手段を用いることもでき
る。燃料の使用または燃焼、または電子線を用いて部材
30を加熱することは、価格,安全性および清潔の観点
から望ましくない。燃焼過程は、これも望ましくない最
終生成物を生成するので望ましくない。エネルギ源60
が電気発熱装置で構成される場合は、部材30の少なく
とも一部を、エネルギ源60によって摂氏200度以上
まで電気的に加熱しなければならない。
置であるが、電子線などの他の手段を用いることもでき
る。燃料の使用または燃焼、または電子線を用いて部材
30を加熱することは、価格,安全性および清潔の観点
から望ましくない。燃焼過程は、これも望ましくない最
終生成物を生成するので望ましくない。エネルギ源60
が電気発熱装置で構成される場合は、部材30の少なく
とも一部を、エネルギ源60によって摂氏200度以上
まで電気的に加熱しなければならない。
【0023】エネルギ源60は、マイクロ波エネルギ源
によって構成されることが最も好ましい。マイクロ波エ
ネルギによる化合物70の分子振動と部材30から熱を
受け取る化合物70との組み合せが、ある種の化合物7
0を破壊するために必要とされると考えられるために、
マイクロ波エネルギ源が好ましい。さらに、マイクロ波
エネルギ源は、0.9GHzより低い周波数レンジを有
する他のエネルギ源を用いたのでは適当な効率レベルで
破壊されないようなある種の化合物70を破壊するため
に、より低い周波数で行われる誘電加熱よりも必要であ
ると考えられる。C2 F6 は、マイクロ波エネルギを用
いないと、適当な効率レベルで分解することはできな
い。マイクロ波エネルギ源が分解に必要でない場合で
も、動作コストも資本コストも低いのでマイクロ波エネ
ルギ源が好ましい。
によって構成されることが最も好ましい。マイクロ波エ
ネルギによる化合物70の分子振動と部材30から熱を
受け取る化合物70との組み合せが、ある種の化合物7
0を破壊するために必要とされると考えられるために、
マイクロ波エネルギ源が好ましい。さらに、マイクロ波
エネルギ源は、0.9GHzより低い周波数レンジを有
する他のエネルギ源を用いたのでは適当な効率レベルで
破壊されないようなある種の化合物70を破壊するため
に、より低い周波数で行われる誘電加熱よりも必要であ
ると考えられる。C2 F6 は、マイクロ波エネルギを用
いないと、適当な効率レベルで分解することはできな
い。マイクロ波エネルギ源が分解に必要でない場合で
も、動作コストも資本コストも低いのでマイクロ波エネ
ルギ源が好ましい。
【0024】マイクロ波エネルギ源は、好ましくは10
0ないし5,000ワットの電力と0.9ないし10G
Hzのマイクロ波周波数で動作する。2.45GHzの
周波数が価格的に最も好ましく、商用として連邦政府に
より認められている。マイクロ波エネルギ源を用いる際
には、図1に示されるように、エネルギ源60はハウジ
ング10の外部に設け、エネルギ62は導波管65を通
じて反応室20内に供給することが望ましい。
0ないし5,000ワットの電力と0.9ないし10G
Hzのマイクロ波周波数で動作する。2.45GHzの
周波数が価格的に最も好ましく、商用として連邦政府に
より認められている。マイクロ波エネルギ源を用いる際
には、図1に示されるように、エネルギ源60はハウジ
ング10の外部に設け、エネルギ62は導波管65を通
じて反応室20内に供給することが望ましい。
【0025】マイクロ波エネルギ源を用いる際には、部
材30は、マイクロ波エネルギと誘導結合する物質で構
成しなければならない。マイクロ波エネルギと誘導結合
する物質は、マイクロ波エネルギによって直接的に摂氏
200度以上の温度まで加熱される。マイクロ波エネル
ギ源と誘導結合する適当な物質の例としては、鉛,亜
鉛,スズ,アンチモン,銀,鉄,チタン,ニッケル,コ
バルトまたそれらの合金がある。他の物質でもマイクロ
波エネルギ源と結合するが、有毒であったり、動作温度
で気化するなどの望ましくない性質を持つので適当でな
い。マイクロ波エネルギと結合しない物質の例として
は、銅,金,シリコン,石英,その他のガラス類および
セラミックがある。マイクロ波エネルギと誘導結合しな
い物質は、マイクロ波エネルギと誘導結合する物質でド
ーピングすることができる。たとえば、部材30は、マ
イクロ波エネルギと結合する上記の任意の物質でドーピ
ングされたシリコン・カーバイドで構成することもでき
る。
材30は、マイクロ波エネルギと誘導結合する物質で構
成しなければならない。マイクロ波エネルギと誘導結合
する物質は、マイクロ波エネルギによって直接的に摂氏
200度以上の温度まで加熱される。マイクロ波エネル
ギ源と誘導結合する適当な物質の例としては、鉛,亜
鉛,スズ,アンチモン,銀,鉄,チタン,ニッケル,コ
バルトまたそれらの合金がある。他の物質でもマイクロ
波エネルギ源と結合するが、有毒であったり、動作温度
で気化するなどの望ましくない性質を持つので適当でな
い。マイクロ波エネルギと結合しない物質の例として
は、銅,金,シリコン,石英,その他のガラス類および
セラミックがある。マイクロ波エネルギと誘導結合しな
い物質は、マイクロ波エネルギと誘導結合する物質でド
ーピングすることができる。たとえば、部材30は、マ
イクロ波エネルギと結合する上記の任意の物質でドーピ
ングされたシリコン・カーバイドで構成することもでき
る。
【0026】化合物70を反応室20内に導入する方法
は、本発明にとって重要である。化合物70は反応室内
に導入されて、部材30に衝撃を与えたり衝突して、熱
壁反応が起こる。部材30が図1に示されるような2つ
の主表面を持つ平面構造である場合は、化合物70が衝
突する部材30の主表面が化合物70の流れに実質的に
平行でないように、部材30を配置することが好まし
い。言い換えれば、部材30の主表面を化合物70の流
れに実質的に垂直になるように配置する。
は、本発明にとって重要である。化合物70は反応室内
に導入されて、部材30に衝撃を与えたり衝突して、熱
壁反応が起こる。部材30が図1に示されるような2つ
の主表面を持つ平面構造である場合は、化合物70が衝
突する部材30の主表面が化合物70の流れに実質的に
平行でないように、部材30を配置することが好まし
い。言い換えれば、部材30の主表面を化合物70の流
