JPH07291494A - ウエブの切断装置 - Google Patents

ウエブの切断装置

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Publication number
JPH07291494A
JPH07291494A JP8431094A JP8431094A JPH07291494A JP H07291494 A JPH07291494 A JP H07291494A JP 8431094 A JP8431094 A JP 8431094A JP 8431094 A JP8431094 A JP 8431094A JP H07291494 A JPH07291494 A JP H07291494A
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JP
Japan
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web
chain wheel
cutting device
cutting
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP8431094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Yoshinaga
英俊 吉永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
Original Assignee
Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、張設状態で空中を走行するウエブ
を幅方向に切断できるウエブの切断装置を提供する。 【構成】 張設された状態で空中を走行するウエブを幅
方向に切断する切断装置であって、ウエブの走行路の左
側に第1左チェーンホイール32を設け、走行路の中央
部近傍の右側に第1右チェーンホイール34を設け、走
行路の右端部に第2右チェーンホイール38を設け、走
行路の中央部近傍の左側に第2左チェーンホイール40
を設け、第1左チェーンホイール32と第1右チェーン
ホイール34との間に第1無端チェーン36を掛け渡
し、第2右チェーンホイール38と第2左チェーンホイ
ール40との間に第2無端チェーン42を掛け渡し、一
対の無端チェーン36,42に、一対のカッタ44,4
6を設け、一対のカッタ44,46が、相対向するよう
に移動して、ウエブの走行路のほぼ中央部分で交差した
後、ウエブの幅方向に沿って外方へ移動してウエブを切
断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム、紙、布等の
ウエブの切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、オーディオカセット、業務用
ビデオテープ、ホームビデオテープ、写真フィルム等の
プラスチックフィルムや紙等のウエブに、乾燥、コーテ
ィング、キュアリング等の処理を施し巻取るにあたっ
て、一個の巻取り管に巻取り中のウエブの走行を停止さ
せることなく、空の巻取り管へ巻きつけ、その巻取りを
継続できるウエブの巻取り装置が提案されている(特開
平5−124755号公報)。
【0003】ところで、この巻取り装置において、ウエ
ブが巻取られた巻取り管(以下、旧巻取り管という)か
ら、空の巻取り管(以下、新巻取り管という)へウエブ
の巻取りが移る際に、ウエブを幅方向に切断する必要が
ある。この切断装置としては、例えば従来より、次のよ
うなものが提案されている。
【0004】すなわち、この切断装置は、旧巻取り管近
傍において、ウエブの幅方向にカッタを横断走行させて
切断する装置であって、カッタを相対向して走行し、か
つ、互いのウエブ切断線が走行するウエブのほぼ中央で
交差するものである(特開昭59−227646号公
報)。
【0005】この切断装置であると、一対のカッタを用
いて、ウエブの外側から内側に向かって切断して、ウエ
ブを幅方向に切断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この切
断装置は、ウエブを巻取った旧巻取り管の上に、一対の
カッタを押付けて、切断するものである。そのため、切
断される最表面のウエブのみだけでなく、その下に巻取
られている層のウエブも同時に切断されることがある。
【0007】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、張設
状態で空中を走行するウエブを幅方向に切断できるウエ
ブの切断装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のウエ
ブの切断装置は、張設された状態で空中を走行するウエ
ブを幅方向に切断する切断装置であって、ウエブの走行
路の左端部に第1左チェーンホイールを設け、前記走行
路の中央部近傍の右側に第1右チェーンホイールを設
け、前記走行路の右端部に第2右チェーンホイールを設
け、前記走行路の中央部近傍の左側に第2左チェーンホ
イールを設け、前記第1左チェーンホイールと前記第1
右チェーンホイールとの間に第1無端チェーンを掛渡
し、前記第2右チェーンホイールと前記第2左チェーン
ホイールとの間に第2無端チェーンを掛渡し、前記第1
無端チェーンと第2無端チェーンとにそれぞれカッタを
設け、前記チェーンホイールを駆動する駆動手段を設
け、前記一対のカッタが、相対向するように移動して、
ウエブの走行路の略中央部分で交差した後、ウエブの幅
方向に沿って外方へ移動してウエブを切断するものであ
る。