れに実質的に垂直になるように配置する。
【0027】化合物70の流れは、化合物70がたとえ
ばハロゲン化有機化合物によって構成される場合に、堅
固な衝突面を持つ部材30に対して化合物70が衝撃を
与える、あるいは衝突するように導入することが最適で
ある。ハロゲン化有機化合物は、たとえば、アルコール
などの揮発性有機化合物よりも活性エネルギが高く、適
当な分解効率を達成するには物理的衝突が必要であると
考えられる。
ばハロゲン化有機化合物によって構成される場合に、堅
固な衝突面を持つ部材30に対して化合物70が衝撃を
与える、あるいは衝突するように導入することが最適で
ある。ハロゲン化有機化合物は、たとえば、アルコール
などの揮発性有機化合物よりも活性エネルギが高く、適
当な分解効率を達成するには物理的衝突が必要であると
考えられる。
【0028】図1に示される実施例においては、導管4
0は反応室20の注入口12とハウジング10の注入口
24とに物理的に結合される。導管40は、化合物70
が生成される処理ツール82に結合された端部42と、
化合物70が反応室20内に出て行く出口端44とを有
する。導管40は、化合物70が反応室20内に入り反
応室20の限られた部分に出て行く際の化合物70の流
れを制限して、その流れを部材30に向けることによっ
て、反応室20内に化合物20を導入する。反応室20
の中にある導管40の部分は、石英など、エネルギ源6
2からのエネルギ62に対して透過性をもつ材料で構成
しなければならない。反応室20の外側にある導管40
の部分は、たとえばステンレス鋼などで構成することが
できる。導管40の内側断面部は、特に化合物70の所
望の流速に依存する。反応室20内に導管40を延在さ
せる目的は、流れを部材30の方向に向けることであ
り、エネルギ源60がマイクロ波エネルギで構成される
場合には、部材30上に化合物70が衝突する前および
衝突中に、マイクロ波エネルギに化合物70をさらすこ
とにある。特定の化合物70を適当な効率で分解するた
めには、このマイクロ波エネルギに対する被爆が必要に
なることがある。
0は反応室20の注入口12とハウジング10の注入口
24とに物理的に結合される。導管40は、化合物70
が生成される処理ツール82に結合された端部42と、
化合物70が反応室20内に出て行く出口端44とを有
する。導管40は、化合物70が反応室20内に入り反
応室20の限られた部分に出て行く際の化合物70の流
れを制限して、その流れを部材30に向けることによっ
て、反応室20内に化合物20を導入する。反応室20
の中にある導管40の部分は、石英など、エネルギ源6
2からのエネルギ62に対して透過性をもつ材料で構成
しなければならない。反応室20の外側にある導管40
の部分は、たとえばステンレス鋼などで構成することが
できる。導管40の内側断面部は、特に化合物70の所
望の流速に依存する。反応室20内に導管40を延在さ
せる目的は、流れを部材30の方向に向けることであ
り、エネルギ源60がマイクロ波エネルギで構成される
場合には、部材30上に化合物70が衝突する前および
衝突中に、マイクロ波エネルギに化合物70をさらすこ
とにある。特定の化合物70を適当な効率で分解するた
めには、このマイクロ波エネルギに対する被爆が必要に
なることがある。
【0029】化合物70を最適に破壊するためには、出
口端44はできるだけ部材30に近づけて配置する。化
合物40が処理ツール82に逆流しない場合には、化合
物70の流れを制限しないほうが望ましいことがあるの
で、この位置が必ずしも好適とはいえない。導管40の
出口端44と、化合物70が導入される部品30の主表
面との間の最短距離73は、化合物70の流速が変わら
ない、すなわち部材30に対する化合物70の導入が化
合物70を発生した処理ツール82に対して透明である
(存在を感じさせない)ような距離であることが好まし
い。最短距離は、導管40の内側断面積が逃げ口の表面
積に等しくなる距離として計算することもできる。この
逃げ口の表面積は、導管40の内側断面積の周囲の長さ
に、出口端44と部材30の衝突面からの距離をかけた
ものとして定義される。化合物70を生成した処理ツー
ル82内に化合物70が逆流せず、処理ツール82を汚
染することがないように、これが好ましい。
口端44はできるだけ部材30に近づけて配置する。化
合物40が処理ツール82に逆流しない場合には、化合
物70の流れを制限しないほうが望ましいことがあるの
で、この位置が必ずしも好適とはいえない。導管40の
出口端44と、化合物70が導入される部品30の主表
面との間の最短距離73は、化合物70の流速が変わら
ない、すなわち部材30に対する化合物70の導入が化
合物70を発生した処理ツール82に対して透明である
(存在を感じさせない)ような距離であることが好まし
い。最短距離は、導管40の内側断面積が逃げ口の表面
積に等しくなる距離として計算することもできる。この
逃げ口の表面積は、導管40の内側断面積の周囲の長さ
に、出口端44と部材30の衝突面からの距離をかけた
ものとして定義される。化合物70を生成した処理ツー
ル82内に化合物70が逆流せず、処理ツール82を汚
染することがないように、これが好ましい。
【0030】上記のように、最低80%の分解効率レベ
ルを得るためには、化合物70を部材30に向けて導入
するか、あるいは衝突させなければならない。化合物7
0が導入される部材30の表面は、化合物70の流路内
になければならない。出口端44は、距離73によって
示されるように部材30の主表面に充分近く配置して、
部材30から化合物70に対する熱伝導および/または
熱放射により少なくとも熱が伝わるようにしなければな
らない。そうでないと、化合物70の破壊は80%より
高い効率レベルでは起こらない。
ルを得るためには、化合物70を部材30に向けて導入
するか、あるいは衝突させなければならない。化合物7
0が導入される部材30の表面は、化合物70の流路内
になければならない。出口端44は、距離73によって
示されるように部材30の主表面に充分近く配置して、
部材30から化合物70に対する熱伝導および/または
熱放射により少なくとも熱が伝わるようにしなければな
らない。そうでないと、化合物70の破壊は80%より
高い効率レベルでは起こらない。
【0031】出口端44は、化合物の充分な熱壁反応が
起こって、最低80%の効率レベルで化合物を分解させ
る距離以上は、部材から離して配置してはならない。部
材30に対する化合物70の導入が処理ツール82に対
して存在を感じさせない距離に2をかけたものが、80
%以上の破壊効率が得られる最大距離であると考えられ
る。
起こって、最低80%の効率レベルで化合物を分解させ
る距離以上は、部材から離して配置してはならない。部
材30に対する化合物70の導入が処理ツール82に対
して存在を感じさせない距離に2をかけたものが、80
%以上の破壊効率が得られる最大距離であると考えられ
る。
【0032】この最大距離を定義するための別の方法
は、逃げ口の表面積が導管40の断面積に2をかけたも
のに等しくなるような距離を定めることである。導管4
0の出口端44をこの最大距離よりも遠くに配置する
と、あまりに多くの化合物が部材30と物理的に接触し
なくなったり、あるいは化合物70が部材30から熱を
受け取ることができなくなり、そのために80%を越え
る分解効率は達成できなくなる。
は、逃げ口の表面積が導管40の断面積に2をかけたも
のに等しくなるような距離を定めることである。導管4
0の出口端44をこの最大距離よりも遠くに配置する
と、あまりに多くの化合物が部材30と物理的に接触し
なくなったり、あるいは化合物70が部材30から熱を
受け取ることができなくなり、そのために80%を越え
る分解効率は達成できなくなる。
【0033】適当な破壊効率が得られる出口端44と部
材30との間の正確な距離は、特に、化合物70の流
速,化合物70の組成および部材30の温度などの種々
のパラメータに応じて可変する。重要なパラメータが定
義されると、当技術に熟練した者であれば本発明による
反応領域を適切に設計することができる。
材30との間の正確な距離は、特に、化合物70の流
速,化合物70の組成および部材30の温度などの種々
のパラメータに応じて可変する。重要なパラメータが定
義されると、当技術に熟練した者であれば本発明による
反応領域を適切に設計することができる。
【0034】本発明が化合物70の所望の破壊効率を持
つためには、エネルギ源60は部材30を加熱するため
の充分なエネルギを供給して、反応室20内の化合物7
0にプラズマ(下記に説明)誘導反応があろうとなかろ
うと、化合物70が部材30から熱を受け取ったときに
所望の効率レベルで化合物70の破壊を行うようにしな
ければならない。
つためには、エネルギ源60は部材30を加熱するため
の充分なエネルギを供給して、反応室20内の化合物7
0にプラズマ(下記に説明)誘導反応があろうとなかろ
うと、化合物70が部材30から熱を受け取ったときに
所望の効率レベルで化合物70の破壊を行うようにしな
ければならない。
【0035】化合物70が部材30から熱を受けて熱い
間に、部材30に対する化合物70の物理的衝突を起こ
すことが、ハロゲン化有機化合物などのある種の形の化
合物70の分子を破壊するために必要になる。化合物7
0が、発火する可能性のある化合物で構成される場合に
は、部材30から熱を受け取りさえすれば、発火を起こ
すことができ、それによって適当な効率レベルで破壊を
行うことができると考えられる。このような場合でも、
所望の効率を得るためには、化合物流70を部材30に
向かって導入して、化合物70が部材30から熱を受け
取ることができるようにすることが必要である。
間に、部材30に対する化合物70の物理的衝突を起こ
すことが、ハロゲン化有機化合物などのある種の形の化
合物70の分子を破壊するために必要になる。化合物7
0が、発火する可能性のある化合物で構成される場合に
は、部材30から熱を受け取りさえすれば、発火を起こ
すことができ、それによって適当な効率レベルで破壊を
行うことができると考えられる。このような場合でも、
所望の効率を得るためには、化合物流70を部材30に
向かって導入して、化合物70が部材30から熱を受け
取ることができるようにすることが必要である。
【0036】用途によっては、反応室20内にプラズマ
を発生させることも望ましい場合がある。本発明はプラ
ズマを用いなくとも許容できる効率レベルで動作するこ
とができるが、あるいは、部材30が他の燃料を用いず
に動作中にプラズマを維持するための充分な放射エネル
ギを提供する。ハロゲン化有機化合物を破壊する際に
は、他の形態の破壊が不十分である場合には、プラズマ
が結合を弱め、破壊するので、プラズマが必要であると
考えられる。プラズマの発生方法には、多くの方法が当
技術で知られている。酸素または窒素などの気体がエネ
ルギ源60のエネルギ62によって励起されるとプラズ
マが発生する。これらの気体は、たとえば、反応室内で
導管48を通じて導管40内に供給される。
を発生させることも望ましい場合がある。本発明はプラ
ズマを用いなくとも許容できる効率レベルで動作するこ
とができるが、あるいは、部材30が他の燃料を用いず
に動作中にプラズマを維持するための充分な放射エネル
ギを提供する。ハロゲン化有機化合物を破壊する際に
は、他の形態の破壊が不十分である場合には、プラズマ
が結合を弱め、破壊するので、プラズマが必要であると
考えられる。プラズマの発生方法には、多くの方法が当
技術で知られている。酸素または窒素などの気体がエネ
ルギ源60のエネルギ62によって励起されるとプラズ
マが発生する。これらの気体は、たとえば、反応室内で
導管48を通じて導管40内に供給される。
【0037】図2は、本発明の動作を示す。便宜上、本
発明の一部のみを図示する。動作中は、化合物70の流
れは、ある実施例ではマイクロ波エネルギ吸収および共
鳴が行われている環境内で、(矢印により示されるよう
に)部材30に向かって導管40内を移動する。化合物
70の気体分子が部材30に衝突すると、化合物70の
温度が上昇して、部材30との衝突圧力により凝縮され
る。温度と気体密度は、化合物70のデトネーション
(爆轟)が起こるまで上昇する。化合物70のデトネー
ションが起こると、爆轟した化合物70の少なくとも一
部の流れは、化合物70の流路に部材30を配置するこ
とにより、導管40の一部に気体として戻る。これによ
り、本発明の装置は、部分的に分解された化合物70お