【0009】請求項2のウエブの切断装置は、請求項1
のものにおいて、一対のカッタの形状をそれぞれ鉤状に
したものである。
【0010】請求項2のウエブの切断装置は、請求項1
のものにおいて、一対のカッタの形状をそれぞれ三角形
状にしたものである。
【0011】
【作 用】請求項1のウエブの切断装置について説明す
る。
【0012】駆動手段がチェーンホイールを駆動させる
と、第1無端チェーン及び第2無端チェーンが駆動し、
一対のカッタが相対向するように移動して、ウエブの走
行路のほぼ中央部分で交差した後、ウエブの幅方向に沿
って外方へ移動してウエブを切断する。この場合に、ウ
エブも走行しているため、その切断面は、ほぼX字状と
なる。
【0013】請求項2,3のウエブの切断装置において
は、一対のカッタの形状が、鉤状または三角形状に形成
されているため、一対のカッタが走行路のほぼ中央部分
でウエブを切断し始める場合に、ウエブに穴を開けて、
カッタがウエブを切断しやすい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図4に基
づいて説明する。
【0015】符号10は、ウエブWの巻取り装置であ
る。この巻取り装置10は、一対の巻取り管12,14
を有し、旧巻取り管12に、ウエブWがいっぱいに巻か
れると、軸16を中心に両腕18、18を回動させて、
新巻取り管14に、新たにウエブWを巻取る。
【0016】符号20,22,24は、巻取り管12
に、ウエブWを案内するための走行ロールである。そし
て。走行ロール20は、ウエブWの切断時にエアシリン
ダ21によって新巻取り管14に圧接してウエブWを押
し付け、切断後のウエブWが新巻取り管14に巻回され
るようにする。
【0017】符号28は、走行ロール20,24の間を
張設された状態で空中を走行するウエブWを幅方向に切
断する切断装置である。この切断装置28は、巻取り管
12にウエブWが巻取られている間は、待機位置(図1
における二点鎖線の位置)で待機しており、巻取り管1
2がいっぱいになった場合には、モータによって移動す
る送りネジ30によって待機位置から切断位置に移動す
る。
【0018】次に、この切断装置28について説明す
る。
【0019】なお、本説明における走行路とは、走行ロ
ール20と走行ロール24との間のウエブWの走行路を
意味する。
【0020】符号52は、切断装置28の支持部材であ
って、エアーシリンダ30によって待機位置から切断位
置へ移動する。
【0021】符号32は、支持部材28に設けられた第
1左チェーンホイールであって、切断位置においては走
行路の左端部に位置する。
【0022】符号34は、支持部材28に設けられた第
1右チェーンホイールであって、切断位置においては走
行路の中央部近傍の右側に位置する第1右チェーンホイ
ールである。
【0023】符号36は、第1左チェーンホイール32
と第1右チェーンホイール34との間に掛け渡された第
1無端チェーンである。
【0024】符号38は、支持部材28に設けられた第
2右チェーンホイールであって、切断位置においては走
行路の右端部に位置する。
【0025】符号40は、支持部材28に設けられた第
2左チェーンホイールであって、切断位置においては走
行路の中央部左側に位置する。
【0026】符号42は、第2右チェーンホイール38
と第2左チェーンホイール40との間に掛け渡された第
2無端チェーンである。そして、第1無端チェーン36
と、第2無端チェーン42とは、互いに接触しないよう
に、その高さが異なるように設けられているとともに、
第1無端チェーン36と、第2無端チェーン42との位
置は、左右対称に設けられている。
【0027】符号44は、第1無端チェーン36に取付
けられた第1カッタである。この第1カッタ44は、先
端が、鋭角を成した三角状である鉤状を成し、第1無端
チェーン36の駆動とともに、その回りを一周する。
【0028】符号46は、第2無端チェーン42に設け
られた第2カッタであって、第1カッタ44と左右対称
に設けられている。
【0029】符号50は、ギアボックス48を介して第
1右チェーンホイール34と第2左チェーンホイール4
0を駆動させるためのモータである。このモータ50が
回転すると、図2において、第1無端チェーン36は反
時計方向に回転し、第2無端チェーン42は、時計方向
に回転する。
【0030】上記構成の切断装置28の作動状態につい
て説明する。
【0031】切断装置28が、送りネジ30によって、
ウエブWの切断位置まで移動する。
【0032】第1カッタの初期位置は、走行路左側の下
側であり、第2カッタ46の初期位置は、走行路右側の
下側である。
【0033】モータ50に、駆動信号が入力すると、モ
ータ50が回転し、第1カッタ44,第2カッタ46が
相対向するように移動する。
【0034】一対のカッタ44,46が移動して、走行
路の下側中央部までくると、速度が加速する。そして、
第1カッタ44が、第1右チェーンホイール34によっ
て回転し、第2カッタ46も第2左チェーンホイール4
0によって回転する。そして、180°回転した位置
で、ウエブWの裏側から一対のカッタ44,46が切断
をし始める。この場合に、一対のカッタ44,46は、
走行路の両側から動き始めて速度が加速されるととも
に、両チェーンホイール34,40の回転速度によって
さらに加速されるため、一対のカッタ44,46がウエ
ブWに接触するときには、速度が最大となって、ウエブ
Wを切断しやすい。
【0035】第1カッタ44は、ウエブWの中央部右側
から中央部を経て左側へ切断を開始し、第2カッタ46
は、ウエブWの左側から中央部を経て右側に切断をし始