よび/または最終生成物77を再加工することにより、
化合物70のより高い分解効率を得る能力を持つことに
なる。これは、処理ツール82内に逆流を起こさない全
体的な圧力変動を生じさせるデトネーションにより、化
合物70の分子を部材30の衝突面から再加工および再
生して、導管40の一部に送り込み、化合物70の滞留
時間を強化するようなマイクロ秒で反復するデトネーシ
ョン波を起こして、結果として高い分解効率が得られる
ためである。表面に衝突を起こした加熱された部材30
による化合物70のデトネーション・リバウンドおよび
再加工は、たとえば充填層反応装置(packed bed react
or)内では起こらない。充填層反応装置内では、本発明
の状態にある分子は同じ流路を挟んで再加工されること
はない。ある種の化合物70に関しては、加熱された部
材30自身による化合物70のデトネーション・リバウ
ンドおよび再加工により、マイクロ波共鳴がなくても、
既存の表面衝突を起こさない放射熱分解法よりも効率が
大幅に改善されることがある。
発明の一部のみを図示する。動作中は、化合物70の流
れは、ある実施例ではマイクロ波エネルギ吸収および共
鳴が行われている環境内で、(矢印により示されるよう
に)部材30に向かって導管40内を移動する。化合物
70の気体分子が部材30に衝突すると、化合物70の
温度が上昇して、部材30との衝突圧力により凝縮され
る。温度と気体密度は、化合物70のデトネーション
(爆轟)が起こるまで上昇する。化合物70のデトネー
ションが起こると、爆轟した化合物70の少なくとも一
部の流れは、化合物70の流路に部材30を配置するこ
とにより、導管40の一部に気体として戻る。これによ
り、本発明の装置は、部分的に分解された化合物70お
よび/または最終生成物77を再加工することにより、
化合物70のより高い分解効率を得る能力を持つことに
なる。これは、処理ツール82内に逆流を起こさない全
体的な圧力変動を生じさせるデトネーションにより、化
合物70の分子を部材30の衝突面から再加工および再
生して、導管40の一部に送り込み、化合物70の滞留
時間を強化するようなマイクロ秒で反復するデトネーシ
ョン波を起こして、結果として高い分解効率が得られる
ためである。表面に衝突を起こした加熱された部材30
による化合物70のデトネーション・リバウンドおよび
再加工は、たとえば充填層反応装置(packed bed react
or)内では起こらない。充填層反応装置内では、本発明
の状態にある分子は同じ流路を挟んで再加工されること
はない。ある種の化合物70に関しては、加熱された部
材30自身による化合物70のデトネーション・リバウ
ンドおよび再加工により、マイクロ波共鳴がなくても、
既存の表面衝突を起こさない放射熱分解法よりも効率が
大幅に改善されることがある。
【0038】図3ないし図9は、部材30の種々の実施
例を示す。図3は、部材30の第1実施例を示す。ここ
では、部材30は、エネルギ源60のエネルギ62によ
り加熱される材料100によって構成される。材料10
0の全質量は、熱を充分に吸収および放射できるだけの
大きさでなければならない。本実施例においては、化合
物70が導入される部材30の表面は、分解された化合
物70と反応して最終生成物77を形成する反応物質1
02で構成される。化合物70と反応する反応物質10
2としては、たとえば、石英,二酸化シリコン(SiO
2 ),グラファイト,セラミックまたは酸化アルミニウ
ムがある。化合物70すなわちC2 F6とSiO2 との
反応例は、C2 F6 + SiO2 → CO2 +
SiF4である。反応物質90が図1に示されるように
供給される場合には、部材30を化合物70と反応する
物質で構成する必要はない。
例を示す。図3は、部材30の第1実施例を示す。ここ
では、部材30は、エネルギ源60のエネルギ62によ
り加熱される材料100によって構成される。材料10
0の全質量は、熱を充分に吸収および放射できるだけの
大きさでなければならない。本実施例においては、化合
物70が導入される部材30の表面は、分解された化合
物70と反応して最終生成物77を形成する反応物質1
02で構成される。化合物70と反応する反応物質10
2としては、たとえば、石英,二酸化シリコン(SiO
2 ),グラファイト,セラミックまたは酸化アルミニウ
ムがある。化合物70すなわちC2 F6とSiO2 との
反応例は、C2 F6 + SiO2 → CO2 +
SiF4である。反応物質90が図1に示されるように
供給される場合には、部材30を化合物70と反応する
物質で構成する必要はない。
【0039】望ましい破壊効率を得るためには、化合物
70が導入される部材30の表面は、化合物流70の断
面積、すなわち導管40の出口端44の開口部における
断面積と、少なくとも同じ面積を持たねばならないと考
えられる。望ましくは、部材30を導管40の断面積よ
り少なくとも2倍大きくして、70の滞留時間が、破壊
反応が開始するのに充分な長さとする。部材30の衝突
面は、どのような形状でもよい。
70が導入される部材30の表面は、化合物流70の断
面積、すなわち導管40の出口端44の開口部における
断面積と、少なくとも同じ面積を持たねばならないと考
えられる。望ましくは、部材30を導管40の断面積よ
り少なくとも2倍大きくして、70の滞留時間が、破壊
反応が開始するのに充分な長さとする。部材30の衝突
面は、どのような形状でもよい。
【0040】図4は、部材30の第2実施例を示す。便
宜上、装置の一部のみを図示する。ここでは、部材30
は化合物70の流れをより多く、導管40の出口端44
に向かって、その背後まで反応室20に流すように構成
される。本実施例においては、部材30は曲面の形状に
図示される。これで化合物70の滞留時間が長くなる。
この構造により、化合物70が流出口50を通って流れ
出るまでの滞留時間が長くなり、最適な破壊と最終生成
物77への変換が可能になる。
宜上、装置の一部のみを図示する。ここでは、部材30
は化合物70の流れをより多く、導管40の出口端44
に向かって、その背後まで反応室20に流すように構成
される。本実施例においては、部材30は曲面の形状に
図示される。これで化合物70の滞留時間が長くなる。
この構造により、化合物70が流出口50を通って流れ
出るまでの滞留時間が長くなり、最適な破壊と最終生成
物77への変換が可能になる。
【0041】図4はまた、複数の部材30が用いられる
実施例も示す。反応室20は第1端および第2端を有す
る。流出口50は第2端に位置して、第1端は第2端の
反対側にある。追加された部材31は、化合物70の流
路内の導管40の出口端44の背後にある第1端に位置
する。部材31は、部材30と同じものである。好まし
くは、追加の部材31は支持構造36によって第1端に
配置される。支持構造36は、支持構造35と同じ材料
で構成することができるが、支持構造36は、反応室2
0の壁に付着させて、部材31を支持構造36に付着さ
せなければならない。付着方法は、支持構造36と反応
室20が何で構成されているかによって決まる。支持構
造36を反応室20の壁と部材31に付着させる方法
は、本発明にとっては重要ではなく、多くの異なる手段
によって実行することができる。これで、化合物70
は、図3の流れによって図示されるように、追加の部材
31からの伝導および放射により熱を受け取ることがで
きる。
実施例も示す。反応室20は第1端および第2端を有す
る。流出口50は第2端に位置して、第1端は第2端の
反対側にある。追加された部材31は、化合物70の流
路内の導管40の出口端44の背後にある第1端に位置
する。部材31は、部材30と同じものである。好まし
くは、追加の部材31は支持構造36によって第1端に
配置される。支持構造36は、支持構造35と同じ材料
で構成することができるが、支持構造36は、反応室2
0の壁に付着させて、部材31を支持構造36に付着さ
せなければならない。付着方法は、支持構造36と反応
室20が何で構成されているかによって決まる。支持構
造36を反応室20の壁と部材31に付着させる方法
は、本発明にとっては重要ではなく、多くの異なる手段
によって実行することができる。これで、化合物70
は、図3の流れによって図示されるように、追加の部材
31からの伝導および放射により熱を受け取ることがで
きる。
【0042】図5は、別の実施例を示す。ここでは、部
材30は化合物70の流れを導管40の出口端44に向
けて反応室20内に入れるように構成される。本実施例
においては、部材30は、部材30の端部として形成さ
れた側壁104を有した形に図示される。側壁104
は、部材30の主表面と同一面でなければどの位置にあ
ってもよく、化合物70の流れを導管40の出口端44
に向けて反応室20内に逆流させる。図5は、側壁10
4が部材30の主表面に対して実質的に垂直になる構造
を示しているに過ぎない。
材30は化合物70の流れを導管40の出口端44に向
けて反応室20内に入れるように構成される。本実施例
においては、部材30は、部材30の端部として形成さ
れた側壁104を有した形に図示される。側壁104
は、部材30の主表面と同一面でなければどの位置にあ
ってもよく、化合物70の流れを導管40の出口端44
に向けて反応室20内に逆流させる。図5は、側壁10
4が部材30の主表面に対して実質的に垂直になる構造
を示しているに過ぎない。
【0043】図6は、部材30の別の実施例を示す。こ
こでは、部材30は揮発性有機化合物(VOC:volati
le organic compounds)で構成される化合物70の破壊
を最適化するように構成される。VOCは、通常は、ハ
ロゲン化有機化合物よりも活性エネルギが低いので、破
壊するのに必要なエネルギも低くなる。また、滞留時間
は、ハロゲン化有機化合物ほど高くなくてもよい。この
場合、部材30はそれを貫通する複数の開口部32を持
つことが望ましい。例として図6にはメッシュ構造が示
されるが、他の多くの構造も可能である。ワイヤ・メッ
シュは、軽量にすることができるので、価格と便宜性の
点からワイヤ・メッシュ構造を用いることができ、それ
が望ましい。
こでは、部材30は揮発性有機化合物(VOC:volati
le organic compounds)で構成される化合物70の破壊
を最適化するように構成される。VOCは、通常は、ハ
ロゲン化有機化合物よりも活性エネルギが低いので、破
壊するのに必要なエネルギも低くなる。また、滞留時間
は、ハロゲン化有機化合物ほど高くなくてもよい。この
場合、部材30はそれを貫通する複数の開口部32を持
つことが望ましい。例として図6にはメッシュ構造が示
されるが、他の多くの構造も可能である。ワイヤ・メッ
シュは、軽量にすることができるので、価格と便宜性の
点からワイヤ・メッシュ構造を用いることができ、それ
が望ましい。
【0044】この場合は、図7に非常に簡略に示される
ように(2つの部材30が図示される)複数の部材30
を用いることもできる。複数の開口部32を有する部材
30を用いることの利点は、滞留時間が短くなることで
あるが、化合物70は伝導および放射による熱を部材3
0から依然として受け取る。均一な表面を有する部材3
0を用いた場合には部材30から受けるのは伝導である
のに対して、本実施例においては、受け取られる熱の大
部分は部材30からの放射である。
ように(2つの部材30が図示される)複数の部材30
を用いることもできる。複数の開口部32を有する部材
30を用いることの利点は、滞留時間が短くなることで
あるが、化合物70は伝導および放射による熱を部材3
0から依然として受け取る。均一な表面を有する部材3
0を用いた場合には部材30から受けるのは伝導である
のに対して、本実施例においては、受け取られる熱の大
部分は部材30からの放射である。
【0045】複数の部材30を用いる場合には、種々の
配置が可能である。第2(またはそれ以降の)部材30
は、第1部材30と物理的接触をしない化合物70の全
部または一部が第2部材30と物理的に接触するように
配置してもよい(図7に示されるように)。あるいは、
第2部材30を第1部材30の開口部が第2部材30の
開口部と並ぶ第1部材30と直接整合する位置に置い
て、第1部材30と物理的接触をしなかった化合物70
の部分が第2部材30とも物理的接触をしないようにし
てもよい。
配置が可能である。第2(またはそれ以降の)部材30
は、第1部材30と物理的接触をしない化合物70の全
部または一部が第2部材30と物理的に接触するように