める。すなわち、図4に示すように、ほぼX字状に切断
する。
【0036】一対のカッタ44,46が切断をし始めて
も、ウエブWの両側の位置では、切断はされていないた
め、ウエブWは常に拡布状態で切断でき、皺等が発生し
ない。
【0037】そして、一対のカッタ44,46が、ウエ
ブWの両端を切落とすと、切断が終了する。この場合
に、前記したように、ウエブWは両側の位置で最後まで
繋っているため、その最後の部分まで確実に切断でき
る。
【0038】上記構成のウエブWの切断装置28である
と、一対のカッタ44,46は、その速度が最大の状態
でウエブWの切断を開始するため、ウエブWの中央部分
から切断を開始しても、確実にその切断をすることがで
きる。
【0039】また、切断状態においては、ウエブWの両
側で繋っているため、ウエブWは常に拡布状態で切断で
き皺等が発生することがない。また、これにより、最後
の両端部分まで確実に切断をすることができる。
【0040】さらに、一対のカッタ44,46を使用し
て、ウエブWの左側及び右側をそれぞれ切断するため、
切断時間を短縮することができる。
【0041】なお、カッタの形状は、図5に示すように
三角形状に形成しても、ウエブWを切断しやすい。
【0042】
【発明の効果】請求項1のウエブの切断装置であると、
カッタは、ウエブの中央部分から両側に向って切断を開
始するため、切断状態においては、ウエブの両側で繋っ
ているため、常に拡布状態で切断でき、皺等が発生する
ことがない。また、ウエブの両側を最後まで切断するこ
とができる。
【0043】また、チェーンホイールの回転速度を利用
して切断を開始するため、カッタは確実にウエブの切断
を開始することができる。
【0044】請求項2,3のウエブの切断装置である
と、カッタが鉤状または三角形状に成しているため、そ
の切断を容易に開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の巻取り装置の側面図であ
る。
【図2】切断装置の平面図である。
【図3】切断装置の正面図である。
【図4】切断されるウエブの平面図である。
【図5】カッタの他の実施例である。
【符号の説明】
10 巻取り装置 12 巻取り管 14 巻取り管 28 切断装置 32 第1左チェーンホイール 34 第1右チェーンホイール 36 第1無端チェーン 38 第2右チェーンホイール 40 第2左チェーンホイール 42 第2無端チェーン 44 第1カッタ 46 第2カッタ 50 モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】張設された状態で空中を走行するウエブを
    幅方向に切断する切断装置であって、 ウエブの走行路の左端部に第1左チェーンホイールを設
    け、 前記走行路の中央部近傍の右側に第1右チェーンホイー
    ルを設け、 前記走行路の右端部に第2右チェーンホイールを設け、 前記走行路の中央部近傍の左側に第2左チェーンホイー
    ルを設け、 前記第1左チェーンホイールと前記第1右チェーンホイ
    ールとの間に第1無端チェーンを掛渡し、 前記第2右チェーンホイールと前記第2左チェーンホイ
    ールとの間に第2無端チェーンを掛渡し、 前記第1無端チェーンと第2無端チェーンとにそれぞれ
    カッタを設け、 前記チェーンホイールを駆動する駆動手段を設け、 前記一対のカッタが、相対向するように移動して、ウエ
    ブの走行路の略中央部分で交差した後、ウエブの幅方向
    に沿って外方へ移動してウエブを切断することを特徴と
    するウエブの切断装置。
  2. 【請求項2】一対のカッタの形状をそれぞれ鉤状にした
    ことを特徴とする請求項1記載のウエブの切断装置。
  3. 【請求項3】一対のカッタの形状をそれぞれ三角形状に
    したことを特徴とする請求項1記載のウエブの切断装
    置。
JP8431094A 1994-04-22 1994-04-22 ウエブの切断装置 Pending JPH07291494A (ja)

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JP8431094A JPH07291494A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 ウエブの切断装置

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JP8431094A JPH07291494A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 ウエブの切断装置

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JP8431094A Pending JPH07291494A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 ウエブの切断装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002234640A (ja) * 2001-02-06 2002-08-23 Kawakami Sangyo Co Ltd 自動ワインダー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002234640A (ja) * 2001-02-06 2002-08-23 Kawakami Sangyo Co Ltd 自動ワインダー

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