配置してもよい(図7に示されるように)。あるいは、
第2部材30を第1部材30の開口部が第2部材30の
開口部と並ぶ第1部材30と直接整合する位置に置い
て、第1部材30と物理的接触をしなかった化合物70
の部分が第2部材30とも物理的接触をしないようにし
てもよい。
【0046】図8および図9は、反応室20内で部材3
0を支持する方法の実施例を示す。図8は側面図であ
り、図9は上面図である。本実施例においては、部材3
0と反応室20とは、部材30が反応室20内で自立す
る(他の荷重を受けない)ように構成される。部材30
は、正方形の形に図示され、反応室20の壁は円形に図
示される。自立ができるような他の形状も可能である。
反応室20の壁は、部材30の反応室20内での設置が
簡単になるように先細にしてもよい。本実施例において
は、反応室20内に充分な貫通空間106を残して、最
終生成物77が逆流しないように流出口50を通って外
に出られる、あるいは化合物70が導管40を通り処理
ツール82に出られるようにするために、部材30の表
面積は充分に残さねばならない。この自立法の利点は、
簡便であること、価格が安いこと、保守が簡単であるこ
とである。
0を支持する方法の実施例を示す。図8は側面図であ
り、図9は上面図である。本実施例においては、部材3
0と反応室20とは、部材30が反応室20内で自立す
る(他の荷重を受けない)ように構成される。部材30
は、正方形の形に図示され、反応室20の壁は円形に図
示される。自立ができるような他の形状も可能である。
反応室20の壁は、部材30の反応室20内での設置が
簡単になるように先細にしてもよい。本実施例において
は、反応室20内に充分な貫通空間106を残して、最
終生成物77が逆流しないように流出口50を通って外
に出られる、あるいは化合物70が導管40を通り処理
ツール82に出られるようにするために、部材30の表
面積は充分に残さねばならない。この自立法の利点は、
簡便であること、価格が安いこと、保守が簡単であるこ
とである。
【0047】例1 従来の技術に対する本発明特有の利点を説明するため
に、例を説明するが、これは本発明を制限するものでは
ない。図1に関して、C2 F6 から構成される化合物7
0の破壊の一例を説明する。
に、例を説明するが、これは本発明を制限するものでは
ない。図1に関して、C2 F6 から構成される化合物7
0の破壊の一例を説明する。
【0048】反応室20は、C2 F6 を生成する装置
と、図1に示される真空ポンプ79のような真空源との
間の排気真空ライン内に置かれる。この特定の例におい
ては、反応室20は約10リットルの体積を持つ縦型反
応装置である。反応室20は、約25ミリトールでアイ
ドル状態になり、本実施例においては、動作中は約50
0ないし600ミリトールになる。この例では、装置の
設置面積は、わずかに約18x23インチである。
と、図1に示される真空ポンプ79のような真空源との
間の排気真空ライン内に置かれる。この特定の例におい
ては、反応室20は約10リットルの体積を持つ縦型反
応装置である。反応室20は、約25ミリトールでアイ
ドル状態になり、本実施例においては、動作中は約50
0ないし600ミリトールになる。この例では、装置の
設置面積は、わずかに約18x23インチである。
【0049】部材30は、エネルギ源60のエネルギ6
2に誘導結合する金属ドーピング基板で構成され、所望
の温度まで加熱する。部材30の材料の例としては、中
に亜鉛層が形成されたセラミック,チタン−ニッケル−
銀の層が形成されたヒ素およびスズまたはシリコンなど
があり、通常それぞれ1ミクロンの厚みである。部材3
0は、反応室20の中央にほぼ水平に配置される。反応
室20における部材30の縦方向の位置は、所望の滞留
時間により決定される。部材30の衝突面は、導管40
の断面積より約2倍大きい。
2に誘導結合する金属ドーピング基板で構成され、所望
の温度まで加熱する。部材30の材料の例としては、中
に亜鉛層が形成されたセラミック,チタン−ニッケル−
銀の層が形成されたヒ素およびスズまたはシリコンなど
があり、通常それぞれ1ミクロンの厚みである。部材3
0は、反応室20の中央にほぼ水平に配置される。反応
室20における部材30の縦方向の位置は、所望の滞留
時間により決定される。部材30の衝突面は、導管40
の断面積より約2倍大きい。
【0050】導管40は、約100ミリメートル(m
m)の内径を持つ円形の管である。導管40の出口端4
4は、部材30のほぼ中央で、部材30の衝突面から2
5mm離れた位置に置かれて、C2 F6 の流速が一定に
なるようにする。
m)の内径を持つ円形の管である。導管40の出口端4
4は、部材30のほぼ中央で、部材30の衝突面から2
5mm離れた位置に置かれて、C2 F6 の流速が一定に
なるようにする。
【0051】この例では、エネルギ源60は2.45G
Hz,750ワットで動作するマイクロ波エネルギ源
で、少なくとも反応室20の一部を貫通してマイクロ波
エネルギ62を放出する。部材30は、約摂氏200な
いし900度の温度まで加熱される。
Hz,750ワットで動作するマイクロ波エネルギ源
で、少なくとも反応室20の一部を貫通してマイクロ波
エネルギ62を放出する。部材30は、約摂氏200な
いし900度の温度まで加熱される。
【0052】C2 F6 は、毎分約1.5リットルの流速
で反応室20内に導入される。酸素で構成される反応物
質90は、毎分約1.5リットルで供給される。C2 F
6 が部材70にぶつかり、部材30はC2 F6 に熱を伝
える。次に部材30に対して、熱壁反応が起こる。C2
F6 と酸素との間で化学反応が起こり、最終生成物77
が次の式に従って形成される:C2 F6 + O2 →
CO2 + F- 。F- は、生成される種々の形態の
フッ素を表す。この例では、反応室20内のC2 F6 の
滞留時間は約500mm秒以下である。
で反応室20内に導入される。酸素で構成される反応物
質90は、毎分約1.5リットルで供給される。C2 F
6 が部材70にぶつかり、部材30はC2 F6 に熱を伝
える。次に部材30に対して、熱壁反応が起こる。C2
F6 と酸素との間で化学反応が起こり、最終生成物77
が次の式に従って形成される:C2 F6 + O2 →
CO2 + F- 。F- は、生成される種々の形態の
フッ素を表す。この例では、反応室20内のC2 F6 の
滞留時間は約500mm秒以下である。
【0053】分解効率は、C2 F6 の90%超が除去さ
れるものと実証された。前述のように、この効率レベル
は、対費用効果の良い方法で他の手段により達成するこ
とはできなかった。それゆえ、本発明を使用することに
より、多くの製造環境で用いることが必要とされる環境
的に望ましくない物質の分解を行うことができる。
れるものと実証された。前述のように、この効率レベル
は、対費用効果の良い方法で他の手段により達成するこ
とはできなかった。それゆえ、本発明を使用することに
より、多くの製造環境で用いることが必要とされる環境
的に望ましくない物質の分解を行うことができる。
【0054】例2 図10には、本発明のシステムを利用して化合物200
を分解し、反応物質と反応して最終生成物205を形成
し、さらに分解された化合物205を用いて処理ツール
250を洗浄する用例を示す。図10に、この用例の簡
単な構造図を示す。たとえば、処理ツール205は、多
結晶シリコン(Si),二酸化シリコン(SiO2 )ま
たは窒化シリコン(SiNx )などの材料を半導体ウェ
ーハ上に付着するために用いられる低圧化学蒸着(LP
CVD:Low Pressure ChemicalVapor Deposition)ツ
ールとすることができる。この種の装置では、これらの
材料の付着もまた半導体ウェーハが置かれている反応管
の壁上で行われる。半導体ウェーハに微粒子汚染が起こ
らないように反応管表面を洗浄することが望ましい。
を分解し、反応物質と反応して最終生成物205を形成
し、さらに分解された化合物205を用いて処理ツール
250を洗浄する用例を示す。図10に、この用例の簡
単な構造図を示す。たとえば、処理ツール205は、多
結晶シリコン(Si),二酸化シリコン(SiO2 )ま
たは窒化シリコン(SiNx )などの材料を半導体ウェ
ーハ上に付着するために用いられる低圧化学蒸着(LP
CVD:Low Pressure ChemicalVapor Deposition)ツ
ールとすることができる。この種の装置では、これらの
材料の付着もまた半導体ウェーハが置かれている反応管
の壁上で行われる。半導体ウェーハに微粒子汚染が起こ
らないように反応管表面を洗浄することが望ましい。
【0055】化合物200は、反応室20内の導管40
を通って供給される。この例では、化合物205は、三
フッ化窒素(NF3 )または水素をフッ素で置換した化
合物(C2 F6 またはCF4 などのPFC)に酸素(O
2 )を混合したものである。酸素は、化合物205と反
応して最終生成物205を形成するための反応物質であ
る。部材30は、加熱することができる材料で構成さ
れ、NF3 を用いる場合には図6に示されるような構造
を持つことが好ましいが、PFCを用いる場合には均一
な部材30が好ましい。化合物200が部材30の表面
に向かって導入され、分解された後で、NF3 を用いて
起こる反応は次のようになる:NF3 +O2 → N
O2 + F- 。本実施例においては、NO2 およびF
- が最終生成物205を構成する。ここでは、最終生成
物205は、反応室20から出たときに非常に反応性が
高いF- によって構成されることが望ましい。そのため
に、反応室20内にはF- と反応する反応物質を入れな
い。最終生成物205は、反応室20に物理的に結合さ
れた導管50を通って排出される。導管50は、洗浄す
る必要のある表面を有する処理ツール250に物理的に
結合されている。この例では、処理ツール250内で次
のような反応が起こり、最終生成物210が形成され
る: F- + Si → SiF4 F- + SiNx → SiF4 + Nx F- + SiO2 → SiF4 + O2 上記の反応の最終生成物210は、真空ポンプ260に
物理的に結合された導管255を通って処理ツール25
0から排出され、大気または回収室(図示せず)に送ら
れる。
を通って供給される。この例では、化合物205は、三
フッ化窒素(NF3 )または水素をフッ素で置換した化
合物(C2 F6 またはCF4 などのPFC)に酸素(O
2 )を混合したものである。酸素は、化合物205と反
応して最終生成物205を形成するための反応物質であ
る。部材30は、加熱することができる材料で構成さ
れ、NF3 を用いる場合には図6に示されるような構造
を持つことが好ましいが、PFCを用いる場合には均一
な部材30が好ましい。化合物200が部材30の表面
に向かって導入され、分解された後で、NF3 を用いて
起こる反応は次のようになる:NF3 +O2 → N
O2 + F- 。本実施例においては、NO2 およびF
- が最終生成物205を構成する。ここでは、最終生成
物205は、反応室20から出たときに非常に反応性が
高いF- によって構成されることが望ましい。そのため
に、反応室20内にはF- と反応する反応物質を入れな
い。最終生成物205は、反応室20に物理的に結合さ
れた導管50を通って排出される。導管50は、洗浄す
る必要のある表面を有する処理ツール250に物理的に
結合されている。この例では、処理ツール250内で次
のような反応が起こり、最終生成物210が形成され
る: F- + Si → SiF4 F- + SiNx → SiF4 + Nx F- + SiO2 → SiF4 + O2 上記の反応の最終生成物210は、真空ポンプ260に
物理的に結合された導管255を通って処理ツール25
0から排出され、大気または回収室(図示せず)に送ら
れる。
【0056】本発明を用いて実行する洗浄の利点は、そ
のままの状態で洗浄ができること、すなわち、洗浄の必
要な処理ツールの部分(反応管)を取り外さずに洗浄が
できることである。
のままの状態で洗浄ができること、すなわち、洗浄の必
要な処理ツールの部分(反応管)を取り外さずに洗浄が
できることである。
【図1】本発明の実施例の側面図である。
【図2】本発明の一部分の実施例である。
【図3】本発明で利用される部材の実施例である。
【図4】本発明の一部分の実施例である。
【図5】本発明で利用される部材の別の実施例である。
【図6】本発明で利用される部材の別の実施例である。
【図7】本発明の一部分の別の実施例である。
【図8】本発明の一部分の別の実施例である。
【図9】本発明の一部分の別の実施例である。
【図10】本発明を利用することのできる用途の実施例
である。
である。
10 ハウジング 12 ハウジングの注入口 14 ハウジングの流出口 20 反応室 22 反応室の注入口 24 反応室の流出口 30 部材 35 支持構造 40,48,50 導管 42 導管の端部 44 導管の出口端 60 エネルギ源 62 エネルギ 65 導波管 70 環境的に望ましくない物質(化合物) 73 距離 77 最終生成物 79 真空ポンプ 80 注入口 82 処理ツール 90 反応物質
フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ・シー・クーンツ アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックス、 エヌ・パラダイス・パーク・ドライブ 17207
Claims (5)
- 【請求項1】 化合物の分解装置であって:反応室(2
0)内に化合物の流れ(70)を供給する注入口(2
2)と流出口(24)とを有する反応室(20);前記
反応室(20)内に配置された部材(30);前記部材
(30)を加熱するためのエネルギ(62)を生成する
ことのできるエネルギ源(60);および前記反応室
(20)の前記注入口(22)に物理的に結合され、前
記化合物流(70)を前記部材(30)に衝突するよう
に向けて、前記部材(30)が加熱されたときに前記化
合物が部材(30)から熱を受け取るようにする導管
(40)であって、化合物の分解中には前記部材上で実
質的に付着が起こらない導管(40);によって構成さ
れることを特徴とする分解装置。 - 【請求項2】 有害な化合物の分解装置であって:注入
口(22)と流出口(24)とを有する反応室(2
0);前記反応室(20)内に配置された部材(3
0);前記部材(30)を加熱するためのエネルギ(6
2)を生成することのできるエネルギ源(60);およ
び前記反応室(20)の前記注入口(22)に物理的に
結合され、前記反応室(20)内に延在して、有害な化
合物の流れ(70)を前記部材(30)に向ける導管
(40)であって、前記有害化合物の分解中には前記部
材上で実質的に付着が起こらない導管(40);によっ
て構成されることを特徴とする分解装置。 - 【請求項3】 化合物の分解装置であって:反応室(2
0)内に化合物の流れ(70)を供給する注入口(2
2)と流出口(24)とを有する反応室(20);前記
反応室(20)内で前記化合物流(70)の経路内に配
置された表面を有する部材(30)であって、前記化合
物流の少なくとも一部が前記注入口(22)の一部分に
逆流するように向けられる部材(30);および前記部
材(30)を加熱するためのエネルギ(62)を生成す
ることのできるエネルギ源(60);によって構成され
ることを特徴とする分解装置。 - 【請求項4】 化合物を分解する方法であって:エネル
ギ(62)を生成するエネルギ源(60)を設ける段
階;反応室(20)を設ける段階;前記反応室(20)
内に配置された部材(30)を設ける段階;前記エネル
ギ源(60)のエネルギ(62)によって前記部材(3
0)を加熱する段階;および化合物の流れ(70)を前
記反応室(20)内に導入して、前記部材(30)に衝
突させ、前記化合物が前記部材(30)から熱を受け取
るようにして、化合物の分解中には前記部材(30)上
に実質的に付着が起こらない段階;によって構成される
ことを特徴とする方法。 - 【請求項5】 化合物を分解する方法であって:エネル
ギ(62)を生成するエネルギ源(60)を設ける段
階;反応室(20)を設ける段階;前記反応室(20)
内に配置された部材(30)を設ける段階;前記エネル
ギ源(60)のエネルギ(62)によって前記部材(3
0)を加熱する段階;および化合物の流れ(70)を導
管(40)を通って前記反応室(20)内に供給する段
階であって、前記化合物流(70)は前記導管(40)
から出て前記化合物流(70)が前記部材(30)に向
かって導入され、化合物の分解中には前記部材(30)
上に実質的に付着が起こらない段階;によって構成され
ることを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US23562694A | 1994-04-29 | 1994-04-29 | |
US235626 | 1994-04-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07299159A true JPH07299159A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=22886304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7112588A Pending JPH07299159A (ja) | 1994-04-29 | 1995-04-14 | 化合物分解のための装置および方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5720927A (ja) |
EP (1) | EP0679434B1 (ja) |
JP (1) | JPH07299159A (ja) |
KR (1) | KR100372186B1 (ja) |
CN (1) | CN1114909A (ja) |
CA (1) | CA2144578A1 (ja) |
DE (1) | DE69525483T2 (ja) |
RU (1) | RU95106478A (ja) |
TW (1) | TW267109B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001198436A (ja) * | 2000-01-19 | 2001-07-24 | Tokai Univ | 難分解性有機ハロゲン化合物の分解方法 |
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